JP3791744B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は表示装置に関し、特に、薄膜トランジスタ及び電流により発光する素子を備えた表示装置における階調表示技術の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
平面型の表示装置としては液晶表示装置が知られているが、かかる液晶表示装置は、視野角が狭い、応答特性が悪いといった問題を有しているため、大型、高精細、広視野角、低消費電力を実現できる薄膜トランジスタ及び有機エレクトロルミネッセンス素子を用いた表示装置(以下、「TFT−OELD」(Thin Film Transistor - Organic ElectroLuminescence Display)と呼ぶ。)が開発されてきた。
【0003】
TFT−OELDにおける各画素は、例えば、図13に示すように、有機EL素子1082と、TFTで構成される駆動用トランジスタ1072と、TFTで構成される選択用トランジスタ1052と、保持容量1062を含んで構成される。
【0004】
シフトレジスタ101からパルスが出力され、アナログ信号供給線1022のアナログ信号は、伝送スイッチ1032を通じて、ソース線1042へ伝達される。ゲート線109が選択されることにより、アナログ信号は、選択用トランジスタ1052を通じて、保持容量1062に伝達される。アナログ信号により駆動用トランジスタ1072のコンダクタンスが制御され、有機EL素子1082はアナログ信号に対応した強度で発光する。
【0005】
図14に、従来のTFT−OELDの駆動方法を説明するタイミングチャートを示す。第0列のシフトレジスタ101のパルスSR0により、アナログ信号供給線1022のアナログ信号Aは、第0列のソース線1042の電位S0へと伝達される。また、第1列のシフトレジスタ101のパルスSR1により、アナログ信号Aは、第1列のソース線1042の電位S1へと伝達される。まず、第0行のゲート線109のパルスG0が印加されているときは、第0列のソース線1042の電位S0は、第0行・第0列の保持容量1062の電位C00に伝達され、第1列のソース線1042の電位S1は、第0行・第1列の保持容量1062の電位C01に伝達される。次に、第1行のゲート線109のパルスG1が印加されているときは、第0列のソース線1042の電位S0は、第1行・第0列の保持容量1062の電位C10に伝達され、第1列のソース線1042の電位S1は、第1行・第1列の保持容量1062の電位C11に伝達される。各保持容量1062の電位、すなわち対応するアナログ信号Aに従って、各有機EL素子1082が所定の強度で発光する。
【0006】
かかる有機EL素子を用いて中間調を表現する方法の一つとして、駆動用トランジスタ1072のコンダクタンスを制御することにより発光強度を変化させる方法がある。すなわち、中間調の発光強度を得るために、駆動用トランジスタ1072のコンダクタンスと有機EL素子1082のコンダクタンスとを同等にして、駆動用トランジスタ1072と有機EL素子1082との電圧分割により、有機EL素子1082に印加される電圧の制御を行う。
【0007】
しかし、かかる方法は、パネル内またはパネル間で駆動用トランジスタ1072のコンダクタンスに不均一性が生じた場合、そのまま有機EL素子1082の発光強度の不均一性として視認されてしまうという問題がある。
【0008】
一方、有機EL素子を用いて中間調を表現する別の方法として、特開平11−73158号公報に記載された方法がある。かかる方法は、1つの画素について複数の駆動用トランジスタと複数の発光強度の異なる発光素子を配し、それら複数の駆動用トランジスタと複数の発光素子を各々直列に接続させることで、中間調の表現を実現している。すなわち、各々異なる発光強度である複数の発光素子のそれぞれを、完全にオン状態あるいは完全にオフ状態のどちらかになるように制御し、それら複数の発光素子の発光状態を組み合わせることで中間調を表現している。かかる方法においては、各発光素子の状態はオンかオフに限定されるため、それぞれの発光強度は駆動用トランジスタのコンダクタンスには直接影響を受けず、コンダクタンスの不均一性に起因する発光強度の不均一性を低減させることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
発光強度の異なる発光素子を組み合わせて中間調を表現しようとした場合、それぞれの発光素子の配置をどうするかは、大変重要な問題である。すなわち、配置の仕方によっては、発光状態が望ましくない模様、例えば線状の模様を形成してしまうおそれがあるからである。
