JP3818909B2

JP3818909B2 - Piping method and piping device to port of fluid pressure cylinder

Info

Publication number: JP3818909B2
Application number: JP2001381323A
Authority: JP
Inventors: 克明亀井; 哲郎山本
Original assignee: 太陽鉄工株式会社
Priority date: 2001-12-14
Filing date: 2001-12-14
Publication date: 2006-09-06
Anticipated expiration: 2021-12-14
Also published as: JP2003184823A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体圧シリンダのポートへの配管装置および配管方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、一般的な流体圧シリンダのシリンダカバーには、その中央部にクッション穴を兼用した流体室が設けられ、且つ外周平面に開口し流体室に連通するポートが設けられる。
【０００３】
ポートには、従来よりＲｃねじまたはＰＴねじと呼称されるテーパねじが用いられていたが、近年においてはＧねじまたはＰＦねじと呼称される平行ねじがしばしば用いられる。
【０００４】
そのため、例えば商品の注文に応じて、同じシリンダカバーに対して、テーパねじのポートまたは平行ねじのポートのいずれかが設けられる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、一般に、平行ねじの場合は、テーパねじの場合と比べて、ねじ込み深さが深い（長い）。
【０００６】
そのため、テーパねじのポートにテーパねじの継ぎ手をねじ込んだ場合は、継ぎ手の先端が流体室内に突出することはないが、平行ねじのポートに平行ねじの継ぎ手をねじ込んだ場合は、シリンダカバーの寸法によっては継ぎ手の先端が流体室内に突出することが起こり得る。
【０００７】
継ぎ手の先端が流体室内に突出すると、ピストンに設けられたクッションボスが流体室内に突入する際に、継ぎ手の先端と干渉し、流体圧シリンダの正常な作動が阻害される。
【０００８】
この問題を解決するには、例えば、シリンダカバーの寸法を大きくし、ポートの深さを深くすることが考えられる。しかし、シリンダカバーの寸法を大きくすると、シリンダカバーがフランジ金具の取り付け穴と干渉するおそれがあるなど、種々の新たな問題が発生するため、流体圧シリンダの全体を全面的に設計変更する必要がある。また、シリンダカバーを大きくすると、流体圧シリンダの全体がそれだけ大型化し重量化するという問題もある。
【０００９】
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、シリンダカバーの寸法を変更することなく、ポートにテーパねじまたは平行ねじのいずれを設けてもクッションボスなどとの干渉を起こさない配管方法および配管装置を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る配管方法は、流体圧シリンダのシリンダカバーの中央部の流体室に連通し外周平面に開口するポートへの配管方法であって、前記ポートに平行ねじを前記流体室に至って開口するように設け、前記平行ねじに螺合する雄ねじおよび座面を有した継ぎ手を前記ポートにねじ込むとともに、前記継ぎ手の前記座面から前記雄ねじの先端までの長さが前記平行ねじの長さよりも大きい場合に、前記継ぎ手の先端が前記流体室内に突出しない厚さ寸法であって前記継ぎ手とは連通することのない別個の環状のスペーサを前記座面と前記外周平面との間に設け、前記スペーサを設けることによって、前記流体圧シリンダのピストンに設けられたクッションボスが前記流体室内に突入した際に前記クッションボスが前記雄ねじの先端と干渉しないようにした。
【００１１】
本発明に係る配管装置は、流体圧シリンダのシリンダカバーの中央部の流体室に至って開口し且つ外周平面に開口する平行ねじを有したポートへの配管装置であって、前記平行ねじに螺合する雄ねじおよび座面を有し、前記座面から前記雄ねじの先端までの長さが前記平行ねじの長さよりも大きい継ぎ手が、前記ポートにねじ込まれており、前記座面と前記外周平面との間に前記継ぎ手とは連通することのない別個の環状のスペーサが設けられ、前記座面と前記スペーサの一方の端面との間に第１のシール部材が設けられ、前記外周平面と前記スペーサの他方の端面との間に第２のシール部材が設けられ、前記スペーサが設けられることによって、前記継ぎ手の先端が前記流体室内に突出することなく前記継ぎ手と前記ポートとが接続されており、前記流体圧シリンダのピストンに設けられたクッションボスが前記流体室内に突入した際に前記クッションボスが前記雄ねじの先端と干渉しないように構成されている。
【００１２】
【発明の実施の形態】
図１は本発明の第１の実施形態に係る配管装置を適用した流体圧シリンダ１の要部を示す断面図である。
【００１３】
