JP3804252B2 - 液晶装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は液晶装置、特に反射型のモノクロあるいはカラー液晶装置に関し、さらにこの液晶装置を搭載した電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
PDA等の情報ツールや携帯電話、ウォッチ等の携帯型電子機器用途には、消費電力が小さい反射型液晶装置が適している。しかしながら、従来の反射型液晶装置には、視差によるダブルイメージという課題があった。これは液晶層と反射板との間に下側基板の厚み(例えば0.7mm)分だけの距離が存在するために、本来の表自と重なってその影が生じる現象であって、細かい文字等の表示を認識しづらくする。またドットマトリクス表示の各ドットに対応してカラーフィルタを設け、反射型カラー表示を行う場合にも、やはり視差によって入射光と反射光が異なるカラーフィルタを通過することによって、表示色の鮮やかさが損なわれるという課題がある。
【0003】
このような課題を解決するために、液晶セル内に金属反射電極を設けて、液晶層と反射板との距離を縮める方法がAsiaDisplay'95 p.599で内田龍男氏らによって提案された。その構造の概略を図7に示す。図7において、701は光散乱板、702は偏光板、703は位相差板、704は上側基板、705は下側基板、706は透明電極、707は金属反射電極である。光散乱板701は、金属反射電極による鏡面反射を拡散させるために設けるが、コントラストを低下させないために前方散乱板を用いる。前方散乱板とは、透過光の散乱(これを前方散乱と呼ぶ)が大きく、反射光の散乱(これを後方散乱と呼ぶ)が殆ど無い光散乱板である。しかしながら、このように理想的な前方散乱板は得難く、実存の前方散乱板は多少なりとも後方散乱を伴うため、図7のような構造ではコントラストの低下が避けられない。
【0004】
このような場合には、特開平9−113893号公報に開示されているように、偏光板よりも下、即ち液晶セル側に光散乱板を配置することが効果的である。このように配置すると光散乱板で後方散乱された光のうち、少なくとも半分は偏光板によって吸収されるために、コントラストが向上するという効果がある。なお先の特開平9−113893号公報は、用いている光散乱板が特殊であるためもあって、この効果について言及していない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、光散乱板を偏光板の下に配置した液晶装置には、別の原因でコントラストが低下したり、その視角依存性が大きくなるといった課題があった。その原因とは、光散乱板自体が有する複屈折である。
【0006】
そこで本発明は、光散乱板の位置や軸方向を工夫することによって、コントラストが高く、視角が広い反射型液晶装置を提供することを目的とする。また、鮮やかな色が表示できる反射型カラー液晶装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の液晶装置は、少なくとも、偏光板と、光散乱板と、位相差板と、透明電極を備えた上側基板と、液晶層と、金属反射電極を備えた下側基板とを備え、これらを前記の順に配置した液晶装置であって、前記光散乱板が、複屈折を有し、前方散乱が後方散乱に対して相対的に強い光散乱板であり、その遅相軸が前記偏光板の吸収軸とほぼ平行あるいはほぼ直角になるように配置したことを特徴とする。このように構成したため、請求項1記載の液晶装置は、偏光板を通過した直線偏光が光散乱板の複屈折によって乱されなくなって、コントラストが向上し、その視角依存性が小さくなるという効果を有する。
【0008】
請求項2記載の液晶装置は、少なくとも、偏光板と、位相差板と、透明電極を備えた上側基板と、液晶層と、金属反射電極を備えた下側基板とを備え、これらを前記の順に配置し、前記位相差板に隣接する位置に光散乱板を備えた液晶装置であって、前記光散乱板が、複屈折を有し、前方散乱が後方散乱に対して相対的に強い光散乱板であり、その遅相軸が隣接する位相差板の遅相軸とほぼ平行あるいはほぼ直角になるように配置したことを特徴とする。このように構成したため、請求項2記載の液晶装置は、位相差板の複屈折補償が光散乱板で乱されなくなって、コントラストが向上するという効果を有する。
【0009】
請求項3記載の電子機器は、請求項1または請求項2記載の液晶装置を、表示部として備えたことを特徴とする。このように構成したため、請求項3記載の電子機器は、小さい消費電力で高画質な表示を得ることが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0011】
(実施例1)
