JP3795436B2 - 会員サービスシステム及び会員サービス提供方法 - Google Patents

会員サービスシステム及び会員サービス提供方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯通信端末を有する会員に会員サービスを提供する会員サービスシステム及び会員サービス提供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、会員に対して会員証を発行し、発行された会員証を有する会員に対して会員サービスを提供する会員サービスシステムが知られている。
【0003】
かかる従来の会員サービスシステムでは、会員サービス提供者(企業や法人等)が、当該会員サービスへの登録申込を行った顧客に対して、当該会員サービス提供者に独自の会員IDを付与し、当該会員IDが記録(表示)された会員証を発行する。会員は、会員サービスの利用を望む場合、会員証をサービス提供者に提示し、サービス提供者が、当該会員証に記録されている会員IDを照合することによって、当該会員に会員サービスを提供することができるか否かを判断する。
【0004】
ここで、会員証は、紙やカード等の形状のものであってもよいし、携帯通信端末に予めダウンロードされた電子的なものであってもよい。
【0005】
また、サービス提供者は、光学式や磁気式の接触型スキャナを用いて会員証に記録されている会員IDを読み込むことによって会員IDの照合を行ってもよいし、会員証に表示されている会員IDを目視で読み取った上でキーボードに該会員IDを入力することによって会員IDの照合を行ってもよい。
【0006】
さらに、従来の会員サービスシステムのうち「携帯会員」と呼ばれる会員サービスを提供する会員サービスシステムでは、サービス提供者は、携帯通信端末を用いて携帯通信ネットワーク経由で送信された会員IDによって、会員IDの照合を行っていた。
【0007】
しかしながら、従来の会員サービスシステムでは、顧客は、利用したい会員サービスを提供する全ての会員サービス提供者と契約しなければならないという問題点があった。
【0008】
かかる問題点を解決するために、顧客が、会員サービス提供者と直接会員サービスの契約を行うことなく、所定の事業者と契約することによって、該事業者に加盟契約している複数のサービス提供者によって提供される会員サービスを利用可能となる会員サービスシステム(例えば、クレジットカードシステム等)が知られている。
【0009】
図8に、かかる会員サービスシステムの一例として、クレジットカードシステムの概念図を示す。
【0010】
図8に示すように、会員サービス利用者1は、クレジットカードサービスの提供を受けるために、クレジットカード会社とクレジットカードサービスの利用契約を締結する。
【0011】
その結果、当該会員サービス利用者1に係る情報が、会員ID(クレジットカード番号)に関連付けられてクレジットカード会社の会員管理装置50に登録され、クレジットカード会社が、当該会員サービス利用者1に対して、該クレジットカード会社が独自に付与し、該クレジットカード会社に加盟契約した会員サービス提供者のみで共通に有効な会員IDを記録したクレジットカード11を発行する。
【0012】
会員サービス利用者1は、クレジットカード(会員証)11を提示することによって、又は、携帯通信端末10に会員IDを入力することによって、クレジットカード会社と加盟契約している複数の会員サービス提供者(すなわち、加盟店)において、クレジットカードサービスの提供を受けることができる。
【0013】
かかる場合、会員サービス提供者装置30乃至30は、会員サービス利用者1の会員IDを照合することによって、当該会員サービス利用者1に対してクレジットカードサービスを提供することができるか否かを判断する。
【0014】
したがって、会員サービス利用者1は、複数の会員サービス提供者の各々と契約することなく、複数の会員サービス提供者においてクレジットカードサービスの提供を受けることができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のクレジットカードシステムの類の会員サービスシステムでは、クレジットカード会社ごとに異なる会員IDが発行されるため、会員サービス利用者1は、複数の会員証(クレジットカード11)を保持し、その内容を掌握しなければならないという問題点があった。
【0016】
また、かかる会員サービスシステムでは、会員サービス利用者1は、複数のクレジットカード会社に加入している場合、特定のサービス提供者において、どのクレジットカード会社の会員証(クレジットカード)を用いてクレジットカードサービスの提供を受けるかについて選択しなければならず煩わしいという問題点があった。
【0017】
また、かかる会員サービスシステムでは、サービス提供者は、会員サービス利用者1によって提示された会員証(クレジットカード)によってクレジットカードサービスの提供が可能であるか否かを判断しなければならないという問題点があった。
【0018】
また、かかる会員サービスシステムでは、会員サービス利用者1がクレジットカードサービスの提供を受けることができるサービス提供者を、会員サービス利用者1自身で決める(選択する)ことができず、サービス提供者とクレジットカード会社との契約によって決められてしまうという問題点があった。
【0019】
すなわち、会員サービス利用者1は、見ず知らずのサービス提供者の会員となってしまうという問題点があった。また、会員サービス利用者1は、特定のサービス提供者の会員になることを望んだとしても、当該サービス提供者とクレジットカード会社との間で契約が締結されない限り、当該サービス提供者の会員になることはできないという問題点があった。
【0020】
また、かかる会員サービスシステムでは、サービス提供者は、会員証に記録されている会員IDを照合するのに人手作業を必要とするため、会員IDの照合結果を得るまでに手間が掛かるという問題点があった。
【0021】
また、かかる会員サービスシステムでは、サービス提供者は、会員証を発行する会社、企業、事業者等で独自の会員IDを管理するためのコストが発生するという問題点があった。
【0022】
また、かかる会員サービスシステムでは、会員サービス利用者1が、携帯通信端末10を使って携帯通信ネットワーク経由でサービス提供者にアクセスしなければならず、会員IDの照合だけで、会員サービス利用者1側又はサービス提供者側で、通信料金負担が発生するという問題点があった。
【0023】
そこで、本発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、上述の問題点を解決しつつ、複数のサービス提供者において、統一的に有効な会員IDを用いることで、会員サービス利用者に会員サービスを提供することが可能な会員サービスシステム及び会員サービス提供方法を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る会員サービスシステム及び会員サービス提供方法は、携帯通信端末を有する会員に会員サービスを提供するものであって、会員サービス提供者装置が、前記携帯通信端末から電話番号を会員IDとして読み取り、読み取った前記会員ID及び該会員サービス提供者装置に割り当てられた会員サービス提供者IDを前記会員管理装置に送信することによって該会員IDの照合を要求し、前記会員管理装置から受信した前記会員IDの照合結果が肯定的な場合、前記会員IDによって識別される前記会員に係る情報を表示し、会員管理装置が、前記会員IDと前記会員サービス提供者IDとを関連付けて記憶する会員管理データベースを具備し、前記会員サービス提供者装置から受信した前記会員IDと前記会員サービス提供者IDとの組み合わせが前記会員管理データベースに記憶されているか否かを検索することによって該会員IDの照合を行い、前記会員サービス提供者装置に前記照合結果を送信することを要旨とする。
