JP3815853B2 - 濃淡燃焼装置 - Google Patents

濃淡燃焼装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3815853B2
JP3815853B2 JP16419597A JP16419597A JP3815853B2 JP 3815853 B2 JP3815853 B2 JP 3815853B2 JP 16419597 A JP16419597 A JP 16419597A JP 16419597 A JP16419597 A JP 16419597A JP 3815853 B2 JP3815853 B2 JP 3815853B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flame
rich
burner
light
mixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16419597A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1114014A (ja
Inventor
哲二 大塚
哲司 森田
愛隆 谷村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP16419597A priority Critical patent/JP3815853B2/ja
Publication of JPH1114014A publication Critical patent/JPH1114014A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3815853B2 publication Critical patent/JP3815853B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Gas Burners (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、細長い炎口面を一端側に備え、その炎口面に燃料ガスと燃焼用空気との濃混合気を噴出して燃焼させる複数個の濃炎口部を備えた複数の濃用バ−ナを前記炎口面の幅方向に間隔を隔てて並設し、前記炎口面どうしの間に燃料ガスと燃焼用空気との淡混合気を噴出して燃焼させる淡炎口部を設けて、前記濃用バ−ナの炎口面と前記淡炎口部とを隣接してある濃淡燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の濃淡燃焼装置では、一般に濃用バ−ナの炎口面を形成する炎口板の横断面形状を、上面が閉鎖するコの字形に形成し、その平坦な上面の横方向の中間部にスリット状の炎孔を形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
通常、濃淡燃焼装置では、淡混合気に対する濃混合気の比率が小さくなると、装置全体として窒素酸化物であるNOxの発生値が低くなる。従って、NOxの発生値を低くするためには、濃用バ−ナの間隔を広くして、淡炎口部を炎口面の幅方向に広げ、淡混合気に対する濃混合気の比率を小さくすることが考えられるが、その場合には、淡混合気の噴出幅が広くなりすぎて、淡混合気が十分に燃焼できないという問題が起こる。
【0004】
本発明は、かかる問題に着目してなされたものであり、その目的は濃火炎によって淡火炎を良好に保炎しながら、しかも、淡混合気に対する濃混合気の比率を小さくして、NOxの発生を極力低減させることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明によれば、濃混合気を噴出する複数個の濃炎口部を備えた濃用バ−ナにおいて、濃用バ−ナの炎口面の全体を形成する炎口板を、横断面形状が濃混合気の噴出方向に膨出する膨出形状に形成し、かつ、濃炎口部を炎口板の全幅にわたって炎口面の幅方向に沿うスリット状の炎孔で構成し、そのスリット状の炎孔を前記膨出形状の炎口板の全幅にわたって形成してあり、前記淡炎口部には、前記濃用バーナの炎口面の長手方向に沿う整流板を、その上端が前記濃炎口部の前記スリット状の炎孔の開口下端とほぼ同じ高さになるように設けてある。
つまり、炎口板の横断面形状が、濃混合気の噴出方向に膨出する膨出形状に形成され、その炎口板の全幅にわたって炎口面の幅方向に沿うスリット状の炎孔が形成されているので、濃混合気により生成される濃火炎が、炎口板の幅方向に広がった形状になる。従って、炎口板の幅方向に隣接する淡炎口部から噴出される淡混合気との接触がよくなり、濃火炎が淡火炎に対する保炎をより効果的にできる。
