JP3796454B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報処理装置及び方法に関し、特に、CAD装置を用いて作成したCADモデルと属性情報を利用した情報処理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、CAD装置(2DCAD装置または3DCAD装置)を用いて、商品や製品を構成する部品等の3次元の形状を有する物品(以下、単に部品という)の設計を製品設計工程で行っている。
【0003】
設計者は、CADモデル(3Dモデル、または2D図面)に、寸法、寸法公差、幾何公差、注記、記号などの属性情報を入力して、設計・製造情報や設計意図などを製造工程などの下流工程に伝達している。
【0004】
一例として、金型製造などの設計の下流工程では、3Dモデルや2D図面などを参照して設計情報を確認し、金型設計、NCプログラミング、金型製作、成型及び成形品または金型の検査を行っている。
【0005】
前記検査工程では、図面やモデルで指示された寸法公差などの設計情報を基に、自動測定機若しくは顕微鏡やマイクロメータといったマニュアル測定器などを用いて測定を行っている。
【0006】
三次元測定機(以下CMM)は、成型品の表、裏、左右といった幾つかの方向(段取り)毎に測定する。
【0007】
2D図面の場合は、測定済の寸法に色鉛筆などでマークを付けて、同じ寸法を二重に測ったり、測定漏れが無いように注意をして測定を行っている。
【0008】
さらに、測定した結果を図面上で比較できるよう寸法に識別子を付加している。これにより、測定値を識別子と共に記録し、測定結果と図面上の識別子が付加された寸法を照合できるようにすることも一般的に行われている。
【0009】
特開平08−082575号公報「評価表の作成表示方法および装置」にあるように測定結果の集計を自動化することにより測定作業の効率を向上する例が示されている。
【0010】
さらに、特開平08−190575号公報「検査教示装置及び方法」若しくは特開2000−235594号公報「CADシステムおよび測定寸法値の検査方法」にあるようにCMMに限定しているもののCMMの経路データに寸法の識別子を付加することで、三次元測定機の出力ファイルに識別子付きで測定値を出力させ、その測定結果をCADに読込み寸法と測定結果を照合することも行われている。
【0011】
また、寸法に識別子を付加してCMMの経路データを出力し、測定結果を読込んで寸法と照合する方法は市販のCATシステムなどでも行われている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例ではCMMなどの自動測定機を利用するものに限定されており、マイクロメータなど手動の測定器を用いた測定業務を支援できるものにはなっていない。
【0013】
また、CMMなどの自動測定機であっても、CAD画面上で測定プログラムを作成(オフラインテーチング)しにくい場合が有り、CMMなどで測定プログラムを作成(オンラインテーチング)する作業を支援できるものになっていない。
【0014】
検査工程において、手動で行うオンラインテーチング、手動測定に要する工数は大きく、費用面、納期面の側面からも作業効率を向上し、工数などを削減することが望まれている。
【0015】
本発明は更に以下の課題を解決するものである。
【0016】
寸法毎にどの測定器で測定するかその都度考えながら測定を行い、測定済の寸法かその工程の測定器測定する寸法かどうか同じ寸法を何度も参照することになり、時間がかかっていた。
【0017】
測定器毎や測定器の段取り毎に順番に測定していく。例えばCMMで測定し、CMMで測定しなかった寸法を顕微鏡で測定し、顕微鏡でも測定しなかった寸法をマイクロメータで測定し、と各測定工程を順番に行っていくことになり全体の測定期間が長くかかっていた。
【0018】
また、従来は2D図面を用いて設計製造情報を伝達していたが、2D図面の作成には大きな工数を要していた。
【0019】
これに対して、3Dモデルに寸法公差などの設計・製造情報を付加して設計情報を伝達するいわゆる「図面レス」を実現することで、前記情報伝達に要する工数を大幅に削減することが期待されている。
【0020】
一方、検査工程では2D図面に記載されている寸法公差などを参照しながら計測を行う作業方法が定着しており、3Dモデルに付加された属性情報を参照して効率的に計測を行える仕組みが「図面レス」及び情報伝達工数やコストの削減を実現する上で必要とされている。
【0021】
また、図面やモデルには数十から数百、あるいはそれ以上の寸法などの設計情報が付加されている。測定する際はそのなかから必要な情報を見いだして、測定箇所を確認する必要があり、複雑なモデルになると目的とする寸法を探しながら行うため時間がかかっていた。
【0022】
更に、測定済みのマークなどを測定しながら図面などに付加しており、記入漏れや誤記、見落としなどが発生しやすく、測定工程が一旦終了してから測定漏れ箇所のチェックを行って、再度各測定器で測定漏れ寸法を測定することがしばしば発生し、後戻りの時間がかかっていた。
【0023】
本発明の目的は、これらの課題を解決し、検査の測定準備、測定、測定結果評価の各工程を前倒し、自動化、並列化、効率化する情報処理方法及び情報処理システムを提供することにある。
【0024】
また、本発明の他の目的は、工程検討、コスト見積りなどCADモデルに関連付けられた属性情報を参照して行う作業を支援することにある。
【0025】
