JP3804867B1 - 除湿機能付浴室暖房乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 洗面所やトイレなども換気可能としつつ、安定した除湿性能を維持可能とした除湿機能付浴室暖房乾燥機を提供することを目的とする。
【解決手段】 浴室以外の空間に接続可能とされた吸引口と、換気ファンにより前記浴室以外の空間の空気を前記吸引口を介して吸引可能とした吸引室と、除湿ロータと、循環ファンにより浴室内の空気を吸引し前記除湿ロータを介して前記浴室内に循環させる循環風路と、前記浴室内の空気を再生ヒータにより加熱した後に前記除湿ロータを介して取り出し可能な再生風路と、前記再生風路と前記吸引室とを連通させるとともに前記再生ヒータおよび除湿ロータを介して取り出された空気を前記吸引室に排出させる第1連通口と、前記第1連通口を開閉する再生用シャッターと、を備えたことを特徴とする除湿機能付浴室暖房乾燥機を提供する。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、除湿機能付浴室暖房乾燥機に関し、より具体的には、浴室を換気したり暖房する機能に加えて、浴室内の湿度を下げる除湿機能も有する除湿機能付浴室暖房乾燥機に関する。
一般家庭などにおいて、浴室に設置する浴室暖房乾燥機が普及しつつある。浴室を暖房することにより、例えば冬場などの外気温が低い時でも温度の急激な変化を抑えて快適な入浴ができる。また、換気したり涼風を流すことにより、夏場でも心地よい入浴が可能となり、浴室のカビなども防げる。さらにまた、衣類を浴室内で乾燥させることにより、天候によらずいつでも洗濯ができる。
浴室内はもともと湿度が高い空間であることや、衣類の乾燥をさらに効率的に実施することを考慮すると、浴室暖房乾燥機に除湿機能も付加することが望ましい。このような除湿機能を実現する手段として、例えば、ゼオライトやシリカゲルなどの吸着剤を用いて浴室内の水分を吸着させ、再生して浴室外に放出させる技術が提案されている(例えば、特許文献1乃至3)。
特開平9−225249号公報 特開平11−4998号公報 特開平8−35696号公報
近年、浴室暖房乾燥機には、建築基準法に対応した住居全体の24時間換気システムとしての機能が求められている。このためには、浴室のみの換気だけではなく、洗面所あるいはトイレからも換気できる構造にする必要がある。また、建築基準法で住居全体における換気量が住居空間体積の0.5倍以上と義務付けられているため、浴室暖房乾燥機には住居の大きさに応じた換気量の調整機能も必要とされ、浴室暖房乾燥機から屋外に通じるダクト圧損の影響を受けないように制御する必要がある。
このような、建築基準法に対応した浴室暖房乾燥機にデシカント除湿機能を付与する場合、技術的なブレークスルーが必要であった。
本願発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、その目的は、洗面所やトイレなども換気可能としつつ、安定した除湿性能を維持可能とした除湿機能付浴室暖房乾燥機を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一態様によれば、
浴室以外の空間に接続可能とされた吸引口と、
換気ファンにより前記浴室以外の空間の空気を前記吸引口を介して吸引可能とした吸引室と、
除湿ロータと、
浴室内の空気を吸引し前記除湿ロータを介して前記浴室内に循環させる循環風路と、
前記循環風路に設けられた循環ファンと、
前記浴室内の空気を再生ヒータ及び前記除湿ロータを介して第1連通口から前記吸引室に排出可能な再生風路と、
前記第1連通口を開閉し、前記再生風路から前記吸引室に排出される風量を調節可能な再生用シャッターと、
前記再生ヒータと前記再生用シャッターを制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記再生風路から前記吸引室に所定風量が排出されるように前記再生用シャッターを制御することを特徴とする除湿機能付浴室暖房乾燥機が提供される。