【0025】
かかる発明によれば、電話番号(携帯電話番号やPHS番号等)を会員IDとして使用するため、会員サービス利用者1は、複数のサービス提供者において、同一の会員IDによって会員サービスの提供を受けることができる。また、サービス提供者は、独自の会員IDを管理するためのコストを削減することができる。
【0026】
また、かかる発明によれば、会員管理装置が、複数のサービス提供者装置からの会員ID照合要求に応じて会員IDの照合を行うため、サービス提供者は、会員証に記録されている会員IDを照合するのに人手作業を必要とするという問題点を解決することができる。
【0027】
また、かかる発明によれば、会員サービス利用者1は、複数の会員サービスに加入している場合であっても、特定のサービス提供者において、どの会員IDを用いて会員サービスの提供を受けるかについて選択する必要が無くなる。
【0028】
また、かかる発明によれば、サービス提供者は、会員サービス利用者1によって提示された会員IDによって会員サービスの提供が可能であるか否かを判断する必要が無くなる。
【0029】
また、上述の会員サービスシステム及び会員サービス提供方法において、会員サービス提供者装置が、前記会員サービス提供装置と前記携帯通信端末との間の近傍通信技術を用いた直接通信により、該携帯通信端末から前記電話番号を前記会員IDとして読み取ることが好ましい。
【0030】
かかる発明によれば、会員サービス提供者装置が、携帯通信端末から直接通信(一対一通信)により送信された電話番号を会員IDとして読み取るため、会員IDの照合の際に、会員サービス利用者1側及びサービス提供者側の双方で、通信料金負担の発生を回避することができる。
【0031】
また、上述の会員サービスシステム及び会員サービス提供方法において、前記会員サービス提供者装置が、前記会員IDにより識別される前記会員による前記会員サービスの利用履歴を示す履歴情報を、前記携帯通信端末又は前記会員管理装置の少なくとも一つに送信することが好ましい。
【0032】
かかる発明によれば、携帯通信端末又は会員管理装置において、会員サービス利用者1による会員サービスの利用履歴を管理することができる。
【0033】
また、上述の会員サービスシステム及び会員サービス提供方法において、前記会員管理装置が、前記会員が利用する前記電話番号を変更した旨を通知する呼である変更依頼呼を、変更後の電話番号が割り当てられた携帯通信端末から受信し、前記変更依頼呼に応じて、変更前の電話番号宛てに発呼して前記変更の正否を確認し、前記確認結果に応じて、前記会員管理データベースにおいて前記変更前の電話番号から前記変更後の電話番号に前記会員IDを変更することが好ましい。
【0034】
かかる発明によれば、会員管理装置が、変更後の電話番号が割り当てられた携帯通信端末から受信した変更依頼呼に応じて、変更前の電話番号宛てに発呼して、当該変更の正否を確認し、当該確認結果に応じて会員管理データベースにおいて変更前の電話番号から変更後の電話番号に会員IDを変更するため、会員サービス利用者1が利用する電話番号の変更を安全かつ容易に行うことができる。
【0035】
また、かかる発明によれば、会員サービス利用者1が、携帯通信端末10を買い換えた場合等であっても、電話番号は、もともと携帯通信端末10に組み込まれているものであり、携帯通信端末10の保有者が希望さえすれば、携帯通信事業者により、新しい携帯通信端末10にそれまでの電話番号が組み込まれることから、再度、新しい携帯通信端末10に会員ID(電話番号)を設定する必要がないという利点がある。
【0036】
また、上述の会員サービスシステム及び会員サービス提供方法において、前記会員管理装置が、前記変更依頼呼を保留にした状態で、前記変更前の電話番号宛てに発呼し、該電話番号が現在使用されていない旨を示す所定メッセージを受信した場合、前記変更が正しいと確認することが好ましい。
【0037】
また、上述の会員サービスシステム及び会員サービス提供方法において、前記会員管理データベースが、前記会員IDと前記会員サービス提供者IDと前記会員の氏名とを関連付けて記憶しており、前記会員管理装置が、前記変更依頼呼を保留にした状態で、前記変更前の電話番号宛てに発呼し、該発呼に対する応答者の氏名が、該変更前の電話番号として記憶されている前記会員IDに関連付けられた前記会員の氏名でない場合、前記変更が正しいと確認することが好ましい。
【0038】
また、上述の会員サービスシステム及び会員サービス提供方法において、前記会員管理装置が、前記変更の正否を確認することができなかった場合、所定期間後に、再度、前記変更の正否を確認することが好ましい。
【0039】
また、上述の会員サービスシステム及び会員サービス提供方法において、前記会員管理装置が、前記変更の正否を確認することができなかった場合、前記会員IDの照合を行う際に、再度、前記変更の正否を確認することが好ましい。
【0040】
かかる発明によれば、変更前の電話番号が割り当てられた携帯通信端末が通話中である場合や、変更前の電話番号が割り当てられた携帯通信端末の所有者が応答することができない場合に、再度、電話番号の変更の正否を確認することができる。
【0041】
また、上述の会員サービスシステム及び会員サービス提供方法において、前記会員管理装置が、前記会員管理データベースにおいて前記会員IDの変更を行った旨を、前記会員サービス提供者装置に通知することが好ましい。
【0042】
かかる発明によれば、会員サービス提供者装置においても、会員サービス利用者1の所有する携帯通信端末10に割り当てられた電話番号の変更を管理することができる。
【0043】
また、上述の会員サービスシステム及び会員サービス提供方法において、前記会員管理装置が、前記確認結果が否定的である場合、前記変更後の電話番号を前記会員IDとするレコードを前記会員管理データベースに新たに登録することが好ましい。
【0044】
かかる発明によれば、記憶違い等により、当該会員サービスに加入していると思っている顧客を、前記会員IDが当該会員サービス提供者において有効でなかった場合(会員未契約の状態)でも、その場で新規会員サービス利用者1として登録することができる。
【0045】
また、上述の会員サービスシステム及び会員サービス提供方法において、前記会員サービス提供者装置が、前記会員となることを望むユーザが利用する携帯通信端末に割り当てられている電話番号及び該ユーザの氏名を含む登録申込情報に応じて、前記電話番号と該会員サービス提供者装置に割り当てられた前記会員サービス提供者IDとを含む登録依頼を、前記会員管理装置に送信し、前記会員管理装置が、前記登録依頼に応じて、前記会員管理データベースに、前記電話番号を前記会員IDとして、該会員IDに前記会員サービス提供者IDを関連付けて記憶することが好ましい。