更に、本発明では、図面レスで検査などの業務が行える情報処理システムを提供し、設計・製造情報の作成・伝達工数を削減するものである。
【0026】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、CADモデルに関連付けられた寸法情報を前記CADモデルに対応する部品の寸法測定の段取り毎にグループ化して記憶する記憶手段と、測定の段取りの対象となるグループの指定に応じて、前記指定されたグループに属する寸法情報を前記CADモデルとともに表示する表示手段とを有し、前記表示手段は、前記表示された寸法情報のうちの測定の処理対象となる寸法情報の指定に応じて、前記測定の処理対象として指定された寸法情報を他の寸法情報と区別して表示することを特徴とする。
【0027】
また、本発明の情報処理方法は、CADモデルに関連付けられた寸法情報を前記CADモデルに対応する部品の寸法測定の段取り毎にグループ化して処理装置が記憶装置に記憶する記憶工程と、測定の段取りの対象となるグループの指定に応じて、前記指定されたグループに属する寸法情報を前記CADモデルとともに前記処理装置が表示装置に表示させる表示工程と、前記表示された寸法情報のうちの測定の処理対象となる寸法情報を他の寸法情報の指定に応じて、前記測定の処理対象として指定された寸法情報を他の寸法情報と区別して前記処理装置が前記表示装置に表示させる処理工程とを有することを特徴とする。
【0028】
また、本発明のプログラムは、CADモデルに関連付けられた寸法情報を前記CADモデルに対応する部品の寸法測定の段取り毎にグループ化して処理装置が記憶装置に記憶する記憶工程と、測定の段取りの対象となるグループの指定に応じて、前記指定されたグループに属する寸法情報を前記CADモデルとともに前記処理装置が表示装置に表示させる表示工程と、前記表示された寸法情報のうちの測定の処理対象となる寸法情報を他の寸法情報の指定に応じて、前記測定の処理対象として指定された寸法情報を他の寸法情報と区別して前記処理装置が前記表示装置に表示させる処理工程とを有することを特徴とする情報処理方法を前記処理装置に実行させることを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
【0030】
【実施例】
(モールド金型生産の全体の流れ)
図1は、本発明をモールド部品金型生産に適用した場合の全体の流れを示す図である。
【0031】
図において、ステップS101で、製品の設計を行い、個々の部品の設計図面を作成する。部品の設計図面には、部品製作に必要な情報、制約情報などが含まれている。部品の設計図面は2D−CADまたは3D−CADで作成され、3D−CADで作成された図面(3D図面)は、形状及び寸法公差などの属性情報からなる。寸法公差は形状(面、稜線、点)と関連付けることができ、寸法公差は成形品の検査指示、金型精度指示などに利用される。
【0032】
ステップS102において、製品の組み立てや成形などの製造性の検討を行い、部品毎の工程図を作成する。部品の工程図には、部品製作に必要な情報に加えて、詳細な検査指示が含まれる。部品の工程図は2D−CADまたは3D−CADで作成される。
【0033】
ここで、詳細な検査指示の例として、
(1)測定項目(寸法あるいは寸法公差)の番号付け
(2)測定項目に対して測定ポイントや測定方法の指示、などがある。
【0034】
詳細な検査指示情報はCAD上で寸法公差と関連付けることができる。
【0035】
ステップS103において、ステップS102で作成した部品の工程図(工程図面、金型仕様書)を基に金型設計を行い、金型図面を作成する。金型図面には金型製作に必要な情報、制約条件が含まれる。金型図面は、2D−CADまたは3D−CADで作成され、3D−CADで作成された金型図面(3D図面)は、形状及び寸法公差などの属性情報からなる。
【0036】
ステップS104において、ステップS103で作成した金型図面を基に金型の製作工程を検討し、金型工程図を作成する。金型加工工程は、NC加工及び汎用加工からなる。NC加工(数値制御による自動加工)を行う工程に対しては、NCプログラムの作成指示を行う。汎用加工(手動による加工)工程には、汎用加工を行うための指示を行う。
【0037】
ステップS105において、金型図面を基に、NCプログラムを作成する。
【0038】
ステップS106において、工作機械などで金型部品を製作する。
【0039】
ステップS107において、製作された金型部品を、ステップS103で作成した情報に基づき検査する。
【0040】
ステップS108において、金型部品を組み立て、成形する。
【0041】
ステップS109において、成形されたモールド部品をステップS101、ステップS102で作成した情報に基づき検査し、OKであれば終了する。
【0042】
ステップS110において、ステップS109の検査の結果に基づき成形品の精度不足の個所の金型を修正する。
【0043】
(製品の設計)
次に、製品の設計を行い、個々の部品の設計図面の作成について説明する。部品の設計図面は、2D−CAD装置または3D−CAD装置により作成される。
【0044】
ここで、図2に示す情報処理装置、例えばCAD装置を用いて、部品の設計について説明する。
【0045】
図2は、CAD装置のブロック図である。図において、201は内部記憶装置、202は外部記憶装置であり、CADデータやCADプログラムを保管するRAM等の半導体記憶装置、磁気記憶装置等からなる。
【0046】
203はCPU装置であり、CADプログラムの命令に沿って処理を実行する。