上記構成によれば、洗面所やトイレからの空気を吸引口を介して吸引し、吸引室から外部へ排出させて24時間換気をおこなうべく常に運転状態となっている換気ファンを利用し、洗面所やトイレの換気以外にも、浴室と吸引室とを連通させる第1連通口に配設された再生用シャッターを開閉することで除湿ロータの再生を可能とするとともに、浴室内の空気の換気も可能とすることができる。本来、浴室および洗面所やトイレを暖房・乾燥・換気に加えて除湿をするには循環用ファン、換気用ファンに加えて除湿ロータ再生用ファンが必要となるため除湿機能付浴室暖房乾燥機が大型化するが、除湿ロータ再生用ファンを削減することができることで、除湿機能付浴室暖房乾燥機の小型化を図ることが可能となる。
また、第1連通口から出てくる温風温度が高い場合、浴室以外の空間の空気と吸引室で混合されるため、除湿機能付浴室暖房乾燥機から排出される空気の温度を低下できる。その結果として、樹脂製の排気ダクトを用いた現場にも設置可能となる。
ここで、前記再生用シャッターは、前記再生風路から前記吸引室に排出される風量を開閉により調節可能とすることにより、換気ファンの風量(回転数)などによらずに、再生風路に最適な風量の再生用空気を流すことができる。
建築基準法に適合した浴室暖房乾燥機は、現場毎に必要風量、排気ダクト圧損が異なるため、換気ファンの回転数は変わる。一方、除湿ロータを再生する場合は、一定の除湿能力を得るために再生熱量及び再生風量を一定にする必要がある。
本発明によれば、換気ファンの回転数が異なる場合においても再生シャッターの開度を調節可能とすることにより再生風量を一定にすることが可能となる。
洗面所やトイレに加え浴室からも換気するためには、かなりの風量出力が可能な換気ファンが必要となり、且つ除湿ロータの再生のための換気も必要であるため、各室の換気機能を果たしながら安定した除湿機能を維持するためには、換気ファンの能力が限定されてくる。本発明によれば、再生用シャッターの開閉を調節することで、換気ファンの能力に拘わらず効率のよい換気に対応することができ、24時間換気の機能を果たしながら安定した除湿機能を維持することができる。
また、前記制御部は、前記再生ヒータ通過後の空気の温度、再生風路の風速、再生ヒータの出力または前記換気ファンの回転数に応じて前記再生用シャッターを制御するものとすれば、再生ヒータが過熱したり、十分に暖まらないなどの問題を解消でき、常に所定の再生能力を得ることができる。
また、前記浴室と前記吸引室とを連通する第2連通口を備え、第2連通口を開閉する換気用シャッターをさらに備えたものとすれば、再生ヒータや除湿ロータなどを介さずに浴室内の空気を吸引して換気できる。つまり、再生ヒータや除湿ロータなどを介さないことにより、高い排気コンダクタンスが得られ、効率的な換気が可能となる。
一方、前記除湿ロータを通過する前記循環風路の流れ方向と、前記除湿ロータを通過する前記再生風路の流れ方向と、が同一であるものとすれば、浴室空気を循環風及び再生風として除湿ロータへ供給する場合、風路を短くかつ屈曲なく構成することができる。よって、循環風用のファンモータなどの送風能力を低くすることができるため、ファンの小型化が可能となり、スリム且つコンパクトな除湿機能付浴室暖房乾燥機を提供することができる。
また、前記循環風路において、前記循環ファンは前記除湿ロータよりも下流側に設けられ、前記循環ファンよりも下流側に暖房ヒータが設けられたものとすることができる。
これにより、浴室内の空気を循環ファンで吸引して暖房ヒータで過熱し、再び浴室内へ送出させて浴室内を暖め乾燥させるだけでなく、除湿ロータよりも下流側に設けられた循環ファンで浴室内から吸引された空気を、暖められた除湿ロータを通過させ、この空気を暖房ヒータで再過熱させるため、乾燥性能をより高くすることができる。
本願発明によれば、洗面所やトイレなども換気可能としつつ、安定した除湿性能を維持可能とした除湿機能付浴室暖房乾燥機を提供することができ、産業上のメリットは多大である。
以下、図面を参照しつつ本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本願発明の実施の形態にかかる除湿機能付浴室暖房乾燥機の全体構成を例示する概念図である。
すなわち、本実施形態の除湿機能付浴室暖房乾燥機1は、除湿ロータ10を備え、この除湿ロータ10を通過する循環風路100と再生風路200とが形成されている。除湿ロータ10は、ロータ回転用モータ60により必要に応じて回転可能とされている。
循環風路100には、除湿ロータ10の下流側に設けられた循環ファン20と、その下流に設けられた暖房ヒータ30と、が設けられている。循環ファン20は、浴室内の空気を除湿ロータ10を介して吸引し、暖房ヒータ30を介して矢印Dで表したように浴室内に送出する。暖房ヒータ30を加熱することにより、浴室内を暖房することができる。
