JP3801424B2

JP3801424B2 - 卓上カレンダー

Info

Publication number: JP3801424B2
Application number: JP2000193485A
Authority: JP
Inventors: 直木大平
Original assignee: Toppan Forms Co Ltd
Current assignee: Toppan Forms Co Ltd
Priority date: 2000-06-27
Filing date: 2000-06-27
Publication date: 2006-07-26
Anticipated expiration: 2020-06-27
Also published as: JP2002011974A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、卓上カレンダーに関し、特に、携帯に便利な卓上カレンダーに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の一般的な卓上カレンダーとしては、起立可能なケース内に、カード状のカレンダー片を抜き取り可能に保持するよう構成したり、基台上に、ノート状に綴じ合わせたカレンダー片を支持するよう構成したものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら従来の卓上カレンダーは、装飾性に劣るとともに、携帯するには適さないという不都合があった。本発明は、このような不都合を解消した卓上カレンダーを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明の請求項１に記載した卓上カレンダーは、開閉可能な２枚のカバー片と、これらカバー片の開閉方向に変位可能に、前記カバー片とともに取り付けられた起立補助機能を有する補助片と、前記２枚のカバー片の間に取り付けられたカレンダー片とからなり、一方の前記カバー片には、前記補助片の先端を挿通する切り込みを設けたことを特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。ここにおいて、図１はカバー片を開いて起立した状態を示す斜視図、図２は同じく補助片の機能を示す斜視図、図３はカバー片を補助片とともに閉じた状態を示す正面図である。
【０００６】
図１及び図２に示すように、卓上カレンダー１は、２枚のカバー片２，３と補助片４を備え、これら各片２，３，４は、一側部に沿った各上下端にそれぞれ設けた３個一組の透孔を挿通する３個一組の各留めリング５，６によって、前記２枚のカバー片２，３は互いが接離するように開閉可能に、また、補助片４はこれらカバー片２，３の開閉方向に変位可能に構成している。
【０００７】
各カバー片２，３及び補助片４は、硬質な合成樹脂からなる板状で、猫を連想させる形状となっている。すなわち、前記各カバー片２，３はほぼ半円状で、上部にはそれぞれ耳部２ａ，３ａを突設し、下部にはそれぞれ足部２ｂ，３ｂを突設している。また、補助片４は、ほぼＬ字状であり、尻尾に対応するものである。
【０００８】
そして、図３に示すように、一方のカバー片３には切り込８を設け、各カバー片２，３を閉じた状態で補助片４の先端部を、この切り込み８に挿通することにより、前記補助片４は前記カバー片３と一体化し、単独で変位することは不可能となる。
【０００９】
各カバー片２，３の間には、複数枚のカレンダー片７が、一側部に沿った各上下端にそれぞれ設けた３個一組の透孔を挿通する３個一組の各留めリング５，６によって、取り付けられている。これらカレンダー片７は、一般のカレンダーと同様に、月、日、曜日などの必要事項が印刷されたものであり、前記カバー片２，３の形状にならって、ほぼ半円状に形成している。
【００１０】
本実施形態は以上のように構成したので、図１及び図２に示すように、２枚のカバー片２，３を開くとともに、カレンダー片７の該当する月の部分を開き、足部２ｂ，３ｂが接地するように載置し、起立状態で使用することができる。ここで、各カバー片２，３の開いた角度が小さい場合は、安定した起立状態を確保しにくいが、補助片４の位置を調整することによって、起立状態は安定したものとなる。
【００１１】
また、各カバー片２，３を閉じた状態においても、補助片４の位置を変位調整して、起立状態を安定して得ることができる。この前記各カバー片２，３を閉じた状態にあっては、卓上カレンダー１を装飾品として使用するものである。そして、図３に示すように、前記各カバー片２，３とともに、前記補助片４も閉じた状態にして、前記補助片４の先端を切り込み８に挿通支持すれば、薄いノート状になるので、携帯に便利である。
【００１２】
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、例えば、各カバー片２，３の形状は、猫を連想させるもののほか、犬やウサギなどの他の動物、あるいは花などの植物、乗り物や建造物など、いかなるものをかたどってもよい。また、前記各カバー片２，３や補助片４に図柄などの装飾を施してもよい。
【００１３】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項１の卓上カレンダーによれば、カバー片の形状を種々設定することにより装飾性に優れ、また、携帯にも適しているという効果を得ることができ、前記補助片が起立補助機能を有することによって、より安定した起立状態で使用できるとともに、前記２枚のカバー片の開き角度が小さい状態や、これらが閉じた状態においても確実に起立状態を維持でき、また、一方のカバー片に切り込みを設けたので、補助片の先端を切り込みに挿通支持すれば、薄いノート状になるので、携帯に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図１】カバー片を開いて起立した状態を示す斜視図。
【図２】補助片の機能を示す斜視図である。
【図３】カバー片と補助片を閉じた状態を示す正面図である。
【符号の説明】
１卓上カレンダー
２，３カバー片
４補助片
５，６留めリング
７カレンダー片
８切り込み

Claims

開閉可能な２枚のカバー片と、これらカバー片の開閉方向に変位可能に、前記カバー片とともに取り付けられた起立補助機能を有する補助片と、前記２枚のカバー片の間に取り付けられたカレンダー片とからなり、一方の前記カバー片には、前記補助片の先端を挿通する切り込みを設けたことを特徴とする卓上カレンダー。