JP3816552B2 - Image file device - Google Patents

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Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は大容量の画像データを記録する画像ファイル装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の画像ファイル装置においては、画像を一時的に収集するファイルサーバ内の大容量ファイル記録装置に、ネットワーク接続された画像入力装置の画像を記録し、ファイルサーバは一時的に蓄積された一定量の画像を定期的に磁気テープや光ディスク装置等の長期保存可能な画像保存装置に転送してから、一時的に蓄積した画像をファイルサーバ内から消去し、この消去した記録領域を、新規に画像入力装置から送られる画像を記録するための記録領域として割り当てている。
【０００３】
例えば、特開平２ー２０６８７６号公報では各種の装置から得られた画像を一時的に磁気ディスクに格納した後、前記格納した画像を所定のタイミングで光ディスクに転送する画像ファイル装置を開示している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、画像ファイル装置が長期間にわたって稼働する際、一日当たりの画像記録枚数は変化していく。このため、新規に画像を記録する領域の大きさを一定にしてしまうと、ファイルサーバ内の記録領域が不足し、新規に画像を記録する領域を使いきって、ネットワークの稼働が停止してしまうことがある。
【０００５】
また、ファイルサーバ内の画像データを全て長期保存用の画像保存装置としての光ディスク装置に転送するようにすると、画像再生装置が常に光ディスク装置から画像データを読出すことになり、画像を再生するスピードが低下してしまう。
【０００６】
また、ファイルサーバに接続されている複数の画像入力装置の中で、稼働率の高いものと低いものの偏りがでてくることがある。このような場合、それぞれの画像入力装置に対し同一、もしくは等しく分割した記録領域を割り当てるとファイルサーバの記録領域内に書込みが頻繁に起きる領域が部分的に生じることになる。すなわち書込みが頻繁に起きる領域を割り当てられた画像入力装置は、画像書込み速度が著しく低下することになる。
【０００７】
一方、上記のように稼働状態の変化とともにファイルサーバの設定も刻々と変化するネットワークにおいては、そのファイルサーバに接続されている画像入力装置、及び他の端末装置の設定や、また画像入力装置等の端末の駆動プログラムの更新が頻繁に必要になる。このような場合、ファイルサーバに接続されている多数の装置や端末全てに対して、人間の手によって設定の変更や、駆動プログラムの新規インストールを行うとその作業に膨大な時間を要する。
【０００８】
本発明は、上述した点に鑑みてなされたもので、稼働時に画像データ収集手段の記録領域を使いきらないようにできる画像ファイル装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明による画像ファイル装置は、画像データを発生する画像データ発生手段からの複数の画像データを一時的に記録する画像データ収集手段と、前記画像データ収集手段から転送される画像データを、着脱可能で長期間保存可能な記録媒体に記録する画像データ保存手段と、前記画像データ発生手段から前記画像データ収集手段に伝送された画像データ量を集計する集計手段と、前記集計手段による集計結果の値と、予め設定された所定の記憶容量とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較結果に基づいて、前記画像データ収集手段から前記画像データ保存手段に転送する画像データの転送量を、前記集計結果の値と前記所定の記憶容量値とのうちの大きい方の値に決定する転送量決定手段と、前記転送量決定手段による決定に基づき、前記画像データ収集手段から当該画像データ収集手段が記録している最も古い日時の付記されている画像データを前記画像データ保存手段に転送する転送手段と、前記転送手段によって転送が済んだ画像データを前記画像データ収集手段から消去する消去手段と、を有することを特徴とする。
【００１０】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。図１ないし図１２は本発明の第１実施例に係り、図１は画像ファイル装置の構成を示す構成図、図２は画像入力装置の構成を示すブロック図、図３は画像再生装置の構成を示すブロック図、図４はファイルサーバの構成を示すブロック図、図５ないし図８はファイルサーバ内ハードディスクの記録領域の区分の説明図、図９は画像入力装置の処理の流れを示すフローチャート、図１０ないし図１２はファイルサーバの処理の流れを説明するフローチャートである。
【００１１】
図１に示すように第１実施例の画像ファイル装置６は、画像を発生する画像入力手段としてテレビカメラを持つ第１ないし第５の画像入力装置（単に画像入力装置とも記す）１，２，３，４，５と、入力される画像を一時的に記録して収集する大容量磁気記憶装置を持つファイルサーバ７と、ファイルサーバ７に収集された画像を長期間保存するための光ディスク装置９と、収集及び保存された画像を再生する画像再生装置８と、それらを結合するネットワーク１１によって構成される。
【００１２】
画像入力装置１ないし５は、送受信ケーブルであるネットワーク１１を介してファイルサーバ７に接続されており、ファイルサーバ７とデータの入出力の制御が行えるようになっている。そして画像再生装置８も同様にネットワーク１１を介してファイルサーバ７と接続されており、ファイルサーバ７とのデータの入出力が可能になっている。光ディスク装置９は送受信ケーブルであるＳＣＳＩケーブル１０によってファイルサーバ７と結合しており、ファイルサーバ７が制御する記録装置の一つとして動作する。この光ディスク装置９は着脱可能で大容量の画像記録媒体で、かつ長期間に保存できる光ディスクに画像データを記録し、光ディスクの記録容量にほぼ達したら次の光ディスクに交換して記録する。
【００１３】
図２は第１の画像入力装置１の構成を示すものであり、他の画像入力装置２，３，４，５は、この第１の画像入力装置１と同じ構成である。この画像入力装置１はＣＰＵ１３によって動作が制御されており、動作制御の手順は不揮発性メモリで形成した記憶装置としてのＲＯＭ２２と、固定磁気記憶装置としてのハードディスク２０に記憶されている。
【００１４】
ＣＰＵ１３とＲＯＭ２２はバスライン２３を介して接続されており、ＣＰＵ１３はＲＯＭ２２に記憶されているデータを読出すことができる。ＣＰＵ１３とハードディスク２０はバスライン２３とＳＣＳＩインターフェース１６を介して接続されている。ＳＣＳＩインターフェース１６はバスライン２３を介してＣＰＵ１３に接続されており、ハードディスク２０とＣＰＵ１３との間のデータの入出力を制御する。
【００１５】
ハードディスク２０は、ＳＣＳＩインターフェース１６から送出されるＣＰＵ１３からの制御命令によって制御され、ＣＰＵ１３からのデータ読出し要求があれば要求に応じたデータをＳＣＳＩインターフェース１６とバスライン２３を介してＣＰＵ１３に送出する。またＣＰＵ１３からの書込みデータがあれば、ＳＣＳＩインターフェース１６とバスライン２３を介して書込みデータを取得し記憶する。
【００１６】
これにより、ＣＰＵ１３はハードディスク２０とのデータの入出力、及び制御を行う、書換え可能な揮発性メモリで形成した記憶装置としてのＲＡＭ１２は、バスライン２３を介してＣＰＵ１３に接続されておりＣＰＵ１３から送られるデータを記憶したり、ＣＰＵ１３からの要求に応じて記憶データをＣＰＵ１３に送出する。
【００１７】
ネットワークインタフェース１５はバスライン２３を介してＣＰＵ１３に接続されており、ＣＰＵ１３がファイルサーバ７へのデータ入出力を行う際に、バスライン２３とネットワーク１１の間のデータ伝送の制御を行う。
【００１８】
また、ネットワークインタフェース１５は、画像ファイル装置６内における画像入力装置１ないし５につけられる固有の名前を保持する。この名前により例えば画像入力装置１と、他の画像入力装置２ないし５との区別をファイルサーバ７が行うことができる。
【００１９】
テレビカメラ１９は画像入力装置１の画像生成を行うものであり、ビデオ回路１８に接続されている。ビデオ回路１８はテレビカメラ１９の出力する撮像信号をビデオ信号に変換するものであり、Ａ／Ｄコンバータ１７に接続されている。
【００２０】
Ａ／Ｄコンバータ１７はビデオ回路１８のビデオ信号を、ＣＰＵ１３が認識可能な画像データに変換して、その画像データを画像メモリ１４に記憶する。画像メモリ１４はＡ／Ｄコンバータ１７が出力する画像データを保存する揮発性メモリであり、常にテレビカメラ１９の撮影する画面の内容を画像データとして記憶しており、記憶する画像データはテレビカメラ１９の撮影する画像が変化すると、直ちに更新される。
【００２１】
画像メモリ１４は、バスライン２３を介してＣＰＵ１３に接続されており、ＣＰＵ１３は画像メモリ１４の記憶する画像データを参照することができる。スイッチ２１は第１の画像入力装置１の画像記録のタイミングを出すシャッタであり、バスライン２３に接続され、スイッチ２１に物理的な押圧が加わるとＣＰＵ１３に対しバスライン２３を介して数値１を出力し、押圧がない時は数値０を出力する。
画像を発生する他の画像入力装置２ないし５は、第１の画像入力装置１と同じ構成を持つため、その説明を省略する。
【００２２】
図３は画像の再生を行う画像再生装置８の構成を示している。ＣＰＵ２８は画像再生装置８の動作を制御しており、その動作手順であるソフトウェアはＲＯＭ２５と、ハードディスク３２に記録されている。ＲＯＭ２２と２５、ＲＡＭ１２と２６、ＳＣＳＩインターフェース１６と３１、ハードディスク２０と３２、ネットワークインタフェース１５と３５はそれぞれ同じ構成のものである。
【００２３】
ディスプレイ３４は画像再生装置８の画像表示手段であり、ディスプレイ制御回路３３に接続されている。揮発性メモリであるＶ−ＲＡＭ２７はディスプレイ３４上の表示状態を保持する記憶装置であり、バスライン３６を介してＣＰＵ２８に接続されており、ＣＰＵ２８によってデータ書込み及び制御がされる。
【００２４】
ディスプレイ制御回路３３は、バスライン３６を介してＣＰＵ２８とＶ−ＲＡＭ２７に接続されており、Ｖ−ＲＡＭ２７の保持するディスプレイの表示状態をＣＰＵ２８の制御によってビデオ信号に変換し、ディスプレイ３４にビデオ信号を送出する。キーボード３０はキーボードインタフェース２９とバスライン３６を介してＣＰＵ２８に接続されており、文字情報をＣＰＵ２８に伝送することができる。
【００２５】
図４はファイルサーバ７の構成を示したものである。ファイルサーバ７はＣＰＵ４２によって動作が制御され、その動作手順であるソフトウェアはＲＯＭ４０とハードディスク４７に記録されている。ＲＯＭ２２と４０、ＲＡＭ１２と４１、キーボードインタフェース２９と５０、ディスプレイ３４と４９、ディスプレイ制御回路３３と４８、Ｖ−ＲＡＭ２７と４３、ネットワークインタフェース１５と４４、キーボード３０と５１はそれぞれ同じ構成のものである。
【００２６】
ＳＣＳＩインタフェース４５にはＳＣＳＩケーブル１０が接続され、バスライン５３を介してＣＰＵ４２に接続されている。ＳＣＳＩインターフェース４５は、ＳＣＳＩケーブル１０によって連結されている記録装置であるフロッピィディスクドライブ４６、ハードディスク４７、光ディスク装置９を、ＣＰＵ４２から送られる指令に応じて制御し、各記録装置の保持する記憶内容の入出力を行い、バスライン５３へ記録装置内のデータの入出力を行う。
タイマ５２はＣＰＵ４２の要求に応じて、バスライン５３を介しＣＰＵ４２に現在の時刻を出力する装置である。
【００２７】
光ディスク装置９は、大容量記録メディアである光磁気ディスク等へのデータ記録、読出しを行う装置であり、光磁気ディスクは操作者によって入れ換えることが可能である。光ディスク装置９はＳＣＳＩケーブル１０によってファイルサーバ７に接続されており、ファイルサーバ７で一時的に記録された画像に対する長期間に画像を記録する画像記録装置として動作する。
【００２８】
図５ないし図７を用いてファイルサーバ７内の高速の画像データ等の記録及び読出しを行うことのできるハードディスク４７内に記録される情報の構成を述べる。
図５はハードディスク４７の領域分割を示しており、ソフトウェアを記録するソフトウェア領域５５と、画像入力装置１ないし５からネットワーク１１を介して伝送された画像データを記録する画像記録領域５６と、各画像入力装置１ないし５の画像記録領域５６への画像データ記録量の統計を記録する使用量統計領域５７に分割されている。
【００２９】
図６はソフトウェア領域５５内に記録されている情報の構成を示すもので、サーバ装置の起動ソフトウェア、つまりファイルサーバ起動ソフトウェア５８と、ＣＰＵ４２がソフトウェア実行時に使用するソフトウェア作業領域５９とに分割して構成される。
【００３０】
また、図７は使用量統計領域５７内に記録されている情報の構成を示すもので、６２ないし６６はそれぞれ画像入力装置１ないし５が画像記録領域５６に書込んだ画像データの容量の統計量を示す。最低確保量６７はファイルサーバ起動ソフトウェア５８によって設定される値である。
【００３１】
図８は画像入力装置１のハードディスク２０の記録内容の構成を示しており、画像入力装置起動ソフトウェア６８、及びソフトウェア６８がハードディスク２０に書込まれた日時を記録する起動ソフトウェア更新日時６９、ソフトウェア６８をＣＰＵ１３が実行する際にＣＰＵ１３が使用する領域であるソフトウェア作業領域７０の３つに領域に分割されている。
【００３２】
この実施例では画像データを一時的に収集するファイルサーバ７内のハードディスク４７に画像を記録する際の画像データの使用量の統計値を求め、この統計値に基づいてハードディスク４７内に新たに画像データを記録する記録領域を設定することにより、この記録領域として必要最小限に近い値を確保し、この確保した記録領域以外の画像データをファイルサーバ７内のハードディスク４７に残すことにより（保存用の画像記録装置としての光ディスク装置９に多くの画像データを記録する場合よりも）高速の画像検索等を可能にする構成にしていることが特徴となっている。
【００３３】
次に、このような構成された本実施例の作用について説明する。
画像入力装置１ないし５の処理の流れを図９に示すフローチャートを用いて説明する。画像入力装置１ないし５に電源が投入されると、起動処理であるステップＳ１を開始し、ＣＰＵ１３はＲＯＭ２２内のソフトウェアを実行する。
【００３４】
このソフトウェアは、ハードディスク２０内の画像入力装置起動ソフトウェア６８をＲＡＭ２６に転送するもので、転送が終了するとＣＰＵ１３はＲＡＭ２６に転送された画像入力装置起動ソフトウェア６８の実行を開始する。ＣＰＵ１３はネットワークインタフェース１５を制御し、ファイルサーバ７とのデータ通信を確立する。
【００３５】
次にステップＳ２に進み、ＣＰＵ１３はスイッチ２１の数値出力を監視し始め、スイッチ２１の出力が１か否かを判断し、０を出力したいる間はＣＰＵ１３は待機状態となる。一方、テレビカメラ１９が撮影する映像は、Ａ／Ｄコンバータ１７によって高速に画像データ化されて画像メモリ１４に記録されているため、テレビカメラ１９によって撮影されている画像をほぼリアルタイムに取り込めるようになっている。
【００３６】
そして、操作者がスイッチ２１に押圧を加えてＯＮすると、スイッチ２１が１をバスライン２３を介してＣＰＵ１３に出力し、ＣＰＵ１３はこれを検出してステップＳ３に進む。
【００３７】
ステップＳ３ないしＳ６は画像記録動作である。まず、ステップＳ３において、ＣＰＵ１３は画像メモリ１４に記憶されている画像データをＲＡＭ１２に転送する。
【００３８】
次のステップＳ４においてＣＰＵ１３はファイルサーバ７内のＣＰＵ４２に対し、画像データの書込み要求をした後、ステップＳ５に進み、ＲＡＭ１２上のデータを、ネットワーク１１を介してＣＰＵ４２に転送する。
【００３９】
その後のステップＳ６でネットワークインタフェース１５は、データを出力した画像入力装置が、画像入力装置１ないし５のうちのどれであるかを示す固有の名前をファイルサーバ７に出力する。これにより、画像の記録指示の操作、つまりスイッチ２１の操作による画像記録の指示により、その指示のタイミングに対応する画像をファイルサーバ７に記録する画像記録は完了し、ステップＳ２に戻り、次の指示に備える。
【００４０】
一方、画像再生装置８は、ＣＰＵ２８がＲＯＭ２５とハードディスク３２が記憶するソフトウェアを実行し、操作者がキーボード３０を介し命令を入力することで、ファイルサーバ７内のＣＰＵ４２に対して画像読出し要求を出し、光ディスク装置９と、ファイルサーバ７内のハードディスク４７の画像データをネットワーク１１を介して読み取り、ディスプレイ３４上に表示する。
【００４１】
ファイルサーバ７の動作を図１０に示すフローチャートを用いて説明する。
電源が投入されたらファイルサーバ７は起動処理ステップＳ７を行う。このステップＳ７において、ＣＰＵ４２はＲＯＭ４０に記録されている起動ソフトウェアの実行を開始する。
【００４２】
このソフトウェアはハードディスク４７内のファイルサーバ起動ソフトウェア５８をＲＡＭ４１に転送した後、ＲＡＭ４１に転送された起動ソフトウェア５８をＣＰＵ４２で実行させるためのものである。ＲＡＭ４１に転送された起動ソフトウェア５８の実行をＣＰＵ４２が開始すると、ステップＳ８のネットワーク送受信の処理を実行する。
【００４３】
ステップＳ８はネットワーク１１に接続されている画像入力装置１ないし５と画像再生装置８とファイルサーバ７間とのデータ入出力処理である。ステップＳ８の処理の流れを図１１に示すフローチャートを用いて説明する。
【００４４】
