JP3821587B2 - ウェットティッシュの積層体及びこれが収納された製品 - Google Patents

ウェットティッシュの積層体及びこれが収納された製品 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器又は包装体内に収容されるウェットティッシュの積層体、並びにそのウェットティッシュの積層体を容器又は包装体内に収納したウェットティッシュ製品に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】
一般に多用されているウェットティッシュは、未使用時又は使用していないときに湿潤状態を維持するため、容器又は包装体内に密封して収納される。このようなウェットティッシュにおいては、容器又は包装体に設けられた取出口から順次連続して取出すことができるように、複数のウェットティッシュが上下に組み合わされ、且つ互いに重なった部分を持つようにして積層されている。最上部に位置するウェットティッシュを取り出すと、次に連続するウェットティッシュの一部が容器の取出口より突出する。これは、一般にポップアップ方式と呼ばれている。このポップアップ方式のウェットティッシュの積層体の従来例を説明する。
【0003】
図14に示した従来のウェットティッシュの積層体は、次のようにして形成される。まず、図12(A)に示すようにウェットティッシュ61Aをその中央線64を折り目として二つに折り畳み、図12(B)に示すような形状のウェットティッシュ61Bを得る。図14では、ウェットティッシュ61Bを一枚ずつ左右対称に向かい合わせ、上位のウェットティッシュ61Bの下片63を、次に連続するウェットティッシュ61Bの上片62と下片63との間に挟むようにして積層している。
【0004】
上位のウェットティッシュ61Bを取り出すと、そのウェットティッシュ61Bの下片63の取出口側で重なって接触している次に連続するウェットティッシュ61Bの上片62が、一緒に取出口側へと持ち上げられて取出口から引き出される。よって、次に連続するウェットティッシュ61Bの上片62が取出口から突出して、取出口から順に一枚ずつ取り出せるようになる。
【0005】
しかし、図14では上下に組み合わされているウェットティッシュにおいて、その端部で互いに重なり合っている面積がウェットティッシュ一枚の面積の約半分と大きくなっている。すなわち、上下のウェットティッシュの重なり面積がティッシュの幅寸法のほぼ1/2であるため、上位のウェットティッシュを取り出したときに、次に連続するウェットティッシュが取出口から突出する寸法はティッシュの幅寸法のほぼ1/2となり、非常に長くなる。
【0006】
ウェットティッシュの取出口からの突出量が長いと、容器又は包装体に通常設けられている取出口を覆う蓋の面積内にティッシュの突出部が収まらなくなり、蓋からはみ出す部分が生じる。そして、このはみ出している部分でウェットティッシュが乾燥してしまう。また、ウエットティッシュが蓋からはみ出すと蓋を確実に閉められなくなり、容器又は包装体内の密閉度が低下し、内部のウェットティッシュも乾燥しやすくなる。
【0007】
図15に他の従来例を示す。図15に示したウェットティッシュの積層体は次のようにして形成される。図13(A)に示すウェットティッシュ71Aをほぼ三等分する線75、76を折り目として、端部をそれぞれ反対側の面に折り返して、図13(B)に示すような形状のウェットティッシュ71Bを得る。そして、図15に示すように、上位のウェットティッシュ71Bの下片72が、次に連続するウェットティッシュ71Bの上片74と中間面73とで挟まれるようにして積層されている。
【0008】
この構成においては、上下のウェットティッシュの端部において互いに重なり合っている面積がウェットティッシュ一枚の面積のほぼ1/3となるため、次に連続するウェットティッシュの取出口からの突出量が図14に示した従来例に比べると短くなる。しかし、ウェットティッシュ71Bは3つ折になっているため、複数枚重ねたときの積層体が厚くなってしまう。
【0009】
さらに、特開平7−213453号公報には、連続取り出しができるウェットティッシュの折り畳み構造が開示されている。この折り畳み構造を図16に示す。これは図12(B)に示したウェットティッシュの下片63を折り返し部65に沿ってさらに半分に折り畳み、図12(C)に示すウェットティッシュ61Cを得る。そして、図16に示すように、ウェットティッシュ61Cを一枚ずつ左右対称に向かい合わせ、上位のウェットティッシュ61Cの上片62と中間面66とで、次に連続するウェットティッシュ61Cの上片62を挟むようにして積層されている。
【0010】
