JP3809076B2 - ディスクケーブル及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、配管内を走行して家畜用飼料を多数個の給餌器へ搬送するディスクケーブル及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家畜用飼料を飼料ホッパーから配管を介して多数個の給餌器へ搬送する飼料搬送装置として、図7に示すような飼料搬送装置101が知られている。この飼料搬送装置101では、エンドレスに接続された配管104に所定間隔を保持した飼料落下管106,106,・・・を介して多数個の給餌器107,107・・・を配設してあると共に、配管104内に挿入され、エンドレスに接続されたディスクケーブル103を矢印方向xへ押送りする駆動装置102を配設してある。
又、図中一点鎖線で示す飼料ホッパー105の下端には飼料投入口105aが形成され、飼料落下管106の下端には飼料落下口106aが形成されており、飼料Sは飼料投入口105aから配管104内に投入され、ディスクケーブル103によって配管104内を搬送されて、飼料落下口106aから給餌器107内に供給されるようになっている。
【0003】
ここで、ディスクケーブル103は、図8に示すように、ワイヤー111に所定間隔でディスク112を固着したものであり、ワイヤー111は、図9に示すように、中心に配置した繊維材113の周囲に、複数本の金属製線材114を束ねた集束体115を撚って構成してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ディスクケーブル103は、高張力が負荷された状態で駆動され、プーリー等の機構部品と接触し、駆動装置102内、配管104のコーナー部104a等で湾曲されるため、ワイヤー111は時間の経過とともに摩耗し、その表面が毛羽立ってくる。そして、数年後には、線材114の一部が切断等して、その細片が飼料Sに混入して搬送されていく。
このような線材114の細片を飼料Sとともに家畜が食べると、前記のように線材114は金属製であるため、家畜の胃、腸等の内臓に突き刺さることがあり、家畜が病気になったり、成長を妨げられたりする。又、このような家畜の内臓を人間が食べると、人体にも甚大な影響が及ぶという問題があった。
【0005】
本発明は、かかる従来のディスクケーブルに見られるような課題を解決すべく為されたものであって、その目的とするところは、長期間に渡ってワイヤーの摩耗、損傷により線材の細片が発生し、それが飼料に混入するのを防止できるディスクケーブルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のディスクケーブルは、エンドレスに接続された配管内を走行し、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなる被覆層を形成したケーブルに所定間隔でディスクを配設してなるディスクケーブルであって、前記ケーブルに前記被覆層を一部形成せず、金属製ワイヤーの表面が露出した溝状部を形成し、前記ディスクに前記溝状部に対応した突出部を形成したことを特徴とする。
【0007】
本発明のディスクケーブルは、又、前記被覆層と前記ディスクとを所定長さにおいて一体成形した構成ユニットを形成し、前記構成ユニットを連鎖状に連結したものとしてもよい。
ここで、前記構成ユニットのディスクに嵌合孔を形成し、隣接する前記構成ユニットの被覆層の一端部を前記嵌合孔に嵌合させるのが好ましい。
【0008】
本発明のディスクケーブルは、又、前記ディスクのフランジ部と一体にボス部の内層部を成形し、前記ボス部の内層部上に前記被覆層の一端部を被覆して、前記ボス部の外層部を形成したものとしてもよい。
ここで、前記ボス部の内層部に陥没部を形成し、前記被覆層の一端部に前記陥没部に対応した突出部を形成するのが好ましい。
【0009】
さらに、前記被覆層を形成する合成樹脂は、柔軟性を有する合成樹脂であることが好ましい。
【0010】
本発明のディスクケーブルの製造方法は、本発明のディスクケーブルを好適に製造できるものであって、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなる被覆層を形成するとともに、ケーブルの長さ方向に所定間隔で被覆層を一部形成しない、金属製ワイヤーの表面が露出した溝状部を形成する工程と、合成樹脂からなるディスクを成形するとともに、前記溝状部に合成樹脂を流入させて、ディスクに突出部を形成してケーブルに固着する工程とからなることを特徴とする。
【0011】
本発明のディスクケーブルの製造方法は、又、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなる被覆層を形成するとともに、前記被覆層と前記ディスクとを所定長さにおいて一体成形した構成ユニットを形成する工程と、前記構成ユニットを連鎖状に連結する工程とからなることを特徴とする。
ここで、前記構成ユニットを形成する際に、前記構成ユニットに嵌合孔を形成し、隣接する前記構成ユニットの被覆層の一端部を前記嵌合孔に嵌合させるのが好ましい。
【0012】