ステップＳ１５において、ＣＰＵ４２とネットワーク１１で接続されている画像入力装置１ないし５からの画像書込み要求があるか否かを判断し、画像書込み要求がある場合にはステップＳ１６に進み、画像書込み要求がない場合はステップＳ１９に進む。
【００４５】
ステップＳ１６において画像データの書込みを行う。つまり、ＣＰＵ４２はネットワーク１１を介して画像入力装置１ないし５から送られてきた画像データに、タイマ５２が出力する現在の時刻を付記して、ハードディスク４７内の画像記録領域５６に書込む。この時、ＣＰＵ４２は、送られてきた画像データの容量をバイト単位で計測し、計測した容量をＲＡＭ４１に記録する。
【００４６】
次のステップＳ１７において、画像入力装置の名前取得の処理を行う。つまり画像入力装置から送られてくるその画像入力装置の名前をＲＡＭ４１上に記録することで、画像データが画像入力装置１ないし５のうちどれから送られたかが分かる。
【００４７】
次のステップＳ１８において、ハードディスク４７への書込み量を加算する処理を行う。つまり、ハードディスク４７の使用量統計領域５７に記録されている、各画像入力装置１ないし５のハードディスク書込み量６２ないし６６に加算する処理である。
【００４８】
ＣＰＵ４２は、ＲＡＭ４１上に記録されている画像入力装置の名前から、画像入力装置１ないし５のハードディスク書込み量６２ないし６６のうちの該当するものに、ＲＡＭ４１上に記録されている画像データの容量を加算する。その後、次のステップＳ１９に進む。
【００４９】
このステップＳ１９において、画像再生装置８から画像読出し要求があるか否かを判断し、画像読出し要求がある場合にはステップＳ２０に進み、なければステップＳ８を終了する。
【００５０】
ステップＳ２０においては画像データの検索を行う。つまり、画像読出し要求に応じた画像データをハードディスク４７内の画像記録領域５６と、光ディスク装置９から検索し、次のステップＳ２１に進み、検索した画像データを画像再生装置８にネットワーク１１を介して出力する。以上でステップＳ８が終了し、図１０に示すステップＳ９に進む。
【００５１】
ステップＳ９について説明する。ＣＰＵ４２はタイマ５２に現在の時刻を要求し、タイマ５２から時刻を受信し、現時刻が午前零時零分であるか否かの判断を行う。現時刻が午前零時零分であった場合には、画像データバックアップ処理であるステップＳ１０ないしＳ１４を行い、現時刻が午前零時零分以外の場合はステップＳ８に戻る。
【００５２】
ステップＳ１０について説明する。ＣＰＵ４２は使用量統計領域５７内に記録されている画像入力装置のハードディスク書込み量６２ないし６６の合計を計算し、計算結果をＲＡＭ４１に記録した後、ハードディスク書込み量６２ないし６６に数値０を記録する。
【００５３】
これにより、ＲＡＭ４１内に全画像入力装置１ないし５の昨日一日のハードディスク書込み量の合計、すなわち画像ファイル装置６が一日に記録した画像データの総計が記録される。
【００５４】
次にステップＳ１１に進み最低確保量６７に記録されている数値と、ＲＡＭ４１内に記録されている計算結果との大小を比較、使用量合計＞最低確保量か否かを判断する。最低確保量６７は画像入力装置１が一日分の画像データを記録するために最小限必要なハードディスク４７の領域の大きさを示す値である。
【００５５】
この比較による条件分岐先であるステップＳ１２とステップＳ１３において、ＣＰＵ４２は最低確保量６７かＲＡＭ４１内の計算結果のうちの数値が大きい方の値を消去量と定義してＲＡＭ４１に記録し、ステップＳ１４の光ディスク装置への画像転送の処理を行った後、ステップＳ８に戻る。
【００５６】
ステップＳ１４の動作処理の流れを図１２に示すフローチャートを用いて説明する。ステップＳ２２においてＣＰＵ４２はＲＡＭ４１に転送量と定義した数値０を記憶する。次にステップＳ２３においてＣＰＵ４２は画像記録領域５６内で、最も古い日時が付記された画像データを検索する。
【００５７】
次のステップＳ２４において、ＣＰＵ４２は検索した最も古い日時が付記された画像データを、画像記録領域５６から光ディスク装置９に転送する。次のステップＳ２５においてＣＰＵ４２は、ＲＡＭ４１上に記録されている数値である転送量（最初は０である）に、転送した画像データの容量（つまり最も古い画像データの容量）を加算する。そしてこの加算した値を転送量とし、ステップＳ２６においてこの最も古い画像データを画像記録領域５６から消去する。
【００５８】
次のステップＳ２７においてＣＰＵ４２はＲＡＭ４１上に記録されている数値である転送量と消去量を比較して転送量≧消去量か否かを判断し、転送量の方が多い場合はステップＳ１４を終了し、転送量が消去量より小さい場合にはステップＳ２３に戻る。
【００５９】
すなわちステップＳ１４は、消去量に相当する容量の画像データを、画像記録領域５６中の日時の古い方から光ディスク装置９に転送し、転送済みの画像データを画像記録領域５６から消去し、新たに画像データを記録するための画像記録領域５６の空き領域を確保する処理である。ステップＳ１４が終了すると、ステップＳ８に戻る。
【００６０】
このように構成及び作用する第１実施例の画像ファイル装置６によれば、使用量統計領域５７に記録されている各画像入力装置のハードディスク使用量の統計をもとに、定期的にファイルサーバ７内の画像記録領域５６の空き領域を確保することにより、画像ファイル装置６の稼働状態に応じたハードディスク４７の（新規の画像データの記録のための）空き容量確保が可能であり、ステップＳ５中にハードディスク４７の空き容量がなくなって画像記録ができないといった事態を回避できる。
また、多くの記録画像を（光ディスク装置９よりも）高速の書込み及び読出しが可能なハードディスク４７に残せるため、新しい記録画像を画像再生装置８を高速に読出すことができる。
【００６１】
次に第２実施例について説明する。図１３ないし図２１は第２実施例に係り、図１３は第２実施例の画像ファイル装置の構成を示す構成図、図１４はファイルサーバの構成を示すブロック図、図１５はファイルサーバ内のハードディスクの領域区分を示す構成図、図１６はハードディスク内のソフトウェア領域に記録されている情報の内訳の説明図、図１７は使用量統計領域内に記録されている情報の内訳の説明図、図１８ないし図２０はファイルサーバの動作処理の流れを示すフローチャート、図２１は画像入力装置の動作処理の流れを示すフローチャートである。
【００６２】
図１３に示す画像ファイル装置８０は、図１に示す第１実施例の画像ファイル装置６におけるファイルサーバ７を、ファイルサーバ８１に置き換えたものである。
このファイルサーバ８１は図１４に示す構成であり、第１実施例における図４に示すファイルサーバ７のハードディスク４７を、３つのハードディスク９４ないし９６に置き換えた構成のものである。
【００６３】
図１４においてファイルサーバ８１はＣＰＵ８４によって動作が制御されている。他の構成要素は図４の構成要素と同じである。つまりＲＡＭ４１と８３、タイマ５２と８５、Ｖ−ＲＡＭ４３と８６、キーボードインターフェース５０と８９、キーボード５１と９１、ディスプレイ４９と９７、フロッピィディスクドライブ４６と９３、ネットワークインタフェース４４と９２、ＳＣＳＩインタフェース４５と８７は、それぞれ同一のものである。
【００６４】
ＲＯＭ８２はＲＯＭ４０と機能が同一であるが、記録しているソフトウェアが異なる。記録装置としてのハードディスク９４ないし９６は固定磁気ディスク装置であり、図１５に示すような領域の分割がされている。
【００６５】
この図１５に示すようにハードディスク９４とハードディスク９５は、全て画像記録領域９９及び１００で占められており、ハードディスク９６は、画像記録領域１０１、使用量統計領域１０２及びソフトウェア領域１０３とに分割されている。
【００６６】
図１６はハードディスク９６の画像記録領域１０１に記録されている情報の内訳であり、画像入力装置１ないし５の起動ソフトウェア１０５、ファイルサーバ８１の起動ソフトウェア１０６及び画像入力装置起動ソフトウェア１０５がソフトウェア領域１０３に書込まれた日時を示す値、つまりソフトウェア来歴管理領域１０７が記録されている。
【００６７】
図１７はハードディスク９６の使用量統計領域１０２に記録されている情報の内訳を示しており、各画像入力装置１ないし５のハードディスク書込み量１０８ないし１１２が記録されている。
このように構成された第２実施例の作用について説明する。
【００６８】
テレビカメラを持つ画像入力装置１ないし５はファイルサーバ８１に画像データを送出する。ファイルサーバ８１は画像入力装置１ないし５から送出された画像データを、画像入力装置１ないし５内のＣＰＵ１３が選択する画像記録領域９９ないし１０１の何れかに記録し、定期的に光ディスク装置９に記録画像を転送し、記録画像を画像記録領域９９ないし１０１から消去する。
【００６９】
光ディスク装置９はファイルサーバ８１に記録されている画像データを保存し、画像再生装置８の要求する画像データを読出す記録装置であり、大容量メディアである光磁気ディスクを記憶媒体とし、光磁気ディスクは操作者によって入れ換えることが可能になっている。画像再生装置８は、光ディスク装置９及びファイルサーバ８１内の画像記録領域９９ないし１０１に記録されている画像を、ディスプレイ３４上に表示する装置である。
【００７０】
図１４に示すようにファイルサーバ８１はＣＰＵ８４によって動作制御されており、その動作手順であるソフトウェアは、ＲＯＭ８２とハードディスク９６、及びフロッピィディスクドライブ９３に挿入されるフロッピィディスクに記録されている。フロッピィディスクドライブ９３に挿入されるフロッピィディスクには、画像入力装置起動ソフトウェア１０５、ファイルサーバ起動ソフトウェア１０６が記録されている。
【００７１】
ファイルサーバ８１の動作の流れを図１８に示すフローチャートを用いて説明する。電源が投入されるとステップＳ２８の起動処理を行う。図１９を用いて起動処理ステップＳ２８を詳説する。
【００７２】
ステップＳ３６において、ＣＰＵ８４がＲＯＭ８２に記録されている起動ソフトウェアの実行を開始すると、ステップＳ３７に進み、ＳＣＳＩインタフェース４５を介してフロッピィディスクドライブ４６にフロッピィディスクが挿入されているか否かの判断を行い、挿入されていない場合はステップＳ４０に進み、挿入されている場合はステップＳ３８に進む。
【００７３】
ステップＳ３８では、フロッピィディスクのコピー処理を行う。つまり、ハードディスク９６内のソフトウェア領域１０３に記録されている情報を消去し、フロッピィディスク内に記録されている画像入力装置起動ソフトウェア１０５とファイルサーバ起動ソフトウェア１０７をソフトウェア領域１０３に記録する。
【００７４】
次にステップＳ３９に進むと、ＣＰＵ８４はソフトウェア領域１０３に、タイマ８５が出力する現在の日時をソフトウェア来歴管理領域１０７に書込み、ステップＳ４０に進む。ステップＳ４０においてＣＰＵ８４は、ソフトウェア領域１０３に記録されているファイルサーバ起動ソフトウェア１０６をＲＡＭ８３に転送する。
【００７５】
次にステップＳ４１においてＣＰＵ８４は、ＲＡＭ８３上のソフトウウェア起動を行う。つまり、ＲＡＭ８３に転送されたファイルサーバ起動プログラム１０６の実行を開始し、ステップＳ２８が終了する。
次にネットワーク送受信処理であるステップＳ２９に進む。ステップＳ２９を図２１に示すフローチャートを用いて詳説する。
【００７６】
ステップＳ４２において、画像入力装置１ないし５のＣＰＵ１３から画像データの書込み要求があるか否かを判断し、要求があればステップＳ４３、なければステップＳ４７に進む。
【００７７】
ステップＳ４３においてファイルサーバ８１内のＣＰＵ８４は画像データ記録先を確認する。つまり、画像入力装置１ないし５のＣＰＵ１３はファイルサーバ８１内の画像記録領域９９ないし１０１の内どの領域に画像データを書込むかを指定する画像データ記録先を送信するので、ＣＰＵ８４はこれを受信しＲＡＭ８３に記録し、次のステップＳ４４に進む。
【００７８】
ステップＳ４４においてＣＰＵ８４は、画像入力装置１ないし５の名前の取得を行う。つまり、ＣＰＵ８４は、画像入力装置１ないし５のネットワークインタフェース１５が保持する画像入力装置固有の名前をＣＰＵ１３から受信し、画像データが画像入力装置１ないし５の内のどれから送られるのかを判定し、受信した画像入力装置の名前をＲＡＭ８３に記録する。
【００７９】
次にステップＳ４５に進み、画像入力装置１ないし５のＣＰＵ１３が送出する画像データをＣＰＵ８４が受信し、ＲＡＭ８３に記録されている画像データの記録先に画像データを記録する。ステップＳ４５において画像データを取得する間、ＣＰＵ８４は画像データの大きさをバイト単位で計測しＲＡＭ８３に画像データの大きさを記録する。
【００８０】
次にステップＳ４６において、ハードディスク書込みによる記録を行う。つまり、ＣＰＵ８４はＲＡＭ８３に記録されている画像入力装置の名前を参照し、次に画像入力装置１ないし５のハードディスク書込み量１０８ないし１１２の数値の中から該当する画像入力装置の書込み量を選び、ＲＡＭ８３に記録されている画像データの大きさを、該当する画像入力装置の書込み量に加算する。
【００８１】
ステップＳ４７においてＣＰＵ８４はデータ読出し要求が有りか否かを判断する。つまり、ＣＰＵ８４が画像入力装置１ないし５及び画像再生装置８から、画像記録領域９９ないし１０１、光ディスク装置９及びソフトウェア領域１０３に記録されている画像データ及びソフトウェアの読出し要求をモニタし、読出し要求を受信すると、ステップＳ４８において該当するデータをハードディスク９４，９５，９６、光ディスク装置９から検索する。
【００８２】
そして、次のステップＳ４９においてデータを要求した画像入力装置１ないし５及び画像再生装置８に送出する。以上でネットワークの送受信ステップＳ２９が終わる。
【００８３】
次にステップＳ３０に進みＣＰＵ８４はタイマ８５が出力する現在の日時を参照し、現在午前零時零分ならステップＳ３１に進み、それ以外の時刻ならステップＳ２９に戻る。
【００８４】
ステップＳ３１においてＣＰＵ８４は、画像記録領域９９ないし１０１内に記録されている画像データを光ディスク装置９に転送し、光ディスクに記録し、ステップＳ３２に進む。このステップＳ３２においてＣＰＵ８４は画像記録領域９９ないし１０１から全ての画像を消去する。
【００８５】
ステップＳ３３では、ＣＰＵ８４が昨日の各画像入力装置のハードディスク書込み量１０８ないし１１２を参照し、今日の各画像入力装置１ないし５の画像データ書込み先を、画像記録領域９９ないし１０１の内のどれにするかを以下に示す記録先表のように決定する。
【００８６】

Figure 0003816552
決定方法を説明すると、画像入力装置１ないし５を、画像入力装置のハードディスク書込み量が多い順に１位から５位までソートし、１位、２位、３位の画像入力装置の画像データ記録先をそれぞれ画像記録領域９９，１００，１０１とし、４位の画像入力装置の記録先を１００、５位の画像入力装置の記録先を１０１とする。
【００８７】
この記録先の決定を示す記録先表をＲＡＭ８３に記録する。ステップＳ３４はステップＳ３３で決定した画像入力装置の記録先を、画像入力装置起動ソフトウェア１０５の中に記述するために、新しい画像入力装置起動ソフトウェアを作る処理である。
【００８８】
ＣＰＵ８４は、ファイルサーバ起動ソフトウェア１０６に示される手順に従い、ＲＡＭ８３上に記録されている記録先表１１３が書込まれた画像入力装置起動ソフトウェア１０５を作成した後、ソフトウェア領域１０３内の画像入力装置起動ソフトウェア１０５と入れ換える。次にステップＳ３５においてタイマ８５が出力する現在の日時を、ソフトウェア来歴管理領域１０７に記録する。そして、ステップＳ２９に戻る。
【００８９】
画像入力装置１の動作の処理の流れを図２１に示すフローチャートを用いて説明する。他の画像入力装置２ないし５は画像入力装置１と同一のものである。画像入力装置１内のＣＰＵ１３はステップＳ５０において、ＲＯＭ２２に記録されている起動ソフトウェアの実行を開始する。
【００９０】
次に、ステップＳ５１に進みハードディスク２０内の画像入力装置起動ソフトウェア６８をＲＡＭ１２に転送し、ＲＡＭ１２上に転送された画像入力装置起動ソフトウェア６８の実行を開始する。
【００９１】
これによりファイルサーバ８１と画像入力装置１間との通信が確立する。次にステップＳ５２に進み、ファイルサーバ８１のソフトウェア来歴管理領域１０７に記録されている日時と、ハードディスク２０内の起動ソフトウェア更新日時６９を比較し、二つの日時が一致しなかった場合が画像入力装置起動ソフトウェア６８が更新されたと判定し、ステップＳ５３に進む。
【００９２】
一致した場合はステップＳ５５に進む。ステップＳ５３において、ＣＰＵ１３はハードディスク２０内の画像入力装置起動ソフトウェア６８を消去し、ステップＳ５４に進む。
【００９３】
ステップＳ５４ではファイルサーバ８１に記録されている更新された画像入力装置起動ソフトウェア１０５をハードディスク２０に転送し、ソフトウェア来歴管理領域１０７に記録されている日時を、起動ソフトウェア更新日時６９としてハードディスク２０に記録する。その後、ＣＰＵ１３は自身をリセットしステップＳ５０に戻る。
【００９４】
ステップＳ５５においてスイッチ２１が数値１を出力するまでＣＰＵ１３は待機状態となり、数値１が出力されるとステップＳ５６に進む。ステップＳ５６においてＣＰＵ１３は、画像メモリ１４に記録されているテレビカメラ１９が撮影した画像の画像データを、ＲＡＭ１２に転送する。
【００９５】
ステップＳ５７においてＣＰＵ１３は、ファイルサーバ８１内のＣＰＵ８４に対し画像の書込み要求を送信する。送信する内容には画像データの記録先と、ネットワークインターフェース１５が保持する画像入力装置の固有の名前が含まれている。
【００９６】
