JP3795591B2 - カテーテルコネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カテーテルを接続するカテーテルコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
図10は、従来のカテーテルコネクタを示す断面側面図である。なお、説明上、図10中、右側を「先端」、左側を「基端」という。
【0003】
同図に示すように、従来のカテーテルコネクタ100は、先端にカテーテル挿入口301を有する中空の接続キャップ300と、接続ハブ200と、円筒状の弾性部材(ゴム製パッキン)400とで構成されている。
【0004】
弾性部材400は、接続ハブ200の先端部に形成された孔部201に嵌入されている。
【0005】
また、接続キャップ300の先端部には、基端側に突出する円筒状の押し棒302が形成されている。
【0006】
カテーテルコネクタにカテーテル5を固定する場合には、カテーテル5を接続キャップ300のカテーテル挿入口301から挿入し、最奥部まで押し込む。
【0007】
そして、ジョイント操作を行う。すなわち、接続キャップ300に対し、接続ハブ200を先端側に移動させ、押し棒302により、弾性部材400を軸方向に押圧し、圧縮する。弾性部材400は、軸方向に圧縮されると、その内径が縮径し、これにより、カテーテル5が、弾性部材400によって締め付けられ、固定される。
【0008】
しかしながら、従来のカテーテルコネクタ100では、カテーテル5の外面や弾性部材400の内面が濡れている場合に、カテーテル5を固定すると、カテーテル5の外表面と弾性部材400の内面との密着力が低下(例えば、1/3以下に低下)して、弾性部材400に対しカテーテル5が滑り、カテーテル5の抜けが生じ易い。
【0009】
また、カテーテル5がカテーテルコネクタ100に挿入されていないときに前記ジョイント操作(空ジョイント操作)を行うと、ジョイントを解除しても弾性部材400が変形したまま元の形状に戻らず、弾性部材400の内腔が潰れてカテーテル5を挿入することができなくなることがある。
【0010】
また、実開平5−29543号にはガイドワイヤーの操作保持具が開示されているが、これをそのままカテーテルコネクタに応用しようとすると分割部から液漏れが生じるといった問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、カテーテル表面の性状にかかわらず、カテーテルを確実かつ安定的に固定することができ、また、カテーテルの装着が容易なカテーテルコネクタを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、下記(1)〜(7)の本発明により達成される。
【0013】
(1) カテーテルを接続するカテーテルコネクタであって、
カテーテルを挿入し得る中空部を有する弾性部材と、
前記弾性部材を前記中空部の中心軸へ向けて締め付け、該弾性部材を介してカテーテルを挟持するチャック部を備えたキャップと、
前記チャック部を作動させるチャック作動手段を備えたコネクタ本体とを有し、
前記チャック部は、前記弾性部材の外周部に配置され、軸方向に立設された複数の挟持部材で構成され、
前記チャック作動手段は、前記キャップに対し、前記コネクタ本体の軸方向の位置を変更することにより、前記各挟持部材を押圧して中心方向に変位させる押圧部を有し、
前記弾性部材は、前記チャック部によって締め付けられる部位よりも径が拡径した拡径部を有し、該拡径部が前記コネクタ本体側に密着していることを特徴とするカテーテルコネクタ。
【0014】
(2) 前記チャック作動手段は、前記キャップに対し、前記コネクタ本体を軸方向に相対的に移動させたとき、その移動に連動して前記チャック部を作動させ、これにより該チャック部が前記カテーテルを挟持するよう構成されている上記(1)に記載のカテーテルコネクタ。
【0015】
(3) 前記キャップは、その先端部にカテーテルを導入する案内部が設けられており、該案内部の内周側にはテーパ面が形成されている上記(1)または(2)に記載のカテーテルコネクタ。
【0016】
(4) 前記各挟持部材は、周方向に沿って等間隔で形成されている上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のカテーテルコネクタ。
【0017】
(5) 前記押圧部には、前記各挟持部材に当接するテーパ面が形成され、前記各挟持部材は、その端部が前記テーパ面に沿って中心方向に変位するよう構成されている上記(1)ないし(4)のいずれかに記載のカテーテルコネクタ。
【0018】