最上位のウェットティッシュ61C1を引き出すとき、次に連続するウェットティッシュ61C2の上片62の右半分が、最上位のウェットティッシュ61C1の中間面66とともに取出口へと持ち上げられて引き出される。したがって、ウェットティッシュ61C2の上片62の端部側半分が取出口から突出する。すなわち、この構成では、次に連続するウェットティッシュの取出口からの突出がティッシュの幅寸法のほぼ1/4となり、突出量として適度なものとなる。また、複数枚重ねたときに積層体がさほど厚くならない。
【0011】
しかし、図16に示すウェットティッシュの積層体を構成する折り畳まれたウェットティッシュ61Cは、まず、ウェットティッシュの幅方向の中央線64で折り畳まれた後、さらに下片63のみが折り返し部65で折り返されて形成される。したがって、ウェットティッシュ61Cの幅方向の中心が、広げた状態のウェットティッシュ61Aの幅方向の中心と一致しない。このように、折り畳まれる前のウェットティッシュ61Aの中心と、折り畳まれた後のウェットティッシュ61Cの中心とが異なっていると、折り畳み工程に対し、供給するウェットティッシュの中心を幅方向へずらして案内することが必要となる。したがって、ライン上で折れ線を正しい位置に調整して安定させることは難しく、また大変手間がかかる。
【0012】
また折り畳み工程においてウエットティッシュの中心がずれやすく、その結果中央線64、または折り返し部65の位置がずれやすい。このように折目寸法のずれが生じると、図16において上下のウエットティッシュの重なり部が正確に1/4にならず、よって取出口からのウェットティッシュの突出量が一定にならない。さらに、図16に示す積層体において、上位のウエットティッシュの折り返し部65と下位のウエットティッシュの折り返し部65が重なる状態が発生し、その結果、積層体の中央部が厚くなってしまうことがある。
【0013】
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、ウェットティッシュを引き出したとき、次に連続するウェットティッシュの突出量が少ないウェットティッシュの積層体及びその製品を提供することを目的としている。本発明のさらなる目的は、突出量を常に一定にできるウェットティッシュの積層体及びその製品を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記従来の課題及び目的は、
容器又は包装体内に、連続して取出すことが可能な形態で収納される、ウェットティッシュの積層体において、
前記ウェットティッシュは、一方の面が他のウェットティッシュに対する密着力の低い面で、他方の面が前記一方の面よりも他のウェットティッシュに対する密着力の高い面であり、
各ウェットティッシュは一端が中央部へ向けて折り返され、他端が前記一端の折り返し方向と反対側で中央部へ向けて折り返されて、折り返された二つの折片と、その間の中間面とを有し、
上位のウェットティッシュの中間面と下側の折片との折り返し部が、次に連続する下位のウェットティッシュの上側の折片と中間面との間に挟まれており、
それぞれのウェットティッシュでは、中間面の密着力の高い面と下側の折片の密着力の高い面とが対面し、前記上位のウェットティッシュの中間面の密着力の低い面と、前記下位のウェットティッシュの上側の折片の密着力の低い面とが対面していることを特徴とするウェットティッシュの積層体によって達成される。
【0015】
本発明のウェットティッシュの積層体では、ウェットティッシュを上側の折片から引き出したときに、次に連続するウェットティッシュを取出口より確実に突出させ、且つ突出する量を適度なものとすることができる。
【0016】
また、本発明のウェットティッシュの積層体では、ウェットティッシュの各折片の折り幅寸法が、共にティッシュの幅寸法のほぼ1/4であるであることが好ましい。ウェットティッシュを上側の折片を引き出したとき、次に連続するウェットティッシュの取出口からの突出量がウェットティッシュの幅寸法のほぼ1/4となり、突出量として適度なものとなる。
【0017】
また、本発明のウェットティッシュの積層体では、前記ウェットティッシュの上側の折片の折り幅寸法を、ティッシュの幅寸法のほぼ1/5とし、且つ下側の折片の折り幅寸法がティッシュの幅寸法のほぼ2/5とすることもできる。このとき、ウェットティッシュの突出量はウェットティッシュの幅寸法はほぼ1/5となり、突出量が短くなりさらに好ましいものとなる。
【0019】
上位のウェットティッシュの中間面と下側の折片とが面接触している部分で、密着力の高い面どうしを互いに対面させると、上位のウェットティッシュの下側の折片と次に連続するウェットティッシュの中間面とが接触している部分は、密着力の低い面どうしが対面する。よって、上位のウェットティッシュを取出口から引き出すときに、上位のウェットティッシュの下側の折片はそのウェットティッシュの中間面に強く密着し、且つ次に連続するウェットティッシュの中間面と容易に分離する。したがって、次に連続するウェットティッシュの上側の折片のみが取出口へと持ち上げられて突出する。すなわち、ウェットティッシュを引き出したとき、次に連続するウェットティッシュの中間面が上位のウェットティッシュの下側の折片に密着して取出口へ引き出されることがない。
