JP3809031B2

JP3809031B2 - Exercise clothing and method for manufacturing the same

Info

Publication number: JP3809031B2
Application number: JP13033799A
Authority: JP
Inventors: 次弘金田; 栄治島; 香里長尾
Original assignee: Goldwin Technical Center Inc
Current assignee: Goldwin Technical Center Inc
Priority date: 1999-05-11
Filing date: 1999-05-11
Publication date: 2006-08-16
Anticipated expiration: 2019-05-11
Also published as: JP2000328305A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、各種の運動競技やそれに準じる運動等をするために着用される運動用被服とその製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の一般的な運動用被服の下衣は、伸縮性の生地により脚部にフィットする形状に形成されていた。この場合、脚部にはほぼ均等なフィット感で接するものであった。
【０００３】
また、運動等で障害を受けた関節は、傷害の完治後も運動等により同じ傷害を再発する場合がある。そこで、一般には粘着テープを、障害を受けた部分に巻き、その部位を保護、補強することによって傷害の再発を防止するテーピング手法が用いられている。このようにテーピングは障害を受けた関節の筋肉の形状、方向に密接に関わっており、より大きな効果を得る為には出来るだけ必要な部位、方向に適切な張力を得るのが理想である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の運動用被服の下衣は、単に運動の妨げとならないように形成されているだけであり、積極的に脚部の運動や機能に効果を及ぼすものではなかった。
【０００５】
また、従来のテーピングは、運動時には障害のない部分まで筋肉の運動を制限すると筋肉に不要な負担をかけ、また運動能力の低下を招き好ましくないため、実際に効果的なテーピングを施すには身体に関する専門的な知識が必要となり、容易ではなかった。また、テーピングを施す部位によっては、テーピング時に他の者の補助を必要とする場合もあった。
【０００６】
そこで、この問題を解決する為、伸縮性を有し体表面に密着して着用される下半身用被服で、テーピング機能を持たせた被服が、特開平４−５０３０２号公報、特開平４−５７９０２号公報、特開平４−５７９０４号公報等に開示されていた。このような被服は、脚部の外側や膝蓋の周辺に緊締力に富む強い伸縮性特性を有する生地で形成されたテーピングパターンを形成するため、下半身用被服本体の生地にそのパターンを縫いあわせたり、あるいは裏打ちして設けていた。
【０００７】
しかし、上記テーピングパターンを有した運動用被服の場合、均一素材で作られたテーピングパターンは、裁断、縫製による加工が必要であり、複雑な形状を実現するのは技術的、コスト的に問題があり、また縫製を行うことによって縫い糸が伸縮性を制限する為、十分な効果を得ることが出来なかった。しかも、テーピングパターンのために縫い代が多くなると、着用時にその部分が身体を圧迫する為、着用感が損なわれるものであった。
【０００８】
この発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、安価で簡単に製造可能で、身体の各部位に適した形状で適切な強さでサポートすることができる運動用被服とその製造方法を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
この発明は、体表面に密着して着用される伸縮性素材によって構成されている運動用被服で、高い伸縮性を有する生地で形成されている伸縮部と、上記伸縮部とは異なる素材構造又は異なる素材構成を持ちかつ上記伸縮部より緊締力に富む伸縮性を有する生地で形成されている緊締部が設けられ、上記緊締部は、上記伸縮部から連続して一体に所定の形状に設けられ、身体の所望の部位に当接しその部位をサポートする運動用被服である。
【００１０】
また、上記緊締部は、人体の腓腹筋の下端部付近から膝の両側面へ湾曲するＵ字形に形成され、このＵ字形の両側面は前脛骨筋と膝下部を覆って連結され膝蓋の両脇に達し膝蓋の後で連結される膝下緊締部と、上記膝下緊締部の膝外側に位置する上端部から連続して膝蓋の上方を通り内側広筋に沿って延出し長内転筋に達する長内転筋緊締部と、上記膝下緊締部の膝内側に位置する上端部から連続して膝蓋の上方を通り外側広筋に沿って上方に延出し大転子に達する外側広筋緊締部と、一対の上記外側広筋緊締部に連続して大腿二頭筋上部より殿部下部、大転子、殿部上部を通り仙骨にかけて円形に設けられている大腿二頭筋緊締部とから成るものである。さらに、上記膝下緊締部の膝外側に位置する上端部近傍から連続して腸脛靱帯に沿って殿部に達する腸脛靱帯緊締部と、上記膝下緊締部の膝内側に位置する上端部付近から連続して内側広筋に沿って長内転筋に達する内側広筋緊締部等が設けられ、これらを適宜の組み合わせにより形成して、テーピング機能等を設けている。
【００１１】
また、殿部、膝部、ふくらはぎ部等の身体の各凸部とその周囲に当接する部位には上記伸縮部が設けられ、この伸縮部には、この身体の各凸部に当接する高伸縮性素材と、この凸部の周囲に当接し上記高伸縮性素材に比べて緊締力が高い低伸縮性素材が設けられている。
【００１２】
また、上記伸縮部の緊締力は、下腿部下部が上記緊締部よりも弱い所定の値に設定され、下から上にかけて徐々に弱くし、大腿部上部で最も弱くなっている。
【００１３】
またこの発明は、高い伸縮性を有するような横編みにより糸を編んで形成される伸縮部と、上記伸縮部とは異なる素材構造又は異なる素材構成を有しかつ上記伸縮部より緊締力が高く伸縮性を有するような横編みにより編まれる緊締部とを、連続して一体に編み、上記緊締部が身体の所望の部位に当接しサポートする形状に編む運動用被服の製造方法である。伸縮性や緊締力の調整は、上記生地の編み密度の調整、編み組織の変化、編み糸本数の変更、または編み糸種類の変更を適切に設定して、所望の位置で所定の緊締力値に設定する。
【００１４】
この発明の運動用被服は、生地の編み方や編み目密度やそれらの位置を適宜変えて、緊締部の形状や緊締力を自由に設定し、腱や靱帯を部分的に保護し、腱や靱帯にかかる力を負担して傷害の予防を行う。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図１〜図３はこの発明の一実施形態を示すもので、この実施形態の運動用被服は、ウエストラインから踝に達するスパッツ１０である。スパッツ１０の表面で一番広い面積を占め、高い伸縮性を有する生地で形成されている伸縮部１２は組織Ａで形成され、組織Ａは地糸（２本）で編まれた横編み、平編み（プレーン編み）により形成されている。伸縮部１２以外の部分は、その他の編み組織Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅで形成された緊締部として設けられ、これらは緊締力の強い横編み、タック編みの変形組織により形成する。以下にこの各緊締部について説明する。
【００１６】
