JP3790028B2

JP3790028B2 - Deep drawn package

Info

Publication number: JP3790028B2
Application number: JP27875297A
Authority: JP
Inventors: 和秀石井
Original assignee: Mitsubishi Plastics Inc
Current assignee: Mitsubishi Plastics Inc
Priority date: 1997-10-13
Filing date: 1997-10-13
Publication date: 2006-06-28
Anticipated expiration: 2017-10-13
Also published as: JPH11115103A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は深絞り包装体に係り、特に余分なフィルム部分を小さくすることにより、タイトでドリップ（ジュース）を生じ易い食品の包装に好適に使用できる包装体に関する。
【０００２】
【従来の技術】
深絞り包装用のフィルムとしては、底材は無延伸フィルム、蓋材は無延伸フィルムと延伸熱固定フィルムとの積層品等が主に用いられている。
【０００３】
また、特開平０７−０３３１６０号にあるように底材に収縮フィルムを用い、蓋材に収縮フィルムあるいは非収縮フィルムを使った包装体が提案されている。しかしながら、上記の非収縮フィルムを底材及び蓋材に用いた包装体では底材の熱成形された部分が、熱によって収縮するだけでフランジ部（耳部）はそのまま残り、また収縮も不十分で外観上問題があった。
【０００４】
また底材に収縮フイルムを用いた包装体では、既に延伸されているフィルムを深絞りするため、絞りの深いものには対応できないという問題があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の問題点を解決した深絞り包装体を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
前記の目的は以下の手段によって達成される。
【０００７】
すなわち、本発明は、無延伸複合フィルムを底材として用い、蓋材として、最外層が直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、及びポリアミド樹脂のいずれかで形成されている、９５℃での熱収縮率が縦方向、横方向ともに１５〜６０％の範囲の熱収縮性複合フィルムを前記底材の上縁にヒートシールしてなる深絞り包装体を提供するものであり、前記ヒートシールを１〜１５ｍｍ幅の枠シールとしたこと、前記底材にポリアミド樹脂層を一層以上含むこと、前記蓋材の９５℃での熱収縮率が、縦方向、横方向ともに１５〜３５％の範囲であることを含む。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を更に詳細に説明する。
【０００９】
本発明で使用する底材用複合フィルムは無延伸フィルムであることが必要であり、無延伸品を使用することにより絞りの深い深絞り成形が可能となる。
【００１０】
蓋材フィルムは９５℃で縦方向、横方向ともに１５〜６０％の範囲の熱収縮性複合フィルムを使用することが必要である。収縮率が１５％未満のものでは収縮率が不足し、タイトな包装体が得られない。また６０％を超えるものでは収縮させたとき、収縮応力により、シール破袋を引き起こす可能性がある。縦方向、横方向ともに１５〜６０％の範囲の熱収縮性を蓋材フィルムに付与するには蓋材フィルムを使用樹脂の軟化温度以上７０〜１８０℃の温度範囲で、縦、横２〜４倍に延伸すればよい。
【００１１】
底材、蓋材のシールはヒートシールによって行われるが、フランジの小さい包装体の場合は全面シール方式による包装でも十分効果を発揮するが、本発明のパックには枠シール方式による包装の方が、収縮させることにより、よりフランジ部が小さくなり好適である。面シールの場合は、シール熱が一度蓋材にかけられてしまうため、収縮率が低下し、面シール部はほとんど縮まなくなってしまうのに対し、枠シールの場合にはシールされた、枠シール部以外は熱がかかることがなく、収縮率を保持することができるためである。枠シールの幅は１〜１５ｍｍが好適であり、１ｍｍ未満ではシール強度に不安がでてくる可能性があり、１５ｍｍ以上では収縮させたとき、枠シール部の残る面積が大きくなり、良好なパック外観が得られ難くなる。
