JP3792763B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はバックライトの光源を有する液晶表示装置に関する。
液晶表示装置のバックライトの光源は,通常,冷陰極管が使用される。そのため,その点灯用に高周波で高電圧の交流を発生するインバータ回路を必要とする。液晶表示装置を持つ電子機器が電池により駆動するものであるときは,その高周波で高電圧の交流は電池を駆動源として発生する。そのため,電池の長寿命化を図るためには,バックライトの光源を駆動する電力の省電力化を図る必要がある。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来の技術を示す。
図5において,
1は液晶表示装置である。
【0003】
2は液晶部である。
3はバックライト部であって,液晶部2のバックライトを発生させるものである。
【0004】
11は冷陰極管であって,液晶部2のバックライトの光源である。
12はバックライトの反射板である。
13はバックライトである。
【0005】
14はインバータ20に接続される冷陰極管11の駆動回路の配線である。
15は配線14の浮遊容量である。
20はインバータであって,高周波の高電圧を発生するものである。
【0006】
21は直流電源部であって,液晶表示装置1の電池等の直流電源である。
図5において,液晶部2の駆動回路は省略されている。
図5の構成の動作を説明する。
【0007】
インバータ20は,直流電源部21の直流電圧に基づいて冷陰極管11を点灯するための高圧の高周波電圧(30kHz,数百ボルト)を発生する。インバータ20の発生する高周波で高電圧の交流は配線14を介して,冷陰極管11に供給され,冷陰極管11を発光する。冷陰極管11の発生する光はバックライトの反射板12で反射して液晶部2に入射される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来のバックライトの光源を有する液晶表示装置では,インバータの出力に対して配線14の浮遊静電容量(以後,浮遊容量と称する)のために漏洩電流を生じ,冷陰極管11に供給される電力の割合が低下する。
【0009】
その漏洩電流は発生電圧Vh,周波数fおよび浮遊静電容量Co に比例する。例えば,インバータの出力の周波数が30kHz,出力電圧Vh=500V,浮遊容量C0 =10pFとするとC0 のインピーダンスは500kΩであり,リーク電流は1mAである。従って,500mWの損失を生じることとなる。バックライトの光源で必要とする電力は2〜3W程度であるので,ほぼ20%は無駄に使われていることになる。
【0010】
冷陰極管に供給する電力の効率の向上は,駆動電圧,駆動周波数等の変更等で可能ではあるが,駆動電圧と駆動周波数は冷陰極管の特性やインバータ回路の効率に影響するので任意には選べない。そのため,冷陰極管の駆動回路の配線の浮遊容量を減らすことが有効であるが,配線を変更することになるのでその低減には限界がある。
【0011】
本発明は,液晶表示装置において配線を変更することなくバックライトの駆動回路の漏洩電流をなくすことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は,バックライトの発光源と,発光源を発光させる交流電圧を発生する交流電圧発生部と,液晶部を備えた液晶表示装置において,交流電圧発生部に接続される光源の駆動回路の配線の正側と負側の間にコイルを備え,該コイルと配線の浮遊容量とにより交流電圧発生部の発生する交流に対して共振する共振回路を形成するようにした。
【0013】
図1は本発明の基本構成を示す。
図1において,
1は液晶表示装置である。
【0014】
2は液晶部である。
3はバックライト部であって,液晶部2のバックライト光源を備えるものである。
【0015】
11はバックライトの光源である。
14は配線であって,光源11の駆動回路の配線である。
15は配線14の浮遊容量C0 であって,配線14の正側と負側の間に生じる浮遊容量である。
【0016】
21は直流電源部であって,電池等の液晶表示装置1の直流電源である。
24は交流電圧発生部であって,光源11を駆動するための交流電圧を発生するものである。
【0017】
25はコイルであって,交流電圧発生部の正側と負側(0V)の間に接続されるものである。コイル25のインダクタンスLは浮遊容量15とにより交流電圧発生部24の発生する交流電圧に対して共振する共振回路Aが形成されるように選ぶ。
【0018】
Aは共振回路である。
図1の構成の動作を説明する。
交流電圧発生部24は,直流電源部21の直流電圧に基づいて冷陰極管11を点灯するための交流電圧を発生する。交流電圧発生部24の発生する電力は配線14を介して,光源11に供給され,光源11は発光する。光源11を発生する光はバックライトとして液晶部2の背面に入射される。
【0019】
コイル25は,浮遊容量C0 (15)とにより交流電圧発生部24で発生する交流に対して共振する共振回路A(並列共振回路)が形成されるようにインダクタンスLを定める。従って,その共振回路Aは交流電圧に対して高インピーダンスとなり,配線14に漏洩電流が発生することを防止する。
【0020】
本発明によれば,バックライトを有する液晶表示装置においてバックライトの光源に供給する電圧により駆動回路に漏洩電流が流れることを防止することができ,バックライトの光源に供給する電力を考慮し大幅に減少させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図2は本発明の実施例1である。
浮遊容量C0 (15)が小さい時,コイル25のインダクタンスLは大きくなる。そのため,浮遊容量C0 (15)が小さい時は,コイル25の形状が大きくなり,本発明の実現が困難になる時がある。そのような時には,配線14の正側と負側の間にコンデンサ26を付加し,配線14の正側と負側の間の静電容量を大きくして付加するコイル25のインダクタンスLが小さくなるようにする。実施例1はその実施例である。
【0022】
図2において,
1は液晶表示装置である。
2は液晶部である。
【0023】