図１において、流体圧シリンダ１は、シリンダチューブ１１、シリンダチューブ１１の一方の端面を閉塞するカバー１２、他方の端面を閉塞する図示しないカバー、ピストン１４、およびピストンロッド１５などから構成される。
【００１４】
カバー１２は、金属材料などからなり、外周が４つの平面部２１からなる正方形状の６面体である。カバー１２には、その中央部に円柱状の穴である流体室２２が設けられる。流体室２２はクッション穴を兼ねる。１つの平面部２１には、流体室２２に連通し当該平面部２１に開口するポートＰＴ１が設けられる。なお、平面部２１には、ポートＰＴ１の部分に円形の浅い平面ザグリが設けられるが、その場合に、その平面ザグリの表面を平面部２１とする。
【００１５】
ポートＰＴ１には、テーパねじ（Ｒｃねじ）または平行ねじ（Ｇねじ）が設けられる。図１は平行ねじ２３Ｒが設けられた状態を示す。本明細書において、ポートＰＴ１の平行ねじ２３Ｒの長さＬ１は、平面部２１から流体室２２の内周面までの最短距離と等しい。
【００１６】
因みに、Ｇ１／４の平行ねじでは、ＪＩＳ規格によって平行ねじ２３Ｒの長さＬ１が１２ｍｍと定められている。
ポートＰＴ１には、継ぎ手３１がねじ込まれて接続される。すなわち、継ぎ手３１は、本体部３２、シール部３３、およびねじ部３４を有する。本体部３２は、外周面が六角形に形成され、スパナをかけて回転させることが可能である。シール部３３は、内側に環状の溝が設けられ、円筒状に形成される。溝にはシール部材４１が装着される。シール部３３の下端面は、座面３５となっている。ねじ部３４には、平行ねじ２３Ｒに螺合する雄ねじ４２が形成される。シール部３３と雄ねじ４２との間の外周面は、ねじの設けられていない円柱面（ぬすみ面）となっている。
【００１７】
継ぎ手３１の中央部には連通穴４３が設けられている。連通穴４３には、図示しない合成樹脂製のホースまたは金属製の管材などが接続される。図１では簡略化された継ぎ手３１が描かれているが、実際には継ぎ手３１とホースなどの接続のための種々の部材が設けられる。また、継ぎ手３１の形状として、エルボ形状、Ｔ字形状、ユニバーサル型など、種々の形状または形式のものを用いることができる。このような継ぎ手３１として、種々の市販品を用いることができる。
【００１８】
図１に示された継ぎ手３１は、その座面３５からねじ部３４の先端までの長さＬ２が、平行ねじ２３Ｒの長さＬ１よりも大きい。そのため、継ぎ手３１をそのまま平行ねじ２３Ｒにねじ込んだ場合には、ねじ部３４の先端が流体室２２内に突出する。そうすると、ピストン１４に設けられたクッションボス１４ａが流体室２２内に突入する際にそれと干渉してしまう。これを防ぐため、座面３５と平面部２１との間にスペーサ３６が設けられる。
【００１９】
すなわち、スペーサ３６は、金属材料または合成樹脂などからなり、シール部３３とほぼ同じ外径の環状に形成される。スペーサ３６の厚さ（高さ）は、ねじ部３４の先端が流体室２２内に突出しないような寸法である。スペーサ３６の下辺内周面には、段状の溝が設けられ、その溝に、上のシール部材４１と同様なシール部材３７が装着される。シール部材３７は、例えばニトリルゴムなどからなる。シール部材３７によって、スペーサ３６の下面と平面部２１との間がシールされる。また、シール部３３に設けられたシール部材４１によって、座面３５とスペーサ３６との間がシールされる。
【００２０】
このように、スペーサ３６を設けることにより、継ぎ手３１の先端が流体室２２内に突出することなく、継ぎ手３１とポートＰＴ１とが接続される。
さて、ポートＰＴ１には、テーパねじ２３Ｇを設けることもできる。テーパねじ２３Ｇを設けた場合には、継ぎ手３１として、ねじ部３４にテーパ雄ねじが設けられたものを用いる。テーパねじ２３Ｇの場合は、ねじ部３４が流体室２２内に突出することはないので、スペーサ３６は不要である。
【００２１】
したがって、本来はテーパねじ用であったカバー１２を用い、テーパねじに代えて平行ねじ２３Ｒを設け、スペーサ３６を併用することによって平行雄ねじの設けられた継ぎ手３１を支障なく用いることができる。これにより、流体圧シリンダ１の全体を設計変更することなく、テーパねじおよび平行ねじの両方に対応することができる。
【００２２】
図２は本発明の第２の実施形態に係る配管装置を適用した流体圧シリンダ１の要部を示す断面図である。図２において、図１に示す要素と同様の機能を有する要素については同じ符号を付して説明を省略しまたは簡略化する。
【００２３】
図２において、継ぎ手３１の座面３５と平面部２１との間にスペーサ３６Ｂが設けられる。
スペーサ３６Ｂは、第１の実施形態のスペーサ３６と同様の機能を有するものであるが、形状が若干異なる。すなわち、スペーサ３６Ｂの下端面には、環状の溝が設けられ、その溝にシール部材３７Ｂが装着される。シール部材３７Ｂによって、スペーサ３６Ｂの下端面と平面部２１との間がシールされる。
【００２４】
スペーサ３６Ｂを設けることにより、継ぎ手３１のねじ部３４の先端が流体室２２内に突出することなく、継ぎ手３１とポートＰＴ１とが接続される。