【0047】
204は表示装置であり、CPU装置203の命令に沿って形状などを表示する。
【0048】
205はCADプログラムに対して指示等を与えるマウス、キーボードなどの入力装置である。
【0049】
206はCPU装置203の命令に沿って紙図面などを出力するプリンタなどの出力装置である。
【0050】
207は外部接続装置であり、本CAD装置と外部の装置とを接続し、本装置からのデータを外部装置へ供給したり、外部の装置から本装置を制御したりする。
【0051】
図3は、図2に示したCAD装置の処理動作を示すフローチャートである。
【0052】
まず、オペレータが入力装置205により、CADプログラムの起動を指示すると、外部記憶装置202に格納されているCADプログラムが内部記憶装置201に読み込まれ、CADプログラムがCPU装置203上で実行される(ステップS301)。
【0053】
オペレータが入力装置205により対話的に指示することにより、内部記憶装置201上に形状モデルを生成し、表示装置204上に画像として表示する(ステップS302)。この形状モデルについては、後述する。なお、オペレータが入力装置205によりファイル名などを指定することにより、既に外部記憶装置202上に作成されている形状モデルをCADプログラム上で取り扱えるように、内部記憶装置201に読み込むこともできる。
【0054】
オペレータが入力装置205により形状モデルに対して、寸法公差などを属性情報として付加する(ステップS303)。付加された属性情報は、ラベルなどの画像情報として表示装置に表示することができる。付加された属性情報は、形状モデルに関連付けられて内部記憶装置201に保管される。
【0055】
オペレータが入力装置205により、属性情報に対する検索条件などを指定して、属性情報に対する表示制御などを一括して行えるようにグループ化する(ステップS304)。属性情報のグループ化の情報は、内部記憶装置201に保管される。オペレータがあらかじめグループを指定して属性付けを行うようにしても良い。また、オペレータが入力装置205により、属性情報をグループに登録・削除することができる。
【0056】
次に、オペレータは入力装置205により、グループなどの条件を指定して寸法公差などの属性情報の表示・非表示や色付けなどの表示制御を行う(ステップS305)。また、オペレータが入力装置205により、形状モデルの表示方向、倍率、表示中心などの表示方法を設定する。後から表示方法を指定することで、指定された表示方向、倍率、表示中心で形状モデルを表示することができる。表示方法をグループ化した属性情報と関連することができる。表示方法を指定された場合、関連付けられた属性情報のみを表示することができる。表示方法は内部記憶装置に保管される。
【0057】
オペレータの指示により、属性情報を外部記憶装置202などに保管することができる(ステップS305)。外部記憶装置202上の属性情報と形状モデルに関連付けられた属性情報を照合する属性IDを付加することができる。外部記憶装置202上の属性情報に情報を追加したものを内部記憶装置201に読み込んで、属性情報を更新することができる。
【0058】
オペレータが入力装置205により、形状モデルに属性情報を付加したCAD属性モデルを外部記憶装置202に保管する(ステップS306)。
【0059】
ここで、形状モデルとCAD属性モデルについて説明する。
【0060】
図4は形状モデルの例を示す図であり、図5は形状モデルを構成する各部の関連を示す概念図である。
【0061】
図3は、形状モデルの代表例として、SolidModelである。図に示すように、SolidModelは部品などの形状をCAD上の3次元空間上に定義する表現方法で、位相情報(Topology)と幾何情報(Geometory)からなる。SolidModelの位相情報は、図5に示すように、内部記憶装置201上で階層的に記憶され、
1つ以上のShellと、
1つShellに対して1つ以上のFaceと、
1つのFaceに対して1つ以上のLoopと、
1つのLoopに対して1つ以上のEdgeと、
1つのEdgeに対して2個のVertexと、からなる。
【0062】
また、Faceに対して平面や円筒面といったFace形状を表現するSurface情報が内部記憶装置201上で関連付けられて保管される。Edgeに対して直線や円弧といったEdgeの形状を表現するCurve情報が内部記憶装置201上で関連付けられて保管される。Vertlexに対して三次元空間上の座標値を内部記憶装置201上で関連付けられて保管される。
【0063】
Shell、Face、Loop、Vertexの各位相要素には、夫々属性情報が内部記憶装置201上で関連付けられて保管されている。
【0064】
ここで、Face情報を例に、内部記憶装置201上での保管方法の一例を説明する。
【0065】
図6は、内部記憶装置201上でのFace情報の保管方法を示す概念図である。
【0066】
図に示すように、Face情報はFaceID、Faceを構成するLoopListへのポインタ、Face形状を表すSurfaceデータへのポインタ及び属性情報へのポインタからなる。
【0067】
LoopListは、Faceを構成する全てのLoopのIDをリスト形式で保管したものである。Surface情報は、SurfaceタイプとSurfaceタイプに応じたSurfaceParameterから構成される。属性情報は、属性タイプ及び属性タイプに応じた属性値から構成される。属性値には、Faceへのポインタや属性が所属するグループへのポインタなども含まれる。
