JP3807795B2 - 管接続構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、密封されたハウジング内で水道管(流体輸送管)等の既設管の一部を切断除去したのち、該ハウジング内に残置された既設管の切断残置管部間に、切断除去管部に替わる交換管部を備えた流体制御弁等を連通接続する場合の管接続構造で、詳しくは、管軸芯方向で相対向する二つの管部に亘って継ぎ輪を外嵌し、この継ぎ輪の内周面と各管部の外周面との間の各々に、外力による両管部の相対離間移動を許容する状態で密封用のシール材を介在してある管接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の管接続構造としては、従来、前記両管部の接続側端部の内径を同一径に構成するとともに、これら両管部の相対向する端面同士を近接させた状態でこれら両管部に亘って単一の継ぎ輪を外嵌していた。
例えば、特公平7−109274号公報に示すように、不断水状態(水道水の流通を維持したままの状態)を維持しながら、既設管の一例である水道管の一部に三方弁(流体制御弁)を設けるにあたって、密封されたハウジング内で、水道管の一部を切断除去したのち、該ハウジング内に残置された水道管の切断残置管部間に、切断除去された切断除去管部に替えて、該切断除去管部と同一内径の交換管部を備えた前記三方弁を、切断残置管部と交換管部とが同軸芯となるまで切断残置管部の管軸芯に対して直交する方向から挿入配置して、管軸芯方向で相対向する切断残置管部と交換管部とに亘って単一の継ぎ輪を密封状態で外嵌している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この種の管接続構造においては、地震や不同沈下等に起因して両管部に押込み方向(圧縮方向)への外力が作用したとき、その作用とほぼ同時に両管部の端部同士が管軸芯方向から接当するため、この外力が両管部を含む配管系の脆弱部分に伝播されて該脆弱部分で座屈変形を招来することがある。
このような押込み方向の外力に起因する配管系の脆弱部分での座屈変形を抑制するためには、前記継ぎ輪が外嵌する切断残置管部の端面と交換管部の端面との管軸芯方向での対向間隔を大きくする必要があるが、前記対向間隔が大きくなればなる程、継ぎ輪の管軸芯方向での長さが長くなり、その結果、継ぎ輪自体が大型化、重量化するため、それの取り扱いに多大の労力と手間を要し、管接続作業能率の低下を招来する欠点があった。
【0004】
更に、上述したように、不断水状態で切断残置管部と交換管部とを接続する場合では、予め水道管の切断残置管部に相当する部位の各々に、管軸芯方向に間隔を隔てて少なくとも二つのシール材が装着された継ぎ輪を外嵌し、このハウジング内で両継ぎ輪間に位置する水道管の一部を切断機により切断除去したのち、切断残置管部間に交換管部を同芯状態で配置し、各切断残置管部に外嵌されている継ぎ輪を、該継ぎ輪の内周面側に装着した一方のシール材が交換管部の外周面の所定箇所に接触する位置まで、ハウジング外から交換管部側に向かって移動操作して継ぎ輪を両管部に亘って外嵌させる方法が採られている。
そのため、前述のように継ぎ輪の管軸芯方向での長さが大きくなると、ハウジング自体も管軸芯方向で大型化し、施工現場でのハウジングの組立及び分解に多くの手間を要し、工事費の高騰化と工事期間の増大とを招来する問題があった。特に、水道管が地中に埋設されている場合には、ハウジングの組立空間を確保するための掘削容積が大きくなり、掘削工事の大規模化によって工事期間の長期化と工事費の高騰化を助長し易い。
【0005】
本発明は上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、両管部の形状を工夫することにより、地震や不同沈下等に起因して作用する押込み方向の外力による配管系の脆弱部分での座屈変形の発生を抑制しながらも、管接続作業の労力の軽減化と作業性の改善とによって管接続作業の能率化を図ることができ、特に、密封されたハウジング内で管接続作業を行う場合においては、ハウジングの管軸芯方向での大型化を抑制することができる管接続構造を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の管接続構造の特徴構成は、密封されたハウジング内で既設管の一部を切断除去したのちの切断残置管部とこれに切断除去管部に替わって管軸芯方向で相対向する流体制御弁の交換管部とに亘って継ぎ輪を外嵌し、この継ぎ輪の内周面と切断除去管部の外周面との間には、外力による両管部の相対離間移動を許容する状態で密封用のシール材を介在するとともに、前記継ぎ輪の内周面と流体制御弁の交換管部の外周面との間には密封用のシール材を介在し、更に、前記継ぎ輪と流体制御弁の交換管部とを固定連結してある管接続構造であって、