【0046】
かかる発明によれば、会員サービス提供者装置が、会員サービス利用者1から受信した会員ID(電話番号)及び会員サービス提供者IDを含む登録要求に応じて登録依頼を会員管理装置に送信し、会員管理装置が、該登録依頼に応じて会員ID及び会員サービス提供者IDの組み合わせを会員管理データベースに記憶するため、会員サービス利用者1は、会員サービスの提供を受けることができるサービス提供者を自身で決める(選択する)ことができる。
【0047】
また、上述の会員サービスシステム及び会員サービス提供方法において、前記登録申込情報が、前記ユーザの氏名を含み、前記会員サービス提供者装置が、前記携帯通信端末から前記電話番号を取得し、取得した該電話番号宛てに発呼し、該発呼に対する応答者の氏名が前記ユーザの氏名である場合、該ユーザの氏名を含む前記登録依頼を前記会員管理装置に送信し、前記会員サービス提供者装置が、前記会員管理データベースに、前記ユーザの氏名を前記会員の氏名として、前記会員IDに関連付けて記憶することが好ましい。
【0048】
かかる発明によれば、他人の電話番号を用いて、会員サービスに不正に加入するという事態を回避することができる。
【0049】
【発明の実施の形態】
(本発明の実施形態に係る会員サービスシステムの構成)
本発明の実施形態に係る会員サービスシステムの構成について、図1乃至図4を参照しながら説明する。
【0050】
本実施形態に係る会員サービスシステムは、携帯通信端末10を有する会員サービス利用者(会員)1に、所定の会員サービスを提供するものである。
【0051】
ここで、本実施形態に係る会員サービスシステムは、会員サービスとして、例えば、割引サービスやクーポン券発行サービスを提供することができる。かかるサービスは、会員サービス提供装置30が、会員サービス利用者1による商品の購入代金の支払い時に、POSレジスタやレジに組み込まれた割引料金を適用したり、割引クーポン券を発行するものである。
【0052】
また、本実施形態に係る会員サービスシステムは、会員サービスとして、「One to One」マーケティングサービスを提供することができる。かかるサービスは、デパートやショッピングセンター等の店舗内のフロアやエレベータやエスカレータ等に設置された近傍無線通信装置によって、会員サービス利用者1の移動情報を収集することにより、会員サービス利用者1の好み等をマーケティング情報として管理するものである。かかるサービスは、複数の店舗における会員サービス利用者1のマーケティング情報を管理することもできる。
【0053】
また、本実施形態に係る会員サービスシステムは、会員サービスとして、タクシーの帰宅ルート検索サービスを提供することができる。かかるサービスは、各会員サービス利用者1の住所を登録することによって、会員サービス利用者1が、タクシーの運転手に帰宅ルートを指示する必要をなくすものである。
【0054】
また、本実施形態に係る会員サービスシステムは、会員サービスとして、ルームキーサービスを提供することができる。かかるサービスは、会員サービス利用者1が、ホテルにチェックインした際に、会員IDを登録することによって、ルームキーを使用することなく、ドアに設置された近傍無線通信装置の前に立つだけで、ドアを開錠することができるというものである。かかるサービスは、ホテルのドアの開錠だけでなく、会員制施設における入場ドアの開錠にも適用することができる。
【0055】
また、本実施形態に係る会員サービスシステムは、会員サービスとして、共通診察券サービスを提供することができる。かかるサービスは、会員IDによって、複数の病院や診療所間で、会員サービス利用者1の治療・診察情報(カルテ情報)を共有するものである。
【0056】
また、本実施形態に係る会員サービスシステムは、会員サービスとして、予約入場券サービスを提供することができる。かかるサービスは、会員サービス利用者1が、携帯通信端末10を紙媒体の予約入場券の代わりとし、予約番号を携帯通信端末10に割り当てられた電話番号とすることを可能とするものである。
【0057】
本実施形態に係る会員サービスシステムは、図1に示すように、複数の会員サービス提供者装置30乃至30と、会員管理装置50とを具備している。
【0058】
ここで、会員サービス利用者1は、会員サービスに加入するために、所望の会員サービス提供者と契約を締結する必要がある、すなわち、所望の会員サービス提供者装置30乃至30に登録申込情報を送信する必要がある(図1の点線参照)。また、会員サービス提供者は、会員IDの照合を依頼するために、会員管理装置50を管理する事業者と契約を締結する必要がある(図1の点線参照)。
【0059】
図2に示すように、会員サービス提供者装置30は、登録申込情報受信部31と、本人確認部32と、登録依頼部33と、登録通知受信部34と、登録通知部35と、会員ID読取部36と、照合要求送信部37と、照合結果受信部38と、会員サービス処理部39と、履歴情報送信部40とを具備している。
【0060】
会員サービス提供者装置30は、例えば、店舗に設置されたPOS端末や、ホテルのドアに設置された近傍無線装置等である。
【0061】
登録申込情報受信部31は、本人確認部32に接続されており、会員となることを望むユーザ(会員サービス利用者1)が利用する携帯通信端末10に割り当てられている電話番号及び当該ユーザの氏名を含む会員サービスに対する登録申込情報を受信するものである。
【0062】
登録申込情報受信部31は、携帯通信端末10にから、近傍無線通信技術を用いた直接通信(非接触IC(RFID)やBluetooth(登録商標)やIrDA等)やネットワーク経由通信を介して、会員サービスに対する登録申込情報を受信してもよい。
【0063】
ここで、会員IDは、携帯電話番号やPHS番号等のグローバルユニークな携帯通信端末IDである。また、登録申込情報には、生年月日、住所、性別、パスワード等、会員サービス利用者1に係る他の情報が含まれていてもよい。
【0064】
本人確認部32は、登録申込情報受信部31と登録依頼部33とに接続されており、登録申込情報受信部31によって受信された登録申込情報に含まれる電話番号宛てに発呼し、当該発呼に対する応答者の氏名が、上述の登録申込情報に含まれるユーザの氏名であるか否かを確認するものである。
【0065】
登録依頼部33は、本人確認部32に接続されており、上述の応答者の氏名が上述の登録申込情報に含まれるユーザの氏名である旨を本人確認部32から通知された場合に、会員サービス提供者ID及び上述の電話番号を含む登録依頼を会員管理装置50に送信するものである。かかる登録依頼は、会員サービス提供者ID及び電話番号に加えて、ユーザの氏名を含むことができる。
【0066】
本人確認部32及び登録依頼部33が、本発明の登録依頼手段を構成する。
【0067】
登録通知受信部34は、登録通知部35に接続されており、会員管理装置50から会員サービス利用者1の登録が完了した旨を示す登録通知を受信して、当該登録通知を登録通知部35に送信するものである。
【0068】