【0010】
例えば、1つの画素について発光強度が異なる2つの発光素子が配されており、マトリクス状に並べられた各画素において図15のように発光素子が配置されている場合を考える。図15において、各発光素子に記された値はその発光素子の発光強度を表わしている。
【0011】
かかる場合ににおいて、全画素において同じ中間調を表現しようとすると、図16に示すように、発光する発光素子が線状に並ぶこととなってしまい、線を表示させていないにもかかわらず、線状の模様が視認されてしまうという問題が生じる。
【0012】
しかし、従来はこのような発光強度の異なる発光素子の配置に関わる問題についての検討はなされていなかった。
【0013】
そこで、本発明は、異なる発光強度を形成する複数の発光素子の配置に起因して発生する不均一性を低減し、画質の向上を実現することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、マトリクス状に形成された画素を備える表示装置において、各画素は複数の発光素子を備え、一画素内で前記複数の発光素子は、点灯及び非点灯による組合せにおいて各々発光強度が異なるように構成されており、各画素における前記複数の発光素子の配置が隣接する画素において異なっていることを特徴とする。
【0015】
前記複数の発光素子の配置は、画素内における発光素子の並び方向と直交する方向に隣接する画素において異なっていることが好ましい。
又、一画素内において前記複数の発光素子は、各々発光強度が異なり、それぞれ独立して発光するように配置されていることが好ましい。
【0016】
本構成によれば、複数の発光素子の配置を隣接する画素において異ならせることにより、発光素子の点灯、非点灯の組合せによる等しい発光強度の発光状態が偏在することを防止することができ、線状の模様等の発生を防ぐことができる。
【0017】
また、本発明は、マトリクス状に形成された画素を備える表示装置において、各画素は表示色が異なる複数の副画素を備え、各副画素は複数の発光素子を有しており、一副画素内で前記複数の発光素子は、点灯及び非点灯による組合せにおいて各々発光強度が異なるように構成されており、前記複数の発光素子の配置が隣接する副画素において異なっていることを特徴とする。
【0018】
前記複数の発光素子の配置は、副画素内における発光素子の並び方向と直交する方向に隣接する副画素において異なっていることが好ましい。
又、前記一副画素内において、前記複数の発光素子は各々発光強度が異なりそれぞれ独立して発光することが好ましい。
【0019】
本構成によれば、複数の発光素子の配置を隣接する副画素において異ならせることにより、等しい発光強度の発光素子が偏在することを防止することができ、線状の模様等の発生を防ぐことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面に基づいて説明する。
(第1の実施例)
図1は、本発明の第1の実施例に係るTFT−OELDの発光素子の配置を示す模式図である。かかるTFT−OELDでは、1画素について発光強度が異なる表示素子としての2つの発光素子11、12が配されている。図において、各発光素子に記された値はその発光素子の発光強度を表わしている。
【0021】
本実施例の構成では、1画素について4階調レベルの中間調が表現できる。すなわち、2つの発光素子がともに発光しない場合、強度1の発光素子のみ発光する場合、強度2の発光素子のみ発光する場合、2つの発光素子がともに発光する場合が、ぞれぞれ階調レベル0,1,2,3に対応することになる。
【0022】
図1に示すように、各画素における2つの発光素子の配置は、横方向(画像内における発光素子の並び方向に直交する方向)に隣接する画素について比較すると、互いに転置関係となる配置となっている。
【0023】
かかる配置において、各画素において同一の中間調を表現した場合を図2に示す。図2において、斜線のかかっている発光素子が発光していることを表わしており、図2(a)は全画素について中間調を階調レベル1とした場合、(b)は階調レベル2とした場合を示している。いずれの場合においても、発光している発光素子が均一に分散しており、線状の模様の発生が防止されていることがわかる。あるいは、横方向の模様の空間周波数が視認限界を超えているため、線状の模様が視認されにくい、と言うこともできる。
【0024】
図3に、本発明の第1の実施例における各画素の等価回路図を示す。各画素は、有機EL素子10810〜19811と、TFTで構成される駆動用トランジスタ10710〜10711と、TFTで構成される選択用トランジスタ10510〜10511と、保持容量10610〜10611とを含んで構成される。