(6) 前記チャック部は、カテーテルを挟持したとき、カテーテルとの対向面の形状が、カテーテルの外面とほぼ一致するよう構成されている上記(1)ないし(5)のいずれかに記載のカテーテルコネクタ。
【0019】
(7) 前記各挟持部材は、前記押圧部により押圧されると、隣接する前記挟持部材の基端部の側面同士が当接するよう構成されている上記(1)ないし(6)のいずれかに記載のカテーテルコネクタ。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のカテーテルコネクタを添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0021】
図1は、本発明のカテーテルコネクタの第1実施例を示す切欠き斜視図、図2は、図1に示すカテーテルコネクタの断面側面図である。なお、説明上、図1および図2中、右側を「先端」、左側を「基端」という。
【0022】
これらの図に示すようにカテーテルコネクタ1は、コネクタ本体2と、キャップ3と、弾性部材(パッキン)4とで構成されている。
【0023】
図3は、図1に示すカテーテルコネクタ1のコネクタ本体2の先端部を示す断面側面図、図4は、図1に示すカテーテルコネクタ1のキャップ3を示す断面側面図、図5は、図4中のA−A線での断面図、図6は、図1に示すカテーテルコネクタ1の弾性部材4を示す断面図である。
【0024】
図1〜図3に示すように、コネクタ本体2には、液体(例えば、薬液、洗浄液等)の流路21が設けられている。この流路21の内径は、基端から先端側に向って漸減している。
【0025】
そして、コネクタ本体2には、カテーテル5が挿入されるカテーテル挿入路22が形成されている。このカテーテル挿入路22は、前記流路21に連通している。
【0026】
コネクタ本体2の先端部には、押圧部23が設けられている。この押圧部23の内周側には、テーパ面24が形成されている。すなわち、押圧部23の内径は、先端から基端側に向って漸減している。この押圧部23により、後述するキャップ3のチャック部31を作動させるチャック作動手段が構成される。
【0027】
そして、コネクタ本体2の押圧部23の基端側、すなわち、テーパ面24の基端側には、弾性部材4の拡径部42が嵌入される孔部25が形成されている。この孔部25は、カテーテル挿入路22と同軸上に配置され、かつ、カテーテル挿入路22に連通している。
【0028】
また、コネクタ本体2の外周面には、一対の突部26が形成されている。各突部26は、それぞれ、周方向に対して傾斜している。これら突部26は、中心軸(軸線)に対して対称に配置されている。
【0029】
また、コネクタ本体2の外周面には、一対のフィン(把持部)27が径方向に立設されている。これらフィン27は、中心軸に対して対称に配置されている。
【0030】
このコネクタ本体2の先端部は、後述するキャップ3の基端部の内側に嵌入している。
【0031】
コネクタ本体2の構成材料としては、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリオキシメチレン(POM)、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリメチルメタクリレート等の各種樹脂材料や、ステンレス鋼、アルミニウム等の各種金属材料等を用いることができるが、これらのうちでは、製造が容易であるという観点からポリプロピレン(PP)、ポリオキシメチレン(POM)、ポリカーボネート(PC)等の樹脂材料が好ましい。
【0032】
また、カテーテル5や、液(例えば、薬液、洗浄液等)を外部から視認することができるように、カテーテル本体2の構成材料として透明な樹脂材料を用いるのが好ましい。
【0033】
図1、図2、図4および図5に示すように、キャップ3は、先端に開口35を有している。
【0034】
そして、キャップ3の先端部には、カテーテル5を導入する案内部33が設けられている。この案内部33の内周側には、テーパ面34が形成されている。すなわち、案内部33の内径は、先端から基端側に向って漸減している。このテーパ面34に沿って、カテーテル5を弾性部材4の中空部43へ確実に導入することができる。
【0035】
また、キャップ3の内部には、弾性部材4を介してカテーテル5を挟持するチャック部31が設けられている。
【0036】
このチャック部31は、軸方向に立設された4本の棒状の挟持部材(爪)32で構成されている。
【0037】
各挟持部材32は、中心軸の周囲、すなわち弾性部材4の外周部に、周方向に沿って等角度間隔(中心角でほぼ90°間隔)で配置されている。これにより、チャック部31が弾性部材4を均一に押圧することができ、このため、カテーテル5の抜けをより確実に防止することができる。
