JP3822157B2 - 型締め装置の型締め力調整方法及び型締め装置 - Google Patents

型締め装置の型締め力調整方法及び型締め装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、射出成形機やダイキャストマシン等の成形機の型締め装置において、固定金型と移動金型を閉じて型締めを行う場合に、型締め完了時に所定の型締め力が得られるようにするための型締め力調整方法及び型締め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
射出成形機は射出装置と型締め装置からなり、型締め装置は、例えば図6及び図7に示すように、機台1に固定され固定金型2が取り付けられた固定ダイプレート3と、固定ダイプレート3に固定されかつテールプレート4に架け渡されたタイバー5と、タイバー5に沿って移動可能で移動金型6が取り付けられた移動ダイプレート7と、移動ダイプレート7とテールプレート4の間に配設され、移動ダイプレート7をタイバー5に沿って進退させ型開閉及び型締めを行うトグル機構8と、トグル機構8を作動させる型開閉用サーボモータ9と、テールプレート4をタイバー5に沿って移動させることにより該テールプレート4とともにトグル機構8及び移動ダイプレート7を一体に移動させる型厚調整機構10と、型厚調整機構10を作動させる型厚モータ11を備える。
【0003】
トグル機構8は、テールプレート4と移動ダイプレート7を連結するトグルリンク12と、トグルリンク12にリンク13を介して連結したクロスヘッド14、クロスヘッド14の後方側に固定されたボールねじ軸15、ボールねじ軸15とともにボールねじ機構の一部をなす図示しないボールねじナット等からなり、型開閉用サーボモータ9が駆動してタイミングベルト16を介しプーリー17及び該プーリー17に固定された前記ボールねじナットを回転させ、ボールねじ軸15を軸方向に移動させ、これによりクロスヘッド14が進退し、トグルリンク12が伸縮するようになっている。
型厚調整機構10は、各タイバー5の端部に形成された雄ねじに螺合するタイナット18と、各タイナット18の外周に噛み合う共通のメインギヤ19からなり、型厚モータ11が駆動してモータギヤ20を介しメインギヤ19及び各ナット18を回転させ、これによりテールプレート4、トグル機構8及び移動ダイプレート7が一体としてタイバー5に沿って移動(前進・後退)するようになっている。
【0004】
上記型締め装置において型閉じ及び型締めを行う場合、型開閉用サーボモータ9を駆動してクロスヘッド14を前進させトグルリンク12を伸長させる。移動金型6のパーティング面が固定金型2のパーティング面に当接した型閉じの瞬間(図6の実線参照)は、トグルリンク12はまだ伸び切ってなく、この時点では型締め力は作用しない。ここからさらにクロスヘッド14が前進すると、トグルリンク12が伸長し、タイバー5が伸ばされ、その反力に基づく型締め力が移動金型6と固定金型2の間に作用する。
トグルリンク12が伸長し切ったときのトグル機構8の状態をデッドポイントといい(図6の破線参照)、このとき最大の型締め力が発生する。クロスヘッド14はこのデッドポイントの位置を型締め完了位置として、前進時、ここで停止するように設定されている。
【0005】
移動金型6と固定金型2が接触したときのクロスヘッド14の位置(型締め力ゼロ)から、デッドポイントにおけるクロスヘッド14の位置(型締め力最大)までのクロスヘッド14のストローク(移動距離)が、クロスヘッド14の増し締め量といわれている。増し締め量と型締め力の間には例えば図8に示すように装置固有の一定の関係がある。
このような型締め装置において、使用する金型を交換したとき、通常、金型の厚みも変わるため、前記デッドポイントにおいて所望の型締め力を発生させるためには、金型の厚さに応じて、テールプレート4(トグル機構8及び移動ダイプレート7も一体で)を、タイバー5に沿って前進又は後退させ、前記所望の型締め力に対応した増し締め量に設定する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の増し締め量設定の方法としては、例えば、▲1▼型厚モータを駆動してテールプレートを後退させ、金型交換後、型厚モータを駆動してテールプレートを前進させ移動金型を固定金型に当接させた後、型開閉サーボモータを駆動してクロスヘッドをデッドポイントの位置から後退させ、続いて型厚モータを駆動してテールプレートを増し締め量相当分前進させる方法、及び、▲2▼型厚モータを駆動してテールプレートを後退させ、金型交換後、型開閉サーボモータを駆動してクロスヘッドをデッドポイントの位置から増し締め量分だけ後退させ、続いて型厚モータを駆動してテールプレートを前進させ、移動金型を固定金型に当接させる方法が知られている(特公平8−25213号公報の図7及び図5参照)。