画像データの記録先は、画像入力装置起動ソフトウェア６８に書込まれている記録先表と、ネットワークインタフェース１５が保持する画像入力装置が保持する固有の名前を対照することで決定される。次のステップＳ５８においてＲＡＭ１２上の画像データをファイルサーバ８１のＣＰＵ８４に送信し、ステップＳ３３に戻る。
【００９７】
このように第２実施例の画像ファイル装置８０によれば、使用量統計領域１０１に記録されている各画像入力ユニットのハードディスク書込み量をもとに、複数台のハードディスクへの画像データ書込みが、それぞれできるだけ均等になるように各画像入力装置の記録先を決定することができる。
【００９８】
さらに、ファイルサーバ８１内のソフトウェア来歴管理領域１０７と、画像入力装置内のハードディスク２０に記録される起動ソフトウェア更新日時６９とを参照することにより起動ソフトウェアの自動更新をすることが可能になっている。
【００９９】
次にネットワークファイル装置を説明する。このネットワークファイル装置はネッットワークにより複数の利用者が入力、編集、及び検索を行うことができるものである。まず、その背景を説明する。
【０１００】
従来における複数の利用者（以下、ユーザ）で１つのファイル装置を共有する技術においては、ＵＮＩＸ等のマルチユーザー・オペレーティングシステム等があり、「たのしいＵＮＩＸ」アスキー出版局、坂本 文著，Ｐ７７〜８２；に示されているように、ＵＮＩＸにおいては、ファイル装置中のファイル、及びディレクトリには、そのファイルやディレクトリの所有者のＩＤや、所有者の所属するグループ名を属性としてつけ、同時にそのファイルやディレクトリが、所有者のみが利用可能か、所有者と同じグループに属するユーザーのみ使用可能か、全てのユーザーが利用可能か、の３つのアクセス権限の制限を与える属性が付与される。
【０１０１】
しかしながら上記の管理手法では、ある所有者グループ名を示す属性を付けられたファイルについてグループ単位で使用許可を設定する場合、所有者と異なる他のグループ名を持つユーザーは利用できない。すなわち、複数のユーザーグループに利用を許可し、その他のグループには利用を許可しないといったグループ単位での排他制御はできないという問題があった。
【０１０２】
この問題点に鑑みて複数のユーザーグループに利用を許可し、他の複数のユーザーグループには利用を許可しないというグループ単位での排他制御を、ネットワークファイルシステムにおいて可能にするネットワークファイル装置を提供することを目的とし、この目的を達成するため、ファイルの属性としてユーザのグループ名とは別にファイルの集合を指し示すファイルグループ名を持たせ、ユーザのグループ毎に、どのファイルグループ名を持つファイルを利用できるかを示す一覧を作成する構成とすることにより、ファイルユーザのグループと、ファイルの領域の種別を独立して行うことができ、データのセキュリティー管理を効率よく行うことができるようにしている。
【０１０３】
以下、具体的にその構成、作用、効果を説明する。図２２ないし図３２は本発明のネットワークファイル装置の実施例に係り、図２２はネットワークファイル装置の構成を示す構成図、図２３は図２２の端末装置の構成を示すブロック図、図２４はファイルサーバの構成を示すブロック図、図２５はファイルサーバ内のハードディスクの記録領域の区分の説明図、図２６はファイルサーバ内のユーザー管理領域における情報の内訳の説明図、図２７ないし図２９はユーザ管理領域の記録情報のデータ形式を示し、図３０はファイルサーバの動作処理の流れを示すフローチャート、図３１はファイルサーバのデータ読出し処理を説明するフローチャート、図３２はファイルサーバのデータ書込み処理を説明するフローチャートである。
【０１０４】
図２２のように、本実施例のネットワークファイル装置２０８は、固定磁気記憶装置である大容量のハードディスク装置を持つファイルサーバ２０６と、ファイルサーバ２０６内のハードディスクを共有して使用する端末装置２０１ないし２０４が、通信ケーブルであるネットワーク２０７によって接続されているものである。
【０１０５】
端末装置２０１ないし２０４は図２３に示す構成を持ち、ＣＰＵ２１２によって動作が制御されており、その動作手順は不揮発性メモリである記憶装置ＲＯＭ２１１及び固定磁気記憶装置であるハードディスク２２２内に記録されている。揮発性メモリである記憶装置のＲＡＭ２１０は接続線であるバスライン２２３を介してＣＰＵ２１２に接続されており、ＣＰＵ２１２によって情報を記録したり、ＣＰＵ２１２が要求するＲＡＭ２１０が記憶する情報をＣＰＵ２１２に供給することができる。
【０１０６】
マウス２１６はユーザによって卓上で摺動された移動距離を電気信号に変換する装置であり、マウスインタフェース２１５に接続されている。マウスインタフェース２１５はマウス２１６が発生する電気信号を、ＣＰＵ２１２が認識可能な数値データに変換し、ＣＰＵ２１２の要求があればバスライン２２３を介してマウス２１６の移動距離をＣＰＵ２１２に出力する。
【０１０７】
キーボード２１８はキーボードインタフェース２１７とバスライン２２３を介してユーザが入力する文字情報をＣＰＵ２１２に出力する。ディスプレイ２２０はＣＰＵ２１２の出力を視覚情報として操作者に表示する装置であり、画像制御回路２１９に接続されている。
【０１０８】
揮発性メモリである記憶装置のＶ−ＲＡＭ２１３はバスライン２２３を介してＣＰＵ２１２と画像制御回路２１９に接続されており、ディスプレイ２２０の表示状態を保持している。
【０１０９】
この表示状態はＣＰＵ２１２によって書き換えることが可能である。画像制御回路２１９はバスライン２２３を介してＣＰＵ２１２とＶ−ＲＡＭ２１３に接続されており、Ｖ−ＲＡＭ２１３が保持する前記表示状態をＣＰＵ２１２の制御によりビデオ信号に変換しディスプレイ２２０に送る回路である。
【０１１０】
ネットワークインタフェース２１４は、バスライン２２３とネットワーク２０７の間のデータ入出力の制御を行い、ネットワーク２０７に接続されているファイルサーバ２０６とのデータ通信を可能にする。
【０１１１】
フロッピーディスクドライブ２２４は着脱可能な磁気記憶媒体であるフロッピィディスクの読み書きをする装置で、ＳＣＳＩインタフェース２２１に接続されており、ＣＰＵ２１２はＳＣＳＩインタフェース２２１を介してフロッピィディスクドライブ２２４を制御し、フロッピィディスクの読み書きを行う。ハードディスク２２２は固定磁気記憶装置であり、ＳＣＳＩインタフェース２２１に接続されていて、ＣＰＵ２１２はＳＣＳＩインタフェース２２１を介してハードディスク２２２を制御し、データの読み書きを行う。
【０１１２】
ファイルサーバ２０６は端末装置２０１ないし２０４と同じ構成を持つ装置であるが、ファイルサーバ２０６のハードディスク２３８は、端末装置２０１ないし２０４のハードディスク２２２の数十倍の容量を持っている。
【０１１３】
このハードディスク２３８は図２５に示すように、端末装置２０１ないし２０４によって共有して利用する領域、つまりファイル領域２４０ないし２４３と、端末装置２０１ないし２０４のユーザに関する情報を記録するユーザ管理領域２４４に分割されている。ファイル領域４０ないし４３には名前“Ａ”，“Ｂ”，“Ｃ”，“Ｄ”が各々付けられており、ユーザ管理領域には“Ｅ”が付けられている。
このように構成されたネットワークファイル装置２０８の作用について説明する。
【０１１４】
端末装置２０１ないし２０４は、ファイルサーバ２０６内のハードディスク２３８のファイル領域２４０ないし２４４を共用しており、また端末装置２０１ないし２０４は複数のユーザによって利用されている。
【０１１５】
ファイルサーバ２０６は端末装置２０１ないし２０４が要求するデータをファイル領域２４０ないし２４４から読出して供給し、端末装置２０１ないし２０４のデータ書込み要求を受けると、書込みデータを受信しファイル領域２４０ないし２４４の内の指定の領域に書込む。また、各端末装置はユーザ認識手段を具備しており、ユーザによって使用可能なファイル領域は異なることがある。
【０１１６】
端末装置２０１ないし２０４（以下端末装置）の動作の流れを図３０に示すフローチャートを用いて説明する。
電源が投入されると、ステップＳ６１において起動処理を行う。つまり、ＣＰＵ２１２はＲＯＭ２１１に記録されているソフトウェアを実行する。ＲＯＭ２１１に記録されているソフトウェアは、ハードディスク２２２に記録されている端末装置のオペレーティングシステムソフトウェア（以下、ＯＳ）をＲＡＭ２１０上に転送するためのものである。
【０１１７】
ＯＳとは、端末装置内のＳＣＳＩインタフェース２２１、マウスインタフェース２１５、キーボードインタフェース２３２、ネットワークインタフェース２２９、画像制御回路２１９、Ｖ−ＲＡＭ２１３、及びＲＡＭ２１０の制御手順が記述されているソフトウェアであり、ユーザに対しディスプレイ２２０による画像出力と、キーボード２１８とマウス２１６による入力手段を提供する。
【０１１８】
次にステップＳ６２において、ＣＰＵ２１２はＯＳの実行を開始し、端末装置へのユーザのキーボード入力及びマウス入力が可能になる。次のステップＳ６３ではユーザのＩＤパスワードの確認の処理を行う。つまり、ＣＰＵ２１２はユーザの名前（以下ＩＤ）とパスワードを要求するメッセージとなる文字列をディスプレイ２２０に表示するために、Ｖ−ＲＡＭ２１３の保持するディスプレイ２２０の表示状態を書き換える。
【０１１９】
これにより、ユーザはディスプレイ２２０上に表示されたメッセージを確認し、キーボード２１７を介してＩＤとパスワードをＣＰＵ２１２へ入力する。ＣＰＵ２１２は、ＲＡＭ２１０にユーザが入力したＩＤとパスワードを記録する。
【０１２０】
次にステップＳ６４に進み、ＣＰＵ１２はファイルサーバ６のＣＰＵ２７に対し、ファイルサーバ６内のユーザ管理領域４４に記録されているデータの読出し要求とＲＡＭ１０に記録されているユーザのＩＤを送信する。
【０１２１】
するとファイルサーバ２０６内のＣＰＵ２２７は、図２７に示すデータ形式を持つユーザ情報をＣＰＵ２１２に送信するので、ＣＰＵ２１２は送信されたユーザ情報をＲＡＭ２１０に記録する。ユーザ情報はファイルサーバ２０６内のユーザ管理領域２４４に、ネットワークファイル装置２０８のユーザ全員について記録されており、一人のユーザ情報の内容として、ＩＤとパスワードと、そのユーザが所属しているユーザグループの名前が記録されている。
【０１２２】
ユーザグループとは、ネットワークファイル装置２０８のユーザ全体を、ユーザのネットワークファイル装置２０８の使用目的毎に分割した小集団であり、グループには固有の名前であるグループ名が付けられている。
【０１２３】
次にＣＰＵ２１２はＲＡＭ２１０に記録されているユーザが入力したパスワードと、ユーザ情報の中のパスワードを照合する。この照合において一致すれば次のステップＳ６５へ進み、一致しなければステップＳ６３に戻る。
ステップＳ６５は、ユーザがキーボード２１８及びマウス２１６によって入力する命令をＯＳが記述する手順に従いＣＰＵ２１２が実行する処理である。
【０１２４】
ステップＳ６５において、ＣＰＵ２１２がファイルサーバ２０６内のファイル領域２４０ないし２４４のデータを読出す場合には、ファイルサーバ２０６に対してはデータの読出し要求と、読出すデータのファイル名と、現在端末装置を使用しているユーザのＩＤを送信し、データを書込む場合には、データの書込み要求と、書込みデータのファイル名と、書込みデータと現在端末装置を使用しているユーザのＩＤを送信し、その後ファイルサーバ２０６が送信するデータをＣＰＵ２１２が受信する。
【０１２５】
ステップＳ６６はステップＳ６５においてユーザが、端末装置に対して使用を終了することを伝える命令であるログアウト命令を入力したか否かを判断する処理であり、ログアウト命令がありならステップＳ６３に戻り、ログアウト命令がなければステップＳ６５に戻る。
【０１２６】
次にファイルサーバ２０６の動作処理の流れを、図３１に示すフローチャートを用いて説明する。電源が投入されると、ステップＳ６７の起動処理を開始する。起動処理においてＣＰＵ２２７はＲＯＭ２２６に記録されているソフトウェアの実行をする。
【０１２７】
ＲＯＭ２２６内のソフトウェアは、ハードディスク２３８内のファイル領域２４０ないし２４４に記録されているファイルサーバ２０６のＯＳをＲＡＭ２２５に転送した後、ＣＰＵ２２７にＲＡＭ２２５に転送されたＯＳの実行を開始させるためのものである。ファイルサーバ２０６のＯＳは、ネットワーク２０７に接続されている端末装置からのデータ読出し要求及び書込み要求に応じて、ファイル領域２４０ないし２４４に記録されているデータを端末装置に送信したり、端末装置が送信するデータを受信してファイル領域２４０ないし２４４に記録したりするためのソフトウェアである。これによりＯＳの実行が開始され、ステップＳ６８に進む。
【０１２８】
このステップＳ６８では端末装置から読出し要求が有りか否かの判断を行う。つまり、ＣＰＵ２２７は、端末装置からデータ読出し要求があった場合にはステップＳ７０の読出し処理に進み、なければステップＳ６９に進む。ステップＳ７０の読出し処理を図３２に示すフローチャートを用いて説明する。
【０１２９】
ＣＰＵ２２７はステップＳ６８の終了後、ステップＳ７２において端末装置よりユーザＩＤを受信する。そして、図２６に示すユーザＩＤパスワード領域２４５ないし２４７から送信されたユーザＩＤに一致するユーザ情報データを検索する。これにより、データの読出しを行った端末装置のユーザの所属するユーザグループのグループ名が分かり、この取得したグループ名をＲＡＭ２２５に記録する。
【０１３０】
次のステップＳ７３において、端末装置からファイル領域２４０ないし２４４内におけるデータの位置を示すファイル名が送信されてくるので、ＣＰＵ２２７はファイル領域２４０ないし２４４から読出すべきデータを検索する。
【０１３１】
これにより読出すべきデータが、ファイル領域２４０ないし２４４の内どれに記録されているのかが分かるので、読出すべきファイル領域の名前である“Ａ”ないし“Ｅ”の内の１つをＲＡＭ２２５に記録する。
【０１３２】
次にステップＳ７４に進むと、ＣＰＵ２２７は図２６に示すファイル読出し許可領域２４６を参照し、この領域からＲＡＭ２２５に記録されているファイル領域の名前を検索する。ファイル読出し許可領域２４６には図２８に示す形式を持つデータがファイル領域２４０ないし２４４について５つ記録されている。
【０１３３】
データ形式について図２８を用いて説明すると、データの先頭にはファイル領域名である“Ａ”，“Ｂ”，“Ｃ”，“Ｄ”，“Ｅ”の内の１つが記録されており、それに続いてそのファイル領域の読出しが許可されているユーザグループのグループ名の一覧が記録されている。
【０１３４】
ファイル読出し許可領域２４６から該当するファイル領域名が見つかると、それに続く読出しを許可されているユーザグループのグループ名をＲＡＭ２２５に記録する。
【０１３５】
次にステップＳ７５に進み、ステップＳ７２においてＲＡＭ２２５に記録したグループ名が、ステップＳ７４においてＲＡＭ２２５に記録したグループ名の中に存在するか否かを判断し、存在しない場合にはステップＳ７７に進み、存在する場合にはステップＳ７６に進む。
【０１３６】
ステップＳ７６においてＣＰＵ２２７は、データ読出し要求を送信した端末装置に、要求されたデータをファイル領域２４０ないし２４４から読出して送信し、ステップＳ７０を終了する。ステップＳ７７はデータ読出しが拒否されたことを端末に送信する処理であり、ＣＰＵ２２７はデータ読出し拒否を、データ読出し要求を出した端末装置のＣＰＵ２１２に対して告知し、ステップＳ７０を終了する。
【０１３７】
図３１に示す次のステップＳ６９では端末装置からデータ書込み要求が有りか否かを判断し、ＣＰＵ２２７は端末装置からデータ書込み要求を受けた場合にはステップＳ７１に進み、要求がない場合にはステップＳ６８に戻る。ステップＳ７１はファイル領域２４０ないし２４４へのデータの書込み処理である。ステップＳ７１の処理の流れを図３３に示すフローチャートを用いて説明する。
【０１３８】
ＣＰＵ２２７はステップＳ６９を終了すると、ステップＳ７８においてステップＳ７３と同様な処理によってデータ書込み要求を出した端末装置のユーザのグループ名を取得する。
【０１３９】
次にＣＰＵ２２７はステップＳ７９において端末装置からファイル領域２４０ないし２４４内におけるデータの位置を示すファイル名を受信する。このファイル名が指し示す位置に書込みデータが記録されることになる。これにより書込みデータがファイル領域２４０ないし２４４の内のどこに記録されたかが分かるので、書込むべきファイル領域のファイル領域名“Ａ”ないし“Ｅ”をＲＡＭ２１４に記録し、ステップＳ８０に進む。
【０１４０】
ステップＳ８０においてＣＰＵ２２７は図２６に示すファイル書込み許可領域２４７を参照し、この領域からステップＳ７９においてＲＡＭ２２５に記録したファイル領域名を検索する。ファイル書込み許可領域２４７には図２９に示す形式を持つデータが各ファイル領域２４０ないし２４４について５つ記録されている。
【０１４１】
データ形式について図２９を用いて説明すると、データの先頭にはファイル領域名１つが記録されており、それに続いてそのファイル領域への書込みが許可されているユーザグループのグループ名の一覧が記録されている。ファイル書込み許可領域２４７から該当するファイル領域名が見つかると、それに続くユーザグループのグループ名をＲＡＭ２２５に記録する。
【０１４２】
次にステップＳ８１に進み、ステップＳ７８においてＲＡＭ２２５に記録したグループ名がステップＳ８０においてＲＡＭ２２５に記録したグループ名の中に存在するか否かを判断し、存在しない場合には使用許可がないと判定してステップＳ８３に進み、存在する場合には使用許可があると判定してステップＳ８２に進む。
【０１４３】
ステップＳ８２においてＣＰＵ２２７は、データ書込み要求を出した端末から書込みデータを受信して、受信したデータをステップＳ７９において確認した記録先に記録し、ステップＳ７１を終わらせる。
【０１４４】