本発明のディスクケーブルの製造方法は、又、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなるディスクを成形して金属製ワイヤーに固着する工程と、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなる被覆層を形成するとともにその一端部を前記ディスクのボス部に被覆する工程とからなることを特徴とする。
【0013】
本発明のディスクケーブルの製造方法は、又、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなるディスクのボス部の内層部及びフランジ部を一体的に成形するとともに、前記ディスクのボス部の内層部に陥没部を形成する工程と、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなる被覆層を形成するとともに、その一端部を前記ディスクのボス部の内層部上に被覆してボス部の外層部を形成し、前記被覆層の一端部に前記陥没部に対応した突出部を形成する工程とからなることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のディスクケーブルの好適な実施形態について図面に基づき具体的に説明する。
【0015】
図1は本発明のディスクケーブルの正面図、図2は本発明のディスクケーブルの製造方法の一実施例を示す説明図、図3は本発明のディスクケーブルの製造方法の他実施例を示す説明図、図4は本発明のディスクケーブルの製造方法の他実施例を示す説明図、図5は本発明のディスクケーブルの端部同士を接続する接続部材を示す断面図、図6は図4の接続部材の分解斜視図である。
【0016】
本発明のディスクケーブル1は、図1に示すように、所定長さのケーブル2に所定間隔でディスク3を配設したものである。
【0017】
本発明の一実施例のディスクケーブル1では、ケーブル2は、図2に示すように、従来の金属製線材114を束ねた集束体115を撚って構成したワイヤー4の表面に被覆層5を形成したものである。
被覆層5は、合成樹脂からなるが、ケーブル2が十分な可撓性を維持できるように、柔軟性を有する合成樹脂、特には、ポリプロピレン、ナイロン等を適用するのが好ましい。
被覆層5の厚さtは、特に限定されるものではないが、0.5〜3.0mm、特には、0.75〜2.0mmとするのが好ましい。
【0018】
ケーブル2のディスク3を配設する位置では、被覆層5を一部形成せず、ワイヤー4の表面が露出した溝状部6としてある。
溝状部6の長さdは、特に限定されるものではないが、1.0〜5.0mm、特には、1.5〜4.5mmとするが好ましい。
【0019】
ディスクケーブル1では、ディスク3は、図2に示すように、合成樹脂を所定形状に成形したものである。
ディスク3を成形する合成樹脂も、柔軟性を有する合成樹脂、特には、ポリプロピレン、ナイロン等を適用するのが好ましい。しかし、ディスク3の外周面は配管104の内壁面と当接して摩耗し易いから、耐摩耗性に優れた合成樹脂、特には、ポリアセタール等を適用するのも好ましい。
又、ディスク3の貫通孔7の略中央部には、前記溝状部6に対応した突出部8を形成してある。
【0020】
本発明の他実施例のディスクケーブル31では、図3に示すように、所定長さにおいて、ケーブル32の被覆層35とディスク33とを一体成形してある。
そして、ディスク33の略中央部にまで到達する嵌合孔34に被覆層35の一端部35aを嵌合してある。
ケーブル32の被覆層35の材質及び厚さ、ディスク33の材質は、ディスクケーブル1におけると同様である。
【0021】
他実施例のディスクケーブル51では、図4に示すように、ディスク53のボス部54の内層部54a上にケーブル52の被覆層55の一端部55aを被覆し、ボス部54の外層部54bを形成してある。
そして、ボス部54の内層部54aとフランジ部56との境界部には陥没部57を形成してあり、被覆層55の一端部55aには陥没部57に対応した突出部58を形成してある。
ケーブル52の被覆層55の材質及び厚さ、ディスク53のボス部54の内層部54aの材質は、ディスクケーブル1におけると同様である。
【0022】
次に、本発明のディスクケーブルの製造方法について、図面に基づき具体的に説明する。
【0023】
本発明のディスクケーブル1の製造方法は、ワイヤー4の表面に被覆層5を形成する第1工程と、ディスク3を成形してケーブル2に固着する第2工程とからなる。
【0024】
第1工程では、図2(A)に示すように、ワイヤー4の表面に合成樹脂よりなる被覆層5を形成する。
被覆層5の形成方法は、特に限定されるものではないが、例えば、成形型の内壁面に対して所定間隔を維持してワイヤー4を位置させ、成形型内に合成樹脂を充填して被覆層5を形成することができる。
被覆層5の厚さtも、特に限定されるものではないが、前記のように、0.5〜3.0mm、特には、0.75〜2.0mmとするのが好ましい。例えば、ワイヤー4の直径が4mmである場合には、被覆層5の厚さtは1.0mm程度であるのが好ましい。
【0025】
又、ディスク3を配設する位置では、被覆層5を一部形成せず、ワイヤー4の表面が露出した溝状部6としておく。よって、ケーブル2の長さ方向に所定間隔で溝状部6が形成されることとなる。
溝状部6の長さdも、特に限定されるものではないが、前記のように、1.0〜5.0mm、特には、1.5〜4.5mmとするのが好ましい。例えば、ワイヤー4の直径が4mmである場合には、溝状部6の長さdは4.0mm程度であるのが好ましい。
【0026】