一方、再生風路200は、除湿ロータ10の再生部を通過するように設けられている。除湿ロータ10の再生部の上流側には、再生ヒータ40が設けられている。また、再生風路200と吸引室220との間には第1連通口202が設けられ、再生用シャッター82を介して吸引室220に連通可能とされている。吸引室220には、換気ファン50と、吸引口210と、排出口230と、が設けられている。換気ファン50の動作によって、吸引口210を介して洗面室やトイレなどの浴室以外の空間の空気を吸引し、排気口230を介して屋外に排気する。また、吸引室220と浴室空間との間には、第2連通口212が設けられ、換気用シャッター80を開けると浴室内の空気を吸引室220に吸引し、排出口230を介して屋外に排気可能とされている。
再生用シャッター82が開くと、再生ヒータ40により加熱された浴室内の空気が除湿ロータ10を介して換気ファン50により吸引され、再生風路200、第1連通口202、吸引室220、排出口230を介して屋外に排出される。この時に、除湿ロータ10を加熱された空気が通過し、湿気を含んだ除湿ロータ10から水分を蒸発させることで除湿ロータ10の再生が可能とされている。そして、後に詳述するように、本願発明においては、再生用シャッター82の開度を調節することより、換気ファン50の吸引風量によらず、再生ヒータ40を一定の温度に維持できる。その結果として、どのような現場に設置しても、安定した再生能力が得られる。
また、ロータ10を介して換気ファン50により吸引された空気は温度が高いが、吸引口210から吸引される洗面所やトイレなどの空間の空気と吸引室220で混合され冷却されるため、排出口230から出る空気の温度は低く樹脂製の配管で構成される排気ダクトにも対応可能となる。
図2は、本具体例の除湿機能付浴室暖房乾燥機を設置した状態を例示する模式図である。
すなわち、除湿機能付浴室暖房乾燥機1は、浴室400の天井裏に設置される。そして、吸気ダクト702、704を介して、洗面所500とトイレ600の空間を24時間、常時吸引する。吸引された空気は、排気ダクト706を介して室外に排出される。洗面所500やトイレ600などを換気するための専用の換気扇を設ける代わりに、その換気機能も浴室暖房乾燥機に兼ねさせることにより、設置する機器の数を減らして、機器コストや設置の手間などを軽減できる。
図3は、本実施形態の除湿機能付浴室暖房乾燥機を浴室に設置した状態を例示する模式図である。
同図に例示したように、本実施形態の浴室暖房乾燥機1は、一戸建てやマンションに設置されている多くの浴室400の天井裏に設置することができる。そして、除湿機能を活用することにより、洗濯物を迅速に乾燥させ、浴室のカビなども効果的に抑制できる。
図4は、本実施形態の除湿機能付浴室暖房乾燥機における要素の配置を表す概念図である。同図については、図1乃至図3に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
循環ファン20により吸引された浴室内の空気は、矢印A、B、C、Dで表したように、除湿ロータ10と暖房ヒータ30を通過して、再び浴室内に排出される。一方、換気ファン50により吸引された浴室内の空気は、矢印F、G、Hで表したように、再生ヒータ40により加熱され、除湿ロータ10を通過し、再生風路200から再生用シャッター82を介して排出される。そして、循環風路100と再生風路200とは、除湿ロータ10の上部で仕切15により仕切られている。
なお、実際の除湿機能付浴室暖房乾燥機においては、循環ファン20及び換気ファン50は、軸流ファン(プロペラファン)ではなく、いわゆる「シロッコ・ファン」と呼ばれるタイプのファンにより構成される。シロッコ・ファンを用いることにより、特に大きな風量を確保しつつ厚みをスリムに抑えることができる。
除湿ロータ10は、例えば、ハニカム構造のセラミックペーパーからなり、その表面にゼオライトやシリカゲルなどの吸湿性材料が担持されている。除湿ロータ10の直径は例えば150乃至300ミリメータ程度であり、その厚みは15乃至50ミリメータ程度である。