図1は本発明の請求項1記載の発明に係る液晶装置の構造の要部を示す図である。まず構成を説明する。図1において、101は偏光板、102は光散乱板、103は上側位相差板、104は下側位相差板、105は上側基板、106は液晶層、107は下側基板、108は透明電極、109は金属反射電極である。101と102、102と103、103と104、104と105は、それぞれ互いに糊で接着している。また上下の基板間は広く離して描いてあるが、これは図を明解にするためであって、実際には数μmから十数μmの狭いギャップを保って対向している。なお図示した構成要素以外にも、液晶配向膜や絶縁膜、スペーサー・ボール、シール部、ドライバーIC、駆動回路等の要素も不可欠であるが、これらは本発明を説明する上で特に必要が無く、却って図を複雑にし理解し難くする恐れがあるため、省略した。
【0012】
次に各構成要素について順に説明する。偏光板101は所定の直線偏光成分を吸収し、それ以外の偏光成分を透過する機能を有している。これは現在最も一般に利用されているタイプの偏光板であって、ヨウ素等のハロゲン物質や二色性染料をポリ・ビニル・プチラール等の高分子フィルムに吸着させて作製する。
【0013】
光散乱板102は、屈折率が異なる2種類の微小領域から構成されるフィルムが好ましい。このように構成されることによって、前方散乱が強く後方散乱が小さい光散乱板が得られる。具体的には、微小なビーズをこれとは屈折率が異なる透明なバインダ中に分散したプラスチックフィルムが利用できる。また前記2種類の微小領域が層構造をなし、特定の角度から入射した光のみを散乱するようにしたプラスチックフィルムを利用してもよい。これらのプラスチックフィルムは、いずれも製膜時の異方性等に起因する複屈折を有する。実施例1では前者のビーズ分散プラスチックフィルムを利用したが、このフィルムは主としてベースとして用いたTACフィルムに起因する複屈折を有する。TACフィルムの屈折率は、面内の屈折率がnx=1.4801、ny=1.4800、膜厚方向の屈折率がnz=1.4796であって、厚みが100μmであるから、リターデーション(複屈折率と層厚の積)が約10nmであった。
【0014】
位相差板103と104は、例えばポリ・カーボネート樹脂の一軸延伸フィルムであって、表示の着色を補償するために利用される。ここでは2枚利用したが、1枚だけ利用することも可能である。
【0015】
液晶層106は0度から270度ねじれたネマチック液晶組成物から成る。ねじれ角は上下ガラス基板表面における配向処理の方向と、液晶に添加するカイラル剤の分量で決定する。
【0016】
上側基板105、下側基板107は、いずれもガラス基板である。下側基板は不透明な基板、例えばシリコンウェハー等であっても良い。透明電極108はITO、金属反射電極109はAl−Nd合金で形成した。
【0017】
次に具体的な液晶セルの条件を紹介する。まず図1における液晶層106のリターデーションを0.90μm、上側位相差板103のリターデーションを0.37μm、下側位相差板104のリターデーションを0.44μmに設定した。図2は各軸の関係を示す図であり、201は偏光板101の偏光軸(吸収軸)、202は光散乱板102の遅相軸(nxの方向)、203は上側位相差板103の遅相軸(延伸軸)、204は下側位相差板104の遅相軸(延伸軸)、205は上側基板105のラビング軸、206は下側基板106のラビング軸である。ここで、201と202を平行に、201が205と成す角度211を左48度に、203が205と成す角度212を左24度に、204が205となす角度213を左96度に、206が205となす角度、即ち液晶のねじれ角214を左255度に設定した。なお、201と202を本実施例では平行に配置したが、±10度の範囲で多少ずれが生じていても問題はなくほぼ平行になるように配置してもよい。しかし、最も良い条件は平行に配置することが好ましい。
【0018】
このようにして作製した実施例1の液晶装置は、液晶セル内部に反射板を有しているため、視差のないすっきりした表示が得られた。しかも、コントラストは光散乱板を用いない液晶装置と同等の1:12が得られ、視角特性も変わらなかった。なお光散乱板を用いない液晶装置とは、図1において光散乱板102を除き、金属反射電極109の代わりに透明電極を設け、下側基板107の外側に散乱反射板を設けた液晶装置を意味する。このような効果が得られた理由は、偏光板の吸収軸と光散乱板の遅相軸を平行に配置したことによって、偏光板を通過した直線偏光が光散乱板の複屈折によって乱されない(即ち楕円偏光にならない)ためである。なお201と202を直角に設定した場合にも、平行に設定した場合とほぼ同じ特性が得られた。直角(もしくは直行)するように配置した場合についても、前述の平行の配置の場合の実施例同様、多少ずれが生じていても問題はないものの、最も特性がよい条件は直交であることを補足する。
【0019】
一方、光散乱板を101と102の間、102と103の間、103と104の間のいずれかの位置に、全く無配慮な軸方向に設置した場合には、最悪1:9のコントラストしか得られず、視角によるコントラスト低下も著しかった。
【0020】