まず、膝から下の部分には膝下緊締部１４が設けられている。膝下緊締部１４は、膝の両側から前脛骨筋の中央付近の間を、下脚部のふくらはぎの筋肉である腓腹筋に当接する部分を除いて覆っている。膝下緊締部１４は、腓腹筋の下端部分をＵ字形にサポートする腓腹筋下端部サポート部１４ａと、膝下から前脛骨筋、長指屈筋にかけてサポートする前脛骨筋サポート部１４ｂと、膝の裏側をサポートする膝裏サポート部１４ｃが設けられている。腓腹筋下端部サポート部１４ａの作用は、足を後方へ蹴るときの補助を行い、前脛骨筋サポート部１４ｂは足先をあげるときの補助を行い、また膝裏サポート部１４ｃは膝を安定させ膝裏のフィット感を向上させる。
【００１７】
この膝下緊締部１４は、組織Ｃで形成されている。組織Ｃは地糸（２本）とボス糸（１本）で編まれ、タック編みを使った変化組織に編み糸を１本追加し強度と厚みを出しているものである。今回使用している組織でもっとも大きな張力と厚みのある組織で、もっとも高いサポート力を有している。
【００１８】
膝下緊締部１４の上方には、膝下緊締部１４の膝外側に位置する上端部から連続して帯状に設けられ、膝の外側から膝蓋の上方を通って大腿部内側に達する長内転筋緊締部１６が設けられている。長内転筋緊締部１６は、外側側副靱帯から外側広筋や大腿直筋の下端部付近をサポートし、さらに内側広筋と長内転筋に沿ってサポートする。長内転筋緊締部１６の作用は、膝及び膝周辺のサポートによる下肢の安定、膝のねじれ防止を行う。
【００１９】
長内転筋緊締部１６は組織Ｂで設けられ、地糸（２本）で編まれ、タック編みを使った変化組織である。組織としては、組織Ｃの次に張力、厚みがあり、組織Ｃに次いで強いサポート力を有している。特に、縦方向の伸びが必要な部分等のサポートに使用されている。
【００２０】
さらに、膝下緊締部１４の上方には、膝下緊締部１４の膝内側に位置する上端部から連続して帯状に設けられ、膝の内側から膝蓋の上方を通って長内転筋緊締部１６と交差し、さらに大腿部の外側を通って大転子に達する外側広筋緊締部１８が設けられている。外側広筋緊締部１８は、内側足幅靱帯から内側広筋や大腿直筋の下端部付近をサポートし、さらに外側広筋に沿ってサポートする。外側広筋緊締部１８の作用は長内転筋緊締部１６と同様に膝及び膝周辺のサポートによる下肢の安定、膝のねじれ防止を行う。そして、外側広筋緊締部１８は、組織Ｂで設けられている。
【００２１】
外側広筋緊締部１８の上端部付近には、これに連続して設けられ、両側の大転子を通り殿部を円形に囲む大腿二頭筋緊締部２０が設けられている。大腿二頭筋緊締部２０は、、大腿二頭筋上部より殿部下部、大転子、殿部上部を通り、仙骨にかけて円形にサポートする。大腿二頭筋緊締部２０の作用は、ヒップを下方から引き上げることによりヒップアップする効果を有する。そして、大腿二頭筋緊締部２０は、組織Ｃで設けられている。
【００２２】
また、大腿二頭筋緊締部２０の大転子付近に連続して設けられウエストラインに達する大腿筋膜張筋緊締部２２が設けられている。大腿筋膜張筋緊締部２２は、大転子から中殿筋、大腿筋膜張筋をサポートし、その作用は骨盤の安定、膝（太腿）を上げるときの補助を行う。そして、大腿筋膜張筋緊締部２２は、組織Ｂで設けられている。
【００２３】
そして、膝の側方から脚上部にかけて、膝下緊締部１４の膝外側に位置する部分から連続して帯状に設けられ、外側広筋緊締部１８の外側に沿って大腿二頭筋緊締部２０の下端部に達し、さらに大腿二頭筋緊締部２０の内側に沿って腰付近へ達する腸脛靱帯緊締部２４が設けられている。腸脛靱帯緊締部２４は、膝外側より大腿筋膜張筋にかけて腸脛靱帯をサポートし、その作用は腿の上げ下げ、膝の曲げ伸ばしの補助、支持脚の補助を行う。そして、腸脛靱帯緊締部２４は組織Ｄで設けられ、組織Ｄは地糸（２本）で編まれ、タック編みを使った変化組織である。組織としては、組織Ｂの次に張力があり、組織Ａより厚みがある。そして縦方向の伸びが必要な部分等のサポートに使用され、組織Ｂより弱めにサポートする。
【００２４】
そして、膝下緊締部１４の膝内側に位置する部分から連続して帯状に設けられ長内転筋緊締部１６の先端付近に達する内側広筋緊締部１７が設けられ、内側広筋緊締部１７は組織Ｄで設けられている。
【００２５】
また、股付根部分のマチには通気部２６が設けられている。通気部２６は組織Ｅで設けられ、組織Ｅは地糸（２本）で編まれ、タック編みを使った変化組織で、伸びがよくて通気性のあるように編み目密度は荒く設定されている。
【００２６】
次に、組織Ａで設けられた伸縮部１２について説明する。まず膝下緊締部１４の下のスネ部２８は、伸縮性を必要としない部位であり、また上方へのずれ上がり防止と血行促進のため、平編みの編み目密度を増し、強めにサポートしている。膝下緊締部１４に囲まれているフクラハギ部３０とヒザ部３２は、運動時の延びに対応できるように弱い組織で形成されている。特にフクラハギ部３０とヒザ部３２の中央付近の凸部は、その周辺部分よりも高い伸縮性を有するように平編みの編み目密度を調整してもよい。また、膝下緊締部１４の膝裏サポート部１４ｃと大腿二頭筋緊締部２０の間に位置する後モモ部３６と、大腿二頭筋緊締部２０で囲まれているヒップ部３８も、運動時の延びに対応できるように弱い組織で形成されている。長内転筋緊締部１６と外側広筋緊締部１８に囲まれた前モモ部３４は、足の付け根付近は編み地密度が周囲に比べ密になる密着部３４ａが形成され、密着部３４ａの周囲は運動時の延びに対応できるように弱い組織で形成されている。密着部３４ａの作用は、周長方向の張力を少し強め殿部位置のホールド性向上と、縦方向の張力を少し強めて前屈姿勢でのだぶりを防ぐものである。
【００２７】
この実施形態の運動用被服の作り方は、スパッツ１０の生地を作る編み機に、平編みとタック編みが所定パターンに配置されるように設定して、スパッツ１０の生地を自動に各緊締部と一体に編み上げる。編み組織は、編み針のニット・ポジション、タック・ポジションの組み合わせにより変化させる。平編みつまり組織Ａは、すべてニット・ポジションで編みを構成し、その他タック編みの変化組織はニット・ポジションとタック・ポジションの組み合わせで編みを構成する。タック編みの変化組織は、平編み組織と比べ、組織の凹凸がある。そして、このように編み上げられた編み地を所定の手順で両脚分つなぐように縫製し、スパッツ１０を作る。
【００２８】
なお、編み地に使用する編み糸の種類は、例えば５０番手のスパンデックス（伸縮糸）に７０デニールのナイロンウーリー加工糸（伸縮加工糸）をカバーリングした糸と、３０デニールのナイロンウーリー加工糸の２本で構成されている。また、ボス糸（補強糸）は、例えば７０デニールのナイロンウーリー加工糸を一本使用している。
【００２９】
この実施形態の運動用被服によれば、生地に連続してタック編みの変化組織を設けて継ぎ目無く緊締部を形成し、着用するだけで人体の所望の部分をサポートすることが出来る。これにより、運動、動作に伴う局部的な圧迫や、抵抗を大幅に減らすことが出来る。また、緊締部は、編み機に所定のパターンを設定するだけで、簡単に短時間で形成することができる。緊締部と伸縮部を縫製する必要が無く、継ぎ目による段部がないため着心地がよく、また縫製の手間がかからすコストが安価である。
【００３０】
緊締部を形成するタック編みは、密度を変えたりボス糸を加えることで微妙に異なる緊締力に設定することができ、人体の所望の部分に各々適したサポート力を与えることができる。また、タック編みは平編み組織と比べて組織の凹凸があり、組織の凹凸は身体の縦方向にすじ状に現れるためそれが人体と衣服との摩擦抵抗を増加させ、運動用被服の位置ずれ、特に横方向の位置ずれを防ぐ効果がある。
【００３１】