また、暖房ヒータ30や再生ヒータ40としては、安全性などの観点からPTC(positive temperature coefficient:正温度係数)ヒータを用いることが望ましい。PTCヒータは、抵抗体の電気抵抗値が、温度上昇と共に増加するために、自己温度制御性を有する。
除湿運転時には、除湿ロータ10を矢印R(あるいはその反対方向)に回転させながら、循環ファン20により浴室内の空気を吸引する。回転速度は、例えば、毎分0.5回転程度とすることができる。除湿ロータ10を通して矢印Aの流れに示すように浴室から吸引された湿気を含んだ空気は、除湿ロータ10を通過する時に、その表面に担持されている吸湿性材料により除湿され、乾燥した空気が循環風路100を介して浴室内に送出される。
また、この時、再生ヒータ40を加熱し、再生用シャッター82を開いて換気ファン50で吸引することにより除湿ロータ10の再生処理も実行する。つまり、再生ヒータ40により加熱された浴室内の空気を除湿ロータ10に通過させることにより、除湿ロータ10の表面の吸湿性材料が吸着した水分を放出させる。水分を含んだ空気は、再生風路200から再生用シャッター82を介して外部に排出される。
このように、除湿ロータ10を回転させながら、循環風路100において除湿し、再生風路200において再生することにより、浴室内を連続的に除湿することができる。
そして、本実施形態においては、再生に際して、再生用シャッター82の開度を適宜調節することにより、再生ヒータ40を常に所定の加熱温度に維持することができる。
図5及び図6は、再生用シャッター82の動作を説明するための模式図である。
すなわち、除湿ロータ10の再生に際して、再生用シャッター82の開度は、図5に例示した如く小さくすることも可能であり、また図6に例示した如く大きくすることも可能とされている。図5に例示した如く、再生用シャッター82の開度が小さい場合には、除湿ロータ10から換気・再生風路200に至る連通路のコンダクタンスが小さいので、再生ヒータ40を通過する風量が低下する。一方、図6に例示した如く、再生用シャッター82の開度が大きな場合は、換気・再生風路200への連通路のコンダクタンスが大きくなるので、再生ヒータ40を通過する風量が増加する。
このように、再生ヒータ40を通過する風量を制御することにより、再生ヒータ40において発生する発熱量を常に所定のレベルに維持することが可能となる。
図7は、再生ヒータ40として用いられるPTCヒータを通過する風量とその消費電力量(熱量)との関係を例示するグラフ図である。
前述したように、再生ヒータ40としては、安全性などの観点から、PTC(positive temperature coefficient:正温度係数)ヒータを用いることが望ましい。PTCヒータは、その電気抵抗の変化が温度に対して正の係数を有する。つまり、温度が高くなると電気抵抗が増加し、過熱が自動的に抑制される。従って、PTCヒータは、通常は、一定の電圧(例えば、AC100ボルト)を印加して使用する。
しかし、PTCヒータに一定電圧を印加して使用した場合、図7に例示したように、通過する風量に対してヒータの消費熱量が変化する。これは、PTCヒータがある一定温度を保つように電力を制御する電気特性があり、風量が増加すると、風に奪われる熱量が増し、ヒータ温度の低下を防ごうとPTCヒータの消費電力が増すからである。すなわち、風量が変化すると、ヒータの発生熱量が変化してしまい、除湿ロータ10の再生能力が変動してしまうことになる。具体的には、風量が多いと消費熱量が増大して除湿ロータ10の再生部の温度が高くなりすぎ、一方、風量が少ないと消費熱量が低下して除湿ロータ10の再生部の温度が低くなり再生能力が不足する場合もあり得る。
これに対して、換気ファン50の回転数を制御することにより、再生ヒータ40を通過する風量を調節する方法も考えられる。しかし、換気ファン50によって洗面所やトイレなどを換気する場合には、建築基準法に基づき、1時間あたり住居空間体積の0.5倍の換気量で24時間、常時運転することが必要とされる。つまり、換気ファン50の吸引風量(あるいは回転数)は、機器を設置する住居の住居空間体積や、設置される排気ダクトの圧力損失量などにより決定される。
そこで、本実施形態によれば、再生用シャッター82の開度を制御することにより、再生ヒータ40を通過する風量を調整し、再生ヒータ40の消費電力量(熱量)を一定のレベルに制御する。つまり、再生ヒータ40の消費電力量が所定のレベルに維持されるように、再生用シャッター82の開度をフィードバック制御する。その結果として、除湿ロータ10の再生部に与えられる熱量を所定のレベルに維持でき、設置現場によらずに常に所定の再生能力が得られる。