このようにして、濃火炎による淡混合気に対する保炎効果を良好にすることにより、淡混合気を噴出する淡炎口部を炎口板の幅方向に適宜広げても、淡混合気を十分に燃焼させることができ、淡混合気に対する濃混合気の比率を小さくすることができる。
【0006】
従って、濃火炎による淡混合気に対する保炎をしながら、淡混合気に対する濃混合気の比率を小さくし、NOxの発生を低減することができる。
【0007】
請求項2に記載の発明によれば、炎口板の横断面形状をほぼ半円形に形成し、かつ、前記濃炎口部を複数個のほぼ半円形のスリット状の炎孔で構成してある。
つまり、炎口板の横断面形状をほぼ半円形に構成することにより、淡混合気が炎口板の半円に沿って、濃炎口部方向に流入しやすくなる。そして、その濃炎口部を複数個のほぼ半円形のスリット状の炎孔で構成することにより、そのスリット状の炎孔に生成される複数の濃火炎と淡混合気との接触が良好になり、淡混合気を十分に燃焼させることができる。
【0008】
従って、炎口板の横断面形状をほぼ半円形に構成し、かつ、前記濃炎口部を複数個のほぼ半円形のスリット状の炎孔で構成することにより、濃火炎による淡火炎に対する保炎をより一層効果的にすることができる。
【0009】
請求項3に記載の発明によれば、前記濃炎口部を炎口面の長手方向に沿ってほぼ全長にわたって配設し、かつ、前記炎口面の最端に位置する濃炎口部より外側に、平面視においてほぼU字形のスリット状の炎孔を設けてある。
つまり、濃炎口部を炎口面の長手方向に沿ってほぼ全長にわたって配設することにより、炎口面の長手方向においても、濃火炎による淡火炎に対する保炎をすることができる。しかも、炎口面の最端に位置する濃炎口部より外側に、平面視U字状の炎孔を設けることで、炎口面の最端に位置する濃炎口部より外側に、外側に向かう濃火炎を生成することができ、外側への淡混合気が流出するのを防ぐことができ、不完全燃焼等を防ぐことができる。
【0010】
従って、例えば、炎口面の長手方向の両端部よりも外側に、濃淡燃焼装置の結露等を防ぐためのエアーカーテン部が設けられている濃淡燃焼装置においては、このエアーカーテン部に淡混合気が流出するのを防ぎ、濃淡燃焼装置の結露等を防ぎながら、不完全燃焼等の問題が起こることを防止することができる。
【0011】
請求項4に記載の発明によれば、前記濃用バ−ナの横側方に前記濃炎口部への淡混合気の流入を抑制する遮蔽部材を設けてある。
つまり、前記炎口面の幅方向において、隣接する淡炎口部から噴出される淡混合気が、前記濃炎口部に高速で流入して濃火炎をリフトするのが抑制されるので、濃火炎との接触を良好にしながら、淡混合気による濃火炎のリフト現象を抑制し、安定した燃焼をすることができる。
【0012】
請求項5に記載の発明によれば、前記遮蔽部材を板状の遮蔽板で構成し、その遮蔽板を前記炎口面の長手方向に沿って、前記濃用バ−ナの両横側方の全長にわたって位置させ、かつ、前記遮蔽板の淡混合気噴出方向の端部を前記濃炎口部の基部よりも濃混合気の噴出噴出方向下手側に位置させてある構成としている。
つまり、前記遮蔽部材を板状の遮蔽板で構成するものであるから、遮蔽部材を板金などによって比較的簡単に作ることができ、前記炎口面の長手方向に沿ってほぼ全長にわたって設けることにより、濃火炎に対する淡混合気の流入抑制を確実にでき、より安定した燃焼をすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
先ず、濃淡燃焼装置は、図1と図2に示すように、バーナケース1やバーナケース1内に内装の箱状枠体2などを備え、上面の横断面がほぼ半円形の形状をした板金製の濃用バ−ナ3が、箱状枠体2内に所定の間隔を隔てて複数並設されて収納されている。
前記バーナケース1の下方には、燃焼用空気を供給するファン4が設けられ、その吐出口がバーナケース1の底部と箱状枠体2の底部との間に形成の空気室5に連通されている。
【0014】
前記濃用バ−ナ3は、空気混合率の小さい濃混合気を噴出して燃焼させるためのもので、図3にも示すように、その上面の細長い炎口面6を形成する炎口板7の横断面形状がほぼ半円形に形成され、濃混合気の噴出方向に膨出している。そして、この炎口面6には、濃混合気を噴出するための複数の濃炎口部8と濃混合気を噴出しない複数の無炎口部9とが、炎口面6の長手方向に沿って交互に配設されている。
各濃炎口部8は、図3、図4に示すように、ほぼ半円形に膨出した炎口板7に沿って、その炎口板7の全幅にわたって、平面視において炎口面6の幅方向に直線状の濃混合気を噴出するスリット状の炎孔8aの3つで構成され、この濃炎口部8が炎口面6の長手方向に沿ってほぼ全長にわたって配設され、炎口面6の長手方向の最端に位置する濃炎口部8より外側に、淡混合気の流出を防ぐための平面視においてほぼU字形のスリット状の炎孔8bを設けている。