【0068】
(3Dモデルへの属性情報の入力と表示)
更に、3Dモデルへの属性情報の入力と属性情報が付加された3Dモデルの表示について、詳細に説明する。
【0069】
図7〜図11は、3Dモデル、及び属性情報を示す図であり、図12〜図14は3Dモデルに属性情報を付加するときの処理動作を示すフローチャートである。
【0070】
図12のステップS121で、図7に示す3Dモデル1を作成し、作成した3Dモデル1に属性情報を付与するために、ステップS122で必要なビューを設定する。
【0071】
ここで、ビューとは、3Dモデル1を(仮想的な)三次元空間上で見るための、視線の方向、倍率、および視線の中心により定まる、3Dモデル1の表示に関わる要件を規定するものである。例えば、図7においては、図25に示した平面図に直交する視線方向でビューAが定められる。倍率および視線の中心は、3Dモデル1の形状と付与した属性情報の概ね全てが表示装置の表示画面に表示できるように、定められる。例えば、本実施の形態では倍率は2倍で、視線中心は平面図のほぼ中心に定められる。同様に、正面図に直交する視線方向のビューB、側面図に直交する視線方向のビューCも設定される。
【0072】
次に、ステップS123で設定された各ビューに関連付けて、各ビューの視線方向に正対するように、属性情報を入力する。図8、図10の(a)、図11の(a)は各々のビューA、B、Cに属性情報を付与した状態を示す図である。図9、図10の(b)、図11の(b)は各々のビューA、B、Cから見た3Dモデル1および属性情報である。
【0073】
また、各ビューと属性情報の関連付けは、属性情報の入力後でもよい。たとえば図13に示すフローチャートのように、3Dモデルを作成し(ステップS131)、ステップS132にて属性を入力後、ステップS133にて所望のビューに属性情報が関連付けられるものである。また、必要に応じ、ビューに対し関連付けられる属性情報の追加、削除等の修正がなされるものである。
【0074】
属性情報の入力は、各々のビューから二次元的に3Dモデル1を表示させ入力してもよく、また必要に応じ、三次元的に表示させながら入力してもよい。該入力はいわゆる2D−CADで二次元図面を作成する工数と何ら変わることなく実現できるものである。さらには、必要に応じ三次元的に3Dモデル1を見ながら入力することができるので、より効率的かつミスなく実現できるものである。
【0075】
次に、3Dモデル1の属性情報を見る場合には、図14のステップS141において所望のビューを選択することで、ステップS142において選択されたビューの視線方向、倍率、および視線中心に基づき3Dモデル1の形状と該ビューに関連付けて付与されている属性情報が表示されるものである。ここで、ビューが容易に選択可能となるように、選択可能な3D−モデル1のビューが適切に保管およびアイコン等で画面上に表示されているものである。例えばビューA、あるいはビューB、あるいはビューCが選択されると、それぞれ図9、あるいは図10の(b)、あるいは図11の(b)が表示される。このとき、属性情報が各ビューに正対して配置されているために、表示画面上では二次元的に極めて容易に分かりやすく見ることができる。
【0076】
3Dモデルの属性情報が少ない場合は、特にビューに属性情報を関連づけなくと見やすく表示できる場合もある。このような場合は、図13に示すフローチャートにおいて、3Dモデルを作成し(ステップS131)、ステップS132にて属性情報を付加するだけでもよい。
【0077】
(モールド検査工程の流れ)
図15は本発明をモールド検査工程に適用した場合の流れを示す図である。
【0078】
図15のステップS151において、属性情報を指定することで、個々の属性情報に対してユニークな識別子が自動的に付加されるものである。ここで、指定された属性情報毎に識別子が付加されるだけでなく、ビューに関連付けられた属性情報のグループ、あるいは図3のステップS304で定義される任意の属性情報のグループあるいはパーツを指定することで指定した番号順にまとめて識別子を付加することもできる。
【0079】
また、S132で3Dモデルに属性情報が入力される際にユニークな識別子を付加することもできる。
【0080】
付加された識別子は図6に示される属性情報の属性値として内部記憶装置201あるいは外部記憶装置202上に保持される。
【0081】
図16は付加された識別子を表示装置204に表示される属性情報の近傍に表示した例である。161は識別子であり、丸や四角で囲んで属性情報の近傍に表示される。識別子を丸や四角で囲むことで、属性情報の他の属性値と区別することが容易になる。
【0082】
ここで作業段取り工程及び作業指示情報付加工程について詳細に説明する。
【0083】
ステップS152作業段取り工程において、属性情報を測定の段取り毎に分類する。
【0084】
測定する部品は3D形状を有しており、測定する部位により上下、左右、前後の各方向、場合によっては任意の方向から測定することになる。CMMなどの自動測定器では、測定対象部品を測定器のテーブルに治具などで固定して測定を行っている。
【0085】
図17はCMM自動測定機による測定状態の概略を示した例である。
【0086】
171はCMMの測定端子、172は測定部品、173は部品を固定する固定治具、174は測定可能範囲の一例をそれぞれ示している。
【0087】
CMMによる測定では、測定端子の可動範囲と部品形状と部品の固定治具形状により測定範囲が決まる。
【0088】