【0038】
図5に示すように、各挟持部材32の図4中A−A線での断面(横断面)は、それぞれ、開き角90°の扇形をなしている。
【0039】
そして、図4に示すように、各挟持部材32の基端部の外側面は、基端側が凸となるように湾曲している。すなわち、チャック部31の基端部の外径は、基端から先端側に向って漸増している。
【0040】
図1および図2に示すように、キャップ3の基端部には、コネクタ本体2の一対の突部26が挿入される一対の孔部36と、一対の孔部37とが形成されている。
【0041】
各孔部36、37は、それぞれ、周方向に対して傾斜している。この場合、各孔部36、37の傾斜角度は、それぞれ、対応する突部26の傾斜角度とほぼ一致している。
【0042】
また、孔部37の位置は、孔部36の延長線方向にずれている。すなわち、孔部37は、孔部36に対し、図1中下側(図1中時計回りの方向)で、かつ先端側に配置されている。
【0043】
そして、孔部36と孔部36は、中心軸に対して対称に配置され、同様に、孔部37と孔部37は、中心軸に対して対称に配置されている。
【0044】
なお、前記孔部36、37およびコネクタ本体2の突部26で、キャップ3とコネクタ本体2とを係合する係合部、すなわち、チャック部31によりカテーテル5が挟持された状態を保持するロック手段が構成される。
【0045】
また、キャップ3の外周面には、4つのリブ(把持部)30が径方向に立設されている。これらリブ30は、中心角でほぼ90°間隔に配置されている。
【0046】
このようにカテーテルコネクタ1には、リブ30と、フィン27とが形成されているので、これらに指を掛けて、コネクタ本体2をキャップ3に対して容易かつ確実に回転させることができる。
【0047】
キャップ3の構成材料としては、前記コネクタ本体2と同様の材料が挙げられるが、前記と同様の理由により、ポリプロピレン(PP)、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド、ポリオキシメチレン(POM)等の樹脂材料が好ましく、また、透明な樹脂材料が好ましい。
【0048】
図1、図2および図6に示すように、弾性部材4は、カテーテル5を挿入し得る円筒状の変形部41と、それより外径が拡径した拡径部42とで構成されている。
【0049】
弾性部材4の中空部43の内径は、カテーテル5の外径とほぼ同一か、または、それよりわずかに大きい。
【0050】
この弾性部材4は、その変形部41がキャップ3のチャック部31に挿入され、拡径部42がコネクタ本体2の孔部25に好ましくは液密に嵌入されている。この場合、拡径部42がチャック部31の基端部および孔部25の図2中内側面に当接し、これにより弾性部材4の軸方向の位置が規制される。
【0051】
弾性部材4の構成材料としては、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム等の各種ゴム材料や、ポリエステルエラストマー、ポリアミドエラストマー等の熱可塑性エラストマー等を用いることができるが、これらのうち、イソプレンゴム、ブチルゴム等が好ましい。
【0052】
イソプレンゴム、ブチルゴム等は、摩擦係数(滑り抵抗)が比較的大きく、しかも弾力性、復元性が優れているので、弾性部材4の構成材料としてこれらを用いると、カテーテル5をより強固に固定することができる。
【0053】
カテーテルコネクタ1の寸法は、特に限定されず、用いるカテーテルの寸法や目的等に応じて適宜設定すればよい。なお、カテーテルコネクタ1の各部の寸法の例を下記に示す(図3〜図6参照)。
【0054】
[コネクタ本体2]
図3に示す孔部25の内径(直径)L1 は、例えば、弾性部材4の拡径部42の外径(直径)L13の±1mm程度とすることができる。
【0055】
押圧部23の先端における内径(直径)L2 、押圧部23のテーパ面24の軸方向の長さL3 およびテーパ面24の傾斜角度は、それぞれ、カテーテル5をカテーテルコネクタ1に装着(固定)する際、各挟持部材32が、それぞれ押圧部23により押圧され、カテーテル5が、弾性部材4を介してチャック部31により挟持されるように設定する。
【0056】
例えば、L2 は、2〜20mm程度、L3 は、1〜20mm程度とすることができる。
【0057】
孔部25の軸方向の長さ(深さ)L4 は、例えば、弾性部材4の拡径部42の軸方向の長さ(高さ)L11の±1mm程度とすることができる。
【0058】
[キャップ3]
図4に示す挟持部材32の軸方向の長さ(高さ)L5 は、例えば、3.0〜30.0mm程度とすることができる。
【0059】
図5に示す中心軸を挟んで対向する挟持部材32と挟持部材32の外側面間の長さL6 は、例えば、3.0〜30.0mm程度とすることができる。