【0020】
また、本発明においては、上位のウェットティッシュにおける中間面と下側の折片とを形成する折り返し部が、次に連続するウェットティッシュにおける上側の折片と中間面とを形成する折り返し部から幅方向の中央部側に離れて位置しているように各ウェットティッシュを組み合せて積層体を形成することが好ましい。
【0021】
この場合、上位のウェットティッシュの前記折り返し部と、次に連続するウェットティッシュの前記折り返し部との間隔が3〜8mmとなるように各ウェットティッシュを組み合せて積層体を形成することがさらに好ましい。
【0022】
本発明のウェットティッシュの積層体は、容器又は包装体内に収納されて製品として販売される。容器、又は包装体に設けられるウェットティッシュの取出口は、ウェットティッシュを容易に取り出すことができるように、折り畳まれたウェットティッシュの面の中央部分に対面する位置に設けられていることが好ましい。また、ウェットティッシュの積層体は、上側の折片が取出口に対面するようにして容器又は包装体内に収納されることが好ましい。
【0023】
または、ウェットティッシュの積層体を、下側の折片が取出口に対面するようにして容器または包装体内に収納させてもよい。取出口側のウェットティッシュを引き出すと、次に連続するウェットティッシュが、下側の折片の端部を容器又は包装体内に残した状態で、下側の折片と中間面のほぼ半量とが取出口へとループ状に突出する。この場合、次に連続するウェットティッシュの突出量がさらに少なくなる。また、その突出が見た目に美しいものとなる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面を参照しながら説明する。図1(A)(B)は本発明のウェットティッシュの積層体を構成するウェットティッシュの折り畳み方を示す斜視図、図2はウェットティッシュの組み合わせ方を説明する断面図、図3は本発明のウェットティッシュ製品を示す断面図である。
【0025】
本発明のウェットティッシュ11について述べる。図1(A)に示す長方形のウェットティッシュの端部を、長辺方向の端部からほぼ1/4に位置する折り返し部15、16に沿って、それぞれ反対面側に折り返す。得られたウェットティッシュ11は図1(B)に示すようなほぼZ字型の形状となる。ウェットティッシュ11では、折り返し部15、16を境にして上片を折片12、下片を折片14とし、その折片12と折片14との間に挟まれる面を中間面13とする。
【0026】
上記のようにして得られたウェットティッシュ11は、図2に示すように、それぞれ一枚ずつ左右交互に積み重ねられる。最上位にあるウェットティッシュ11aの中間面13と下側の折片14とを形成する折り返し部16が、上から二番目に位置するウェットティッシュ11bの上側の折片12と、中間面13との間に挟まれる。同様にして、複数のウェットティッシュが順に組み合わされて、図3に示すようなウェットティッシュの積層体30を得る。この積層体30は、例えば50枚や100枚等、多数のウェットティッシュを組み合せて構成される。
【0027】
図3では、ウェットティッシュの積層体30が、ウェットティッシュの取出口36を設けた容器35に収納されて、ウェットティッシュ製品を構成している。取出口36には、最上位のウェットティッシュ11aの上側の折片12の端部17が面している。取出口36から最上位のウェットティッシュ11aを、端部17の部分をつまんで引き出す。すると、次に連続する二番目のウェットティッシュ11bの上側の折片12が、最上位のウェットティッシュ11aの中間面13とともに取出口36の方向へと持ち上げられ、上側の折片12が取出口36より突出する。
【0028】
以上のようにして、本発明のウェットティッシュの積層体30では、上位にあるウェットティッシュを上側の折片から引き出すと、次に連続するウェットティッシュが順次取出口へと引き出される。このときに取出口36から突出する下位のウェットティッシュの寸法は、上位のウェットティッシュの中間面13に対し取出口側で重なって接触している量と等しくなる。すなわち、上側の折片12の幅寸法がティッシュの幅寸法の約1/4であると、取出口36からの突出量もほぼ1/4となる。
【0029】
このように、上位にあるウェットティッシュを引き出したとき、次に連続するウェットティッシュの突出量が短くしかも安定するため、取出口36より突出するウェットティッシュが乾燥することが少なく、また見た目にも美しい。さらに取出口36の周囲を覆う蓋が設けられているものでは、取出口36から突出したウエットティッシュが閉じられた蓋の面積内に収まりやすくなり、取出口36を蓋で密封しやすい。
【0030】
また、ウエットティッシュ11の折片12と折片14がティッシュの幅寸法のほぼ1/4である。したがって、上記ウェットティッシュの積層体30では、その全体の高さが、図8に示すような複数のウェットティッシュを全て二つ折りして積み重ねたものよりも極端に高くなることがない。
