JP3801853B2 - Base isolation table and its transport equipment - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、免震台及びその運搬具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術・発明が解決しようとする課題】
免震台はボールを使用したものやコロを使用したものなど、様々の種類があるが、いずれにしても、水平方向に相対動する上ベースと下ベースとを備えている（コロを使用したものの場合、中間ベースを備えていることもある）。また、被免震物の大きさに合わせて、大きさ及び重量も様々のものが用意されている。
【０００３】
そして、卓上式免震台のような小型免震台のように重量がある程度以下の免震台の場合は、倉庫での保管作業や現場での設置作業、或いはトラックへの載せ降ろしなどに際して人手で持ち運ぶことが多い。
【０００４】
その場合、下ベースにアジャスターボルトや足を設けている場合は、下ベースに手に掛けて持ち上げることが可能であるが、下ベースの下面をそのまま地面やテーブル面などに重ねる免震台の場合は、下ベースを掴む手掛かりがないため、持ち運びが頗る厄介である。
【０００５】
この点については、上ベースに手を掛けて持ち上げることが考えられるが、一般のボール式免震台のように上下ベースが連結されていない場合は、上ベースを持ち上げる方法は採用できない。さりとて、上下ベースを相対動が許容された状態で離脱不能に保持すると、構造が複雑になる問題がある。
【０００６】
また、上下ベースが連結されていても、上下ベースの間には僅かの隙間しか空いていないことが多いため、上ベースの縁を手でしっかりと掴みにくく、このため、持ち上げるのが厄介かつ危険であった。
【０００７】
更に、どのような運搬方法であっても、上下ベースが相対動してバランスが崩れないように持ち上げと移動を慎重に行わねばならず、この点からも、持ち運び作業が厄介であった。
【０００８】
本発明は、このような現状を改善することを技術的課題とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
前記課題は、各請求項に記載した構成の発明によって達成される。
【００１０】
すなわち、請求項１の発明では、人手で持ち運びできる免震台において、水平方向に相対動し得る上下ベースと、これら上下ベースのうち下ベースに取付くことによって上下ベースを持ち上げできる運搬具とを備えており、前記運搬具に、人が手で掴むことのできる取手と、上下ベースの間の隙間に嵌まり込んで下ベースに取り付く挿入部と、上下ベースを水平方向に相対動不能に保持するストッパー部を設けている。
【００１１】
請求項２の発明では、請求項１において、前記上下ベースは平面視四角形に形成されており、上下ベースの間に、当該上下ベースの相対動を許容するために複数個のボールが介在している一方、前記運搬具は、上下ベースの間の隙間に互いに反対方向から嵌まり込む一対の挿入部と、上ベースを外側から囲って水平ずれ不能に保持するストッパー部とを備えており、前記両挿入部に、下ベースの内部に設けた係合部に対して上向き抜け不能に嵌まる係止部を設けている。
【００１２】
更に、請求項３の発明は、請求項２において、前記運搬具は、下ベースに対して互いに反対方向から取付くように一対一組になっており、これら両運搬具に、上ベースの上方に位置する取手を設け、この取手の上面を、その上に他の免震台を積み重ねできるように平坦面に形成している。
【００１３】
また、請求項４の発明では、請求項３の構成において、前記運搬具の取手と下ベースとのうちいずれか一方又は両方に、当該取手と下ベースとを水平方向にずれ不能に保持する位置決め手段を設けている。
【００１４】
本願発明は、請求項１〜請求項４のうちの何れかに記載した免震台に使用される運搬具も含んでいる。
【００１５】
【発明の作用・効果】
本発明によると、下ベースに取り付けた運搬具を手で掴んで免震台を持ち上げできるため、一般的なボール式免震台のように上下ベースが連結されていない免震台であっても、人手で簡単に持ち運ぶことができる。
【００１６】
また、運搬具によって上下ベースは相対動不能に保持されているため、運搬途中でずれ動いてバランスを崩すことはなく、このことと、運搬具の取手をしっかり掴むことができることとが相俟って、持ち運び作業の容易性と安全性とを向上することができる。
【００１７】
請求項２のように構成すると、下ベースの下面をそのまま床やテーブル等に載せるタイプの免震台であっても支障無く持ち運ぶことができ、また、下ベースに設けた係合部は外周面よりも内側に位置していて隠れているため、美感を損なうこともない。
【００１８】
更に、請求項３及び請求項４のように構成すると、運搬具を取付けた状態の免震台を複数台積み重ねることができるため、免震台を倉庫に保管したりトラックや台車で運搬したりするに際して、スペースを有効利用することができる。特に、請求項４のように構成すると、複数の免震台を横ずれ不能の安定した状態に積み重ねることができるため、倉庫での保管やトラック等での運搬に際しての安全性を向上することができる。
【００１９】
【発明の実施形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【００２０】
(1).第１実施形態（図１〜図12）
図１〜図１２では第１実施形態を示しており、このうち図１では、博物館や美術館で美術品類を展示するために使用する展示ケース１を示している。
【００２１】
展示ケース１は、床に設置した大型免震台２に載っており、更に、展示ケース１の展示面には、美術品のような展示物３が載る卓上式小型免震台４を載置している。したがって、展示物３は大型免震台２と小型免震台４とで二重に免震される。本実施形態は小型免震台４に適用しており、以下、詳細を図２以下の図面に基づいて説明する。
【００２２】
(2).概要
図２（Ａ）は一部破断した状態での分離斜視図であり、この図に示すように、免震台４は、平面視で矩形に形成された上ベース５及び下ベース６と、上下ベース５，６の間に介在した４個のボール７と、ボール７を保持するリテーナ８と、金属板製の運搬具９とを備えている。