登録通知部35は、登録通知受信部34に接続されており、登録通知受信部34から送信された登録通知に応じて、既存の音声合成技術及び音声認識技術を用いて、上述の会員IDとしての電話番号宛てに、登録が完了した旨及び登録内容を通知するものである。会員サービス利用者1は、かかる通知を受けた携帯通信端末10を会員証として利用することができる。
【0069】
会員ID読取部36は、照合要求送信部37に接続されており、携帯通信端末10から電話番号を会員IDとして読み取る会員ID読取手段を構成する。
【0070】
また、会員ID読取部36は、会員サービス提供者装置30と携帯通信端末10との間で近傍無線通信技術を用いた直接通信(非接触IC(RFID)やBluetooth(登録商標)やIrDA等)により、該携帯通信端末10から上述の電話番号を会員IDとして読み取ることができる。
【0071】
また、会員ID読取部36は、スキャナ等によって、携帯通信端末10にバーコード形状や数字等で表示された電話番号を会員IDとして読み取ることができる。また、会員ID読取部36が故障した場合、サービス提供者が、携帯通信端末10に表示された電話番号を目視により読み取り、読み取った電話番号を会員サービス提供装置30に投入することもできる。
【0072】
例えば、会員ID読取部36は、会員サービス利用者1が、商品の購入代金の支払いを行おうと、商品をレジに置いた場合に、会員サービス利用者1の所有する携帯通信端末10に対して、非接触IC(RFID)やBluetooth(登録商標)やIrDA等によって携帯通信端末IDの送信を要求する。そして、会員ID読取部36は、非接触IC(RFID)やBluetooth(登録商標)やIrDA等によって携帯通信端末10から送信された電話番号を会員IDとして読み取る。
【0073】
照合要求送信部37は、会員ID読取部36に接続されており、会員ID読取部36が読み取った会員ID及び会員サービス提供者装置30に割り当てられた会員サービス提供者IDを、会員管理装置50に送信することによって、会員IDの照合を要求する照合要求送信手段を構成する。
【0074】
照合結果受信部38は、会員サービス処理部39に接続されており、会員管理装置50によって送信された会員IDの照合結果を受信し、当該会員IDの照合結果を会員サービス処理部39に送信するものである。
【0075】
会員サービス処理部39は、照合結果受信部38と履歴情報送信部40とに接続されており、照合結果受信部38によって受信された会員IDの照合結果が肯定的な場合、会員IDによって識別される会員(会員サービス利用者1)に係る情報を表示する表示手段を構成する。
【0076】
例えば、会員サービス処理部39は、購入商品の品名や値段等がPOS端末に入力されるごとに、当該会員向けの割引料金を表示することができる。また、会員サービス処理部39は、当該会員サービス利用者1の携帯通信端末10に対して電子クーポン券を発行することもできる。
【0077】
履歴情報送信部40は、会員サービス処理部39に接続されており、会員IDによって識別される会員(会員サービス利用者1)による会員サービスの利用履歴を示す履歴情報を、携帯通信端末10又は会員管理装置50の少なくとも一つに送信する履歴情報送信手段を構成する。
【0078】
例えば、履歴情報送信部40は、会員サービス利用者1による商品の購入代金の支払いが終了した際に、購入明細書(レシート)や買い上げポイント等を履歴情報として携帯通信端末10に送信することができる。
【0079】
また、履歴情報送信部40は、所定の周期で、又は、履歴情報の蓄積量等の所定の条件を満たした場合に、履歴情報を一括して会員管理装置50に送信することができる。
【0080】
図3に示すように、会員管理装置50は、登録依頼受信部51と、登録処理部52と、会員管理データベース(DB)53と、登録通知部54と、照合要求受信部55と、照合処理部56と、照合結果送信部57と、変更依頼呼受信部58と、変更受付処理部59と、変更通知部60とを具備している。
【0081】
登録依頼受信部51は、登録処理部52に接続されており、会員サービス提供者装置30から送信された登録依頼を受信する登録依頼受信手段を構成する。
【0082】
登録処理部52は、登録依頼受信部51と会員管理データベース53と登録通知部54と変更受付処理部59とに接続されており、登録依頼受信部51により受信された登録依頼に応じて、当該登録依頼に含まれる「電話番号」を「会員ID」、「ユーザの氏名」を「会員の氏名」として、「会員ID」と「会員サービス提供者ID」と「会員の氏名」との組み合わせを、会員管理データベース53に登録する登録処理手段を構成する。
【0083】
また、登録処理部52は、変更受付処理部59からの指示に応じて、会員管理データベース53に、新たな会員IDを登録することができる。
【0084】
会員管理データベース53は、登録処理部52と照合処理部56と変更受付処理部59とに接続されており、少なくとも「会員ID」と「会員サービス提供者ID」と「会員の氏名」とを関連付けて記憶するものである。
【0085】
図4(a)乃至(c)に、会員管理データベース53の記憶内容の一例を示す。
【0086】
第1に、会員管理データベース53は、図4(a)に示すように、「会員ID」と「会員サービス提供者ID」と「確認フラグ」とを関連付けて記憶する。
【0087】
「会員ID」は、会員サービス利用者(会員)1が所有する携帯通信端末10に割り当てられた電話番号である。「会員サービス提供者ID」は、会員サービス提供者装置30に割り当てられたIDである。「確認フラグ」は、会員サービス利用者1が利用する電話番号の変更の正否の確認(後述)が完了しているか否かを示すフラグである。「確認フラグ=0」の場合、当該確認が済んでいることを示し、「確認フラグ=1」の場合、当該確認が済んでいないことを示す。
【0088】
図4(a)は、「会員ID=090−aaaa−aaaa」の会員サービス利用者が、「会員サービス提供者ID=A及びC」によって識別される2種類の会員サービス提供者装置30において会員サービスの提供を受けることが可能であり、上述の電話番号の変更の正否の確認を必要としない旨を示している。また、図4(a)は、「会員ID=090−bbbb−bbbb」の会員サービス利用者が、「会員サービス提供者ID=B」によって識別される1種類の会員サービス提供者装置30において会員サービスの提供を受けることが可能であり、上述の電話番号の変更の正否の確認を必要とする旨を示している。
【0089】
第2に、会員管理データベース53は、図4(b)に示すように、「会員ID」と「会員情報」と「履歴情報」とを関連付けて記憶する。
【0090】
「会員情報」には、会員の氏名、生年月日、住所、性別、パスワード等が含まれる。「履歴情報」には、会員サービス利用者1による会員サービスの利用履歴情報が含まれる。例えば、「履歴情報」には、会員サービス利用者1の移動情報等のマーケティング情報が含まれていてもよい。
【0091】
第3に、会員管理データベース53は、図4(c)に示すように、「会員サービス提供者ID」と「業種」と「タイプ」とを関連付けて記憶する。
【0092】