前記流体制御弁の交換管部の内径を、切断残置管部の入り込み移動を許容する内径に構成するとともに、前記流体制御弁の交換管部の内周面には、前記切断残置管部と流体制御弁の交換管部とが外力によって所定量相対収縮移動したとき、前記切断残置管部の端面に管軸芯方向から接当するストッパー面を形成してある点にある。
上記特徴構成によれば、前記流体制御弁の交換管部の内径が、前記切断残置管部の入り込み移動を許容する内径に構成されているから、地震や不同沈下等に起因する押込み力(圧縮力)が作用した際、流体制御弁の交換管部内に切断残置管部が入り込み移動するため、前記押込み力の一部又は全部が両管部の入り込み移動により吸収され、この押込み力の全てが配管系の脆弱部分を座屈変形させるための応力として作用することがないから、流体制御弁の交換管部と切断残置管部との端部同士の離間間隔を大きく確保するために継ぎ輪を大型化する必要がない。
それ故に、地震時や不同沈下時等における配管系の座屈変形の発生を抑制しながらも、管接続作業の労力の軽減化と作業性の改善とによって管接続作業の能率化を図ることができた。
【0007】
前記切断残置管部と流体制御弁の交換管部とが外力によって所定量相対収縮移動すると、それ以上の相対収縮移動が、切断残置管部の端面と流体制御弁の交換管部の内周面に形成されたストッパー面との接当により規制される。
従って、両管部が外力によって無制限に相対収縮移動することがなく、流体制御弁の弁体等の他の構成部材の破損を回避することができる。
【0008】
前記既設管にハウジングを装着したのち、該ハウジング内で既設管の一部を切断し、ハウジング内の密封状態を維持したままで、切断除去管部をハウジング外に除去するとともに、ハウジング内に切断除去管部に替わる流体制御弁を挿入して切断残置管部間に配設し、切断残置管部と流体制御弁の交換管部とに亘って継ぎ輪を外嵌させる管接続方法を採る場合、大型化が抑制された前記継ぎ輪をハウジング内に位置する切断残置管部に外嵌保持させておき、そのままこの外嵌保持された継ぎ輪で切断残置管部と流体制御弁の交換管部とを密封状態で連結する。
それ故に、ハウジングの管軸芯方向での大型化を抑制することができるから、施工現場でのハウジングの組立及び分解作業が煩雑化することが殆どなく、工事費の高騰化と工事期間の長期化とを抑制することができる。
特に、既設管が地中に埋設されている場合には、掘削容積が大幅に増大することがないため掘削工事が大規模化することがない。
【0009】
また、前記継ぎ輪の内周面に、前記切断除去管部の外周面に接触するシール材を保持するための環状凹部が形成されているとともに、前記切断除去管部とシール材との接触が解除される位置まで該切断除去管部と継ぎ輪とが相対的に引き抜き移動したとき、シール材が環状凹部から半径方向内方に抜け出し移動することを阻止する抜止め手段が設けられていてもよい。
上記構成によれば、外力による両管部の相対離間移動で、前記切断除去管部とシール材との接触が解除されたとき、シール材が環状凹部から半径方向内方に抜け出すことを抜止め手段により阻止されているから、前記切断除去管部とシール材との接触が解除されたのちも、シール材は環状凹部に脱落することなく保持されている。
それ故に、両管部が相対離間移動したのち、再び両管部が外力により相対近接移動しても、他方の管部をシール材に対して、該シール材が該切断除去管部の外周面と継ぎ輪の内周面との間に介在される状態となるように嵌め込むことができ、所期のシール機能を維持することができる。
【0010】