【００１２】
底材には、共押出フィルム、ラミネートフィルムどちらの使用も可能であるが、成形部分の収縮性を考えると共押出品である方が望ましい。更にポリアミド樹脂層を１層以上付与することにより、成形部の収縮性、耐ピンホール性、ガスバリアー性が向上し好適である。用いるポリアミド樹脂としては６ナイロン（以下、６Ｎｙという。）、６６ナイロン（以下、６６Ｎｙという。）、６−６６ナイロン（以下、６−６６Ｎｙという。）、１２ナイロン（以下、１２Ｎｙという。）、６−１２ナイロン（以下、６−１２Ｎｙという）、メタキシレンジアミンとアジピン酸との重縮合反応中に得られるナイロン（以下、ＭＸＤ６Ｎｙという。）、アモルファスナイロン（以下、アモルファスＮｙという。）あるいはそれらのブレンドが考えられるが特に制限されない。
【００１３】
本発明の蓋、底材を構成する樹脂としてはポリアミド樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物樹脂（以下、ＥＶＯＨという。）、塩化ビニリデン樹脂（以下、ＰＶＤＣという。）、ポリ塩化ビニル樹脂（以下、ＰＶＣという。）ポリプロピレン樹脂（以下、Ｐ．Ｐ．という）、直鎖状低密度ポリエチレン（以下、ＬＬＤＰＥという。）、低密度ポリエチレン（以下、ＬＤＰＥという。）、エチレン酢酸ビニル共重合体（以下、ＥＶＡという。）、アイオノマー樹脂等が考えられるが、蓋材の最外層が、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、及びポリアミド樹脂のいずれかで形成されていること以外は、特に制限されるものではない。熱収縮率の測定方法は１０ｃｍ角の試料にマークを付け９５℃の温水中に１０秒間浸漬しマーク間の長さを測定し計算した数値である。また、シール幅はパック後、収縮前の実際に熱融着している部分のシール幅を測定する。
【００１４】
複合フィルムの全厚みは内容物の大きさや形状によって異なるが、底材として使用する場合は３０〜３００μｍ、好ましくは４０〜２００μｍの範囲のものが使用でき、蓋材としては３０〜１５０μｍ、好ましくは４０〜１００μｍの範囲のものが使用できる。
【００１５】
本発明の深絞りの包装体では、上記内容の複合フィルムを使用し、無延伸複合フィルムである底材を深絞り成形する必要があるが、成形は通常の深絞り包装機にて問題なく行える。シールについては枠シールのタイプであれば熱のかかる面積が小さいため、特に工夫の必要はないが、面シールタイプの場合は、シール時、蓋材が収縮し、幅が小さくなり、真空引きが行えなくなることもあるので、幅を広めにするか、蓋材も底材と同様の方式で両端をクリップで搬送する方式にする必要がでてくる。
【００１６】
【実施例】
以下、本発明を実施例により更に具体的に説明する。本発明はこれに限定されるものではない。
【００１７】
実施例１
層構成が下記６層の複合フィルム（総厚み１５０μｍ）を共押出しにより製膜し、底材用無延伸複合フィルムを得た。なお、ＡＤは接着性樹脂である。
【００１８】
ＬＬＤＰＥ（厚み４０μｍ）／ＡＤ（厚み１０μｍ）／ＥＶＯＨ（厚み２０μｍ）／６−６６Ｎｙ（厚み３０μｍ）／ＡＤ（厚み１０μｍ）／ＬＬＤＰＥ（厚み４０μｍ）
【００１９】
次に層構成が下記６層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、縦３倍、横３倍延伸して蓋材用複合フィルム（総厚み４０μｍ）を得た。
【００２０】
ＬＬＤＰＥ（厚み７μｍ）／ＡＤ（厚み３μｍ）／ＥＶＯＨ（厚み１０μｍ）／６−６６Ｎｙ（厚み１０μｍ）／ＡＤ（厚み３μｍ）／ＬＬＤＰＥ（厚み７μｍ）
【００２１】
実施例２
層構成が下記６層の複合フィルム（総厚み１２０μｍ）を共押出しにより製膜し、底材用無延伸複合フィルムを得た。
【００２２】
６Ｎｙ（厚み１０μｍ）／ＡＤ（厚み１０μｍ）／６−６６Ｎｙ（厚み２０μｍ）／ＥＶＯＨ（厚み１０μｍ）／ＡＤ（厚み１０μｍ）／ＥＶＡ（厚み６０μｍ）
【００２３】
次に層構成が下記６層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、縦３倍、横３倍延伸して蓋材用複合フィルム（総厚み４５μｍ）を得た。