「業種」は、当該会員サービス提供者IDによって識別される会員サービス提供者の業種を示すものである。「タイプ」は、各会員サービス提供者が、自身に加入している会員に係る情報(「会員情報」や「履歴情報」等)を、他の会員サービス提供者に提供することができるか否かを示すものである。例えば、「タイプ=1」は、当該会員サービス提供者が管理する会員に係る情報を全ての会員サービス提供者に提供することができることを示し、「タイプ=2」は、当該会員サービス提供者が管理する会員に係る情報を同一業種の会員サービス提供者に提供することができることを示し、「タイプ=3」は、当該会員サービス提供者が管理する会員に係る情報を他の会員サービス提供者には提供できないことを示す。会員管理データベース53は、図4(c)に示していない他の「タイプ」を定義してもよい。
【0093】
図4(c)は、「会員サービス提供者ID=A」の会員サービス提供者が管理する会員に係る情報は、「業種」に関係なく、全ての会員サービス提供者に提供され得ることを示している。また、図4(c)は、「会員サービス提供者ID=B」の会員サービス提供者が管理する会員に係る情報は、「業種=ホテル」の会員サービス提供者に提供され得ることを示している。また、図4(c)は、「会員サービス提供者ID=C」の会員サービス提供者が管理する会員に係る情報は、「業種」に関係なく、全ての会員サービス提供者に提供されないことを示している。
【0094】
登録通知部54は、登録処理部52に接続されており、登録通知部52が、上述の登録依頼に係る「会員ID」と「会員サービス提供者ID」と「会員の氏名」との組み合わせを、会員管理データベース53に登録した旨を、会員サービス提供者装置30に通知するものである。また、登録通知部54は、上述の登録が完了した旨を、会員サービス利用者1の携帯通信端末10に通知してもよい。
【0095】
照合要求受信部55は、照合処理部56に接続されており、会員IDと会員サービス提供者IDとを含む会員IDの照会要求を、会員サービス提供者装置30から受信するものである。
【0096】
照合処理部56は、会員管理データベース53と照合要求受信部55と照合結果送信部57と変更受付処理部59とに接続されており、照合要求受信部55から受信した会員IDの照会要求に含まれる「会員ID」と「会員サービス提供者ID」との組み合わせが、会員管理データベース53に記憶されているか否かを検索することによって、当該会員IDの照合を行う照合処理手段を構成する。
【0097】
また、照合処理部56は、会員IDの照合処理を行う際に、会員管理データベース53において、当該会員IDに関連付けられた確認フラグが「1」であることを検出した場合、その旨を変更受付処理部59に通知することができる。
【0098】
照合結果送信部57は、照合処理部56に接続されており、照合処理部56によって行われた上述の会員IDの照合結果を、会員サービス提供者装置30に送信する照合結果送信手段を構成する。
【0099】
変更依頼呼受信部58は、変更受付処理部59に接続されており、会員(会員サービス利用者1)が利用する電話番号を変更した旨を通知する呼である変更依頼呼を、変更後の電話番号が割り当てられた携帯通信端末10から受信する変更依頼呼受信手段を構成する。
【0100】
変更受付処理部59は、登録処理部52と会員管理データベース53と照合処理部56と変更依頼呼受信部58と変更通知部60とに接続されており、変更依頼呼受信部58からの変更依頼呼に応じて、会員サービス利用者1の変更前の電話番号宛てに発呼して、会員サービス提供者1が利用する電話番号の変更の正否を確認する変更正否確認手段と、当該確認結果に応じて、会員管理データベース53において「変更前の電話番号」から「変更後の電話番号」に「会員ID」を変更する変更手段とを構成する。
【0101】
具体的には、変更受付処理部59は、会員サービス利用者1の変更後の電話番号が割り当てられた携帯通信端末10から着信した変更依頼呼を保留にした状態で、変更前の電話番号宛てに発呼し、変更前の電話番号が現在使用されていない旨を示す所定メッセージ(例えば「当該電話番号は現在使われておりません」等)を受信した場合、会員サービス利用者1が利用する携帯通信端末10に割り当てられている電話番号の変更が正しいと確認することができる。
【0102】
かかる場合、変更受付処理部59は、複数タイプの所定のメッセージを記憶しており、音声認識技術又は声紋認証技術を用いて、変更後の電話番号宛ての発呼に対して、記憶されている所定のメッセージを受信したか否かを判定する。
【0103】
また、変更受付処理部59は、会員サービス利用者1の変更後の電話番号が割り当てられている携帯通信端末10から着信した変更依頼呼を保留にした状態で、変更前の電話番号宛てに発呼し、当該発呼に対する応答者の氏名が、当該変更前の電話番号として記憶されている「会員ID」に関連付けられた「会員の氏名」でない場合、会員サービス利用者1が利用する携帯通信端末10に割り当てられている電話番号の変更が正しいと確認することができる。
【0104】
ここで、変更受付処理部59は、当該発呼に対する応答者の氏名が、当該変更前の電話番号として記憶されている「会員ID」に関連付けられた「会員の氏名」と同一であった場合、上述の変更依頼呼が不正申告によるものとみなす。
【0105】
かかる場合、変更受付処理部59は、変更後の電話番号宛ての発呼に対して応答があった場合、例えば「○○さん(会員の氏名)ですか?」と質問して、音声認識技術又は声紋認証技術によって「はい」等の特定の回答が返ってきたことを認識した場合に、応答者の氏名が、当該変更前の電話番号として記憶されている「会員ID」に関連付けられた「会員の氏名」と同一であると判定する。
【0106】
また、変更受付処理部59は、変更後の電話番号宛てに発呼した後、音声認識技術又は声紋認証技術によって「もしもし、○○(会員の氏名)です」という応答があったことを認識した場合に、応答者の氏名が、当該変更前の電話番号として記憶されている「会員ID」に関連付けられた「会員の氏名」と同一であると判定する。なお、変更受付処理部59において、オペレータが、係る判定を行ってもよい。
【0107】
また、変更受付処理部59は、会員サービス利用者1が利用する携帯通信端末10に割り当てられている電話番号の変更の正否を確認することができなかった場合、所定期間後に、再度、前記変更の正否を確認することができる。
【0108】
また、変更受付処理部59は、会員サービス利用者1が利用する携帯通信端末10に割り当てられている電話番号の変更の正否を確認することができなかった場合、当該会員IDの照合を行う際に、再度、上述の電話番号の変更の正否を確認することができる。
【0109】
すなわち、変更受付処理部59は、会員サービス利用者1が利用する携帯通信端末10に割り当てられている電話番号の変更を確認することができなかった場合、その旨を会員管理データベース53に通知することによって、会員管理データベース53における当該会員IDに関連付けられた確認フラグを「1」に変更する。
【0110】
そして、照合処理部56が、会員IDの照合処理を行う際に、会員管理データベース53において、当該会員IDに関連付けられた確認フラグが「1」であることを検出した場合、照合処理部56からの通知に応じて、変更受付処理部59は、再度、会員サービス利用者1が利用する携帯通信端末10に割り当てられている電話番号の変更の正否を確認することができる。
【0111】