前記濃用バ−ナ3には、各濃炎口部8に連通する濃用混合室10と、この濃用混合室10に燃料ガスと燃焼用空気とを導入する濃用導入口11が設けられている。
【0015】
このような構成の濃用バ−ナ3を図1、図2に示すように、炎口面6の幅方向に間隔を隔てて並設し、隣接する濃用バ−ナ3どうしの間には、空気混合率の大きい淡混合気を噴出する細長い淡炎口部15を備えた淡用混合室16が形成され、さらに、淡用混合室16に燃料ガスと燃焼用空気との混合気を供給する淡用ガス導通路12と、この淡用ガス導通路12に燃料ガスと燃焼用空気とを導入する淡用導入口13も設けられ、淡用ガス導通路12には多数の噴出孔14が穿設されている。
そして、その淡用混合室16に淡用ガス導通路12の噴出孔14を介して淡用混合気を供給し、かつ、箱状枠体2の底壁を形成する整風用の多孔板17を介して前記空気室5から上方に向けて燃焼用空気を供給し得るように構成されている。
【0016】
各濃用バ−ナ3に設けられた濃用導入口11と淡用導入口13とは、全て同一方向に向けて並設され、その前面に濃用燃料ガスと淡用燃料ガスとを分配供給するガスヘッダ18が設けられ、そのガスヘッダ18に取り付けられた濃用ガスノズル19が、各濃用導入口11に、淡用ガスノズル20が、各淡用導入口13にそれぞれ臨んでいて、各ガスノズル19,20からの燃料ガスの吹き込みによるエゼクタ作用で、空気室5の燃焼用空気の一部を所定の割合で吸引して、各導入口11,13に導入するように構成されている。
また、ガスヘッダ18に取り付けられた濃用ガスノズル19、淡用ガスノズル20に燃料ガスを供給するための図外のガス供給路に開閉弁、供給ガス量を調整する調整弁がそれぞれ備えられ、装置全体として、所望の加熱量に合わせて調整することができる。
【0017】
各濃用バ−ナ3の横側面には、濃用バ−ナ3の側面とほぼ同じ形状の板金製のカバー板21が設けられ、そのカバー板21が濃用バ−ナ3の炎口面6の長手方向両端部において、濃用バ−ナ3にかしめられて取り付けられている。
この各カバー板21には、6枚の板金製の整流板22が取り付けられ、各カバー板21の上端と各整流板22の上端とが、濃炎口部8の基部つまりスリット状の炎孔8aの開口下端とほぼ同じ高さになるように構成されている。
【0018】
具体的に燃焼過程を説明すると、ガス供給路により供給された燃料ガスを、濃用ガスノズル19、淡用ガスノズル20を通して、エゼクタ作用により空気室5の燃焼用空気の一部を所定の割合で吸引して、濃用導入口11、淡用導入口13にそれぞれ導入する。
そして、濃用導入口11より供給された燃料ガスと空気室5より供給された燃焼用空気とが濃用混合室10で混合され、空気混合率の小さい濃混合気を、炎口面6の濃炎口部8より噴出する。また一方で、淡用導入口13より供給された燃料ガスと空気室5より供給された燃焼用空気とを、淡用ガス導通路12を通して淡用ガス導通路12に穿設されている多数の噴出孔14から噴出して淡用混合室16で混合され、淡炎口部15から空気混合率の大きい淡混合気を噴出する。このように、濃炎口部8から噴出される濃混合気を燃焼させ、濃炎口部8に生成される濃火炎により、淡火炎に対する保炎をすることになる。
【0019】
その際に、炎口面6を形成する炎口板7の横断面形状をほぼ半円形の形状に構成し、その炎口板7の全幅にわたって炎口面6の幅方向に直線形のスリット状の炎孔8aを備えることにより、濃炎口部8に生成される濃火炎が、炎口面6の幅方向に広がった形状に生成される。つまり、淡炎口部15を炎口面6の幅方向に適宜広げても、濃火炎による淡火炎の保炎をすることができる。このように、濃火炎による淡火炎の保炎をしながら、淡混合気に対する濃混合気の比率を小さくすることができる。
このように、淡混合気に対する濃混合気の比率を小さくすることにより、図5に示す濃淡燃焼装置の燃焼特性から明らかなように、NOxの発生を低減できる。しかし、極端に空気比を大きくすると、一酸化炭素であるCOの発生を増大するので、空気比を適宜選択して、濃火炎による淡混合気に対する保炎効果を損なうことなく、NOxの発生を低減しながら、COの発生をも抑制することができる。
【0020】
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、同じ数の濃炎口部8を備えた濃用バ−ナ3が、炎口面の幅方向に並設されているが、並設する濃用バ−ナ3の一部を濃炎口部8の数が少ない濃用バ−ナ3aに置き換えてもよい。
