JP3815965B2 - カップリング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は差動装置の前に配置され、この差動装置へ伝達される駆動力を電磁石で可変制御する電子制御式のカップリング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、4輪駆動車などにおいて、差動装置の直前に配置され、この差動装置へ伝達される駆動力を電磁石で可変制御する電子制御式のカップリング装置が知られている(例えば特開平10−292829号公報)。このカップリング装置は、アウタ部材およびインナ部材と、アウタ部材とインナ部材との間に設けられたメインクラッチと、メインクラッチのトルク伝達を制御するパイロットクラッチと、パイロットクラッチの動作を制御する電磁石とを備えており、アウタ部材は差動装置のデフキャリアによって回転自在に支持されている。また、電磁石を回り止めするため、デフキャリアと電磁石を保持したヨークとに互いに軸方向に係合する凹部と凸部とを設けてある。
【0003】
ところで、差動装置のデフキャリア内はオイルで潤滑されており、デフキャリアの前部はカップリング装置へ開口しているので、オイル漏れを防止するため、デフキャリアとカップリング装置との間にオイルシールが設けられている。具体的には、カップリングアウタ部材と一体回転する内筒部材の外周面と、デフキャリアの内周面との間にオイルシールが設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、内筒部材の内径は、ピニオン軸を支持する軸受固定用ナットの配置スペースなどを考慮すると、ある程度の寸法を必要とする。しかも、内筒部材の外周部に配置されるオイルシールは半径方向のスペースを必要とするので、デフキャリアの内径を必然的に大きくせざるを得ない。そのため、デフキャリア自体の外径が大きくなり、大型化、重量増加を招く問題がある。
また、オイルシールは半径方向だけでなく軸方向の配置スペースも必要とするので、その分だけカップリング装置の全長が長くなる。
さらに、電磁石に電流を供給するハーネスを、電磁石からデフキャリア側へ配線する必要があるが、上記のようにデフキャリアの外径が大きくなると、ハーネスの取出位置とデフキャリア部分とが干渉する可能性がある。そのため、ハーネスの配線が難しくなることがある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、シール部を小型化し、デフキャリアの小型、軽量化を図るとともに、カップリング装置の軸方向寸法を短縮し、電磁石のハーネスの配線が容易なカップリング装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、プロペラシャフトと差動装置との間に配置され、上記プロペラシャフトと差動装置との間で伝達される駆動力を電磁石で可変制御するカップリング装置において、上記差動装置のデフキャリアに軸支されたピニオン軸がデフキャリアの開口部から突出しており、上記カップリング装置全体が上記ピニオン軸上に支持されており、上記カップリング装置の電磁石を保持する電磁石保持部材が上記デフキャリアによってピニオン軸の半径方向および軸方向に自由度をもって回り止めされており、上記電磁石保持部材から上記デフキャリアの開口部の中に挿入される円筒部が突設されており、上記円筒部の外周面と上記開口部の内周面との間にOリングが介装されていることを特徴とするカップリング装置を提供する。
【0007】
本発明では、電磁石保持部材とデフキャリアとの間を、オイルシールではなくOリングでシールし、デフキャリア内のオイルが流出するのを防止している。すなわち、従来のように回転部材と静止部材との間をシールする場合には、Oリングを用いることはできないが、電磁石保持部材とデフキャリアとは共に静止部材であるから、Oリングでシールすることができる。Oリングはオイルシールに比べて半径方向および軸方向の配置スペースが小さくて済むため、デフキャリアの外径寸法を小さくでき、小型軽量化を図ることができるとともに、カップリング装置の軸方向寸法も短縮できる。
また、電磁石へ電流を供給するためのハーネスを電磁石保持部材からデフキャリア側へ配線する必要があるが、Oリングが介装されたデフキャリアの直径を小さくできることから、ハーネスをデフキャリアと干渉せずに配線できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は本発明にかかるカップリング装置を搭載した4輪駆動車の一例を示し、図2はこのカップリング装置の詳細を示す。