本発明の請求項2記載の管接続構造の特徴構成は、前記継ぎ輪が、前記流体制御弁の交換管部に外嵌する大径筒部及び前記切断除去管部に外嵌する小径筒部を備えた第1分割継ぎ輪と、前記切断除去管部に外嵌し、かつ、第1分割継ぎ輪に管軸芯方向から密封状態で脱着自在に連結される第2分割継ぎ輪とから構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、前記他方の管部が、密封されたハウジング内で既設管の一部を切断除去したのちの切断残置管部であり、かつ、前記一方の管部が、切断除去管部に替わる流体制御弁の交換管部であって、この交換管部の少なくとも管接続領域の内径が切断残置管部の外径よりも大に構成されているものにおいては、既設管にハウジングを装着したのち、該ハウジング内で既設管の一部を切断し、ハウジング内の密封状態を維持したままで、切断除去管部をハウジング外に除去するとともに、ハウジング内に交換管部を挿入して切断残置管部間に配設し、切断残置管部と交換管部とに亘って継ぎ輪を外嵌させる管接続方法を採る場合、第1分割継ぎ輪を、ハウジング内に位置する切断残置管部に外嵌保持させておき、この外嵌保持された第1分割継ぎ輪で切断残置管部と交換管部との間を仮密封し、かつ、ハウジングを既設管から取り外したのち、第2分割継ぎ輪を、先付けした第1分割継ぎ輪に対して管軸芯方向から密封状体で連結することができるから、ハウジングの取り外し後に連結される第2分割継ぎ輪の分だけハウジングの管軸芯方向での長さを更に短くすることができ、施工現場でのハウジングの組立及び分解作業の更なる簡素化によって工事費の低廉化と工事期間の短縮化とを助長することができる。
【0011】
本発明の請求項3記載の管接続構造の特徴構成は、前記第1分割継ぎ輪の大径筒部の内周面と流体制御弁の交換管部の外周面との間に密封用の第1シール材が介在されているとともに、前記第1分割継ぎ輪の小径筒部の内周面と切断除去管部の外周面との間及び第2分割継ぎ輪の内周面と切断除去管部の外周面との間の各々に、外力による両管部の相対離間移動を許容する状態で密封用の第2シール材及び第3シール材が介在されている点にある。
【0012】
また、前記抜止め手段が、前記環状凹部と継ぎ輪外部とを連通する状態で継ぎ輪に貫通形成した通気孔で構成されていてもよい。
上記構成によれば、例えば、連通接続された両管部内を流体が流動する状態において、外力による両管部の相対離間移動で、前記他方の管部とシール材との接触が解除されたとき、継ぎ輪内部の流体圧が継ぎ輪外部の外気圧よりも高い条件下では、その圧力差でシール材が通気孔を塞ぐ状態で環状凹部に保持される。
それ故に、抜止め手段が、シール材の内周面を半径方向外方側に押圧する弾性的に縮径変形可能な抜止め部材である場合に比して、部材点数の増加及び継ぎ輪の装着作業の煩雑化を抑制することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1〜図5は、本発明の管接続構造を示し、地中に埋設された既設の流体輸送管の一例である水道管1の一部、詳しくはその途中を、不断水状態(水道水の流通を維持したままの状態)を維持しながら、図6に示すように、密封されたハウジングA内で切断除去したのち、該ハウジングA内に残置された水道管1の切断残置管部1A間に、切断除去管部1Bに替わる交換管部2Aを備えた流体制御弁の一例である止水弁2を連通接続する場合の管接続構造に、本発明の管接続構造を適用した状態を示し、管軸芯P方向で相対向する切断残置管部1Aと交換管部2Aとに亘って、二つの分割継ぎ輪4,5を管軸芯P方向から密封状態で脱着自在に連結して構成された継ぎ輪3を外嵌し、この継ぎ輪3の内周面と各管部1A,2Aの外周面との間の各々に、外力としての地震や不同沈下等に起因する両管部1A,2Aの引抜き方向への引抜き力(引張力)による両管部1A,2Aの相対離間移動を許容する状態で密封用のシール材6を介在してある。
【0014】
図1、図4に示すように、前記交換管部2Aの管軸芯P方向両端側(管接続領域)の内径は、切断残置管部1Aの外径よりも大径に構成されていて、外力としての地震や不同沈下等に起因する両管部1A,2Aの入り込み方向への押込み力(圧縮力)による両管部1A,2Aの相対収縮移動が許容されている。