【００２４】
ＥＶＡ（厚み５μｍ）／ＡＤ（厚み５μｍ）／ＥＶＯＨ（厚み７μｍ）／６−６６Ｎｙ（厚み８μｍ）／ＡＤ（厚み５μｍ）／ＥＶＡ（厚み１５μｍ）
【００２５】
実施例３
層構成が下記５層の複合フィルム（総厚み１２０μｍ）を共押出しにより製膜し、底材用無延伸複合フィルムを得た。
【００２６】
ＬＬＤＰＥ（厚み２０μｍ）／ＡＤ（厚み１０μｍ）／６Ｎｙ（厚み２０μｍ）／ＡＤ（厚み１０μｍ）／ＥＶＡ（厚み６０μｍ）
【００２７】
次に層構成が下記５層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、縦３倍、横３倍延伸して蓋材用複合フィルム（総厚み５０μｍ）を得た。
【００２８】
ＬＬＤＰＥ（厚み１０μｍ）／ＡＤ（厚み５μｍ）／６Ｎｙ（厚み１０μｍ））／ＡＤ（厚み５μｍ）／ＥＶＡ（厚み２０μｍ）
【００２９】
実施例４
層構成が下記６層の複合フィルム（総厚み１２０μｍ）を共押出しにより製膜し、底材用無延伸複合フィルムを得た。
【００３０】
１２Ｎｙ（厚み１０μｍ）／ＡＤ（厚み１０μｍ）／６−６６Ｎｙ（厚み３０μｍ）／ＥＶＯＨ（厚み１０μｍ）／ＡＤ（厚み１０μｍ）／ＥＶＡ（厚み５０μｍ）
【００３１】
次に層構成が下記６層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、縦３倍、横３倍延伸して蓋材用複合フィルム（総厚み５０μｍ）を得た。
【００３２】
６Ｎｙ（厚み５μｍ）／ＡＤ（厚み５μｍ）／６−６６Ｎｙ（厚み１０μｍ）／ＥＶＯＨ（厚み１０μｍ）／ＡＤ（厚み５μｍ）／ＥＶＡ（厚み１５μｍ）
【００３３】
実施例５
層構成が下記４層の複合フィルムを押出しにより製膜し、ＥＶＯＨ（厚み２０μｍ）／Ｎｙ（厚み１０μｍ）／ＡＤ（厚み１０μｍ）／ＬＬＤＰＥ（厚み５０μｍ）ＥＶＯＨ側に無延伸ポリプロピレン（以下、ＣＰＰという。）をドライラミネートして下記構成の底材用無延伸複合フィルム（総厚み１２０μｍ）を得た。
【００３４】
ＣＰＰ（厚み３０μｍ）／／ＥＶＯＨ（厚み２０μｍ）／Ｎｙ（厚み１０μｍ）／ＡＤ（厚み１０μｍ）／ＬＬＤＰＥ（厚み５０μｍ）
【００３５】
次に層構成が下記６層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、縦３倍、横３倍延伸して蓋材用複合フィルム（総厚み５０μｍ）を得た。
【００３６】
１２Ｎｙ（厚み１０μｍ）／ＡＤ（厚み５μｍ）／ＥＶＯＨ（厚み１０μｍ）／６−６６Ｎｙ（厚み１０μｍ）／ＡＤ（厚み５μｍ）／ＬＬＤＰＥ（厚み１０μｍ）
【００３７】
比較例１
層構成が下記６層の複合フィルム（総厚み１５０μｍ）を共押出しにより製膜し、無延伸の底材用複合フィルムを得た。
【００３８】
ＬＬＤＰＥ（厚み４０μｍ）／ＡＤ（厚み１０μｍ）／ＥＶＯＨ（厚み２０μｍ）／６−６６Ｎｙ（厚み３０μｍ）／ＡＤ（厚み１０μｍ）／ＬＬＤＰＥ（厚み４０μｍ）
【００３９】
層構成が下記６層の複合フィルム（総厚み８０μｍ）を共押出しにより製膜し、無延伸の蓋材用複合フィルムを得た。
【００４０】
ＬＬＤＰＥ（厚み１０μｍ）／ＡＤ（厚み５μｍ）／ＥＶＯＨ（厚み１０μｍ）／６−６６Ｎｙ（厚み２０μｍ）／ＡＤ（厚み５μｍ）／ＬＬＤＰＥ（厚み３０μｍ）
【００４１】
比較例２
層構成が下記６層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、縦３倍、横３倍延伸して底材用延伸複合フィルム（総厚み８０μｍ）を得た。
【００４２】
ＬＬＤＰＥ（厚み１４μｍ）／ＡＤ（厚み６μｍ）／ＥＶＯＨ（厚み２０μｍ）／６−６６Ｎｙ（厚み２０μｍ）／ＡＤ（厚み６μｍ）／ＬＬＤＰＥ（厚み１４μｍ）
【００４３】
次に層構成が下記６層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、縦３倍、横３倍延伸して蓋材用延伸複合フィルム（総厚み４０μｍ）を得た。
【００４４】
ＬＬＤＰＥ（厚み７μｍ）／ＡＤ（厚み３μｍ）／ＥＶＯＨ（厚み１０μｍ）／６−６６Ｎｙ（厚み１０μｍ）ＡＤ（厚み３μｍ）／ＬＬＤＰＥ（厚み７μｍ）
【００４５】
比較例３
層構成が下記６層の複合フィルム（総厚み１５０μｍ）を共押出しにより製膜し、無延伸の底材用複合フィルムを得た。
【００４６】