図8は、本実施形態の除湿機能付浴室暖房乾燥機の制御構造を例示するブロック図である。
すなわち、循環ファン20や再生ヒータ40、再生用シャッター82などの動作は、制御部12により制御される。そして、本実施形態においては、再生ヒータ40通過後のサーミスタ42の検知温度、再生風路の風速センサ45の検知風速、再生ヒータ40の出力または換気ファン50の風量などをモニタし、その結果に基づいて再生用シャッター82の開度をフィードバック制御することができる。
なお、前記モニタの対象は、少なくとも一つあればよい。
図9は、再生用シャッター82を調節する構成を例示するブロック図である。
すなわち、本具体例においては、制御部12に、電力量検知部12Aと、換気風量演算部50A、風速センサ45、サーミスタ42と、演算部12Bと、シャッター制御部12Cと、が設けられている。電力量検知部12Aは、再生ヒータ40の消費電力量を検知し、その結果を演算部12Bに出力する。換気風量演算部50Aは、換気ファン50の回転数や入出力状態から換気風量を演算し、その結果を演算部12Bに出力する。また、風速センサ45は再生風路の風速を、サーミスタ42は再生ヒータ40通過後の温度を演算部12Bに出力する。演算部12Bは、電力量検知部12A、換気風量演算部50A、風速センサ45、サーミスタ42などから出力された情報に基づいて、再生用シャッター82の開度を制御する制御パラメータを決定し、そのパラメータをシャッター制御部12Cに出力する。なお、演算部12Bが制御パラメータを決定するために用いる情報としては、前述したもののうちの少なくとも一つあればよい。シャッター制御部12Cは、演算部12Bから出力された制御パラメータに基づいて、再生用シャッター82の開度を調整する。演算部12Bにおいて実行される演算としては、例えば、P(比例)制御に準ずるものや、PID(比例・積分・微分)制御に準ずるものなどの各種の態様を採用できる。
このようにすれば、換気ファン50の回転数を設置現場にあわせて適宜変えた場合も、あるいは、設置現場にあわせて換気ファン50のサイズ(風量)を変更したような場合でも、再生シャッター82の開度を調節することにより、再生ヒータ40を通過する風量を常に最適のレベルに維持できる。その結果として、再生ヒータ40の消費熱量を常に所定のレベルに維持して、所期の再生能力を安定的に得ることができる。
またさらに、本実施形態によれば、除湿ロータ10を通過する循環風路100の流れの方向と、再生風路200への流れの方向と、が同方向とされている。
図10は、除湿ロータ10を通過する空気の流れ方向を説明するための模式図である。 すなわち、循環風路100においては、除湿ロータ10の下流側に設けられた循環ファン20によって、矢印A及びBで表した方向に空気が通過する。一方、再生風路200においても、除湿ロータ10の下流側に設けられた換気ファン50によって、矢印F及びGで表した方向に空気が通過する。
このように、除湿ロータ10を通過する空気の流れを同方向とすることにより、仕切15での空気のリークを低減できる。すなわち、除湿ロータ10の円滑な回転を阻害することがないように、除湿ロータ10と仕切15との間には、ある程度の隙間(クリアランス)を設ける必要がある。しかし、ここで空気がリークすると、除湿や再生の効率が低下するという問題が発生する。
図11は、本願発明者が検討した比較例の除湿機構を例示する模式図である。すなわち、本比較例の場合、循環風路100の空気の流れ(矢印A)と再生風路200の加熱された空気の流れ(矢印F)は、除湿ロータ10において反対方向である。つまり、循環ファン20と換気ファン50は、除湿ロータ10をはさんで反対側に設けられ、それぞれ反対方向に空気を吸引する。このようにすると、循環風路100と再生風路200との間の圧力差が大きくなる。例えば、除湿ロータ10において圧力損失が生ずるので、循環風路100の除湿ロータ10の上流側の圧力P1は、再生風路200の下流側の圧力P2よりも高くなる。このために、仕切15の隙間において、矢印L1の方向に空気のリークが発生する。
同様に、循環風路100の除湿ロータ10の下流側の圧力P3は、再生風路200の上流側の圧力P4よりも低くなる。このために、仕切15の隙間において、矢印L2の方向に空気のリークが発生する。