(実施例2)
実施例2は、請求項2記載の発明に係る液晶装置に関するが、構造の要部は図1に示した実施例1の液晶装置と同様である。また液晶層、光散乱板等の各構成要素についても同様なものを利用した。実施例1との違いは、主に光散乱板の軸配置にある。
【0021】
図3は実施例2の液晶装置の各軸の関係を示す図であり、301は偏光板101の偏光軸(吸収軸)、302は光散乱板102の遅相軸、303は上側位相差板303の遅相軸(延伸軸)、304は下側位相差板104の遅相軸(延伸軸)、305は上側基板105のラビング軸、306は下側基板106のラビング軸である。ここで、302と303を平行に、301が305と成す角度311を左48度に、303が305と成す角度312を左24度に、304が305となす角度313を左96度に、306が305となす角度、即ち液晶のねじれ角314を左255度に設定した。
【0022】
液晶層106と下側位相差板104のリターデーションは、実施例1と同様にそれぞれ0.90μmと0.44μmに設定した。上側位相差板103のリターデーションは、光散乱板102のリターデーション0.01μmと合わせて0.37μmになるよう、0.36μm に設定した。
【0023】
このようにして作製した実施例2の液晶装置は、液晶セル内部に反射板を有しているため、視差のないすっきりした表示が得られた。しかも、コントラストは光散乱板を用いない液晶装置と同等の1:12が得られた。これは、位相差板の遅相軸と光散乱板の遅相軸を平行に配置し、リターデーションを調整したことによって、位相差板による複屈折補償が光散乱板で乱されなかったためである。しかしながら、このような配置の工夫は視角を変えると効果が薄れるため、視角特性に関しては実施例1の液晶装置の方が優れていた。なお302と303を直角に設定した場合でも、リターデーションが合わせて0.37μmになるよう設定することによって、平行に設定した場合とほぼ同じ特性が得られた。
【0024】
なお、本実施例においても、前述の実施例同様、位相差板の遅相軸と光散乱板の遅相軸の設定については多少のずれが生じていても問題はなく、ほぼ平行、もしくはほぼ直交する方向になるように設定されているものも含むものである。この点においては以下の実施例においても同様である。
【0025】
(実施例3)
図4は本発明の請求項2記載の発明に係る液晶装置の構造の要部を示す図である。まず構成を説明する。図4において、401は偏光板、402は光散乱板、403は上側位相差板、404は下側位相差板、405は上側基板、406は液晶層、407は下側基板、408はカラーフィルタ、409は透明電極、410は金属反射電極である。401と403、403と404、404と402、402と405は、それぞれ互いに糊で接着している。また上下の基板間は広く離して描いてあるが、これは図を明解にするためであって、実際には数μmから十数μmの狭いギャップを保って対向している。なお図示した構成要素以外にも、液晶配向膜や絶縁膜、スペーサー・ボール、シール部、ドライバーIC、駆動回路等の要素も不可欠であるが、これらは本発明を説明する上で特に必要が無く、却って図を複雑にし理解し難くする恐れがあるため、省略した。
【0026】
液晶、光散乱板等の各構成要素は、実施例1と同様なものを利用した。カラーフィルタ408は、従来透過型カラー液晶装置で通常に用いられているものよりも透過率が高く、色が淡いものを利用した。
【0027】
図5は実施例3の液晶装置の各軸の関係を示す図であり、501は偏光板401の偏光軸(吸収軸)、502は光散乱板402の遅相軸、503は上側位相差板403の遅相軸(延伸軸)、504は下側位相差板404の遅相軸(延伸軸)、505は上側基板405のラビング軸、506は下側基板406のラビング軸である。ここで、502と504を平行に、501が505と成す角度511を左48度に、503が505と成す角度512を左24度に、504が505となす角度513を左96度に、506が505となす角度、即ち液晶のねじれ角514を左255度に設定した。
【0028】
液晶層406と上側位相差板403のリターデーションは、実施例1と同様にそれぞれ0.90μmと0.37μmに設定した。下側位相差板404のリターデーションは、光散乱板402のリターデーション0.01μmと合わせて0.44μmになるよう、0.43μm に設定した。
【0029】
このようにして作製した実施例3の液晶装置は、液晶セル内部に反射板を有しているため、鮮やかなカラー表示が得られた。しかも、コントラストは光散乱板を用いない液晶装置と同等の1:12が得られた。これは、位相差板の遅相軸と光散乱板の遅相軸を平行に配置し、リターデーションを調整したことによって、位相差板による複屈折補償が光散乱板で乱されなかったためである。しかしながら、このような配置の工夫は視角を変えると効果が薄れるため、視角特性に関しては実施例1の液晶装置の方が優れていた。なお502と504を直角に設定した場合でも、リターデーションが合わせて0.44μmになるよう設定することによって、平行に設定した場合とほぼ同じ特性が得られた。