また、前記交換管部2Aの内周面には、切断残置管部1Aと交換管部2Aとが前記押込み力によって所定量相対収縮移動したとき、各切断残置管部1Aの端面に管軸芯P方向から接当するストッパー面2aが一対形成されていて、このストッパー面2aに対する切断残置管部1Aの端面の接当により、それ以上の交換管部2Aに対する切断残置管部1Aの入り込み移動が阻止されて、切断残置管部1Aの端面が止水弁2の弁体2Bと衝突することを防止してある。
【0015】
図1に示すように、前記継ぎ輪3を構成する二つの分割継ぎ輪4,5のうち、交換管部2A側に位置する第1分割継ぎ輪4には、交換管部2Aに外嵌する大径筒部4a及び切断残置管部1Aに外嵌する小径筒部4bが一体形成されているとともに、切断残置管部1A側に位置する第2分割継ぎ輪5は、前記第1分割継ぎ輪4の小径筒部4bと同一径に構成されている。
前記第1分割継ぎ輪4の管軸芯P方向両端側の各々には、環状のフランジ4c,4dが一体形成されているとともに、前記第2分割継ぎ輪5の管軸芯P方向両端側の各々には、環状のフランジ5a,5bが一体形成されている。
そして、前記第1分割継ぎ輪4と第2分割継ぎ輪5とは、管軸芯P方向で相対向する第1分割継ぎ輪4の一方のフランジ4cと、第2分割継ぎ輪5の一方のフランジ5aとの間に第1止水パッキン7を挾持した状態で、該両フランジ4c,5a同士をボルト・ナット8を介して接合することにより密封状態で脱着自在に連結されている。
また、前記第1分割継ぎ輪4の他方のフランジ4dは、交換管部2Aの外周面に一体形成されているフランジ2bにボルト・ナット9を介して接合連結されていて、この状態では、交換管部2Aに対する第1分割継ぎ輪4の管軸芯P方向に沿う相対移動が規制されている。
【0016】
図1に示すように、前記第1分割継ぎ輪4の大径筒部4aの内周面と交換管部2Aの外周面との間には、前記シール材6のうち、継ぎ輪3の内周面と交換管部2Aの外周面との間に介在される環状の第1シール材6Aが、第1分割継ぎ輪4の大径筒部4aの内周面と交換管部2Aの外周面との各々に密着する状態で設けられている。
また、前記第1分割継ぎ輪4の小径筒部4bの内周面と切断残置管部1Aの外周面との間には、前記シール材6のうち、継ぎ輪3の内周面と切断残置管部1Aの外周面との間に介在される環状の第2シール材6Bが、第1分割継ぎ輪4の小径筒部4bの内周面と交換管部2Aの外周面との各々に密着する状態で設けられている。
そして、前記切断残置管部1Aと交換管部2Aとが前記引抜き力により相対離間移動して、切断残置管部1Aが第2シール材6Bから抜け出すまで、第1分割継ぎ輪4と第1シール材6A及び第2シール材6Bにより、切断残置管部1Aと交換管部2Aとの間が密封された状態で接続されている。
【0017】
図1に示すように、前記第2分割継ぎ輪5の他方のフランジ5b側の端部内周面と切断残置管部1Aの外周面との間には、前記シール材6のうち、継ぎ輪3の内周面と切断残置管部1Aの外周面との間に介在される環状の第3シール材6Cが、第2分割継ぎ輪5の内周面と切断残置管部1Aの外周面との各々に密着する状態で設けられている。
【0018】
前記第1シール材6Aは交換管部2Aの外周面に外嵌固着されているとともに、第2シール材6Bは、第1分割継ぎ輪4の小径筒部4bの内周面に形成されている環状凹部4eに嵌合保持されている。
前記第3シール材6Cは、第2分割継ぎ輪5の内周面と切断残置管部1Aの外周面との間に、第2分割継ぎ輪5の他方のフランジ5b側からこのフランジ5bにボルト・ナット10を介して固着される周方向で二分割された押輪11を介して押し込まれ、その状態で保持されている。
【0019】
図2に示すように、前記第1分割継ぎ輪4はそれの周方向で二分割されていて、これら二分割された半円状の継ぎ輪部材4Aの円周方向両端側の各々に形成されているフランジ4f同士を、第2止水パッキン12を挾持した状態でボルト・ナット13を介して接合することにより第1分割継ぎ輪4が構成されている。
また、図3に示すように、前記第2分割継ぎ輪5はそれの周方向で二分割されていて、これら二分割された半円状の継ぎ輪部材5Aの円周方向両端側の各々に形成されているフランジ5d同士を、第3止水パッキン14を挾持した状態でボルト・ナット16を介して接合することにより、第2分割継ぎ輪5が構成されている。
【0020】