【００２３】
まず、主として図３〜図５に基づいて上下ベース５，６を説明する。図３は上ベース５を省略した状態での平面図、図４は上ベース５を表示した状態での図３のIV−IV視断面図、図５は図３の V-V視断面図、図６は上ベース５を表示した状態での図３のVI−VI視断面図である。
【００２４】
図４や図６に示すように、上ベース５は、金属板製の基板１０を備えており、基板１０の下面には、ステンレス板のような硬質金属板から成る４枚の上受け板１１を配置している。各上受け板１１は下向き凹状に凹み形成されており、その周辺部に重なったスペーサ１２を介して基板１０に固着されている。
【００２５】
基板１０の上面には金属板製の上カバー板１３を固着しており、その周囲には周壁１４を曲げ形成している。上カバー板１３には木板や合板のような軟質板１５を固着しており、これを化粧クロス１６で覆っている。軟質板１５は、例えば展示物３に転倒防止のために縛った糸の端を押しピンで固定するのに使用される。もちろん、軟質板１５や化粧クロス１６がない態様もある。
【００２６】
下ベース６は、その略全体にわたってフラットに広がる下受け板１７と、周壁１８を備えた下カバー板１９とを備えている。下カバー板１９には対角方向に延びる補強フレーム２０が溶接等によって固着されており、この補強フレーム２０に下受け板１７をねじで固定している。下カバー板１９にも化粧クロス１６を貼っている。
【００２７】
上下ベース５，６のコーナー部には、コーナーストッパー２１をねじ止めしている（その役割は後述する）。
【００２８】
(3).リテーナの構成
次に、主として図７〜図９に基づいて、ボール７をリテーナ８に保持する構成を説明する。図７は部分的な平面図、図８は分離した状態での平面図、図９は要部の分離斜視図である。
【００２９】
リテーナ８は、四隅をカットした板状の本体２２を備えており、そのカットされた四隅箇所に、一対ずつのボールホルダー２３を配置している。また、本体２２の四辺部には、当該本体２２の上下両方向に張り出すサイドストッパー２４をねじ止めしている。本体２２は合成樹脂で製造されている（金属板等の他の素材製でもよい）。
【００３０】
両ボールホルダー２３の先端部には、ボール４が部分的に嵌まる凹所２５を形成している。凹所２５は、ボール７に対して複数の箇所で点接触するように複数のフラット面から成っている。敢えて説明するまでもないが、ボール７はステンレス鋼のような硬質金属製である。
【００３１】
本体２２の四隅部には、両ボールホルダー２３の後ろ半分程度が嵌まる切欠き２６が形成されている一方、両ボールホルダー２３の外側面には、切欠き２６の左右側縁に嵌合する嵌合溝２７が形成されている。また、左右ボールホルダー２３の後部の相対向する面に、圧縮コイルばね２８が嵌まるばね受け穴２９を形成している。
【００３２】
本体２２における切欠き２６の左右内側縁の先端部には、平面視で半円状の支点部３０が形成されている一方、両ボールホルダー２３における嵌合溝２７の前端部は支点部３０ときっちり嵌まる円弧部３１になっている。
【００３３】
また、本体２２における切欠き２６の左右内側縁の後端部には、係合溝３２が形成されている一方、両ボールホルダー２３における嵌合溝２７の後部には、前記係合溝３２に嵌合する段部３３を形成している。
【００３４】
両ボールホルダー２３は、本体２２の支点部３０で外側から支持された状態で、後部はばね２８で離反するように付勢されているため、ボール７は両ボールホルダー２３で弾性的に挟持されている。このため、ボール７はガタ付きのない状態に保持されている。言うまでもないが、ばね２８は、ボール７の転動を許容する程度の適度のばね力に設定されている。両ボールホルダー２３はできるだけ摩擦係数の小さい素材で製造するのが好ましい。
【００３５】
上下ベース５，６の相対動ストロークのうち、主として四辺に沿った方向の相対動ストロークは、サイドストッパー２４が上下ベース５，６の周壁１４，１８に当たることによって規制され、対角方向の相対動ストロークは、図６に示すように、ボールホルダー２３がコーナーストッパー２１に当たることによって規制される。
【００３６】
なお、図６では一つのボールホルダー２３が上下のコーナーストッパー２０に同時に当たった状態を描いているが、上下ベース５，６は相対動するので、実際には、一つのボールホルダー２３は上下いずれか一方のコーナーストッパー２０のみに当たる。
【００３７】
言うまでもないが、リテーナの形態やボールの保持手段は本実施形態に限定されず、他の様々の態様を採用することができる。例えば、ボールホルダー２３を使用せず、ボール保持部をリテーナに一体に設けても良い。
【００３８】
(4).運搬具９の構造
次に、図２〜図４に加えて図１０〜図１２も参照しつつ、運搬具９について説明する。図１０〜図１２はそれぞれ使用状態を示す図である。本実施形態では、運搬具９は一対を一組として１台の免震台に使用されている。
【００３９】
運搬具９は、上ベース５の側面全体と上面の縁部とに重なり得る逆Ｌ字状の本体部３５を備えており、この本体部３５の上端縁には、断面逆Ｌ字状の取手３６を一体に連設しており、本体部３５と取手３６とで外向き開口の樋状になっている。なお、取手３６をより掴み易くするため、取手３６の中間部に人の手の平らが半分程度入る穴を空けたり、図１０に一点鎖線で示すように指掛け部３６ａを形成したりしても良い。
【００４０】
本体部３５の下端には、上下ベース６の間の隙間に入り込む挿入部３７が蝶番３８を介して回動自在に取付けられている。挿入部３７は本体部３５よりも短い長さになっており（強度を確保できれば長さは任意に設定できる）、この挿入部３７の中間部を挟んだ両側に、係止部の一例として、先端に大径の頭３９ａが形成された２個の吊りピン３９を突設している。
【００４１】
吊りピン３９は、挿入部３７を上下ベース６の間に入るように回動させた状態で下向きに突出している。そして、下ベース６の下受け板１７に、係合部の一例として、吊りピン３９が抜け不能に嵌まる係合穴４０を空けている。係合穴４０は、吊りピン３９の頭３９ａが嵌脱自在な大径部４０ａと、頭３９ａが抜け不能となる小径部４０ｂとでダルマ型に形成されており、小径部４０ｂが外側に位置している。