【0031】
図4は、図3における容器35に収納されたウェットティッシュの積層体30を外側から見た斜視図である。取出口36は、容器35の上面のほぼ中央部分に設けられている。すなわち、容器35に収納されたウェットティッシュの積層体30を構成する折り畳まれたウェットティッシュの面の中央部分に対面する位置に取出口36が設けられている。そして、取出口36からウェットティッシュ11の端部17が現れている。使用者が、未使用の本発明のウェットティッシュ製品を初めて使用するとき、ウェットティッシュ11の端部17が取出口36に現れているので、その端部17を摘まんでウェットティッシュ11を上側の折片から容易に引き出すことができる。
【0032】
また、本発明のウェットティッシュの積層体30の製造工程では、長い帯状の紙材が連続供給されてブレードを用いて折り畳まれる。この帯状の紙材が複数枚図2に示す形態で組み合わされた後に、個々の積層体30の長さに切断される。
【0033】
一般に、三つ折りのウェットティッシュ、例えば図10に示すようなウェットティッシュの積層体は、製造時の折り曲げ加工において寸法に狂いが生じ易い。それに対して、図3に示す本発明のウェットティッシュの積層体30を構成するウェットティッシュ11は、折り畳まれる前のウェットティッシュの中心と、折り畳まれた後のウェットティッシュ11の中心とが一致する。中央線が折り畳む前後で変わらないため、折り畳み工程への紙材の供給経路において幅方向へのずれが生じにくく、ブレードにより折り曲げ部を正確に且つ簡単に調整することができるため、折り曲げ時の寸法が正確になる。
【0034】
したがって、本発明のウェットティッシュの積層体30は、従来の三つ折りのウェットティッシュの積層体に比べて製造方法が簡単で、且つ得られる積層体が全体として均一なものとなる。すなわち、端部において重なる面積をほぼ均一にすることができるので、突出量のばらつきが少ない。
【0035】
ところで、積層されたウェットティッシュは液体を介してお互いに面接触している。そして、その介在する液体の表面張力により、ウェットティッシュどうしはかなり強く密着している。ウェットティッシュが液体を介在して面接触するときの密着力(係合力)は、ティッシュ表面の面の粗さ、表面の繊維の親水度や保水度の違いによって影響を受ける。
【0036】
例えばスパンレース不織布では、ウォータージェット(繊維を交絡させるための水流)が直接当たる面は比較的なめらかな滑りのよい面(密着力、係合力が低い面)となり、その裏側の面は繊維が毛羽立って滑りの悪い面(密着力、係合力の高い面)となる。これは、湿式抄紙工程により抄紙されたウエットティッシュにおいても同じであり、抄紙工程において円網に面する側が粗い面(密着力、係合力の高い面)となる。
【0037】
また、例えばウェットティッシュを構成する不織布が、疎水性繊維が比較的多く含有されている層と、親水性繊維が比較的多く含有されている層とをもつ不織布である場合がある。この場合、疎水性繊維が多く配置される面は水分を保持しにくく、よって液の表面張力による密着性が低下し、接触している他の面に対して比較的密着力(係合力)の低い面となる。その裏面には親水性繊維が多く配置されるが、この面は水分を保持しやすく液の表面張力により密着が生じやすくなり、接触している他の面に対して密着力(係合力)の高い面となる。
【0038】
図3に示す本発明のウェットティッシュの積層体30密着力の高い面(図2に示す実線で示す面;符号41)と密着力の低い面(図2に示す破線で示す面;符号40)とをもつウェットティッシュで構成され、ウェットティッシュ11において中間面13とその下側の折片14とが面接触している部分で、密着力の高い面(実線で示す面)どうしが互いに対面するように組み合わされている。
【0039】
図2では、最上位のウェットティッシュ11aにおける中間面13とその下側の折片14とは、合わせ部50において密着力の高い面41どうしが向かい合うようにして接触している。そして、最上位のウェットティッシュ11aとこれに続く二番目のウエットティッシュ11bとの間では、最上位のウェットティッシュ11aの下側の折片14と二番目のウェットティッシュ11bの中間面13とが、合わせ部51において密着力の低い面40どうしで接触している。以下同様にして、複数のウェットティッシュ11が積層されており、合わせ部50、52、54におけるウェットティッシュどうしの密着力は、合わせ部51、53、55における密着力より強くなっている。
【0040】
この場合、最上位のウェットティッシュ11aを引き出したとき、合わせ部50よりも合わせ部51の方がウェットティッシュどうしが分離しやすい。したがって、最上位のウェットティッシュ11aの下側の折片14は、二番目のウェットティッシュ11bの中間面と容易に分離し、且つウエットティッシュ11aの中間面13に密着した状態で取出口36から引き出される。そのため、二番目のウェットティッシュ11bの上側の折片12のみが、最上位のウェットティッシュ11aの中間面13とともに持ち上げられて、取出口36から引き出される。