【0025】
薄膜トランジスタである駆動用トランジスタ10710〜10711と、電流素子である有機EL素子10810〜10811とは、各々直列に接続されており、2つの有機EL素子が独立して発光できるように構成されている。
【0026】
このときゲート線109が選択されることにより、デジタル信号は、それぞれ第0〜1ビットの選択用トランジスタ10510〜10511を通じて、それぞれ第0〜1ビットの保持容量10610〜10611に伝達される。
【0027】
かかる構成において、シフトレジスタ101からパルスが出力され、第0〜1ビットのデジタル信号供給線10210〜10211のデジタル信号は、それぞれ第0〜1ビットの伝送スイッチ10310〜10311を通じて、それぞれ第0〜1ビットのソース線10410〜10411へ伝達される。すなわち、デジタル信号が、各画素まで伝達されることになる。デジタル信号により第0〜1ビットの駆動用トランジスタ10710〜10711のオン・オフが制御され、第0〜1ビットの有機EL素子10810〜10811はデジタル信号に対応して発光または非発光となる。
【0028】
図4に、本発明の第1の実施例における各画素の平面図および断面図を示す。発光素子である第0〜1ビットの有機EL素子10810〜10811は、それぞれ面積が異なっており、オン状態において面積に応じた発光強度で発光する。ここで、面積比は1対2となっており、DAコンバータの機能も各画素毎に内蔵している。
【0029】
本実施例においては、シフトレジスタ101、第0〜1ビットの伝送スイッチ10310〜10313、第0〜1ビットの選択用トランジスタ10510〜10511、駆動用トランジスタ10710〜10711等を構成する薄膜トランジスタは、600℃以下の低温プロセスで形成された多結晶シリコン薄膜トランジスタを用いているが、同等の機能を持つものであれば他の素子でも構わない。
【0030】
また、第0〜1ビットの有機EL素子10810〜10811は、インクジェットプロセスで形成されてたものを用いているが、他のプロセスで形成されていたり、有機EL素子以外の電流発光素子であってもかまわない。
【0031】
図5に、本発明の第1の実施例に係るTFT−OELDの駆動方法を説明するタイミングチャートを示す。第0列のシフトレジスタ101のパルスSR0により、第0および1ビットのデジタル信号供給線10210〜10211のデジタル信号D0およびD1は、第0列・第0および1ビットのソース線10410〜10411の電位S00およびS01へと伝達される。また、第1列のシフトレジスタ101のパルスSR1により、第0および1ビットのデジタル信号D0およびD1は、第1列・第0および1ビットのソース線10410〜10411の電位S10およびS11へと伝達される。
【0032】
まず、第0行のゲート線109のパルスG0が印加されているときは、第0列・第0および1ビットのソース線10410〜10411の電位S00およびS01は、第0行・第0列・第0および1ビットの保持容量10610〜10611の電位C000およびC001に伝達され、第1列・第0および1ビットのソース線10410〜10411の電位S10およびS11は、第0行・第1列・第0および1ビットの保持容量10610〜10611の電位C010およびC011に伝達される。
【0033】
次に、第1行のゲート線のパルスが印加されているときは、第0列・第0および1ビットのソース線10410〜10411の電位S00およびS01は、第1行・第0列・第0、1ビットの保持容量10610〜10611の電位C100およびC101に伝達され、第1列・第0および1ビットのソース線10410〜10411の電位S10およびS11は、第1行・第1列・第0および1ビットの保持容量10610〜10611の電位C110およびC111に伝達される。
【0034】
各有機EL素子は、各保持容量の電位、すなわち対応するデジタル信号に従って発光または非発光となる。
【0035】
ここで、オン状態の駆動用トランジスタの抵抗は、オン状態の有機EL素子の抵抗に比べて、無視できるほど小さくなっている。このため、有機EL素子を流れる電流は、共通電極110と上側電極111間電圧に対する有機EL素子の抵抗のみで決定されることになり、駆動用トランジスタの抵抗が多少増減しようと影響を受けずにすむ。そのため、トランジスタのコンダクタンスの不均一性に起因する発光強度の不均一性は抑制されることになる。また、オフ状態の駆動用トランジスタの抵抗は、極めて大きくなっているため、確実に有機EL素子をオフ状態にすることができる。
【0036】