さらに、この運動用被服は、傷害の再発を防止するとともに、長時間の連続的な運動、例えば登山のような活動時間のほとんどを連続的に運動を繰り返すものについても疲労軽減に効果を有する。また、血流促進（整脈還流促進）にも効果があり、長時間の着用においても快適さを維持できる。
【００３２】
なお、この発明の運動用被服とその製造方法は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば外側広筋緊締部は、上端部と下端部の緊締力をその間の中心部よりも高めてもよい。緊締力を高める方法は、編み目密度を高くしたり、外側広筋緊締部の幅を変えたりする。これにより、膝付近と大転子付近等局所部位に必要とされる緊締力を高め、また外側広筋緊締部の中央付近は伸縮性が向上し、伸びへの対応力向上し運動動作時のずれが減少する。
【００３３】
また、膝下緊締部１４の膝裏サポート部１４ｃの形状は、図４に示すように膝裏の中心付近が組織Ａで形成され、その周囲を組織Ｃで囲んでもよい。膝裏に薄い組織Ａを用いることにより、膝の曲げによる不快感を減少することができる。また、膝裏サポート部１４ｃは、図５に示すように平編み組織であり周辺の組織Ａよりも編み目密度が高い組織Ａ’で形成されてもよい。これによっても膝の曲げによる不快感を減少することが出来る。
【００３４】
また、組織Ａで形成されている各部は、足の先端へ向かって徐々に緊締力が増すように編み目密度を変化させてもよい。例えば、前モモ部と後モモ部は緊締力が弱く、フクラハギ部は中程度、スネ部は強めに設定する。これにより脚部の静脈還流促進の効果があり、血行をよくする。
【００３５】
また、この運動用被服の生地の編み方は、平編みとタック編み以外にパール編みやパール編みを応用した変化組織等を使用してもよい。パール編みの特徴は、立て横どちらの方向にも伸縮性が大きい。
【００３６】
また、緊締力を調節する方法は、編み方や編み糸の本数を変更する以外に、編み糸の種類（太さ、断面形状、組成、伸縮加工、弾性等）を編成途中で変更してもよい。
【００３７】
【発明の効果】
この発明の運動用被服は、着用するだけで人体の各部分を最適な状態でサポートするテーピング機能が得られるものである。そして、編み機で所定パターンの緊締部をタック編みで一体に形成するため、着心地と密着性がよく、コストも安価である。また、製造が簡単で、複雑な形状の緊締部も簡単に形成し、編み目密度を細かく設定することにより微妙に緊締力を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施形態の運動用被服の左側面図である。
【図２】この実施形態の運動用被服の正面図である。
【図３】この実施形態の運動用被服の背面図である。
【図４】この実施形態の変形を示す左側面図である。
【図５】この実施形態の変形を示す左側面図である。
【符号の説明】
１０スパッツ
１２伸縮部
１４膝下緊締部
１４ａ腓腹筋下端部サポート部
１４ｂ前脛骨筋サポート部
１４ｃ膝裏サポート部
１６長内転筋緊締部
１７内側広筋緊締部
１８外側広筋緊締部
２０大腿二頭筋緊締部
２２大腿筋膜張筋緊締部
２４腸脛靱帯緊締部
２６通気部
２８スネ部
３０フクラハギ部
３２ヒザ部
３４前モモ部
３４ａ密着部
３６後モモ部
３８ヒップ部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an athletic garment worn for various athletic competitions and exercises according to the athletic competition and a manufacturing method thereof.
[0002]
[Prior art]
A conventional underwear for general exercise clothing has been formed into a shape that fits a leg by an elastic fabric. In this case, the leg portion was in contact with a substantially uniform fit.
[0003]
In addition, a joint that has been damaged by exercise or the like may recur the same injury due to exercise or the like even after the injury has been completely cured. Therefore, a taping technique is generally used in which an adhesive tape is wound around a damaged part, and the part is protected and reinforced to prevent recurrence of the injury. In this way, taping is closely related to the shape and direction of the muscle of the joint that has been damaged, and it is ideal to obtain an appropriate tension in the necessary part and direction as much as possible in order to obtain a greater effect.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The conventional garments for exercise clothing are merely formed so as not to interfere with exercise, and do not positively affect the exercise and function of the legs.
[0005]
In addition, conventional taping is not desirable when restricting muscle movement to an unaffected part during exercise, and it is undesirable because it imposes an unnecessary burden on the muscle and decreases the ability to exercise. It was not easy because specialized knowledge was required. In addition, depending on the part where taping is performed, there is a case where assistance from another person is required at the time of taping.
[0006]