また、変更受付処理部59は、登録処理部52に指示することによって、会員サービス利用者1が利用する携帯通信端末10に割り当てられている電話番号の変更の確認結果が否定的である場合(すなわち、上述の変更依頼呼が不正申告によるものであると判定した場合)、変更依頼呼を発呼した会員サービス利用者1の変更後の電話番号を「会員ID」とするレコードを会員管理データベース53に新たに登録することができる。
【0112】
具体的には、変更受付処理部59は、上述の確認結果が複数回否定的であった場合、上述の変更後の電話番号を「会員ID」とするレコードを会員管理データベース53に新たに登録するように、登録処理部52に指示する。
【0113】
変更通知部60は、会員サービス利用者1が利用する携帯通信端末10に割り当てられた電話番号の変更により会員管理データベース53の記憶内容を更新した旨を、すなわち、前記会員管理データベースにおいて前記会員IDの変更を行った旨を、会員サービス提供者装置30に通知する変更通知手段を構成する。
【0114】
(本実施形態に係る会員サービスシステムの動作)
本実施形態に係る会員サービスシステムの動作を、図5乃至図7を参照にして説明する。
【0115】
第1に、図5を参照して、会員サービス利用者1が特定のサービス提供者から会員サービスの提供を受けるための登録を行う際の本実施形態に係る会員サービスシステムの動作を説明する。
【0116】
図5に示すように、ステップ501において、会員サービスの利用を望む会員サービス利用者1は、携帯通信端末10の発信番号通知機能やフォーム送信機能等を用いて、所望の会員サービス提供者の会員サービス提供者装置30に、当該携帯通信端末10に割り当てられている電話番号及び会員サービス利用者1の氏名を含む登録申込情報を送信する。会員サービス提供者装置30の登録申込情報受信部31が、当該登録申込情報を受信する。
【0117】
本人確認部32が、ステップ502において、上述の登録申込情報に含まれる電話番号宛てに発呼し、ステップ503において、応答者の氏名が、上述の登録申込情報に含まれる「会員サービス利用者1の氏名」と同一であるか否かを確認する(本人確認を行う)。
【0118】
ステップ504において、登録依頼部33は、上述の本人確認の結果が肯定的である場合、「電話番号」と「会員サービス利用者1の氏名」と「サービス提供者ID」とを含む登録依頼を会員管理装置50に送信する。
【0119】
ステップ505において、会員管理装置50の登録依頼受信部51が、当該登録依頼を受信し、会員管理装置50の登録処理部52が、当該登録依頼に含まれる「電話番号」を「会員ID」、「会員サービス利用者1の氏名」を「会員の氏名」として、「会員ID」と「会員サービス提供者ID」と「会員の氏名」との組み合わせを、会員管理データベース53に登録する。
【0120】
ステップ506において、会員管理装置50の登録通知部55が、上述の組み合わせを会員管理データベース53に登録した旨を示す登録通知を会員サービス提供装置30に送信する。
【0121】
ステップ507において、会員サービス提供装置30の登録通知部35が、登録通知受信部34によって受信された登録通知を、携帯通信端末10に送信する。
【0122】
第2に、図6を参照して、特定のサービス提供者が会員サービス利用者1の会員IDの照合を会員管理装置に要求する際の本実施形態に係る会員サービスシステムの動作を説明する。
【0123】
図6に示すように、ステップ601において、会員サービス利用者1が、商品の購入代金の支払い時に、当該商品をレジに置くと、携帯通信端末10が、会員サービス提供者装置30からの要求に応じて、電話番号を会員IDとして送信する。
【0124】
ステップ602において、会員サービス提供者装置30の照合要求送信部37が、「会員ID」と「会員サービス提供者ID」とを含む会員IDの照合要求を会員管理装置50に送信する。
【0125】
ステップ603において、会員管理装置50の照合処理部56が、会員管理データベース53内に、当該照合要求に含まれる「会員ID」と「会員サービス提供者ID」との組み合わせが記憶されているか否かについて検索することによって、当該会員IDの照合を行う。
【0126】
ステップ604において、会員管理装置50の照合結果送信部57が、上述の照合結果を会員サービス提供者装置30に送信する。
【0127】
ステップ605において、会員サービス提供者装置30の会員サービス処理部39が、上述の照合結果が肯定的な場合、当該会員サービス利用者(会員)1に係る情報を表示する。その結果、会員サービス提供者は、会員サービス利用者(会員)1に対して、会員サービスを提供することができる。
【0128】
第3に、図7を参照して、会員サービス利用者1が利用する電話番号を変更した場合の本実施形態に係る会員サービスシステムの動作を説明する。
【0129】
図7に示すように、ステップ701において、会員サービス利用者1が、利用する携帯通信端末10を買い換えたりした場合に、変更後の電話番号が割り当てられている携帯通信端末10を用いて、当該電話番号の変更を通知するための変更依頼呼を会員管理装置50に送信する。
【0130】
ステップ702において、会員管理装置50の変更受付処理部59が、ステップ702において、上述の変更依頼呼を保留した状態で、会員サービス利用者1の変更前の電話番号宛てに発呼し、ステップ703において、変更前の電話番号が現在使用されていない旨を示す所定メッセージ(例えば「当該電話番号は現在使われておりません」等)受信するか否か、又は、当該発呼に対する応答者の氏名が、変更前の電話番号として記憶されている「会員ID」に関連付けられた「会員の氏名」であるか否かを判定することによって、当該変更依頼呼による会員サービス利用者1が利用する電話番号の変更が正しいか否かを確認する(他人確認を行う)。
【0131】
変更受付処理部59は、変更依頼呼による会員サービス利用者1が利用する携帯通信端末10に割り当てられている電話番号の変更が正しい、すなわち不正申告でない旨を確認した場合、ステップ704において、会員管理データベース53内の当該会員IDに係る記憶内容を更新する。
【0132】
ステップ705及び706において、会員管理装置50の変更通知部60は、会員管理データベース53内で当該会員IDに係る記憶内容を更新した旨を、変更後の携帯通信端末10及び会員サービス提供者装置30に通知する。
【0133】
(本実施形態に係る会員サービスシステムの作用・効果)
本実施形態に係る会員サービスシステムによれば、携帯電話番号やPHS番号等の電話番号を「会員ID」として使用するため、会員サービス利用者1は、複数のサービス提供者において、同一の会員IDによって会員サービスの提供を受けることができる。また、サービス提供者は、独自の会員IDを管理するためのコストを削減することができる。
【0134】
また、本実施形態に係る会員サービスシステムによれば、会員管理装置50が、複数のサービス提供者装置30乃至30からの会員IDの照合要求に応じて会員IDの照合を行うため、サービス提供者は、会員証に記録されている会員IDを照合するのに人手作業を必要とするという問題点を解決することができる。
【0135】
また、本実施形態に係る会員サービスシステムによれば、会員サービス利用者1は、複数の会員サービスに加入している場合であっても、特定のサービス提供者において、どの会員IDを用いて会員サービスの提供を受けるかについて選択する必要が無くなる。
【0136】