第2工程では、図2(B)に示すように、ディスク3を成形するとともにケーブル2に固着する。
ディスク3の成形方法も、特に限定されるものではないが、例えば、所定の内壁面形状を有する成形型内にケーブル2を位置させ、成形型内に合成樹脂を充填してディスク3を成形することができる。
【0027】
ディスク3を成形する際、ケーブル2のディスク3を配設する位置には溝状部6が形成されているから、この溝状部6にも合成樹脂が流入して、ディスク3の貫通孔7の略中央部には溝状部6に対応した突出部8が形成される。
【0028】
一般に、ポリプロピレン、ナイロン等の柔軟性を有する合成樹脂は接着性に乏しいため、ワイヤー4の表面全体に被覆層5を形成したのでは、ディスク3を成形する際に、ケーブル2に強固に固着させることができない。
しかし、ケーブル2に溝状部6を形成しておけば、溝状部6に合成樹脂が流入して、ディスク3に突出部8が形成され、溝状部6と突出部8とが嵌合状となるから、ケーブル2にディスク3を強固に固着させることができる。
【0029】
又、ケーブル2に所定間隔で溝状部6を形成することによって、ディスク3を正確に所定間隔で配設することができるという利点もある。
さらに、ディスク3を圧着等によってケーブル2に固着しないので、ディスク3の配設位置においてケーブル2に無理な負荷が係らないという利点もある。
【0030】
本発明のディスクケーブル31の製造方法は、所定長さにおいて、ワイヤー4の表面に被覆層35とディスク33とを一体成形する一成形工程からなる。
【0031】
ディスクケーブル31の製造方法を実施するためには、例えば、図3に示すように、型閉時に所定間隔でディスク形成用キャビティ71A,71Bが画成され、ディスク形成用キャビティ71Aの両側に被覆層形成用キャビティ72A,72Bが画成される、上型Xと下型Yとからなる成形型を使用する。
【0032】
上型Xと下型Yとの間にワイヤー4を位置させ、型を閉じて、ディスク形成用キャビティ71A及び被覆層形成用キャビティ72A内にx方向から合成樹脂を注入する。
これによって、ケーブル32の被覆層35とディスク33とが所定長さにおいて一体成形され、ワイヤー4に固着した構成ユニット36aが形成される。
【0033】
次いで、成形後に型を開けて、ディスク形成用キャビティ71A及び被覆層形成用キャビティ72A内で一体成形された構成ユニット36aを取り出し、右方のディスク形成用キャビティ71B及び被覆層形成用キャビティ72B内に移動する。
【0034】
そして、再度型を閉じて、ディスク形成用キャビティ71A及び被覆層形成用キャビティ72A内にx方向から合成樹脂を注入する。
これによって、ケーブル32の被覆層35とディスク33とが所定長さにおいて一体成形された構成ユニット36bが形成されるとともに、構成ユニット36bのディスク33の嵌合孔34に構成ユニット36aの被覆層35の一端部35aが嵌合された状態となり、構成ユニット36a,36b同士が連結される。
これを繰り返すことにより、構成ユニット36が連鎖状に連結したディスクケーブル31が製造される。
【0035】
ケーブル32の被覆層35とディスク33とを一体成形するとともに、一体成形された構成ユニット36をディスク形成用キャビティ71B及び被覆層形成用キャビティ72B内に移動するだけであるから、ワイヤー4の位置決めに時間を要せず、簡易かつ迅速にディスクケーブル31を製造することができる。
【0036】
又、ケーブル32の被覆層35とディスク33とは一体成形されるとともに、構成ユニット36bのディスク33の嵌合孔34と構成ユニット36aの被覆層35の一端部35aとが嵌合状態となるから、ディスク33は正確に所定間隔で配設され、ケーブル32に沿って位置が移動することもない。
【0037】
本発明のディスクケーブル51の製造方法は、ワイヤー4の表面にディスク53を成形してケーブル2に固着する第1工程と、被覆層55を形成するとともにその一端部55aをディスク53のボス部54に被覆する第2工程とからなる。
【0038】
第1工程では、図4(A)に示すように、ワイヤー4の表面に合成樹脂よりなるディスク53を成形して固着する。
この際には、ディスク53のボス部54の内層部54a及びフランジ部56が一体的に成形されるとともに、ボス部54の内層部54aとフランジ部56との境界部に陥没部57が形成される。
ディスク53の成形方法は、特に限定されるものではないが、例えば、所定の内壁面形状を有する成形型内にワイヤー4を位置させ、成形型内に合成樹脂を充填してディスク53を成形することができる。
【0039】
第2工程では、図4(B)に示すように、ワイヤー4の表面に合成樹脂よりなる被覆層55を形成するとともに、その一端部55aをディスク53のボス部54に被覆する。
この際には、ボス部54の内層部54a上に被覆層55の一端部55aが被覆されてボス部54の外層部54bが形成されるとともに、被覆層55の一端部55aには陥没部57に対応した突出部58が形成される。
被覆層55の形成方法も、特に限定されるものではないが、例えば、成形型の内壁面に対して所定間隔を維持してワイヤー4を位置させ、成形型内に合成樹脂を充填して被覆層55を形成することができる。
【0040】
ボス部54の内層部54a上に被覆層55の一端部55aが被覆されてボス部54の外層部54bが形成されるとともに、ボス部54の内層部54aとフランジ部56との境界部に形成された陥没部57と被覆層55の一端部55aに形成された突出部58とが嵌合状態となるから、ディスク53は正確に所定間隔で配設され、ケーブル52に沿って位置が移動することもない。