この測定範囲は図17の(b)に示すように方向毎にそれぞれ決まってくる。
【0089】
この測定範囲に収まる属性情報がその方向から測定可能であり、自動測定機の測定方向毎に測定可能な属性情報を分類することを測定段取りと称する。
【0090】
また、自動測定機で測定できない属性情報に対しては、マイクロメータ・顕微鏡・ゲージ等の方法を用いて手動計測を行うが、このマイクロメータなど手動計測する寸法をその測定方法ごとに分類することも測定段取りと称する。
【0091】
このステップについて図18及び図19を用いて説明する。
【0092】
図19のステップS1901において測定段取り作業の対象となるパーツあるいは属性情報グループを指定する。パーツあるいは属性情報のグループは表示装置204に表示される図18のメニュー181を用いて対話的に指定される。
【0093】
測定段取りの対象となるパーツあるいは属性情報グループが指定されると、自動的に属性情報グループに属する属性情報が表示装置204に表示される。ビューに関連付けられた属性情報グループが指定された場合は、そのビューに従った表示状態になる。
【0094】
指定されたパーツあるいは属性情報グループに段取りするべき属性情報が無かった場合、表示装置204に「属性情報はありません」と表示して、ステップS1901に戻り再度パーツあるいは属性情報グループを選択できる。
【0095】
ステップS1901で測定段取りの対象となるパーツあるいは属性情報が指定されると対象GroupList上の最前順位の属性情報が対象となり、ステップS1902が行われる。
【0096】
ステップS1902で現対象属性情報の対象GroupList上の順位に従い図18に示した操作メニュー状態の変更が行われる。
【0097】
現順列前に属性情報がない場合では、図18の183に示すように、「前属性」ボタンが選択できない状態(非アクティブ)にされる。
【0098】
現順列後に属性情報がない場合では、図18の182に示すように、「次属性」ボタンが非アクティブにされる。
【0099】
現対象属性情報の対象GroupList上の順位で前後に属性情報がある場合は、「前属性」ボタン「次属性」ボタン共に選択できる状態(アクティブ)にされる。
【0100】
ステップS1903において処理対象の段取り処理属性情報が表示装置204上に表示される。
【0101】
段取り対象となる属性情報は3Dモデル上の関連要素と共に強調表示され、他の属性情報と容易に区別することができる。
【0102】
図18の184は測定段取り中の3Dモデルの一例を示したものである。
【0103】
また、段取り対象となる属性情報が強調表示されると同時に、対象属性情報中の設計値・公差・識別子などの重要情報と現対象属性情報の対象GroupList上の順位とGroupList全属性情報数を表示装置204上の定位置に表示する属性情報定位置表示が行われる。
【0104】
作業者は強調表示された属性情報および属性情報定位置表示により属性情報の測定方法を判定する。
【0105】
測定方法判定後、判定した測定方法に合った段取りグループを図18のメニュー181「作業段取りグループ」により対話的に指定する。
【0106】
また、測定方法判定により段取り対象となる属性情報に測定ポイントが必要な場合は図18のメニュー181「測定ポイント入力」によりステップS153が呼び出される。
【0107】
作業者が「作業段取りグループ」指定後、マウスなどの入力装置205を用いて「次属性」ボタンを選択することで次に測定段取り処理対象となる属性情報を指定することができる。
【0108】
作業者により「次属性」ボタンが選択された場合、現対象属性情報の対象GroupList上の前順位属性情報が段取り対象属性情報になる。
【0109】
測定段取り作業時には作業者は主に「次属性」ボタンを操作することとなるが、ステップS1902により次に段取り処理する属性情報が存在する場合は、図18の181メニューの「次属性」ボタンが選択できる状態なっており、作業者が段取りするべき属性情報の存在を容易に認識でき、測定段取りを忘れてしまうミスを防止出来る。
【0110】
作業者が「次属性」ボタンを選択し、次に測定段取り処理対象となる属性情報の指定が行われるのと同時に、現段取り対象段取り属性情報の段取り処理済み処理が行われる。
【0111】
図6に示される属性情報の属性値の一つである「段取りグループ名」に本ステップで指定された段取りグループ名が格納され、内部記憶装置201あるいは外部記憶装置202上に保持される。
【0112】
さらに段取りグループ名に対応するGroupListに属性情報が格納され、内部記憶装置201あるいは外部記憶装置202上に保持される。
【0113】
さらに、対象属性情報の表示色を処理済み色への変更が行われる。
対象属性情報の表示色を処理済み色に変更されることにより、段取り済み属性情報が作業者に容易に判別させることができる。
【0114】
また、前記属性情報定位置表示中の、現対象属性情報の対象GroupList上での順位とGroupList全属性情報数の表示により、現段取り作業の進捗状態を作業者が容易に認識できる。
【0115】
前記段取り処理済み処理時に既に属性値「段取りグループ名」に段取りグループ名が格納されている場合は、対象属性情報が段取り処理済みであることが示されている。
【0116】
この場合は、前処理情報始末処理が行われ、既格納段取りグループ名に対応するGroupListから該当属性情報が削除され、属性値「段取りグループ名」が削除される。
【0117】
前処理情報始末処理後に前記段取り処理済み処理が行われる。