上に述べた実施形態のスペーサ３６，３６Ｂを用いた配管装置によると、カバー１２の寸法を変更することなく、ポートＰＴ１にテーパねじまたは平行ねじのいずれを設けてもクッションボス１４ａなどとの干渉を起こさない。１つのカバー１２に、２つのポートＰＴを設け、一方を平行ねじ２３Ｒとし他方をテーパねじとしてもよい。このようにすると、１つの流体圧シリンダ１で平行ねじとテーパねじとの両方の継ぎ手に同時に対応することができる。しかも、外径寸法の小さなカバー１２を用いることができ、流体圧シリンダ１がコンパクトで軽量となる。
【００２５】
上に述べた実施形態では、スペーサ３６，３６Ｂをヘッド側のカバー１２に適用したが、ロッド側のカバーに適用できることはもちろんである。流体圧シリンダ１は、油圧、水圧、または空気圧のいずれで作動するものであってもよい。スペーサ３６，３６Ｂ、シール部材３７，３７Ｂ、継ぎ手３１、または流体圧シリンダ１の全体または各部の構造、形状、寸法、個数、材質などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
【００２６】
【発明の効果】
本発明によると、シリンダカバーの寸法を変更することなく、ポートにテーパねじまたは平行ねじのいずれを設けてもクッションボスなどとの干渉を起こさない配管方法および配管装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施形態に係る配管装置を適用した流体圧シリンダの要部を示す断面図である。
【図２】本発明の第２の実施形態に係る配管装置を適用した流体圧シリンダの要部を示す断面図である。
【符号の説明】
１流体圧シリンダ
１２カバー（シリンダカバー）
２１平面部（外周平面）
２２流体室
２３Ｒ平行ねじ
３１継ぎ手
３５座面
３６，３６Ｂスペーサ
３７，３７Ｂシール部材（第２のシール部材）
４１シール部材（第１のシール部材）
４２雄ねじ
ＰＴ１ポート[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a piping device and a piping method to a port of a fluid pressure cylinder.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a cylinder cover of a general fluid pressure cylinder is provided with a fluid chamber that also serves as a cushion hole at the center thereof, and is provided with a port that opens to the outer peripheral plane and communicates with the fluid chamber.
[0003]
Conventionally, a taper screw called Rc screw or PT screw has been used for the port, but in recent years, a parallel screw called G screw or PF screw is often used.
[0004]
Therefore, for example, depending on the order of goods, either a taper screw port or a parallel screw port is provided for the same cylinder cover.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in general, a parallel screw has a deeper (longer) screwing depth than a tapered screw.
[0006]
Therefore, when the joint of the taper screw is screwed into the port of the taper screw, the tip of the joint does not protrude into the fluid chamber, but when the joint of the parallel screw is screwed into the port of the parallel screw, the dimensions of the cylinder cover Depending on the situation, the tip of the joint may protrude into the fluid chamber.
[0007]
When the tip of the joint protrudes into the fluid chamber, when the cushion boss provided on the piston enters the fluid chamber, it interferes with the tip of the joint, and normal operation of the fluid pressure cylinder is inhibited.