【0041】
以上のようにして、本発明のディスクケーブル1,31,51は製造されるが、飼料搬送装置101に使用されるディスクケーブルは相当に長いものとなるので、実際には、複数本のディスクケーブル1,31,51を接続して使用することになる。
ディスクケーブル1,31,51を接続する接続部材11としては、例えば、図5及び図6に示すものを適用することができる。
【0042】
接続部材11によれば、圧着用端子12の貫通孔12cにケーブル2の端部を挿入し、円筒部12aを押し潰すことによってケーブル2の端部を圧着する。次に、圧着用端子12の曲面部12bを接続ケース13,14の係合孔13a,14aに内側から係合し、接続ケース13,14を嵌合させ、結合孔13b,14bにリベット15を挿通することによってディスクケーブル1を接続することができる。
尚、このリベット15はブラインドリベットと呼ばれる特殊なリべットで、結合孔13b,14bに挿通後に円筒部15aを拡開させることによって、接続ケース13,14を強固に結合できるものである。
【0043】
本発明のディスクケーブルは、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなる被覆層を形成したから、長期間に渡って、金属製ワイヤーが摩耗し、その表面が毛羽立ってくるのを防止でき、線材の一部が切断して、その細片が飼料Sに混入するのを防止できる。
よって、長期間に渡って、線材の細片を飼料Sとともに家畜が食べて、内臓に突き刺さることにより、病気になったり、成長を妨げられたりすることを防止でき、又、人体に影響が及ぶことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクケーブルの正面図である。
【図2】本発明のディスクケーブルの製造方法の一実施例を示す説明図である。
【図3】本発明のディスクケーブルの製造方法の他実施例を示す説明図である。
【図4】本発明のディスクケーブルの製造方法の他実施例を示す説明図である。
【図5】ディスクケーブルの端部同士を接続する接続部材を示す断面図である。
【図6】図3の接続部材の分解斜視図である。
【図7】飼料搬送装置の全体斜視図である。
【図8】従来のディスクケーブルの正面図である。
【図9】従来のディスクケーブルのワイヤーの断面図である。
【符号の説明】
1,31,51 ディスクケーブル
2,32,52 ケーブル
3,33,53 ディスク
4 ワイヤー
5,35,55 被覆層
6 溝状部
8 突出部
34 嵌合孔
35a 一端部
54 ボス部
54a 内層部
54b 外層部
55a 一端部
57 陥没部
58 突出部
【発明の属する技術分野】
本発明は、配管内を走行して家畜用飼料を多数個の給餌器へ搬送するディスクケーブル及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家畜用飼料を飼料ホッパーから配管を介して多数個の給餌器へ搬送する飼料搬送装置として、図7に示すような飼料搬送装置101が知られている。この飼料搬送装置101では、エンドレスに接続された配管104に所定間隔を保持した飼料落下管106,106,・・・を介して多数個の給餌器107,107・・・を配設してあると共に、配管104内に挿入され、エンドレスに接続されたディスクケーブル103を矢印方向xへ押送りする駆動装置102を配設してある。
又、図中一点鎖線で示す飼料ホッパー105の下端には飼料投入口105aが形成され、飼料落下管106の下端には飼料落下口106aが形成されており、飼料Sは飼料投入口105aから配管104内に投入され、ディスクケーブル103によって配管104内を搬送されて、飼料落下口106aから給餌器107内に供給されるようになっている。
【0003】
ここで、ディスクケーブル103は、図8に示すように、ワイヤー111に所定間隔でディスク112を固着したものであり、ワイヤー111は、図9に示すように、中心に配置した繊維材113の周囲に、複数本の金属製線材114を束ねた集束体115を撚って構成してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ディスクケーブル103は、高張力が負荷された状態で駆動され、プーリー等の機構部品と接触し、駆動装置102内、配管104のコーナー部104a等で湾曲されるため、ワイヤー111は時間の経過とともに摩耗し、その表面が毛羽立ってくる。そして、数年後には、線材114の一部が切断等して、その細片が飼料Sに混入して搬送されていく。
このような線材114の細片を飼料Sとともに家畜が食べると、前記のように線材114は金属製であるため、家畜の胃、腸等の内臓に突き刺さることがあり、家畜が病気になったり、成長を妨げられたりする。又、このような家畜の内臓を人間が食べると、人体にも甚大な影響が及ぶという問題があった。
【0005】