ステップＳ８３はデータの書込みが拒否されたことを端末装置に送信する処理であり、端末装置からＣＰＵ２２７に送られる書込みデータを無視し書込みデータを送信した端末装置に対し、書込みが拒否されたことを告知しステップＳ７１を終わらせる。
【０１４５】
このように本実施例のネットワークファイル装置２０８によれば、ファイルサーバ２０６のハードディスク２３８にファイル読出し許可領域２４６と、書込み許可領域２４７を設けることで、ハードディスク２３８の各領域毎に使用可能な複数のユーザグループと、使用不可能な複数のユーザグループを設定することができ、また許可領域を書込みと読込みの２つのファイル操作について分けることで、読出し可能だが書込みができないといったユーザグループを各ファイル領域で設定することが可能になっている。
【０１４６】
換言すると本ネットワークファイル装置２０８によれば、複数のユーザによって記憶領域を共有するネットワークファイルシステムにおいて、１つのファイル集合に対して、利用が許可された複数のユーザ集団を設定でき、同時に、利用が許可されない複数のユーザ集団を設定することができる。
【０１４７】
〔付記〕
１．請求項１記載の画像ファイル装置において、前記画像データ記録手段に記録されている前記画像データを再生表示する画像再生手段を有することを特徴とする画像ファイル装置。
２．画像データを発生する画像データ発生手段と、前記画像データを画像データ記録媒体に複数記録させる画像データ収集手段と、前記画像データ記録媒体に記録されている画像データを表示する画像再生手段が、接続された画像ファイル装置において、
前記画像データ収集手段は前記画像データ発生手段と前記画像再生装置の動作処理の手順を記録する手段を有し、前記画像データ発生手段は前記画像データ収集手段中に記録されている前記画像データ発生手段の動作処理の手順が更新されたかを判定する手段を有し、前記画像再生手段は前記画像データ収集手段中に記録されている前記画像再生手段の動作処理の手順が更新されたかを判定する手段を有することを特徴とする画像ファイル装置。
【０１４８】
付記２の従来技術：多数の画像発生装置や画像再生装置がネットワークを形成している大規模な画像ファイル装置においては、各画像発生装置や画像再生装置のソフトウェアを更新する際、画像発生装置と画像再生装置に外部記憶媒体から更新されたソフトウェアを転送する必要がある。
付記２の目的：画像ファイル装置の稼働状態の変化に応じたシステムの設定変更を、迅速に画像ファイル装置全体に反映させることである。
付記２の作用：画像データ収集手段内に記録されている画像発生装置と画像再生装置のソフトウェアを更新するだけで、画像ファイル装置内の全ての画像発生装置及び画像再生装置において自動的にソフトウェアの更新が行われる。
【０１４９】
３．画像データを発生する複数の画像データ発生手段と、前記画像データを複数記録させる、複数の画像データ記録手段を持つ画像データ収集手段と、前記画像データ記録手段に記録されている画像データを表示する画像再生手段と接続された画像ファイル装置において、
複数の前記画像データ発生手段の各画像発生量の統計を記録する統計手段と、
複数の前記画像データ発生手段の画像データ記録先として、前記各画像発生量の統計をもとに複数の前記画像データ記録手段を割り当てる制御手段とを有し、
前記画像データ発生手段は前記制御手段によって記録先として割り当てられた前記画像データ記録手段に画像データを記録させることを特徴とする画像ファイル装置。
付記３の従来技術：複数の画像発生手段が、画像データ収集手段内の同一、もしくは近隣の記録領域に同時に記録する場合、時間割り当てやバッファリング等が必要となる。
付記３の目的：画像データ収集手段内の複数の画像データ記録手段の負担を均等にすることである。
付記３の作用：複数の稼働率の高い画像発生手段が画像データ収集手段内の近隣する記録領域を使用しないように、各画像発生手段の画像データ収集手段内への録領域の割り当てをする。
【０１５０】
４．情報をファイルとしてデータ記録媒体に記録する記録手段と、前記記録手段が保持するファイルの読み書きを行う編集手段が接続されたネットワークファイル装置において、
前記ネットワークファイル装置の利用者の情報を保持し利用者を認識する認識手段と、
前記ネットワークファイル装置の複数の利用者によって形成される利用者グループに付けられるグループ名と、前記データ記録媒体に記録されているファイルを分類するために前記ファイルにファイル分類名と、前記利用者グループ名と前記ファイル分類名との関連を示すデータを保持する記録手段と、
を持つことを特徴とするネットワークファイル装置。
【０１５１】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の画像ファイル装置によれば、統計に基づいて新規に画像を記録する記録領域を過不足なく確保でき、前記画像データ収集手段内の画像データ記録手段には多くの画像データを残すことができるので、検索等を高速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は第１実施例の画像ファイル装置の構成図。
【図２】図２は画像入力装置のブロック図。
【図３】図３は画像再生装置のブロック図。
【図４】図４は第１実施例におけるファイルサーバのブロック図。
【図５】図５は第１実施例におけるファイルサーバ内のハードディスクの構成図。
【図６】図６は第１実施例におけるソフトウェア領域の記録情報の内訳図。
【図７】図７は第１実施例における使用量統計領域の記録情報の内訳図。
【図８】図８は画像入力装置内のハードディスクの記録情報の内訳図。
【図９】図９は第１実施例の画像記録装置の動作処理を示すフローチャート。
【図１０】図１０は第１実施例のファイルサーバの動作処理の流れを示すフローチャート。
【図１１】図１１は第１実施例のファイルサーバのネットワーク送受信を説明するフローチャート。
【図１２】図１２は第１実施例のファイルサーバの光ディスクへのデータ転送を説明するフローチャート。
【図１３】図１３は第２実施例の画像ファイル装置の構成図。
【図１４】図１４は第２実施例におけるファイルサーバのブロック図。
【図１５】図１５は第２実施例におけるファイルサーバ内のハードディスクの構成図。
【図１６】図１６は第２実施例におけるソフトウェア領域の記録情報の内訳図。
【図１７】図１７は第２実施例における使用量統計領域の記録情報の内訳図。
【図１８】図１８は第２実施例のファイルサーバの動作の流れを説明するフローチャート。
【図１９】図１９は第２実施例のファイルサーバの起動処理を説明するフローチャート。
【図２０】図２０は第２実施例のファイルサーバのネットワーク送受信を説明するフローチャート。
【図２１】図２１は第２実施例の画像記録装置の動作処理の流れを示すフローチャート。
【図２２】図２２はネットワークファイル装置の構成図。
【図２３】図２３は端末装置のブロック図。
【図２４】図２４はファイルサーバのブロック図。
【図２５】図２５はファイルサーバ内のハードディスクの領域区分の説明図。
【図２６】図２６はユーザ管理領域内の領域区分の説明図。
【図２７】図２７はユーザＩＤパスワード領域内の記録データ形式の説明図。
【図２８】図２８はファイル読出し許可領域内の記録データ形式の説明図。
【図２９】図２９はファイル書込み許可領域内の記録データ形式の説明図。
【図３０】図３０は端末装置の動作処理の流れを示すフローチャート。
【図３１】図３１はファイルサーバの動作処理の流れを示すフローチャート。
【図３２】図３２はファイルサーバのデータ読出しの処理を説明するフローチャート。
【図３３】図３３はファイルサーバのデータ書込みの処理を説明するフローチャート。
【符号の説明】
１，２，３，４，５，…画像入力装置
６，８０…画像ファイル装置
７，８１…ファイルサーバ
８…画像再生装置
９…光ディスク装置
１０…ＳＣＳＩケーブル
１１…ネットワーク
１２，２６，４１，８３…ＲＡＭ
１３，２８，４２，８４…ＣＰＵ
１４…画像メモリ
１５，３５，４４，９２…ネットワークインタフェース
１６，３１，４５，８７…ＳＣＳＩインタフェース
１７…Ａ／Ｄコンバタ
１８…ビデオ回路
１９…ビデオカメラ
２０，３２，４７，９４，９５，９６…ハードディスク
２１…スイッチ
２２，２５，４０，８２…ＲＯＭ
２３，３６，５３，９８…バスライン
２７，４３，８６…Ｖ−ＲＡＭ
２９，５０，８９…キーボードインタフェース
３０，５１，９１…キーボード
３３，４８，８８…ディスプレイ制御回路
３４，４９，９７…ディスプレイ
４６，９３…フロッピーディスクドライブ
５２，６５…タイマ
５５…ソフトウウェア領域
５６…画像記録領域
５７…使用量統計領域
６２〜６６…画像入力装置ハードディスク書込み量
６７…最低確保量[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to an image file device for recording large-capacity image data.
[0002]
[Prior art]
In a conventional image file device, an image of an image input device connected to a network is recorded in a large-capacity file recording device in a file server that temporarily collects images, and the file server temporarily stores a certain amount Images are periodically transferred to a long-term image storage device such as a magnetic tape or optical disk device, and then the temporarily stored images are deleted from the file server. It is allocated as a recording area for recording an image sent from the input device.
[0003]
For example, Japanese Patent Laid-Open No. 2-206876 discloses an image file device that temporarily stores images obtained from various devices on a magnetic disk and then transfers the stored images to the optical disc at a predetermined timing. .
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the image file device is operated for a long period of time, the number of images recorded per day changes. For this reason, if the size of the new image recording area is made constant, the recording area in the file server will be insufficient, and the network operation will be stopped due to the new image recording area being used up. Sometimes.
[0005]
Further, if all the image data in the file server is transferred to the optical disk device as an image storage device for long-term storage, the image reproducing device always reads the image data from the optical disk device, and the speed of reproducing the image. Will fall.
[0006]
In addition, among the plurality of image input devices connected to the file server, there may be a bias between a high availability factor and a low availability factor. In such a case, if the same or equally divided recording areas are assigned to the respective image input devices, an area in which writing frequently occurs is partially generated in the recording area of the file server. That is, the image writing speed of an image input apparatus to which an area where writing frequently occurs is significantly reduced.
[0007]
On the other hand, in the network where the setting of the file server changes every moment as the operating state changes as described above, the settings of the image input device connected to the file server and other terminal devices, the image input device, etc. It is necessary to update the driving program of the terminal frequently. In such a case, if a setting change or a new installation of a drive program is performed manually on all of a large number of devices and terminals connected to the file server, it takes an enormous amount of time.
[0008]
The present invention has been made in view of the above points. And earn An object of the present invention is to provide an image file device that can prevent the recording area of the image data collecting means from being used up during operation.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
An image file device according to the present invention is detachable from image data collecting means for temporarily recording a plurality of image data from image data generating means for generating image data, and image data transferred from the image data collecting means. Image data storage means for recording in a recording medium that can be stored for a long period of time, totalization means for totaling the amount of image data transmitted from the image data generation means to the image data collection means, and the value of the total result by the totalization means And a comparison means for comparing with a predetermined storage capacity set in advance, based on the comparison result by the comparison means From the image data collecting means Transfer amount of image data to be transferred to the image data storage means , The larger one of the total result value and the predetermined storage capacity value A transfer amount determining means for determining; Based on the determination by the transfer amount determination means, the transfer means for transferring the image data with the oldest date and time recorded by the image data collection means from the image data collection means to the image data storage means, Erasing means for erasing the image data transferred by the transferring means from the image data collecting means; It is characterized by having.