このように、仕切15においてリークが発生すると、除湿や再生の効率が低下する。すなわち、矢印L2の方向にリークが発生すると、再生用の加熱空気が循環風路100に混入するため除湿ロータ10への再生熱が減少するため、再生効率の低下、除湿効率が低下する。
これに対して、本実施形態においては、図10に表したように循環風路100と再生風路200の除湿ロータ10における空気の流れが同方向にすることができる。このようにすると、除湿ロータ10における圧力損失も同方向に発生し、循環風路100と再生風路200の圧力の差が小さくなる。すなわち、循環風路100の圧力P1と、再生風路200の圧力P2と、の差が小さく、仕切15の隙間でのリークの発生を抑制できる。その結果として、除湿効率や再生効率の低下を防いで、効率的な運転ができる。
また、循環風路100と再生風路200の除湿ロータ10における空気の流れを同方向とすることにより、除湿ロータおよび再生ヒータ40に均一に空気が取り込まれ、再生ヒータ40に均一に空気が取り込まれることで均一に加熱された再生用空気を除湿ロータ10に送ることができる。
以下、本実施形態の除湿機能付浴室暖房乾燥機(以下、単に「浴室暖房乾燥機」と呼ぶ)の動作について、具体例を挙げつつ説明する。
図12は、本実施形態の浴室暖房乾燥機を操作するリモコンの操作パネルを例示する模式図である。
すなわち、本実施形態の浴室暖房乾燥機は、例えば、「換気」、「衣類乾燥」、「浴室除湿」、「暖房」、「涼風」などの動作モードを有する。以下、それぞれの動作モードについて説明する。
図13は、「換気」の動作モードを例示するフローチャートである。
また、図14は、この動作モードにおける浴室暖房乾燥機の模式図である。
すなわち、「換気」モードにおいては、換気用シャッター80が開かれ(ステップS101)、再生用シャッター82が閉じられて(ステップS102)、換気ファン50が運転される(ステップS103)。なお、換気ファン50は、洗面所やトイレなどを常時排気するので、通常はすでに運転されている状態にある。またこの時、循環ファン20、暖房ヒータ30、再生ヒータ40は動作させない。
この状態で、浴室内の空気は、図14に矢印Eで表した経路で第2連通口212を介して換気ファン50に吸引され、矢印Hで表したように、排気ダクトに排出される。この時、浴室内には、例えば、窓やドアに設けられた換気スリットなどから新鮮な外気が導入され、換気される。また同時に、換気ファン50によって矢印Iで表したように洗面所やトイレなどから吸引された空気も、矢印Hで表したように換気・再生風路200を介して屋外に排出される。
なお、換気用シャッター80の代わりに再生用シャッター82を開いても浴室の換気は可能である。ただし、換気用シャッター80を介して換気した場合には、再生ヒータや除湿ロータなどを介さずに浴室内の空気を吸引して換気できる点で有利である。つまり、再生ヒータや除湿ロータなどを介さないことにより、高い排気コンダクタンスが得られ、効率的な換気が可能となる。
図15は、「衣類乾燥」と「浴室除湿」の動作モードの一態様を例示するフローチャートである。
また、図16は、この動作モードにおける浴室暖房乾燥機の模式図である。
すなわち、「衣類乾燥」と「浴室除湿」の動作モードにおいては、換気用シャッター80は半開の状態にされ(ステップS111)、再生用シャッター82は閉じられ(ステップS112)、換気ファン50と循環ファン20がそれぞれ運転される(ステップS113、S114)。そして、暖房ヒータ30に通電する(ステップS115)。
つまり、換気用シャッター80を介して部分的に換気しつつ、循環風路100を介して浴室内を暖房する。浴室内が暖房されることにより水分が蒸発し、換気用シャッター80を介して外部に排出されることにより、浴室内の湿度を低下させることができる。
図17は、「衣類乾燥」と「浴室除湿」の動作モードの他の一態様を例示するフローチャートである。
また、図18は、この動作モードにおける浴室暖房乾燥機の模式図である。
この動作モードにおいては、換気用シャッター80は閉じられ(ステップS121)、再生用シャッター82は開かれ(ステップS122)、換気ファン50と循環ファン20がそれぞれ運転される(ステップS123、S124)。そして、除湿ロータを回転させて(ステップS125)、再生ヒータ40に通電する(ステップS126)。