Therefore, in order to solve this problem, a lower body garment that is stretchable and is worn in close contact with the body surface, and a garment having a taping function, are disclosed in JP-A-4-50302 and JP-A-4-57902. And JP-A-4-57904. Such clothing forms a taping pattern made of a fabric with strong elastic properties that is rich in tightening force on the outside of the leg and around the patella, so the pattern can be sewn to the fabric of the clothing body for the lower body. Or was lined up.
[0007]
However, in the case of athletic clothing having the above taping pattern, the taping pattern made of a uniform material needs to be processed by cutting and sewing, and it is technically and costly to realize a complicated shape. In addition, since the sewing thread limits the stretchability when sewing is performed, a sufficient effect cannot be obtained. Moreover, when the seam allowance increases due to the taping pattern, the portion presses against the body at the time of wearing, so the wearing feeling is impaired.
[0008]
The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and can be manufactured inexpensively and easily, and can be supported at an appropriate strength with a shape suitable for each part of the body and its manufacture. It aims to provide a method.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
This invention is an athletic clothing composed of a stretchable material that is worn in close contact with the body surface, and a stretchable portion formed of a highly stretchable fabric and a material structure different from the stretchable portion or There is provided a tightening portion made of a cloth having a different material structure and having a stretchability richer than that of the expansion / contraction portion, and the tightening portion is provided continuously in a predetermined shape from the expansion / contraction portion. An exercise clothing that contacts and supports a desired part of the body.
[0010]
The tightening portion is formed in a U shape that curves from the lower end of the gastrocnemius of the human body to both sides of the knee, and both sides of the U shape are connected to the anterior tibial muscle and cover the lower part of the knee. A knee extension that is connected after the patella, and extends from the upper end located outside the knee of the above-the-knee extension, continuously above the patella, along the inner vastus, and reaches the long adductor An adductor muscle tightening portion, and an outer vastus muscle tightening portion that continuously extends from the upper end portion located on the inner side of the knee of the below-knee tightening portion and extends upward along the outer vastus muscle to reach the greater trochanter. made of a pair of the vastus lateralis tightening gluteal femoral biceps top continuously in part lower, greater trochanter, and biceps tightening portion femoral provided circular the buttock top toward street sacrum is there. Further , from the vicinity of the upper end portion located outside the knee of the lower knee tightening portion, the intestinal shin ligament tightening portion that reaches the buttocks along the intestinal shin ligament, and from the vicinity of the upper end portion located inside the knee of the lower knee tightening portion An inner vastus tightening portion or the like that continuously reaches the long adductor along the inner vastus muscle is provided, and these are formed by an appropriate combination to provide a taping function or the like.