【0007】
しかし、上記方法では、テールプレートを増し締め量相当分前進させるとき、又はクロスヘッドを増し締め量分後退させるとき、テールプレート、トグル機構及び移動ダイプレートからなる型締め機構がフリー状態(どの方向にも力が加わっていない状態)になっているため、該型締め機構のバックラッシやガタの影響を受けて、設定された増し締め量では所望の型締め力が得られないことがあった。特に、射出成形機が長期にわたって使用され、ガタが大きくなった場合など、その影響が顕著に出る懸念があった。
従って、本発明の目的は、型締め機構のバックラッシやガタの影響を受けることなく、設定どおりの型締め力を得ることが可能な型締め力調整方法及び型締め装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、機台に固定され固定金型が取り付けられた固定ダイプレートと、前記固定ダイプレートに固定されかつテールプレートに架け渡されたタイバーと、前記タイバーに沿って移動可能で移動金型が取り付けられた移動ダイプレートと、前記移動ダイプレートとテールプレートの間に配設され、前記移動ダイプレートを前記タイバーに沿って進退させ型開閉及び型締めを行うトグル機構と、該トグル機構を作動させる型開閉用サーボモータと、前記テールプレートを前記タイバーに沿って移動させることにより該テールプレートとともに前記トグル機構及び移動ダイプレートを一体に移動させる型厚調整機構と、該型厚調整機構を作動させる型厚モータを備え、前記型開閉用サーボモータが駆動して前記トグル機構のクロスヘッドを進退させ、これにより同機構のトグルリンクが伸縮して前記移動ダイプレートを前記タイバーに沿って進退させるようになっている成形機の型締め装置において、前記固定金型と移動金型を型締めしたときに所望の型締め力が得られるようにする型締め力調整方法であり、前記型開閉サーボモータを駆動して前記トグル機構をトグルリンクが伸び切るデッドポイントの手前の状態とし、前記型厚モータを駆動し、前記型厚調整機構により前記テールプレートを前進させて前記移動金型を固定金型に当接させ、前記移動金型が固定金型に当接した後、前記型開閉サーボモータをオフにし、続いて前記テールプレートによる押し付け力により前記トグルリンクを縮めて前記クロスヘッドを後退させ、該クロスヘッドの位置が所望の型締め力に対応する位置に後退したとき前記型厚モータの駆動を停止することを特徴とする。
【0009】
上記型締め力調整方法によれば、型厚モータの駆動力により移動金型が固定金型に押し付けられた状態、すなわち実際の型締め時と同じ方向に移動金型が押し付けられた状態でクロスヘッドの増し締め量が設定される。従って、クロスヘッドは、型締め機構のバックラッシやガタの影響を受けることなく、テールプレートの前進量に対応して後退する。そのため、この調整後に型締めを行ったとき、クロスヘッドの増し締め量に正確に対応する大きさの型締め力を得ることができる。
【0010】
上記型締め力調整方法において、クロスヘッドの位置は、型開閉用サーボモータに付設されたエンコーダにより検出することができる。テールプレートの位置を検出する必要がないため、型厚モータには位置検出用のエンコーダは不要である。
上記型締め力調整方法において、テールプレートを前進させて移動金型を固定金型に当接させるとき、トグル機構を、トグルリンクが伸び切るデッドポイントの手前の状態とするのは、トグル機構の特性上、トグル機構がデッドポイントの状態では、型厚モータの作動(テールプレートの前進)のみではトグルリンクが縮まないためである。また、前記移動金型が前記固定金型に当接した後、前記型開閉用サーボモータのスイッチをオフにするのは、これにより、該型開閉用サーボモータのトルクがフリーとなり、テールプレートの押し付け力でトグルリンクが縮み得るようになるからである。
【0011】
