JP3790417B2 - 廃棄物の定量供給装置 - Google Patents
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- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、破砕された廃棄物を定量供給する装置、特に紙、木材、プラスチック等の廃棄物を破砕し固形燃料化する装置に好適に用いられる廃棄物の定量供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から紙、木材、プラスチック等の廃棄物を破砕機で破砕後、原料ホッパー(貯留槽)に貯留し、スクリューコンベヤーやベルトコンベヤーにより破砕廃棄物を定量供給して、成形機で混練、圧縮後、押出し成型して固形燃料化する方法が知られている。
しかしながら、破砕した廃棄物をスクリューコンベヤーにより貯留槽から成形機に定量供給する場合には、原料となる廃棄物の比重が比較的小さいためにブリッジ(棚吊)現象が生じ、廃棄物が貯留槽からスクリューコンベヤーに落下せず、スクリューコンベヤーが空回りして原料廃棄物が成形機に定量供給されないという問題があった。また、破砕機から破砕廃棄物をベルトコンベヤー等によって直接成形機に供給する場合には、原料廃棄物の供給量が不安定となり、目的とする固形燃料を効率よく生産することが出来ないと言う問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来技術における問題点を解消し、破砕した廃棄物を安定して効率良く定量供給することのできる廃棄物の定量供給装置を提供するとともに、設備の中に該定量装置を組み込んだ廃棄物を原料とする固形燃料製造装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記課題を解決するために、次のような構成を採用する。
1.廃棄物の貯留槽、該貯留槽の下部に設けたチェーンスクレーパー、該チェーンスクレーパーの端部下方に設けた排出口を有する廃棄物の定量供給装置において、チェーンスクレーパーを両側に設けたエンドレスチェーンを棒状の剛性部材で間隔をあけて連結することによって構成するとともに、該チェーンスクレーパーの内部に分流板を設けたことを特徴とする廃棄物の定量供給装置。
2.チェーンスクレーパの下部チェーンの回転方向に対して、分流板の後端部が上昇するように分流板を配置するとともに、分流板の前端部の形状を丸味を有するものとしたことを特徴とする1に記載の廃棄物の定量供給装置。
3.1又は2に記載の廃棄物の定量供給装置、及び定量供給された廃棄物を混練、圧縮する成形装置を具備することを特徴とする固形燃料製造装置。
4.3に記載の固形燃料製造装置を使用して、廃棄物から固形燃料を製造する方法。
【0005】
【発明の実施の形態】
つぎに、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明するが、以下の具体例は本発明を限定するものではない。
図1〜図4は本発明の廃棄物の定量供給装置の1例を示す図であり、図1は、装置の斜視図、図2は図1のAA線における断面模式図、図3は図1のBB線における断面模式図、そして図4は図2の部分拡大図である。
この廃棄物の定量供給装置1は、破砕された廃棄物の貯留槽2、該貯留槽2の下部に設けたチェーンスクレーパー3、該チェーンスクレーパー3の一端部下方に設けた排出口4を有する。
【0006】
チェーンスクレーパー3は、両側に設けたチェーン5、5を棒状の剛性部材6で間隔をあけて連結することによって構成したものであり、歯車7、7に嵌合している。排出口4と反対側の歯車7は、回転軸8によってモーター9に連結されており、モーター9の回転に伴ってチェーンスクレーパー3は、図2に示した矢印方向に回動する。
チェーンスクレーパー3の内部には、鉄、ステンレス等の剛性材料により構成された分流板10が設けられる。この分流板10は、通常はチェーンスクレーパー3の下部チェーンの回転方向に対して、分流板10の後端部11が上昇するように配置する。
また、分流板10の前端部12は、チェーンスクレーパー3により搬送される廃棄物が、分流板10で、2方向にスムースに分流されるように、半円状、長円状等の丸味を有する形状とすることが好ましい。この前端部12は、分流板10を軸支する丸棒により構成し、この丸棒に分流板10を溶接などにより固定するようにしてもよい。
【0007】
この装置1では、図4にみられるように、チェーンスクレーパー3の回動に伴なって、貯留槽2内の破砕廃棄物20は、棒状剛性材料6によってチェーンスクレーパー3の上部では右方向に移動するとともに、剛性部材6、6の間からチェーンスクレーパー3の内部に落下する。チェーンスクレーパー3内の廃棄物20は下方の剛性部材6によって左方向に移動し、分流板10によって分流され、一部は排出口4へ送られ一部は貯留槽2に返送される。
貯留槽2への廃棄物20の返送をスムースに行うには、分流板10を貯留槽2の下部を規定する傾斜板13と略同方向に配置することが好ましい。
この装置1では、破砕廃棄物の搬送をチェーンスクレーパー3によって行うとともに、チェーンスクレーパー3内に分流板10を設けて廃棄物の一部を貯留槽2内に返送することによって、従来のスクリューコンベヤーによる搬送時に生じるブリッジ現象を防止し、破砕廃棄物を安定して効率良く定量供給することが可能となる。
【0008】
本発明の廃棄物の定量供給装置の寸法や形状は、装置を設置する敷地の広さや、廃棄物の処理量等に合わせて任意に選定することができる。
標準的な廃棄物の定量供給装置の1例としては、例えば貯留槽2の幅が150〜300cm、長さが300〜500cmで、高さが150〜300cm程度の長方形状とすることが出来る。貯留槽2の下部に設けるチェーンスクレーパー3は、その幅が60〜150cm、チェーンを係合する歯車7の直径が30〜60cmで、両側のチェーンを連結する剛性部材6、6の間隔が50〜80cm程度とすることができる。剛性部材6としては、直径が2〜3cm程度の丸棒状のものを使用することが好ましい。
【0009】
分流板10の幅はチェーンスクレーパー3の幅と略同程度とし、チェーンスクレーパー3の内部で上下のチェーンの略中央部乃至やや下部にその前端部12が位置するように、排出口4の近辺に配置することが好ましい。また、排出口4の寸法は、貯留槽2やチェーンクレーパー3の寸法、廃棄物の種類等に合わせて選定することができる。
【0010】
本発明の廃棄物の定量供給装置は、紙、木材、プラスチック等の廃棄物を破砕し、固形燃料を製造する装置(プラント)に好適に用いられる。
図5は、そのような固形燃料製造装置における製造プロセスの1例を示す模式図である。
紙、木材、プラスチック等の廃棄物は、必要により塩素含有プラスチック等の有害物質を発生するおそれのあるものを選別した後に、破砕装置で10〜50mm程度の寸法に破砕される。破砕された廃棄物は、本発明の定量供給装置に送られ、この定量供給装置から成形装置に一定量が安定的に供給されて、成形装置で混練、圧縮後、押出し成形することにより固形燃料化される。
【0011】
成形装置としては、加熱手段を備えた2軸スクリュー式の減容成形機等の公知の装置を使用することができるが、上記の定量供給装置を使用することによって、成形装置には一定量の廃棄物が安定して供給される。したがって、成形装置における操作条件のコントロールがきわめて容易になり、従来の成形温度(ヒーター温度180〜200℃)よりも低温(ヒーター温度120〜150℃)で固形燃料を製造することができるので、消費電力を大幅に減少させてコストダウンを図ることが可能となる。
また、低温で成形することによって、プラスチック等の溶融やガス化を防止し、安定した性状を有する固形燃料を得ることができる。
【0012】
【発明の効果】
上記の構成をとることによって、本発明の廃棄物の定量供給装置では、ブリッジ現象を防止し、破砕した廃棄物を安定して効率良く定量供給することが可能となる。
したがって、該定量供給装置を使用する固形燃料製造装置では、破砕廃棄物の混練、圧縮、押出し成形を低温で安定的に行うことが可能となり、コストダウンを図るとともに、安定した性状を有する固形燃料を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の廃棄物の定量供給装置の1例を示す斜視図である。
【図2】図1のAA線における断面模式図である。
【図3】図1のBB線における断面模式図である。
【図4】図2の部分拡大図である。
【図5】本発明の固形燃料製造装置における製造プロセスの1例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 廃棄物の定量供給装置
2 貯留槽
3 チェーンスクレーパー
4 排出口
5 チェーン
6 剛性部材
7 歯車
8 回転軸
9 モーター
10 分流板
11 分流板後端部
12 分流板前端部
13 傾斜板
20 破砕廃棄物
【発明の属する技術分野】
本発明は、破砕された廃棄物を定量供給する装置、特に紙、木材、プラスチック等の廃棄物を破砕し固形燃料化する装置に好適に用いられる廃棄物の定量供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から紙、木材、プラスチック等の廃棄物を破砕機で破砕後、原料ホッパー(貯留槽)に貯留し、スクリューコンベヤーやベルトコンベヤーにより破砕廃棄物を定量供給して、成形機で混練、圧縮後、押出し成型して固形燃料化する方法が知られている。
しかしながら、破砕した廃棄物をスクリューコンベヤーにより貯留槽から成形機に定量供給する場合には、原料となる廃棄物の比重が比較的小さいためにブリッジ(棚吊)現象が生じ、廃棄物が貯留槽からスクリューコンベヤーに落下せず、スクリューコンベヤーが空回りして原料廃棄物が成形機に定量供給されないという問題があった。また、破砕機から破砕廃棄物をベルトコンベヤー等によって直接成形機に供給する場合には、原料廃棄物の供給量が不安定となり、目的とする固形燃料を効率よく生産することが出来ないと言う問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来技術における問題点を解消し、破砕した廃棄物を安定して効率良く定量供給することのできる廃棄物の定量供給装置を提供するとともに、設備の中に該定量装置を組み込んだ廃棄物を原料とする固形燃料製造装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記課題を解決するために、次のような構成を採用する。
1.廃棄物の貯留槽、該貯留槽の下部に設けたチェーンスクレーパー、該チェーンスクレーパーの端部下方に設けた排出口を有する廃棄物の定量供給装置において、チェーンスクレーパーを両側に設けたエンドレスチェーンを棒状の剛性部材で間隔をあけて連結することによって構成するとともに、該チェーンスクレーパーの内部に分流板を設けたことを特徴とする廃棄物の定量供給装置。
2.チェーンスクレーパの下部チェーンの回転方向に対して、分流板の後端部が上昇するように分流板を配置するとともに、分流板の前端部の形状を丸味を有するものとしたことを特徴とする1に記載の廃棄物の定量供給装置。
3.1又は2に記載の廃棄物の定量供給装置、及び定量供給された廃棄物を混練、圧縮する成形装置を具備することを特徴とする固形燃料製造装置。
4.3に記載の固形燃料製造装置を使用して、廃棄物から固形燃料を製造する方法。
【0005】
【発明の実施の形態】
つぎに、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明するが、以下の具体例は本発明を限定するものではない。
図1〜図4は本発明の廃棄物の定量供給装置の1例を示す図であり、図1は、装置の斜視図、図2は図1のAA線における断面模式図、図3は図1のBB線における断面模式図、そして図4は図2の部分拡大図である。
この廃棄物の定量供給装置1は、破砕された廃棄物の貯留槽2、該貯留槽2の下部に設けたチェーンスクレーパー3、該チェーンスクレーパー3の一端部下方に設けた排出口4を有する。
【0006】
チェーンスクレーパー3は、両側に設けたチェーン5、5を棒状の剛性部材6で間隔をあけて連結することによって構成したものであり、歯車7、7に嵌合している。排出口4と反対側の歯車7は、回転軸8によってモーター9に連結されており、モーター9の回転に伴ってチェーンスクレーパー3は、図2に示した矢印方向に回動する。
チェーンスクレーパー3の内部には、鉄、ステンレス等の剛性材料により構成された分流板10が設けられる。この分流板10は、通常はチェーンスクレーパー3の下部チェーンの回転方向に対して、分流板10の後端部11が上昇するように配置する。
また、分流板10の前端部12は、チェーンスクレーパー3により搬送される廃棄物が、分流板10で、2方向にスムースに分流されるように、半円状、長円状等の丸味を有する形状とすることが好ましい。この前端部12は、分流板10を軸支する丸棒により構成し、この丸棒に分流板10を溶接などにより固定するようにしてもよい。
【0007】
この装置1では、図4にみられるように、チェーンスクレーパー3の回動に伴なって、貯留槽2内の破砕廃棄物20は、棒状剛性材料6によってチェーンスクレーパー3の上部では右方向に移動するとともに、剛性部材6、6の間からチェーンスクレーパー3の内部に落下する。チェーンスクレーパー3内の廃棄物20は下方の剛性部材6によって左方向に移動し、分流板10によって分流され、一部は排出口4へ送られ一部は貯留槽2に返送される。
貯留槽2への廃棄物20の返送をスムースに行うには、分流板10を貯留槽2の下部を規定する傾斜板13と略同方向に配置することが好ましい。
この装置1では、破砕廃棄物の搬送をチェーンスクレーパー3によって行うとともに、チェーンスクレーパー3内に分流板10を設けて廃棄物の一部を貯留槽2内に返送することによって、従来のスクリューコンベヤーによる搬送時に生じるブリッジ現象を防止し、破砕廃棄物を安定して効率良く定量供給することが可能となる。
【0008】
本発明の廃棄物の定量供給装置の寸法や形状は、装置を設置する敷地の広さや、廃棄物の処理量等に合わせて任意に選定することができる。
標準的な廃棄物の定量供給装置の1例としては、例えば貯留槽2の幅が150〜300cm、長さが300〜500cmで、高さが150〜300cm程度の長方形状とすることが出来る。貯留槽2の下部に設けるチェーンスクレーパー3は、その幅が60〜150cm、チェーンを係合する歯車7の直径が30〜60cmで、両側のチェーンを連結する剛性部材6、6の間隔が50〜80cm程度とすることができる。剛性部材6としては、直径が2〜3cm程度の丸棒状のものを使用することが好ましい。
【0009】
分流板10の幅はチェーンスクレーパー3の幅と略同程度とし、チェーンスクレーパー3の内部で上下のチェーンの略中央部乃至やや下部にその前端部12が位置するように、排出口4の近辺に配置することが好ましい。また、排出口4の寸法は、貯留槽2やチェーンクレーパー3の寸法、廃棄物の種類等に合わせて選定することができる。
【0010】
本発明の廃棄物の定量供給装置は、紙、木材、プラスチック等の廃棄物を破砕し、固形燃料を製造する装置(プラント)に好適に用いられる。
図5は、そのような固形燃料製造装置における製造プロセスの1例を示す模式図である。
紙、木材、プラスチック等の廃棄物は、必要により塩素含有プラスチック等の有害物質を発生するおそれのあるものを選別した後に、破砕装置で10〜50mm程度の寸法に破砕される。破砕された廃棄物は、本発明の定量供給装置に送られ、この定量供給装置から成形装置に一定量が安定的に供給されて、成形装置で混練、圧縮後、押出し成形することにより固形燃料化される。
