JP3802972B2

JP3802972B2 - Fire hydrant equipment

Info

Publication number: JP3802972B2
Application number: JP19820097A
Authority: JP
Inventors: 修次松本; 照夫岩田; 博茨城
Original assignee: Hochiki Corp
Current assignee: Hochiki Corp
Priority date: 1997-07-24
Filing date: 1997-07-24
Publication date: 2006-08-02
Anticipated expiration: 2017-07-24
Also published as: JPH1142292A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トンネル等に設置されて車両火災の消火に使用される消火栓装置に関し、特に、火災時に扉を開きノズルから放水しながらリールに巻かれたホースを引き出して消火する消火栓装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、高速道路や自動車専用道路等のトンネルに設置された消火線装置としては、例えば実公平３−３７６４６号のものが知られている。このような消火栓装置にあっては、トンネル壁面に設置されたキャビネットケースの扉内に、ノズル付きのホースをリールに巻いた状態で収納している。火災時には、扉を開くことで扉内側に設置しているリールがキャビネットの前に露出し、ノズル付きホースを引き出すことができる。この種の消火栓装置にあっては、消火栓の一人操作を想定しており、このため扉内に設置している放水レバーを開位置に操作してノズルから加圧消火用水を放水させ、ノズルから放水しながらホースを引き出して消火する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の消火栓装置にあっては、消火用水を放水しながら一人でリールからホースを引き出す必要があるため、かなり力を入れて勢いよく引き出す必要があり、ホースの引出し長さが長くなると放水中のホースの重量も加わって更に大きな力を必要とし、ホースを十分に引き出せずに消火活動に支障を来たす恐れがあった。
【０００４】
また消火が済んだ後は、係員が引き出したホースをリールに巻き戻す復旧作業を必要とするが、比較的剛性の高いゴム製のホースをリールに巻き取らなければならないため、ホースを持ってリールに押し込むようにして巻き取らなければならない。またリールに巻き取る際には、次に使用する際にホースが引き出しにくくなることを避けるため、リール上にホースが順序良く整列するように巻き取らなければならない。このためホースをリールに巻き取る復旧作業が大変で時間がかかるという問題があった。
【０００５】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、消火時に軽い力でホースを引き出せるようにして消火活動が容易且つ迅速にできる消火栓装置を提供することを目的とする。
更に本発明は、引き出したホースをリールに巻き取る復旧作業が容易且つ迅速にできるようにした消火栓装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため本発明は次のように構成する。まず本発明は、開閉自在な扉を備えた筐体内にノズル付きのホースをリールに巻き回した状態で収納し、消火時に扉を開いてノズル付きホースを引き出して消火するトンネル等に設置された消火栓装置を対象とする。
【０００７】
このような消火栓装置につき本発明にあっては、ノズル付きホースの引出し時に、リールにホース巻出し方向の回転力を付与してホース引出し力を低減させる巻出アシスト機構を備え、アシスト機構は前記ノズル付きホースの引き出しを検出した際に作動することを特徴とする。このような巻出アシスト機構が設けられたことで、例えば４０Ｋｇ程度を必要としたホース引出し力が、巻出アシスト機構で例えば１０Ｋｇの補助動力を加えることで、３０Ｋｇ程度に低減でき、この程度の力であれば大人一人の力でノズルから放水しながら比較的簡単に火災車両の近くまで引き出すことができ、ホースの引出し距離が長くなって引出し力が増加しても十分に対応できる。
【０００８】
巻出アシスト機構は、張力が加わっていない状態ではホースリールの側面に押圧して制動停止を掛けるとともに、ホースに張力が加わることでホースリースの周面から離されて制動を解除するブレーキパッドを備える。このように構成することで操作者がホースの引き出しを停止するとホースリールの巻出しがほぼ同時に停止させられるので、慣性力により余分なホースが巻出されることがない。
【０００９】
また、巻出アシスト機構は、加圧消火用水を前記ノズル付きホースに供給することにより駆動される水車機構であり、加圧消火用水は前記水車機構に回転力を付与した後、消火用水と合流して前記ホースに供給されることを特徴とする。このように構成することで加圧消火用水を駆動源に利用できるとともに、駆動後の消火用水を本来の消火用水と合流させるので、消火用水に無駄が生じることがない。
【００１２】
【発明の実施の形態】
図１は本発明の消火栓装置の実施形態であり、キャビネットケースの扉を開いた状態で表わしている。
図１において本発明の消火栓装置は、キャビネットケース１を例えばトンネル壁面に埋め込み状態で設置しており、キャビネットケース１の前部に下部を支点として上下に開閉自在な扉２を備えている。扉２の内部にはホースリール３が回転自在に設けられ、ホースリール３には例えば２５メートルの長さをもったホース４が巻き込まれり、ホース４の先端にはノズル５が装着されている。
【００１３】
ホースリール３からのホース４の引出し部分にはガイドゲート６が設けられる。ガイドゲート６は一対のガイドローラ６ａを扉２の裏面に起立し、その上部をガイドアーム６ｄで連結しており、ガイドゲート６を通してホース４を引き出すことにより、ホース４をホースリール３に対し左右いずれの方向に引き出してもガイドローラ６ａによって滑らかに引き出せるようにしている。
【００１４】
ガイドゲート６の背後にはホース整列機構８が設けられる。ホース整列機構８は、ホースリール３にホース４を巻き取る際にホースリール３のドラム上に順番にホースが整列されるように、後の説明で明らかにされるホース４の引き込みに連動した上下駆動でホースリール３に対するホース４の巻込み位置を案内する。
更にホース整列機構８の背後には張力検出ピン７が突出している。張力検出ピン７は扉２の内部に収納されているホース４の張力検出機構のレバーから突出しており、ホース４を引き出す際のホースの引っ張りで張力検出ピン７を動かし、これによって、内蔵したリミットスイッチによりホース４の引出しを検出するようにしている。
【００１５】
張力検出ピン７の動きでホース４の引き出しが検出されると、例えば放水レバー７０ａを開にすると、ホースリール３の下部に設置している例えば水車ユニットを用いた巻出アシスト機構が作動してホースリール３をホース４の巻出方向、この場合にはホースリール３を上から見て反時計回り方向に回転するように補助的な駆動力を付与する。
【００１６】
扉２を開いたキャビネットケース１内の左側にはコネクタ１０とスイッチ１１が設置されている。このコネクタ１０は、電動モータを用いた可搬自在な巻出アシストユニットのコネクタケーブルの接続による電源供給に使用され、コネクタ１０に巻出アシストユニットのコネクタケーブルを接続した状態でスイッチ１１をオンすることで電源供給ができる。
【００１７】
更にキャビネットケース１の左側には、消火器収納扉１２が設けられ、消火器収納扉１２の上部には、発信機１４及び火災灯１５等を備えた火災報知盤１３が形成されている。
図２は図１のホースリール３の下部に一体に設置された巻出アシスト機構として動作する巻出水車ユニットの実施形態をホースリールと共に示している。