[0010]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. 1 to 12 relate to a first embodiment of the present invention, FIG. 1 is a block diagram showing the configuration of an image file device, FIG. 2 is a block diagram showing the configuration of an image input device, and FIG. 3 is a configuration of an image playback device. FIG. 4 is a block diagram showing the configuration of the file server, FIGS. 5 to 8 are explanatory diagrams of the recording areas of the hard disk in the file server, and FIG. 9 is a flowchart showing the processing flow of the image input device. 10 to 12 are flowcharts for explaining the processing flow of the file server.
[0011]
As shown in FIG. 1, the image file device 6 of the first embodiment includes first to fifth image input devices (also simply referred to as image input devices) 1, 2, and 5 having television cameras as image input means for generating images. 3, 4, and 5, a file server 7 having a large-capacity magnetic storage device that temporarily records and collects input images, and an optical disk device 9 for storing the images collected in the file server 7 for a long period of time. And an image reproduction device 8 that reproduces the collected and stored images, and a network 11 that couples them.
[0012]
The image input devices 1 to 5 are connected to a file server 7 via a network 11 which is a transmission / reception cable, and can control input / output of data with the file server 7. Similarly, the image playback device 8 is also connected to the file server 7 via the network 11 so that data can be input / output to / from the file server 7. The optical disk device 9 is coupled to the file server 7 by a SCSI cable 10 which is a transmission / reception cable, and operates as one of recording devices controlled by the file server 7. This optical disk device 9 is a detachable and large-capacity image recording medium, and records image data on an optical disk that can be stored for a long period of time. When the recording capacity of the optical disk is almost reached, it is exchanged and recorded on the next optical disk.
[0013]
FIG. 2 shows the configuration of the first image input device 1, and the other image input devices 2, 3, 4, and 5 have the same configuration as the first image input device 1. The operation of the image input apparatus 1 is controlled by the CPU 13, and the operation control procedure is stored in a ROM 22 as a storage device formed of a nonvolatile memory and a hard disk 20 as a fixed magnetic storage device.
[0014]
The CPU 13 and the ROM 22 are connected via a bus line 23, and the CPU 13 can read data stored in the ROM 22. The CPU 13 and the hard disk 20 are connected to the bus line 23 via the SCSI interface 16. The SCSI interface 16 is connected to the CPU 13 via the bus line 23 and controls data input / output between the hard disk 20 and the CPU 13.
[0015]
The hard disk 20 is controlled by a control command sent from the SCSI interface 16 from the CPU 13. If there is a data read request from the CPU 13, the hard disk 20 sends data corresponding to the request to the CPU 13 via the SCSI interface 16 and the bus line 23. If there is write data from the CPU 13, the write data is acquired and stored via the SCSI interface 16 and the bus line 23.
[0016]
As a result, the CPU 13 inputs / outputs data to / from the hard disk 20 and controls the RAM 12 as a storage device formed of a rewritable volatile memory, which is connected to the CPU 13 via the bus line 23 and sent from the CPU 13. Stored data, or the stored data is sent to the CPU 13 in response to a request from the CPU 13.
[0017]
The network interface 15 is connected to the CPU 13 via the bus line 23, and controls data transmission between the bus line 23 and the network 11 when the CPU 13 inputs / outputs data to / from the file server 7.
[0018]
The network interface 15 holds a unique name given to the image input devices 1 to 5 in the image file device 6. By this name, for example, the file server 7 can distinguish between the image input device 1 and the other image input devices 2 to 5.
[0019]
TV set The camera 19 performs image generation of the image input apparatus 1 and is connected to the video circuit 18. The video circuit 18 TV set An imaging signal output from the camera 19 is converted into a video signal, and is connected to the A / D converter 17.
[0020]
The A / D converter 17 converts the video signal from the video circuit 18 into image data that can be recognized by the CPU 13 and stores the image data in the image memory 14. The image memory 14 is a volatile memory that stores the image data output from the A / D converter 17, and is always TV set The contents of the screen shot by the camera 19 are stored as image data, and the stored image data is TV set When the image captured by the camera 19 changes, it is immediately updated.
[0021]
The image memory 14 is connected to the CPU 13 via the bus line 23, and the CPU 13 can refer to image data stored in the image memory 14. The switch 21 is a shutter that outputs the image recording timing of the first image input device 1, and is connected to the bus line 23. When there is no press, the value 0 is output.
The other image input devices 2 to 5 that generate an image have the same configuration as the first image input device 1, and thus the description thereof is omitted.
[0022]
FIG. 3 shows the configuration of the image reproduction device 8 that reproduces an image. The CPU 28 controls the operation of the image reproduction device 8, and software as the operation procedure is recorded in the ROM 25 and the hard disk 32. ROMs 22 and 25, RAMs 12 and 26, SCSI interfaces 16 and 31, hard disks 20 and 32, and network interfaces 15 and 35 have the same configuration.
[0023]
The display 34 is an image display unit of the image reproduction device 8 and is connected to the display control circuit 33. The V-RAM 27, which is a volatile memory, is a storage device that holds the display state on the display 34. The V-RAM 27 is connected to the CPU 28 via the bus line 36, and data is written and controlled by the CPU 28.
[0024]
The display control circuit 33 is connected to the CPU 28 and the V-RAM 27 via the bus line 36, converts the display state of the display held by the V-RAM 27 into a video signal under the control of the CPU 28, and sends the video signal to the display 34. Send it out. The keyboard 30 is connected to the CPU 28 via the keyboard interface 29 and the bus line 36, and can transmit character information to the CPU 28.
[0025]
FIG. 4 shows the configuration of the file server 7. The operation of the file server 7 is controlled by the CPU 42, and software as the operation procedure is recorded in the ROM 40 and the hard disk 47. ROMs 22 and 40, RAMs 12 and 41, keyboard interfaces 29 and 50, displays 34 and 49, display control circuits 33 and 48, V-RAMs 27 and 43, network interfaces 15 and 44, and keyboards 30 and 51 have the same configuration. .
[0026]
The SCSI cable 10 is connected to the SCSI interface 45 and is connected to the CPU 42 via the bus line 53. The SCSI interface 45 controls the floppy disk drive 46, the hard disk 47, and the optical disk device 9 which are recording devices connected by the SCSI cable 10 according to a command sent from the CPU 42, and stores the storage contents held by each recording device. Input / output is performed, and data in the recording apparatus is input / output to / from the bus line 53.