図1に示すように、エンジン1の出力側にはトランスミッションおよびトランスファを備えたトランスアクスル2が接続され、トランスアクスル2から前輪駆動用プロペラシャフト3と後輪駆動用プロペラシャフト4とに動力が分配されている。前輪6には前輪駆動用プロペラシャフト3から前輪用差動装置5を介して動力が伝達され、後輪7には後輪駆動用プロペラシャフト4から後輪用差動装置8を介して動力が伝達されている。
後輪駆動用プロペラシャフト4の後端部、つまり後輪用差動装置8の直前に本発明にかかるカップリング装置20が設けられている。
【0009】
図2において、11は後輪用差動装置8のデフキャリアであり、デフキャリア11は車体に対して回転不能に固定されている。このデフキャリア11の内部には、軸受13によりピニオン軸12が回転可能に支持されている。ピニオン軸12にはナット14が螺着されており、このナット14により軸受13の内輪がピニオン軸12に固定されている。なお、デフキャリア11の内部には、公知の差動ギヤ機構(図示せず)が配置されている。
【0010】
カップリング装置20の前端部には、プロペラシャフト4と連結されるジョイント部21が設けられ、このジョイント部21に対しドラム状のカップリングアウタ22がボルト23により締結固定されている。カップリングアウタ22は、アルミニウムなどの非磁性材料により構成されている。カップリングアウタ22の前端部には、軸方向に貫通するオイル注入孔24が形成されている。このオイル注入孔24はカップリング装置20の内部にオイルを注入するためのもので、オイル注入後にオイル注入孔24にボール25が圧入されてシールされる。
ピニオン軸12の前端部は、カップリングアウタ22軸受26を介して回転自在に支持されている。ピニオン軸12のスプライン部12aには、スリーブ状のカップリングインナ27がスプライン嵌合しており、ピニオン軸12と一体回転する。
【0011】
カップリングアウタ22とカップリングインナ27の間には、カップリング装置20の一端側を閉じる断面略コ字形の環状の閉鎖部材28が設けられている。この閉鎖部材28はカップリングアウタ22に固定され、カップリングインナ27とは相対回転可能である。閉鎖部材28は、内筒部28aと、内筒部28aの外周に固定された環状の遮断部材28bと、遮断部材28bの外周に固定された外筒部28cとで構成されている。内筒部28aおよび外筒部28cは鉄などの磁性材料により構成され、遮断部材28bは非磁性材料により構成されている。そして、外筒部28cがカップリングアウタ22の内周に螺着され、回転不能に固定されているため、カップリングアウタ22と閉鎖部材28とが一体的に回転する。
【0012】
上記閉鎖部材28の内筒部28aと外筒部28cとの間には環状の空間が設けられ、この空間に電磁石30が相対回転可能に配置されている。この電磁石30は、磁性材料により構成された環状のヨーク(電磁石保持部材)31と、コイル32を巻回したボビン33と、コイル32に電流を供給するハーネス34とを備えている。ヨーク31の外周面と閉鎖部材28の外筒部28cとの間には軸受35が設けられ、電磁石30と閉鎖部材28とが相対回転可能となっている。
【0013】
電磁石30はデフキャリア11に対して回り止め手段によって回り止めされている。その構造を、図2〜図4を参照しながら説明する。
電磁石30のハーネス34はヨーク31を貫通して後方へ導出されており、ハーネス34の端部にはコネクタ36が取り付けられている。コネクタ36はハーネス保持用と回り止め用とを兼ねるブラケット37によって保持されている。このブラケット37は、図4に示すように、板金を曲げ加工することにより一体形成されたものであり、下方へ折り曲げられた前端部37aがネジ38によってヨーク31の後端面に固定されている。ブラケット37の中央部には、コネクタ36を抱き込んで保持する保持部37bが設けられ、後端部には二股状のばね部37cが形成されている。このばね部37cは、デフキャリア11の外周面に突設されたリブ15に弾性的に係合し、デフキャリア11に対して回り止めされて取り付けられている。このように、ハーネス保持用ブラケット37を回り止め手段として利用することにより、電磁石30はデフキャリア11に対して回り止めされる。
【0014】
電磁石30のヨーク31の内周面とカップリングインナ27の外周面との間には、オイルシール40が配置されている。また、ヨーク31の後端部には、デフキャリア11の前端開口部11aの内側に挿入される円筒部31aが突設されており、この円筒部31aの外周とデフキャリア11の開口部11aの内周との間には、図3に示すように、Oリング41が配置されている。上記オイルシール40とOリング41とによって、デフキャリア11内のオイルの流出が防止されている。
【0015】