【００１８】
図２において、ホースリール３は上下の面板１９ａ，１９ｂを中央のドラム部１８の両側に固定しており、このドラム部１８にはホース４が破線のように巻き込まれている。ホースリール３は、円周方向に複数配置した支持アーム１７で固定した上下の固定フレーム１６ａ，１６ｂでなる収納部の中に、上側の軸受部２０及び下側の軸受部２２をもって回転自在に装着されている。下側の軸受部２２の下部には巻出水車ユニット２１が設けられる。巻出水車ユニット２１は、図３の下側から見て一部破断した説明図から明らかなように、カバー２７をリング状のケーシング２８にねじ止め固定しており、その中に複数枚のインペラ２９ａを備えた水車２９を回転軸管３１に対する固着で、固定側となるインレット固定軸管３０に対し回転自在に装着している。
【００１９】
再び図２を参照するに、巻出水車ユニット２１及びホースリール３を備えた軸受部２２の内部は、ホース側に対し加圧消火用水を供給する配管路となっており、この軸受部２２内の配管路に対し電磁弁２５Ａ，２５Ｂを配管２３ａ，２３ｂ，２３ｃによって接続している。また電磁弁２５Ａから分岐した配管２３ｄは、巻出水車ユニット２１の水車ノズル部２４に連結されている。水車ノズル部２４は図３のノズル穴２４ａに示すように、水車２９のインペラ２９ａに対し配管により供給された加圧消火用水を供給するようにしている。
【００２０】
電磁弁２５Ａ，２５Ｂは、その非通電状態で閉じており、図１において、ホース４を引き出して張力検出ピン７の動きによりホース引出しが検出されると、後の説明で明らかにするコントローラによる通電を受けて開放し、配管２３ａに供給されている加圧消火用水を電磁弁２５Ａを介して巻出水車ユニット２１に供給すると同時に、電磁弁２５Ｂを介してホースリール３のホース４に供給する。
【００２１】
また電磁弁２５Ａを通って巻出水車ユニット２１に供給された加圧消火用水は、図３のように、ノズル穴２４ａから水車２９のインペラ２９ａに当たって回転力を付与した後、中央に設けている回転軸管３１の外側部分を通って図２の配管２３ｄの部分に流出され、電磁弁２５Ｂ側から流入した消火用水と合流してホース接続部２６よりホース４に供給されるようになる。
【００２２】
図４は図２の巻出水車ユニット２１における軸受部２２を取り出して軸方向の半断面で表わしている。巻出水車ユニット２１の軸受部２２は、下側からインレット固定軸管３０、中央の回転軸管３１及び上部のアウトレット軸管３２で構成される。中央の回転軸管３１の水車軸部３１ａには、ロックピン３８により水車２９が固定されている。
【００２３】
水車２９の上下には図３に示したカバー２７とケーシング２８が位置し、カバー２７及びケーシング２８は固定側となり、この固定側となるカバー２７及びケーシング２８に対し、水車２９を固定した回転軸管３１を下側のベアリング３３と上側のベアリング３９により回転自在に支持している。下側のベアリング３３は、ベアリングケースを水車ユニット２１のカバー２７に固着しており、ベアリング３３のケース外側のねじ部に対しては下側より固定リング３４がねじ込まれ、固定リング３４の内側にシール３５を介在させて水漏れを防いでいる。
【００２４】
インレット固定軸管３０は上端部を固定リング３４の中に嵌め入れており、この嵌込み部分には、ねじ込み固定されたスペーサ３７により位置決めされるＯリング３６を介在させている。インレット固定軸管３０の位置は、図２のように、配管２３ａ〜２３ｃ側を扉内に固定設置した状態でその位置が決まり、図４のように固定設置状態でインレット固定軸管３０の上部を、Ｏリング３６を介して回転軸管３１を回転自在に支持している固定リング３４の開口部に嵌め込むようにしている。
【００２５】
回転軸管３１を回転自在に支持する上側のベアリング３９は、ケーシング２８の中央部の円筒状の軸部２８ａに対し、アウトレット軸管３２を嵌め込むことで配置され、ベアリング３９の内側にはシール４０が設けられて水漏れを防いでいる。アウトレット軸管３２の下端部は、そのフランジによりホースリール３の下側の面板１９ｂに対し、ボルト４１とナット４２により締め付け固定されている。
【００２６】
更にアウトレット軸管３２は、側面からスペーサ４４を間に介してボルト４３を回転軸管３１の側面にねじ込むことで回転軸管３１に固定され、回転軸管３１と一体となってアウトレット軸管３２は回転する。このアウトレット軸管３２は先端にネジ部３２ｂをもっており、ネジ部３２ｂに対しては、図２のように配管２３ｄとなるエルボがねじ込まれ、ホース接続部２６によってホース４を接続することになる。
【００２７】
この図４の軸受部２２の構造から明らかなように、消火用水の加圧供給を受けた水車２９の回転は回転軸管３１に伝えられ、回転軸管３１と一体にアウトレット軸管３２を介してホースリール３の面板１９ｂを回転することで、水車２９の駆動力をホースリール３に伝えてホース引出し力をアシストする。
図５は図１の張力検出ピン７を突出した扉２内に組み込まれる張力検出機構の説明図である。図５（Ａ）はホース４の収納状態における張力検出機構４５であり、レバー４６を支点軸４７に対し回動自在に装着しており、レバー４６の先端に張力検出ピン７を起立している。レバー４６の支点軸４７の反対側にはバネ４８が設けられ、レバー４６の張力検出ピン７側の途中に設けたブレーキパッド４９をホースリール３の面板の側面に押圧して制動停止を掛けている。
【００２８】
またレバー４６の内側にはリミットスイッチ５０が設けられ、リミットスイッチ５０のスイッチ作動片は図示のホース収納状態でレバー４６による押圧を受けてスイッチオフの状態となっている。このホース引き込み状態にあっては、先端にノズル５を備えたホース４はちよう力が加わっていないことから、バネ４８の力によるレバー４６の張力検出ピン７の押圧を受けて図示のように屈曲し、ブレーキパッド４９をホースリール３の側面に押圧して制動停止を掛けると同時に、リミットスイッチ５０をオフ状態としている。
【００２９】
この状態で、ノズル５を備えたホース４を図５（Ｂ）のように引き出すと、ホース４に張力が加わることで張力検出ピン７がバネ４８に抗してレバー４６を外回りに回動させ、ブレーキパッド４９をホースリール３の周面から離すことで制動を解除し、同時にリミットスイッチ５０のスイッチ作動片を離すことで、スイッチオンによりホース４の引出し検出ができる。
【００３０】
このリミットスイッチ５０のオンによる引出し検出が行われると、図２に示した電磁弁２５Ａ，２５Ｂの両方にコントローラから通電されて開き、巻出水車ユニット２１に対する加圧消火用水の供給でホースリール３のアシスト駆動が行われる。
図６は図４の消火栓装置に適用される巻取アシスト機構の実施形態であり、可搬自在な携帯型の巻取アシストユニットを使用したことを特徴とする。
【００３１】
図６において、巻出水車ユニット２１を備えたホースリール３の上部の固定フレーム１６ａの中央部には開口穴６５が設けられており、この開口穴６５の中にホースリール３の上部の軸受部２０から延在した連結軸部６６を配置している。連結軸部６６に対しては、ホースリールの巻取駆動のアシストを行うための巻取アシストユニット６１を装着することができる。
【００３２】
巻取アシストユニット６１は、減速機付きのモータ６２の出力の先端に連結軸部６６の端面に付属して駆動力を伝達するカップリング６４を備えている。またカップリング６４の周囲には円板状のリング基部をモータ６２に対し支持した支持フレーム６３が装着されており、支持フレーム６３をホースリール３側の固定フレーム１６ａに乗せた状態でカップリング６４をホースリール３の連結軸部６６に装着できるようにしている。
【００３３】
巻取アシストユニット６１のモータ６２からはコネクタケーブル６８が引き出されており、巻取アシストユニット６１を使用する際には、このコネクタケーブル６８のコネクタを図１のキャビネットケース１の扉２を開いた内側に設けているコネクタ１０に接続し、スイッチ１１をオンすることでモータ６２に対する電源供給が行われる。