[0011]
In addition, each of the convex parts of the body, such as the buttocks, knees, and calves, and the parts that come into contact with the surroundings are provided with the above-mentioned elastic parts, and the elastic parts have high elasticity that makes contact with the convex parts of the body. An elastic material and a low elastic material that is in contact with the periphery of the convex portion and has a higher tightening force than the high elastic material are provided.
[0012]
The tightening force of the stretchable part is set to a predetermined value where the lower leg part is weaker than the tightening part, gradually weakens from the bottom to the top, and is the weakest at the upper part of the thigh.
[0013]
The present invention also has an elastic part formed by weaving yarn with a flat knitting having high elasticity, a material structure different from the elastic part or a different material structure, and a higher tightening force than the elastic part. This is a method for manufacturing a garment for exercise, in which a tightening portion knitted by weft knitting having stretchability is continuously knitted integrally and knitted into a shape in which the tightening portion contacts and supports a desired part of the body. Adjustment of stretchability and tightening force is done by adjusting the knitting density of the fabric, changing the knitting structure, changing the number of knitting yarns, or changing the type of knitting yarn, and setting a predetermined tightening force value at a desired position. Set to.
[0014]
The athletic clothing of the present invention appropriately changes the fabric knitting method, stitch density, and position thereof, freely sets the shape and tightening force of the tightening portion, partially protects the tendon and ligament, Injury is prevented with the burden of
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 to 3 show an embodiment of the present invention, and the exercise clothing of this embodiment is a spats 10 that reaches the heel from the waistline. The stretchable portion 12 that occupies the widest area on the surface of the spats 10 and is formed of a fabric having high stretchability is formed of a structure A, and the structure A is a flat knitted, flat knitted with two ground yarns. It is formed by knitting (plain knitting). The portions other than the stretchable portion 12 are provided as tightening portions formed of other knitting structures B, C, D, and E, and these are formed by deformed structures of weft knitting and tack knitting having strong tightening force. Each of the tightening portions will be described below.
[0016]
First, a below-knee tightening portion 14 is provided at a portion below the knee. The below-knee tightening portion 14 covers between the both sides of the knee and the vicinity of the center of the anterior tibialis muscle, except for the portion that contacts the calf muscle, which is the calf muscle of the lower leg. The below-knee tightening portion 14 supports the gastrocnemius lower end support portion 14a that supports the lower end portion of the gastrocnemius muscle in a U-shape, the anterior tibial muscle support portion 14b that supports the anterior tibialis muscle and the long flexor muscle from below the knee, and the back side of the knee. A knee support portion 14c is provided. The action of the gastrocnemius lower end support part 14a assists when the foot is kicked backward, the anterior tibial muscle support part 14b assists when raising the tip of the foot, and the knee support part 14c stabilizes the knee. Improve the fit of the back.
[0017]
The below-knee tightening portion 14 is formed of tissue C. The structure C is knitted with ground yarn (2) and boss yarn (1), and one knitting yarn is added to the changed structure using tuck knitting to give strength and thickness. The tissue with the greatest tension and thickness of the tissue used this time has the highest support.
[0018]
Above the below-knee elastic band member 14, a long adductor muscle is provided in a band shape continuously from the upper end portion located outside the knee of the below-knee elastic band member 14 and passes from above the knee to above the patella and reaches the inside of the thigh. A tightening portion 16 is provided. The long adductor tightening portion 16 supports the outer collateral ligament and the vicinity of the lower end of the lateral vastus and rectus femoris, and further supports along the medial vastus and the long adductor. The action of the long adductor tightening portion 16 stabilizes the lower limbs and prevents the torsion of the knees by the support around the knee and the knee.
[0019]
The long adductor tightening portion 16 is provided with the structure B, is knitted with two yarns, and is a changed structure using tuck knitting. The tissue has the tension and thickness next to the tissue C, and has the strongest support force next to the tissue C. In particular, it is used for supporting parts that require longitudinal elongation.
[0020]
Further, above the below-knee tightening portion 14, a belt-like shape is provided continuously from the upper end located on the inner side of the knee of the below-knee tightening portion 14, and from the inside of the knee to above the patella, An outer vastus tightening portion 18 that crosses and reaches the greater trochanter through the outside of the thigh is provided. The outer vastus muscle tightening portion 18 supports from the inner foot width ligament to the vicinity of the lower end portion of the inner vastus muscle and the rectus femoris, and further supports along the outer vastus muscle. As with the long adductor tightening portion 16, the action of the outer vastus muscle tightening portion 18 stabilizes the lower limbs and prevents twisting of the knee by supporting the knee and the knee periphery. The outer vastus muscle tightening portion 18 is provided by the tissue B.
[0021]
In the vicinity of the upper end portion of the outer vastus muscle tightening portion 18, there is provided a biceps femoris tightening portion 20 which is provided continuously therethrough and passes through the greater trochanters on both sides and surrounds the buttocks circularly. The biceps femoris tightening portion 20 is circularly supported from the upper part of the biceps femoris through the lower gluteal part, the greater trochanter, and the upper part of the gluteal part, and over the sacrum. The action of the biceps femoris tightening portion 20 has an effect of raising the hip by pulling up the hip from below. The biceps femoris tightening portion 20 is provided with the tissue C.