【0041】
以上のような構成にすると、上位のウェットティッシュを引き出したときに、次に連続するウェットティッシュの上側の折片12のみが取出口36から突出し、その突出量が長くなりすぎることがなく且つ安定する。また、上位のウェットティッシュと次に連続するウェットティッシュとは、密着力の低い面40(破線で示す面)どうしの接触になるので、上位のウェットティッシュの全てが取出口から引き出された時点で、下位のウエットティッシュと比較的容易に分離する。したがって、ウエットティッシュを取出すときの抵抗力が小さく、ウエットティッシュを引き出すときに容器35が一緒に持ち上げられるようなことはない。
【0044】
図5は、本発明のウェットティッシュの積層体の最上位のウェットティッシュ11aの折り返し部16と二番目のウェットティッシュ11bの折り返し部15の組み合わせ部分を拡大した部分断面図である。図5では、最上位のウェットティッシュ11aの折り返し部16と、二番目のウェットティッシュ11bの折り返し部15との間に間隔45が設けられている。このように、上位のウェットティッシュ11aの中間面13と下側の折片14とを形成する折り返し部16が、次に連続するウェットティッシュ11bの上側の折片12と中間面13とを形成する折り返し部15から幅方向において中央部側に離れるように組み合せることもできる。
【0045】
図6は、図5に示した上位のウェットティッシュ11aを取出口36から引き出すときの状態を示している。図5に示すように上位と下位とで重ねられたウェットティッシュの折り返し部間に間隔45を設けた場合、最上位のウェットティッシュ11aを取出口から引き出すとき、図6に示すように、二番目のウェットティッシュ11bの上側の折片12と中間面13との間に、突部46が形成される。詳細を述べると、最上位のウェットティッシュ11aと二番目のウェットティッシュ11bとが面接触し、密着していたとしても、折り曲げ部が直線状に伸びたとき、間隔45の分だけ二番目のウェットティッシュ11bにたるみができることにより、突部46が形成される。
【0046】
この場合、最上位のウェットティッシュ11aに密着した状態で引き出される二番目のウェットティッシュ11bは、突部46の部分で取出口36の抵抗を強く受ける。また、突部46の内側に空隙46aが形成されやすい。突部46が取出口36から抵抗を受けること、および空隙46aにおいてウエットティッシュ間に空気が介在して、ウエットな状態での密着がこの空隙46aの部分から剥がれやすくなる。よって、上下のウエットティッシュが分離しやすくなる。
【0047】
したがって、二番目のウェットティッシュ11bの上側の折片12が突出し、残りの中間面13と下側の折片14は容器内に取り残される。そして、最上位のウェットティッシュ11aのみを手に取ることができる。このような効果を得るために、折り返し部間の間隔45は3〜8mm程度あることが好ましい。さらに好ましくは、5mm程度である。
【0048】
このようにして折り返し部間に間隔を設けると、上下のウェットティッシュの分離が容易で、取出口36からのウェットティッシュの突出量も確実に調整できる。図5に示すように、本発明のウェットティッシュの積層体において折り返し部間に間隔45を設けると、上下のティッシュ間の分離がよくなる。
【0049】
また、折り返し部間に間隔を設ける場合、取出口36は突部46に抵抗を与える機能を発揮するものであることが好ましい。例えば、取出口36の開口幅は、ウェットティッシュの幅寸法より小さくすることが好ましい。または、取出口36の周囲の形状には凹凸がつけられていてもよい。すなわち、取出口36は、上位のウェットティッシュを引き出したとき、次に連続するウェットティッシュが上位のウェットティッシュに引きずられて必要以上に取出口36から引き出されてしまうことを防止する、いわゆる抵抗部としての機能をもつ。
【0050】
図7(A)(B)は本発明の他の実施形態のウェットティッシュの積層体を構成するウェットティッシュの折り畳み方を示す斜視図、図8はそのウェットティッシュの組み合わせ方を説明する断面図、図9は本発明の他の実施形態のウェットティッシュ製品を示す断面図である。
【0051】
図7(A)では、長方形のウェットティッシュの端部を、長辺方向の端部からほぼ1/5に位置する折り返し部15と、端部からほぼ2/5に位置する折り返し部16とに沿って、それぞれ反対面側に折り返す。得られたウェットティッシュ21は図7(B)に示すような変形したZ字型の形状となる。ウェットティッシュ21では、折り返し部15、16を境にして上片を折片12、下片を折片14とし、その折片12と折片14との間に挟まれる面を中間面13とする。
【0052】