【0060】
隣接する挟持部材32と挟持部材32の間の間隙L7 は、例えば、0.7〜20.0mm程度とすることができる。
【0061】
中心軸を挟んで対向する挟持部材32と挟持部材32の間の間隙L8 は、弾性部材4の変形部41をチャック部31に挿入し得る長さに設定する。例えば、L8 は、2〜20mm程度とすることができる。
【0062】
[弾性部材4]
図6に示す中空部43の内径(直径)L9 は、例えば、0.3〜10.0mm程度とすることができる。
【0063】
変形部41の外径(直径)L10は、例えば、1.0〜20.0mm程度とすることができる。
【0064】
拡径部42の軸方向の長さ(高さ)L11は、例えば、1.0〜20.0mm程度とすることができる。
【0065】
弾性部材4の軸方向の長さL12は、例えば、2.0〜30.0mm程度とすることができる。
【0066】
拡径部42の外径(直径)L13は、例えば、1.0〜30.0mm程度とすることができる。
【0067】
次に、カテーテルコネクタ1の作用につていて説明する。
図2に示すように、カテーテル5をカテーテルコネクタ1に装着(固定)する場合には、カテーテル5を開口35から内部に挿入し、カテーテル挿入路22の基端部(最奥部)まで押し込む。
【0068】
この場合、カテーテル5の基端部は、案内部33のテーパ面34に沿って、中心方向に向って、かつ基端側に進み、弾性部材4の中空部43を経て、カテーテル挿入路22の基端部に到達する。
【0069】
次いで、ジョイント操作を行う。すなわち、図1に示すように、コネクタ本体2のフィン27と、キャップ3のリブ30とを把持し、コネクタ本体2をキャップ3に対し図1中時計回りに回転させる。
【0070】
この際、突部26が、孔部36の内側面に沿って移動し、孔部36と孔部37との境界部を乗り越え、孔部37に挿入される。すなわち、突部26が、孔部36および37の内側面に沿って、孔部36から孔部37へ移動し、これにより、コネクタ本体2が、キャップ3の先端側に押し込まれる。
【0071】
これにより、各挟持部材32は、それぞれ押圧部23により押圧され、各挟持部材32の基端部が、それぞれテーパ面24に沿って中心方向に変位する。
【0072】
よって、弾性部材4の変形部41、特に、変形部41の基端部が、変位した挟持部材32により、中空部43の中心軸へ向けて(中心方向に)締め付けられる。
【0073】
これにより、弾性部材4の中空部43が縮径し、カテーテル5が固定される。すなわち、カテーテル5は、弾性部材4を介してチャック部31により挟持される。
【0074】
また、弾性部材4の拡径部42が、各挟持部材32の基端部と、孔部25の図2中内側面とで軸方向に押し潰され、これにより、拡径部42が、各挟持部材32の基端部および孔部25の内側面に密着する。
【0075】
一方、コネクタ本体2の突部26は、キャップ3の孔部37に挿入され、これにより、キャップ3に対するコネクタ本体2の位置が保持される。すなわち、前記チャック部31がカテーテル5を挟持した状態が保持される。
【0076】
また、突部26が孔部37に挿入されることにより、キャップ3に対するコネクタ本体2の位置(軸方向の位置)が規制され、これにより、変形部41を過不足なく締め付けることができる。すなわち、変形部41の締め過ぎによるカテーテル5の閉塞を防止することができる。
【0077】
このようにしてカテーテル5をカテーテルコネクタ1に装着した後、例えば、シリンジ等で、コネクタ本体2の基端部から液を注入する。この液は、流路21を流れ、さらにカテーテル5を流れ、このカテーテル5の先端部から所定の場所(部位)に供給される。また、逆に、カテーテル5を介して、血液等の液を採取することもできる。
【0078】
これらの場合、弾性部材4の拡径部42が、各挟持部材32の基端部および孔部25の内側面に密着しているので、カテーテルコネクタ1における液漏れを防止することができる。
【0079】
カテーテル5をカテーテルコネクタ1から取り外す場合には、ジョイントを解除する。すなわち、コネクタ本体4のフィン27と、キャップ3とを把持し、コネクタ本体4をキャップ3に対し図1中反時計回りに回転させる。
【0080】
この際、突部26が、孔部37の内側面に沿って移動し、孔部37と孔部36との境界部を乗り越え、孔部36に挿入される。すなわち、突部26が、孔部37および36の内側面に沿って、孔部37から孔部36へ移動し、これにより、コネクタ本体4が、キャップ3の基端側に押し出される。
【0081】
これにより、各挟持部材32の基端部が、それぞれテーパ面24に沿って前記と逆方向に変位し、各挟持部材32は、それぞれ押圧部23により押圧される前の形状(姿勢)に復帰する。すなわち、チャック部31による変形部41の締め付けが解除される。
【0082】
よって、弾性部材4の中空部43の内径が元の寸法に戻り、カテーテル5の固定が解除される。
【0083】
一方、コネクタ本体2の突部26は、キャップ3の孔部36に挿入され、これにより、キャップ3に対するコネクタ本体2の位置が保持される。すなわち、前記チャック部31によるカテーテル5の固定が解除された状態が保持される。
【0084】
次いで、カテーテル5をカテーテルコネクタ1から引き抜く。
以上説明したように、カテーテルコネクタ1によれば、チャック部31が、弾性部材4を中空部43の中心軸へ向けて締め付け、その弾性部材4を介してカテーテルを挟持するので、カテーテル5を強固に固定することができ、特に、カテーテル5の外表面が湿潤している場合にも、カテーテル5の接合力(チャッキング性)が高い。
【0085】
このため、カテーテルコネクタ1からのカテーテル5の抜けが抑制され、確実かつ安定的にカテーテル5を固定することができる。
【0086】
そして、カテーテルコネクタ1では、チャック部31が弾性部材4を中空部43の中心軸へ向けて締め付けるので、カテーテル5が弾性部材4の中空部43に挿入されていないときにジョイント操作(空ジョイント操作)を行っても、そのジョイントを解除すると、弾性部材4は、元の形状に戻ることができる。このため、カテーテル5を装着する際、カテーテル5を弾性部材4の中空部43に容易に挿入することができる。すなわち、カテーテル5を常にカテーテルコネクタ1に容易に装着することができる。
【0087】
また、カテーテルコネクタ1では、コネクタ本体2を回転操作し、キャップ3に対し、コネクタ本体2を軸方向に移動させたとき、その変位に連動してチャック部31がカテーテル5を挟持するので、操作が簡単である。
【0088】
また、カテーテルコネクタ1では、突部26が孔部37に挿入されることにより、キャップ3に対するコネクタ本体2の位置(軸方向の位置)が規制されるので、感覚に頼ることなく、毎回、チャック部31の締め付け力を一定にすることができ、これにより、カテーテル5の内腔を閉塞することなく、確実に固定することができる。
【0089】
そして、突部26が孔部37に挿入されることにより、キャップ3に対するコネクタ本体2の位置が保持されるので、安定的にカテーテル5を固定することができる。
【0090】
ここで、実開平5−29543号に開示されているように、カテーテルコネクタ1とは逆に、チャック部がコネクタ本体に設けられている場合には、液の注入の際、チャック部の隙間、すなわち挟持部材と挟持部材の間から液漏れが生じてしまうが、カテーテルコネクタ1では、チャック部31がキャップ3に設けられ、かつ、弾性部材4の拡径部42が、各挟持部材32の基端部および孔部25の内側面に密着しているので、カテーテルコネクタ1における液漏れを防止することができる。
【0091】
次に、カテーテルコネクタ1のチャック部の他の構成について説明する。図7は、カテーテルコネクタ1のチャック部の他の構成例を示す正面図である。
【0092】
同図に示すチャック部31、すなわち各挟持部材32の内側面(中心線側の面)には、それぞれ、カテーテル5の外面に対応したR(湾曲面)または面取りが設けられている。すなわち、チャック部31は、カテーテル5を挟持したとき、カテーテル5との対向面の形状が、カテーテル5の外面とほぼ一致するよう構成されている。
【0093】
このチャック部31の場合には、前述したジョイント操作により、各挟持部材32がそれぞれ押圧部23により押圧されると、隣接する挟持部材32の基端部の側面321同士が当接し、これにより、各挟持部材32基端部の変位が規制される。すなわち、図7中下部の状態となると、それ以上弾性部材4の変形部41は縮径しない。
【0094】
このため、変形部41の締め過ぎ、すなわち、カテーテル5の閉塞を防止することができる。
【0095】
また、チャック部3の内側面には、カテーテル5の外面に対応したR(湾曲面)または面取りが設けられているので、比較的少ない個数の挟持部材32で、変形部41をより均一に押圧することができ、これにより、カテーテル5をより強固に固定することができる。
【0096】
なお、本発明では、前述したカテーテルコネクタ1の挟持部材32の個数は、4つに限定されない。
【0097】
この場合、挟持部材32の個数は、2〜8程度が好ましく、2〜4程度がより好ましい。
【0098】
挟持部材32の個数が前記範囲内であると、チャック部31の構造を簡素化しつつ、変形部41をより均一に押圧することができ、これにより、カテーテル5をより強固に固定することができる。
【0099】
次に、本発明のカテーテルコネクタの第2実施例を説明する。
図8は、本発明のカテーテルコネクタの第2実施例の主要部を示す斜視図である。なお、説明上、図8中、右側を「先端」、左側を「基端」という。また、前述したカテーテルコネクタ1との共通点については説明を省略し、主な相違点を説明する。
【0100】
同図に示すように、カテーテルコネクタ1aのコネクタ本体2の外周面には、突部27が形成されている。
【0101】
キャップ3の外周面には、前記突部27が挿入される孔部(長孔)381が形成されている。この孔部381は、L字状をなし、すなわち、基端側から先端側に延び、さらに図8中下側に延びている。孔部381の図8中下側には、この孔部381に連通し、突部27の外形とほぼ一致する形状の孔部382が形成されている。
【0102】
前記突部27、孔部381および382は、それぞれ、一対ずつ形成されているのが好ましい。この場合、突部27と突部27は、中心軸に対して対称に配置され、同様に、孔部381と孔部381は、中心軸に対して対称に配置され、同様に、孔部382と孔部382は、中心軸に対して対称に配置されているのが好ましい。
【0103】
このカテーテルコネクタ1aでジョイント操作を行う場合には、コネクタ本体2をキャップ3に押し込み、コネクタ本体2をキャップ3に対し所定方向に回転させ、突部27を孔部382に係合させる。
【0104】
これにより、前述したように、各挟持部材32は、それぞれ、押圧部23により押圧され、中心方向に変位し、弾性部材4の中空部43が縮径し、カテーテル5が固定される。
【0105】
また、ジョイントを解除する場合には、コネクタ本体2をキャップ3に押し込み、コネクタ本体2をキャップ3に対し前記と逆方向に回転させ、突部27を孔部381の基端部に位置させる。
【0106】
これにより、前述したように、各挟持部材32が、それぞれ、前記と逆方向に変位、すなわち押圧部23により押圧される前の形状(姿勢)に復帰し、カテーテル5の固定が解除される。
【0107】
なお、これら突部27、孔部381および382で構成される係合部、すなわち、ロック手段以外の構造および作用については、前述したカテーテルコネクタ1と同様であるので説明を省略する。
【0108】
このカテーテルコネクタ1aでも前述したカテーテルコネクタ1と同様に、カテーテル5を強固に固定することができ、特に、湿潤時におけるカテーテル5の接合力が向上し、このため、カテーテルコネクタ1aからのカテーテル5の抜けが抑制され、確実かつ安定的にカテーテル5を固定することができる。また、カテーテル5が弾性部材4の中空部43に挿入されていないときにジョイント操作(空ジョイント操作)を行っても、そのジョイントを解除すると、弾性部材4は、元の形状に戻ることができ、このため、カテーテル5をカテーテルコネクタ1aに容易に装着することができる。また、カテーテルコネクタ1aにおける液漏れを防止することができる。
【0109】
次に、本発明のカテーテルコネクタの第3実施例を説明する。
図9は、本発明のカテーテルコネクタの第3実施例の主要部を示す断面側面図である。なお、説明上、図9中、右側を「先端」、左側を「基端」という。また、前述したカテーテルコネクタ1との共通点については説明を省略し、主な相違点を説明する。
【0110】
同図に示すように、カテーテルコネクタ1bは、コネクタ本体2の外周面と、キャップ3の内周面とに、互いに螺合するねじ28、39が形成されている。
【0111】
このカテーテルコネクタ1bでジョイント操作を行う場合には、コネクタ本体2をキャップ3に対して所定方向に回転させる。これにより、コネクタ本体2がキャップ3の先端側に進む。
【0112】
よって、前述したように、各挟持部材32は、それぞれ、押圧部23により押圧され、中心方向に変位し、弾性部材4の中空部43が縮径し、カテーテル5が固定される。
【0113】
また、ジョイントを解除する場合には、コネクタ本体2をキャップ3に対して前記と逆方向に回転させる。これにより、コネクタ本体2がキャップ3の基端側に進む。
【0114】
よって、前述したように、各挟持部材32が、それぞれ、前記と逆方向に変位、すなわち押圧部23により押圧される前の形状(姿勢)に復帰し、カテーテル5の固定が解除される。
【0115】
なお、これらねじ28、39で構成されるロック手段以外の構造および作用については、前述したカテーテルコネクタ1と同様であるので説明を省略する。
【0116】
このカテーテルコネクタ1bでも前述したカテーテルコネクタ1と同様に、カテーテル5を強固に固定することができ、特に、湿潤時におけるカテーテル5の接合力が向上し、このため、カテーテルコネクタ1bからのカテーテル5の抜けが抑制され、確実かつ安定的にカテーテル5を固定することができる。また、カテーテル5が弾性部材4の中空部43に挿入されていないときにジョイント操作(空ジョイント操作)を行っても、そのジョイントを解除すると、弾性部材4は、元の形状に戻ることができ、このため、カテーテル5をカテーテルコネクタ1bに容易に装着することができる。また、カテーテルコネクタ1bにおける液漏れを防止することができる。
【0117】
【実施例】
次に、本発明のカテーテルコネクタの具体的実施例について説明する。
【0118】
(実施例1)
図1に示すカテーテルコネクタ1を製造した。コネクタ本体2およびキャップ3の構成材料には、それぞれポリプロピレン、弾性部材4の構成材料には、イソプレンゴムを用いた。また、各部の寸法は、下記の通りである(図3〜図6参照)。
【0119】
1 :4.0mm
2 :6.2mm
3 :1.9mm
4 :2.0mm
5 :7.0mm
6 :6.0mm
7 :1.6mm
8 :2.9mm
9 :1.4mm
10:2.4mm
11:3.0mm
12:10.0mm
13:4.0mm
【0120】
(比較例1)
図10に示す従来のカテーテルコネクタ100を製造した。接続ハブ200および接続キャップ300の構成材料には、それぞれポリプロピレン、弾性部材400の構成材料には、イソプレンゴムを用いた。また、各部の寸法は、下記の通りである。
【0121】
21:3.0mm
22:1.4mm
23:9.0mm
24:20.0mm
【0122】
<実験>
実施例1および比較例1のカテーテルコネクタに対し、下記1〜3の各項目について評価した(各々サンプル数n=4)。その結果を下記表1に示す。
【0123】
1.気密性
[測定方法]
外径(直径)が1.0mmのカテーテルをカテーテルコネクタに装着し、カテーテル先端をクランプして気密状態にした。そして、加圧機を用い、カテーテルコネクタを水に浸漬しつつコネクタ本体の基端側のメス穴部(流路21)よりエアーにて1分間加圧し、カテーテル装着部からの空気漏れがないかを確認した。
【0124】
この場合、加圧モニターで圧力をモニターしつつ、加圧機により圧力を0.1kg/cm2ずつ上昇させ、各圧力において1分間保持し、その間に気泡が生じないときは空気漏れなしとし、気泡が生じたときの圧力を求めた。
【0125】
2.接合力
[測定方法]
外径(直径)が1.0mmのカテーテルをカテーテルコネクタに装着し、ストログラフにより、カテーテルの接合力を測定した。
【0126】
これをカテーテルの外面が乾いている状態(ドライ状態)と、カテーテルの外面が濡れている状態(ウエット状態)とのそれぞれで行った。
【0127】
3.弾性部材の変形の戻り性
[評価方法]
カテーテルをカテーテルコネクタに挿入せずにジョイント操作(空ジョイント操作)を行い、その後、ジョイントを解除して弾性部材の形状を観察した。弾性部材の形状が完全に元の形状に戻っている場合を「1」、全く変形状態のままの場合を「0」とし、0〜1の間の数値で評価した。
【0128】
【表1】
Figure 0003795591
【0129】
<実験結果の考察>
上記表1に示すように、実施例1のカテーテルコネクタは、気密性に優れ、ドライ状態およびウエット状態のそれぞれにおいて、カテーテルの接合力が大きく、また、弾性部材の形状の復元性も良い。
【0130】
これに対し、比較例1のカテーテルコネクタは、気密性は良いが、ウエット状態におけるカテーテルの接合力が小さく、しかも弾性部材の形状の復元性が悪い。
【0131】
以上、本発明のカテーテルコネクタを、図示の構成例に基づいて説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0132】
例えば、本発明では、チャック作動手段が、コネクタ本体との相対移動に連動してチャック部を作動させるように構成されていなくてもよい。すなわち、チャック作動手段が、別途独立した操作により作動し、チャック部が弾性部材を介してカテーテルを挟持するように構成されていてもよい。
【0133】
また、本発明では、チャック部や、それを作動させるチャック作動手段は、図示の構造に限定されない。
【0134】
また、本発明では、弾性部材4の拡径部42が、コネクタ本体2の孔部25の内側面に接着されていてもよい。
【0135】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のカテーテルコネクタによれば、チャック部が、弾性部材を中空部の中心軸へ向けて締め付け、その弾性部材を介してカテーテルを挟持するので、カテーテルを強固に固定することができ、特に、湿潤時におけるカテーテルの接合力が向上し、このため、カテーテルコネクタからのカテーテルの抜けが抑制され、確実かつ安定的にカテーテルを固定することができる。
【0136】