[0022]
Further, a thigh fascia latae tightening portion 22 that is continuously provided near the greater trochanter of the biceps femoris tightening portion 20 and reaches the waistline is provided. The thigh fascia latae tightening portion 22 supports the greater trochanter, the gluteus medius, and the thigh fascia latae muscle, and its action assists when the pelvis is stabilized and the knee (thigh) is raised. The thigh fascia latae tightening portion 22 is provided with the tissue B.
[0023]
Then, from the side of the knee to the upper part of the leg, it is provided in a band shape continuously from the portion located outside the knee of the below-knee tightening portion 14, and along the outside of the outer vastus muscle tightening portion 18, An intestinal shin ligament tightening portion 24 that reaches the lower end and further reaches the vicinity of the waist along the inside of the biceps femoris tightening portion 20 is provided. The intestinal shin ligament tightening portion 24 supports the intestinal shin ligament from the outside of the knee to the femoral fascia latae muscles, and its action assists the raising and lowering of the thigh, the bending and stretching of the knee, and the support leg. The intestinal shin ligament tightening portion 24 is provided with a tissue D, and the tissue D is a changed tissue using tuck knitting, which is knitted with ground yarns (two pieces). As the tissue, there is a tension next to the tissue B, and there is a thickness than the tissue A. And it is used for the support of the part etc. which need the elongation of the vertical direction, and supports weaker than organization B.
[0024]
Then, an inner vastus tightening portion 17 is provided which is continuously provided in a band shape from a portion located inside the knee of the below-knee tightening portion 14 and reaches the vicinity of the tip of the long adductor muscle tightening portion 16. It is provided by organization D.
[0025]
Further, a ventilation portion 26 is provided in the gusset at the crotch root portion. The ventilation portion 26 is provided with a structure E, and the structure E is knitted with ground yarns (two pieces), and is a changed structure using tuck knitting, and the stitch density is set so as to be stretchable and breathable. .
[0026]
Next, the stretchable part 12 provided in the tissue A will be described. First, the shin portion 28 below the below-knee tightening portion 14 is a portion that does not require stretchability, and in order to prevent upward slipping and promote blood circulation, the stitch density of the plain knitting is increased and strongly supported. . The flap portion 30 and the knee portion 32 surrounded by the below-knee tightening portion 14 are formed of a weak tissue so as to be able to cope with extension during exercise. In particular, the stitch density of the flat knitting may be adjusted so that the convex portions near the center of the flap portion 30 and the knee portion 32 have higher stretchability than the peripheral portions. Further, the rear peach part 36 positioned between the knee support part 14c of the below-knee tightening part 14 and the biceps femoris tightening part 20 and the hip part 38 surrounded by the biceps femur tightening part 20 are also used during exercise. It is made of weak tissue so that it can cope with the elongation of The front peach portion 34 surrounded by the long adductor tightening portion 16 and the outer broad muscle tightening portion 18 is formed with a close contact portion 34a where the knitted fabric density is denser than the surrounding portion near the base of the foot. The periphery is formed of weak tissue so that it can accommodate the extension during exercise. The action of the contact portion 34a is to slightly increase the tension in the circumferential direction to improve the holdability at the position of the buttocks and to slightly increase the tension in the vertical direction to prevent stagnation in the forward bending posture.
[0027]
In this embodiment, the exercise clothing is prepared by setting a flat knitting and a tuck knitting in a predetermined pattern in a knitting machine for making the fabric of the spats 10 so that the fabric of the spats 10 is automatically integrated with each tightening portion. Knitting into. The knitting structure is changed by a combination of the knitting position and tack position of the knitting needle. The flat knitting, that is, the organization A, is configured by knitting at all knit positions, and the other tuck knitting change organization is configured by a combination of the knit position and the tack position. The change structure of the tuck knitting has unevenness of the structure as compared with the flat knitting structure. Then, the knitted fabric thus knitted is sewn so as to connect both legs in accordance with a predetermined procedure, and the spats 10 are made.
[0028]
The types of knitting yarn used for the knitted fabric are, for example, 50th spandex (stretchable yarn) covered with 70 denier nylon woolen yarn (stretchable yarn) and 30 denier nylon woolly yarn. It consists of two. As the boss yarn (reinforcing yarn), for example, one 70-denier nylon wooly processed yarn is used.
[0029]
According to the exercise clothing of this embodiment, it is possible to support a desired portion of the human body simply by providing a tuck knitting change structure continuously on the fabric to form a seamless tightening portion and wearing it. As a result, local pressure and resistance associated with exercise and movement can be greatly reduced. Further, the tightening portion can be easily formed in a short time by simply setting a predetermined pattern in the knitting machine. There is no need to sew the tightening portion and the expansion / contraction portion, and there is no step portion due to the seam, so that the comfort is good and the cost of labor for sewing is low.
[0030]
The tack knitting that forms the tightening portion can be set to a slightly different tightening force by changing the density or adding a boss yarn, and can provide a suitable supporting force to a desired portion of the human body. In addition, tuck knitting has an uneven structure compared to a flat knitted structure, and the uneven structure appears as streaks in the longitudinal direction of the body, which increases the frictional resistance between the human body and clothes, and the position of the exercise clothing is displaced. In particular, there is an effect of preventing lateral displacement.
[0031]
Furthermore, this clothing for exercise prevents the recurrence of injury, and has an effect of reducing fatigue even for long-time continuous exercise, for example, those that continuously exercise for most of the activity time such as mountain climbing. It is also effective in promoting blood flow (promoting arrhythmia return), and can maintain comfort even when worn for a long time.