また、本発明に係る型締め装置は、上記型締め力調整方法を実施するため、前記トグル機構内における前記クロスヘッドの位置を検知する検知手段と、該検知手段の信号に基づき前記型開閉サーボモータを駆動してクロスヘッドをデッドポイントの手前に位置させ、続いて型厚モータを駆動して前記テールプレートを前進させ、前記クロスヘッドの位置が所望の型締め力に対応する位置に後退したことを前記検知手段の信号により検知したとき前記型厚モータの駆動を停止させ、一方、前記テールプレートの前進に伴い前記移動金型が固定金型に当接した後又はそれ以前のタイミングで、前記型開閉サーボモータをオフにし前記クロスヘッドの後退を可能にする制御手段を備え、これにより前記固定金型と移動金型を型締めしたときに所望の型締め力が得られるようにしたことを特徴とする。この型締め装置において、前記検知手段は、例えば前記型開閉サーボモータに付設されたエンコーダである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図5参照し、本発明に係る型締め力調整方法及び型締め装置について、より具体的に説明する。なお、図1〜図4の型締め装置に付与した番号は図6及び図7に記載したものと同じ意味をもつ。
この型締め装置には、型締め力調整を自動的に行うための制御装置21が設けられる。この制御装置21の機能については、後述する型締め力調整方法の説明の中で明らかにされる。また、この型締め装置において、型開閉サーボモータ9に付設されたエンコーダが、トグル機構8内におけるクロスヘッド14の位置及び移動量を検知する検知手段として機能する。ただし、型開閉サーボモータ9に付設されたエンコーダとその機能自体は、新規なものではない。
【0013】
本発明に係る型締め力調整方法の例を、図5のフロー図のステップ順に説明する。
(S1)型締め力設定;
金型を交換後、交換後の金型に必要な型締め力を、制御装置21に入力する。
(S2)クロスヘッド増し締め量計算;
制御装置21において、クロスヘッドの増し締め量と型締め力の関係に基づき、設定した型締め力に対応するクロスヘッドの増し締め量(Xmm)が計算され、さらに、型締め力調整時のみの暫定的な増し締め量として、Z(mm)=X(mm)*Y(%)が計算される。ただし、Y<100。
(S3)自動型締め力調整起動;
自動型締め力調整を開始する。以後、制御装置21により、以下のステップが自動的に進められる。
【0014】
(S4)クロスヘッド前進(Zmmまで);
型開閉サーボモータ9を調整モード(=低速運転)で駆動し、クロスヘッド14を前進させる。型開閉サーボモータ9のエンコーダのパルス信号が制御装置21に送られ、クロスヘッド14の位置及び移動量(増し締め量)が検知される。このステップにおけるクロスヘッド14の増し締め量は、先に計算されたZmmまでである。従って、仮にクロスヘッド14が増し締め量の限界(Zmm)まで前進しても、トグルリンク12はデッドポイントまで達せず、僅かに屈曲した状態である。
(S5)金型当接?(トルク測定);
クロスヘッド14が増し締め量の限界(Zmm)に達するまでに、移動金型6のパーティング面が固定金型2のパーティング面に当接すると、移動金型6・移動ダイプレート7→トグルリンク12→クロスヘッド14→ボールねじ機構→型開閉サーボモータ9と力が伝達され、該型開閉サーボモータ9のトルクが変化する(電流値の変化として表れる)。型開閉サーボモータ9のトルクは該型開閉サーボモータ9に設けたトルクセンサにより検知され、検知信号は制御装置21に送られている。トルクが変化して予め設定された値に達したとき、移動金型6が固定金型2に当接したものと判定され、S6に進む。
一方、クロスヘッド14が増し締め量の限界(Zmm)に達するまで、トルクセンサによりトルクの変化が検出されない場合、移動金型6が固定金型2に当接しなかったと判定され、S8に進む。そのときの型締め装置の状態を図1に示す。図1に示すように、クロスヘッド14及びトグルリンク12はデッドポイントまで達せず、トグルリンク12は僅かに屈曲した状態である。
【0015】
(S6)クロスヘッド後退;
型開閉サーボモータ9を調整モードで逆に駆動し、クロスヘッド14を所定距離後退させる。これにより、移動金型6と固定金型2が当接している状態をいったん解消する。移動金型6と固定金型2が当接した状態のままでは、そこに少しであるが型締め力が発生し、テールプレート4が反力を受けてタイバー5を伸ばす方向に押し付けられる。そのため、テールプレート4とタイバー5に組み込まれている型厚調整機構10に大きな抵抗が作用し、型厚モータ11を駆動してもテールプレート4等が動かなくなることがある。従って、次のS7に進むには、ここで移動金型6と固定金型2が当接している状態をいったん解消する必要がある。