図1に示すように、前記第2分割継ぎ輪5には、該第2分割継ぎ輪5の外周面と切断残置管部1Aの外周面との間で、第2シール材6Bと第3シール材6Cとによって密封された隙間Sと外部とを連通する貫通孔17が形成されているとともに、この貫通孔17を密封状態で閉塞する栓18が脱着自在に設けられている。
前記貫通孔17は、隙間Sに圧力流体としての高圧水を流入することにより、隙間Sの密封性能を検査するためのものである。
つまり、隙間S内に流入された高圧水が外部に漏れ出したり、或いは、高圧水の圧力が減少した場合、前記密封性能に不良があると認知することができ、不良が認知された場合には、高圧水が漏れ出した箇所に応じて、第3シール材6C、第1止水パッキン7、第3止水パッキン14又は第2分割継ぎ輪5自体を交換する。
【0021】
このように構成された管接続構造では、切断残置管部1Aと交換管部2Aとを連通接続した当初、図1に示すように、前記切断残置管部1Aと交換管部2Aとが管径方向で重合することがなく、しかも、前記切断残置管部1Aと交換管部2Aとが前記引抜き力により相対離間移動して、切断残置管部1Aが第2シール材6Bから抜け出すまで、第1分割継ぎ輪4が、切断残置管部1Aと交換管部2Aとに亘って外嵌され、第2分割継ぎ輪5が切断残置管部1Aに外嵌されているとともに、第1分割継ぎ輪4の内周面と各管部1A,2Aの外周面との間、及び、第2分割継ぎ輪5の内周面と切断残置管部1Aの外周面との間の各々に、第1シール材6A、第2シール材6B及び第3シール材6Cが介在されている。
そして、図4に示すように、前記押込み力による切断残置管部1Aと交換管部2Aとの相対収縮移動は、切断残置管部1Aが交換管部2A内に入り込んだのち、切断残置管部1Aの端面が前記ストッパー面2aと接当するまで許容されていて、この間、両管部1A,2Aに作用する押込み力が相対収縮移動により吸収される。
また、図5に示すように、両管部1A,2Aの連通接続状態を維持できる範囲内において、前記引抜き力による切断残置管部1Aと交換管部2Aとの相対離間移動は、切断残置管部1Aの端面が第2シール材6Bから抜け出して、第3シール材6Cに近接する位置まで許容されていて、この間、両管部1A,2Aに作用する引抜き力が相対離間移動により吸収される。
つまり、前記切断残置管部1Aと交換管部2Aとを連通接続した当初の切断残置管部1Aの端面の位置を基準として、この基準位置からストッパー面2aに接当するまでの該端面の移動範囲が、地震時や不同沈下時等における両管部1A,2Aの入込み許容代L1に構成されているとともに、前記基準位置から切断残置管部1Aの端面が第2シール材6Bから抜け出して第3シール材6Cに近接するまでの該端面の移動範囲が、地震時や不同沈下時等における両管部1A,2Aの引抜き許容代L2に構成されている。
【0022】
前記ハウジングAは、図6に示すように、前記止水弁2が接続される水道管1の途中の接続工事箇所を密封状態で囲繞して、水道管1の外周面との間に密封空間19を形成するものであって、水道管1に対して着脱できるように該水道管1の周方向で複数個に分割構成されている。
図8、図9に示すように、前記ハウジングAは、水道管1への装着状態においてその密封空間19内に位置する水道管1の切断除去管部1Bを切断除去するための切断装置20を挿入する挿入口21を備え、この挿入口21には密封空間19を閉止するシャッタ22を備えたバルブ23が装着されている。
また、前記ハウジングAには、後述するように、水道管1の切断残置管部1Aに外嵌した状態でハウジングA内に収納された第1分割継ぎ輪4に接続して、該第1分割継ぎ輪4を交換管部2A側に押し込み移動させる操作ネジ軸24を備えた一対の継ぎ輪セッタ25が、管軸芯P方向で相対向する状態で設けられている。
【0023】
次に、不断水状態で切断残置管部1Aと交換管部2Aとを前記管接続構造を適用して連通接続する工事の手順をその順に基づいて説明する。
(1)図7に示すように、地中に埋設された水道管1の接続工事箇所にハウジングAを装着するための組立空間を確保するために、この接続工事箇所周辺部分を掘削する。しかるのち、前記水道管1のうち両切断残置管部1A相当箇所の各々に、ゴム製の紐状のシール部材を環状に巻き付け、それの端面同士を接着剤で接合して環状の第2シール材6Bを切断残置管部1Aに接触する状態で外嵌させる。