上記のようにして得られたウェットティッシュ21は、図8に示すように、それぞれ一枚ずつ左右交互に積み重ねられる。最上位にあるウェットティッシュ21aの中間面13と下側の折片14とを形成する折り返し部16が、上から二番目に位置するウェットティッシュ21bの上側の折片12と、中間面13との間に挟まれる。また、ウェットティッシュ21の下側の折片14の全面が、その中間面13と必ず面接触するようにして組み合わされている。このようにして、複数のウェットティッシュが順に組み合わされて、図9に示すようなウェットティッシュの積層体31を得る。
【0053】
図9では、ウェットティッシュの積層体31が、ウェットティッシュの取出口36を設けた容器35に収納されて、ウェットティッシュ製品を構成している。取出口36には、最上位のウェットティッシュ21aの上側の折片12の端部17が面している。取出口36から最上位のウェットティッシュ21aを、端部17の部分を摘まんで引き出す。すると、次に連続する二番目のウェットティッシュ21bの上側の折片12が、最上位のウェットティッシュ21aの中間面13とともに取出口36の方向へと持ち上げられ、上側の折片12が取出口36より突出する。
【0054】
以上のように、図9に示すウェットティッシュの積層体31では、ウェットティッシュの突出量をウェットティッシュの幅寸法のほぼ1/5と、さらに短くできる。また、折り畳まれた後のウェットティッシュの幅寸法は、ティッシュの幅寸法のほぼ2/5となる。したがって、全体として小さなウェットティッシュ製品となる。
【0055】
また、図2と同様に、密着力の高い面41と低い面40とをもつウェットティッシュを用いて図9に示す本発明のウェットティッシュの積層体31が構成され、密着力の高い面41と低い面40とを調整して、ウェットティッシュにおける中間面13と下側の折片14とが密着力の高い面41どうしの対面となるように組み合わされる。このようにすると、確実にウェットティッシュの突出量を、ティッシュの幅寸法の1/5とすることができる。図8では、上位のウェットティッシュの下側の折片はティッシュの幅寸法のほぼ2/5と長いが、次に連続するウェットティッシュの中間面とは密着力の弱い面40どうしの対面になるため、上下のウェットティッシュが容易に分離し、またそれ自身は中間面13と折片14とが密着した状態で取出口36から引き出される。よって、取出口36からは、次に連続するウェットティッシュの上側の折片12のみが突出する。
【0056】
また、図5及び図6において説明したのと同様に、ウェットティッシュの積層体31において、上位のウェットティッシュの中間面と下側の折片とを形成する折り返し部が、次に連続するウェットティッシュの上側の折片と中間面とを形成する折り返し部から幅方向において中央部側に離れて位置しているようにして、折り返し部間に間隔45を形成してもよい。これにより突出量をほぼ1/5にできる。
【0057】
図10は、本発明のウェットティッシュ製品の他の実施形態を示す断面図である。図10のウェットティッシュ製品は、図3に示した本発明のウェットティッシュの積層体30を、上下逆にして容器35に収納させたものである。このように上下逆に容器35に収納されたものを積層体32とする。この場合、図3に示した積層体30において一番下位にあったウェットティッシュが、図10のウェットティッシュの積層体32においては取出口36に面している。すなわち、取出口に最も近いウェットティッシュ11zの折片14が取出口36に対面している。そして、二番目のウェットティッシュ11yの折片14と中間面13とを形成する折り返し部16が、取出口に最も近いウェットティッシュ11zの上側の折片12と中間面13との間に挟まれている。以下、同様にして複数のウェットティッシュが積層されている。
【0058】
このウェットティッシュ製品において、取出口36に最も近いウェットティッシュ11zを取出口36から引き出すと、折片12が取出口側へと持ち上げられるときに、二番目のウェットティッシュ11yの折片14と中間面13のほぼ左側半分とが一緒に持ち上げられて取出口36から突出する。
【0059】
このとき、図11に示すように、端部18は容器35内に取り残され、二番目のウェットティッシュ11yの折り返し部16が頂点となるようにして、ループ状にウェットティッシュが突出する。このとき、突出量はティッシュの幅寸法のほぼ1/4となる。また、ウェットティッシュが突出した部分は、ループ状となり見た目に美しいものとなる。
【0060】
また、図10に示すウェットティッシュの積層体32密着力の高い面と低い面とをもつスパンレース不織布などで構成され、ウェットティッシュの中間面13と折片14とが面接触している部分で、密着力の高い面41どうしが互いに対面するように組み合わされる。このときの密着力の高い面41と低い面40の組み合わせ方は、図2及び図3に示したウェットティッシュの積層体30と同じである。
【0061】