ＬＬＤＰＥ（厚み４０μｍ）／ＡＤ（厚み１０μｍ）／ＥＶＯＨ（厚み２０μｍ）／６−６６Ｎｙ（厚み３０μｍ）／ＡＤ（厚み１０μｍ）／ＬＬＤＰＥ（厚み４０μｍ）
【００４７】
次に層構成が下記６層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、縦２倍、横２倍延伸して蓋材用延伸複合フィルム（総厚み４０μｍ）を得た。この場合弛緩率を大きくし、収縮率を押さえた。
【００４８】
評価方法は以下のように行った。
【００４９】
（１）温水９５℃×１０秒の収縮率
蓋材の原シートに１０ｃｍ×１０ｃｍの正方形の標線を画き、９５℃の温水に１０秒間浸した後、収縮率を測定した。
【００５０】
（２）深さ６０ｍｍの深絞り成形性
深絞り真空包装機（大森機械工業社製ＦＶ６３００）を用いて、成形を行い、全く破れが生じない場合を○印とし、破れが生ずる場合を×印しとした。
【００５１】
（３）フランジ収縮性
パック品を９５℃×１０分ボイルして、フィルムを収縮させたとき、フランジ部の大きさが収縮前に比べて半分以下に小さくなったものを○印とし、半分まで小さくならなかったものを×印とした。
【００５２】
（４）タイト感
パック品を９５℃×１０分間ボイルしてフィルムを収縮させたとき、内容物の密着性が良好でタイト感あるものを○印とし、内容物との密着性悪く、タイト感がないものを×印とした。
【００５３】
【表１】

【００５４】
表１に示すように蓋材が縦横ともに熱収縮率が１５〜６０％の範囲内の実施例１〜５は深さ６０ｍｍの深絞り成形性フランジの収縮性及びタイト感においていずれも良好であり、底材及び蓋材とも無延伸複合フィルムである、比較例１はフランジ収縮性及びタイト感が不充分であり、底材及び蓋材ともに延伸した比較例２は深絞り６０ｍｍの深絞り成形性が不充分であり、蓋材の収縮率が１５％未満の比較例３はフランジの収縮性及びタイト感が不充分であった。
【００５５】
【発明の効果】
本発明によれば、底材に無延伸フィルムを用いたことにより絞りの深いタイプの成形にも対応でき、蓋材に９５℃の温水で縦・横とも１５〜６０％の収縮性を有する熱収縮性複合フィルムを用いることによりフランジ部の少ないタイトな包装体を得ることができる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a deep-drawn package, and more particularly, to a package that can be suitably used for packaging foods that are tight and easily generate drip (juice) by reducing an excessive film portion.
[0002]
[Prior art]
As a film for deep drawing packaging, an unstretched film is mainly used as a bottom material, and a laminate of an unstretched film and a stretched heat-fixed film is mainly used as a lid.
[0003]
Further, as disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 07-033160, a package using a shrink film as a bottom material and a shrink film or a non-shrink film as a cover material has been proposed. However, in the packaging body using the above non-shrinkable film as the bottom material and the lid material, the flange part (ear part) remains as it is because the thermoformed part of the bottom material is shrunk by heat, and the shrinkage is insufficient. There was a problem in appearance.
[0004]
Moreover, in the package using shrink film for the bottom material, since the film that has already been stretched is deep-drawn, there is a problem that it cannot cope with a deeply drawn one.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
An object of this invention is to provide the deep drawing package which solved said problem.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The above object is achieved by the following means.
[0007]
That is, according to the present invention, an unstretched composite film is used as a bottom material , and the outermost layer is formed of any one of a linear low density polyethylene, an ethylene vinyl acetate copolymer, and a polyamide resin as a lid. A heat-shrinkable composite film having a heat shrinkage rate at 15 ° C. in the range of 15 to 60% in both the vertical direction and the horizontal direction is provided as a deep drawn package, The heat seal is a frame seal having a width of 1 to 15 mm, the bottom material includes one or more polyamide resin layers, and the heat shrinkage rate of the lid material at 95 ° C. is 15 to 35% in both the vertical direction and the horizontal direction. including that it is in the range of.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in more detail.
[0009]
The composite film for a bottom material used in the present invention needs to be an unstretched film, and by using an unstretched product, deep drawing with a deep drawing becomes possible.
[0010]
It is necessary to use a heat-shrinkable composite film in the range of 15 to 60% in both the vertical and horizontal directions at 95 ° C. for the lid film. If the shrinkage rate is less than 15%, the shrinkage rate is insufficient and a tight package cannot be obtained. Moreover, when it exceeds 60%, when it is contracted, there is a possibility of causing a seal bag breakage due to contraction stress. In order to provide the cover film with a heat shrinkage in the range of 15 to 60% in both the vertical and horizontal directions, the cover film is used. The temperature ranges from the softening temperature of the resin to 70 to 180 ° C. What is necessary is just to extend | stretch twice.
[0011]
The bottom and lid are sealed by heat sealing, but in the case of a package with a small flange, packaging with the full seal method is also sufficiently effective, but for the pack of the present invention, packaging with the frame seal method is better. By contracting, the flange portion becomes smaller, which is preferable. In the case of face seals, the sealing heat is once applied to the lid material, so the shrinkage rate decreases and the face seal part hardly shrinks, whereas in the case of frame seals, the sealed frame seal part This is because heat is not applied and the shrinkage rate can be maintained. The width of the frame seal is preferably 1 to 15 mm. If it is less than 1 mm, there is a possibility that the seal strength may be uneasy. Appearance is difficult to obtain.
[0012]
For the bottom material, either a coextruded film or a laminate film can be used, but considering the shrinkability of the molded part, a coextruded product is desirable. Furthermore, by providing one or more polyamide resin layers, the shrinkage of the molded part, the pinhole resistance and the gas barrier property are improved, which is preferable. As the polyamide resin to be used, 6 nylon (hereinafter referred to as 6Ny), 66 nylon (hereinafter referred to as 66Ny), 6-66 nylon (hereinafter referred to as 6-66Ny), 12 nylon (hereinafter referred to as 12Ny), 6 -12 nylon (hereinafter referred to as 6-12Ny), nylon obtained during the polycondensation reaction of metaxylenediamine and adipic acid (hereinafter referred to as MXD6Ny), amorphous nylon (hereinafter referred to as amorphous Ny) or a blend thereof. Can be considered, but is not particularly limited.
[0013]
As the resin constituting the lid and bottom material of the present invention, polyamide resin, ethylene-vinyl acetate copolymer saponified resin (hereinafter referred to as EVOH), vinylidene chloride resin (hereinafter referred to as PVDC), and polyvinyl chloride resin (hereinafter referred to as PVDC). Hereinafter, referred to as PVC) polypropylene resin (hereinafter referred to as PP), linear low-density polyethylene (hereinafter referred to as LLDPE), low-density polyethylene (hereinafter referred to as LDPE), ethylene vinyl acetate copolymer ( Hereinafter, it is referred to as EVA.), An ionomer resin, and the like, but the outermost layer of the lid is formed of any one of linear low density polyethylene, ethylene vinyl acetate copolymer, and polyamide resin. , it is not particularly limited. The method for measuring the heat shrinkage is a numerical value obtained by marking a 10 cm square sample, immersing it in warm water at 95 ° C. for 10 seconds, and measuring the length between the marks. Further, the seal width is measured by measuring the seal width of the part that is actually heat-sealed after packing and before shrinkage.
[0014]
The total thickness of the composite film varies depending on the size and shape of the contents, but when used as the bottom material, it can be used in the range of 30 to 300 μm, preferably 40 to 200 μm, and the lid material is 30 to 150 μm, preferably The thing of the range of 40-100 micrometers can be used.
[0015]
In the deep-drawn package of the present invention, it is necessary to use the composite film having the above contents and to deep-draw the bottom material, which is an unstretched composite film. . As for the seal, since the area where heat is applied is small if it is a frame seal type, there is no need to devise in particular, but in the case of a face seal type, the lid material shrinks during sealing, the width becomes small, and vacuuming is not possible. Since this may not be possible, it may be necessary to increase the width, or to use a method in which the lid material is transported by clips in the same manner as the bottom material.
[0016]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described more specifically with reference to examples. The present invention is not limited to this.
[0017]
Example 1
A composite film (total thickness 150 μm) having the following 6 layers was formed by coextrusion to obtain an unstretched composite film for a bottom material. AD is an adhesive resin.
[0018]
LLDPE (thickness 40 μm) / AD (thickness 10 μm) / EVOH (thickness 20 μm) / 6-66 Ny (thickness 30 μm) / AD (thickness 10 μm) / LLDPE (thickness 40 μm)
[0019]
Next, a composite film having the following 6 layers was formed by coextrusion, and stretched 3 times in length and 3 times in width to obtain a composite film for a lid material (total thickness 40 μm).
[0020]
LLDPE (thickness 7 μm) / AD (thickness 3 μm) / EVOH (thickness 10 μm) / 6-66 Ny (thickness 10 μm) / AD (thickness 3 μm) / LLDPE (thickness 7 μm)
[0021]
Example 2
A composite film (total thickness 120 μm) having the following 6 layers was co-extruded to obtain an unstretched composite film for a bottom material.
[0022]
6 Ny (thickness 10 μm) / AD (thickness 10 μm) / 6-66 Ny (thickness 20 μm) / EVOH (thickness 10 μm) / AD (thickness 10 μm) / EVA (thickness 60 μm)
[0023]
Next, a composite film having the following 6 layers was formed by coextrusion, and stretched 3 times in length and 3 times in width to obtain a composite film for a cover material (total thickness 45 μm).
[0024]
EVA (thickness 5 μm) / AD (thickness 5 μm) / EVOH (thickness 7 μm) / 6-66 Ny (thickness 8 μm) / AD (thickness 5 μm) / EVA (thickness 15 μm)
[0025]
Example 3
A composite film (total thickness: 120 μm) having the following 5 layers was co-extruded to obtain an unstretched composite film for a bottom material.
[0026]
LLDPE (thickness 20 μm) / AD (thickness 10 μm) / 6 Ny (thickness 20 μm) / AD (thickness 10 μm) / EVA (thickness 60 μm)
[0027]
Next, a composite film having the following five layers was formed by coextrusion, and stretched 3 times in length and 3 times in width to obtain a composite film for a cover material (total thickness 50 μm).
[0028]
LLDPE (thickness 10 μm) / AD (thickness 5 μm) / 6 Ny (thickness 10 μm)) / AD (thickness 5 μm) / EVA (thickness 20 μm)
[0029]
Example 4
A composite film (total thickness 120 μm) having the following 6 layers was co-extruded to obtain an unstretched composite film for a bottom material.
[0030]
12 Ny (thickness 10 μm) / AD (thickness 10 μm) / 6-66 Ny (thickness 30 μm) / EVOH (thickness 10 μm) / AD (thickness 10 μm) / EVA (thickness 50 μm)
[0031]
Next, a composite film having the following 6 layers was formed by co-extrusion, and stretched 3 times in length and 3 times in width to obtain a composite film for cover material (total thickness 50 μm).
[0032]
6 Ny (thickness 5 μm) / AD (thickness 5 μm) / 6-66 Ny (thickness 10 μm) / EVOH (thickness 10 μm) / AD (thickness 5 μm) / EVA (thickness 15 μm)
[0033]
Example 5
A composite film having the following four layers is formed by extrusion, and EVOH (thickness 20 μm) / Ny (thickness 10 μm) / AD (thickness 10 μm) / LLDPE (thickness 50 μm) Unstretched polypropylene (hereinafter referred to as CPP) on the EVOH side. .) Was dry laminated to obtain an unstretched composite film (total thickness 120 μm) for the bottom material having the following constitution.
