JP3821133B2 - 電源故障検出回路 - Google Patents

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Description

本発明は、直流電圧を入力としてON−OFF動作する第1電力変換用スイッチング素子を備えた第1電力変換回路及び直流電圧を入力としてON−OFF動作する第2電力変換用スイッチング素子を備えた第2電力変換回路を、共通のトランスの一次側に備え、これら2つの電力変換回路のそれぞれに昇圧回路を設け、予め設定されているデューティ比に基づいて前記少なくとも一方の昇圧回路の出力電圧を変化させ、該変化させた電圧の大小関係に基づいて2つの電力変換回路を交互に運転させることにより発生する電力を負荷に供給するための二次側直流出力回路を、前記トランスの二次側に備えさせてなる電源回路の故障を検出することができる電源故障検出回路に関する。
上記電源回路においては、2つの電力変換回路を予め設定されているデューティ比に基づいて交互に運転させることによって、発熱による電子部品への悪影響を抑制することができるようにしている。しかしながら、運転中に何らかの原因で電力変換回路を構成する電子部品が故障してしまうことがあり、この故障を迅速に検出してその故障している電力変換回路を修理することが行われている。そして、前記故障を検出するための故障検出回路を2つの電力変換回路のそれぞれに備えさせ、それら故障検出回路にてスイッチング素子のゲート回路に入力されるパルス信号とスイッチング素子からの出力電流とを検出し、ゲート信号が駆動停止信号である場合に、スイッチング素子からの出力電流が検出されるときにスイッチング素子が短絡故障していると判断するように構成されたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−84680号公報(図2、図4)
上記特許文献1では、2つの電力変換回路にそれぞれ、故障検出回路を設けていることや、ゲート回路へのゲート信号とスイッチング素子からの出力電流の2つを検出しなければならない構成であることから、回路全体が複雑なものになっていた。
又、スイッチング素子がオープンモードで故障している場合は、スイッチング電流が流れないため、故障の判断ができない問題があった。
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、簡素な構成で故障検出を行えるものでありながら、スイッチング素子の短絡故障に加え、オープンモードの故障の場合でも、それを確実に検出することができる電源故障検出回路を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、直流電圧を入力としてON−OFF動作する第1電力変換用スイッチング素子を備えた第1電力変換回路及び直流電圧を入力としてON−OFF動作する第2電力変換用スイッチング素子を備えた第2電力変換回路を、共通のトランスの一次側に備え、これら2つの電力変換回路のそれぞれに昇圧回路を設け、予め設定されているデューティ比に基づいて前記少なくとも一方の昇圧回路の出力電圧を変化させ、該変化させた電圧の大小関係に基づいて2つの電力変換回路を交互に運転させることにより発生する電力を負荷に供給するための二次側直流出力回路を、前記トランスの二次側に備えさせてなる電源回路において、前記2つの電力変換回路に流れる電流をそれぞれ検出するための電流検出手段と、これら2つの電流検出手段からの電流の差分を増幅するための演算増幅器又は比較器と、この演算増幅器又は比較器からの交互運転信号を積分して電圧値に変換するための積分回路と、前記積分回路からの電圧値が予め設定された上限の電圧値と下限の電圧値との間に存在しているか否かを判別する正常運転判別手段とを備えさせて、電源故障検出回路を構成している。