Oリングは、オイルシールと異なり、相対回転のある部材間をシールすることができない。これに対し、電磁石30は上記のようにブラケット37によってデフキャリア11に対して回り止めされており、両者は共に静止部材であるから、Oリング41によってデフキャリア11内のオイル流出を確実に防止できる。
オイルシールは、周知のように金属環とゴム状弾性体とを組み合わせたものであり、半径方向および軸方向の配置スペースを必要とする。これに対し、Oリング41はオイルシールに比べて半径方向および軸方向の配置スペースを格段に小さくできるので、デフキャリア11の開口部11aの外径寸法が大きくならず、デフキャリア11の小型,軽量化を実現できる。
ヨーク31には軸偏心量や寸法精度などが必ず存在するので、ヨーク31とデフキャリア11との間には半径方向にある程度の追随性を持つシール構造が必要である。Oリング41はヨーク31の軸偏心量や寸法精度などの半径方向のバラツキを、こぜさせることなく逃がすことができるので、良好なシール構造を実現できる。
【0016】
カップリングアウタ22とカップリングインナ27との間には、電磁石30の電磁力により係合・解放されるパイロットクラッチ45と、パイロットクラッチ45の係合に連動して係合され、カップリングアウタ22の伝達トルクをカップリングインナ27に伝達するメインクラッチ51とが配置されている。
【0017】
パイロットクラッチ45は、アーマチュア46とクラッチディスク47とクラッチプレート48とを備えている。アーマチュア46の外周部はカップリングアウタ22の内周面にスプライン嵌合しており、カップリングアウタ22に対して軸方向に移動可能である。クラッチディスク47とクラッチプレート48は、アーマチュア46と閉鎖部材28との間に交互に配置されている。クラッチプレート48の外周は、カップリングアウタ22の内周にスプライン嵌合している。また、カップリングインナ27の外周には環状のカム49が相対回転可能に配置されており、クラッチディスク47の内周がカム49の外周にスプライン嵌合している。カム49と閉鎖部材28の内筒部28aとの間には、カム49に作用するスラスト荷重を受け止めるスラスト軸受50が配置されている。
【0018】
メインクラッチ51は、交互に配置された複数のクラッチディスク52と複数のクラッチプレート53とを備えており、クラッチプレート53の外周がカップリングアウタ22の内周にスプライン嵌合され、クラッチディスク52の内周がカップリングインナ27の外周にスプライン嵌合されている。
【0019】
メインクラッチ51とパイロットクラッチ45との間にはピストン54が配置されている。ピストン54はカップリングインナ27の外周にスプライン嵌合されている。図5に示すように、ピストン54とカム49との対向面には、断面台形の溝55,56が形成され、溝55,56には逆方向に傾斜された受圧面55a,56aがそれぞれ形成されている。そして、溝55,56にはボール57が配置されている。
【0020】
つぎに、上記構成よりなるカップリング装置の動作を説明する。
まず、電磁石30に電流が供給されない場合は、パイロットクラッチ45およびメインクラッチ51が共に解放されている。このため、プロペラシャフト4からカップリングアウタ22に伝達されたトルクは、カップリングインナ27およびピニオン軸12には伝達されない。
【0021】
一方、電磁石30に電流が供給されると、コイル32によって発生した磁束がヨーク31と外筒部28cとアーマチュア46と内筒部28aとを通過し、磁気回路が形成される。このため、電磁力(磁気吸引力)により、アーマチュア46が、外筒部28cおよび内筒部28a側に吸引される。すると、クラッチディスク47とクラッチプレート48とで構成されるパイロットクラッチ45が係合される。その結果、カップリングアウタ22の伝達トルクが、パイロットクラッチ45を介してカム49に伝達される。
【0022】
カム49にトルクが伝達されると、図5に示すようにカム49とピストン54とが矢印方向に相対回転し、ボール57が同一方向に傾斜された受圧面55a,56aに押し付けられ、受圧面55a,56aがボール57を溝55,56の外部に押し出す力が作用する。その結果、カム49とピストン54とが、軸方向において相互に離反する向きのスラスト荷重が生じる。ここで、カム49はスラスト軸受50により支持され、閉鎖部材28側に移動することが防止されているので、スラスト荷重によりピストン54が押され、メインクラッチ51が係合される。つまり、電磁力に相当するパイロットクラッチ45の係合力が、カム49の受圧面56aとボール57とピストン54の受圧面55aとの働きにより増幅され、メインクラッチ51に伝達される。メインクラッチ51が係合されると、カップリングアウタ22の伝達トルクがメインクラッチ51を介してカップリングインナ27およびピニオン軸12に伝達される。