【００４２】
図１０〜図１２に示すように、挿入部３７の先端縁には、下ベース６の下受け板１７に当たる支持片３７ａを折曲げ形成している。支持片３７ａが下受け板１７に当たると共に、吊りピン３９の頭３９ａが係合穴４０の小径部４０ｂに係合した状態では、挿入部３７が上ベース５の周壁１４に当たらないように設定している。
【００４３】
本体部３５の両端には、ストッパー部の一例として、下ベース６の側面を部分的に囲うストッパー片４１を折曲げ形成している。なお、本体部３５をストッパーとして機能している。
【００４４】
(5).運搬具９の使用方法
運搬具９を取付ける場合、先ず、図１０に示すように、上ベース５を一方方向にずらしてから、吊りピン３９の頭３９ａを係合穴４０の大径部４０ａに挿入してら小径部４０ｂにずらすという操作により、一方の運搬具９を取付ける。次いで、図１１に示すように、一方の運搬具９を外側に倒し回動させた状態で上ベース５を他方方向にずらして、他方の運搬具９を下ベース６に取付ける。
【００４５】
そして、上ベース５を下ベース６の真上に戻してから、両運搬具９をその本体部３５が上ベース５に重なるように回動させる。これにより、２つの運搬具９の取手３６に手を掛けて免震台４を持ち上げて運搬することができる。また、図１２や図２（Ｂ）に示すように、複数の免震台４を積み重ねることができる。免震台４を使用する場合は、前記と逆の手順で運搬具９を取り外せば良い。
【００４６】
なお、免震台４は一人で持ち運んでも良いし、ある程度以上に重量がある場合は複数人で持ち運ぶことも可能である（従って、本願発明は様々の大きさの免震台に適用し得る）。
【００４７】
本実施形態の場合、係合穴４０の小径部４０ｂが大径部４０ａよりも外側寄りに位置しているため、吊りピン３９は外側に移動不能に保持されており、このため、免震台４を持ち運ぶに際して運搬具９が下ベース６から外れることはない。また、運搬具９は上下ベース５，６と広い面積で重なっているので、多数の免震台４を安定した状態で積み重ねることができる。
【００４８】
本実施形態のように挿入部３７を本体部３５に回動自在に取付けると、上下ベース５，６の間の隙間が狭くても、運搬具９を下ベース６に簡単に取付けることができる。また、挿入部３７に支持片３７ａを形成すると、持ち上げた状態で上ベース５の周壁１４に外力が掛かるのを防止できるため、上ベース５の変形を防止できる利点がある。
【００４９】
吊りピン３９と係合穴４０との配置を本実施形態とは逆にして、下ベース６に吊りピン３９（ねじで代用しても良い）を設ける一方、運搬具９の挿入部３７に係合穴４０を設けても良い。
【００５０】
(6).第２〜第３実施形態（図13〜図14）
図１３では第１実施形態の変形例である第２実施形態を示している。
【００５１】
すなわち、この実施形態では、下ベース６の下カバー板１９に、請求項に記載した位置決め手段の一例として、下段に位置した運搬具９の取手３６が横ずれ不能に嵌まる凹み４３を形成している。凹み４３は、実線で示すように下ベース６の下面に広く広がる状態に形成しても良いし、一点鎖線で示すように取手３６に重なる部分だけに形成しても良い。
【００５２】
取手３６の長さ（図で紙面と直交した方向の寸法）は下ベース６の横巾寸法よりも小さい寸法に設定しており、このため、運搬具９と下ベース６とは前後左右の何れの方向にもずれ不能に保持されている。その結果、多数の免震台４を安定した状態に積み重ねることができる。
【００５３】
図１４に示す第３実施形態も第１実施形態の変形例であり、この実施形態では、請求項に記載した位置決め手段の例として、取手３６に、下ベース６の３つの側面に重なる係止片４４を突設している。
【００５４】
位置決め手段の別形態としては、例えば、取手３６に適当な平面積の上向き突起を形成する一方、下ベース６の下面に、前記上向き突起がきっちり嵌る凹みを形成するなどしても良い。もちろん、他の係合手段を採用することも可能である。
【００５５】
(7).第４実施形態（図15〜図18）
図１５〜図１８では第４実施形態を示している。図１５は運搬具９を取付けた状態の斜視図、図１６は分離した状態の概略正面図、図１７は要部の破断斜視図、図１８は使用状態の断面図である。
【００５６】
本実施形態の運搬具９は、一対のハンドル型取手４５を設けた上蓋４６と、この上蓋４７にねじ４７（蝶ボルトが好ましい）で着脱自在に取付けた左右一対の吊り枠４８とを備えている。
【００５７】
吊り枠４８の下端には、上下ベース５，６の間の隙間に抜き差し自在な挿入部３７が蝶番３８を介して回動自在に取付けられており、挿入部３７に第１実施形態と同様の吊りピン３９を取付けている。
【００５８】
他方、下ベース６の下受け板１７に係合穴４０を空けている。本実施形態では、係合穴４０は、大径部４０ａが外側寄りに位置している。吊り枠４８の両端には、上下ベース５，６の側面に重なるストッパー片４１を曲げ形成している。吊りピン３９と係合穴４０の個数は、免震台４の重量や大きさに応じて設定すれば良い。
【００５９】
本実施形態では、一対の吊り枠４８を下ベース６に取り付けてから、これらの吊り枠４８に上蓋４６をねじ４７で固定すると、運搬具９は上下ベース５，６に対して離脱不能に保持される。このため、免震台４を容易に持ち運ぶことができる。
【００６０】
【００６１】
【００６２】
【００６３】
(9).その他
本発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化することができる。例えば、運搬具の形状や下ベースへの取付け箇所などは様々に具体化できる。運搬具を棒材で製造することも可能である。
【００６４】
また、下ベースに対する運搬具の係脱手段も様々に具体化でき、必ずしも本実施形態のような吊りピンを使用したものには限定されない。更に、免震台の構造も特に限定はなく、例えばダンパー機構などの付加機能を備えていても良い。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１実施形態の免震台の使用状態を示す斜視図である。
【図２】 (A)は分離斜視図、 (B)は積み重ねた状態の部分斜視図である。