本発明は、かかる従来のディスクケーブルに見られるような課題を解決すべく為されたものであって、その目的とするところは、長期間に渡ってワイヤーの摩耗、損傷により線材の細片が発生し、それが飼料に混入するのを防止できるディスクケーブルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のディスクケーブルは、エンドレスに接続された配管内を走行し、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなる被覆層を形成したケーブルに所定間隔でディスクを配設してなるディスクケーブルであって、前記ケーブルに前記被覆層を一部形成せず、金属製ワイヤーの表面が露出した溝状部を形成し、前記ディスクに前記溝状部に対応した突出部を形成したことを特徴とする。
【0007】
本発明のディスクケーブルは、又、前記被覆層と前記ディスクとを所定長さにおいて一体成形した構成ユニットを形成し、前記構成ユニットを連鎖状に連結したものとしてもよい。
ここで、前記構成ユニットのディスクに嵌合孔を形成し、隣接する前記構成ユニットの被覆層の一端部を前記嵌合孔に嵌合させるのが好ましい。
【0008】
本発明のディスクケーブルは、又、前記ディスクのフランジ部と一体にボス部の内層部を成形し、前記ボス部の内層部上に前記被覆層の一端部を被覆して、前記ボス部の外層部を形成したものとしてもよい。
ここで、前記ボス部の内層部に陥没部を形成し、前記被覆層の一端部に前記陥没部に対応した突出部を形成するのが好ましい。
【0009】
さらに、前記被覆層を形成する合成樹脂は、柔軟性を有する合成樹脂であることが好ましい。
【0010】
本発明のディスクケーブルの製造方法は、本発明のディスクケーブルを好適に製造できるものであって、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなる被覆層を形成するとともに、ケーブルの長さ方向に所定間隔で被覆層を一部形成しない、金属製ワイヤーの表面が露出した溝状部を形成する工程と、合成樹脂からなるディスクを成形するとともに、前記溝状部に合成樹脂を流入させて、ディスクに突出部を形成してケーブルに固着する工程とからなることを特徴とする。
【0011】
本発明のディスクケーブルの製造方法は、又、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなる被覆層を形成するとともに、前記被覆層と前記ディスクとを所定長さにおいて一体成形した構成ユニットを形成する工程と、前記構成ユニットを連鎖状に連結する工程とからなることを特徴とする。
ここで、前記構成ユニットを形成する際に、前記構成ユニットに嵌合孔を形成し、隣接する前記構成ユニットの被覆層の一端部を前記嵌合孔に嵌合させるのが好ましい。
【0012】
本発明のディスクケーブルの製造方法は、又、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなるディスクを成形して金属製ワイヤーに固着する工程と、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなる被覆層を形成するとともにその一端部を前記ディスクのボス部に被覆する工程とからなることを特徴とする。
【0013】
本発明のディスクケーブルの製造方法は、又、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなるディスクのボス部の内層部及びフランジ部を一体的に成形するとともに、前記ディスクのボス部の内層部に陥没部を形成する工程と、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなる被覆層を形成するとともに、その一端部を前記ディスクのボス部の内層部上に被覆してボス部の外層部を形成し、前記被覆層の一端部に前記陥没部に対応した突出部を形成する工程とからなることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のディスクケーブルの好適な実施形態について図面に基づき具体的に説明する。
【0015】
図1は本発明のディスクケーブルの正面図、図2は本発明のディスクケーブルの製造方法の一実施例を示す説明図、図3は本発明のディスクケーブルの製造方法の他実施例を示す説明図、図4は本発明のディスクケーブルの製造方法の他実施例を示す説明図、図5は本発明のディスクケーブルの端部同士を接続する接続部材を示す断面図、図6は図4の接続部材の分解斜視図である。
【0016】
本発明のディスクケーブル1は、図1に示すように、所定長さのケーブル2に所定間隔でディスク3を配設したものである。
【0017】
本発明の一実施例のディスクケーブル1では、ケーブル2は、図2に示すように、従来の金属製線材114を束ねた集束体115を撚って構成したワイヤー4の表面に被覆層5を形成したものである。
被覆層5は、合成樹脂からなるが、ケーブル2が十分な可撓性を維持できるように、柔軟性を有する合成樹脂、特には、ポリプロピレン、ナイロン等を適用するのが好ましい。
被覆層5の厚さtは、特に限定されるものではないが、0.5〜3.0mm、特には、0.75〜2.0mmとするのが好ましい。
【0018】
ケーブル2のディスク3を配設する位置では、被覆層5を一部形成せず、ワイヤー4の表面が露出した溝状部6としてある。
溝状部6の長さdは、特に限定されるものではないが、1.0〜5.0mm、特には、1.5〜4.5mmとするが好ましい。
【0019】
ディスクケーブル1では、ディスク3は、図2に示すように、合成樹脂を所定形状に成形したものである。