[0008]
In order to solve this problem, for example, it is conceivable to increase the depth of the port by increasing the size of the cylinder cover. However, increasing the size of the cylinder cover causes various new problems, such as the cylinder cover possibly interfering with the mounting holes of the flange fittings. Therefore, it is necessary to completely redesign the entire hydraulic cylinder. is there. In addition, when the cylinder cover is enlarged, there is a problem that the entire fluid pressure cylinder is increased in size and weight.
[0009]
The present invention has been made in view of the above-described problems, and a piping method that does not cause interference with a cushion boss or the like even if a taper screw or a parallel screw is provided in a port without changing the dimensions of the cylinder cover. It aims at providing a piping apparatus.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
Piping according to the present invention is a Piping to the port opening to the outer peripheral plane communicates with the fluid chamber of the central portion of the cylinder cover of the hydraulic cylinder, the Ji flat row roots to the port leading to the fluid chamber provided so as to open, with a pre-Symbol joint having an external thread and the seat surface is screwed into the parallel screw threaded into the port, the length from the seat of the joint to the tip of the male thread length of the straight thread is greater than is provided with a separate annular spacer without the tip of the joint is communicated from said joint a thickness which does not protrude into the fluid chamber between the outer circumferential plane as the seat surface by providing the spacer, the cushion boss interferes with the tip of the male thread when the cushion boss provided on the piston of the fluid pressure cylinder has entered into the fluid chamber It was strange.
[0011]
The delivery apparatus according to the present invention, there is provided a delivery apparatus to the port having a straight thread opening to open and the outer peripheral plane led to the fluid chamber of the central portion of the cylinder cover of the hydraulic cylinder, screwed to the straight thread A joint having a length from the seat surface to the tip of the male screw that is larger than the length of the parallel screw is screwed into the port, and the seat surface and the outer peripheral plane A separate annular spacer that does not communicate with the joint is provided therebetween, a first seal member is provided between the seating surface and one end surface of the spacer, and the outer peripheral plane and the spacer a second sealing member disposed between the other end face, by the spacer is provided, the joint and the said port is connected without the tip of the joint projects into said fluid chamber Ri, the cushion boss is configured so as not to interfere with the tip of the male thread when the cushion boss provided on the piston of the fluid pressure cylinder has entered into the fluid chamber.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a main part of a fluid pressure cylinder 1 to which a piping device according to a first embodiment of the present invention is applied.
[0013]
1, the fluid pressure cylinder 1 includes a cylinder tube 11, a cover 12 that closes one end face of the cylinder tube 11, a cover (not shown) that closes the other end face, a piston 14, a piston rod 15, and the like.
[0014]
The cover 12 is made of a metal material or the like, and is a square hexahedron having an outer periphery composed of four flat portions 21. The cover 12 is provided with a fluid chamber 22 which is a cylindrical hole at the center thereof. The fluid chamber 22 also serves as a cushion hole. One flat portion 21 is provided with a port PT1 that communicates with the fluid chamber 22 and opens to the flat portion 21. The flat surface portion 21 is provided with a circular shallow flat counterbore at the port PT1. In this case, the surface of the flat counterbore is defined as the flat portion 21.
[0015]
The port PT1 is provided with a taper screw (Rc screw) or a parallel screw (G screw). FIG. 1 shows a state in which a parallel screw 23R is provided. In this specification, the length L1 of the parallel screw 23R of the port PT1 is equal to the shortest distance from the flat surface portion 21 to the inner peripheral surface of the fluid chamber 22.
[0016]
Incidentally, in the G1 / 4 parallel screw, the length L1 of the parallel screw 23R is defined as 12 mm according to the JIS standard.
The joint 31 is screwed and connected to the port PT1. That is, the joint 31 has a main body portion 32, a seal portion 33, and a screw portion 34. The main body portion 32 has an outer peripheral surface formed in a hexagonal shape, and can be rotated with a spanner. The seal portion 33 is provided with an annular groove on the inner side and is formed in a cylindrical shape. A seal member 41 is mounted in the groove. The lower end surface of the seal portion 33 is a seat surface 35. The screw portion 34 is formed with a male screw 42 that is screwed into the parallel screw 23R. An outer peripheral surface between the seal portion 33 and the male screw 42 is a cylindrical surface (a thin surface) on which no screw is provided.