例えば図6に示すように、濃炎口部8の数の少ない濃用バ−ナ3aは、炎口面6の長手方向両端部に濃炎口部8を配設し、さらに、その両端部よりも外側に、平面視においてU字形のスリット状の炎孔8bを設け、その両端部よりも外側に淡混合気が流出するのを防ぎ、その両端部に備えられた濃炎口部8の間にひとつまたは複数の濃炎口部8が備えられている濃用バ−ナ3aを設ける構成にしてもよい。または、炎口面6の長手方向両端部だけに濃炎口部8を備える構成としてもよい。
【0021】
そして、炎口面6の幅方向において、両端部に濃炎口部8の数の多い濃用バ−ナ3を配設し、その間にひとつまたは複数の濃用バ−ナ3aを並設するものを1ブロックとして、このブロックを複数個並設する構成としてもよい。
このようにして、さらに、淡混合気に対する濃混合気の比率を小さくして、NOxの発生を低減することができる。
【0022】
(2)上記実施形態では、炎口板7の横断面形状をほぼ半円形としたが、例えば、図7、図8に示すように、炎口板7を三角形または四角形などの横断面形状としてもよい。
具体的に説明すると、炎口面6を形成する炎口板7の横断面形状を三角形または四角形として、濃混合気の噴出方向に膨出して、その膨出させた三角形または四角形の炎口板7に、先の実施形態と同様なスリット状の炎孔8aを形成してもよい。
また、炎口板7を、半円形にする場合において、必ずしも完全な半円形でなく円弧などに構成してもよい。
【0023】
(3)上記実施形態では、炎口面6の長手方向最端に位置する濃炎口部8よりも外側に、平面視においてほぼU字状の炎孔8bを設ける構成としているが、U字状のものに限らず、V字状のものなど他の形状をする構成のものでもよい。
【0024】
(4)上記実施形態に付け加えて、遮蔽部材としての遮蔽板23を濃用バ−ナ3の両側面の全長にわたって備える構成としてもよい。
図9に基づいて説明すると、濃用バ−ナ3の横側面つまり図9において、濃用バ−ナ3の右側横側面には、濃用バ−ナ3の横側面とほぼ同じ形状の板金製のカバー板21が設けられ、そのカバー板21が濃用バ−ナ3の炎口面6の長手方向両端部において、濃用バ−ナ3にかしめられて取り付けられている。
この各カバー板21には、遮蔽部材としての遮蔽板23が上方に向けて一体的に設けられていて、この遮蔽板23の上端が、濃炎口部8の基部つまりスリット状の炎孔8aの開口下端よりも適宜上方に突出しているので、図9において、濃用バ−ナ3の左側から淡混合気が流入するのを防いでいる。
また、図9において、濃用バ−ナ3の右側側面には、整流板22とは別に遮蔽部材としての遮蔽板23が設けられ、この遮蔽板23が、スリット状の炎孔8aの開口下端よりも適宜上方に突出しているので、図9において、濃用バ−ナ3の右側から淡混合気が流入するのを防いでいる。
このような構成にすることにより、各濃用バ−ナ3の両横側面に遮蔽板23が設けられ、濃炎口部8に生成される濃火炎を広がった形状に保ちつつ、淡混合気が濃火炎側へ流入するのを抑制して、濃火炎のリフト現象を防止することができる。
【0025】
尚、図7、図8に示したような、炎口板7の横断面形状が三角形または四角形の濃用バ−ナ3に遮蔽部材としての遮蔽板23を設けてもよい。
【0026】
(5)上記別実施形態では、遮蔽板23の上端部が、濃炎口部8の基部よりも適宜上方に突出するように構成したが、さらに、図10に示すように、遮蔽板23の上端を淡混合気が噴出する淡炎口部15側に折曲するような構成として、濃火炎のリフト現象を防止してもよい。
(6)上記別実施形態では、両側面の全長にわたって、遮蔽板23を設ける構成としているが、濃炎口部8に対応する箇所だけ濃用バ−ナ3の両側面に遮蔽部材を設ける構成としてもよい。
図11に基づいて説明すると、濃用バ−ナ3どうしの間に備えられた整流板22において、両端つまり図11において、濃用バ−ナ3に最も近い整流板22を、濃炎口部8に対応する箇所だけ濃用バ−ナ3側にプレス加工により膨出させ、その膨出部を遮蔽部材23として濃火炎のリフト現象を防止するように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】濃淡燃焼装置の一部切欠き斜視図
【図2】濃淡燃焼装置の縦断正面図
【図3】濃淡燃焼装置を構成する濃用バ−ナの斜視図
【図4】濃淡燃焼装置を構成する濃用バ−ナの配列図
【図5】濃淡燃焼装置の燃焼特性グラフ
【図6】別実施形態の濃淡燃焼装置を構成する濃用バ−ナの配列図
【図7】別実施形態の濃淡燃焼装置の縦断正面図
【図8】別実施形態の濃淡燃焼装置の縦断正面図
【図9】別実施形態の濃淡燃焼装置の縦断正面図
【図10】別実施形態の濃淡燃焼装置の縦断正面図
【図11】別実施形態を示す濃淡燃焼装置の平面図と一部切欠き斜視図
【符号の説明】
3 濃用バ−ナ
6 炎口面
7 炎口板
8 濃炎口部
8a スリット状の炎孔
8b U字形のスリット状の炎孔
15 淡炎口部
23 遮蔽板