【0030】
以上の実施例においては、単純マトリクス方式の液晶装置を例として挙げたが、アクティブマトリクス方式の液晶装置を採用しても、本発明の効果に変わりはない。その場合は、液晶層のツイスト角を0度〜120度程度に小さくし、電気光学特性の急峻性を鈍らせた上で、液晶に合わせて位相差板等の条件を設定すれば良い。
【0031】
(実施例4)
本発明の請求項3記載の電子機器の例を3つ示す。本発明の液晶装置は、様々な環境下で用いられ、かつ低消費電力が必要とされる携帯機器に適している。
【0032】
図6(a)は携帯電話であり、本体601の前面上方部に表示部602が設けられる。携帯電話は、屋内屋外を問わずあらゆる環境で利用される。特に自動車内で利用されることが多いが、夜間の車内は大変暗い。従って携帯電話に利用される表示装置は、消費電力が小さい反射型表示をメインに、必要に応じて補助光を利用した透過型表示ができる半透過反射型液晶装置が望ましい。本発明の液晶装置は、例えば図1において金属反射電極109の膜厚を薄くし数%の光が透過するようにした上で、下側基板107の外側に位相差板、偏光板を配置することによって、簡単に半透過反射型液晶装置に変更することができる。本発明の液晶装置は、反射型表示でも透過型表示でも従来の液晶装置よりコントラスト比が高いという特徴を有する。
【0033】
図6(b)はウォッチであり、本体603の中央に表示部604が設けられる。ウォッチ用途における重要な観点は、高級感である。本発明の液晶装置は、コントラストが高いことはもちろん、視差によるダブルイメージがないため、従来の液晶装置と比較して大変に高級感ある表示が得られる。
【0034】
図6(c)は携帯情報機器であり、本体605の上側に表示部606、下側に入力部607が設けられる。従来このような携帯情報機器には、反射型モノクロ液晶装置を利用することが多かった。透過型カラー液晶装置は、常時バックライトを利用するため消費電力が大きく、連続使用時間が短いからである。このような場合にも本発明の実施例3のような反射型カラー液晶装置を利用すれば、小さな消費電力でカラーの表示が可能であるため、使いやすい携帯情報機器が得られる。
【0035】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、コントラストが高く、視角が広い反射型液晶装置を提供することが出来る。また、鮮やかな色が表示できる反射型カラー液晶装置を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1または実施例2における液晶装置の、構造の要部を示す図である。
【図2】本発明の実施例1における液晶装置の、各軸の関係を示す図である。
【図3】本発明の実施例2における液晶装置の、各軸の関係を示す図である。
【図4】本発明の実施例3における液晶装置の、構造の要部を示す図である。
【図5】本発明の実施例3における液晶装置の、各軸の関係を示す図である。
【図6】本発明の実施例4における電子機器の、外観を示す図である。(a)携帯電話、(b)ウォッチ、(c)携帯情報機器。
【図7】従来の液晶装置の、構造の要部を示す図である。
【符号の説明】
101 偏光板
102 光散乱板
103 上側位相差板
104 下側位相差板
105 上側基板
106 液晶層
107 下側基板
108 透明電極
109 金属反射電極
201 偏光板の偏光軸(吸収軸)
202 光散乱板の遅相軸
203 上側位相差板の遅相軸(延伸軸)
204 下側位相差板の遅相軸(延伸軸)
205 上側基板のラビング軸
206 下側基板のラビング軸

Claims (3)

  1. 少なくとも、偏光板と、光散乱板と、位相差板と、透明電極を備えた上側基板と、液晶層と、金属反射電極を備えた下側基板とを備え、これらを前記の順に配置した液晶装置であって、
    前記光散乱板が、複屈折を有し、前方散乱が後方散乱に対して相対的に強い光散乱板であり、その遅相軸が前記偏光板の吸収軸とほぼ平行あるいはほぼ直角になるように配置したことを特徴とする液晶装置。
  2. 少なくとも、偏光板と、位相差板と、透明電極を備えた上側基板と、液晶層と、金属反射電極を備えた下側基板とを備え、これらを前記の順に配置し、前記位相差板に隣接する位置に光散乱板を備えた液晶装置であって、
    前記光散乱板が、複屈折を有し、前方散乱が後方散乱に対して相対的に強い光散乱板であり、その遅相軸が隣接する位相差板の遅相軸とほぼ平行あるいはほぼ直角になるよう配置したことを特徴とする液晶装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の液晶装置を、表示部として備えたことを特徴とする電子機器。
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