【0118】
前処理情報始末処理が行われることで、一つの属性情報は一つの段取りグループに属させることが可能となる。
【0119】
この事により、属性情報の測定方法が一つで確定され、間違えて複数方法での測定を行ってしまうことが防止できる。
【0120】
作業者により「前属性」ボタンが選択された場合、現対象属性情報の対象GroupList上の前順位属性情報が段取り対象属性情報になる。
【0121】
この場合、段取り処理済み処理は行われない。
【0122】
「誤った段取りグループを指定してしまった」「測定ポイントを指定し忘れた」といった何らかの人為的ミスが発生することを支援システム側で想定することは実質的に作業効率を向上するために重要である。前記メニュー182の「前属性」ボタンにより、簡単に直前の作業状態に復帰させることができる。
【0123】
測定者に対しては、属性情報が多い場合でも人為的なミスに伴う復元作業が簡便になることで、心理的に楽に測定作業を進めていくことができ、作業効率を向上させるものである。
【0124】
現測定段取り対象の属性情グループで現順列後に属性情報がない場合、「次属性」ボタンが非アクティブとなる。
【0125】
この場合、別属性情報グループを指定して測定段取り作業を継続する場合は、図18の181メニューの「継続」ボタンを指定する。
【0126】
また、現測定段取り対象の属性情報グループでの測定段取り作業を終了する場合、もしくは、現属性情報段取り作業を中断する場合は、
図18の181メニューの「継続」ボタンを指定する。
【0127】
ステップS1904において、ステップS1903で「前属性」ボタン及び「次属性」ボタン指定した場合は、現選択属性グループでの測定段取り処理の継続と判断され、ステップS1902へ処理を戻す。
【0128】
ステップS1903で「継続」ボタンが指定された場合、現選択属性グループの測定段取り処理は終了するが、別の属性情報グループの選択から測定段取り作業を継続すると判断され、ステップS1905に処理を移行する。
【0129】
ステップS1903で「終了」ボタンが指定された場合、測定段取り処理と判断され、ステップS1906へ処理を移行する。
【0130】
ステップS1905において、現測定段取り対象属性情報の前記段取り処理済み処理が行われる。その後、現指定パーツ及び属性情報グループの指定が削除され、現指定パーツ及び属性情報グループの指定が可能な状態になり、ステップS1901に処理が移行する。
【0131】
ステップS1906において、現測定段取り対象属性情報の前記段取り処理済み処理が行われる。その後、現指定パーツ及び属性情報グループの指定が削除され図18の181メニューから抜ける。
【0132】
測定段取り処理はその操作に自由度を持たせるため、属性情報グループ全ての属性情報の段取りを行わない状態でも作業中断が可能になっている。そのことが属性情報の測定段取り漏れにつながりかねないので、測定段取り手段は、作業段取りグループに属さない属性情報を、作業段取り未処理グループに属させる手段と、作業段取り未処理グループのみを表示する手段を有している。
【0133】
図20の2001は測定段取り未処理属性情報表示の一例である。
【0134】
前記作業段取り未処理グループのみを表示する手段により、作業者は測定段取り忘れの属性情報が容易に認識できる。また、作業段取りグループに属さない属性情報を作業段取り未処理グループに属させる手段により、作業者は簡単に段取り忘れの属性情報のみ再段取り処理が可能になる。これらの手段により段取り忘れミスを防止できる。
【0135】
ステップS153において、測定ポイントを属性情報に対して指定する。
【0136】
測定ポイントは寸法などの属性情報に対して、測定者が測定する目安となる点をCADモデル上に予め指示することができる。この測定ポイントの情報を参照して、CMMなどの自動測定機の測定経路プログラムを作成することもできる。
【0137】
測定ポイントの指示は表示装置204に表示された3Dモデルに対してマウスなどの入力装置205で指示される。
【0138】
しかし、マウスなどによる測定ポイント入力指示では、その入力位置精度において正確性を欠くため、指定位置の精度確認が必要な重要部位の測定指示には適応できない等の問題がある。
【0139】
また、測定後にその測定結果を元に部品形状を変更しなければならない場合に、変更部位の指示に正確な座標位置を必要と場合もあり、マウスなどによる測定ポイント入力指示では、このケースでも問題になる。
【0140】
そのため、本発明の測定ポイント指示では座標指示による測定ポイント指示も可能となっている。
【0141】
図22の222は座標指示による測定ポイント指示の一例である。
【0142】
座標指示による測定ポイント指示は以下の指定により行われる。
【0143】
測定ポイントを付加される属性情報に関連する3Dモデル上の要素面上に基準点および基準方向X、Yを指定する。
【0144】
基準点からX方向へのオフセット値X1およびY方向へのオフセット値Y1を指定する。
【0145】
測定ポイントのX方向の間隔値X2およびY方向の間隔値Y2を指定する。
【0146】
測定ポイントのX方向への配置数およびY方向への配置数を指定する。
【0147】
これらの指定は表示装置204に表示される図22のメニュー221を用いて対話的に指定される。
【0148】
この指定により1個以上の測定ポイントを正確な位置で付加することできる。
【0149】
また、測定ポイントに正確な位置を必要としない場合でも、多数の測定ポイント(数十〜数百)を必要津する場合も本手段を使って少ない工数で測定ポイントを指示することができるようになる。