Claims (5)

  1. 細長い炎口面を一端側に備え、その炎口面に燃料ガスと燃焼用空気との濃混合気を噴出して燃焼させる複数個の濃炎口部を備えた複数の濃用バ−ナを、前記炎口面の幅方向に間隔を隔てて並設し、前記濃用バ−ナの炎口面どうしの間に燃料ガスと燃焼用空気との淡混合気を噴出して燃焼させる淡炎口部を設けて、前記濃用バ−ナの炎口面と前記淡炎口部とを隣接してある濃淡燃焼装置であって、
    前記濃用バ−ナの炎口面の全体を形成する炎口板を、横断面形状が濃混合気の噴出方向に膨出する膨出形状に形成し、かつ、前記濃炎口部を炎口面の幅方向に沿うスリット状の炎孔で構成し、そのスリット状の炎孔を前記膨出形状の炎口板の全幅にわたって形成してあり、
    前記淡炎口部には、前記濃用バーナの炎口面の長手方向に沿う整流板を、その上端が前記濃炎口部の前記スリット状の炎孔の開口下端とほぼ同じ高さになるように設けてある濃淡燃焼装置。
  2. 前記炎口板の横断面形状をほぼ半円形に形成し、かつ、前記濃炎口部を複数個のほぼ半円形のスリット状の炎孔で構成してある請求項1に記載の濃淡燃焼装置。
  3. 前記濃炎口部を炎口面の長手方向に沿ってほぼ全長にわたって配設し、かつ、前記炎口面の最端に位置する濃炎口部より外側に、平面視においてほぼU字形のスリット状の炎孔を設けてある請求項1または2に記載の濃淡燃焼装置。
  4. 前記濃用バ−ナの横側方に前記濃炎口部への淡混合気の流入を抑制する遮蔽部材を設けてある請求項1〜3のいずれか1項に記載の濃淡燃焼装置。
  5. 前記遮蔽部材を板状の遮蔽板で構成し、その遮蔽板を前記炎口面の長手方向に沿って、前記濃用バ−ナの両横側方の全長にわたって位置させ、かつ、前記遮蔽板の淡混合気噴出方向の端部を前記濃炎口部の基部よりも濃混合気の噴出方向下手側に位置させてある請求項4に記載の濃淡燃焼装置。
JP16419597A 1997-06-20 1997-06-20 濃淡燃焼装置 Expired - Fee Related JP3815853B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16419597A JP3815853B2 (ja) 1997-06-20 1997-06-20 濃淡燃焼装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16419597A JP3815853B2 (ja) 1997-06-20 1997-06-20 濃淡燃焼装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1114014A JPH1114014A (ja) 1999-01-22
JP3815853B2 true JP3815853B2 (ja) 2006-08-30