【００３４】
また巻取アシストユニット６１のモータ６２の側面にはスイッチ６７が設けられており、スイッチ６７のオン操作でモータ６２を回転して、カップリング６４により連結軸部６６を介してホースリール３の巻取回転のアシストを行うようにしている。
尚、図６の巻取アシストユニット６１にあっては、人為的に固定フレーム６３によってホースリール３の固定フレーム１６ａ上に装着するようにしているが、固定フレーム１６ａ側に巻取アシストユニット６１を支持固定するためのネジ付き蝶ナット等を予め設けておくことで、巻取アシストユニット６１を簡単にホースリール３側に取付け固定してホースリールの巻取を行うこともできる。
【００３５】
図７は図６に示した巻取アシストユニット６１の装着によるホース巻取時のホースリールの回転に連動して作動するホース整列機構８の説明図である。ホース整列機構８は扉裏板２ａに対しネジシャフト５１を回転自在に装着しており、ネジシャフト５１にはナット状のネジ穴を備えたリフタ５６がねじ込まれている。ネジシャフト５１の下部にはプーリ５２が装着され、プーリ５２に対してはベルト５５を介してモータ５３のプーリ５４と連結されている。
【００３６】
またネジシャフト５１に対し扉裏板２ａ上にガイドシャフト５７を起立しており、ガイドシャフト５７にはガイドリフタ５８が上下方向に摺動自在に組み込まれている。ネジシャフトのリフタ５６とガイドシャフト５７のガイドリフタ５８に対しては、支持アーム５９によってホースリング６０が装着されており、このホースリング６０を通して図１のように、先端にノズル５を備えたホース４を引き出している。
【００３７】
モータ５３は、図６のように巻取アシストユニット６１によりホースリール３を巻取方向に回転させた際に連動して回転駆動され、ネジシャフト５１の一方向の回転でリフタ５６を例えば上昇させ、リフタ５６が最上部にくると逆転して下降させる上下方向の往復移動を行わせる。このようなホース整列機構８におけるリフタ５６によるホースリング６０の上下方向の動きで、図６のホースリール３のようにドラム１８の外側に順番に並べて整列した状態でホース４を巻き取ることができる。またモータ５３の回転駆動はステップ的でよく、例えばリール１回転を検出するごとにホース直径分だけリフタ５６を移動するように断続的に駆動すればよい。
【００３８】
図８は図１〜図７に示した構造をもつ本発明の消火栓装置における加圧消火用水の配管系統とコントローラによる制御系統の説明図である。まず配管系統にあっては、加圧消火用水が供給される配管２３は放水弁７０に接続される。この放水弁７０は放水レバー７０ａを有し、放水レバー７０ａを開位置に操作することで加圧消火用水を二次側に供給する。放水レバー７０ａは図１のように、キャビネットケース１から手前に開いた扉２の手前側の操作し易い位置に設けられており、図示の閉鎖位置から手前に倒すことで開放位置に作動できる。
【００３９】
再び図８を参照するに、続いて調圧弁６９が設けられ、二次側を規定の放水圧力となるように調整する。調圧弁６９の二次側は２系統に分岐され、電磁弁２５Ａを介して巻出水車ユニット２１に接続され、巻出水車ユニット２１からの流出側の管路は電磁弁２５Ｂの二次側に連結して合流した後、先端にノズル５を備えたホース４に接続されている。
【００４０】
コントローラ７２に対しては図５の張力検出機構４５のリミットスイッチ５０からのホース引出し検出信号Ｅ１が入力され、このホース引出し検出信号Ｅ１がオンするとコントローラ７２は電磁弁２５Ａ，２５Ｂに駆動信号Ｅ２を出力して通電することにより開放動作させる。
またコントローラ７２は、図６に示したコネクタケーブル６８により接続される巻取アシストユニット６１のモータ６２に対する駆動信号Ｅ３、及び図７に示したホース整列機構８に設けているモータ５３に対する駆動信号Ｅ４を出力する機能も備える。
【００４１】
コントローラ７２は、図１のようにキャビネットケース１から扉２を開いて且つ放水レバー７０ａを引くと動作状態となり、この状態でホース４を引き出したときの張力検出に伴うリミットスイッチ５０のオンによるホース引出し検出信号Ｅ１を受けて、電磁弁２５Ａ，２５Ｂに対する駆動信号Ｅ２の出力で加圧消火用水を巻出水車ユニット２１に供給してホースリールの駆動力を補助するアシスト駆動を行い、同時にホース４に加圧消火用水を供給してノズル５から放出させるようになる。
【００４２】
一方、図６のような巻取アシストユニット６１を接続したホース巻取作業の際には、巻取アシストユニット６１に設けているスイッチ６７の操作によるモータ６２の回転による駆動信号Ｅ３をコントローラ７２で検出して、図７に示したホース整列機構８に設けているモータ５３の駆動でホースの巻込みを順番にするように整列させる。
【００４３】
図９は本発明の消火栓装置の他の実施形態であり、図２の巻出水車ユニット２１に加えて、ホースリールの巻取りに使用する巻取水車ユニットを新たに設けたことを特徴とする。
図９において、ホースリール３及び巻出水車ユニット２１は図２の実施形態と同じであり、これに加えて巻出水車ユニット２１の下部に巻取水車ユニット７１を配置している。巻取水車ユニット７１は、巻出水車ユニット２１に対し水車の回転方向が逆方向となるように、例えば巻出水車ユニット２１と同じものを上下を逆にして配置している。
【００４４】
巻出水車ユニット２１に対する配管系統は、図２と同じであるが、これに加えて巻取水車ユニット７１に対しては、加圧消火用水が供給される配管２３ｆに続いて電磁弁２５Ｃを設け、続いて配管２３ｇによって巻取水車ユニット７１の水車ノズル部７４に接続している。
更に巻出水車ユニット２１に加圧消火用水を供給してアシスト回転させたときの加圧消火用水は、ノズルではなく排水系統に流す必要があることから、巻出水車ユニット２１及び巻取水車ユニット７１の軸受部に対する配管２３ｃの反対側に排水用の配管２３ｈを接続し、続いて排水用の電磁弁２５Ｄを設け、配管２３によって排水系統に接続する。
【００４５】
図１０は図９のホースリール３に巻出水車ユニット２１と巻取水車ユニット７１を設けた場合の配管系統とコントローラの制御系統の説明図である。まず配管系統については、図８の巻出水車ユニット２１に対する配管系に加え、調圧弁６９の二次側を更に分岐し、電磁弁２５Ｃを介して巻取水車ユニット７１に加圧消火用水を供給している。また巻取水車ユニット７１からの配管を電磁弁２５Ｄを介して配管系に接続している。
【００４６】
コントローラ７２に対しては、ホース引出し検出用のリミットスイッチ５０からのホース引出し検出信号Ｅ１とホース整列機構８のモータ５３を駆動するための駆動信号Ｅ４が出力されているが、ホース巻取りのアシストは図６の巻取アシストユニット６１の代わりに巻取水車ユニット７１を設けていることから、電磁弁２５Ｃ，２５Ｄに対する駆動信号Ｅ５となる。またコントローラ７２に対しては巻取動作を知らせるための巻取スイッチ７４が設けられる。
【００４７】
図１０のコントローラ７２にあっては、図１のようにキャビネットケース１から扉２を開いた状態で動作状態となり、放水レバー７０ａを手前の開位置に操作してノズル５より消火用水を放水しながらホース４を引き出したときのリミットスイッチ５０のオンによるホース引出し検出信号Ｅ１を受けて、駆動信号Ｅ２により電磁弁２５Ａ，２５Ｂをオンし、ホース４に対する消火用水の供給及び巻出水車ユニット２１に対する消火用水の供給によるアシストを行わせる。このとき電磁弁２５Ｃ，２５Ｄに対する駆動信号Ｅ５はオフであり、電磁弁２５Ｃ，２５Ｄは共に閉じている。
【００４８】
次に消火のために引き出したホースを巻き取る際には、放水レバー７０ａを手前の開位置に操作したままでコントローラ７２に対して設けている巻取スイッチ７４をオンする。このためコントローラ７２は、駆動信号Ｅ５をオンとし、電磁弁２５Ｃ，２５Ｄに通電してそれぞれ開く。加圧消火用水は、電磁弁２５Ｃを通って巻取水車ユニット７１に流れ込み、巻取水車ユニット７１を通った消火用水は電磁弁２５Ｄから排水されることになる。
【００４９】
このため、加圧消火用水による水流を受けた巻取水車ユニット７１の駆動力でホースリールのアシスト回転が行われ、軽くホースをリールに押し込むだけで簡単に巻き取ることができる。またホース巻取りと同時にコントローラ７２は、モータ５３を駆動して図７のホース整列機構８を動作させており、ホース巻取りに伴うホース整列により、ホースリール３のドラム部１８に順番にホースが整列される。
【００５０】
尚、上記の実施形態は、巻出アシスト機構として巻出水車ユニットを設けた場合を例にとっているが、水車ユニットの代わりに電動モータを使用してもよいことはもちろんである。
更に上記の実施形態は、ホースリールに巻出アシスト機構と巻取アシスト機構の両方を設けた場合を例にとっているが、本発明の消火栓装置にあっては、少なくとも巻出アシスト機構のみを設けたものであってもよい。この点は、逆にホース巻取アシスト機構のみを設けたものであってもよい。
【００５１】
【発明の効果】
以上説明してきたように本発明によれば、ホースリールに対する巻出アシスト機構を設けたことで、従来、ホースの巻出しにかなりの力を必要としていたものが、巻出アシストによる駆動力の付与で人為的に引き出す力を低減でき、大人一人の力でノズルから放水しながら比較的簡単に火災現場の近くまでホースをリールから引き出すことができ、ホースの引出し距離が長くなっても十分に対応することができる。
【００５２】
また消火のために引き出したノズル付ホースをホースリールに巻き取る際に、ホースリールにホース巻取方向に回転力を加えて人為的なホース巻取力を低減させる巻取アシスト機構を設けたことで、ホースを軽くホースリールに送り込むだけで巻き取ることができ、重量と剛性のあるホースであっても容易にリールに巻き取ることができ、消火栓装置の復旧作業が容易で且つ短時間にできる。
【００５３】
更に、ホース巻取アシストと同時に、ホースリールのドラムに対するホースの巻取位置を順番に並べるホース位置を整列させるホース整列機構を設けたことで、リール上におけるホースの巻取位置を気にすることなくホースをホースリールに軽く送り込むだけでよく、次のホース引出しに支障をきたさないようにホースを順序よく簡単に巻き取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】扉を開いた本発明の消火線装置の実施形態の説明図
【図２】水車機構を用いた本発明の巻出アシスト機構とリールの説明図
【図３】図２の水車機構の内部構造の説明図
【図４】図２の水車機構の軸部分の説明図
【図５】図２のホース引出し部に設けられた張力検出機構の説明図
【図６】図２のホース巻取り部に設けたホース整列機構の説明図
【図７】本発明の巻取アシスト機構の説明図
【図８】図１の配管系統とコントローラの制御系統の説明図
【図９】巻出アシスト機構と巻取アシスト機構を備えた本発明の実施形態の説明図
【図１０】図９の実施形態における配管系統とコントローラの制御系統の説明図
【符号の説明】
１：キャビネットケース
２：扉
３：ホースリール
４：ホース
５：ノズル
６：ガイドゲート
７：張力検出ピン
８：ホース整列機構
９：ショックアブソーバ
１０：コネクタ
１１：スイッチ
１２：消火器収納扉
１３：火災報知盤
１４：発信機
１５：：火災灯
１６ａ，１６ｂ：固定フレーム
１７：支持アーム
１８：ドラム部
１９ａ，１９ｂ：面板
２０，２２：軸受部
２１：巻出水車ユニット（巻出アシスト機構）
２３ａ〜２３ｉ：配管
２４，７４：水車ノズル部
２５Ａ〜２５Ｄ：電磁弁
２６：ホース接続部
２７：カバー
２８：ケーシング
３０：インレット固定軸管
３１：回転軸管
３１ａ：水車軸部
３２：アウトレット軸管
３３，３９：ベアリング
３４：固定リング
３５，４０：シール
３６：Ｏリング
３７：スペーサ
３８：ロックピン
４５：張力検出機構
４６：レバー
４７：支点軸
４８：バネ
４９：ブレーキパッド
５０：リミットスイッチ
５１：ネジシャフト
５６：リフタ
５７：ガイドシャフト
５８：ガイドリフタ
５９：支持アーム
６０：ホースリング
６１：巻取アシストユニット
６３：支持フレーム
６４：カップリング
６５：開口穴
６６：連結軸部
６７：巻取スイッチ
６８：コネクタケーブル
６９：調圧弁
７０：放水弁
７０ａ：放水レバー
７１：巻取水車ユニット（巻取アシスト機構）
７４：巻取スイッチ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a fire hydrant apparatus that is installed in a tunnel or the like and is used to extinguish a vehicle fire, and more particularly to a fire hydrant apparatus that opens a door and discharges water from a nozzle and pulls out a hose wound around a reel to extinguish the fire.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a fire extinguisher apparatus installed in a tunnel such as an expressway or an automobile-only road, for example, Japanese Utility Model Publication No. 3-37646 is known. In such a fire hydrant device, a hose with a nozzle is housed in a reel wound in a door of a cabinet case installed on a tunnel wall surface. In case of fire, the reel installed inside the door is exposed in front of the cabinet by opening the door, and the hose with nozzle can be pulled out. In this type of fire hydrant device, it is assumed that the fire hydrant is operated by one person, so that the water discharge lever installed in the door is operated to the open position to discharge pressurized fire-fighting water from the nozzle. Pull out the hose and put out the fire while discharging water.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional fire hydrant device, it is necessary to pull out the hose from the reel alone while discharging the water for fire extinguishing. If the length of the hose is increased, the weight of the hose in the water discharge is added and a greater force is required, and the fire hose may be hindered without being fully pulled out.
[0004]
After the fire is extinguished, it is necessary to restore the hose drawn by the staff to the reel, but since a relatively rigid rubber hose must be wound around the reel, It must be rolled up as if pushed into the. Further, when winding on the reel, the hose must be wound so that the hoses are aligned in order on the reel in order to avoid difficulty in pulling out the hose in the next use. For this reason, there has been a problem that the recovery work of winding the hose around the reel is difficult and takes time.
[0005]
The present invention has been made in view of such a conventional problem, and an object of the present invention is to provide a fire hydrant device that can easily and quickly perform a fire extinguishing operation so that a hose can be pulled out with a light force during fire extinguishing.
It is another object of the present invention to provide a fire hydrant device that can easily and quickly perform a recovery operation of winding a drawn hose around a reel.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this object, the present invention is configured as follows. First, the present invention is installed in a tunnel or the like in which a hose with a nozzle is wound around a reel in a casing having an openable / closable door, and the door is opened when the fire is extinguished and the hose with a nozzle is pulled out to extinguish the fire. Target fire hydrant equipment.
[0007]
  According to the present invention for such a fire hydrant device, an unwinding assist mechanism that reduces the hose pulling force by applying a rotational force in the hose unwinding direction to the reel when the hose with a nozzle is pulled out.The assist mechanism is activated when it detects the withdrawal of the hose with the nozzle.It is characterized by that. By providing such an unwinding assist mechanism, for example, a hose pulling force that requires about 40 kg can be reduced to about 30 kg by applying an auxiliary power of, for example, 10 kg with the unwinding assist mechanism. If it is force, it can be pulled out to the vicinity of the fire vehicle relatively easily while water is discharged from the nozzle with the power of one adult, and it can sufficiently cope with the increase in the pulling force because the pulling distance of the hose becomes long.
[0008]
  The unwinding assist mechanismA brake pad is provided that presses against the side of the hose reel to stop braking when tension is not applied, and releases the braking by separating the hose lease from the peripheral surface when tension is applied to the hose.. With this configuration, when the operator stops pulling out the hose, the unwinding of the hose reel is stopped almost simultaneously, so that an extra hose is not unwound due to inertial force.
[0009]
  The unwinding assist mechanism is a watermill mechanism that is driven by supplying pressurized fire-extinguishing water to the hose with the nozzle, and the pressurized fire-extinguishing water joins the fire-extinguishing water after applying rotational force to the watermill mechanism. And is supplied to the hose. With this configuration, the pressurized fire-extinguishing water can be used as a drive source, and the fire-extinguishing water after driving is merged with the original fire-extinguishing water, so that there is no waste in the fire-extinguishing water.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows an embodiment of a fire hydrant apparatus according to the present invention, and shows a state in which a cabinet case door is opened.
In FIG. 1, the fire hydrant apparatus of the present invention has a cabinet case 1 embedded in, for example, a tunnel wall surface, and includes a door 2 that can be opened and closed up and down at the front of the cabinet case 1 with the lower part as a fulcrum. A hose reel 3 is rotatably provided inside the door 2, and a hose 4 having a length of, for example, 25 meters is wound around the hose reel 3, and a nozzle 5 is attached to the tip of the hose 4. .
[0013]
A guide gate 6 is provided at a portion where the hose 4 is pulled out from the hose reel 3. The guide gate 6 has a pair of guide rollers 6 a standing on the back surface of the door 2, and an upper portion thereof is connected by a guide arm 6 d, and the hose 4 is pulled out of the hose reel 3 by pulling out the hose 4 through the guide gate 6. The guide roller 6a can be smoothly pulled out in any direction.
[0014]
A hose alignment mechanism 8 is provided behind the guide gate 6. The hose aligning mechanism 8 is arranged so that the hoses are arranged in order on the drum of the hose reel 3 when the hose 4 is wound around the hose reel 3. The winding position of the hose 4 with respect to the hose reel 3 is guided by driving.
Further, a tension detection pin 7 protrudes behind the hose alignment mechanism 8. The tension detection pin 7 protrudes from the lever of the tension detection mechanism of the hose 4 housed inside the door 2, and the tension detection pin 7 is moved by pulling the hose when the hose 4 is pulled out. The pull-out of the hose 4 is detected by a switch.
[0015]
When the pull-out of the hose 4 is detected by the movement of the tension detection pin 7, for example, when the water discharge lever 70a is opened, the unwinding assist mechanism using, for example, the water turbine unit installed at the lower part of the hose reel 3 is operated. An auxiliary driving force is applied so that the hose reel 3 rotates in the unwinding direction of the hose 4, in this case, counterclockwise when the hose reel 3 is viewed from above.
[0016]
A connector 10 and a switch 11 are installed on the left side in the cabinet case 1 with the door 2 opened. This connector 10 is used for power supply by connecting a connector cable of a portable unwinding assist unit using an electric motor, and the switch 11 is turned on with the connector cable of the unwinding assist unit being connected to the connector 10. Power can be supplied.
[0017]
Further, a fire extinguisher storage door 12 is provided on the left side of the cabinet case 1, and a fire alarm panel 13 including a transmitter 14, a fire lamp 15, and the like is formed on the upper part of the fire extinguisher storage door 12.
FIG. 2 shows an embodiment of the unwinding water turbine unit operating as an unwinding assist mechanism integrally installed at the lower part of the hose reel 3 of FIG. 1 together with the hose reel.
[0018]
In FIG. 2, the hose reel 3 has upper and lower face plates 19a and 19b fixed to both sides of a central drum portion 18, and the hose 4 is wound around the drum portion 18 as shown by a broken line. The hose reel 3 is rotatably mounted with an upper bearing portion 20 and a lower bearing portion 22 in a storage portion composed of upper and lower fixed frames 16a and 16b fixed by a plurality of support arms 17 arranged in the circumferential direction. Has been. An unwinding water turbine unit 21 is provided at the lower part of the lower bearing portion 22. The unwinding water turbine unit 21 has a cover 27 screwed and fixed to a ring-shaped casing 28 as is apparent from the partially broken view seen from the lower side of FIG. 3, and a plurality of impellers therein. The water wheel 29 provided with 29a is fixed to the rotary shaft tube 31 and is rotatably attached to the inlet fixed shaft tube 30 on the fixed side.
[0019]
Referring to FIG. 2 again, the inside of the bearing portion 22 provided with the unwinding water turbine unit 21 and the hose reel 3 is a piping path for supplying pressurized fire-extinguishing water to the hose side. The solenoid valves 25A and 25B are connected to the pipe line by pipes 23a, 23b and 23c. A pipe 23 d branched from the electromagnetic valve 25 </ b> A is connected to the water wheel nozzle portion 24 of the unwinding water wheel unit 21. As shown in the nozzle hole 24a of FIG. 3, the water turbine nozzle unit 24 supplies pressurized fire-fighting water supplied by piping to the impeller 29a of the water turbine 29.
[0020]
The solenoid valves 25A and 25B are closed in their non-energized state. In FIG. 1, when the hose 4 is pulled out and the hose pull-out is detected by the movement of the tension detection pin 7, the energization by the controller which will be clarified in the later explanation The pressurized fire-fighting water supplied to the pipe 23a is supplied to the unwinding water turbine unit 21 via the electromagnetic valve 25A and simultaneously supplied to the hose 4 of the hose reel 3 via the electromagnetic valve 25B.