ディスク3を成形する合成樹脂も、柔軟性を有する合成樹脂、特には、ポリプロピレン、ナイロン等を適用するのが好ましい。しかし、ディスク3の外周面は配管104の内壁面と当接して摩耗し易いから、耐摩耗性に優れた合成樹脂、特には、ポリアセタール等を適用するのも好ましい。
又、ディスク3の貫通孔7の略中央部には、前記溝状部6に対応した突出部8を形成してある。
【0020】
本発明の他実施例のディスクケーブル31では、図3に示すように、所定長さにおいて、ケーブル32の被覆層35とディスク33とを一体成形してある。
そして、ディスク33の略中央部にまで到達する嵌合孔34に被覆層35の一端部35aを嵌合してある。
ケーブル32の被覆層35の材質及び厚さ、ディスク33の材質は、ディスクケーブル1におけると同様である。
【0021】
他実施例のディスクケーブル51では、図4に示すように、ディスク53のボス部54の内層部54a上にケーブル52の被覆層55の一端部55aを被覆し、ボス部54の外層部54bを形成してある。
そして、ボス部54の内層部54aとフランジ部56との境界部には陥没部57を形成してあり、被覆層55の一端部55aには陥没部57に対応した突出部58を形成してある。
ケーブル52の被覆層55の材質及び厚さ、ディスク53のボス部54の内層部54aの材質は、ディスクケーブル1におけると同様である。
【0022】
次に、本発明のディスクケーブルの製造方法について、図面に基づき具体的に説明する。
【0023】
本発明のディスクケーブル1の製造方法は、ワイヤー4の表面に被覆層5を形成する第1工程と、ディスク3を成形してケーブル2に固着する第2工程とからなる。
【0024】
第1工程では、図2(A)に示すように、ワイヤー4の表面に合成樹脂よりなる被覆層5を形成する。
被覆層5の形成方法は、特に限定されるものではないが、例えば、成形型の内壁面に対して所定間隔を維持してワイヤー4を位置させ、成形型内に合成樹脂を充填して被覆層5を形成することができる。
被覆層5の厚さtも、特に限定されるものではないが、前記のように、0.5〜3.0mm、特には、0.75〜2.0mmとするのが好ましい。例えば、ワイヤー4の直径が4mmである場合には、被覆層5の厚さtは1.0mm程度であるのが好ましい。
【0025】
又、ディスク3を配設する位置では、被覆層5を一部形成せず、ワイヤー4の表面が露出した溝状部6としておく。よって、ケーブル2の長さ方向に所定間隔で溝状部6が形成されることとなる。
溝状部6の長さdも、特に限定されるものではないが、前記のように、1.0〜5.0mm、特には、1.5〜4.5mmとするのが好ましい。例えば、ワイヤー4の直径が4mmである場合には、溝状部6の長さdは4.0mm程度であるのが好ましい。
【0026】
第2工程では、図2(B)に示すように、ディスク3を成形するとともにケーブル2に固着する。
ディスク3の成形方法も、特に限定されるものではないが、例えば、所定の内壁面形状を有する成形型内にケーブル2を位置させ、成形型内に合成樹脂を充填してディスク3を成形することができる。
【0027】
ディスク3を成形する際、ケーブル2のディスク3を配設する位置には溝状部6が形成されているから、この溝状部6にも合成樹脂が流入して、ディスク3の貫通孔7の略中央部には溝状部6に対応した突出部8が形成される。
【0028】
一般に、ポリプロピレン、ナイロン等の柔軟性を有する合成樹脂は接着性に乏しいため、ワイヤー4の表面全体に被覆層5を形成したのでは、ディスク3を成形する際に、ケーブル2に強固に固着させることができない。
しかし、ケーブル2に溝状部6を形成しておけば、溝状部6に合成樹脂が流入して、ディスク3に突出部8が形成され、溝状部6と突出部8とが嵌合状となるから、ケーブル2にディスク3を強固に固着させることができる。
【0029】
又、ケーブル2に所定間隔で溝状部6を形成することによって、ディスク3を正確に所定間隔で配設することができるという利点もある。
さらに、ディスク3を圧着等によってケーブル2に固着しないので、ディスク3の配設位置においてケーブル2に無理な負荷が係らないという利点もある。
【0030】
本発明のディスクケーブル31の製造方法は、所定長さにおいて、ワイヤー4の表面に被覆層35とディスク33とを一体成形する一成形工程からなる。
【0031】
ディスクケーブル31の製造方法を実施するためには、例えば、図3に示すように、型閉時に所定間隔でディスク形成用キャビティ71A,71Bが画成され、ディスク形成用キャビティ71Aの両側に被覆層形成用キャビティ72A,72Bが画成される、上型Xと下型Yとからなる成形型を使用する。
【0032】
上型Xと下型Yとの間にワイヤー4を位置させ、型を閉じて、ディスク形成用キャビティ71A及び被覆層形成用キャビティ72A内にx方向から合成樹脂を注入する。
これによって、ケーブル32の被覆層35とディスク33とが所定長さにおいて一体成形され、ワイヤー4に固着した構成ユニット36aが形成される。
【0033】
次いで、成形後に型を開けて、ディスク形成用キャビティ71A及び被覆層形成用キャビティ72A内で一体成形された構成ユニット36aを取り出し、右方のディスク形成用キャビティ71B及び被覆層形成用キャビティ72B内に移動する。
【0034】
そして、再度型を閉じて、ディスク形成用キャビティ71A及び被覆層形成用キャビティ72A内にx方向から合成樹脂を注入する。