更に、前記第2シール材6Bに対して環状凹部4eが外嵌し、かつ、大径筒部4aが切断除去管部1B側に向かう状態で、第1分割継ぎ輪4を構成する両継ぎ輪部材4Aの各々を管径方向外方側から切断残置管部1Aに装着し、第2止水パッキン12を挾持した状態でボルト・ナット13を介して接合して各第1分割継ぎ輪4を対応する切断残置管部1Aに外嵌する。
(2)図8に示すように、前記切断装置20を水道管1の切断除去管部1Bに装着し、更に、この切断装置20に、該切断装置20を駆動させ、かつ、それをハウジングA内から抜き出すための操作軸26を挿入口21を挿通する状態で装着する。次に、前記継ぎ輪セッタ25の操作ネジ軸24の先端と第1分割継ぎ輪4の一方のフランジ4cとを接続しながら、前記両第1分割継ぎ輪4を含む水道管1の接続工事箇所を密封状態で囲繞する状態にハウジングAを組立てながら、該ハウジングAを水道管1に装着し、ハウジングAで囲繞された密封空間19内に、これら両第1分割継ぎ輪4と水道管1の接続工事箇所とを収納する。しかるのち、前記シャッタ22が開放されたバルブ23を介してハウジングAの挿入口21に、切断装置20を内装可能な大きさの止水ケース27を脱着自在に装着するとともに、この止水ケース27の上壁に操作軸26の先端を摺動自在に貫通保持させる。そして、前記操作軸26をモータ等の駆動手段(図示せず)を用いて駆動回転させ、切断装置20により水道管1の切断除去管部1Bを切断する。
(3)図9に示すように、前記操作軸26をウィンチ等の昇降手段(図示せず)を用いて止水ケース27側に抜出し移動させ、切断装置20及び切断除去管部1Bを止水ケース27内まで引上げてシャッタ22を閉じたのち、ハウジングAから止水ケース27を取り外して、操作軸26に第1シール材6Aが固着された交換管部2Aを備えた止水弁2を切断装置20及び切断除去管部1Bに替えて装着し、図10に示すように、再び、前記止水ケース27をハウジングAに装着する。
(4)図11に示すように、前記シャッタ22を開放して操作軸26を前記昇降手段を用いてハウジングA側に挿入移動させ、止水弁2をハウジングA内の切断残置管部1Aとの接続位置、つまり、切断残置管部1Aと交換管部2Aとが同芯状態となる位置まで挿入して、両管部1A,2Aを同芯状態に配置する。しかるのち、図12に示すように、前記ハウジングAに設けられている両継ぎ輪セッタ25の操作ネジ軸24を操作して、前記第1分割継ぎ輪4の大径筒部4aの内周面が第1シール材6Aと接触する、詳しくは、大径筒部4aの内周面と交換管部2Aの外周面との間に第1シール材6Aが介在される状態となる位置まで、各第1分割継ぎ輪4を交換管部2A側に押し込み移動して、各切断残置管部1Aと交換管部2Aとの間を仮り密封した状態で接続して、両切断残置管部1A間に止水弁2を仮設的に接続する。
(5)図13に示すように、前記ハウジングAから止水ケース27及びバルブ23を取り外すとともに、ハウジングAを分解して水道管1から取り外して止水弁2を掘削空間内に露出させたのち、第2分割継ぎ輪5を構成する両継ぎ輪部材5Aの各々を管径方向外方側から各切断残置管部1Aに装着し、第3止水パッキン14を挾持した状態でボルト・ナット16を介して接合して各第2分割継ぎ輪5を対応する切断残置管部1Aに外嵌させる。
そして、前記第1分割継ぎ輪4の他方のフランジ4dと、交換管部2Aのフランジ2bとをボルト・ナット9を介して接合連結するとともに、前記第2分割継ぎ輪5を、先付けした第1分割継ぎ輪4に対して、管軸芯P方向で相対向するフランジ4c,5a同士を第1止水パッキン7を挾持した状態でボルト・ナット8を介して接合することにより密封状態で連結する。
更に、各切断残置管部1Aにゴム製の紐状のシール部材を巻き付け、それの両端側を接着剤で接合して前記第3シール材6Cを形成し、該第3シール材6Cを、押輪11を介して第2分割継ぎ輪5の内周面と切断残置管部1Aの外周面との間に押し込み、押輪11と第2分割継ぎ輪5の他方のフランジ5bとをボルト・ナット10を介して接合して第3シール材6Cの抜け出しを防止し、止水弁2を水道管1に本設する。
尚、水道管1に止水弁2が本設されるまでは、該止水弁2は開放状態に維持される。
【0024】
〔第2実施形態〕