【0150】
指示された測定ポイントは属性情報の属性値として内部記憶装置201あるいは外部記憶装置202上に保持される。
【0151】
図21は測定ポイントを表示装置204に表示される3Dモデルと属性情報に関連付けて表示した例である。
【0152】
171は測定ポイントを表示装置に表示した一例である。
【0153】
172はポイントIDを表示装置に表示した一例である。
【0154】
測定ポイントにも個々の属性情報毎にユニークとなる識別子がポイントIDとして付加される。ポイントIDは図のように表示装置204に表示される測定ポイントの近傍に表示される。
【0155】
図15に戻って、本発明をモールド検査工程に適用した場合の流れを説明する。
【0156】
ステップS154において、パートあるいは測定段取りのグループを指定することで、測定用データが外部記憶装置202に出力される。
【0157】
図23に出力された測定用データの一例を示す。
【0158】
測定用データの項目は識別子、測定ポイントID、測定ポイントの座標、設計値、上限公差、下限公差、測定値、その他の情報などからなる。
【0159】
属性情報の属性値として内部記憶装置201あるいは外部記憶装置202上に保持されている情報を参照して、属性情報毎に前述した各データ項目が図に示すようなテーブル形式で出力される。
【0160】
属性情報が複数の測定ポイントを有する場合、個々の測定ポイント毎に前述した各データ項目が出力される。
【0161】
測定用データをテーブル形式で外部記憶装置202上に出力することで、他のアプリケーションで出力された測定用データを参照しデータ集計作業などを自動化することができる。
【0162】
測定用のデータに測定ポイントの座標値を含めて出力する場合は、出力時に座標系を指定して出力することが出来る。
【0163】
ステップS155において、パーツまたは段取りグループを指定することで、測定個所を示す3Dモデルの面や稜線や点及び寸法などの属性情報が表示色などを他の部位と変えて表示装置204に表示される。
【0164】
測定者は表示装置204上の3Dモデルを参照して、CMMの測定プログラムを作成したり、若しくはノギスやゲージなどの手動測定器で計測を行うことができる。
【0165】
ステップS156において、測定結果データを外部記憶装置202から読込む。
【0166】
図23は測定結果データの一例でもある。
【0167】
ステップS154で出力された測定用データに測定者が計測結果を測定値として入力することができる。
【0168】
また、他の測定支援アプリケーションからの出力ファイルを測定結果データとして読み込むこともできる。
【0169】
測定結果データに測定ポイントなどの座標値が含まれる場合は、読込時に座標系を指定して読込むことが出来る。
【0170】
ステップS157において、測定結果を3Dモデルと関連づけて表示する。
【0171】
図24に測定結果を3Dモデルに関連づけて表示した一例を示す。
測定結果は属性情報毎に測定値と設計値のズレ量に応じて3Dモデルの面や稜線の色を変えて表現することができる。
【0172】
更に、各属性情報がもつ公差値を参照して、ズレ量の公差値に対するの割合に応じて3Dモデルの面や稜線の色を変えて表現することができる。
【0173】
(他の実施例1)
以上、本発明を3DCAD装置を用いてモールド検査工程に適用する実施例を説明したが、本発明は3DCAD装置に限定されるものでなく2DCAD装置を用いることもできる。2DCAD装置を用いた場合でも、検査業務を効率化できるものである。
【0174】
(他の実施例2)
更に他の実施例として、本発明はモールド検査工程への適用に限定されるものでなく、金型や板金など形状を有するものの検査工程に適用できる。また、寸法や寸法公差に代表されるCADの属性情報を個別に評価していく作業の支援に適用することができる。
【0175】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、手動で行う検査業務を効率化すると共に2D図面が無くても検査業務を行えるようになり、設計・製造に関する情報伝達に要する工数、コストを削減できる。
【0176】
また、数百以上の大量の属性情報を容易に取り扱えるようにすると共に、検査業務を各測定段取り毎に並行して行うことができ、検査期間を短縮することができる。
【0177】
また、検査個所の指示をCADモデルに関連づけて表現することで測定作業者に正確にまた効率的に作業指示を行うことが出来る。
【0178】
また、前記作業段取り手段は、属性情報だけでなく3Dモデルの要素も他と区別して表示する手段を有しており、測定段取りの判断が容易且つ確実に行うことができる。
【0179】
また、前記作業段取り手段は、属性情報だけでなく3Dモデルの要素も他と区別して表示する手段を有しており、3Dモデルだけでも測定段取り作業が可能で、測定対象の部品現物を必要としないことから、部品の完成を待つ必要が無くなり作業前倒しが可能であり、測定作業自体の日程短縮が実現できる。
【0180】
また、前記作業指示情報付加手段は、属性情報に測定ポイントを付加する手段を有しており、測定段取りに際してイメージした測定方法を的確に実測定作業に反映することできる。
【0181】
また、前記作業段取り手段は、属性情報が一つの作業段取りグループのみに属する手段と、作業段取りグループに属さない属性情報を作業段取り未処理グループに属させ表示する手段を有することで段取り作業時の作業ミス・作業漏れを防止し、後工程での修正を無くすことができる。