これによって、ケーブル32の被覆層35とディスク33とが所定長さにおいて一体成形された構成ユニット36bが形成されるとともに、構成ユニット36bのディスク33の嵌合孔34に構成ユニット36aの被覆層35の一端部35aが嵌合された状態となり、構成ユニット36a,36b同士が連結される。
これを繰り返すことにより、構成ユニット36が連鎖状に連結したディスクケーブル31が製造される。
【0035】
ケーブル32の被覆層35とディスク33とを一体成形するとともに、一体成形された構成ユニット36をディスク形成用キャビティ71B及び被覆層形成用キャビティ72B内に移動するだけであるから、ワイヤー4の位置決めに時間を要せず、簡易かつ迅速にディスクケーブル31を製造することができる。
【0036】
又、ケーブル32の被覆層35とディスク33とは一体成形されるとともに、構成ユニット36bのディスク33の嵌合孔34と構成ユニット36aの被覆層35の一端部35aとが嵌合状態となるから、ディスク33は正確に所定間隔で配設され、ケーブル32に沿って位置が移動することもない。
【0037】
本発明のディスクケーブル51の製造方法は、ワイヤー4の表面にディスク53を成形してケーブル2に固着する第1工程と、被覆層55を形成するとともにその一端部55aをディスク53のボス部54に被覆する第2工程とからなる。
【0038】
第1工程では、図4(A)に示すように、ワイヤー4の表面に合成樹脂よりなるディスク53を成形して固着する。
この際には、ディスク53のボス部54の内層部54a及びフランジ部56が一体的に成形されるとともに、ボス部54の内層部54aとフランジ部56との境界部に陥没部57が形成される。
ディスク53の成形方法は、特に限定されるものではないが、例えば、所定の内壁面形状を有する成形型内にワイヤー4を位置させ、成形型内に合成樹脂を充填してディスク53を成形することができる。
【0039】
第2工程では、図4(B)に示すように、ワイヤー4の表面に合成樹脂よりなる被覆層55を形成するとともに、その一端部55aをディスク53のボス部54に被覆する。
この際には、ボス部54の内層部54a上に被覆層55の一端部55aが被覆されてボス部54の外層部54bが形成されるとともに、被覆層55の一端部55aには陥没部57に対応した突出部58が形成される。
被覆層55の形成方法も、特に限定されるものではないが、例えば、成形型の内壁面に対して所定間隔を維持してワイヤー4を位置させ、成形型内に合成樹脂を充填して被覆層55を形成することができる。
【0040】
ボス部54の内層部54a上に被覆層55の一端部55aが被覆されてボス部54の外層部54bが形成されるとともに、ボス部54の内層部54aとフランジ部56との境界部に形成された陥没部57と被覆層55の一端部55aに形成された突出部58とが嵌合状態となるから、ディスク53は正確に所定間隔で配設され、ケーブル52に沿って位置が移動することもない。
【0041】
以上のようにして、本発明のディスクケーブル1,31,51は製造されるが、飼料搬送装置101に使用されるディスクケーブルは相当に長いものとなるので、実際には、複数本のディスクケーブル1,31,51を接続して使用することになる。
ディスクケーブル1,31,51を接続する接続部材11としては、例えば、図5及び図6に示すものを適用することができる。
【0042】
接続部材11によれば、圧着用端子12の貫通孔12cにケーブル2の端部を挿入し、円筒部12aを押し潰すことによってケーブル2の端部を圧着する。次に、圧着用端子12の曲面部12bを接続ケース13,14の係合孔13a,14aに内側から係合し、接続ケース13,14を嵌合させ、結合孔13b,14bにリベット15を挿通することによってディスクケーブル1を接続することができる。
尚、このリベット15はブラインドリベットと呼ばれる特殊なリべットで、結合孔13b,14bに挿通後に円筒部15aを拡開させることによって、接続ケース13,14を強固に結合できるものである。
【0043】
本発明のディスクケーブルは、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなる被覆層を形成したから、長期間に渡って、金属製ワイヤーが摩耗し、その表面が毛羽立ってくるのを防止でき、線材の一部が切断して、その細片が飼料Sに混入するのを防止できる。
よって、長期間に渡って、線材の細片を飼料Sとともに家畜が食べて、内臓に突き刺さることにより、病気になったり、成長を妨げられたりすることを防止でき、又、人体に影響が及ぶことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクケーブルの正面図である。
【図2】本発明のディスクケーブルの製造方法の一実施例を示す説明図である。
【図3】本発明のディスクケーブルの製造方法の他実施例を示す説明図である。
【図4】本発明のディスクケーブルの製造方法の他実施例を示す説明図である。
【図5】ディスクケーブルの端部同士を接続する接続部材を示す断面図である。
【図6】図3の接続部材の分解斜視図である。
【図7】飼料搬送装置の全体斜視図である。
【図8】従来のディスクケーブルの正面図である。
【図9】従来のディスクケーブルのワイヤーの断面図である。
【符号の説明】
1,31,51 ディスクケーブル
2,32,52 ケーブル
3,33,53 ディスク
4 ワイヤー
5,35,55 被覆層
6 溝状部
8 突出部
34 嵌合孔
35a 一端部
54 ボス部
54a 内層部
54b 外層部
55a 一端部
57 陥没部
58 突出部
Claims (11)
- エンドレスに接続された配管内を走行し、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなる被覆層を形成したケーブルに所定間隔でディスクを配設してなるディスクケーブルであって、前記ケーブルに前記被覆層を一部形成せず、金属製ワイヤーの表面が露出した溝状部を形成し、前記ディスクに前記溝状部に対応した突出部を形成したことを特徴とするディスクケーブル。
- エンドレスに接続された配管内を走行し、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなる被覆層を形成したケーブルに所定間隔でディスクを配設してなるディスクケーブルであって、前記被覆層と前記ディスクとを所定長さにおいて一体成形した構成ユニットを形成し、前記構成ユニットを連鎖状に連結したことを特徴とするディスクケーブル。
- 前記構成ユニットのディスクに嵌合孔を形成し、隣接する前記構成ユニットの被覆層の一端部を前記嵌合孔に嵌合させたことを特徴とする請求項2に記載のディスクケーブル。
- エンドレスに接続された配管内を走行し、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなる被覆層を形成したケーブルに所定間隔でディスクを配設してなるディスクケーブルであって、前記ディスクのフランジ部と一体にボス部の内層部を成形し、前記ボス部の内層部上に前記被覆層の一端部を被覆して、前記ボス部の外層部を形成したことを特徴とするディスクケーブル。
- 前記ボス部の内層部に陥没部を形成し、前記被覆層の一端部に前記陥没部に対応した突出部を形成したことを特徴とする請求項4に記載のディスクケーブル。
- 前記被覆層を形成する合成樹脂は、柔軟性を有する合成樹脂であることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のディスクケーブル。
- エンドレスに接続された配管内を走行し、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなる被覆層を形成したケーブルに所定間隔でディスクを配設してなるディスクケーブルの製造方法であって、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなる被覆層を形成するとともに、ケーブルの長さ方向に所定間隔で被覆層を一部形成しない、金属製ワイヤーの表面が露出した溝状部を形成する工程と、合成樹脂からなるディスクを成形するとともに、前記溝状部に合成樹脂を流入させて、ディスクに突出部を形成してケーブルに固着する工程とからなることを特徴とするディスクケーブルの製造方法。
- エンドレスに接続された配管内を走行し、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなる被覆層を形成したケーブルに所定間隔でディスクを配設してなるディスクケーブルの製造方法であって、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなる被覆層を形成するとともに、前記被覆層と前記ディスクとを所定長さにおいて一体成形した構成ユニットを形成する工程と、前記構成ユニットを連鎖状に連結する工程とからなることを特徴とするディスクケーブルの製造方法。
- 前記構成ユニットを形成する際に、前記構成ユニットに嵌合孔を形成し、隣接する前記構成ユニットの被覆層の一端部を前記嵌合孔に嵌合させることを特徴とする請求項8に記載のディスクケーブルの製造方法。
- エンドレスに接続された配管内を走行し、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなる被覆層を形成したケーブルに所定間隔でディスクを配設してなるディスクケーブルの製造方法であって、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなるディスクを成形して金属製ワイヤーに固着する工程と、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなる被覆層を形成するとともにその一端部を前記ディスクのボス部に被覆する工程とからなることを特徴とするディスクケーブルの製造方法。
- エンドレスに接続された配管内を走行し、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなる被覆層を形成したケーブルに所定間隔でディスクを配設してなるディスクケーブルの製造方法であって、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなるディスクのボス部の内層部及びフランジ部を一体的に成形するとともに、前記ディスクのボス部の内層部に陥没部を形成する工程と、金属製ワイヤーの表面に合成樹脂からなる被覆層を形成す るとともに、その一端部を前記ディスクのボス部の内層部上に被覆してボス部の外層部を形成し、前記被覆層の一端部に前記陥没部に対応した突出部を形成する工程とからなることを特徴とするディスクケーブルの製造方法。
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