また、本実施形態に係る会員サービスシステムによれば、サービス提供者は、会員サービス利用者1によって提示された会員IDによって会員サービスの提供が可能であるか否かを判断する必要が無くなる。
【0137】
また、本実施形態に係る会員サービスシステムによれば、会員サービス提供者装置30が、携帯通信端末10から直接送信された携帯通信端末IDを会員IDとして読み取るため、会員IDの照合の際に、会員サービス利用者1側及びサービス提供者側の双方で、通信料金負担の発生を回避することができる。
【0138】
また、本実施形態に係る会員サービスシステムによれば、携帯通信端末10又は会員管理装置50において、会員サービス利用者1による会員サービスの利用履歴を管理することができる。
【0139】
また、本実施形態に係る会員サービスシステムによれば、会員管理装置50が、変更後の電話番号が割り当てられた携帯通信端末10から受信した変更依頼呼に応じて、変更前の電話番号宛てに発呼して、当該電話番号の変更の正否を確認し、当該確認結果に応じて会員管理データベース53の記憶内容を更新するため、会員サービス利用者1が利用する電話番号の変更を安全かつ容易に行うことができる。
【0140】
また、本実施形態に係る会員サービスシステムによれば、会員サービス利用者1が、携帯通信端末10を買い換えた場合等であっても、電話番号は、もともと携帯通信端末10に組み込まれているものであり、携帯通信端末10の保有者が希望さえすれば、携帯通信事業者により、新しい携帯通信端末10にそれまでの電話番号が組み込まれることから、再度、新しい携帯通信端末10に会員ID(電話番号)を設定する必要がないという利点がある。
【0141】
また、本実施形態に係る会員サービスシステムによれば、変更前の電話番号が割り当てられている携帯通信端末10が通話中である場合や、変更前の電話番号が割り当てられている携帯通信端末10の所有者が応答することができない場合に、再度、電話番号の変更の正否を確認することができる。
【0142】
また、本実施形態に係る会員サービスシステムによれば、会員サービス提供者装置30においても、会員サービス利用者1の電話番号の変更を管理することができる。
【0143】
また、本実施形態に係る会員サービスシステムによれば、記憶違い等により、当該会員サービスに加入していると思っている顧客を、前記会員IDが当該会員サービス提供者において有効でなかった場合(会員未契約の状態)でも、その場で新規会員サービス利用者1として登録することができる。
【0144】
また、本実施形態に係る会員サービスシステムによれば、会員サービス提供者装置30が、会員サービス利用者1から受信した「電話番号」と「会員サービス利用者1の氏名」とを含む登録要求に応じて、「電話番号」と「会員サービス利用者1の氏名」と「会員サービス提供者ID」とを含む登録依頼を会員管理装置50に送信し、会員管理装置50が、該登録依頼に応じて「会員ID(電話番号)」と「会員サービス利用者1の氏名」と「会員サービス提供者ID」の組み合わせを会員管理データベース53に登録するため、会員サービス利用者1は、会員サービスの提供を受けることができるサービス提供者を自身で決める(選択する)ことができる。
【0145】
また、本実施形態に係る会員サービスシステムによれば、他人の電話番号を用いて、会員サービスに不正に加入するという事態を回避することができる。
【0146】
(変更例)
上述の実施形態における会員サービスシステムでは、会員管理装置50を一つだけ具備する場合について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、複数の会員管理装置50を具備する場合にも適用することができる。
【0147】
かかる場合、複数の会員管理装置50間で、会員管理データベース53の記憶内容を全て同期する必要はなく、1つの会員管理データベース53において、電話番号が変更されたことを検出したとき、他の会員管理装置50に対して、変更前の電話番号と変更後の電話番号とを通知し、通知を受けた会員管理装置50で自分の会員管理データベース53の特定の会員IDに係る部分だけを更新すればよい。
【0148】
その結果、会員サービス利用者1は、同一の会員ID(携帯通信端末ID)を用いて、上述の複数の会員管理装置50のいずれかと契約しているサービス提供者から会員サービスの提供を受けることができる。
【0149】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、複数のサービス提供者において、統一的に有効な会員IDを用いることで、会員サービス利用者に会員サービスを提供することが可能な会員サービスシステム及び会員サービス提供方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る会員サービスシステムの概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る会員サービスシステムの会員サービス提供者装置の機能ブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る会員サービスシステムの会員管理装置の機能ブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る会員サービスシステムの会員管理装置の会員管理データベースの記憶内容の一例を示す図である。
【図5】会員サービス利用者が特定のサービス提供者から会員サービスの提供を受けるための登録を行う際の本実施形態に係る会員サービスシステムの動作を示すシーケンス図である。
【図6】特定のサービス提供者が会員サービス利用者1の会員IDの照合を会員管理装置に要求する際の本実施形態に係る会員サービスシステムの動作を示すシーケンス図である。
【図7】会員サービス利用者1が利用する携帯通信端末IDを変更した場合の本実施形態に係る会員サービスシステムの動作を示すシーケンス図である。
【図8】従来技術に係る会員サービスシステムの概略構成図である。
【符号の説明】
1…会員サービス利用者
10…携帯通信端末
11…クレジットカード
30…会員サービス提供者装置
31…登録申込情報受信部
32…本人確認部
33…登録依頼部
34…登録通知受信部
35…登録通知部
36…会員ID読取部
37…照合要求送信部
38…照合結果受信部
39…会員サービス処理部
40…履歴情報送信部
50…会員管理装置
51…登録依頼受信部
52…登録処理部
53…会員管理データベース(DB)
54…登録通知部
55…照合要求受信部
56…照合処理部
57…照合結果送信部
58…変更依頼呼受信部
59…変更受付処理部
60…変更通知部

Claims (11)

  1. 会員サービス提供者装置と会員管理装置とを具備しており、携帯通信端末を有する会員に会員サービスを提供する会員サービスシステムであって、
    前記会員サービス提供者装置は、
    前記携帯通信端末から電話番号を会員IDとして読み取る会員ID読取手段と、
    読み取った前記会員ID及び該会員サービス提供者装置に割り当てられた会員サービス提供者IDを前記会員管理装置に送信することによって、該会員IDの照合を要求する照合要求送信手段と、
    前記会員管理装置から受信した前記会員IDの照合結果が肯定的な場合、前記会員管理装置から受信した前記会員IDによって識別される前記会員に係る情報を表示する表示手段と