この場合、取出口に最も近いウェットティッシュ11zの中間面13及び折片12と、二番目のウェットティッシュ11yの折片14及び中間面13とは、密着力の低い面40どうしが対面する。また、ウェットティッシュ11yの折片14と中間面13とは、密着力の高い面41どうしが対面する。よって、ウェットティッシュ11zを引き出したとき、二番目のウェットティッシュ11yの折片14と中間面13とが密着した状態で取出口36からループ状に突出する。また、ウェットティッシュ11zは取出口36から出た時点で、容易にウェットティッシュ11yと分離する。
【0063】
また、ウェットティッシュをループ状に突出させる方法においては、ウェットティッシュの端部18が容器35内に確実に取り残されるように、ウェットティッシュの重なり部分の距離を調整することが好ましい。例えば、上位のウェットティッシュの折片12より、次に連続するウェットティッシュの折片14の長さが、中央部分に向かって長いことが好ましい。
【0064】
図10に示すウェットティッシュの積層体31では、取出口に最も近いウェットティッシュ11zの端部17の位置が、二番目のウェットティッシュ11yの端部18の位置から、間隔47だけ離れている。ウェットティッシュ11zを引き出すと、二番目のウェットティッシュ11yの折片14と中間面13は、ウェットティッシュ11zの端部17より左側に位置する部分(太線で示す)のみ取出口から突出する。すなわち、ウェットティッシュ11yは端部18から間隔47の部分が容器内に取り残され、突出部は必ずループ状になる。突出部を必ずループ状にするために、間隔47の長さは3mm以上が好ましい。また、さらに好ましくは5mm以上である。
【0065】
また、ウェットティッシュの突出部をループ状とするために、図9に示したようなウェットティッシュの積層体31を上下逆にして、下側の折片が取出口に面するようにして容器に収納させることもできる。
【0066】
ウェットティッシュ11、12は天然繊維及び/又は合成繊維からなる不織布や紙である。例えばポリエチレンやポリプロピレンを用いた、湿潤強度の高いスパンレース不織布である。ウェットティッシュ11、12の大きさは、例えば150×200mm程度のものを使用することができる。ただし、容器又は包装体の大きさによって適宜大きさは変えられる。ウェットティッシュ11、12には水、アルコール、保湿剤、界面活性剤、香料、防腐剤、防黴剤、などが含浸されている。
【0067】
容器35は、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂で形成された比較的硬質なものである。取出口36には、突出したウェットティッシュを乾燥させないため、容器全体を密封できるように蓋体が形成されることが好ましい。また、硬質な容器35の代わりに、不透液性のフィルムで形成される包装体を用いてウェットティッシュの積層体を収納してもよい。その他、本発明のウェットティッシュの積層体が収納された包装体をさらに硬質な容器に収納して使用する、いわゆる詰め換え方式で使用されることもできる。
【0068】
本発明のウェットティッシュの積層体においては、折り曲げ時に製造上の多少のばらつきが出るものがあってもかまわない。ウェットティッシュの積層体30を構成するウェットティッシュ11の折り返し部は、常に端部から正確に1/4又は1/5の位置はなく、それ以下若しくは1/4や1/5程度となることはありうる。
【0069】
また、本発明のウェットティッシュの積層体においては、折り返し部の位置を調整することによって、その突出量を用途に応じたものに調整することができる。したがって、折り返し部の位置は端部から1/4や1/5でなくてもかまわない。例えば1/3や1/6に位置していても良い。ただし、一般に使用されるウェットティッシュの突出量としては1/4以下であることが好ましい。また、折り返し部の位置は端部から1/4や1/5の場合、ウェットティッシュの積層体においてウェットティッシュの各折片が左右に按分されるため、積層体の形が整ったものとなり、見た目にも美しい。
【0070】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明のウェットティッシュの積層体は、ウェットティッシュを引き出したときに、次に連続するウェットティッシュを確実に突出させことができる。そしてその突出量をウェットティッシュの約1/4や約1/5以下など、少ない量に調整することができる。そして、本発明のウェットティッシュの積層体は全体として厚みが薄くなる。
また、本発明のウェットティッシュ積層体は、折り目寸法のばらつきが少なく、製品として安定したものを供給することができる。
【0071】
さらに、本発明のウェットティッシュ製品は取出口を設ける場所を変えることによって、ウェットティッシュの突出をループ状にすることができ、見た目に美しいウェットティッシュ製品となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)(B)は本発明のウェットティッシュの積層体のウェットティッシュの折り畳み方を示す斜視図