The timer 52 is a device that outputs the current time to the CPU 42 via the bus line 53 in response to a request from the CPU 42.
[0027]
The optical disk device 9 is a device for recording and reading data on a magneto-optical disk, which is a large-capacity recording medium, and the magneto-optical disk can be replaced by an operator. The optical disk device 9 is connected to the file server 7 by a SCSI cable 10 and operates as an image recording device that records an image for a long period of time with respect to an image temporarily recorded by the file server 7.
[0028]
A configuration of information recorded in the hard disk 47 capable of recording and reading high-speed image data in the file server 7 will be described with reference to FIGS.
FIG. 5 shows area division of the hard disk 47. The software area 55 for recording software, the image recording area 56 for recording image data transmitted from the image input devices 1 to 5 via the network 11, and each image It is divided into a usage statistics area 57 for recording statistics of the amount of image data recorded in the image recording area 56 of the input devices 1 to 5.
[0029]
FIG. 6 shows the structure of the information recorded in the software area 55. The information is divided into server apparatus activation software, ie, file server activation software 58, and software work area 59 used by the CPU 42 when executing software. Composed.
[0030]
FIG. 7 shows the structure of the information recorded in the usage statistics area 57. Reference numerals 62 to 66 denote statistics of the capacity of image data written in the image recording area 56 by the image input devices 1 to 5, respectively. Indicates the amount. The minimum secured amount 67 is a value set by the file server activation software 58.
[0031]
FIG. 8 shows the configuration of the recording contents of the hard disk 20 of the image input device 1. The image input device activation software 68, the activation software update date / time 69 for recording the date / time when the software 68 was written to the hard disk 20, and the software 68. Are divided into three areas, a software work area 70 which is an area used by the CPU 13 when the CPU 13 executes the process.
[0032]
In this embodiment, a statistical value of the amount of image data used when recording an image on the hard disk 47 in the file server 7 that temporarily collects image data is obtained, and a new image is stored in the hard disk 47 based on this statistical value. By setting a recording area for recording data, a value close to the necessary minimum is secured as this recording area, and image data other than the secured recording area is left on the hard disk 47 in the file server 7 (for storage) This is characterized in that it enables a high-speed image search and the like (as compared with the case where a large amount of image data is recorded on the optical disk device 9 as the image recording device).
[0033]
Next, the operation of this embodiment having such a configuration will be described.
The processing flow of the image input apparatuses 1 to 5 will be described with reference to the flowchart shown in FIG. When the image input devices 1 to 5 are powered on, step S1, which is a startup process, is started, and the CPU 13 executes software in the ROM 22.
[0034]
This software transfers the image input device activation software 68 in the hard disk 20 to the RAM 26. When the transfer is completed, the CPU 13 starts executing the image input device activation software 68 transferred to the RAM 26. The CPU 13 controls the network interface 15 and establishes data communication with the file server 7.
[0035]
In step S2, the CPU 13 starts monitoring the numerical output of the switch 21, determines whether or not the output of the switch 21 is 1, and the CPU 13 is in a standby state while outputting 0. On the other hand, the video shot by the TV camera 19 is converted into image data at high speed by the A / D converter 17 and recorded in the image memory 14. TV set Images captured by the camera 19 can be captured in almost real time.
[0036]
When the operator presses the switch 21 to turn it on, the switch 21 outputs 1 to the CPU 13 via the bus line 23, and the CPU 13 detects this and proceeds to step S3.
[0037]
Steps S3 to S6 are image recording operations. First, in step S3, the CPU 13 transfers the image data stored in the image memory 14 to the RAM 12.
[0038]
In the next step S4, the CPU 13 makes a write request for image data to the CPU 42 in the file server 7, and then proceeds to step S5 to transfer the data on the RAM 12 to the CPU 42 via the network 11.
[0039]
In subsequent step S6, the network interface 15 outputs to the file server 7 a unique name indicating which of the image input devices 1 to 5 is the image input device that has output the data. As a result, the image recording instruction for recording the image corresponding to the timing of the instruction is completed by the operation of the image recording instruction, that is, the instruction of the image recording by the operation of the switch 21, and the process returns to step S2, and the next step Prepare for instructions.
[0040]
On the other hand, in the image playback device 8, the CPU 28 executes software stored in the ROM 25 and the hard disk 32, and the operator inputs an instruction via the keyboard 30 to issue an image read request to the CPU 42 in the file server 7. The image data of the optical disk device 9 and the hard disk 47 in the file server 7 is read via the network 11 and displayed on the display 34.
[0041]
The operation of the file server 7 will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
When the power is turned on, the file server 7 performs a startup process step S7. In step S <b> 7, the CPU 42 starts executing the startup software recorded in the ROM 40.
[0042]
This software is for causing the CPU 42 to execute the startup software 58 transferred to the RAM 41 after transferring the file server startup software 58 in the hard disk 47 to the RAM 41. When the CPU 42 starts executing the startup software 58 transferred to the RAM 41, the network transmission / reception process in step S8 is executed.
[0043]
Step S 8 is data input / output processing among the image input devices 1 to 5, the image reproduction device 8, and the file server 7 connected to the network 11. The process flow of step S8 will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
[0044]
In step S15, it is determined whether or not there is an image writing request from the image input apparatuses 1 to 5 connected to the CPU 42 via the network 11. If there is an image writing request, the process proceeds to step S16, where the image writing request is received. If not, the process proceeds to step S19.
[0045]
In step S16, image data is written. That is, the CPU 42 appends the current time output by the timer 52 to the image data sent from the image input devices 1 to 5 via the network 11 and writes the image data in the image recording area 56 in the hard disk 47. At this time, the CPU 42 measures the capacity of the transmitted image data in bytes, and records the measured capacity in the RAM 41.
[0046]
In the next step S17, a process for acquiring the name of the image input apparatus is performed. That is, by recording the name of the image input device sent from the image input device on the RAM 41, it can be determined from which of the image input devices 1 to 5 the image data is sent.
[0047]
In the next step S18, processing for adding the write amount to the hard disk 47 is performed. That is, it is a process of adding to the hard disk writing amounts 62 to 66 of the image input devices 1 to 5 recorded in the usage amount statistics area 57 of the hard disk 47.
[0048]
The CPU 42 sets the capacity of the image data recorded on the RAM 41 to the corresponding one of the hard disk writing amounts 62 to 66 of the image input devices 1 to 5 from the name of the image input device recorded on the RAM 41. to add. Thereafter, the process proceeds to next Step S19.
[0049]
In this step S19, it is determined whether or not there is an image read request from the image reproducing device 8. If there is an image read request, the process proceeds to step S20, and if not, step S8 is terminated.
[0050]
In step S20, image data is searched. That is, the image data corresponding to the image read request is retrieved from the image recording area 56 in the hard disk 47 and the optical disk device 9, and the process proceeds to the next step S 21. Output. Thus, step S8 is completed, and the process proceeds to step S9 shown in FIG.
[0051]
Step S9 will be described. The CPU 42 requests the current time from the timer 52, receives the time from the timer 52, and determines whether or not the current time is midnight. If the current time is midnight and midnight, steps S10 to S14 that are image data backup processing are performed. If the current time is other than midnight and midnight, the process returns to step S8.
[0052]
Step S10 will be described. The CPU 42 calculates the sum of the hard disk writing amounts 62 to 66 of the image input device recorded in the usage statistics area 57, records the calculation result in the RAM 41, and then records the numerical value 0 in the hard disk writing amounts 62 to 66. .
[0053]
As a result, the total amount of hard disk writing of all the image input devices 1 to 5 yesterday, that is, the total amount of image data recorded by the image file device 6 in one day is recorded in the RAM 41.
[0054]
Next, in step S11, the numerical value recorded in the minimum secured amount 67 is compared with the calculation result recorded in the RAM 41, and it is determined whether or not the total used amount> the minimum secured amount. Minimum reserve 67 is image input This is a value indicating the size of the area of the hard disk 47 that is the minimum necessary for the device 1 to record image data for one day.
[0055]
In step S12 and step S13, which are conditional branch destinations based on this comparison, the CPU 42 defines the larger value of the minimum secured amount 67 or the calculation result in the RAM 41 as the erased amount, and records it in the RAM 41. After the image transfer process to the optical disc apparatus is performed, the process returns to step S8.
[0056]
The flow of the operation process in step S14 will be described using the flowchart shown in FIG. In step S22, the CPU 42 stores the numerical value 0 defined as the transfer amount in the RAM 41. Next, in step S23, the CPU 42 searches the image recording area 56 for image data with the oldest date and time added.
[0057]
In next step S <b> 24, the CPU 42 transfers the image data to which the searched oldest date / time is added from the image recording area 56 to the optical disk device 9. In the next step S25, the CPU 42 adds the capacity of the transferred image data (that is, the capacity of the oldest image data) to the transfer amount (initially 0) which is a numerical value recorded on the RAM 41. The added value is used as a transfer amount, and the oldest image data is erased from the image recording area 56 in step S26.
[0058]
In the next step S27, the CPU 42 compares the transfer amount, which is a numerical value recorded on the RAM 41, and the erase amount to determine whether or not the transfer amount is equal to or greater than the erase amount. If the transfer amount is greater, the CPU 42 ends step S14. If the transfer amount is smaller than the erase amount, the process returns to step S23.
[0059]
That is, in step S14, the image data having a capacity corresponding to the erasure amount is transferred to the optical disc device 9 from the oldest date and time in the image recording area 56, and the transferred image data is erased from the image recording area 56 and newly added. This is a process for securing an empty area of the image recording area 56 for recording image data. When step S14 ends, the process returns to step S8.
[0060]
According to the image file device 6 of the first embodiment configured and operated in this manner, the file server is periodically updated based on the hard disk usage statistics of each image input device recorded in the usage statistics area 57. 7 can secure a free space (for recording new image data) in the hard disk 47 according to the operating state of the image file device 6 by securing a free space in the image recording area 56 in step S5. It is possible to avoid a situation in which there is no free space in the hard disk 47 and image recording cannot be performed.
In addition, since many recorded images can be left on the hard disk 47 capable of high-speed writing and reading (as compared with the optical disk device 9), new recorded images can be read out from the image reproducing device 8 at high speed.
[0061]
Next, a second embodiment will be described. FIGS. 13 to 21 relate to the second embodiment, FIG. 13 is a configuration diagram showing the configuration of the image file apparatus of the second embodiment, FIG. 14 is a block diagram showing the configuration of the file server, and FIG. FIG. 16 is a diagram illustrating the breakdown of information recorded in the software area of the hard disk, FIG. 17 is a diagram illustrating the breakdown of information recorded in the usage statistics area, and FIG. 18 to 20 are flowcharts showing the flow of operation processing of the file server, and FIG. 21 is a flowchart showing the flow of operation processing of the image input apparatus.
[0062]
An image file device 80 shown in FIG. 13 is obtained by replacing the file server 7 in the image file device 6 of the first embodiment shown in FIG.
The file server 81 has the configuration shown in FIG. 14 and has a configuration in which the hard disk 47 of the file server 7 shown in FIG. 4 in the first embodiment is replaced with three hard disks 94 to 96.
[0063]
In FIG. 14, the operation of the file server 81 is controlled by the CPU 84. Other components are the same as those in FIG. That is, RAMs 41 and 83, timers 52 and 85, V-RAMs 43 and 86, keyboard interfaces 50 and 89, keyboards 51 and 91, displays 49 and 97, floppy disk drives 46 and 93, network interfaces 44 and 92, SCSI interfaces 45 and 87 Are the same.
[0064]
The ROM 82 has the same function as the ROM 40, but recorded software is different. Hard disks 94 to 96 as recording devices are fixed magnetic disk devices, and the areas are divided as shown in FIG.
[0065]
As shown in FIG. 15, the hard disk 94 and the hard disk 95 are all occupied by image recording areas 99 and 100, and the hard disk 96 is divided into an image recording area 101, a usage statistics area 102, and a software area 103. Yes.
[0066]
FIG. 16 shows a breakdown of information recorded in the image recording area 101 of the hard disk 96. The activation software 105 of the image input apparatuses 1 to 5, the activation software 106 of the file server 81, and the image input apparatus activation software 105 are included in the software area 103. A value indicating the date and time written in, that is, the software history management area 107 is recorded.
[0067]
FIG. 17 shows a breakdown of the information recorded in the usage statistics area 102 of the hard disk 96, and the hard disk writing amounts 108 to 112 of the image input devices 1 to 5 are recorded.
The operation of the second embodiment configured as described above will be described.
[0068]
The image input devices 1 to 5 having a television camera send image data to the file server 81. The file server 81 records the image data sent from the image input devices 1 to 5 in any one of the image recording areas 99 to 101 selected by the CPU 13 in the image input devices 1 to 5 and periodically records it on the optical disk device 9. The recorded image is transferred, and the recorded image is erased from the image recording areas 99 to 101.
[0069]
The optical disk device 9 is a recording device that stores the image data recorded in the file server 81 and reads out the image data requested by the image reproducing device 8, and uses a magneto-optical disk as a large-capacity medium as a storage medium. The disk can be changed by the operator. The image playback device 8 is a device that displays on the display 34 the images recorded in the image recording areas 99 to 101 in the optical disk device 9 and the file server 81.
[0070]
As shown in FIG. 14, the operation of the file server 81 is controlled by the CPU 84, and the software that is the operation procedure is recorded on the ROM 82, the hard disk 96, and the floppy disk inserted into the floppy disk drive 93. On the floppy disk inserted into the floppy disk drive 93, image input device activation software 105 and file server activation software 106 are recorded.
[0071]
The operation flow of the file server 81 will be described with reference to the flowchart shown in FIG. When the power is turned on, the activation process in step S28 is performed. The activation process step S28 will be described in detail with reference to FIG.
[0072]
When the CPU 84 starts executing the startup software recorded in the ROM 82 in step S36, the process proceeds to step S37, where it is determined whether or not a floppy disk is inserted in the floppy disk drive 46 via the SCSI interface 45. If it is not inserted, the process proceeds to step S40. If it is inserted, the process proceeds to step S38.
[0073]
In step S38, a floppy disk copy process is performed. That is, the information recorded in the software area 103 in the hard disk 96 is deleted, and the image input device activation software 105 and the file server activation software 107 recorded in the floppy disk are recorded in the software area 103.