従って、2つの電流検出手段にて検出される電力変換回路の電流の差分より得た交互運転信号を積分して電圧値に変換し、その電圧値が予め設定された上限の電圧値と下限の電圧値との間に存在しているか否かを判別することにより、正常運転であるか異常運転であるかを判別することができる。例えば、交互運転をしている電力変換回路のうちの一方のスイッチング素子がオープンモードで故障した場合には、上限の電圧値又は下限の電圧値から外れてしまうことになり、故障であると判別することができる。
前記正常運転判別手段を、前記上限の電圧値と前記積分回路からの電圧値とを比較するための第1比較器と、前記下限の電圧値と前記積分回路からの電圧値とを比較するための第2比較器とから構成してもよい。
前記各電力変換回路をユニット化し、それら電力変換回路ユニットを負荷を駆動するための前記二次側直流出力回路に対して活電状態で抜き差し自在に構成してもよい。
前記2つの電力変換回路ユニット及び二次側直流出力回路を、該二次側直流出力回路を該2つの電力変換回路よりも奥側へ位置する状態でケーシング内に収納可能とし、前記ケーシング内に固定された二次側直流出力回路に対して手前側に配置される各電力変換回路ユニットを挿入することにより、両者を接続可能に構成し、各電力変換回路ユニットに備えている電力供給用のスイッチをOFF状態にしなければ接続状態になっている該電力変換回路ユニットをケーシングから引き出すことを阻止するためのロック機構を設けてもよい。
2つの電力変換回路に流れる電流をそれぞれ検出するための電流検出手段と、これら2つの電流検出手段からの電流の差分を増幅するための演算増幅器又は比較器と、この演算増幅器又は比較器からの交互運転信号を積分して電圧値に変換するための積分回路と、積分回路からの電圧値が予め設定された上限の電圧値と下限の電圧値との間に存在しているか否かを判別する正常運転判別手段とを備えさせるだけで、故障した電力変換回路を判別することができ、2つの電力変換回路それぞれに故障検出回路を備えさせるものに比べて、回路構成を簡素にすることができるだけでなく、スイッチング素子がオープンモードで故障した場合でも、これを確実に検出することができる電源故障検出回路を提供することができる。
各電力変換回路をユニット化し、それら電力変換回路ユニットを負荷を駆動するための二次側直流出力回路に対して活電状態で抜き差し自在に構成することによって、故障した電力変換回路ユニットのみを取り外して修理することができ、メンテナンス面において有利になる。又、故障したユニットを新しいユニットに付け替えるだけで故障前と同様に電源回路を駆動することができる。又、例えば電源供給用のスイッチを切り(OFFにするのを)忘れた状態で二次側直流出力回路に電力変換回路ユニットを接続する場合でも、両者の接続部にアークが発生し、その接続部が溶着したり、素子が破損することなどのトラブル発生がない。
ケーシング内に固定された二次側直流出力回路に対して手前側に配置される各電力変換回路ユニットを挿入するだけで、両者を迅速に接続することができるだけでなく、各電力変換回路ユニットに備えている電力供給用のスイッチをOFF状態にしなければ接続状態になっている電力変換回路ユニットをケーシングから引き出すことをロック機構にて阻止することができるから、例えば抜き出した活電状態の電力変換回路ユニットに誤って手等を触れてしまい、火傷や電子機器の短絡によるトラブルなどの発生を確実に回避することができる。
図1に、フォワード型の電源回路を示している。この電源回路は、共通の高周波トランス(低周波トランスでもよい)1の二次側巻線N2に電気的に絶縁された状態で接続され、かつ、負荷2へ直流電力を供給するための二次側直流出力回路3と、前記共通の高周波トランス1の一次側の第1巻線N1に電気的に絶縁された状態で接続され、かつ、二次電池4の出力により前記共通の高周波トランス1を介して二次側直流出力回路3へ電力供給するための第1の電力変換回路5と、前記共通の高周波トランス1の一次側の第2巻線N3に電気的に絶縁された状態で接続され、かつ、前記二次電池4とは別の二次電池(出力の大きさは該二次電池1とほぼ同じに設定されることになるが、異なる出力であってもよい)6の出力により前記共通の高周波トランス1を介して二次側直流出力回路3へ電力供給するための第2の電力変換回路7とを備えている。