[0017]
A communication hole 43 is provided at the center of the joint 31. The communication hole 43 is connected to a not-shown synthetic resin hose or a metal pipe. Although a simplified joint 31 is illustrated in FIG. 1, various members for connecting the joint 31 and a hose or the like are actually provided. Further, as the shape of the joint 31, various shapes or types such as an elbow shape, a T-shape, and a universal type can be used. As such a joint 31, various commercially available products can be used.
[0018]
In the joint 31 shown in FIG. 1, the length L2 from the seating surface 35 to the tip of the screw portion 34 is larger than the length L1 of the parallel screw 23R. Therefore, when the joint 31 is screwed into the parallel screw 23 R as it is, the tip of the screw portion 34 protrudes into the fluid chamber 22. Then, when the cushion boss 14 a provided on the piston 14 enters the fluid chamber 22, it interferes with it. In order to prevent this, a spacer 36 is provided between the seat surface 35 and the flat portion 21.
[0019]
That is, the spacer 36 is made of a metal material or synthetic resin, and is formed in an annular shape having substantially the same outer diameter as the seal portion 33. The thickness (height) of the spacer 36 is such that the tip of the threaded portion 34 does not protrude into the fluid chamber 22. A step-shaped groove is provided on the inner peripheral surface of the lower side of the spacer 36, and a seal member 37 similar to the upper seal member 41 is mounted in the groove. The seal member 37 is made of, for example, nitrile rubber. The space between the lower surface of the spacer 36 and the flat portion 21 is sealed by the seal member 37. Further, the space between the seat surface 35 and the spacer 36 is sealed by the seal member 41 provided in the seal portion 33.
[0020]
Thus, by providing the spacer 36, the joint 31 and the port PT 1 are connected without the tip of the joint 31 protruding into the fluid chamber 22.
Now, the port PT1 can be provided with a taper screw 23G. When the taper screw 23G is provided, the joint 31 having a taper male screw provided on the screw portion 34 is used. In the case of the taper screw 23G, the thread portion 34 does not protrude into the fluid chamber 22, so that the spacer 36 is unnecessary.
[0021]
Therefore, by using the cover 12 originally intended for a taper screw, providing the parallel screw 23R instead of the taper screw, and using the spacer 36 together, the joint 31 provided with the parallel male screw can be used without any trouble. Thus, both the taper screw and the parallel screw can be handled without changing the design of the entire fluid pressure cylinder 1.
[0022]
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a main part of a fluid pressure cylinder 1 to which a piping device according to a second embodiment of the present invention is applied. 2, elements having the same functions as those shown in FIG. 1 are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted or simplified.
[0023]
In FIG. 2, a spacer 36 B is provided between the seat surface 35 of the joint 31 and the flat portion 21.
The spacer 36B has a function similar to that of the spacer 36 of the first embodiment, but has a slightly different shape. That is, an annular groove is provided on the lower end surface of the spacer 36B, and the seal member 37B is mounted in the groove. The space between the lower end surface of the spacer 36B and the flat portion 21 is sealed by the seal member 37B.
[0024]
By providing the spacer 36 B, the joint 31 and the port PT 1 are connected without the tip of the threaded portion 34 of the joint 31 protruding into the fluid chamber 22.
According to the piping apparatus using the spacers 36 and 36B of the above-described embodiment, interference with the cushion boss 14a or the like is possible regardless of whether the port PT1 is provided with a taper screw or a parallel screw without changing the dimensions of the cover 12. Does not cause. Two ports PT may be provided in one cover 12, and one may be a parallel screw 23R and the other may be a taper screw. If it does in this way, it can respond to the joint of both a parallel screw and a taper screw with one fluid pressure cylinder 1 simultaneously. In addition, the cover 12 having a small outer diameter can be used, and the fluid pressure cylinder 1 is compact and lightweight.
[0025]
In the above-described embodiment, the spacers 36 and 36B are applied to the head-side cover 12, but it is needless to say that the spacers 36 and 36B can be applied to the rod-side cover. The fluid pressure cylinder 1 may be operated by any one of oil pressure, water pressure, and air pressure. The structure, shape, dimensions, number, material, etc. of the whole or each part of the spacers 36, 36B, the seal members 37, 37B, the joint 31, or the fluid pressure cylinder 1 can be appropriately changed in accordance with the spirit of the present invention.