(S7)テールプレート後退;
型厚モータ11を調整モードで駆動し、テールプレート4、トグル機構8、移動ダイプレート7及び移動金型6を後退させる。
S4〜S7のステップは、増し締め量Zmm(デッドポイントの少し手前、すなわちトグルリンク12が僅か屈曲している状態)において、型開閉サーボモータ9にトルクが掛からない状態(移動金型6と固定金型2のパーティング面が開いている状態)を作りだすためのステップである。移動金型6と固定金型2が始めから十分離れていれば、S5〜S7のステップは省略できる。
【0016】
(S8)テールプレート前進;
型厚モータ11を調整モードで駆動し、テールプレート4、トグル機構8、移動ダイプレート7及び移動金型6を前進させる。
(S9)金型当接?(トルク測定);
移動金型6が前進し、そのパーティング面が固定金型2のパーティング面に当接すると、型開閉サーボモータ9のトルクが変化する。トルクセンサ(S5のトルクセンサと同じ)によりトルクの変化が検出されるまで型厚モータ11の駆動を続け、トルクが変化して予め設定された値に達したとき、移動金型6が固定金型2に当接したものと判定され、S10に進む。このときの型締め装置の状態を図2に示す。
【0017】
(S10)型開閉サーボモータOFF;
型開閉サーボモータ9のスイッチをオフにして、型開閉サーボモータ9が発生するトルクを解消する。ただし、エンコーダのパルス信号は制御装置21に送られ、クロスヘッド14の位置検出は継続している。
なお、型開閉サーボモータOFFのタイミングは、移動金型6が固定金型2に当接する前の時点でもよい。
(S11)テールプレート前進;
型厚モータ11を調整モードで駆動し、テールプレート4を前進させる。移動金型6が固定金型に当接しているので、移動ダイプレート7及び移動金型6は移動しない。型厚モータ11によるテールプレートの押し付け力により、トグルリンク12は縮み、同時にクロスヘッド14は後退する。トグルリンク12は僅か屈曲している状態であるため、前記押し付け力のみで縮むことが可能である。S2において暫定的な増し締め量としてZmmを計算し、S4においてクロスヘッド14の増し締め量をZmmとしたのは、これを可能とするためである。
このステップのテールプレート4の前進(型厚モータ11の駆動)は、S8のテールプレート4の前進に続く一連の動きであってよい(いったん停止する必要はない)。
【0018】
(S12)クロスヘッドXmm到達?(位置測定);
型開閉サーボモータ11のエンコーダのパルス信号によりクロスヘッド14の位置及び移動量が検知される。クロスヘッド14がデッドポイントから増し締め量分(Xmm)後退したことを検知したとき、S13に進む。このときの型締め装置の状態を図3に示す。
(S13)テールプレート停止、型開閉サーボモータON;
型厚モータ11を停止して、クロスヘッド14の増し締め量(Xmm)を確定する。同時に型開閉サーボモータ9のスイッチをONとして、発生するトルクによりトグル機構8の無駄な動きを封じる。
(S14)自動型締め力調整完了;
制御装置21によって制御された自動型締め力調整が完了し、型厚モータ11及び型開閉サーボモータ9を調整モードから通常モードに戻す。
【0019】
【発明の効果】
本発明に係る型締め調整方法によれば、型厚モータの駆動力により移動金型が固定金型に押し付けられた状態、すなわち実際の型締め時と同じ方向に移動金型が押し付けられた状態でクロスヘッドの増し締め量が設定されるため、型締め機構のバックラッシやガタの影響を受けず、この調整後に型締めを行ったとき、クロスヘッドの増し締め量に正確に対応する大きさの型締め力を得ることができる。従って、射出成形機等の型締め装置を長期に渡って使用した後でも、調整の度に設定通りの型締め力を得ることが可能となる。また、型厚モータにエンコーダが不要であるため、コストも低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る型締め装置の一部断面側面図である。
【図2】 本発明に係る型締め装置の一部断面側面図である。
【図3】 本発明に係る型締め装置の一部断面側面図である。
【図4】 本発明に係る型締め装置の制御系を示す図である。