前記各電力変換回路5,7は、昇圧回路13,14を備え、一方の昇圧回路13には、交互運転信号発生装置(図示せず)からの交互運転信号をフォトカプラ15を介して出力し、他方の昇圧回路14には、前記交互運転信号発生装置(図示せず)からの交互運転信号を反転回路27にて反転された交互運転信号をフォトカプラ16を介して出力するようになっている。ここでは、2つの昇圧回路13,14の出力電圧を変化させるようにしているが、一方の昇圧回路13又は14の出力電圧のみを変化させるようにしてもよい。前記各電力変換回路5,7は、前記二次電池4,6としては、燃料電池や太陽電池あるいは原子力電池等を用いてもよく、二次電池4,6に代えて発電機等であってもよい。又、2つの電力変換回路5,7に二次電池をそれぞれ設けたものを示したが、共通の二次電池であってもよい。又、電源部を二次電池にて構成する他、商用交流電源を用い、この商用交流電源からの交流電圧を直流に整流するための整流回路を設けて電力変換回路を構成してもよいし、又、電力変換回路を3つ以上設けて実施することもできる。この場合、電源部を商用交流電源にて構成したものと、二次電池等の直流電源にて構成したものをそれぞれ少なくとも1個ずつ備えさせて電源回路を構成しておけば、例えば停電時でも直流電源を利用して二次側直流出力回路3へ電力供給が行える利点がある。又、電源回路としては、図1のようなフォワード型の他、フライバック型、フルブリッジ型、ハーフブリッジ型等であってもよく、どのような形式の電源回路に構成してもよい。
図1に示すように、前記2つの電力変換回路5,7は、図示していないメイン制御ICからの制御信号がドライブトランス(図示せず)を介して入力されるゲート回路8,9及び該ゲート回路8,9からのゲート信号により作動され、かつ、高周波トランス1の一次側巻線N1に接続されるスイッチング素子としてのFET10,11と、電力変換回路5,7に流れる電流を検出する電流検出手段としてのカレントトランス(ホール素子等の他の電流検出素子で構成してもよい)17,18とを備えている。
前記カレントトランス17,18の二次側巻線K2,H2に、電流検出回路21,22を接続し、これら2つの電流検出回路21,22からの検出電流の差分を演算増幅するための演算増幅器23(又は比較器)、この演算増幅器23(又は比較器)から出力される交互運転信号を積分して電圧値に変換するための積分回路(抵抗24Rとコンデンサ24Cから構成されている)24、この積分回路24からの電圧値と予め設定されている上限の電圧値とを比較するための第1比較器25と、該積分回路24からの電圧値と予め設定されている下限の電圧値とを比較するための第2比較器26とを設けて、電源故障検出回路12を構成している。
図2(a),(b)に、図1のa点及びb点における電流値信号、つまり電流検出回路21,22に流れる電流値を示し、これら電流値が演算増幅器23(又は比較器)を介して出力される図1のc点での交互運転信号を、図2(c)に示している。そして、積分回路24を介して変換された電圧波形(図1のd点での電圧)を図2(d)に示している。この場合、2つのスイッチング素子10,11の駆動時間が同一の場合を示し、電力変換回路5,7からの出力電力が、図2(d)において電圧値g1から電圧値g2まで上昇し(右上がり傾斜角を有するW1)、電圧値g2から電圧値g1へ降下する(右下がり傾斜角を有するW2)ことを交互に繰り返すことによって、図に示す上限閾値である上限の基準電圧eと下限閾値である下限の基準電圧fとの間に位置した状態を維持することになる(図2(d)で示す鋸歯形状の波形になる)。しかし、電力変換回路5,7のうちの少なくとも一方の電力変換回路5又は7の電子部品、例えばスイッチング素子11がオープンモードで故障となった場合に、該電力変換回路5からの出力電圧が、図2(d)に示す一点鎖線D1で示すように電圧値が右上がりに上昇していき、上限の基準電圧eを越えると、第1比較器25から異常信号が出力され、表示パネル(図示していない)に備えているランプを点灯させたり、ブザーを鳴らす、あるいはそれら両方を行ったり、さらには音声にて表示したり、メッセージ表示部に文字や図を用いて故障であることを表示するなどすることにより、電力変換回路7が故障(異常)であると把握することができるようにしている。