[0026]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to provide a piping method and a piping device that do not cause interference with a cushion boss or the like even if a taper screw or a parallel screw is provided in a port without changing the dimensions of the cylinder cover.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a main part of a fluid pressure cylinder to which a piping device according to a first embodiment of the present invention is applied.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a main part of a fluid pressure cylinder to which a piping device according to a second embodiment of the present invention is applied.
[Explanation of symbols]
1 Fluid pressure cylinder 12 Cover (cylinder cover)
21 Plane part (outer peripheral plane)
22 Fluid chamber 23R Parallel screw 31 Joint 35 Seat surface 36, 36B Spacer 37, 37B Seal member (second seal member)
41 Seal member (first seal member)
42 Male thread PT1 port

Claims

流体圧シリンダのシリンダカバーの中央部の流体室に連通し外周平面に開口するポートへの配管方法であって、
前記ポートに平行ねじを前記流体室に至って開口するように設け、
前記平行ねじに螺合する雄ねじおよび座面を有した継ぎ手を前記ポートにねじ込むとともに、前記継ぎ手の前記座面から前記雄ねじの先端までの長さが前記平行ねじの長さよりも大きい場合に、前記継ぎ手の先端が前記流体室内に突出しない厚さ寸法であって前記継ぎ手とは連通することのない別個の環状のスペーサを前記座面と前記外周平面との間に設け、
前記スペーサを設けることによって、前記流体圧シリンダのピストンに設けられたクッションボスが前記流体室内に突入した際に前記クッションボスが前記雄ねじの先端と干渉しないようにした、
ことを特徴とする流体圧シリンダのポートへの配管方法。A piping method to a port that communicates with a fluid chamber at the center of a cylinder cover of a fluid pressure cylinder and opens to an outer peripheral plane,
Provided Ji flat row roots to the port to open led to the fluid chamber,
With screwing the joint having an external thread and the seat surface is screwed before Symbol straight thread on the port, when the length from the seat of the joint to the tip of the male thread is greater than the length of the straight thread, provided a separate annular spacer without the tip of the joint is communicated from said joint a thickness which does not protrude into the fluid chamber between the outer circumferential plane as the seat surface,
By providing the spacer, when the cushion boss provided on the piston of the fluid pressure cylinder enters the fluid chamber, the cushion boss does not interfere with the tip of the male screw.
The piping method to the port of the fluid pressure cylinder characterized by the above-mentioned.

流体圧シリンダのシリンダカバーの中央部の流体室に至って開口し且つ外周平面に開口する平行ねじを有したポートへの配管装置であって、
前記平行ねじに螺合する雄ねじおよび座面を有し、前記座面から前記雄ねじの先端までの長さが前記平行ねじの長さよりも大きい継ぎ手が、前記ポートにねじ込まれており、
前記座面と前記外周平面との間に前記継ぎ手とは連通することのない別個の環状のスペーサが設けられ、
前記座面と前記スペーサの一方の端面との間に第１のシール部材が設けられ、
前記外周平面と前記スペーサの他方の端面との間に第２のシール部材が設けられ、
前記スペーサが設けられることによって、前記継ぎ手の先端が前記流体室内に突出することなく前記継ぎ手と前記ポートとが接続されており、前記流体圧シリンダのピストンに設けられたクッションボスが前記流体室内に突入した際に前記クッションボスが前記雄ねじの先端と干渉しないように構成されている、
ことを特徴とする流体圧シリンダのポートへの配管装置。A pipe device to the port having a parallel screw opening led to the fluid chamber of the central portion of the cylinder cover of the hydraulic cylinder with opened and the outer circumferential plane,
A joint having a male screw and a seating surface that are screwed onto the parallel screw, and a joint having a length from the seating surface to the tip of the male screw that is larger than the length of the parallel screw is screwed into the port;
A separate annular spacer that does not communicate with the joint is provided between the seating surface and the outer peripheral plane,
A first seal member is provided between the seating surface and one end surface of the spacer;
A second seal member is provided between the outer peripheral plane and the other end surface of the spacer;
By the spacer is provided, the joint and the said port is connected without the tip of the joint projects into the fluid chamber, a cushion boss provided on the piston of the hydraulic cylinder to the fluid chamber It is configured so that the cushion boss does not interfere with the tip of the male screw when entering.
A piping device to a port of a fluid pressure cylinder.