【図5】 本発明に係る型締め力調整方法の一例を示すフロー図である。
【図6】 型締め装置の一部断面側面図(一部省略)である。
【図7】 型締め装置の側面図である。
【図8】 クロスヘッドの増し締め量と型締め力の関係を示す概念図である。
【符号の説明】
2 固定金型
3 固定ダイプレート
4 テールプレート
5 タイバー
6 移動金型
7 移動ダイプレート
8 トグル機構
9 型開閉サーボモータ
10 型厚調整機構
11 型厚モータ
12 トグルリンク
14 クロスヘッド
15 ボールねじ軸
17 プーリー
18 タイナット
19 メインギヤ
21 制御装置

Claims (4)

  1. 機台に固定され固定金型が取り付けられた固定ダイプレートと、前記固定ダイプレートに固定されかつテールプレートに架け渡されたタイバーと、前記タイバーに沿って移動可能で移動金型が取り付けられた移動ダイプレートと、前記移動ダイプレートとテールプレートの間に配設され、前記移動ダイプレートを前記タイバーに沿って進退させ型開閉及び型締めを行うトグル機構と、該トグル機構を作動させる型開閉用サーボモータと、前記テールプレートを前記タイバーに沿って移動させることにより該テールプレートとともに前記トグル機構及び移動ダイプレートを一体に移動させる型厚調整機構と、該型厚調整機構を作動させる型厚モータを備え、前記型開閉用サーボモータが駆動して前記トグル機構のクロスヘッドを進退させ、これにより同機構のトグルリンクが伸縮して前記移動ダイプレートを前記タイバーに沿って進退させるようになっている成形機の型締め装置において、前記固定金型と移動金型を型締めしたときに所望の型締め力が得られるようにする型締め力調整方法であり、前記型開閉サーボモータを駆動して前記トグル機構をトグルリンクが伸び切るデッドポイントの手前の状態とし、前記型厚モータを駆動し、前記型厚調整機構により前記テールプレートを前進させて前記移動金型を固定金型に当接させ、前記移動金型が固定金型に当接した後、前記型開閉サーボモータをオフにし、続いて前記テールプレートによる押し付け力により前記トグルリンクを縮めて前記クロスヘッドを後退させ、該クロスヘッドの位置が所望の型締め力に対応する位置に後退したとき前記型厚モータの駆動を停止することを特徴とする型締め装置における型締め力調整方法。
  2. 前記クロスヘッドの位置は、前記型開閉用サーボモータに付設されたエンコーダにより検出することを特徴とする請求項1に記載された型締め装置の型締め力調整方法。
  3. 機台に固定され固定金型が取り付けられた固定ダイプレートと、前記固定ダイプレートに固定されかつテールプレートに架け渡されたタイバーと、前記タイバーに沿って移動可能で移動金型が取り付けられた移動ダイプレートと、前記移動ダイプレートとテールプレートの間に配設され、前記移動ダイプレートを前記タイバーに沿って進退させ型開閉及び型締めを行うトグル機構と、該トグル機構を作動させる型開閉用サーボモータと、前記テールプレートを前記タイバーに沿って移動させることにより該テールプレートとともに前記トグル機構及び移動ダイプレートを一体に移動させる型厚調整機構と、該型厚調整機構を作動させる型厚モータを備え、前記型開閉用サーボモータが駆動して前記トグル機構のクロスヘッドを進退させ、これにより同機構のトグルリンクが伸縮して前記移動ダイプレートを前記タイバーに沿って進退させるようになっている成形機の型締め装置において、さらに、前記トグル機構内における前記クロスヘッドの位置を検知する検知手段と、該検知手段の信号に基づき前記型開閉サーボモータを駆動してクロスヘッドをデッドポイントの手前に位置させ、続いて型厚モータを駆動して前記テールプレートを前進させ、前記クロスヘッドの位置が所望の型締め力に対応する位置に後退したことを前記検知手段の信号により検知したとき前記型厚モータの駆動を停止させ、一方、前記テールプレートの前進に伴い前記移動金型が固定金型に当接した後又はそれ以前のタイミングで、前記型開閉サーボモータをオフにし前記クロスヘッドの後退を可能にする制御手段を備え、これにより前記固定金型と移動金型を型締めしたときに所望の型締め力が得られるようにしたことを特徴とする型締め装置。
  4. 前記検知手段は、前記型開閉サーボモータに付設されたエンコーダであることを特徴とする請求項3に記載された型締め装置。
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