【0011】
成形装置としては、加熱手段を備えた2軸スクリュー式の減容成形機等の公知の装置を使用することができるが、上記の定量供給装置を使用することによって、成形装置には一定量の廃棄物が安定して供給される。したがって、成形装置における操作条件のコントロールがきわめて容易になり、従来の成形温度(ヒーター温度180〜200℃)よりも低温(ヒーター温度120〜150℃)で固形燃料を製造することができるので、消費電力を大幅に減少させてコストダウンを図ることが可能となる。
また、低温で成形することによって、プラスチック等の溶融やガス化を防止し、安定した性状を有する固形燃料を得ることができる。
【0012】
【発明の効果】
上記の構成をとることによって、本発明の廃棄物の定量供給装置では、ブリッジ現象を防止し、破砕した廃棄物を安定して効率良く定量供給することが可能となる。
したがって、該定量供給装置を使用する固形燃料製造装置では、破砕廃棄物の混練、圧縮、押出し成形を低温で安定的に行うことが可能となり、コストダウンを図るとともに、安定した性状を有する固形燃料を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の廃棄物の定量供給装置の1例を示す斜視図である。
【図2】図1のAA線における断面模式図である。
【図3】図1のBB線における断面模式図である。
【図4】図2の部分拡大図である。
【図5】本発明の固形燃料製造装置における製造プロセスの1例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 廃棄物の定量供給装置
2 貯留槽
3 チェーンスクレーパー
4 排出口
5 チェーン
6 剛性部材
7 歯車
8 回転軸
9 モーター
10 分流板
11 分流板後端部
12 分流板前端部
13 傾斜板
20 破砕廃棄物
Claims (4)
- 廃棄物の貯留槽、該貯留槽の下部に設けたチェーンスクレーパー、該チェーンスクレーパーの端部下方に設けた排出口を有する廃棄物の定量供給装置において、チェーンスクレーパーを両側に設けたエンドレスチェーンを棒状の剛性部材で間隔をあけて連結することによって構成するとともに、該チェーンスクレーパーの内部に分流板を設けたことを特徴とする廃棄物の定量供給装置。
- チェーンスクレーパの下部チェーンの回転方向に対して、分流板の後端部が上昇するように分流板を配置するとともに、分流板の前端部の形状を丸味を有するものとしたことを特徴とする請求項1に記載の廃棄物の定量供給装置。
- 請求項1又は2に記載の廃棄物の定量供給装置、及び定量供給された廃棄物を混練、圧縮する成形装置を具備することを特徴とする固形燃料製造装置。
- 請求項3に記載の固形燃料製造装置を使用して、廃棄物から固形燃料を製造する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000338526A JP3790417B2 (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | 廃棄物の定量供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000338526A JP3790417B2 (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | 廃棄物の定量供給装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002136861A JP2002136861A (ja) | 2002-05-14 |
JP3790417B2 true JP3790417B2 (ja) | 2006-06-28 |
Family
ID=18813727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000338526A Expired - Fee Related JP3790417B2 (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | 廃棄物の定量供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3790417B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
CN108929739B (zh) * | 2018-08-06 | 2020-05-12 | 许恩明 | 一种物质燃料颗粒成型自动加工装置 |
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2000
- 2000-11-07 JP JP2000338526A patent/JP3790417B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2002136861A (ja) | 2002-05-14 |
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