つまり、循環風路100を介して浴室内の空気を除湿ロータ10に通過させることにより、水分を除湿ロータ10に吸着させ、一方、矢印F、G、Hで表したように、再生ヒータ40を通過した空気により除湿ロータ10を加熱し、放出された水分を換気ファン50により換気・再生風路200を介して排出する。この時に、図5乃至図9に関して前述したように、再生ヒータ40の消費電力量をモニタしてその結果により再生用シャッター82の開度をフィードバック制御する。このようにすれば、換気ファン50の風量(あるいは回転数)によらず、また同時に換気している洗面所やトイレからの吸引風量が何らかの原因で変動したような場合でも、再生ヒータ40の発生熱量を常に所定のレベルに維持し、安定した再生能力が維持される。
なお、図19に例示した如く、この動作モードにおいて暖房ヒータ30に通電してもよい(ステップS127)。
図15および図16に表した動作態様と、図17乃至図19に表した動作態様と、は、例えば、浴室内の相対湿度に応じて適宜使い分けることができる。例えば、浴室暖房乾燥機に湿度センサを設け、相対湿度が60パーセントを超えた時には、図15及び図16に表した動作態様を選択し、相対湿度が60パーセント以下である時には、図17乃至図19に表した動作態様を選択することができる。相対湿度が高い場合には、除湿機能を用いる場合よりも換気と暖房とを併用したほうが急速に湿度を下げることが可能であるからである。
図20は、「暖房」の動作モードを例示するフローチャートである。
また、図21は、この動作モードにおける浴室暖房乾燥機の模式図である。
この動作モードにおいては、換気用シャッター80と再生用シャッター82はいずれも閉じた状態にされる(ステップS131、S132)。そして、循環ファン20を回して(ステップS133)、暖房ヒータ30に通電する(ステップS134)。この時は、再生ヒータ40は動作させない。つまり、浴室内に温風を循環させることにより暖房する。この状態においても、換気ファン50によって矢印Iで表したように洗面所やトイレなどから吸引された空気は、矢印Hで表したように換気・再生風路200を介して屋外に排出される。
図22は、「涼風」の動作モードを例示するフローチャートである。
また、図23は、この動作モードにおける浴室暖房乾燥機の模式図である。
この動作モードにおいては、換気用シャッター80は半開状態とされ(ステップS141)、再生用シャッター82は閉じた状態とされる(ステップS142)。そして、換気ファン50と循環ファン20を回す(ステップS143、S144)。この時、暖房ヒータ30と再生ヒータ40には通電しない。つまり、浴室内を部分的に換気しつつ涼風を循環させる。
この動作モードにおいても、換気ファン50によって矢印Iで表したように洗面所やトイレなどから吸引された空気は、矢印Hで表したように換気・再生風路200を介して屋外に排出される。
以上説明したように、本願発明によれば、換気ファン50により、洗面所やトイレなどの常時換気を実行しつつ、浴室暖房乾燥機が備える「換気」、「衣類乾燥」、「浴室除湿」、「暖房」、「涼風」などの動作モードを確実に実行させることができる。そして、「衣類乾燥」や「浴室除湿」の動作モードにおいては、再生ヒータの消費電力量をモニタしその結果に基づいて再生用シャッター82の開度をフィードバック制御することにより、換気ファン50の風量(あるいは回転数)によらずに、再生ヒータ40の発生熱量を常に所定のレベルに維持し、安定した再生能力が維持される。また、同時に換気している洗面所やトイレからの吸引風量がドアや窓の開け閉めなどによって変動したような場合でも、再生ヒータ40の発生熱量を常に所定のレベルに維持し、安定した再生能力が維持される。
以上、具体例を参照しつつ、本願発明の実施の形態について説明した。しかし、本願発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、本願発明の除湿機能付浴室暖房乾燥機を構成する除湿ロータ10、循環ファン20、暖房ヒータ30、再生ヒータ40、換気ファン50、ロータ回転用モータ60、換気用シャッター80、再生用シャッター82をはじめとする各要素の形状、構造、材質、サイズ、及び配置関係などについては、当業者が適宜設計変更することにより本願発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができるものも、本願発明の要旨を含む限り、本願発明の範囲に包含される。