3はバックライト部であって,バックライトを発生するものである。
11は冷陰極管であって,バックライトの光源である(図1の光源11に対応する)。
【0024】
12は反射板であって,冷陰極管11で発生する光を液晶部2の側に反射させるものである。
13はバックライトである。
【0025】
14は冷陰極管11の駆動回路の配線である。
15は配線14の浮遊容量である(C0 はキャパシタンス)。
20はインバータであって,直流電源部21の直流電圧を,冷陰極管11を駆動するために高電圧の高周波の交流に変換するものである(図1の交流電圧発生部24に相当する)。
【0026】
21は直流電源部であって,電池等の液晶表示装置1の直流電源である。
22は付加する共振回路であって,付加したコイル25とンデンサ26と浮遊容量15とによりインバータ20の出力する高周波の交流に対して共振回路を形成するものである。
【0027】
25はコイルであって,配線14の正側と負側の間に付加したものである(Lはインダクタンス)。
26はコンデンサであって,インバータ20の正側と負側の間に付加したものである(Cはキャパシタンス)。
【0028】
30は液晶部2を駆動する液晶駆動回路である。
図2の構成の動作を説明する。
インバータ20は,直流電源部21の直流電圧を,冷陰極管11を点灯するための高電圧の高周波の交流電圧(30kHz,数百ボルト)に変換する。インバータ20の発生する電力は配線14を介して冷陰極管11に供給され,冷陰極管11が発光する。冷陰極管11で発生した光は反射板12で反射し,バックライトとして液晶部2の背面に入射される。
【0029】
付加したコイル25のインダクタンスLとコンデンサ26の容量(キャパシタンス)Cは,浮遊容量C0 (15)とによりインバータ20の出力する高周波の交流に対して共振回路を形成するようにその値を定める。コイル25,コンデンサ26,浮遊容量15は配線14においてインバータ20の出力に対して並列共振回路を形成する。そのため,その共振回路はインバータ20の出力に対して高インピーダンスとなり,インバータ20の出力により配線14に漏洩電流を生じることが防止される。
【0030】
例えば,インバータ20の発生する電圧の周波数がf=30kHz,浮遊容量C0 =10pFとすると,L=2.8Hとなり,かなり大きくなるが,付加したコンデンサの容量C=1000pFとすれば,L=28mHとなり,小さいLで実現することが可能になる。
【0031】
図3は本発明の実施例2である。
本実施例は,共振回路に抵抗を付加し,共振特性の共振周波数に対する幅を広くしたものである。図3はコイルに直列に抵抗を接続した場合の例である。
【0032】
図3において,
1は液晶表示装置である。
2は液晶部である。
【0033】
3はバックライト部である。
11は冷陰極管である。
12は反射板である。
【0034】
13はバックライトである。
14は冷陰極管11の駆動回路の配線である。
15は配線14の浮遊容量である。
【0035】
20はインバータである。
21は直流電源部である。
25はコイルLであって,配線14に付加したものである。
【0036】
26はコンデンサCであって,配線14に付加したものである。
27は抵抗であって,コイル25に直列に接続したものである。
図3は共振回路に抵抗27を付加して共振特性を広くして共振する周波数の範囲を広くした点で図2の構成と相違するだけであり,動作は図2と同様である。
【0037】
コイル25と浮遊容量15の共振回路の共振周波数とインバータ20の発生する高周波の周波数とを完全に一致させることは難しい。本実施例では抵抗27を挿入することにより共振特性のQは下がるが,共振する周波数の範囲が広くなり漏洩電流の防止を確実に行うことができるようになる。
【0038】
図4は配線14に付加する共振回路22(図2参照)の別の例である。
図4 (a)は付加するコンデンサ26に直列に抵抗を挿入したものである。
図4 (b)は付加する共振回路のコンデンサ26およびコイル25のそれぞれに直列に抵抗(27,27’)を挿入したものである。
【0039】
図4 (c)は付加する共振回路のコンデンサ26およびコイル25に並列に抵抗を付加したものである。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば,バックライトを有する液晶表示装置において,バックライトの光源に供給する電力の漏洩を大幅に減らすことができるようになる。そのため,液晶表示装置を駆動する電源の省電力化を図ることができる。そのため,電池で駆動する場合に電池の寿命を長くすることができ,液晶駆動装置を使い易いものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例1を示す図である。
【図3】本発明の実施例2を示す図である。
【図4】本発明で付加する共振回路の例である。
【図5】従来の技術を示す図である。
【符号の説明】
1:液晶表示装置
2:液晶部
3:バックライト部
11:光源
13:バックライト
14:配線
15:浮遊容量
25:コイル
21:直流電源部
24:交流電圧発生部

Claims (3)

  1. バックライトの発光源と,発光源を発光させる交流電圧を発生する交流電圧発生部と,液晶部を備えた液晶表示装置において,
    該交流電圧発生部に接続される光源の駆動回路の配線の正側と負側の間にコイルを備え,該コイルと配線の浮遊容量とにより交流電圧発生部の発生する交流に対して共振する共振回路を形成するものであることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 該光源の駆動回路の配線の正側と負側の間にコンデンサを備え,該配線の浮遊容量と該コンデンサと該コイルとにより交流電圧発生部の発生する交流に対して共振する共振回路を形成するものであることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 該共振回路は抵抗を備えるものであることを特徴とする請求項1もしくは2に記載の液晶表示装置。
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