[0021]
Further, the pressurized fire extinguishing water supplied to the unwinding water turbine unit 21 through the electromagnetic valve 25A hits the impeller 29a of the water wheel 29 from the nozzle hole 24a and is provided at the center as shown in FIG. 2 flows out to the portion of the pipe 23d in FIG. 2 through the outer portion of the rotating shaft tube 31, and joins with the fire-extinguishing water flowing in from the electromagnetic valve 25B side and is supplied to the hose 4 from the hose connection portion 26.
[0022]
FIG. 4 shows a bearing section 22 in the unwinding water turbine unit 21 shown in FIG. The bearing portion 22 of the unwinding water turbine unit 21 includes an inlet fixed shaft tube 30, a central rotating shaft tube 31, and an upper outlet shaft tube 32 from the lower side. A water wheel 29 is fixed to a water wheel shaft portion 31 a of the central rotating shaft tube 31 by a lock pin 38.
[0023]
The cover 27 and the casing 28 shown in FIG. 3 are located above and below the water wheel 29. The cover 27 and the casing 28 are on the fixed side, and the rotating shaft with the water wheel 29 fixed to the cover 27 and the casing 28 on the fixed side. The pipe 31 is rotatably supported by a lower bearing 33 and an upper bearing 39. The lower bearing 33 has a bearing case fixed to the cover 27 of the water turbine unit 21, and a fixing ring 34 is screwed into the screw portion outside the case of the bearing 33 from the lower side. The seal 35 is interposed to prevent water leakage.
[0024]
An upper end portion of the inlet fixed shaft tube 30 is fitted into the fixed ring 34, and an O-ring 36 positioned by a spacer 37 fixed by screwing is interposed in the fitted portion. The position of the inlet fixed shaft tube 30 is determined when the pipes 23a to 23c are fixedly installed in the door as shown in FIG. 2, and the upper portion of the inlet fixed shaft tube 30 is fixed as shown in FIG. Is fitted into the opening of the fixed ring 34 that rotatably supports the rotary shaft tube 31 via the O-ring 36.
[0025]
An upper bearing 39 that rotatably supports the rotary shaft tube 31 is disposed by fitting the outlet shaft tube 32 into a cylindrical shaft portion 28 a in the center of the casing 28, and a seal is provided inside the bearing 39. 40 is provided to prevent water leakage. The lower end portion of the outlet shaft tube 32 is fastened and fixed to the lower face plate 19b of the hose reel 3 by a bolt 41 and a nut 42 by a flange thereof.
[0026]
Further, the outlet shaft tube 32 is fixed to the rotating shaft tube 31 by screwing a bolt 43 into the side surface of the rotating shaft tube 31 through the spacer 44 from the side surface, and the outlet shaft tube 32 is integrated with the rotating shaft tube 31. Rotates. The outlet shaft tube 32 has a threaded portion 32b at the tip, and an elbow serving as a pipe 23d is screwed into the threaded portion 32b as shown in FIG. 2, and the hose 4 is connected by the hose connecting portion 26.
[0027]
As is apparent from the structure of the bearing portion 22 in FIG. 4, the rotation of the water turbine 29 that has received the pressurized supply of fire-extinguishing water is transmitted to the rotating shaft tube 31 and is integrated with the rotating shaft tube 31 via the outlet shaft tube 32. By rotating the face plate 19b of the hose reel 3, the driving force of the water wheel 29 is transmitted to the hose reel 3 to assist the hose pulling force.
FIG. 5 is an explanatory view of a tension detection mechanism incorporated in the door 2 from which the tension detection pin 7 of FIG. 1 is projected. FIG. 5A shows a tension detection mechanism 45 in the retracted state of the hose 4, in which a lever 46 is rotatably attached to a fulcrum shaft 47, and a tension detection pin 7 is erected at the tip of the lever 46. . A spring 48 is provided on the opposite side of the fulcrum shaft 47 of the lever 46, and the brake pad 49 provided in the middle of the lever 46 on the tension detection pin 7 side is pressed against the side surface of the face plate of the hose reel 3 to stop braking. Yes.
[0028]
Further, a limit switch 50 is provided inside the lever 46, and the switch operating piece of the limit switch 50 is in a switch-off state upon being pressed by the lever 46 in the illustrated hose storage state. In this hose retracted state, the hose 4 provided with the nozzle 5 at the tip is not subjected to any force. Therefore, the hose 4 is bent as shown in FIG. Then, the brake pad 49 is pressed against the side surface of the hose reel 3 to stop braking, and at the same time, the limit switch 50 is turned off.
[0029]
In this state, when the hose 4 provided with the nozzle 5 is pulled out as shown in FIG. 5B, tension is applied to the hose 4 so that the tension detection pin 7 resists the spring 48 and rotates the lever 46 outward. When the brake pad 49 is released from the peripheral surface of the hose reel 3, braking is released, and at the same time, the switch operating piece of the limit switch 50 is released, so that the pull-out of the hose 4 can be detected.
[0030]
When the drawer switch is detected by turning on the limit switch 50, both the solenoid valves 25A and 25B shown in FIG. 2 are energized and opened by the controller, and the hose reel 3 is supplied by supplying pressurized fire-extinguishing water to the unwind water turbine unit 21. Assist driving is performed.
FIG. 6 is an embodiment of a winding assist mechanism applied to the fire hydrant apparatus of FIG. 4, and is characterized in that a portable portable winding assist unit is used.
[0031]
In FIG. 6, an opening hole 65 is provided in the central portion of the fixed frame 16 a at the upper part of the hose reel 3 provided with the unwinding water turbine unit 21, and the bearing part at the upper part of the hose reel 3 is provided in the opening hole 65. A connecting shaft portion 66 extending from 20 is disposed. A winding assist unit 61 for assisting the winding drive of the hose reel can be attached to the connecting shaft portion 66.
[0032]
The winding assist unit 61 includes a coupling 64 that is attached to the end face of the connecting shaft portion 66 and transmits a driving force at the output end of the motor 62 with a speed reducer. A support frame 63 that supports a disc-shaped ring base portion with respect to the motor 62 is mounted around the coupling 64. The coupling 64 is mounted with the support frame 63 placed on the fixed frame 16 a on the hose reel 3 side. Can be attached to the connecting shaft portion 66 of the hose reel 3.
[0033]
A connector cable 68 is pulled out from the motor 62 of the winding assist unit 61. When the winding assist unit 61 is used, the connector 2 of the connector cable 68 is opened in the door 2 of the cabinet case 1 in FIG. Power is supplied to the motor 62 by connecting to the connector 10 provided inside and turning on the switch 11.
[0034]
Further, a switch 67 is provided on a side surface of the motor 62 of the winding assist unit 61. The motor 62 is rotated by turning on the switch 67, and the hose reel 3 is wound by the coupling 64 via the connecting shaft portion 66. Assists in taking rotation.
6 is artificially mounted on the fixed frame 16a of the hose reel 3 by the fixed frame 63, the winding assist unit 61 is provided on the fixed frame 16a side. By providing a wing nut with a screw for supporting and fixing in advance, the winding assist unit 61 can be easily attached and fixed to the hose reel 3 side to wind the hose reel.
[0035]
FIG. 7 is an explanatory view of the hose alignment mechanism 8 that operates in conjunction with the rotation of the hose reel when winding the hose by mounting the winding assist unit 61 shown in FIG. The hose alignment mechanism 8 has a screw shaft 51 rotatably attached to the door back plate 2a, and a lifter 56 having a nut-like screw hole is screwed into the screw shaft 51. A pulley 52 is attached to the lower portion of the screw shaft 51, and the pulley 52 is connected to a pulley 54 of a motor 53 via a belt 55.
[0036]
A guide shaft 57 is erected on the door back plate 2a with respect to the screw shaft 51, and a guide lifter 58 is incorporated in the guide shaft 57 so as to be slidable in the vertical direction. A hose ring 60 is attached by a support arm 59 to the lifter 56 of the screw shaft and the guide lifter 58 of the guide shaft 57, and the hose provided with the nozzle 5 at the tip as shown in FIG. 4 is pulled out.
[0037]
The motor 53 is rotationally driven in conjunction with the rotation of the hose reel 3 in the winding direction by the winding assist unit 61 as shown in FIG. When the lifter 56 comes to the top, the reciprocating movement in the up and down direction is performed to reverse and descend. By moving the hose ring 60 in the vertical direction by the lifter 56 in the hose alignment mechanism 8 as described above, the hose 4 can be wound in a state in which the hose ring 60 is arranged and aligned in order on the outside of the drum 18 as in the hose reel 3 of FIG. . Further, the rotation of the motor 53 may be stepwise, and for example, it may be driven intermittently so as to move the lifter 56 by the hose diameter every time one reel rotation is detected.
[0038]
FIG. 8 is an explanatory diagram of a pressurized fire-extinguishing water piping system and a control system using a controller in the fire hydrant apparatus of the present invention having the structure shown in FIGS. First, in the piping system, the piping 23 to which pressurized fire-extinguishing water is supplied is connected to the water discharge valve 70. The water discharge valve 70 has a water discharge lever 70a, and supplies pressurized fire extinguishing water to the secondary side by operating the water discharge lever 70a to the open position. As shown in FIG. 1, the water discharge lever 70 a is provided at an easily operable position on the near side of the door 2 that is opened on the near side from the cabinet case 1, and can be operated to the open position by being tilted forward from the illustrated closed position.
[0039]
Referring to FIG. 8 again, a pressure regulating valve 69 is subsequently provided to adjust the secondary side so as to have a prescribed water discharge pressure. The secondary side of the pressure regulating valve 69 is branched into two systems and connected to the unwinding water turbine unit 21 via the electromagnetic valve 25A, and the outlet side pipe line from the unwinding water wheel unit 21 is connected to the secondary side of the electromagnetic valve 25B. After joining and joining, it is connected to a hose 4 having a nozzle 5 at its tip.
[0040]
The controller 72 receives a hose withdrawal detection signal E1 from the limit switch 50 of the tension detection mechanism 45 in FIG. 5. When the hose withdrawal detection signal E1 is turned on, the controller 72 sends a drive signal E2 to the electromagnetic valves 25A and 25B. The output is opened by energizing it.
Further, the controller 72 drives the drive signal E3 for the motor 62 of the winding assist unit 61 connected by the connector cable 68 shown in FIG. 6 and the drive signal E4 for the motor 53 provided in the hose alignment mechanism 8 shown in FIG. Is also provided.
[0041]
The controller 72 is in an operating state when the door 2 is opened from the cabinet case 1 and the water discharge lever 70a is pulled as shown in FIG. 1, and the hose is turned on when the limit switch 50 is turned on when the hose 4 is pulled out in this state. In response to the drawer detection signal E1, the pressure-extinguishing water is supplied to the unwinding water turbine unit 21 by the output of the drive signal E2 to the solenoid valves 25A and 25B, and assist driving is performed to assist the driving force of the hose reel. Pressurized fire extinguishing water is supplied to the nozzle 5 and discharged from the nozzle 5.
[0042]
On the other hand, when the hose winding operation with the winding assist unit 61 connected as shown in FIG. 6 is performed, the controller 72 generates a drive signal E3 due to the rotation of the motor 62 by the operation of the switch 67 provided in the winding assist unit 61. Detecting and aligning the hose winding in order by driving the motor 53 provided in the hose alignment mechanism 8 shown in FIG.
[0043]
FIG. 9 shows another embodiment of the fire hydrant device of the present invention, which is characterized in that a wind turbine unit used for winding a hose reel is newly provided in addition to the wind turbine unit 21 of FIG. .
In FIG. 9, the hose reel 3 and the unwinding water turbine unit 21 are the same as those in the embodiment of FIG. 2, and in addition to this, the winding water wheel unit 71 is disposed below the unwinding water wheel unit 21. The winding water turbine unit 71 is arranged, for example, the same as the unwinding water turbine unit 21 upside down so that the rotation direction of the water wheel is opposite to the unwinding water wheel unit 21.
[0044]
The piping system for the unwinding water turbine unit 21 is the same as that in FIG. 2, but in addition to this, the winding water turbine unit 71 is provided with a solenoid valve 25C following the piping 23f to which pressurized fire-fighting water is supplied. Subsequently, the pipe 23g is connected to the water turbine nozzle portion 74 of the wind turbine unit 71.
Furthermore, since the pressurized fire-extinguishing water is supplied to the unwinding water turbine unit 21 and assist-rotation is performed, it is necessary to flow the pressurized fire-extinguishing water through the drainage system instead of the nozzle. A drainage pipe 23 h is connected to the opposite side of the pipe 23 c with respect to the bearing portion 71, followed by a drainage electromagnetic valve 25 D, which is connected to the drainage system by the pipe 23.
[0045]
FIG. 10 is an explanatory diagram of the piping system and the control system of the controller when the unwinding water turbine unit 21 and the winding water wheel unit 71 are provided on the hose reel 3 of FIG. First, regarding the piping system, in addition to the piping system for the unwinding water turbine unit 21 in FIG. 8, the secondary side of the pressure regulating valve 69 is further branched, and pressurized fire-fighting water is supplied to the winding water turbine unit 71 via the electromagnetic valve 25C. is doing. Further, the pipe from the wind turbine unit 71 is connected to the pipe system via the electromagnetic valve 25D.
[0046]
To the controller 72, a hose withdrawal detection signal E1 from the hose withdrawal detection limit switch 50 and a drive signal E4 for driving the motor 53 of the hose alignment mechanism 8 are output. Since the take-up water turbine unit 71 is provided instead of the take-up assist unit 61 in FIG. 6, the drive signal E5 for the electromagnetic valves 25C and 25D is obtained. In addition, a winding switch 74 for notifying the controller 72 of the winding operation is provided.
[0047]
In the controller 72 of FIG. 10, the door 2 is opened from the cabinet case 1 as shown in FIG. 1, and the water discharge lever 70 a is moved to the open position to discharge the fire-extinguishing water from the nozzle 5. In response to the hose withdrawal detection signal E1 when the limit switch 50 is turned on when the hose 4 is pulled out, the solenoid valves 25A and 25B are turned on by the drive signal E2, and the fire water supply to the hose 4 and the unwinding water turbine unit 21 are turned on. Assist with fire water supply. At this time, the drive signal E5 for the solenoid valves 25C and 25D is off, and both the solenoid valves 25C and 25D are closed.