そして、カテーテルコネクタでは、チャック部が弾性部材を中空部の中心軸へ向けて締め付けるので、カテーテルが弾性部材の中空部に挿入されていないときにジョイント操作(空ジョイント操作)を行っても、そのジョイントを解除すると、弾性部材は、元の形状に戻ることができ、このため、カテーテルを装着する際、カテーテルを弾性部材の中空部に容易に挿入することができる。すなわち、カテーテルをカテーテルコネクタに容易に装着することができる。
【0137】
また、弾性部材が、チャック部によって締め付けられる部位よりも径が拡径した拡径部を有し、その拡径部がコネクタ本体側に密着している場合には、カテーテルコネクタにおける液漏れをより確実に防止することができる。
【0138】
また、チャック部が、カテーテルを挟持したとき、カテーテルとの対向面の形状が、カテーテルの外面とほぼ一致するよう構成されている場合には、カテーテルを確実に固定し、かつカテーテルの閉塞を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカテーテルコネクタの第1実施例を示す切欠き斜視図である。
【図2】図1に示すカテーテルコネクタの断面側面図である。
【図3】図1に示すカテーテルコネクタのコネクタ本体の先端部を示す断面側面図である。
【図4】図1に示すカテーテルコネクタのキャップを示す断面側面図である。
【図5】図4中のA−A線での断面図である。
【図6】図1に示すカテーテルコネクタの弾性部材を示す断面図である。
【図7】本発明におけるチャック部の他の構成例を示す正面図である。
【図8】本発明のカテーテルコネクタの第2実施例の主要部を示す斜視図である。
【図9】本発明のカテーテルコネクタの第3実施例の主要部を示す断面側面図である。
【図10】従来のカテーテルコネクタを示す断面側面図である。
【符号の説明】
1、1a、1b カテーテルコネクタ
2 コネクタ本体
21 流路
22 カテーテル挿入路
23 押圧部
24 テーパ面
25 孔部
26、27 突部
28 ねじ
3 キャップ
30 リブ
31 チャック部
32 挟持部材
321 側面
33 案内部
34 テーパ面
35 開口
36、37 孔部
381、382 孔部
39 ねじ
4 弾性部材
41 変形部
42 拡径部
43 中空部
5 カテーテル
100 カテーテルコネクタ
200 接続ハブ
201 孔部
300 接続キャップ
301 カテーテル挿入口
302 押し棒
400 弾性部材

Claims (7)

  1. カテーテルを接続するカテーテルコネクタであって、
    カテーテルを挿入し得る中空部を有する弾性部材と、
    前記弾性部材を前記中空部の中心軸へ向けて締め付け、該弾性部材を介してカテーテルを挟持するチャック部を備えたキャップと、
    前記チャック部を作動させるチャック作動手段を備えたコネクタ本体とを有し、
    前記チャック部は、前記弾性部材の外周部に配置され、軸方向に立設された複数の挟持部材で構成され、
    前記チャック作動手段は、前記キャップに対し、前記コネクタ本体の軸方向の位置を変更することにより、前記各挟持部材を押圧して中心方向に変位させる押圧部を有し、
    前記弾性部材は、前記チャック部によって締め付けられる部位よりも径が拡径した拡径部を有し、該拡径部が前記コネクタ本体側に密着していることを特徴とするカテーテルコネクタ。
  2. 前記チャック作動手段は、前記キャップに対し、前記コネクタ本体を軸方向に相対的に移動させたとき、その移動に連動して前記チャック部を作動させ、これにより該チャック部が前記カテーテルを挟持するよう構成されている請求項1に記載のカテーテルコネクタ。
  3. 前記キャップは、その先端部にカテーテルを導入する案内部が設けられており、該案内部の内周側にはテーパ面が形成されている請求項1または2に記載のカテーテルコネクタ。
  4. 前記各挟持部材は、周方向に沿って等間隔で形成されている請求項1ないし3のいずれかに記載のカテーテルコネクタ。
  5. 前記押圧部には、前記各挟持部材に当接するテーパ面が形成され、前記各挟持部材は、その端部が前記テーパ面に沿って中心方向に変位するよう構成されている請求項1ないし4のいずれかに記載のカテーテルコネクタ。
  6. 前記チャック部は、カテーテルを挟持したとき、カテーテルとの対向面の形状が、カテーテルの外面とほぼ一致するよう構成されている請求項1ないし5のいずれかに記載のカテーテルコネクタ。
  7. 前記各挟持部材は、前記押圧部により押圧されると、隣接する前記挟持部材の基端部の側面同士が当接するよう構成されている請求項1ないし6のいずれかに記載のカテーテルコネクタ。
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