前記第1比較器25と第2比較器26とから積分回路24からの電圧値が、予め設定されている上限の基準電圧eと下限の基準電圧fとの間に存在しているか否かを判別する正常運転判別手段を構成している。
前記電源回路は、図3(a),(b)〜図6に示すように、メンテナンス面において有利となるように抜き差しによって接続状態と接続解除状態にすることができる複数のユニットからなっており、それらユニット構造について説明する。
まず、図3(a),(b)に示すように、全てのユニットが収納されるケーシング35K内の奥側に備えさせた第1出力ユニット35(前記二次側直流出力回路3を備えている、図3参照)に対して抜き差し自在に構成された第1入力ユニット36(電力変換回路5を備えている)を該ケーシング35K内の手前側に配置している。又、図に示す37は、前記第1入力ユニット36に並列させてケーシング35K内に配置した第2入力ユニットであり、この第2入力ユニット37は、前記第1出力ユニット35とは異なる第2出力ユニット(図示せず)に対して抜き差し自在に構成されている。ここでは、入力ユニットと出力ユニットとが同数、つまり複数対(図では二対の場合を示しているが、三対以上であってもよい)設けている場合を示しているが、入力ユニットの数に対して出力ユニットの数が少ない場合であってもよいし、又その逆であってもよい。前記ケーシング35Kは、ERP−2U(インテル提唱のSSIサーバ仕様に記述された外形形状)サイズに設定しているが、このサイズに限定されるものではない。又、前記2つのユニット36,37を上下方向に併設される状態で配置しているが、左右方向に併設される状態で配置してもよく、ユニット36,37の配置は自由に変更可能である。
前記第1入力ユニット36は、外部電源から抜き差し自在なプラグ付コード38を介して外部に備えている電源部(図示せず)と接続され、スイッチ39をONすることにより、回路内に電源部から電力が供給されるようになっている。又、第1入力ユニット36に、ユニット引出用の取っ手40を備えさせて、取っ手40を持って手前側に第1入力ユニット36を引き出すことができるように構成している。そして、前記第1入力ユニット36を引き出す場合には、前記スイッチ39がOFF状態になっていないと、引き出すことができないようにロック機構を備えている。前記ロック機構は、第1入力ユニット36の角筒状のケーシング36Bを構成する1つの側板部にユニットの前方側へ突出した後、ユニットの前面側へ延びるL字状の可動片36Cに、前記ケーシング35Kに形成した開口35Aに係止する突起36Tを備えさせている。従って、第1入力ユニット36をケーシング35K内に挿入し、その挿入が完了した時点でケーシング35Kの開口35Aに可動片36Cの突起36Tが係止することで、取っ手40を持って第1入力ユニット36を引き出すことができないロック状態になるように構成している。このロック状態において可動片36Cをそれの先端部を持ってユニット側へ揺動操作することによって、突起36Tを開口35Aから離脱させることで前記ロック状態を解除することができるようになっている。このとき、スイッチ39がON状態にあると、図3(b)及び図5(b)に示すように、スイッチ39の横側部に接当してしまい、可動片36Cをユニット側へ揺動操作することができないようになっている。つまり、第1入力ユニット36への電力供給が絶たれた状態でないと、第1入力ユニット36を抜くことができないようになっている。例えば電源供給が行われている状態で第1入力ユニット36を抜くことができる構成では、抜いた第1入力ユニット36が活電状態となっており、第1入力ユニット36の出力ユニット側に剥き出し状態となっている接続用コネクター(図示せず)に誤って手等が触れてしまい、火傷や電子機器の短絡によるトラブルなどが発生することになるが、上記のように電力供給が断たれた状態にすることで該トラブル発生を確実に回避することができる。