[0048]
Next, when winding the hose pulled out for fire extinguishing, the winding switch 74 provided for the controller 72 is turned on while the water discharge lever 70a is operated to the open position in front. Therefore, the controller 72 turns on the drive signal E5, energizes the solenoid valves 25C and 25D, and opens them. The pressurized fire-extinguishing water flows into the wind turbine unit 71 through the electromagnetic valve 25C, and the fire-extinguishing water that has passed through the wind turbine unit 71 is drained from the electromagnetic valve 25D.
[0049]
For this reason, the assist rotation of the hose reel is performed by the driving force of the wind turbine unit 71 that has received the water flow from the pressurized fire extinguishing water, and the hose reel can be easily wound simply by pushing the hose lightly into the reel. At the same time as winding the hose, the controller 72 drives the motor 53 to operate the hose alignment mechanism 8 of FIG. 7, and the hose is sequentially placed on the drum portion 18 of the hose reel 3 by the hose alignment accompanying the winding of the hose. Aligned.
[0050]
In addition, although said embodiment has taken the case where the unwinding water turbine unit is provided as an unwinding assist mechanism as an example, it is needless to say that an electric motor may be used instead of the water wheel unit.
Furthermore, in the above embodiment, the case where both the unwinding assist mechanism and the unwinding assist mechanism are provided on the hose reel is taken as an example. However, in the fire hydrant device of the present invention, at least only the unwinding assist mechanism is provided. It may be a thing. On the contrary, only the hose winding assist mechanism may be provided.
[0051]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, by providing the unwinding assist mechanism for the hose reel, conventionally, a considerable amount of force is required for unwinding the hose. The ability to pull out artificially can be reduced, and it is possible to pull out the hose from the reel to the vicinity of the fire site relatively easily while discharging water from the nozzle with the power of one adult. can do.
[0052]
In addition, when winding the hose with nozzle pulled out for fire extinguishing on the hose reel, a winding assist mechanism has been provided to reduce the artificial hose winding force by applying a rotational force to the hose reel in the hose winding direction. The hose can be wound up by simply feeding it to the hose reel, and even a hose with weight and rigidity can be easily wound up on the reel, and the operation of restoring the fire hydrant device can be done easily and in a short time. .
[0053]
Furthermore, at the same time as the hose take-up assist, the hose take-up position for arranging the hose take-up positions with respect to the drum of the hose reel in order is arranged, so that the hose take-up position on the reel is considered. It is only necessary to lightly feed the hose into the hose reel, and the hose can be easily wound up in order so as not to hinder the next hose pull-out.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of an embodiment of a fire extinguisher apparatus according to the present invention with a door open.
FIG. 2 is an explanatory view of a reeling assist mechanism and a reel of the present invention using a water wheel mechanism.
3 is an explanatory diagram of the internal structure of the water wheel mechanism of FIG. 2;
4 is an explanatory view of a shaft portion of the water wheel mechanism of FIG. 2;
FIG. 5 is an explanatory diagram of a tension detection mechanism provided in the hose drawer part of FIG.
6 is an explanatory diagram of a hose alignment mechanism provided in the hose winding portion of FIG. 2;
FIG. 7 is an explanatory view of a winding assist mechanism of the present invention.
FIG. 8 is an explanatory diagram of the piping system of FIG. 1 and the control system of the controller.
FIG. 9 is an explanatory diagram of an embodiment of the present invention provided with a winding assist mechanism and a winding assist mechanism.
10 is an explanatory diagram of a piping system and a control system of a controller in the embodiment of FIG. 9;
[Explanation of symbols]
1: Cabinet case
2: Door
3: Hose reel
4: Hose
5: Nozzle
6: Guide gate
7: Tension detection pin
8: Hose alignment mechanism
9: Shock absorber
10: Connector
11: Switch
12: Fire extinguisher storage door
13: Fire alarm panel
14: Transmitter
15: Fire light
16a, 16b: fixed frame
17: Support arm
18: Drum part
19a, 19b: Face plate
20, 22: Bearing portion
21: Unwinding water wheel unit (unwinding assist mechanism)
23a-23i: Piping
24, 74: water nozzle
25A-25D: Solenoid valve
26: Hose connection
27: Cover
28: Casing
30: Inlet fixed shaft tube
31: Rotating shaft tube
31a: Water wheel shaft
32: Outlet shaft tube
33, 39: Bearing
34: Fixing ring
35, 40: Seal
36: O-ring
37: Spacer
38: Lock pin
45: Tension detection mechanism
46: Lever
47: fulcrum shaft
48: Spring
49: Brake pads
50: Limit switch
51: Screw shaft
56: Lifter
57: Guide shaft
58: Guide lifter
59: Support arm
60: Hose ring
61: Winding assist unit
63: Support frame
64: Coupling
65: Opening hole
66: Connecting shaft
67: Winding switch
68: Connector cable
69: Pressure regulating valve
70: Water discharge valve
70a: Water discharge lever
71: Winding water wheel unit (winding assist mechanism)
74: Winding switch

Claims

開閉自在な扉を備えた筐体内にノズル付きのホースをリールに巻き回した状態で収納し、消火時に前記扉を開いてノズル付きホースを引き出して消火する消火栓装置に於いて、
前記ノズル付きホースの引出し時に、前記リールにホース巻出し方向の回転力を付与してホース引出し力を低減させる巻出アシスト機構を備え、
前記アシスト機構は前記ノズル付きホースの引き出しを検出した際に作動することを特徴とする消火栓装置。In a fire hydrant device that houses a hose with a nozzle wound around a reel in a housing with an openable / closable door, opens the door and pulls out the hose with a nozzle when the fire is extinguished,
When pulling out the hose with a nozzle, a reeling assist mechanism that reduces the hose pulling force by applying a rotational force in the hose unwinding direction to the reel ,
The fire hydrant device according to claim 1, wherein the assist mechanism is activated when a pull-out of the hose with a nozzle is detected .

請求項１記載の消火栓装置に於いて、前記巻出アシスト機構は、張力が加わっていない状態ではホースリールの側面に押圧して制動停止を掛けるとともに、ホースに張力が加わることでホースリースの周面から離されて制動を解除するブレーキパッドを備えたことを特徴とする消火栓装置。2. The fire hydrant apparatus according to claim 1, wherein the unwinding assist mechanism presses against a side surface of the hose reel to apply a braking stop in a state where no tension is applied, and applies a tension to the hose so that the hose reel can be rotated. A fire hydrant device comprising a brake pad that is released from a surface to release braking .

請求項１記載の消火栓装置に於いて、
前記巻出アシスト機構は、加圧消火用水を前記ノズル付きホースに供給することにより駆動される水車機構であり、
前記加圧消火用水は前記水車機構に回転力を付与した後、消火用水と合流して前記ホースに供給されることを特徴とする消火栓装置。In the fire hydrant device according to claim 1,
The unwinding assist mechanism is a waterwheel mechanism that is driven by supplying pressurized fire-fighting water to the hose with a nozzle,
The fire-extinguishing apparatus, wherein the pressurized fire-extinguishing water is applied to the water wheel mechanism and then joined with the fire-extinguishing water and supplied to the hose .