[0074]
Next, in step S39, the CPU 84 writes the current date and time output from the timer 85 in the software area 103 in the software history management area 107, and proceeds to step S40. In step S <b> 40, the CPU 84 transfers the file server activation software 106 recorded in the software area 103 to the RAM 83.
[0075]
In step S41, the CPU 84 activates software on the RAM 83. That is, the execution of the file server activation program 106 transferred to the RAM 83 is started, and step S28 ends.
Next, the process proceeds to step S29 which is a network transmission / reception process. Step S29 will be described in detail with reference to the flowchart shown in FIG.
[0076]
In step S42, it is determined whether or not there is a request for writing image data from the CPU 13 of the image input apparatuses 1 to 5. If there is a request, the process proceeds to step S43, and if not, the process proceeds to step S47.
[0077]
In step S43, the CPU 84 in the file server 81 confirms the image data recording destination. That is, the CPU 13 of the image input devices 1 to 5 transmits the image data recording destination that designates which of the image recording areas 99 to 101 in the file server 81 the image data is to be written to, so that the CPU 84 receives this. The data is recorded in the RAM 83, and the process proceeds to the next step S44.
[0078]
In step S44, the CPU 84 acquires the names of the image input devices 1 to 5. That is, the CPU 84 receives the unique name of the image input device held by the network interface 15 of the image input devices 1 to 5 from the CPU 13 and determines from which of the image input devices 1 to 5 the image data is sent. The name of the received image input device is recorded in the RAM 83.
[0079]
In step S 45, the CPU 84 receives the image data sent from the CPU 13 of the image input devices 1 to 5, and records the image data in the image data recording destination recorded in the RAM 83. While acquiring the image data in step S45, the CPU 84 measures the size of the image data in units of bytes and records the size of the image data in the RAM 83.
[0080]
In step S46, recording by writing to the hard disk is performed. That is, the CPU 84 refers to the name of the image input device recorded in the RAM 83, and then selects the write amount of the corresponding image input device from the numerical values of the hard disk write amounts 108 to 112 of the image input devices 1 to 5, The size of the image data recorded in the RAM 83 is added to the writing amount of the corresponding image input device.
[0081]
In step S47, the CPU 84 determines whether or not there is a data read request. That is, the CPU 84 monitors the image data and software read requests recorded in the image recording areas 99 to 101, the optical disk device 9, and the software area 103 from the image input devices 1 to 5 and the image reproduction device 8, and issues a read request. When received, the corresponding data is retrieved from the hard disks 94, 95, 96 and the optical disk device 9 in step S48.
[0082]
Then, in the next step S49, the data is sent to the requested image input devices 1 to 5 and the image reproducing device 8. This completes the network transmission / reception step S29.
[0083]
In step S30, the CPU 84 refers to the current date and time output by the timer 85. If the current time is midnight, the CPU 84 proceeds to step S31, and otherwise returns to step S29.
[0084]
In step S31, the CPU 84 transfers the image data recorded in the image recording areas 99 to 101 to the optical disk device 9, records it on the optical disk, and proceeds to step S32. In this step S32, the CPU 84 deletes all the images from the image recording areas 99 to 101.
[0085]
In step S33, the CPU 84 refers to yesterday's hard disk write amounts 108 to 112 of the image input devices, and the image data write destination of each of the image input devices 1 to 5 to which of today is the image recording area 99 to 101. Whether or not to do so is determined as shown in the recording destination table below.
[0086]
Figure 0003816552
The determination method will be described. The image input devices 1 to 5 are sorted from the first to the fifth in descending order of the hard disk writing amount of the image input device, and the image data recording destinations of the first, second, and third image input devices are recorded. Are the image recording areas 99, 100, and 101, respectively, and the recording destination of the fourth image input device is 100, and the recording destination of the fifth image input device is 101.
[0087]
A recording destination table indicating the determination of the recording destination is recorded in the RAM 83. Step S34 is processing for creating new image input device activation software in order to describe the recording destination of the image input device determined in step S33 in the image input device activation software 105.
[0088]
The CPU 84 creates the image input device activation software 105 in which the recording destination table 113 recorded in the RAM 83 is written according to the procedure shown in the file server activation software 106, and then activates the image input device in the software area 103. Replace with software 105. In step S35, the current date and time output by the timer 85 is recorded in the software history management area 107. Then, the process returns to step S29.
[0089]
A processing flow of the operation of the image input apparatus 1 will be described with reference to a flowchart shown in FIG. The other image input devices 2 to 5 are the same as the image input device 1. In step S50, the CPU 13 in the image input apparatus 1 starts executing the startup software recorded in the ROM 22.
[0090]
In step S51, the image input device activation software 68 in the hard disk 20 is transferred to the RAM 12, and execution of the image input device activation software 68 transferred to the RAM 12 is started.
[0091]
Thereby, communication between the file server 81 and the image input apparatus 1 is established. In step S52, the date and time recorded in the software history management area 107 of the file server 81 and the activation software update date and time 69 in the hard disk 20 are compared. It is determined that the startup software 68 has been updated, and the process proceeds to step S53.
[0092]
If they match, the process proceeds to step S55. In step S53, the CPU 13 erases the image input device activation software 68 in the hard disk 20, and proceeds to step S54.
[0093]
In step S54, the updated image input device activation software 105 recorded in the file server 81 is transferred to the hard disk 20, and the date and time recorded in the software history management area 107 is recorded in the hard disk 20 as the activation software update date and time 69. To do. Thereafter, the CPU 13 resets itself and returns to step S50.
[0094]
The CPU 13 is in a standby state until the switch 21 outputs the numerical value 1 in step S55, and when the numerical value 1 is output, the process proceeds to step S56. In step S <b> 56, the CPU 13 transfers the image data of the image captured by the television camera 19 recorded in the image memory 14 to the RAM 12.
[0095]
In step S <b> 57, the CPU 13 transmits an image write request to the CPU 84 in the file server 81. The contents to be transmitted include the image data recording destination and the unique name of the image input device held by the network interface 15.
[0096]
The recording destination of the image data is determined by comparing the recording destination table written in the image input device activation software 68 with the unique name held by the image input device held by the network interface 15. In the next step S58, the image data on the RAM 12 is transmitted to the CPU 84 of the file server 81, and the process returns to step S33.
[0097]
As described above, according to the image file device 80 of the second embodiment, based on the hard disk writing amount of each image input unit recorded in the usage statistics area 101, image data writing to a plurality of hard disks is performed. The recording destination of each image input device can be determined so as to be as uniform as possible.
[0098]
Furthermore, it is possible to automatically update the startup software by referring to the software history management area 107 in the file server 81 and the startup software update date and time 69 recorded in the hard disk 20 in the image input device. .
[0099]
Next, the network file device will be described. This network file device can be input, edited, and searched by a plurality of users via a network. First, the background will be described.
[0100]
In the conventional technology for sharing one file device among a plurality of users (hereinafter referred to as users), there are multi-user operating systems such as UNIX, etc., “Funix UNIX” ASCII Publishing Bureau, Fumi Sakamoto, P77-82. As shown in the above, in UNIX, the file and directory in the file device are given the attribute of the owner of the file or directory and the name of the group to which the owner belongs, and at the same time the file And an attribute that gives three access authority restrictions, whether the directory can be used only by the owner, can be used only by users belonging to the same group as the owner, or can be used by all users.
[0101]
However, in the above management method, when the use permission is set in a group unit for a file with an attribute indicating an owner group name, a user having another group name different from the owner cannot be used. That is, there is a problem that exclusive control cannot be performed on a group basis, such as permitting use to a plurality of user groups and not permitting use to other groups.
[0102]
In view of this problem, a network file device is provided that enables exclusive control in a group unit that allows use to a plurality of user groups and does not allow use to other user groups. In order to achieve this purpose, a file group name indicating a set of files is given as a file attribute in addition to the user group name, and a file with which file group name is used for each user group By adopting a configuration for creating a list indicating whether or not the file can be created, the file user group and the file area type can be performed independently, and data security management can be performed efficiently.
[0103]
Hereinafter, the configuration, operation, and effect will be specifically described. 22 to 32 relate to the embodiment of the network file device of the present invention, FIG. 22 is a block diagram showing the configuration of the network file device, FIG. 23 is a block diagram showing the configuration of the terminal device of FIG. 22, and FIG. 25 is a block diagram showing the configuration of the server, FIG. 25 is an explanatory diagram of the recording areas of the hard disk in the file server, FIG. 26 is an explanatory diagram of the breakdown of information in the user management area in the file server, and FIGS. FIG. 30 is a flowchart showing the flow of operation processing of the file server, FIG. 31 is a flowchart for explaining data read processing of the file server, and FIG. 32 is for explaining data writing processing of the file server. It is a flowchart to do.
[0104]
As shown in FIG. 22, the network file device 208 of this embodiment includes a file server 206 having a large-capacity hard disk device that is a fixed magnetic storage device, and terminal devices 201 to 201 that share and use the hard disk in the file server 206. Reference numeral 204 denotes a network cable 207 that is a communication cable.
[0105]
The terminal devices 201 to 204 have the configuration shown in FIG. 23, and the operation is controlled by the CPU 212. The operation procedure is recorded in the storage device ROM 211 that is a nonvolatile memory and the hard disk 222 that is a fixed magnetic storage device. . The RAM 210 of the storage device, which is a volatile memory, is connected to the CPU 212 via a bus line 223, which is a connection line, and records information by the CPU 212 and supplies the CPU 212 with information stored in the RAM 210 requested by the CPU 212. Can do.
[0106]
The mouse 216 is a device that converts the movement distance slid by the user on the table to an electrical signal, and is connected to the mouse interface 215. The mouse interface 215 converts an electrical signal generated by the mouse 216 into numerical data that can be recognized by the CPU 212, and outputs the movement distance of the mouse 216 to the CPU 212 via the bus line 223 if requested by the CPU 212.
[0107]
The keyboard 218 outputs character information input by the user to the CPU 212 via the keyboard interface 217 and the bus line 223. The display 220 is a device that displays the output of the CPU 212 to the operator as visual information, and is connected to the image control circuit 219.
[0108]
The V-RAM 213 of the storage device which is a volatile memory is connected to the CPU 212 and the image control circuit 219 via the bus line 223 and holds the display state of the display 220.
[0109]
This display state can be rewritten by the CPU 212. The image control circuit 219 is connected to the CPU 212 and the V-RAM 213 via the bus line 223, and is a circuit that converts the display state held by the V-RAM 213 into a video signal under the control of the CPU 212 and sends it to the display 220.
[0110]
The network interface 214 controls data input / output between the bus line 223 and the network 207, and enables data communication with the file server 206 connected to the network 207.
[0111]
The floppy disk drive 224 is a device that reads and writes a floppy disk, which is a removable magnetic storage medium, and is connected to the SCSI interface 221, and the CPU 212 controls the floppy disk drive 224 via the SCSI interface 221 to control the floppy disk drive. Read and write. The hard disk 222 is a fixed magnetic storage device and is connected to the SCSI interface 221. The CPU 212 controls the hard disk 222 via the SCSI interface 221 to read / write data.
[0112]
The file server 206 is a device having the same configuration as the terminal devices 201 to 204, but the hard disk 238 of the file server 206 has a capacity several tens of times that of the hard disk 222 of the terminal devices 201 to 204.
[0113]
As shown in FIG. 25, the hard disk 238 is divided into an area shared and used by the terminal apparatuses 201 to 204, that is, a file area 240 to 243, and a user management area 244 for recording information about the user of the terminal apparatuses 201 to 204. Has been. Names “A”, “B”, “C”, and “D” are assigned to the file areas 40 to 43, respectively, and “E” is assigned to the user management area.
The operation of the network file device 208 configured as described above will be described.
[0114]
The terminal devices 201 to 204 share the file areas 240 to 244 of the hard disk 238 in the file server 206, and the terminal devices 201 to 204 are used by a plurality of users.
[0115]
The file server 206 reads and supplies data requested by the terminal devices 201 to 204 from the file areas 240 to 244. When the file server 206 receives a data write request from the terminal devices 201 to 204, the file server 206 receives the write data and receives the data in the file areas 240 to 244. Write to the specified area. In addition, each terminal device includes a user recognition unit, and the file area that can be used may differ depending on the user.
[0116]
The flow of operations of the terminal devices 201 to 204 (hereinafter referred to as terminal devices) will be described using the flowchart shown in FIG.
When the power is turned on, a startup process is performed in step S61. That is, the CPU 212 executes software recorded in the ROM 211. The software recorded in the ROM 211 is for transferring the operating system software (hereinafter referred to as OS) of the terminal device recorded in the hard disk 222 onto the RAM 210.
[0117]
The OS is software that describes the control procedures of the SCSI interface 221, mouse interface 215, keyboard interface 232, network interface 229, image control circuit 219, V-RAM 213, and RAM 210 in the terminal device. An image output by the display 220 and an input means by the keyboard 218 and the mouse 216 are provided.
[0118]
Next, in step S62, the CPU 212 starts execution of the OS, and the user's keyboard input and mouse input to the terminal device are enabled. In the next step S63, the process of confirming the user ID password is performed. In other words, the CPU 212 rewrites the display state of the display 220 held by the V-RAM 213 in order to display a character string serving as a message requesting a user name (hereinafter referred to as ID) and a password on the display 220.
[0119]
As a result, the user confirms the message displayed on the display 220 and inputs the ID and password to the CPU 212 via the keyboard 217. The CPU 212 records the ID and password input by the user in the RAM 210.
[0120]
In step S 64, the CPU 12 transmits a data read request recorded in the user management area 44 in the file server 6 and a user ID recorded in the RAM 10 to the CPU 27 of the file server 6.
[0121]
Then, since the CPU 227 in the file server 206 transmits user information having the data format shown in FIG. 27 to the CPU 212, the CPU 212 records the transmitted user information in the RAM 210. The user information is recorded in the user management area 244 in the file server 206 for all the users of the network file device 208. As the contents of the user information of one person, the ID and password and the user group to which the user belongs are stored. The name is recorded.
[0122]
The user group is a small group obtained by dividing the entire user of the network file device 208 for each purpose of use of the user's network file device 208, and a group name that is a unique name is assigned to the group.
[0123]
Next, the CPU 212 collates the password entered by the user recorded in the RAM 210 with the password in the user information. If they match in this collation, the process proceeds to the next step S65, and if they do not match, the process returns to step S63.
Step S65 is a process executed by the CPU 212 in accordance with a procedure described by the OS for a user to input with the keyboard 218 and the mouse 216.