尚、前記第2入力ユニット37も前記第1入力ユニット36と同様な構成であり、外部電源から抜き差し自在なプラグ付コード38を介して外部に備えている電源部(図示せず)と接続され、スイッチ39BをONすることにより、回路内に電源部から電力が供給されるようになっている。又、第2入力ユニット37に、ユニット引出用の取っ手40Bを備えさせて、取っ手40Bを持って手前側に第2入力ユニット37を引き出すことができるように構成している。そして、前記第2入力ユニット37を引き出す場合には、前記スイッチ39BがOFF状態になっていないと、引き出すことができないようにロック機構を備えている。前記ロック機構は、第2入力ユニット37の角筒状のケーシングを構成する1つの側板部にユニットの前方側へ突出した後、ユニットの前面側へ延びるL字状の可動片37Cに、前記ケーシング35Kに形成した開口35Bに係止する突起37Tを備えさせている。
前記第1出力ユニット35及び第1入力ユニット36の抜き差し構造を、図6に示している。図6では、各ユニット35,36の基板35a,36aとそれら基板35a,36aの端部同士に備えさせた雄雌の4個のコネクター41,42、43,44のみを示している。
図6に示すように、一方の基板35aの端部の幅方向ほぼ中央部(どの位置であってもよい)に、他方の基板側に突出する突出片35Tを形成し、他方の基板36aの端部の前記突出片35Tに対応する位置に該突出片35Tが入り込んで位置決めするための切欠き部36Kを形成し、この切欠き部36Kの上下(基板の板厚方向両側)の開口を閉じるための一対の閉塞用板部材36H,36Hを前記基板36aに取り付けている。そして、前記突出片35Tの挿入方向先端を先端側ほど幅狭となるように、該突出片35Tの幅方向両側に先端側ほど幅方向中心側に位置する案内用のテーパ部35T,35Tを備えさせてあり、切欠き部36Kが突出片35Tに入り込むときに両者の位置が多少ずれている場合でも、テーパ部35T,35Tの案内作用により突出片35Tに対する切欠き部36Kの位置を移動修正することによって、雌型のコネクター42,44の嵌合凹部42A,44Aを雄型のコネクター41,43のピン41P,43Pに確実に嵌合させることができるようになっている。
前記一方の雌型のコネクター42には、図示していない制御回路が接続され、前記他方の雌型のコネクター44には、メイン回路(前記電力変換回路5)が接続されており、これらコネクター42,44に対して嵌合されて接続状態となる前記雄型のコネクター41,43の接続の順番を設定する必要がある。そのため、ピンの長さの異なる雄型のコネクターを用いることが一般的であるが、この場合、コスト面において不利になることがあり、図6に示すように、ピンの長さが同一の雄型のコネクター41,43を用いながらも、一方のコネクター43を基板35aの端部から設定距離Lだけ抜き差し方向において他方の基板36aから離れる側へ位置させるだけで、制御回路側が先に接続されてから、メイン回路が後に接続されるように構成しているが、メイン回路側が先に接続されてから、制御回路が後に接続されるように構成してもよい。このように2つの回路、つまりメイン回路及び制御回路の接続のタイミングを異ならせるように制御することによって、前記スイッチ39又は39BがONの状態である活電状態であっても、入力ユニット36又は37を出力ユニット35から抜いてから、新たな入力ユニット36又は37又は修理した入力ユニット36又は37を出力ユニット35に差し込んで入力ユニット36又は37の交換を行うときに、接続部(図6では、コネクター42,44の嵌合凹部42A,44Aとコネクター41,43のピン41P,43Pに相当する)にアークが発生し、その接続部が溶着したり、ユニットを構成する各種の素子が破損することなどのトラブル発生を回避することができる。