[0032]
The exercise clothing and the manufacturing method thereof according to the present invention are not limited to the above-described embodiment. For example, the outer vastus muscle tightening portion increases the tightening force between the upper end portion and the lower end portion more than the center portion therebetween. Also good. The method of increasing the tightening force increases the stitch density or changes the width of the outer broad muscle tightening portion. This increases the tightening force required for local parts such as the knee and the greater trochanter, and improves the stretchability near the center of the outer vastus muscle tightening section, improving the ability to cope with stretching, and during exercise Deviation decreases.
[0033]
Further, as shown in FIG. 4, the shape of the knee support portion 14 c of the below-knee tightening portion 14 may be formed by the tissue A in the vicinity of the center of the knee sole and surrounded by the tissue C. By using the thin tissue A on the back of the knee, discomfort due to bending of the knee can be reduced. Further, as shown in FIG. 5, the knee support portion 14 c may be formed of a structure A ′ having a flat knitting structure and a stitch density higher than that of the surrounding structure A. This can also reduce discomfort caused by knee bending.
[0034]
Further, the stitch density of each portion formed of the tissue A may be changed so that the tightening force gradually increases toward the tip of the foot. For example, the front peach portion and the rear peach portion are set to have a weak tightening force, the flaky portion is moderate, and the shin portion is set to be strong. This has the effect of promoting venous return in the leg and improves blood circulation.
[0035]
In addition to the flat knitting and the tuck knitting, the knitting method of the cloth for the exercise clothing may use a pearl knitting or a change structure using pearl knitting. The characteristic of pearl knitting is that it is highly stretchable in both directions.
[0036]
In addition to changing the knitting method and the number of knitting yarns, the tightening force can be adjusted by changing the type of knitting yarn (thickness, cross-sectional shape, composition, stretching, elasticity, etc.) during knitting. Good.
[0037]
【The invention's effect】
The exercise clothing of the present invention provides a taping function that supports each part of the human body in an optimal state only by wearing it. And since the tightening part of a predetermined pattern is integrally formed by tack knitting with a knitting machine, the comfort and adhesion are good and the cost is low. In addition, it is easy to manufacture, and a tightening portion having a complicated shape can be easily formed, and the tightening force can be finely adjusted by finely setting the stitch density.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a left side view of an exercise clothing according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of the exercise clothing of this embodiment.
FIG. 3 is a rear view of the exercise clothing of this embodiment.
FIG. 4 is a left side view showing a modification of this embodiment.
FIG. 5 is a left side view showing a modification of this embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Spats 12 Expansion-contraction part 14 Under-knee tightening part 14a Gastrocnemius lower end support part 14b Anterior tibial muscle support part 14c Knee back support part 16 Long adductor tightening part 17 Inner vastus muscle tightening part 18 Outer vastus muscle tightening part 20 Biceps femoris Tightening part 22 Thigh fascia latae tightening part 24 Intestinal shin ligament tightening part 26 Ventilation part 28 Snake part 30 Fukuhagi part 32 Knee part 34 Front peach part 34a Adhering part 36 Rear peach part 38 Hip part

Claims

体表面に密着して着用される伸縮性素材によって構成されている運動用被服において、高い伸縮性を有する生地で形成されている伸縮部（１２）と、上記伸縮部（１２）とは異なる素材構造又は異なる素材構成を有し、且つ上記伸縮部（１２）より緊締力が高く伸縮性を有する生地で形成されている緊締部が設けられ、上記緊締部は、上記伸縮部（１２）から連続して一体に形成され、且つ人体脚部の腓腹筋の下端部付近から膝の両側面へ形成され、前脛骨筋と膝下部を覆って連結され膝蓋の両脇に達した膝下緊締部（１４）と、上記膝下緊締部（１４）の膝内側に位置する上端部から連続して膝蓋の上方を通り外側広筋に沿って上方に延出し大転子に達する外側広筋緊締部（１８）と、一対の上記外側広筋緊締部（１８）に連続して大腿二頭筋上部から、大転子、殿部にかけて設けられている大腿二頭筋緊締部（２０）とから成ることを特徴とする運動用被服。In exercise clothing composed of a stretchable material worn in close contact with the body surface, the stretchable portion (12) formed of a highly stretchable fabric and a material different from the stretchable portion (12) A tightening portion having a structure or a different material configuration and having a tightening force higher than that of the stretchable portion (12) and formed of stretchable fabric is provided, and the tightening portion is continuous from the stretchable portion (12). A knee-tightening part (14) formed integrally with the lower end of the gastrocnemius of the human body leg and formed on both sides of the knee, and connected to the anterior tibial muscle and the lower part of the knee, and reaching both sides of the patella An outer vastus tightening portion (18) extending from the upper end portion located on the inner side of the knee of the below-knee tightening portion (14) to the upper patella and extending upward along the outer vastus muscle and reaching the greater trochanter. The thighs are continuously connected to the pair of outer wide muscle tightening portions (18). From muscle top, the greater trochanter, athletic clothing, characterized in that it consists of biceps tightening portion femoral provided toward gluteal portion (20).