【図2】ウェットティッシュの組み合わせ構造を説明する断面図
【図3】本発明のウェットティッシュ製品の断面図
【図4】本発明のウェットティッシュ製品の斜視図
【図5】本発明のウェットティッシュの積層体の部分断面図
【図6】図5のウェットティッシュを引き出す過程の説明図
【図7】(A)(B)は本発明のウェットティッシュの積層体の他の実施形態のウェットティッシュの折り畳み方を示す斜視図
【図8】ウェットティッシュの組み合わせ方を説明する断面図
【図9】本発明のウェットティッシュ製品の他の実施形態の断面図
【図10】本発明のウェットティッシュ製品の他の実施形態の断面図
【図11】ウェットティッシュの突出を説明する断面図
【図12】(A)(B)(C)は、従来のウェットティッシュの積層体を構成するウェットティッシュの折り畳み方を示す斜視図
【図13】(A)(B)は、従来のウェットティッシュの積層体を構成するウェットティッシュの折り畳み方を示す斜視図
【図14】従来のウェットティッシュの積層体を示す断面図
【図15】従来のウェットティッシュの積層体を示す断面図
【図16】従来のウェットティッシュの積層体を示す断面図
【符号の説明】
11、21 ウェットティッシュ
12 ウェットティッシュの上側の折片
13 ウェットティッシュの中間面
14 ウェットティッシュの下側の折片
15、16 折り返し部
17 ウェットティッシュの上側の端部
18 ウェットティッシュの下側の端部
30、31、32 ウェットティッシュの積層体
35 容器
36 取出口
40 密着力の低い面
41 密着力の高い面
45 間隔
46 突部
46a 空隙
50、51、52、53、54、55 合わせ部

Claims (8)

  1. 容器又は包装体内に、連続して取出すことが可能な形態で収納される、ウェットティッシュの積層体において、
    前記ウェットティッシュは、一方の面が他のウェットティッシュに対する密着力の低い面で、他方の面が前記一方の面よりも他のウェットティッシュに対する密着力の高い面であり、
    各ウェットティッシュは一端が中央部へ向けて折り返され、他端が前記一端の折り返し方向と反対側で中央部へ向けて折り返されて、折り返された二つの折片と、その間の中間面とを有し、
    上位のウェットティッシュの中間面と下側の折片との折り返し部が、次に連続する下位のウェットティッシュの上側の折片と中間面との間に挟まれており、
    それぞれのウェットティッシュでは、中間面の密着力の高い面と下側の折片の密着力の高い面とが対面し、前記上位のウェットティッシュの中間面の密着力の低い面と、前記下位のウェットティッシュの上側の折片の密着力の低い面とが対面していることを特徴とするウェットティッシュの積層体。
  2. それぞれのウェットティッシュでは、上側の折片と下側の折片の折り幅寸法が、共にティッシュの幅寸法のほぼ1/4である請求項1記載のウェットティッシュの積層体。
  3. 前記上位のウェットティッシュの下側の折片の密着力の低い面が、前記下位のウェットティッシュの前記中間面の密着力の低い面と、前記下位のウェットティッシュのさらに次に連続するウェットティッシュの上側の折片の密着力の高い面の双方に対面している請求項1記載のウェットティッシュ積層体。
  4. それぞれのウェットティッシュでは、上側の折片の折り幅寸法が、ティッシュの幅寸法のほぼ1/5であり、且つ下側の折片の折り幅寸法がティッシュの幅寸法のほぼ2/5である請求項記載のウェットティッシュの積層体。
  5. 上位のウェットティッシュにおいて中間面と下側の折片との折り返し部が、下位のウェットティッシュにおける上側の折片と中間面との折り返し部から幅方向の中央部側に離れて位置している請求項1ないし4のいずれかに記載のウェットティッシュの積層体。
  6. 上位のウェットティッシュの折り返し部と、下位のウェットティッシュの折り返し部との間隔が3〜8mmである請求項5記載のウェットティッシュの積層体。
  7. 容器又は包装体内に請求項1ないし6のいずれかに記載のウェットティッシュの積層体を収納したウェットティッシュ製品であって、
    容器または包装体は取出口を有しており、
    ウェットティッシュの積層体は、上側の折片が取出口に対面するようにして収納されていることを特徴とするウェットティッシュ製品。
  8. 容器又は包装体内に請求項1ないし6のいずれかに記載のウェットティッシュの積層体を収納したウェットティッシュ製品であって、
    容器または包装体は取出口を有しており、
    ウェットティッシュの積層体は、下側の折片が取出口に対面するようにして収納されていることを特徴とするウェットティッシュ製品。
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