[0124]
In step S65, when the CPU 212 reads data in the file areas 240 to 244 in the file server 206, the data read request to the file server 206, the file name of the data to be read, and the current terminal device are displayed. Sending the ID of the user in use and writing the data, send the data write request, the file name of the write data, the write data and the ID of the user currently using the terminal device, Thereafter, the CPU 212 receives data transmitted by the file server 206.
[0125]
Step S66 is a process for determining whether or not the user has input a logout command, which is a command to notify the terminal device of the end of use, in step S65. If there is a logout command, the process returns to step S63 to log out. If there is no command, the process returns to step S65.
[0126]
Next, the flow of operation processing of the file server 206 will be described using the flowchart shown in FIG. When the power is turned on, the startup process in step S67 is started. In the startup process, the CPU 227 executes the software recorded in the ROM 226.
[0127]
The software in the ROM 226 is for causing the CPU 227 to start executing the OS transferred to the RAM 225 after transferring the OS of the file server 206 recorded in the file areas 240 to 244 in the hard disk 238 to the RAM 225. . The OS of the file server 206 transmits the data recorded in the file areas 240 to 244 to the terminal device in response to a data read request and write request from the terminal device connected to the network 207, or the terminal device This is software for receiving data to be transmitted and recording it in the file areas 240 to 244. As a result, execution of the OS is started, and the process proceeds to step S68.
[0128]
In step S68, it is determined whether or not there is a read request from the terminal device. That is, the CPU 227 proceeds to the reading process of step S70 when there is a data reading request from the terminal device, and proceeds to step S69 if not. The reading process in step S70 will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
[0129]
After the end of step S68, the CPU 227 receives a user ID from the terminal device in step S72. Then, the user information data matching the user ID transmitted from the user ID password area 245 to 247 shown in FIG. 26 is searched. As a result, the group name of the user group to which the user of the terminal device that has read the data belongs is known, and the acquired group name is recorded in the RAM 225.
[0130]
In the next step S73, since the file name indicating the position of the data in the file area 240 to 244 is transmitted from the terminal device, the CPU 227 searches the file area 240 to 244 for data to be read.
[0131]
As a result, it can be determined in which of the file areas 240 to 244 the data to be read is recorded, so that one of the names “A” to “E” of the file area to be read is stored in the RAM 225. Record.
[0132]
Next, in step S74, the CPU 227 refers to the file read permission area 246 shown in FIG. 26 and searches the name of the file area recorded in the RAM 225 from this area. In the file read permission area 246, five pieces of data having the format shown in FIG. 28 are recorded for the file areas 240 to 244.
[0133]
The data format will be described with reference to FIG. 28. One of the file area names “A”, “B”, “C”, “D”, and “E” is recorded at the beginning of the data. Subsequently, a list of group names of user groups permitted to read the file area is recorded.
[0134]
When the corresponding file area name is found from the file read permission area 246, the group name of the user group permitted to read subsequent data is recorded in the RAM 225.
[0135]
Next, the process proceeds to step S75, where it is determined whether or not the group name recorded in the RAM 225 in step S72 is present in the group name recorded in the RAM 225 in step S74. If so, the process proceeds to step S76.
[0136]
In step S76, the CPU 227 reads and transmits the requested data from the file areas 240 to 244 to the terminal device that has transmitted the data read request, and ends step S70. Step S77 is processing to transmit to the terminal that data reading has been rejected, and the CPU 227 notifies the CPU 212 of the terminal device that has issued the data reading request, and ends step S70.
[0137]
In the next step S69 shown in FIG. 31, it is determined whether or not there is a data write request from the terminal device. When the CPU 227 receives the data write request from the terminal device, the process proceeds to step S71. Return to S68. Step S71 is a process of writing data to the file areas 240 to 244. The process flow of step S71 will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
[0138]
After completing step S69, the CPU 227 acquires the group name of the user of the terminal device that has issued the data write request in step S78 by the same process as step S73.
[0139]
Next, in step S79, the CPU 227 receives a file name indicating the position of data in the file areas 240 to 244 from the terminal device. Write data is recorded at the position indicated by the file name. As a result, it is possible to know where the write data is recorded in the file areas 240 to 244. Therefore, the file area names “A” to “E” of the file area to be written are recorded in the RAM 214, and the process proceeds to step S80.
[0140]
In step S80, the CPU 227 refers to the file write permission area 247 shown in FIG. 26, and searches the file area name recorded in the RAM 225 in step S79 from this area. In the file write permission area 247, five pieces of data having the format shown in FIG. 29 are recorded for each of the file areas 240 to 244.
[0141]
The data format will be described with reference to FIG. 29. One file area name is recorded at the beginning of the data, and then a list of group names of user groups permitted to write to the file area is recorded. ing. When the corresponding file area name is found from the file write permission area 247, the group name of the subsequent user group is recorded in the RAM 225.
[0142]
In step S81, it is determined whether or not the group name recorded in the RAM 225 in step S78 is included in the group name recorded in the RAM 225 in step S80. The process proceeds to step S83, and if it exists, it is determined that use is permitted, and the process proceeds to step S82.
[0143]
In step S82, the CPU 227 receives write data from the terminal that issued the data write request, records the received data in the recording destination confirmed in step S79, and ends step S71.
[0144]
Step S83 is a process of transmitting to the terminal device that the data writing has been rejected. The terminal device that has transmitted the write data ignoring the write data sent from the terminal device to the CPU 227 confirms that the write has been rejected. Notification is made and step S71 is ended.
[0145]
As described above, according to the network file device 208 of the present embodiment, by providing the file read permission area 246 and the write permission area 247 on the hard disk 238 of the file server 206, a plurality of usable areas for each area of the hard disk 238 are provided. User groups and multiple user groups that cannot be used can be set, and by dividing the permission area into two file operations, write and read, user groups that can be read but cannot be written to each file area. It is possible to set.
[0146]
In other words, according to the present network file device 208, in a network file system in which a storage area is shared by a plurality of users, a plurality of user groups permitted to be used can be set for one file set, and at the same time, A plurality of user groups that are not permitted can be set.
[0147]
[Appendix]
1. 2. The image file device according to claim 1, further comprising an image reproducing means for reproducing and displaying the image data recorded in the image data recording means.
2. An image data generating means for generating image data, an image data collecting means for recording a plurality of the image data on an image data recording medium, and an image reproducing means for displaying the image data recorded on the image data recording medium are connected. Image file device
The image data collecting means has means for recording the image data generating means and a procedure of operation processing of the image reproducing apparatus, and the image data generating means is the image data generating means recorded in the image data collecting means. Means for determining whether the procedure of the operation processing of the means has been updated, and the image reproduction means determines whether the procedure of the operation processing of the image reproduction means recorded in the image data collection means has been updated. An image file device comprising means.
[0148]
Appendix 2 Prior Art: In a large-scale image file device in which a large number of image generation devices and image reproduction devices form a network, when updating software of each image generation device and image reproduction device, It is necessary to transfer the updated software from the external storage medium to the image playback device.
The purpose of the supplementary note 2 is to quickly reflect the system setting change according to the change in the operating state of the image file device in the entire image file device.
Action of Supplementary Note 2: By simply updating the software of the image generating device and the image reproducing device recorded in the image data collecting means, the software of all the image generating devices and image reproducing devices in the image file device is automatically updated. Updates are made.
[0149]
3. A plurality of image data generating means for generating image data, an image data collecting means having a plurality of image data recording means for recording a plurality of the image data, and image data recorded in the image data recording means are displayed. In the image file device connected to the image reproduction means,
Statistical means for recording statistics of each image generation amount of the plurality of image data generation means;
Control means for assigning a plurality of the image data recording means based on the statistics of the respective image generation amounts as image data recording destinations of the plurality of image data generating means,
The image file generating means causes the image data recording means assigned as a recording destination by the control means to record image data.
Appendix 3 Prior Art: When a plurality of image generating means simultaneously record in the same or nearby recording area in the image data collecting means, time allocation, buffering, etc. are required.
The purpose of Supplementary Note 3 is to equalize the burden on the plurality of image data recording means in the image data collecting means.
Action of Supplementary Note 3: Recording areas are allocated to the image data collection means of each image generation means so that a plurality of image generation means having a high operating rate do not use adjacent recording areas in the image data collection means.
[0150]
4). In a network file device to which recording means for recording information on a data recording medium as a file and editing means for reading and writing the file held by the recording means are connected.
Recognizing means for holding the user of the network file device and recognizing the user;
A group name given to a user group formed by a plurality of users of the network file device, a file classification name for the file to classify the files recorded on the data recording medium, and the user group Recording means for holding data indicating a relationship between a name and the file classification name;
A network file device characterized by comprising:
[0151]
【The invention's effect】
As described above, according to the image file device of the present invention, If Based on the total, a recording area for recording an image can be secured without excess and deficiency, and a large amount of image data can be left in the image data recording means in the image data collecting means, so that a search or the like can be performed at high speed. Can do.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of an image file device according to a first embodiment.
FIG. 2 is a block diagram of an image input apparatus.
FIG. 3 is a block diagram of an image reproducing apparatus.
FIG. 4 is a block diagram of a file server in the first embodiment.
FIG. 5 is a configuration diagram of a hard disk in the file server in the first embodiment.
FIG. 6 is a breakdown diagram of recorded information in the software area in the first embodiment.
FIG. 7 is a breakdown diagram of recorded information in a usage statistics area in the first embodiment.
FIG. 8 is a breakdown diagram of recorded information on a hard disk in the image input apparatus.
FIG. 9 is a flowchart illustrating an operation process of the image recording apparatus according to the first embodiment.
FIG. 10 is a flowchart showing a flow of operation processing of the file server according to the first embodiment;
FIG. 11 is a flowchart for explaining network transmission / reception of the file server according to the first embodiment;
FIG. 12 is a flowchart for explaining data transfer to the optical disk of the file server according to the first embodiment;
FIG. 13 is a configuration diagram of an image file device according to a second embodiment.
FIG. 14 is a block diagram of a file server in the second embodiment.
FIG. 15 is a configuration diagram of a hard disk in a file server according to the second embodiment.
FIG. 16 is a breakdown diagram of recorded information in the software area in the second embodiment.
FIG. 17 is a breakdown diagram of recorded information in a usage statistics area in the second embodiment;
FIG. 18 is a flowchart for explaining the operation flow of the file server according to the second embodiment;
FIG. 19 is a flowchart for explaining a file server activation process according to the second embodiment;
FIG. 20 is a flowchart for explaining network transmission / reception of the file server according to the second embodiment;
FIG. 21 is a flowchart showing a flow of operation processing of the image recording apparatus of the second embodiment.
FIG. 22 is a block diagram of a network file device.
FIG. 23 is a block diagram of a terminal device.
FIG. 24 is a block diagram of a file server.
FIG. 25 is an explanatory diagram of an area classification of a hard disk in the file server.
FIG. 26 is an explanatory diagram of area divisions in a user management area.
FIG. 27 is an explanatory diagram of a recording data format in a user ID password area.
FIG. 28 is an explanatory diagram of a recording data format in a file read permission area.
FIG. 29 is an explanatory diagram of a recording data format in a file write permission area.
FIG. 30 is a flowchart showing a flow of operation processing of the terminal device;
FIG. 31 is a flowchart showing the flow of operation processing of the file server.
FIG. 32 is a flowchart for explaining data read processing of the file server;
FIG. 33 is a flowchart for explaining data write processing of the file server;
[Explanation of symbols]
1, 2, 3, 4, 5,... Image input device
6, 80 ... Image file device
7, 81 ... File server
8 ... Image playback device
9: Optical disk device
10 ... SCSI cable
11 ... Network
12, 26, 41, 83 ... RAM
13, 28, 42, 84 ... CPU
14 ... Image memory
15, 35, 44, 92 ... Network interface
16, 31, 45, 87 ... SCSI interface
17 ... A / D converter
18 ... Video circuit
19 ... Video camera
20, 32, 47, 94, 95, 96 ... hard disk
21 ... Switch
22, 25, 40, 82 ... ROM
23, 36, 53, 98 ... bus line
27, 43, 86 ... V-RAM
29, 50, 89 ... keyboard interface
30, 51, 91 ... keyboard
33, 48, 88 ... display control circuit
34, 49, 97 ... display
46, 93 ... floppy disk drive
52, 65 ... Timer
55 ... Software area
56: Image recording area
57 ... Usage statistics area
62 to 66: Image input device hard disk writing amount
67 ... Minimum amount secured

Claims (2)

画像データを発生する画像データ発生手段からの複数の画像データを一時的に記録する画像データ収集手段と、
前記画像データ収集手段から転送される画像データを、着脱可能で長期間保存可能な記録媒体に記録する画像データ保存手段と、
前記画像データ発生手段から前記画像データ収集手段に伝送された画像データ量を集計する集計手段と、
前記集計手段による集計結果の値と、予め設定された所定の記憶容量とを比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づいて、前記画像データ収集手段から前記画像データ保存手段に転送する画像データの転送量を、前記集計結果の値と前記所定の記憶容量値とのうちの大きい方の値に決定する転送量決定手段と、
前記転送量決定手段による決定に基づき、前記画像データ収集手段から当該画像データ収集手段が記録している最も古い日時の付記されている画像データを前記画像データ保存手段に転送する転送手段と、
前記転送手段によって転送が済んだ画像データを前記画像データ収集手段から消去する消去手段と、
を有することを特徴とする画像ファイル装置。Image data collection means for temporarily recording a plurality of image data from image data generation means for generating image data;
Image data storage means for recording image data transferred from the image data collection means on a removable and long-term storage medium; and
A totaling unit that totalizes the amount of image data transmitted from the image data generation unit to the image data collection unit;
Comparison means for comparing the value of the result of aggregation by the aggregation means with a predetermined storage capacity set in advance;
Based on the comparison result by the comparison means, the transfer amount of the image data transferred from the image data collection means to the image data storage means is set to a larger one of the total result value and the predetermined storage capacity value. A transfer amount determination means for determining a value ;
Based on the determination by the transfer amount determination means, transfer means for transferring the image data with the oldest date and time recorded by the image data collection means from the image data collection means to the image data storage means;
Erasing means for erasing the image data transferred by the transferring means from the image data collecting means;
An image file device comprising: 前記画像データ収集手段は、複数の画像データ発生手段からの画像データを記録することを特徴とする請求項１に記載の画像ファイル装置。  2. The image file device according to claim 1, wherein the image data collection unit records image data from a plurality of image data generation units.
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