【図３】上ベースを省略した状態での平面図である。
【図４】上ベースを表示した状態での図３のIV−IV視断面図である。
【図５】図３の V-V視断面図である。
【図６】上ベースを表示した状態での図３のVI−VI視断面図である。
【図７】リテーナによるボール保持手段を示す部分平面図である。
【図８】リテーナによるボール保持手段を示す分離平面図である。
【図９】リテーナによるボール保持手段を示す分離斜視図である。
【図10】運搬具の取付け手順を示す図である。
【図11】運搬具の取付け手順を示す図である。
【図12】積み重ね状態を示す図である。
【図13】第２実施形態を示す図である。
【図14】第３実施形態を示す図である。
【図15】第４実施形態の斜視図である。
【図16】第４実施形態の分離正面図である。
【図17】第４実施形態の一部破断分離斜視図である。
【図18】第４実施形態の使用状態での断面図である。
【符号の簡単な説明】
４ 本願発明を適用した卓上式の小型免震台
５ 上ベース
６ 下ベース
７ ボール
８ リテーナ
９ 運搬具
１１ 上受け板
１７ 下受け板
２２ リテーナの本体
２３ ボールホルダー
３５ 本体部
３６ 取手
３７ 挿入部
３８ 蝶番
３９ 吊りピン
４０ 係合穴[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a seismic isolation table and its carrying device.
[0002]
[Prior art / problems to be solved by the invention]
There are various types of base isolation tables, such as those using balls and those using rollers, but in any case, they have an upper base and a lower base that move relative to each other in the horizontal direction. In the case of things, it may have an intermediate base). Various sizes and weights are prepared according to the size of the seismic isolation object.
[0003]
In the case of a base-isolated base such as a small base-type base-isolated base such as a table-type base-isolated base, human resources are required for storage work in the warehouse, installation work at the site, or loading / unloading on a truck. I often carry it around.
[0004]
In that case, if an adjuster bolt or foot is provided on the lower base, it can be lifted by placing it on the lower base. Is difficult to carry because there is no clue to grasp the lower base.
[0005]
With regard to this point, it is conceivable to lift the upper base by placing a hand, but when the upper and lower bases are not connected as in a general ball-type base isolation table, the method of lifting the upper base cannot be adopted. When the upper and lower bases are held in a state where relative movement is allowed to be impossible, there is a problem that the structure becomes complicated.
[0006]
Also, even if the upper and lower bases are connected, there are often only a few gaps between the upper and lower bases, so it is difficult to grip the edge of the upper base firmly by hand, so it is cumbersome and dangerous to lift Met.
[0007]
Furthermore, in any transportation method, lifting and movement must be carefully performed so that the upper and lower bases move relative to each other and the balance is not lost. From this point, the carrying work is troublesome.
[0008]
This invention makes it a technical subject to improve such a present condition.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The above-mentioned subject is achieved by the invention of the composition described in each claim.
[0010]
That is, in the invention of claim 1, in MenShindai that can carry manually, and the vertical base capable of relative movement in the horizontal direction, and luck搬具that can lift the vertical base by stick taken into out under the bases of the vertical base The carrying device has a handle that can be grasped by a hand, an insertion portion that fits into a gap between the upper and lower bases and attaches to the lower base, and the upper and lower bases cannot be moved relative to each other in the horizontal direction. The stopper part to hold | maintain is provided.
[0011]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, the upper and lower bases are formed in a square shape in plan view, and a plurality of balls are interposed between the upper and lower bases to allow relative movement of the upper and lower bases. On the other hand, the carrying device includes a pair of insertion portions that are fitted into the gap between the upper and lower bases from opposite directions, and a stopper portion that surrounds the upper base from the outside and holds the upper base so as not to be horizontally displaced, The both insertion portions are provided with locking portions that fit in an upward direction with respect to the engaging portions provided inside the lower base.
[0012]
Further, the invention of claim 3 is the invention according to claim 2, wherein the carrier is set in a pair so as to be attached to the lower base from opposite directions. A handle is provided on the upper surface of the handle, and the upper surface of the handle is formed on a flat surface so that another base can be stacked thereon.
[0013]
According to a fourth aspect of the present invention, in the configuration of the third aspect, in one or both of the handle and the lower base of the carrying device, the positioning that holds the handle and the lower base in a non-displaceable manner in the horizontal direction. Means are provided.
[0014]
The present invention also includes a carrier used for the base isolation table according to any one of claims 1 to 4.
[0015]
[Operation and effect of the invention]
According to the present invention, since the seismic isolation table can be lifted by grasping the carrier attached to the lower base by hand, even if the base isolation base is not connected to the upper and lower bases, such as a general ball-type base isolation base. Easy to carry by hand.
[0016]
In addition, since the upper and lower bases are held in a relatively immovable manner by the transporter, they do not shift during transport and do not break the balance. This is combined with the fact that the handle of the transporter can be grasped firmly. Therefore, the ease and safety of carrying work can be improved.
[0017]
According to the second aspect of the present invention, it is possible to carry the seismic isolation table of the type in which the lower surface of the lower base is placed on the floor or the table as it is, and the engaging portion provided on the lower base can be carried from the outer peripheral surface. Since it is located inside and hidden, it does not impair the aesthetics.
[0018]
Furthermore, since it is possible to stack a plurality of seismic isolation bases with a carrier attached, the seismic isolation bases can be stored in a warehouse or transported by trucks or carriages. In doing so, the space can be used effectively. In particular, when configured as in claim 4, a plurality of seismic isolation tables can be stacked in a stable state incapable of lateral displacement, thereby improving safety during storage in a warehouse or transportation in a truck or the like. .
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0020]
(1). First embodiment (FIGS. 1 to 12)
1 to 12 show a first embodiment. Among these, FIG. 1 shows an display case 1 used for exhibiting art objects in a museum or an art museum.
[0021]
The display case 1 is placed on a large seismic isolation table 2 installed on the floor, and on the display surface of the display case 1, a desktop small base isolation table 4 on which an exhibit 3 such as a work of art is placed is placed. is doing. Accordingly, the exhibit 3 is double-isolated by the large base 2 and the small base 4. This embodiment is applied to the small seismic isolation table 4, and the details will be described below with reference to FIG.
[0022]
(2) Outline FIG. 2 (A) is a separated perspective view in a partially broken state. As shown in this figure, the base isolation table 4 includes an upper base 5 and a lower base formed in a rectangular shape in plan view. A base 6, four balls 7 interposed between the upper and lower bases 5, 6, a retainer 8 that holds the balls 7, and a metal plate carrier 9 are provided.
[0023]
First, the upper and lower bases 5 and 6 will be described mainly with reference to FIGS. 3 is a plan view with the upper base 5 omitted, FIG. 4 is a sectional view taken along the line IV-IV in FIG. 3 with the upper base 5 displayed, and FIG. 5 is a sectional view taken along the line VV in FIG. FIG. 6 is a cross-sectional view taken along line VI-VI in FIG. 3 with the upper base 5 displayed.
[0024]
As shown in FIGS. 4 and 6, the upper base 5 includes a substrate 10 made of a metal plate, and four upper support plates 11 made of a hard metal plate such as a stainless steel plate are provided on the lower surface of the substrate 10. Is arranged. Each upper receiving plate 11 is formed in a concave shape in a downward direction, and is fixed to the substrate 10 via a spacer 12 that overlaps the peripheral portion thereof.
[0025]
An upper cover plate 13 made of a metal plate is fixed to the upper surface of the substrate 10, and a peripheral wall 14 is bent around the upper cover plate 13. A soft board 15 such as a wooden board or a plywood is fixed to the upper cover board 13 and covered with a decorative cloth 16. The soft plate 15 is used, for example, to fix an end of a thread tied to the exhibit 3 to prevent the fall with a push pin. Of course, there is an aspect in which the soft plate 15 and the decorative cloth 16 are not provided.
[0026]
The lower base 6 includes a lower receiving plate 17 that extends flatly over substantially the entire surface, and a lower cover plate 19 that includes a peripheral wall 18. A reinforcing frame 20 extending diagonally is fixed to the lower cover plate 19 by welding or the like, and the lower receiving plate 17 is fixed to the reinforcing frame 20 with screws. A decorative cloth 16 is also attached to the lower cover plate 19.
[0027]
A corner stopper 21 is screwed to the corner portions of the upper and lower bases 5 and 6 (the role will be described later).
[0028]
(3) Configuration of Retainer Next, a configuration for holding the ball 7 on the retainer 8 will be described mainly based on FIGS. 7 is a partial plan view, FIG. 8 is a plan view in a separated state, and FIG. 9 is an exploded perspective view of the main part.
[0029]
The retainer 8 includes a plate-like main body 22 with four corners cut, and a pair of ball holders 23 are arranged at the cut four corners. In addition, side stoppers 24 that protrude in both the upper and lower directions of the main body 22 are screwed to the four sides of the main body 22. The main body 22 is made of a synthetic resin (may be made of another material such as a metal plate).
[0030]
A recess 25 into which the ball 4 is partially fitted is formed at the tip of both ball holders 23. The recess 25 is composed of a plurality of flat surfaces so as to make point contact with the ball 7 at a plurality of locations. Needless to say, the ball 7 is made of a hard metal such as stainless steel.
[0031]
At the four corners of the main body 22, notches 26 into which the rear half of both ball holders 23 are fitted are formed, while the outer surfaces of both ball holders 23 are fitted to the left and right edges of the notches 26. A fitting groove 27 is formed. In addition, spring receiving holes 29 into which the compression coil springs 28 are fitted are formed in opposing surfaces of the rear portions of the left and right ball holders 23.
[0032]
A semicircular fulcrum part 30 is formed at the front end of the left and right inner edges of the notch 26 in the main body 22, while the front end part of the fitting groove 27 in both ball holders 23 is connected to the fulcrum part 30. The arc portion 31 fits tightly.
[0033]
An engagement groove 32 is formed at the rear end of the left and right inner edges of the notch 26 in the main body 22, while the engagement groove 32 is formed at the rear of the fitting groove 27 in both ball holders 23. A stepped portion 33 to be fitted is formed.
[0034]
Since both the ball holders 23 are supported from the outside by the fulcrum 30 of the main body 22, and the rear portion is biased so as to be separated by the spring 28, the ball 7 is elastically held between the ball holders 23. ing. For this reason, the ball 7 is held in a state without backlash. Needless to say, the spring 28 is set to an appropriate spring force that allows the ball 7 to roll. Both ball holders 23 are preferably made of a material having a friction coefficient as small as possible.
[0035]
Of the relative movement strokes of the upper and lower bases 5, 6, the relative movement stroke mainly in the direction along the four sides is restricted by the side stopper 24 coming into contact with the peripheral walls 14, 18 of the upper and lower bases 5, 6. As shown in FIG. 6, the stroke is regulated by the ball holder 23 hitting the corner stopper 21.
[0036]
Although FIG. 6 shows a state in which one ball holder 23 is in contact with the upper and lower corner stoppers 20 at the same time, the upper and lower bases 5 and 6 move relative to each other. It hits only one corner stopper 20.
[0037]
Needless to say, the form of the retainer and the means for holding the ball are not limited to this embodiment, and various other aspects can be adopted. For example, the ball holder 23 may be provided integrally with the retainer without using the ball holder 23.
[0038]
(4). Structure of Carrier 9 Next, the carrier 9 will be described with reference to FIGS. 10 to 12 in addition to FIGS. 10-12 is a figure which shows a use condition, respectively. In this embodiment, the carrier 9 is used for one base isolation table as a pair.
[0039]
The carrying device 9 includes an inverted L-shaped main body 35 that can overlap the entire side surface of the upper base 5 and the edge of the upper surface, and a handle having an inverted L-shaped cross section is provided at the upper edge of the main body 35. The main body 35 and the handle 36 are in the form of a bowl with an outward opening. In order to more easily grasp the handle 36, or drilled to human palm et an intermediate portion of the handle 36 falls about half, or to form a finger hook portion 36a as indicated by one-dot chain lines in FIG. 10 .
[0040]
An insertion portion 37 that enters a gap between the upper and lower bases 6 is rotatably attached to the lower end of the main body portion 35 via a hinge 38. The insertion portion 37 has a shorter length than the main body portion 35 (the length can be arbitrarily set as long as the strength can be ensured), and as an example of a locking portion on both sides of the intermediate portion of the insertion portion 37, Two suspension pins 39 each having a large-diameter head 39a formed at the tip thereof are projected.
[0041]
The suspension pin 39 protrudes downward in a state where the insertion portion 37 is rotated so as to enter between the upper and lower bases 6. In addition, an engagement hole 40 is formed in the lower support plate 17 of the lower base 6 as an example of an engagement portion. The engagement hole 40 is formed in a dharma shape with a large-diameter portion 40a into which the head 39a of the suspension pin 39 can be freely fitted and detached, and a small-diameter portion 40b in which the head 39a cannot be removed, and the small-diameter portion 40b is located outside. is doing.
[0042]
As shown in FIGS. 10 to 12, a support piece 37 a that contacts the lower receiving plate 17 of the lower base 6 is formed at the distal end edge of the insertion portion 37 by bending. When the support piece 37a hits the lower receiving plate 17 and the head 39a of the suspension pin 39 is engaged with the small diameter portion 40b of the engagement hole 40, the insertion portion 37 is set so as not to hit the peripheral wall 14 of the upper base 5. ing.
[0043]
At both ends of the main body portion 35, as an example of a stopper portion, a stopper piece 41 that partially surrounds the side surface of the lower base 6 is formed by bending. The main body portion 35 functions as a stopper.
[0044]
(5) How to use the carrier 9 When attaching the carrier 9, first, as shown in FIG. 10, the upper base 5 is shifted in one direction, and then the head 39a of the suspension pin 39 is inserted into the large engagement hole 40. One carrier 9 is attached by an operation of inserting into the diameter portion 40a and then shifting to the small diameter portion 40b. Next, as shown in FIG. 11, the upper base 5 is shifted in the other direction in a state where one transporter 9 is tilted outward and rotated, and the other transporter 9 is attached to the lower base 6.
[0045]
Then, after returning the upper base 5 to a position directly above the lower base 6, both the transporting devices 9 are rotated so that the main body portion 35 overlaps the upper base 5. As a result, the seismic isolation table 4 can be lifted and carried by placing a hand on the handle 36 of the two carrying tools 9. Moreover, as shown in FIG. 12 and FIG. 2 (B), a plurality of base isolation tables 4 can be stacked. When using the base isolation table 4, the transport device 9 may be removed in the reverse procedure.
[0046]
The seismic isolation table 4 may be carried by one person, or it can be carried by a plurality of persons when the weight is more than a certain level (the present invention can be applied to seismic isolation tables of various sizes). .
[0047]
In the case of this embodiment, since the small-diameter portion 40b of the engagement hole 40 is located on the outer side of the large-diameter portion 40a, the suspension pin 39 is held so as not to move outward. When carrying 4, the carrier 9 does not come off the lower base 6. Moreover, since the transporting device 9 overlaps with the upper and lower bases 5 and 6 in a wide area, a large number of base isolation tables 4 can be stacked in a stable state.
[0048]
When the insertion portion 37 is rotatably attached to the main body portion 35 as in the present embodiment, the transporter 9 can be easily attached to the lower base 6 even if the gap between the upper and lower bases 5 and 6 is narrow. In addition, when the support piece 37a is formed in the insertion portion 37, it is possible to prevent an external force from being applied to the peripheral wall 14 of the upper base 5 in the lifted state, and thus there is an advantage that deformation of the upper base 5 can be prevented.
[0049]
The arrangement of the suspension pin 39 and the engagement hole 40 is reversed from that of the present embodiment, and the suspension pin 39 (which may be replaced with a screw) is provided on the lower base 6, while the suspension pin 39 and the engagement hole 40 are engaged with the insertion portion 37 of the carrier 9. A joint hole 40 may be provided.
[0050]
(6). Second to third embodiments (FIGS. 13 to 14)
FIG. 13 shows a second embodiment which is a modification of the first embodiment.
[0051]
That is, in this embodiment, the lower cover plate 19 of the lower base 6 is formed with a recess 43 as an example of the positioning means described in the claims, into which the handle 36 of the transporting device 9 positioned in the lower stage is fitted so as not to be laterally displaced. Yes. The dent 43 may be formed so as to spread widely on the lower surface of the lower base 6 as indicated by a solid line, or may be formed only in a portion overlapping the handle 36 as indicated by a one-dot chain line.
[0052]
The length of the handle 36 (the dimension in the direction perpendicular to the paper surface in the figure) is set to be smaller than the width of the lower base 6. For this reason, the carrier 9 and the lower base 6 are either front, rear, left or right. In this direction, it is held so that it cannot be displaced. As a result, a large number of base isolation tables 4 can be stacked in a stable state.
[0053]
The third embodiment shown in FIG. 14 is also a modification of the first embodiment. In this embodiment, as an example of the positioning means described in the claims, the handle 36 has a latch that overlaps the three side surfaces of the lower base 6. A piece 44 is projected.
[0054]
As another form of the positioning means, for example, an upward projection having an appropriate flat area may be formed on the handle 36, while a recess in which the upward projection fits tightly may be formed on the lower surface of the lower base 6. Of course, other engaging means can be employed.
[0055]
(7). Fourth embodiment (FIGS. 15 to 18)
15 to 18 show a fourth embodiment. FIG. 15 is a perspective view of the carrying device 9 attached, FIG. 16 is a schematic front view of the separated state, FIG. 17 is a cutaway perspective view of the main part, and FIG. 18 is a sectional view of the use state.
[0056]
The carrying device 9 of this embodiment includes an upper lid 46 provided with a pair of handle-type handles 45, and a pair of left and right suspension frames 48 that are detachably attached to the upper lid 47 with screws 47 (preferably butterfly bolts). Yes.
[0057]
At the lower end of the suspension frame 48, an insertion part 37 that can be freely inserted into and removed from the gap between the upper and lower bases 5 and 6 is rotatably attached via a hinge 38, and the insertion part 37 is the same as in the first embodiment. A suspension pin 39 is attached.
[0058]
On the other hand, an engagement hole 40 is formed in the lower support plate 17 of the lower base 6. In the present embodiment, the engagement hole 40 has the large-diameter portion 40a located on the outer side. At both ends of the suspension frame 48, stopper pieces 41 that overlap the side surfaces of the upper and lower bases 5 and 6 are formed by bending. The number of the suspension pins 39 and the engagement holes 40 may be set according to the weight and size of the base isolation table 4.
[0059]
In the present embodiment, when the pair of suspension frames 48 are attached to the lower base 6 and then the upper lid 46 is fixed to the suspension frames 48 with the screws 47, the carrier 9 is held so as not to be detached from the upper and lower bases 5 and 6. Is done. For this reason, the base isolation table 4 can be carried easily.
[0060]
[0061]
[0062]
[0063]
(9). Others The present invention can be embodied in various ways other than the above embodiment. For example, the shape of the carrier, the attachment location to the lower base, and the like can be variously embodied. It is also possible to manufacture the carrier with a bar.
[0064]
Further, the means for engaging / disengaging the carrier with respect to the lower base can be embodied in various ways, and is not necessarily limited to the one using the suspension pin as in the present embodiment. Furthermore, the structure of the base isolation table is not particularly limited, and for example, an additional function such as a damper mechanism may be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a usage state of a base isolation table according to a first embodiment.
2A is an exploded perspective view, and FIG. 2B is a partial perspective view in a stacked state.
FIG. 3 is a plan view with the upper base omitted.
4 is a cross-sectional view taken along the line IV-IV in FIG. 3 with the upper base displayed.
5 is a cross-sectional view taken along the line VV in FIG. 3;
6 is a cross-sectional view taken along the line VI-VI in FIG. 3 with the upper base displayed.
FIG. 7 is a partial plan view showing a ball holding means by a retainer.
FIG. 8 is a separated plan view showing ball holding means by a retainer.
FIG. 9 is an exploded perspective view showing a ball holding means by a retainer.
FIG. 10 is a diagram showing a procedure for attaching the carrier.
FIG. 11 is a diagram illustrating a procedure for attaching the carrying tool.
FIG. 12 is a diagram illustrating a stacked state.
FIG. 13 is a diagram illustrating a second embodiment.
FIG. 14 is a diagram illustrating a third embodiment.
FIG. 15 is a perspective view of a fourth embodiment.
FIG. 16 is a separated front view of the fourth embodiment.
FIG. 17 is a partially broken separated perspective view of the fourth embodiment.
FIG. 18 is a cross-sectional view of the fourth embodiment in use.
[Brief description of symbols]
4 Tabletop type small seismic isolation table to which the present invention is applied 5 Upper base 6 Lower base 7 Ball 8 Retainer 9 Transporter 11 Upper receiving plate 17 Lower receiving plate 22 Retainer main body 23 Ball holder 35 Main body portion 36 Handle 37 Insertion portion 38 Hinge 39 Suspension pin 40 Engagement hole

Claims (5)

人手で持ち運びできる免震台であって、
水平方向に相対動し得る上下ベースと、これら上下ベースのうち下ベースに取付くことによって上下ベースを持ち上げできる運搬具とを備えており、前記運搬具に、人が手で掴むことのできる取手と、上下ベースの間の隙間に嵌まり込んで下ベースに取り付く挿入部と、上下ベースを水平方向に相対動不能に保持するストッパー部を設けている、
免震台。 It is a seismic isolation table that can be carried by hand,
Upper and lower base in the horizontal direction may be the relative movement comprises a luck搬具that can lift the vertical base by stick taken into out under the bases of the vertical base, the carrying device, can be human grasping by hand An insertion portion that fits into the gap between the handle and the upper and lower bases and attaches to the lower base, and a stopper portion that holds the upper and lower bases in a relatively immovable manner in the horizontal direction.
Base isolated. 前記上下ベースは平面視四角形に形成されており、上下ベースの間に、当該上下ベースの相対動を許容するために複数個のボールが介在している一方、
前記運搬具は、上下ベースの間の隙間に互いに反対方向から嵌まり込む一対の挿入部と、上ベースを外側から囲って水平ずれ不能に保持するストッパー部とを備えており、
前記両挿入部に、下ベースの内部に設けた係合部に対して上向き抜け不能に嵌まる係止部を設けている、
請求項１に記載した免震台。The upper and lower bases are formed in a square shape in plan view, and a plurality of balls are interposed between the upper and lower bases to allow relative movement of the upper and lower bases,
The carrying device includes a pair of insertion portions that are fitted into a gap between the upper and lower bases from opposite directions, and a stopper portion that surrounds the upper base from the outside and holds the upper base so as not to be horizontally displaced.
The both insertion portions are provided with a locking portion that fits in an upward direction with respect to the engaging portion provided inside the lower base.
The base isolation table according to claim 1. 前記運搬具は、下ベースに対して互いに反対方向から取付くように一対一組になっており、これら両運搬具に、上ベースの上方に位置する取手を設け、この取手の上面を、その上に他の免震台を積み重ねできるように平坦面に形成している、
請求項２に記載した免震台。The transport device has become a one-to-one sets as rather attached from the opposite directions with respect to the lower base, these two vehicles, the handle is positioned above the upper base is provided, the upper surface of the handle, the It is formed on a flat surface so that other bases can be stacked on top.
The base isolation table according to claim 2. 前記運搬具の取手と下ベースとのうちいずれか一方又は両方に、当該取手と下ベースとを水平方向にずれ不能に保持する位置決め手段を設けている、
請求項３に記載した免震台。To either or both of a handle and the lower base of the carrying device is provided with a positioning means for holding so as not to shift the said handle and the lower base in a horizontal direction,
The base isolation table according to claim 3. 請求項１〜請求項４のうちの何れかに記載した免震台に使用される運搬具。  The carrier used for the base isolation table as described in any one of Claims 1-4.

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