【0182】
更に、作業者が段取りを行う属性情報のみに集中できるため、測定段取り作業を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】モールド部品金型生産の全体の流れを示す図である。
【図2】CAD装置のブロック図である。
【図3】図2に示したCAD装置の処理動作を示すフローチャートである。
【図4】形状モデルの例を示す図である。
【図5】形状モデルを構成する各部の関連を示す概念図である。
【図6】内部記憶装置201上でのFace情報の保管方法を示す概念図である。
【図7】3Dモデルおよび属性情報を示す図である。
【図8】3Dモデルおよび属性情報を示す図である。
【図9】3Dモデルおよび属性情報を示す図である。
【図10】3Dモデルおよび属性情報を示す図である。
【図11】3Dモデルおよび属性情報を示す図である。
【図12】3Dモデルに属性情報を付加するときの処理動作を示すフローチャートである。
【図13】3Dモデルに属性情報を付加するときの処理動作を示すフローチャートである。
【図14】3Dモデルに属性情報を付加するときの処理動作を示すフローチャートである。
【図15】モールド検査工程の処理動作を示すフローチャートである。
【図16】属性情報に識別子を付加した3Dモデルを示す図である。
【図17】CMM自動測定機による測定状態の概略を示す図である。
【図18】作業段取り中の3Dモデルを示す図である。
【図19】作業段取り工程を詳細に説明するフローチャートである。
【図20】作業段取り忘れ属性情報表示を行った3Dモデルを示す図である。
【図21】属性情報に測定ポイントを付加した3Dモデルを示す図である。
【図22】座標指示による測定ポイント付加の例を示す図である。
【図23】測定作業用データの概念図である。
【図24】測定結果を3Dモデルと関連付けて表示した3Dモデルを示す図である。
【符号の説明】
1 3Dモデル
201 内部記憶装置
202 外部記憶装置
203 CPU装置
204 表示装置
205 入力装置
206 出力装置
207 外部接続装置
161 識別子
171 CMM測定端子
172 測定部品
173 測定部品固定治具
174 CMM測定可能範囲
181 作業段取りメニュー
182 次属性がない場合の作業段取りメニューイメージ
183 前属性がない場合の作業段取りメニューイメージ
184 作業段取り中の3Dモデル
2001 作業段取り忘れ属性情報表示3Dモデル
211 測定ポイント
212 ポイントID
211 座標指示測定ポイント付加メニュー

Claims (6)

  1. CADモデルに関連付けられた寸法情報を前記CADモデルに対応する部品の寸法測定の段取り毎にグループ化して記憶する記憶手段と、
    測定の段取りの対象となるグループの指定に応じて、前記指定されたグループに属する寸法情報を前記CADモデルとともに表示する表示手段とを有し、
    前記表示手段は、前記表示された寸法情報のうちの測定の処理対象となる寸法情報の指定に応じて、前記測定の処理対象として指定された寸法情報を他の寸法情報と区別して表示することを特徴とする情報処理装置。
  2. 未処理の段取りグループに含まれる寸法情報を未処理グループに属させる手段と、
    前記表示手段は、前記未処理グループに属する寸法情報を表示することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記表示手段は、さらに、前記測定の処理対象として指定された測定の処理対象となる寸法情報に関連付けられている前記CADモデルの要素を強調表示することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記表示手段は、次に測定の処理対象となる寸法情報の指定に応じて、現測定の処理対象の寸法情報を処理済みであることを示す表示に変更することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. CADモデルに関連付けられた寸法情報を前記CADモデルに対応する部品の寸法測定の段取り毎にグループ化して処理装置が記憶装置に記憶する記憶工程と、
    測定の段取りの対象となるグループの指定に応じて、前記指定されたグループに属する寸法情報を前記CADモデルとともに前記処理装置が表示装置に表示させる表示工程と、
    前記表示された寸法情報のうちの測定の処理対象となる寸法情報を他の寸法情報の指定に応じて、前記測定の処理対象として指定された寸法情報を他の寸法情報と区別して前記処理装置が前記表示装置に表示させる処理工程とを有することを特徴とする情報処理装置の情報処理方法。
  6. CADモデルに関連付けられた寸法情報を前記CADモデルに対応する部品の寸法測定の段取り毎にグループ化して処理装置が記憶装置に記憶する記憶工程と、
    測定の段取りの対象となるグループの指定に応じて、前記指定されたグループに属する寸法情報を前記CADモデルとともに前記処理装置が表示装置に表示させる表示工程と、
    前記表示された寸法情報のうちの測定の処理対象となる寸法情報を他の寸法情報の指定に応じて、前記測定の処理対象として指定された寸法情報を他の寸法情報と区別して前記処理装置が前記表示装置に表示させる処理工程とを有することを特徴とする情報処理方法を前記処理装置に実行させるためのプログラム。
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