電源故障検出回路を備えた電源回路図である。 (a),(b)は図1のa点及びb点における電流の波形図、(c)は交互運転信号の波形図、(d)は積分回路からの電圧の波形図である。 電源回路を収納したケーシングを示す斜視図であり、(a)はスイッチをOFFにした状態を示し、(b)はスイッチをONにした状態を示している。 ケーシングに対して第1入力ユニットを引き出した状態を示す斜視図である。 (a)はスイッチをOFF状態にしたケーシングの要部を示す左側面図、(b)はスイッチをONにした状態にしたケーシングの要部を示す左側面図である。 第1入力ユニットと第1出力ユニットとを接続する直前の状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 高周波トランス
2 負荷
3 二次側直流出力回路
4,6 二次電池
5,7 電力変換回路
8,9 ゲート回路
10,11 スイッチング素子
12 電源故障検出回路
13,14 昇圧回路
15,16 フォトカプラ
17,18 カレントトランス
19,20 スイッチング素子
21,22 電流検出回路
23 演算増幅器
24C コンデンサ
24R 抵抗
24 積分回路
25,26 比較器
27 反転回路
35K ケーシング
35T,35T テーパ部
35,36 ユニット
35a,36a 基板
35T,36T 突出片
35A35B 開口
36B ケーシング
36C 可動片
36T 突起
36K 切欠き部
36H 閉塞用板部材
37 入力ユニット
37C 可動片
37T 突起
38 プラグ付コード
39,39B スイッチ
40,40B 取っ手
41,42,43,44 コネクター
41P,43P ピン
42A,44A 嵌合凹部
45 反転回路
46,47 アンド回路
48,49 反転回路
50,51 ラッチ回路
52,53 タイマ回路
52A,53A 保持解除信号
54,55 短絡故障検出回路
K1,H1 一次側巻線
K2,H2 二次側巻線
L 設定距離
N1,N3 一次側巻線
N2 二次側巻線

Claims (4)

  1. 直流電圧を入力としてON−OFF動作する第1電力変換用スイッチング素子を備えた第1電力変換回路及び直流電圧を入力としてON−OFF動作する第2電力変換用スイッチング素子を備えた第2電力変換回路を、共通のトランスの一次側に備え、これら2つの電力変換回路のそれぞれに昇圧回路を設け、予め設定されているデューティ比に基づいて前記少なくとも一方の昇圧回路の出力電圧を変化させ、該変化させた電圧の大小関係に基づいて2つの電力変換回路を交互に運転させることにより発生する電力を負荷に供給するための二次側直流出力回路を、前記トランスの二次側に備えさせてなる電源回路において、前記2つの電力変換回路に流れる電流をそれぞれ検出するための電流検出手段と、これら2つの電流検出手段からの電流の差分を増幅するための演算増幅器又は比較器と、この演算増幅器又は比較器からの交互運転信号を積分して電圧値に変換するための積分回路と、前記積分回路からの電圧値が予め設定された上限の電圧値と下限の電圧値との間に存在しているか否かを判別する正常運転判別手段とを備えさせたことを特徴とする電源故障検出回路。
  2. 前記正常運転判別手段が、前記上限の電圧値と前記積分回路からの電圧値とを比較するための第1比較器と、前記下限の電圧値と前記積分回路からの電圧値とを比較するための第2比較器とから構成してなる請求項1記載の電源故障検出回路。
  3. 前記各電力変換回路をユニット化し、それら電力変換回路ユニットを負荷を駆動するための前記二次側直流出力回路に対して活電状態で抜き差し自在に構成してなる請求項1又は2記載の電源故障検出回路。
  4. 前記2つの電力変換回路ユニット及び二次側直流出力回路を、該二次側直流出力回路を該2つの電力変換回路よりも奥側へ位置する状態でケーシング内に収納可能とし、前記ケーシング内に固定された二次側直流出力回路に対して手前側に配置される各電力変換回路ユニットを挿入することにより、両者を接続可能に構成し、各電力変換回路ユニットに備えている電力供給用のスイッチをOFF状態にしなければ接続状態になっている該電力変換回路ユニットをケーシングから引き出すことを阻止するためのロック機構を設けてなる請求項3記載の電源故障検出回路。
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