なお、デジタル信号に従って有機EL素子の発光、非発光を制御する際に、誤差拡散法に基づいて制御を行うようにしても良い。すなわち、入力画像における中間調とTFT−OELDにおける中間調の差を周りの画素に分散させることで、画像全体の累積的な中間調の誤差を少なくするように、デジタル信号を制御する。
【0037】
TFT−OELDでは、各画素ごとに入力画像の階調値に最も近い階調レベル値が選択され、これに対応する階調レベルを与えるようにデジタル信号が送られる。ここで、階調レベル値とは、TFT−OELDの階調レベルに対応付けた入力画像の階調値である。例えば、入力画像が255階調の画像だったとすると、第1の実施例における階調レベル0,1,2,3には、階調レベル値0〜63、64〜127、128〜191、192〜255が対応することになる。
【0038】
誤差拡散法に基づく場合は、入力画像の階調値と選択された階調レベル値との誤差は、例えばFloyd−Steinbergフィルタを用いて、隣接する画素に分配されることになる。図6はFloyd−Steinbergフィルタを示しており、Xは注目している画素を表わす。Xにおける誤差は、隣接する画素にフィルタ上の数値の比率で分配される。隣接する画素では、当該画素の階調値に分配された値を加えて階調値を更新し、更新後の階調値に基いて階調レベル値が選択されていくことになる。
(第2の実施例)
図7は、本発明の第2の実施例に係るTFT−OELDの発光素子の配置を示す模式図である。かかるTFT−OELDでは、1画素が例えばRGBの3色に対応する3つの副画素から構成されており、各副画素について発光強度が異なる2つの発光素子13、14が配されている。即ち、本例においてRGBによるカラー表示単位を画素とし、それを構成する各色表示単位を副画素と呼んでいる。
【0039】
図7に示すように、各副画素における2つの発光素子の配置は、横方向(副画素内における発光素子の並び方向に直交する方向)に隣接する副画素について比較すると、互いに転置関係となる配置となっている。
【0040】
かかる配置において、各副画素において同一の中間調を表現した場合を図8に示す。図8において、斜線のかかっている発光素子が発光していることを表わしており、図2(a)は全画素全色について中間調を階調レベル1とした場合、(b)は階調レベル2とした場合を示している。いずれの場合においても、発光している発光素子が均一に分散しており、線状の模様の発生が防止されていることがわかる。
(第3の実施例)
図9は、本発明の第3の実施例に係るTFT−OELDの発光素子の配置を示す模式図である。かかる実施例においては、第2の実施例と同様に1画素が3つの副画素から構成されている。各副画素の位置がずれた状態で配置されている点で第2の実施例と異なる。このようにずれた状態で副画素を配置することにより、横方向にのびる走査線100を直線状に配することができ、配線構造を簡単にすることができる。
(第4の実施例)
図10は、本発明の第4の実施例に係るTFT−OELDの発光素子の配置を示す模式図である。かかる実施例においては、第2の実施例と同様に1画素が3つの副画素から構成されている。各副画素において発光強度2の状態を実現するのに、発光強度2の発光素子を1つ用いる代わりに、発光強度1の発光素子を2つ用いている点で第2の実施例と異なる。即ち、一画素(副画素)内で同一の発光強度を持つ複数の発光素子の同等点灯及び非点灯の組合せにより異なる発光強度を形成している。 有機EL素子の特性上、発光素子の表面が長方形であっても、実際に発光する部分は長方形とはならない場合がある。あるいは、その長方形全体が均一に発光しない場合がある。そのため、発光素子の表面の面積を1対2としても、発光強度が1対2とはならない可能性がある。本実施例においては、発光強度1の発光素子を2つ同時に発光させることで発光強度2の状態を実現しているため、正確に発光強度を1対2とすることができる。
(第5の実施例)
図11は、本発明の第5の実施例に係るTFT−OELDの発光素子の配置を示す模式図である。かかる実施例においては、1画素について発光強度が異なる3つの発光素子20、21、22が配されている。本実施例の構成では、1画素について8階調レベルの中間調が表現できる。
【0041】
図11に示すように、各画素における3つの発光素子の配置は、横方向(副画素内における発光素子の並び方向に直交する方向)に隣接する画素について比較すると、常に異なった配置となっている。
【0042】
かかる配置において、同一の中間調を表現した場合の例を図12に示す。図12において、斜線のかかっている発光素子が発光していることを表わしており、発光している発光素子が均一に分散しており、線状の模様の発生が防止されていることがわかる。
(その他の変形例)