その他、本願発明の実施の形態として上述した除湿機能付浴室暖房乾燥機を基にして、当業者が適宜設計変更して実施しうるすべての除湿機能付浴室暖房乾燥機も同様に本願発明の範囲に属する。
本願発明の実施の形態にかかる除湿機能付浴室暖房乾燥機の全体構成を例示する概念図である。 本願発明の具体例の除湿機能付浴室暖房乾燥機を設置した状態を例示する模式図である。 本願発明の実施形態の除湿機能付浴室暖房乾燥機を浴室に設置した状態を例示する模式図である。 本願発明の実施形態の除湿機能付浴室暖房乾燥機における要素の配置を表す概念図である。 再生用シャッター82の動作を説明するための模式図である。 再生用シャッター82の動作を説明するための模式図である。 再生ヒータ40として用いられるPTCヒータを通過する風量とその消費熱量との関係を例示するグラフ図である。 本願発明の実施形態の除湿機能付浴室暖房乾燥機の制御構造を例示するブロック図である。 再生用シャッター82を調節する構成を例示するブロック図である。 除湿ロータ10を通過する空気の流れ方向を説明するための模式図である。 本願発明者が検討した比較例の除湿機構を例示する模式図である。 本願発明の実施形態の浴室暖房乾燥機を操作するリモコンの操作パネルを例示する模式図である。 「換気」の動作モードを例示するフローチャートである。 「換気」の動作モードにおける浴室暖房乾燥機の模式図である。 「衣類乾燥」と「浴室除湿」の動作モードの一態様を例示するフローチャートである。 「衣類乾燥」と「浴室除湿」の動作モードにおける浴室暖房乾燥機の模式図である。 「衣類乾燥」と「浴室除湿」の動作モードの他の一態様を例示するフローチャートである。 「衣類乾燥」と「浴室除湿」の動作モードにおける浴室暖房乾燥機の模式図である。 「衣類乾燥」と「浴室除湿」の動作モードのさらに他の一態様を例示するフローチャートである。 「暖房」の動作モードを例示するフローチャートである。 「暖房」の動作モードにおける浴室暖房乾燥機の模式図である。 「涼風」の動作モードを例示するフローチャートである。 「涼風」の動作モードにおける浴室暖房乾燥機の模式図である。
符号の説明
1 除湿機能付浴室暖房乾燥機
10 除湿ロータ
15 仕切
20 循環ファン
30 暖房ヒータ
40 再生ヒータ
42 サーミスタ
45 風速センサ
50 換気ファン
60 ロータ回転用モータ
80 換気用シャッター
82 再生用シャッター
100 循環風路
200 再生風路
202 第1連通口
210 吸引口
212 第2連通口
220 吸引室
230 排出口
400 浴室
500 洗面所
600 トイレ
702 吸気ダクト
706 排気ダクト

Claims (3)

  1. 浴室以外の空間に接続可能とされた吸引口と、
    換気ファンにより前記浴室以外の空間の空気を前記吸引口を介して吸引可能とした吸引室と、
    除湿ロータと、
    浴室内の空気を吸引し前記除湿ロータを介して前記浴室内に循環させる循環風路と、
    前記循環風路に設けられた循環ファンと、
    前記浴室内の空気を再生ヒータ及び前記除湿ロータを介して第1連通口から前記吸引室に排出可能な再生風路と、
    前記第1連通口を開閉し、前記再生風路から前記吸引室に排出される風量を調節可能な再生用シャッターと、
    前記再生ヒータと前記再生用シャッターを制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記再生風路から前記吸引室に所定風量が排出されるように前記再生用シャッターを制御することを特徴とする除湿機能付浴室暖房乾燥機。
  2. 前記制御部は、前記再生ヒータ通過後の空気の温度、再生風路の風速、再生ヒータの出力または前記換気ファンの回転数に応じて前記再生用シャッターを制御することを特徴とする請求項記載の除湿機能付浴室暖房乾燥機。
  3. 前記浴室と前記吸引室とを連通する第2連通口を備え、前記第2連通口を開閉する換気用シャッターをさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の除湿機能付浴室暖房乾燥機。
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