上記緊締部は、人体脚部の腓腹筋の下端部付近から膝の両側面へ湾曲するＵ字形に形成され、このＵ字形の両側面が前脛骨筋と膝下部を覆って連結され膝蓋の両脇に達し膝蓋の後で連結された膝下緊締部（１４）と、上記膝下緊締部（１４）の膝外側に位置する上端部から連続して膝蓋の上方を通り内側広筋に沿って延出し長内転筋に達する長内転筋緊締部（１６）と、上記膝下緊締部（１４）の膝外側に位置する上端部近傍から連続して腸脛靱帯に沿って殿部に達する腸脛靱帯緊締部（２４）と、上記膝下緊締部（１４）の膝内側に位置する上端部付近から連続して内側広筋に沿って長内転筋に達する内側広筋緊締部（１７）を備えたことを特徴とする請求項１記載の運動用被服。The tightening portion is formed in a U-shape that curves from the lower end of the gastrocnemius muscle of the human body leg to both sides of the knee, and both sides of the U-shape are connected to the anterior tibial muscle and cover the lower part of the knee. And the knee extended portion (14) connected after the patella, and the length extending from the upper end portion located outside the knee of the below knee clamp portion (14) through the patella and along the inner vastus muscle. A long adductor tightening portion (16) that reaches the adductor muscle, and an intestinal ligament tightening that continuously reaches the buttocks along the intestinal ligament from the vicinity of the upper end located outside the knee of the below-knee tightening portion (14) And an inner vastus tightening portion (17) that reaches the long adductor along the inner vastus muscle continuously from the vicinity of the upper end located on the inner side of the knee of the lower knee tightening portion (14). The exercise clothing according to claim 1.

体表面に密着して着用される伸縮性素材によって構成されている運動用被服において、高い伸縮性を有する生地で形成されている伸縮部（１２）と、上記伸縮部（１２）とは異なる素材構造又は異なる素材構成を有しかつ上記伸縮部（１２）より緊締力が高く伸縮性を有する生地で形成されている緊締部が設けられ、上記緊締部は、上記伸縮部（１２）から連続して一体に形成され、膝部、ふくらはぎ部の各凸部とその周囲に当接する部位には上記伸縮部が設けられ、この伸縮部（１２）には、この身体の各凸部に当接する高伸縮性素材と、この凸部の周囲に当接し上記高伸縮性素材に比べて緊締力が高い低伸縮性素材が設けられていることを特徴とする運動用被服。 In exercise clothing composed of a stretchable material worn in close contact with the body surface, the stretchable portion (12) formed of a highly stretchable fabric and a material different from the stretchable portion (12) A tightening portion having a structure or a different material structure and having a tightening force higher than that of the stretchable portion (12) and formed of a stretchable fabric is provided, and the tightening portion is continuous from the stretchable portion (12). The above-mentioned stretchable part is provided at a portion that comes into contact with the convex part of the knee part and calf part and the periphery thereof, and the stretchable part (12) has a height that makes contact with each convex part of the body. An exercise garment characterized by comprising a stretchable material and a low stretchable material that is in contact with the periphery of the convex portion and has a higher tightening force than the high stretchable material.

体表面に密着して着用される伸縮性素材によって構成されている運動用被服において、高い伸縮性を有する生地で形成されている伸縮部（１２）と、上記伸縮部（１２）とは異なる素材構造又は異なる素材構成を有しかつ上記伸縮部（１２）より緊締力が高く伸縮性を有する生地で形成されている緊締部が設けられ、上記緊締部は、上記伸縮部（１２）から連続して一体に形成され、上記伸縮部（１２）の緊締力は、下腿部下部が上記緊締部よりも弱い所定の値に設定され、下から上にかけて徐々に弱くし、大腿部上部で最も弱くすることを特徴とする運動用被服。 In exercise clothing composed of a stretchable material worn in close contact with the body surface, the stretchable portion (12) formed of a highly stretchable fabric and a material different from the stretchable portion (12) A tightening portion having a structure or a different material structure and having a tightening force higher than that of the stretchable portion (12) and formed of a stretchable fabric is provided, and the tightening portion is continuous from the stretchable portion (12). It formed integrally Te, the tightening force of the stretchable portion (12), lower leg lower is set to a weak predetermined value than the tightening portion, gradually weakened toward the top from the bottom, most thigh upper Exercise clothing characterized by weakening.

体表面に密着して着用される伸縮性素材によって構成されている運動用被服の製造方法において、高い伸縮性を有するような横編みにより糸を編んで形成された伸縮部（１２）と、上記伸縮部（１２）とは異なる素材構造又は異なる素材構成を有しかつ上記伸縮部（１２）より緊締力が高く伸縮性を有するような横編みにより編まれる緊締部とを、連続して一体に編み、上記緊締部が身体の所望の部位に当接しサポートする形状に編むことを特徴とする運動用被服の製造方法。In the method of manufacturing an athletic garment composed of a stretchable material that is worn in close contact with the body surface, the stretchable portion (12) formed by knitting a yarn by weft knitting having high stretchability, and the above extensible portion (12) have different material structures or different materials constituting the and the stretch unit and a tightening portion knitted by weft knitted so as to have a high elasticity tightening force than (12), continuously integrally A method for manufacturing a garment for exercise, characterized in that the elastic bandage is knitted into a shape that abuts on and supports a desired part of the body.

上記生地の編み密度の調整、編み組織の変化、編み糸本数の変更、または編み糸種類の変更を適切に設定して、所望の位置で緊締力を所定の値に設定されるように編むことを特徴とする請求項５記載の運動用被服の製造方法。 Adjusting the knitting density of the fabric, changing the knitting structure, changing the number of knitting yarns, or changing the knitting yarn type appropriately, and knit so that the tightening force is set to a predetermined value at the desired position The method for manufacturing exercise clothing according to claim 5.