図14は、前記第1実施形態の別実施形態を示し、前記継ぎ輪3を構成する第1分割継ぎ輪4には、環状凹部4eと第1分割継ぎ輪4外部とを連通する複数の通気孔30が、第1分割継ぎ輪4の円周方向に沿って貫通形成されている。
前記通気孔30は、地震や不同沈下等に起因する外力による前記切断残置管部1Aと交換管部2Aとの相対離間移動で、切断残置管部1Aと第2シール材6Bとの接触が解除される位置まで、該切断残置管部1Aと継ぎ輪3とが相対的に引き抜き移動したとき、第2シール材6Bが環状凹部4eから半径方向内方、換言すれば管軸芯P側に抜け出し移動することを阻止する抜止め手段31に構成されている。
つまり、前記継ぎ輪3内部を流動する水道水の水圧が継ぎ輪3外部の外気圧よりも高い条件下では、その圧力差により、第2シール材6Bが環状凹部4e内の通気孔30の開口に押し付けられて、この通気孔30を閉塞する状態で第2シール材6Bが環状凹部4e内に保持され、第2シール材6Bの環状凹部4eから管軸芯P側への抜け出し移動が阻止される。
その他の構成は前記第1実施形態と同様に構成されていて、前記第1実施形態で説明した構成部分と同一構造又は同一機能を有する構成部分には、前記第1実施形態で付記した番号を付記してそれの説明を省略する。
【0025】
〔第3実施形態〕
図15は、前記第1実施形態の別実施形態を示し、前記第1分割継ぎ輪4の一方のフランジ4cと、第2分割継ぎ輪5の一方のフランジ5aとの連結部分の内周面と切断残置管部1Aの外周面との間に、前記シール材6としての環状の第4シール材6Dが介在されている。
前記第4シール材6Dは、両フランジ4c,5aの相対向面に亘って形成され、切断残置管部1Aの外周面に向かって開口する環状凹部32に内嵌されていて、この第4シール材6Dの一部が、前記両フランジ4c,フランジ5aとの間に挾持される第1止水パッキン7に兼用構成されている。
前記第4シール材6Dは、管径方向で切断残置管部1Aの外周面と相対向する状態では、該切断残置管部1Aの外周面に密着状態で接触しており、第4シール材6Dの内周面で、かつ、管軸芯P方向中間部には、第4シール材6Dの内周面を半径方向外方側に押圧する弾性的に縮径変形可能な抜止め部材としての帯状のCリング33が、この管軸芯P方向中間部のみを継ぎ輪3側に弾性圧縮する状態で内嵌されている。
前記Cリング33は、地震や不同沈下等に起因する外力による前記切断残置管部1Aと交換管部2Aとの相対離間移動で、切断残置管部1Aと第4シール材6Bとの接触が解除される位置まで、該切断残置管部1Aと継ぎ輪3とが相対的に引き抜き移動したとき、第2シール材6Bが環状凹部4eから半径方向内方、換言すれば管軸芯P側に抜け出し移動することを阻止する抜止め手段31に構成されている。
その他の構成は前記第1実施形態と同様に構成されていて、前記第1実施形態で説明した構成部分と同一構造又は同一機能を有する構成部分には、前記第1実施形態で付記した番号を付記してそれの説明を省略する。
尚、図示はしないが、当該第3実施形態において、前記第2実施形態で説明したように、前記継ぎ輪3を構成する第1分割継ぎ輪4に、環状凹部4eと第1分割継ぎ輪4外部とを連通する複数の通気孔30を、第1分割継ぎ輪4の円周方向に沿って貫通形成してもよい。
【0026】
〔その他の実施形態〕
▲1▼ 前記各実施形態では、継ぎ輪3を、管軸芯方向から密封状態で脱着自在に連結される二つの分割継ぎ輪4,5から構成したが、継ぎ輪3を、管軸芯方向から密封状態で脱着自在に連結される三つ以上の分割継ぎ輪から構成してもよい。
▲2▼ 前記各実施形態では、既設管として地中に埋設された水道管1を例示して説明したが、水道管に限定されるものではなく、例えばガス管やパイプライン等の前記水道管以外の各種の流体輸送管であってもよい。
また、地上に露出した既設の流体輸送管の管接続構造に、本発明の管接続構造を適用してもよい。
▲3▼ 前記各実施形態では、流体制御弁として止水弁2を例示して説明したが、止水弁に限定されるものではなく、例えば分岐弁であってもよい。
▲4▼ 前記各実施形態では、地中に埋設された既設管の一例である水道管1の一部に、交換管部2Aを備えた止水弁2を連通接続する場合の管接続構造について説明したが、水道管1の途中に亀裂が生じた場合、この亀裂が存在する管部分を切断除去し、この切断除去管部1Bに替えて筒状の交換管部を連通接続して水道管1を補修する場合の管接続構造に、本発明の管接続構造を適用してもよい。