Family

ID=15788494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16419597A Expired - Fee Related JP3815853B2 (ja) 1997-06-20 1997-06-20 濃淡燃焼装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3815853B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1114014A (ja) 1999-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR960012390B1 (ko) 질소산화물 저발생 버너
JP5646380B2 (ja) 濃淡バーナ
JP4072088B2 (ja) 濃淡バーナ
JP3815853B2 (ja) 濃淡燃焼装置
JP2930858B2 (ja) 燃焼装置
JP2007163043A (ja) 濃淡燃焼バーナ
JP3288603B2 (ja) 燃焼装置およびその燃焼装置を備えた給湯装置
JP3652063B2 (ja) 濃淡燃焼装置
JP3824426B2 (ja) 濃淡燃焼装置
JPH0694222A (ja) 低窒素酸化物バーナ
JP3824439B2 (ja) 濃淡燃焼装置
JP3244812B2 (ja) 燃焼装置
JPH0318814Y2 (ja)
JPH10267230A (ja) 燃焼装置
JP3832968B2 (ja) 濃淡燃焼装置
JP4002529B2 (ja) 濃淡バーナ
JPH09203509A (ja) 偏平ガス機器用バーナ
JP2001124312A (ja) 燃焼装置
JP2833644B2 (ja) 偏平ガス機器用バーナ
JP3320903B2 (ja) 燃焼装置
JP3461056B2 (ja) ガス燃焼装置
JPH11230509A (ja) 濃淡燃焼装置
JP2002267114A (ja) 濃淡燃焼装置
JP2000039113A (ja) 濃淡燃焼装置
JP3012473B2 (ja) 燃焼装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040212

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040316

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060525

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120616

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120616

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150616

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees