JP3809376B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式を採用する複写装置やレーザビームプリンタ、静電記録装置等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に現像装置は、一次帯電器、露光装置等によってその表面に静電潜像が形成される像担持体の周囲に配置されている。又、像担持体上に残留した現像剤を除去、回収するためのクリーニング手段が配置されている。
【0003】
現像装置には、該現像装置内の現像剤を像担持体へ飛翔させるための現像剤担持体が設けられており、該現像剤担持体は、像担持体上の静電潜像を可視画像にするために像担持体にほぼ接触した位置に配置されている。前記現像剤担持体には、現像ブレードによって所定の厚さの現像剤層が形成されている。又、現像装置には、現像剤を現像剤担持体方向へ攪拌、搬送させるための攪拌部材及び現像剤の残量を検出するアンテナ部材等が備え付けられている。
【0004】
現像装置にとって内部の現像剤量を検知することは非常に重要である。現像剤がいきなり無くなると、画像上に白スジ又は白帯びが発生し、使用者へ不快感を与えてしまう。そのため、何らかの手段で現像装置内の現像剤量を検知し、その検知結果を使用者へ伝える必要がある。
【0005】
ところで、現像装置の小型化、カートリッジ化、低ランニングコスト化を実現するためには、現像剤量の圧力を電圧に変換する圧電素子に比べ、前記アンテナ部材を用いることが望ましいことは公知である。
【0006】
上記アンテナ部材による検知方式(以下、アンテナ方式と呼ぶ)としては、アンテナ部材に誘起される電圧を検出し、この誘起電圧と基準電圧とを比較することによって現像剤の補給の必要性について可否の判断を行い、指令を出力する方式が知られている。
【0007】
一方、特開平5−35098号公報には、より低コストで残量検知が可能である現像ブレードによる検知方式が提案されているが、この方式はアンテナ方式に比して現像剤量に対する誘起電圧の変動が非常に大きいため、より正確な現像剤量の検知には不向きである。
【0008】
又、特開平8―339118公報には、アンテナ方式による2つの基準電圧を用いた検知方式(以下、2段検知方式と呼ぶ)を用いて現像装置内の現像剤量を検知し、補給時期を予測する手段が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記2段検知方式においては、現像剤を補給する場合、現像剤が無いにも拘らず攪拌棒が回転し、濃度低下、現像剤の劣化、かぶり等が発生する問題がある。
【0010】
一般に現像剤の補給時は、現像装置内の現像剤の分布を一定にするために現像剤担持体や攪拌棒等を回転させている。前記2段検知方式は、第2の基準信号に達するまで補給をし続けるため、現像剤を補給する現像剤容器内にある現像剤が少なくても攪拌棒が回転してしまう。この結果、濃度低下、現像剤の劣化、かぶり等が発生する。又、第2の基準信号に達するとすぐにコピー可能とするため、誤表示が発生する問題がある。
【0011】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、画像の濃度低下、現像剤の劣化、かぶり等を防ぐことができるとともに、現像剤の有無を操作者に適切に伝えることができる画像形成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
静電潜像が形成される像担持体と、
回転することで現像剤を担持搬送する現像剤担持体と、現像剤を収容し着脱可能な現像剤容器と、前記現像剤担持体の回転動作と共に行われる補給動作により前記現像剤容器内の現像剤を前記現像剤担持体に向けて補給する補給手段と、を有し、前記像担持体上の静電潜像を現像剤で現像する現像装置と、
該現像装置によって現像された像を転写材に転写する転写帯電器と、
前記転写材上の像を定着する定着器と、
前記現像剤担持体へ電圧を印加する電圧印加手段と、
該電圧印加手段で誘起された電圧を検出する電圧検出手段と、
該電圧検出手段により検出された電圧信号から前記現像装置内の現像剤の量を算出する現像剤量検知手段と、
該現像剤量検知手段が算出した現像剤の量の状態を表示する表示器と、
前記電圧検出手段により検出された電圧信号と、該検出された電圧信号と比較するために装置本体が備える基準信号としての第1基準信号と、を比較し、前記検出された電圧信号が前記第1基準信号以下の場合に、前記表示器に補給を促す表示を行う禁止判定手段と、
前記電圧検出手段により検出された電圧信号が、前記第1基準信号よりも大きく、且つ前記第1基準信号よりも大きい前記基準信号としての第2基準信号以下の場合に、前記表示器に補給の予告を表示する警告判定手段と、
を具備した画像形成装置において、
前記基準信号として、更に、前記第2基準信号より小さく前記第1基準信号より大きい第3基準信号と、前記第1基準信号よりも小さい第4基準信号と、を装置本体が備え、
前記補給手段は、ドア開閉動作又は本体電源のOFF/ON動作の後、前記電圧検出手段により検知された電圧信号と、前記第1基準信号及び前記第2基準信号及び前記第3基準信号及び前記第4基準信号とを、大小比較した結果に応じて装置本体が決定した時間だけ、前記補給動作を行うものであり、
前記電圧検出手段により検知された電圧信号が前記第4基準値よりも小さい場合の補給動作時間は、前記電圧信号が前記第1基準値よりも小さく且つ前記第4基準値よりも大きい場合の補給動作時間よりも短いことを特徴とする。
【0013】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記電圧検知手段により検出された電圧信号が前記第2基準信号よりも大きい場合の補給動作時間は、前記電圧信号が前記第2基準信号よりも小さく且つ前記第3基準信号よりも大きい場合の補給動作時間よりも短いことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0016】
図1は本発明に係る画像形成装置要部の断面図であり、図示の画像形成装置は複合機である。
【0017】
図1において、1は像担持体であり、該像担持体1の上方には露光装置10が設けられている。この露光装置10は、図示しない固定原稿台、原稿照射用ランプ、CISセンサ等で構成されている。
【0018】
又、像担持体1の周囲には、該像担持体1の回転方向に沿って各種プロセス機器が配置されている。即ち、像担持体1の上方位置には、該像担持体1の表面を一様に帯電させるための一次帯電器19が設けられている。又、像担持体1の側方位置には現像装置12が設けられており、この現像装置12は、像担持体1上の静電潜像を可視化するものである。
【0019】
更に、像担持体1の下方位置には、図示しない給紙部から搬送されてくる転写材(転写紙)を像担持体1上に現像された現像剤画像に位置合わせをするための一対のタイミングローラ13と、像担持体1上に現像された現像剤画像を転写紙に転写するための転写帯電器14と、転写紙を像担持体1から剥離する分離帯電器15が設けられている。この分離帯電器15に隣接する位置には、転写紙を図示しない定着器まで搬送する搬送ベルト16が設けられている。そして、この搬送ベルト16の上方であって、像担持体1の側方位置には、転写紙な転写されないで像担持体1上に残った残留現像剤を除去するためのクリーニング手段17が設けられている。
【0020】
次に、現像装置12の詳細について説明する。
【0021】
現像装置12は、現像器本体20と、この現像器本体20の斜め上方に配置されるとともに現像器本体20に対して着脱可能な現像剤容器21とを備えている。そして、現像剤容器21内には搬送部材23が設けられ、現像器本体20には現像剤担持体24及び電圧検出部材26が設けられている。
【0022】
上記現像器本体20の像担持体1に近接する現像剤排出口には、不図示のマグネットを内蔵した現像剤担持体(以下、現像スリーブと呼ぶ)24が回転自在に配設されている。そして、前記現像剤容器21には、現像剤を収容する現像剤室22が設けられ、この現像剤室22には、現像剤を現像剤室22の開口部22aを経て現像器本体20へ掻き出すための回転式の搬送部材23が設けられている。又、現像器本体20の内部には、現像スリーブ24の回転軸と平行な回転軸を有する撹拌部材25が配設されており、この撹拌部材25は、現像剤を撹拌するとともに、現像剤を現像スリーブ24の方向へ搬送する機能を有している。
【0023】
更に、現像器本体20の内部には、導電性の電圧検出部材(以下、アンテナ部材と呼ぶ)26が現像スリーブ24に近接して配設されている。このアンテナ部材26には、現像スリーブ24に印加される現像バイアス33,35(図2参照)に基づいて電圧が誘起される。図4に現像バイアス33,35、現像スリーブ24とアンテナ部材26との関係を示している。
【0024】
次に、アンテナ部材26による現像剤量算出手段36を図2及び図3に基づいて説明する。尚、図2は現像スリーブとアンテナ部材の等価回路、図3は現像剤量算出手段の回路図である。
【0025】
現像スリーブ24に現像バイアス33,35を印加すると、現像スリーブ24とアンテナ部材26とで構成されるコンデンサC26の静電容量の誘電率に応じてアンテナ部材26に電圧が誘起される。
【0026】
図5は上記静電容量と現像器内の現像剤量との関係を示す図である。
【0027】
前記静電容量は、現像容器内の現像剤の容量に応じて変化することが分かる。現像剤量が少ない程、誘電率、静電容量が上昇している。又、アンテナ部材26に誘起される電圧は、現像剤量が少ない程低下していることが分かる。
【0028】
この誘起電圧を図3に示す現像剤量算出手段36によって処理して現像器本体20内の現像剤残量又は現像剤補給の必要性の有無を表示器30に表示する。尚、図2に示す現像バイアスは、交流電源33と直流電源35の組み合わせであり、コンデンサC24はコンデンサC26の電極としての現像スリーブ24を表す。上記現像バイアスの一例では、交流電源33としては例えば2000Hz、130Vの正弦波又は矩形波等が用いられる。
【0029】
前記現像剤量算出手段36は、アンテナ部材26に誘起される電圧を処理して現像剤補給の必要性の有無を検出するものである。ここで、現像剤量算出手段36は、ダイオードD1,D2により構成される整流回路と、可変抵抗VR1、抵抗R1及びトランジスタQ2により構成されるインピーダンス変換回路と、コンデンサC1、抵抗R2,R3より成る平滑回路で構成されている。
【0030】
アンテナ部材26に生じた誘起電圧は、整流回路によって整流され、可変抵抗VR1、抵抗R1及びトランジスタQ2によってインピーダンス変換された後、平滑回路によって平滑されて現像剤残量検出信号(以下、残検信号と呼ぶ)V0が求められる。その後、この残検信号V0と基準信号Vsとを比較器Q1 により比較し、現像剤残量が基準残量に対して多いか否かを判定し、その結果を表示器30に出力する。
【0031】
次に、アンテナ部材26と現像スリーブ24との距離と誘起電圧との関係を図6に示す。
【0032】
図6より現像スリーブ24とアンテナ部材26との距離が遠い程、静電容量が低いことが分かる。つまり、静電容量が低いと検知信号が小さくなり、正確な現像剤量を検知することができない。又、現像スリーブ24とアンテナ部材26との距離が近い場合、静電容量は高くなるが、誘起電圧値のばらつきが非常に大きいために正確に現像剤量を検知することができない。この結果から、現像スリーブ24とアンテナ部材26との距離は3mm〜6.5mmが適当である。これはあくまでも一例であり、現像剤や現像剤担持体、現像条件で最適な値が存在する場合もある。
【0033】
ところで、上記説明で誘起電圧から前記現像剤量算出手段36を用いて現像器本体20内の現像剤量を検知できることは既に説明したが、ここで、現像剤容器21の現像剤量の推測について説明する。
【0034】
現像装置12の現像剤容器21は、現像器本体20より斜め上方に配置され、現像剤容器21の開口部22aが現像器本体20に連通しているため、現像剤容器21に貯蔵されている現像剤の量が多い場合には、搬送部材23により現像器本体20内に搬送された現像剤が現像剤容器21に戻ることはない。