表示装置を有する電子機器装置、例えばビデオカメラ、デジタルカメラ、カーオーディオ、ビデオCDプレーヤー、携帯端末、ノートパソコンなどにおいて、本発明の表示装置を用いることができる。
【0043】
なお、本発明は上記各実施例に限定されることなく、種々に変形して適用することが可能である。階調レベル、色数、画素(副画素)形状、発光素子の並び等について種々の変形を行うことが可能であり、例えば、1画素(1副画素)あたり4以上の発光素子を配することにより階調レベルを増やした構成としても良い。
【0044】
また、上記実施例においては、発光素子として薄膜トランジスタを用いたアクティブマトリクス駆動方式で有機エレクトロルミネッセンス素子を用いる構成となっているが、本発明はパッシブマトリクス方式の表示装置や液晶表示装置に対しても適用することができる。
【0045】
【発明の効果】
本発明は、複数の発光素子の配置を隣接する画素や副画素において異ならせることにより、等しい発光強度の発光素子が偏在することを防止することができ、線状の模様等の発生を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るTFT−OELDの発光素子の配置を示す模式図である。
【図2】本発明の第1の実施例における発光状態を示す模式図である。
【図3】本発明の第1の実施例における各画素の等価回路図である。
【図4】本発明の第1の実施例における各画素の平面図および断面図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係るTFT−OELDの駆動方法を説明するための図である。
【図6】Floyd−Steinbergフィルタを表わす図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係るTFT−OELDの発光素子の配置を示す模式図である。
【図8】本発明の第2の実施例における発光状態を示す模式図である。
【図9】本発明の第3の実施例に係るTFT−OELDの発光素子の配置を示す模式図である。
【図10】本発明の第4の実施例に係るTFT−OELDの発光素子の配置を示す模式図である。
【図11】本発明の第5の実施例に係るTFT−OELDの発光素子の配置を示す模式図である。
【図12】本発明の第5の実施例における発光状態を示す模式図である。
【図13】従来のTFT−OELDにおける各画素の等価回路図である。
【図14】従来のTFT−OELDの駆動方法を説明するための図である。
【図15】TFT−OELDにおける発光素子の配置を示す模式図である。
【図16】TFT−OELDにおける発光状態を示す模式図である。
【符号の説明】
10、11、20、21、22 発光素子

Claims (5)

  1. マトリクス状に形成された画素を備える表示装置において、
    各画素は表示色が異なる複数の副画素を備え、
    各副画素は複数の発光素子を有しており、
    一副画素内で前記複数の発光素子は、点灯及び非点灯によるくみあわせにおいて各々発光強度が異なり、それぞれ独立して発光するように構成されており、
    前記複数の発光素子の配置が隣接する副画素において異なっており、
    走査線を直線状に配することができるように各副画素の位置がずれた状態で配置されていることを特徴とする表示装置。
  2. 一副画素内において前記複数の発光素子は各々発光強度が異なり、それぞれ独立して発光することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. マトリクス状に形成された画素を備える表示装置において、
    各画素は表示色が異なる複数の副画素を備え、
    各副画素は同一の発光強度を持つ複数の発光素子を有しており、
    一副画素内で前記複数の発光素子は、発光強度1の発光素子を2つ同時に発光させることで発光強度2の状態を実現するように構成されており、
    前記複数の発光素子の配置が隣接する副画素において異なっており、
    一副画素内で前記複数の発光素子は、同時に発光させる発光素子間の距離が、同時に発光させない発光素子間の距離よりも短くなるように、配されていることを特徴とする表示装置。
  4. 前記発光素子が有機エレクトロルミネッセンス素子によって構成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の表示装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の表示装置を備えた電子機器装置。
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