▲5▼ 前記各実施形態では、不断水状態を維持しながら、水道管1の一部を、密封されたハウジングA内で切断除去したのち、該ハウジングA内に残置された水道管1の切断残置管部1A間に、切断除去管部1Bに替わる交換管部2Aを備えた止水弁2を連通接続したが、不断水状態を維持する必要がない場合には、ハウジングAを用いることなく、水道管1の一部を切断除去したのち、水道管1の切断残置管部1A間に、切断除去管部1Bに替わる交換管部2Aを備えた止水弁2を連通接続してもよい。
▲6▼ 前記ハウジングAの構造、及び、それに付随するバルブ23、切断装置20、操作軸26及び止水ケース27等の構造は適宜変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における管接続構造の断面図
【図2】図1のII−II線断面図
【図3】図1のIII−III線断面図
【図4】切断残置管部と交換管部との相対収縮移動状態を示す断面図
【図5】切断残置管部と交換管部との相対離間移動状態を示す断面図
【図6】切断残置管部間に交換管部を配設した状態を示す断面図
【図7】工事の工程を示し、水道管に第1分割継ぎ輪を外嵌した状態の概略図
【図8】工事の工程を示し、水道管にハウジング、止水ケース及び切断装置を装着した状態の概略図
【図9】工事の工程を示し、切断除去管部を切断除去した状態の概略図
【図10】工事の工程を示し、交換管部を止水ケース内に挿入した状態の概略図
【図11】工事の工程を示し、交換管部をハウジング内に挿入した状態の概略図
【図12】工事の工程を示し、切断残置管部と交換管部とに亘って第1分割継ぎ輪を外嵌させた状態の概略図
【図13】工事の工程を示し、水道管からハウジングを取り外して第1分割継ぎ輪に第2分割継ぎ輪を連結した状態の概略図
【図14】本発明の第2実施形態における管接続構造の断面図
【図15】本発明の第3実施形態における管接続構造の断面図
【符号の説明】
A ハウジング
P 管軸芯
1 既設管(水道管)
1A 管部(切断残置管部)
1B 切断除去管部
2A 管部(交換管部)
2a ストッパー面
3 継ぎ輪
4 第1分割継ぎ輪
4a 大径筒部
4b 小径筒部
4e 環状凹部
5 第2分割継ぎ輪
6 シール材
30 通気孔
31 抜け止め手段
32 環状凹部
33 抜け止め部材(Cリング)
Claims (3)
- 密封されたハウジング内で既設管の一部を切断除去したのちの切断残置管部とこれに切断除去管部に替わって管軸芯方向で相対向する流体制御弁の交換管部とに亘って継ぎ輪を外嵌し、この継ぎ輪の内周面と切断除去管部の外周面との間には、外力による両管部の相対離間移動を許容する状態で密封用のシール材を介在するとともに、前記継ぎ輪の内周面と流体制御弁の交換管部の外周面との間には密封用のシール材を介在し、更に、前記継ぎ輪と流体制御弁の交換管部とを固定連結してある管接続構造であって、
前記流体制御弁の交換管部の内径を、切断残置管部の入り込み移動を許容する内径に構成するとともに、前記流体制御弁の交換管部の内周面には、前記切断残置管部と流体制御弁の交換管部とが外力によって所定量相対収縮移動したとき、前記切断残置管部の端面に管軸芯方向から接当するストッパー面を形成してある管接続構造。 - 前記継ぎ輪が、前記流体制御弁の交換管部に外嵌する大径筒部及び前記切断除去管部に外嵌する小径筒部を備えた第1分割継ぎ輪と、前記切断除去管部に外嵌し、かつ、第1分割継ぎ輪に管軸芯方向から密封状態で脱着自在に連結される第2分割継ぎ輪とから構成されている請求項1記載の管接続構造。
- 前記第1分割継ぎ輪の大径筒部の内周面と流体制御弁の交換管部の外周面との間に密封用の第1シール材が介在されているとともに、前記第1分割継ぎ輪の小径筒部の内周面と切断除去管部の外周面との間及び第2分割継ぎ輪の内周面と切断除去管部の外周面との間の各々に、外力による両管部の相対離間移動を許容する状態で密封用の第2シール材及び第3シール材が介在されている請求項2記載の管接続構造。
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