【0035】
しかしながら、現像剤容器21に貯蔵されている現像剤の量が少なくなると、搬送部材23により搬送されて現像器本体20内に収容された現像剤の高さが現像剤容器21に貯蔵されている現像剤の高さより高くなることがあるため、現像器本体20内の現像剤の山が崩れて現像剤容器21に戻ることがある。このような現象は、現像剤が或る程度以上貯蔵されている場合に、しかも、現像剤量が少なくなるに伴って発生するため、現像器本体20の現像剤量を算出することにより現像剤容器21の現像剤残量を推測することができ、これによって全現像剤残量を検出することが可能となる。
【0036】
次に、1段検知方式と2段検知方式について説明する。
【0037】
1つの基準信号を用いる1段検知方式は、誘起電圧が基準信号に達した場合、すぐにコピーを禁止するといきなり操作者が使用できなくなるため、不快感を与えてしまう。このため、所定の枚数をコピー可能としている。
【0038】
しかし、上記1段検知方式は、誘起電圧が基準信号に達した後の現像剤消費量が操作者によって異なるため、現像剤残量に差が生じる。図7は1 段検知方式における画像比率が異なる場合の耐久枚数に対する誘起電圧を示している。画像比率が50.2%の場合、4.2%に比べ、現像器内現像剤量で100g、信号値で0.6Vの差が生じている。
【0039】
現像器内の現像剤量の差は、補給直後の画像へ影響(特に、濃度低下や紙面上のかぶり増加等)を与えてしまう。図8は補給直後の濃度推移を、図9は補給直後のかぶり推移をそれぞれ示す。現像剤量が極端に少ないと、濃度低下やかぶりが増加しているのが分かる。例えば、現像剤量が80gの場合、100gに比べて反射濃度が0.15減少と、かぶりが1.75%増加している。更に、初期のかぶりや濃度に改善するまでの耐久枚数は、現像剤量が80gは100gに比べて濃度で約2倍、かぶりで約1.6倍も多いことが分かる。
【0040】
以上の説明から、補給直後の画質を向上させるためには、補給時の現像剤残量を一定にする必要があることが分かる。
【0041】
他方、2段検知方式は、第1基準信号と第2基準信号(第1基準信号以上)の2つの基準信号を用いることが特徴である。先ず、現像剤残量が第1の基準値以下となったとき、これを検出してコピーを禁止し、表示器30に現像剤補給を促す表示を行う指令を送る(以下、禁止判定手段と呼ぶ)。又、現像剤残量が第1の基準値以上で、しかも、第2の基準値以下となったときに、これを検知して表示器30に現像剤の補給予告の表示を行う指令を送る(以下、警告判定手段と呼ぶ)。
【0042】
例を挙げると、警告判定手段の現像剤残量を約70gとし、禁止判定手段の現像剤残量を50gとすると、警告表示から禁止表示まで約20g分の現像剤量を消費できることになる。すると、基準チャートでは500枚分の複写を取ることができるため、この間に補給用の新しい現像剤を用意すれば良く、安心してコピー操作をすることができる。この禁止判定手段と警告判定手段を用いた2段検知方式は、1段検知方式に比べて禁止時の現像器内現像剤量を安定化させることができる。
【0043】
しかしながら、2段検知方式では、補給する現像剤容器内の現像剤が無い場合、濃度の低下やかぶり等の問題が生じることは前述の通りである。2段検知で警告表示の状態で現像剤を補給する場合、誘起電圧が第1基準信号に達するまで補給をし続けることが原因である。現像剤を補給するとき、第1基準信号に達する時間は、環境、容器状態等でばらつくとことが分かっている。
【0044】
図10は各容器状態の誘起電圧の変化を示している。容器内の現像剤の状態を示す凝集度が高い程、誘起電圧値の上昇が遅いことが分かる。例えば、凝集度が50%は20%に比べて誘起電圧値が0.35上昇するため、約1.5倍の時間を要している。従来、2段検知方式では、現像剤容器内の現像剤の状態が最悪(凝集度が高い)のとき、現像剤が十分に補給されるように補給の最大時間を決定している。
【0045】
しかし、現像剤が無い場合、信号値が当然上昇しないために補給前の状態(つまり、現像剤が少ない状態)で最大時間の空回転を実施してしまう。図11に空回転時間に対するかぶりの変化を、図12に濃度の変化をそれぞれ示している。空回転をすると、現像剤担持体上の現像剤全体の電荷量が上昇する。すると、像担持体の静電潜像の白地部へ不適切な電荷を持つ現像剤が飛翔し、かぶりとなって画像に現れてしまう。又、多大な空回転は現像剤担持体上の現像剤に含まれる外添剤が現像剤内部に入り込むため、画像濃度の低下にも繋がる。
【0046】
図11に示す実験では、現像剤量80gの場合、100sec空回転によってかぶりが6倍上昇し、濃度が20%低下していることが分かる。しかも、現像剤量が少ない程、上記影響は大きくなっていることも分かる。
【0047】
以上の結果から、空回転を少なくすることは非常に重要であることが分かる。
【0048】
そこで、空回転を少なくする3段検知方式を提案する。つまり、第1基準信号と第2基準信号の間に第3の基準信号を設ける。
【0049】
先ず、第2基準信号に達したかの比較を実施し、次に、3基準信号との比較を行うという2段階で現像器内現像剤量を判定する。例えば、第1基準信号から第3基準信号の最大の空回転時間を30秒、第3基準信号から第2基準信号までの最大の空回転時間を30秒とすることによって、現像剤無し容器で補給しても最大30秒しか空回転を実施しなくて済む。
【0050】
しかしながら、上記3段検知方式では、前記誘起電圧が第1基準信号よりも低い場合に問題が発生する。画像形成装置の設置時や現像装置を他と交換する場合等、現像装置装置内の現像剤が殆ど無いため、誘起電圧が第1基準信号よりも遥かに低くなる。すると、すぐに禁止が表示され、現像剤の補給が一向に実施されず、使用者へ不快感を与えてしまう。
【0051】
そこで、上記問題を解決するための4段検知方式を更に提案する。
【0052】
この4段検知方式では、第1基準信号よりも低い第4の基準信号を設ける。この第4基準信号以上で且つ第1基準信号以下が所定の最大空回転時間に達するまで現像剤を補給し、第1基準信号を超えない場合は禁止を表示する。更に、第4基準信号値以下が所定の最大空回転時間を超えた場合、禁止表示を行う。この結果、4段検知方式は前記3段検知方式に比べ、現像装置内の現像剤が無い場合、現像剤を十分に補給し、しかも、無駄な空回転を無くすことができる。
【0053】
次に、第2基準信号以上の場合に発生する問題について述べる。
【0054】
2検知方式、3段検知方式及び4段検知方式では、誘起電圧が第2基準信号以上の場合、すぐに空回転を停止し、コピー可能としている。その後、ベタ黒等の高画像比率のチャート又は局部的に高画像比率があるチャート等を通紙して現像剤を大量消費すると、誘起電圧値が第2基準信号を下回ってしまう。すると、前記のような空回転を実施するため、なかなかコピーを取ることができず、使用者へ不快感を与えてしまう。
【0055】
更に、前記説明した図6から分かるように、アンテナ部材による検知方式は、アンテナ部材の位置を最適にしても検知値のばらつきが多少残ってしまう。信号のばらつきは、現像剤担持体と像担持体との距離であるSDギャップや、攪拌棒による現像装置内の現像剤の分布変動等が主な要因である。この問題を解決するために、4段検知方式で且つ誘起電圧が第2基準信号を超えた場合、所定の時間空回転を実施する方式を提案する。
【0056】
ここで、空回転時間の一例を示す。
【0057】
図10より分かるように、現像剤の凝集度が高い場合、約10秒間の補給で信号値が0.1V、現像剤量が約15g増加する。信号値のばらつきを±0.05Vと仮定した場合、現像剤の余裕分は約7.5g程度となる。つまり、ベタ黒(1g通紙)を数枚通紙したとしても、第2基準信号を下回ることがなくなる。この結果、使用者がコピーできない時間を減らすことができ。尚、上記値はあくまでも一例であり、各画像形成装置によって最適な条件があっても良い。
【0058】
次に、具体例として実施例1及び実施例2について以下に説明する。
【0059】
[実施例1]
図13に実施例1のフローチャートを示す。
【0060】