    前記会員となることを望むユーザが利用する携帯通信端末に割り当てられている電話番号及び該ユーザの氏名を含む登録申込情報に応じて、前記電話番号と該会員サービス提供者装置に割り当てられた前記会員サービス提供者IDとを含む登録依頼を、前記会員管理装置に送信する登録依頼手段と、
    前記携帯通信端末から前記電話番号を取得する電話番号取得手段とを具備し、
    前記会員管理装置は、
    前記会員IDと前記会員サービス提供者IDとを関連付けて記憶する会員管理データベースと、
    前記会員サービス提供者装置から受信した前記会員IDと前記会員サービス提供者IDとの組み合わせが、前記会員管理データベースに記憶されているか否かを検索することによって、該会員IDの照合を行う照合処理手段と、
    前記会員サービス提供者装置に対して、前記照合結果及び前記会員IDによって識別される前記会員に係る情報を送信する照合結果送信手段と
    前記登録依頼に応じて、前記会員管理データベースに、前記電話番号を前記会員IDとして、該会員IDに前記会員サービス提供者IDを関連付けて記憶する登録処理手段とを具備し、
    前記登録依頼手段は、前記電話番号宛てに発呼し、該発呼に対する応答者の氏名が前記ユーザの氏名である場合、該ユーザの氏名を含む前記登録依頼を前記会員管理装置に送信し、
    前記登録処理手段は、前記会員管理データベースに、前記ユーザの氏名を前記会員の氏名として、前記会員IDに関連付けて記憶することを特徴とする会員サービスシステム。
  2. 前記会員ID読取手段は、前記会員サービス提供装置と前記携帯通信端末との間の近傍通信技術を用いた直接通信により、該携帯通信端末から前記電話番号を前記会員IDとして読み取ることを特徴とする請求項1に記載の会員サービスシステム。
  3. 前記会員サービス提供者装置は、前記会員IDによって識別される前記会員による前記会員サービスの利用履歴を示す履歴情報を、前記携帯通信端末又は前記会員管理装置の少なくとも一つに送信する履歴情報送信手段を具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の会員サービスシステム。
  4. 前記会員管理装置は、
    前記会員が利用する前記電話番号を変更した旨を通知する呼である変更依頼呼を、変更後の電話番号が割り当てられた携帯通信端末から受信する変更依頼呼受信手段と、
    前記変更依頼呼に応じて、変更前の電話番号宛てに発呼して前記変更の正否を確認する変更正否確認手段と、
    前記確認結果に応じて、前記会員管理データベースにおいて前記変更前の電話番号から前記変更後の電話番号に前記会員IDを変更する変更手段とを具備することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の会員サービスシステム。
  5. 前記変更正否確認手段は、前記変更依頼呼を保留にした状態で、前記変更前の電話番号宛てに発呼し、該電話番号が現在使用されていない旨を示す所定メッセージを受信した場合、前記変更が正しいと確認することを特徴とする請求項4に記載の会員サービスシステム。
  6. 前記会員管理データベースは、前記会員IDと前記会員サービス提供者IDと前記会員の氏名とを関連付けて記憶しており、
    前記変更正否確認手段は、前記変更依頼呼を保留にした状態で、前記変更前の電話番号宛てに発呼し、該発呼に対する応答者の氏名が、該変更前の電話番号として記憶されている前記会員IDに関連付けられた前記会員の氏名でない場合、前記変更が正しいと確認することを特徴とする請求項4に記載の会員サービスシステム。
  7. 前記変更正否確認手段は、前記変更の正否を確認することができなかった場合、所定期間後に、再度、前記変更の正否を確認することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の会員サービスシステム。
  8. 前記変更正否確認手段は、前記変更の正否を確認することができなかった場合、前記会員IDの照合を行う際に、再度、前記変更の正否を確認することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の会員サービスシステム。
  9. 前記会員管理装置は、前記会員管理データベースにおいて前記会員IDの変更を行った旨を、前記会員サービス提供者装置に通知する変更通知手段を具備することを特徴とする請求項4乃至8のいずれか一項に記載の会員サービスシステム。
  10. 前記確認結果が否定的である場合、前記変更後の電話番号を前記会員IDとするレコードを前記会員管理データベースに新たに登録する登録処理手段を具備することを特徴とする請求項4乃至8に記載の会員サービスシステム。
  11. 会員サービス提供装置と会員管理装置とを具備する会員サービスシステムによって会員サービスを提供する会員サービス提供方法であって、
    前記会員管理装置は、前記会員IDと前記会員サービス提供者IDとを関連付けて記憶する会員管理データベースを具備しており、
    前記会員サービス提供者装置において、携帯通信端末から電話番号を会員IDとして読み取る工程Aと、
    前記会員サービス提供者装置において、読み取った前記会員ID及び該会員サービス提供者装置に割り当てられた会員サービス提供者IDを会員管理装置に送信することによって、該会員IDの照合を要求する工程Bと、
    前記会員管理装置において、前記会員サービス提供者装置から受信した前記会員IDと前記会員サービス提供者IDとの組み合わせが、前記会員管理データベースに記憶されているか否かを検索することによって、該会員IDの照合を行う工程Cと、
    前記会員管理装置において、前記会員サービス提供者装置に対して、前記照合結果及び前記会員IDによって識別される前記会員に係る情報を送信する工程Dと、
    前記会員サービス提供者装置において、前記会員管理装置から受信した前記会員IDの照合結果が肯定的な場合、前記会員管理装置から受信した前記会員IDによって識別される会員に係る情報を表示する工程Eと、
    前記会員サービス提供者装置において、前記会員となることを望むユーザが利用する携帯通信端末に割り当てられている電話番号及び該ユーザの氏名を含む登録申込情報に応じて、前記電話番号と該会員サービス提供者装置に割り当てられた前記会員サービス提供者IDとを含む登録依頼を、前記会員管理装置に送信する工程Kと、
    前記会員管理装置において、前記登録依頼に応じて、前記会員管理データベースに、前記電話番号を前記会員IDとして、該会員IDに前記会員サービス提供者IDを関連付けて記憶する工程Lとを有し、
    前記工程Kにおいて、前記会員サービス提供者装置が、前記携帯通信端末から前記電話番号を取得し、取得した該電話番号宛てに発呼し、該発呼に対する応答者の氏名が前記ユーザの氏名である場合、該ユーザの氏名を含む前記登録依頼を前記会員管理装置に送信し、
    前記工程Lにおいて、前記会員管理データベースに、前記ユーザの氏名を前記会員の氏名として、前記会員IDに関連付けて記憶することを特徴とする会員サービス提供方法。
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