したがって、電磁石30への電流を制御すれば、パイロットクラッチ45の係合力を自在に制御でき、メインクラッチ51の伝達トルク、つまりカップリング装置20の伝達トルクを比例的に制御することが可能である。
【0023】
なお、パイロットクラッチ45を構成するクラッチディスク47およびクラッチプレート48の厚みを薄くすること、つまり閉鎖部材28とアーマチュア46との距離をできるだけ短くすることが、電磁石30の磁束の通過をよくし、パイロットクラッチ45の係合力のばらつきを小さくできる。そのため、この実施例では、クラッチディスク48を単一枚で構成したが、複数枚のクラッチディスクで構成することも可能である。
【0024】
この実施例では、電磁石30のヨーク31に取り付けられたブラケット37を用いて、コネクタ36を保持するとともに、電磁石30をデフキャリア11に対して回り止めした。そのため、ハーネス34が回転部と接触して損傷するのを防止できるとともに、ブラケット37が2つの機能(ハーネス保持機能と回り止め機能)を持つので、部品共用でき、構造を簡素化できる。
また、ブラケット37の二股状ばね部37cがデフキャリア11のリブ15にばね弾性を持って係合しているので、ネジ等で締結する場合に比べて、電磁石30とデフキャリア11とはある程度の相対変位が許容される。特に、ばね部37は回転方向の動きのみを規制しており、半径方向および軸方向には自由度があるので、電磁石30のヨーク31とデフキャリア11との間のシール部(Oリング41)に無理な力が加わらず、シール性が安定する効果がある。
【0025】
本発明にかかるカップリング装置の搭載箇所としては、図1のように後輪駆動用プロペラシャフト4とリヤデフ8との間に限らず、前輪駆動用プロペラシャフト3とフロントデフ5との間に設けることもできる。
電磁石30およびヨーク(電磁石保持部材)31をデフキャリア11によって回り止めするため、ハーネス保持用ブラケット37を用いたが、これに限るものではなく、例えば特開平10−292829号公報のように、保持部材31とデフキャリア11に互いに軸方向に係合する凹凸部を設けて回り止めしてもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、請求項1に係る発明によれば、電磁石および電磁石保持部材を差動装置のデフキャリアによって回り止めし、共に静止部材である電磁石保持部材の外周面とデフキャリアの内周面との間にOリングを介装し、デフキャリア内のオイルが流出するのを防止したので、従来のようなオイルシールを用いた場合に比べて、半径方向および軸方向の配置スペースが小さくて済む。そのため、デフキャリアの外径寸法を小さくでき、小型軽量化を図ることができるとともに、カップリング装置の軸方向寸法も短縮できる。
また、Oリングが介装されたデフキャリアの直径を小さくできることから、電磁石へ電流を供給するためのハーネスをデフキャリアと干渉せずに電磁石保持部材からデフキャリア側へ引き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるカップリング装置を搭載した自動車の一例の骨格図である。
【図2】本発明にかかるカップリング装置の一例の断面図である。
【図3】図2に示すカップリング装置の一部の拡大図である。
【図4】電磁石の回り止め構造の分解斜視図である。
【図5】カムとボールとピストンとの関係を示す断面図である。
【符号の説明】
8 差動装置(リヤデフ)
11 デフキャリア
20 カップリング装置
30 電磁石
31 ヨーク(電磁石保持部材)
34 ハーネス
37 ブラケット
41 Oリング
45 パイロットクラッチ
51 メインクラッチ

Claims (1)

  1. プロペラシャフトと差動装置との間に配置され、上記プロペラシャフトと差動装置との間で伝達される駆動力を電磁石で可変制御するカップリング装置において、
    上記差動装置のデフキャリアに軸支されたピニオン軸がデフキャリアの開口部から突出しており、
    上記カップリング装置全体が上記ピニオン軸上に支持されており、
    上記カップリング装置の電磁石を保持する電磁石保持部材が上記デフキャリアによってピニオン軸の半径方向および軸方向に自由度をもって回り止めされており、
    上記電磁石保持部材から上記デフキャリアの開口部の中に挿入される円筒部が突設されており、
    上記円筒部の外周面と上記開口部の内周面との間にOリングが介装されていることを特徴とするカップリング装置。
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