本実施例では前記4段検知方式で各基準信号値に応じて前記警告判定手段及び前記禁止判定手段を実施している。
【0061】
現像剤容器を入れたか否かの判断は、一般的に記憶装置又は現像剤容器の出し入れを検知する機構等が現像剤補給の有無の判断に採用されている。しかし、コストが可成り掛かるため、ドアスイッチ又は本体電源のOFF/ONによって現像剤補給されたと判断している。
【0062】
次に、現像バイアス33,35を印加してアンテナ部材26で誘起電圧を検出する。すると、誘起電圧を前記現像剤量算出手段36で前記残検信号V0へ変換し、比較回路Q1で基準信号と比較している。比較は、第2基準信号、第3基準信号、第1基準信号、第4基準信号の順で実施し、更に、各信号値の領域毎の上限カウント数(t1〜t4)に達したか否かの判定を行っている。
【0063】
上限カウント数は、V3<V0≦V2でt1、V1<V0≦V3でt2、V4<V0≦V1でt3、V0≦V4でt4としている。例えば、誘起電圧V0が第1基準信号V1<V0≦第3基準信号V3の領域内にある場合、カウント数C2の値を1つ増やす。そして、カウント数C2が上限カウント数t2に達した場合、警告表示30を実施している。又、誘起電圧V0が第2基準信号V2以上の場合、前記カウント数t5に達するまで補給を続けている。尚、本実施例では警告と禁止は表示のみで、コピーは可能としているため、画像形成手段の停止は使用者の判断に委ねられている。
【0064】
本実施例1の具体例を示している図13では、第1基準信号V1を2.05V、第2基準信号V2を2.40V、第3基準信号V3を2.10V、第4の基準信号V4を1.9Vとし、又、最大警告時間t2を60sec、t1を30sec、t3を120sec、t4を30sec、t5を10secとしている。この結果、2段検知に比べて空回転時間を30秒少なくすることができるため、補給時の現像剤残量のばらつきを80g〜100gとすると、平均で0.7%かぶりが減少し、平均で0.08の濃度がアップすることが分かる。
【0065】
而して、本実施例によれば、従来技術に比べて現像剤補給時の現像装置内の現像剤量を正確に把握することができるとともに、現像剤量を操作者へ伝えることによって、かぶりの増加や濃度低下を抑え、更に補給直後の誤検知を防ぐことができる。
【0066】
[実施例2]
次に、禁止表示の際に画像形成手段を停止し、コピーを取れなくする実施例について述べる。
【0067】
前記実施例1では、禁止表示後、コピーが可能であるため、現像剤補給前の現像器内現像剤量にばらつきが生じてしまう。しかも、現像剤量が少なくなるため、かぶりの増加や濃度の低下へ大きな影響を与えてしまう。
【0068】
本実施例2のフローチャートを図14に示す。
【0069】
本実施例2では、禁止の表示後、画像形成手段を停止し、コピーできない状態にしている。この結果、前記実施例1に比べて補給直後の現像剤量のばらつきを殆ど無くすことができるため、例えば現像剤量を100gとした場合、80gに比べてかぶりが1.2%減少し、濃度が0.12アップする効果が得られる。
【0070】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、現像剤補給時、現像剤の残量検知信号が所定の時間で所定の信号値に達しない場合、現像装置の回転を停止することによって、画像の濃度低下、現像剤の劣化、かぶり等を防ぐことができる。
【0071】
又、本発明によれば、現像剤補給時、現像剤の残量検知信号が所定の時間で所定の信号値に達しない場合、補給を促す表示を行うことによって、操作者へ現像剤の有無をより適切に伝えることができる。
【0072】
更に、本発明によれば、現像剤補給時、現像剤の残量検知信号が所定の信号値に達した場合、所定の時間だけ更に現像剤を補給することによって、コピーを取ることができない時間を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置要部の断面図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の現像スリーブと電圧検出部材とを示す等価回路図である。
【図3】本発明に係る画像形成装置の電圧検出部材による誘起電圧を処理する現像剤量算出手段を示す回路図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置の誘起電圧を処理する現像剤量算出手段を示す回路図である。
【図5】現像器内現像剤量と静電容量及び誘起電圧との関係を示す図である。
【図6】現像スリーブとアンテナ部材の最近接距離と静電容量、誘起電圧のばらつきの関係を示す図である。
【図7】耐久による誘起電圧の変化を示す図である。
【図8】耐久による画像濃度の変化を示す図である。
【図9】耐久による画像かぶりの変化を示す図である。
【図10】現像剤補給時の空回転による誘起電圧の変化を示す図である。
【図11】現像剤補給時の空回転によるかぶりの変化を示す図である。
【図12】現像剤補給時の空回転による画像濃度の変化を示す図である。
【図13】実施例1のフローチャートである。
【図14】実施例2のフローチャートである。
【符号の説明】
1 像担持体
10 露光装置(画像形成手段)
12 現像装置
14 転写帯電器
19 一次帯電器(画像形成手段)
23 搬送部材(補給手段)
24 現像スリーブ(現像剤担持体)
25 攪拌部材
26 アンテナ部材(電圧検出手段)
30 表示器
33 現像バイアス(電圧印加手段)
35 現像バイアス(電圧印加手段)
36 現像剤量算出手段(現像剤量検知手段)
Claims (2)
- 静電潜像が形成される像担持体と、
回転することで現像剤を担持搬送する現像剤担持体と、現像剤を収容し着脱可能な現像剤容器と、前記現像剤担持体の回転動作と共に行われる補給動作により前記現像剤容器内の現像剤を前記現像剤担持体に向けて補給する補給手段と、を有し、前記像担持体上の静電潜像を現像剤で現像する現像装置と、
該現像装置によって現像された像を転写材に転写する転写帯電器と、
前記転写材上の像を定着する定着器と、
前記現像剤担持体へ電圧を印加する電圧印加手段と、
該電圧印加手段で誘起された電圧を検出する電圧検出手段と、
該電圧検出手段により検出された電圧信号から前記現像装置内の現像剤の量を算出する現像剤量検知手段と、
該現像剤量検知手段が算出した現像剤の量の状態を表示する表示器と、
前記電圧検出手段により検出された電圧信号と、該検出された電圧信号と比較するために装置本体が備える基準信号としての第1基準信号と、を比較し、前記検出された電圧信号が前記第1基準信号以下の場合に、前記表示器に補給を促す表示を行う禁止判定手段と、
前記電圧検出手段により検出された電圧信号が、前記第1基準信号よりも大きく、且つ前記第1基準信号よりも大きい前記基準信号としての第2基準信号以下の場合に、前記表示器に補給の予告を表示する警告判定手段と、
を具備した画像形成装置において、
前記基準信号として、更に、前記第2基準信号より小さく前記第1基準信号より大きい第3基準信号と、前記第1基準信号よりも小さい第4基準信号と、を装置本体が備え、
前記補給手段は、ドア開閉動作又は本体電源のOFF/ON動作の後、前記電圧検出手段により検知された電圧信号と、前記第1基準信号及び前記第2基準信号及び前記第3基準信号及び前記第4基準信号とを、大小比較した結果に応じて装置本体が決定した時間だけ、前記補給動作を行うものであり、
前記電圧検出手段により検知された電圧信号が前記第4基準値よりも小さい場合の補給動作時間は、前記電圧信号が前記第1基準値よりも小さく且つ前記第4基準値よりも大きい場合の補給動作時間よりも短いことを特徴とする画像形成装置。 - 前記電圧検出手段により検出された電圧信号が前記第2基準信号よりも大きい場合の補給動作時間は、前記電圧信号が前記第2基準信号よりも小さく且つ前記第3基準信号よりも大きい場合の補給動作時間よりも短いことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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