[0034]
CPP (thickness 30 μm) // EVOH (thickness 20 μm) / Ny (thickness 10 μm) / AD (thickness 10 μm) / LLDPE (thickness 50 μm)
[0035]
Next, a composite film having the following 6 layers was formed by co-extrusion, and stretched 3 times in length and 3 times in width to obtain a composite film for cover material (total thickness 50 μm).
[0036]
12 Ny (thickness 10 μm) / AD (thickness 5 μm) / EVOH (thickness 10 μm) / 6-66 Ny (thickness 10 μm) / AD (thickness 5 μm) / LLDPE (thickness 10 μm)
[0037]
Comparative Example 1
A composite film (total thickness 150 μm) having the following 6 layers was formed by coextrusion to obtain an unstretched composite film for a bottom material.
[0038]
LLDPE (thickness 40 μm) / AD (thickness 10 μm) / EVOH (thickness 20 μm) / 6-66 Ny (thickness 30 μm) / AD (thickness 10 μm) / LLDPE (thickness 40 μm)
[0039]
A composite film (total thickness of 80 μm) having the following 6 layers was formed by coextrusion to obtain an unstretched composite film for a lid material.
[0040]
LLDPE (thickness 10 μm) / AD (thickness 5 μm) / EVOH (thickness 10 μm) / 6-66 Ny (thickness 20 μm) / AD (thickness 5 μm) / LLDPE (thickness 30 μm)
[0041]
Comparative Example 2
A composite film having the following 6 layers was formed by coextrusion, and stretched 3 times in length and 3 times in width to obtain a stretched composite film for a bottom material (total thickness 80 μm).
[0042]
LLDPE (thickness 14 μm) / AD (thickness 6 μm) / EVOH (thickness 20 μm) / 6-66 Ny (thickness 20 μm) / AD (thickness 6 μm) / LLDPE (thickness 14 μm)
[0043]
Next, a composite film having the following 6 layers was formed by coextrusion, and stretched 3 times in length and 3 times in width to obtain a stretched composite film (total thickness 40 μm) for a lid.
[0044]
LLDPE (thickness 7 μm) / AD (thickness 3 μm) / EVOH (thickness 10 μm) / 6-66 Ny (thickness 10 μm) AD (thickness 3 μm) / LLDPE (thickness 7 μm)
[0045]
Comparative Example 3
A composite film (total thickness 150 μm) having the following 6 layers was formed by coextrusion to obtain an unstretched composite film for a bottom material.
[0046]
LLDPE (thickness 40 μm) / AD (thickness 10 μm) / EVOH (thickness 20 μm) / 6-66 Ny (thickness 30 μm) / AD (thickness 10 μm) / LLDPE (thickness 40 μm)
[0047]
Next, a composite film having the following 6 layers was formed by co-extrusion, and stretched 2 times in length and 2 times in width to obtain a stretched composite film for a cover material (total thickness 40 μm). In this case, the relaxation rate was increased and the shrinkage rate was suppressed.
[0048]
The evaluation method was performed as follows.
[0049]
(1) Shrinkage rate of warm water 95 ° C. × 10 seconds A square marked line of 10 cm × 10 cm was drawn on the original sheet of the lid material, immersed in warm water of 95 ° C. for 10 seconds, and then the shrinkage rate was measured.
[0050]
(2) Deep-drawing formability with a depth of 60 mm Using a deep-drawing vacuum packaging machine (FV6300, manufactured by Omori Machine Industry Co., Ltd.), the case where there is no tearing is marked with ○, and the case where tearing occurs is marked with ×. I did it.
[0051]
(3) When the flange shrinkable pack product is boiled at 95 ° C for 10 minutes and the film is shrunk, the flange part size is reduced to less than half compared to before shrinking. Those which did not become small were marked with x.
[0052]
(4) When the package is boiled at 95 ° C. for 10 minutes and the film is shrunk, the tightness of the contents is marked with ○, the adhesion with the contents is poor, and the tightness Those with no symbol were marked with x.
[0053]
[Table 1]

[0054]
As shown in Table 1, in Examples 1 to 5 in which the heat shrinkage ratio is 15 to 60% in both longitudinal and lateral directions, both the shrinkability and tightness of the 60 mm deep drawable flange are good. The base material and the cover material are non-stretched composite films. Comparative Example 1 is insufficient in flange shrinkage and tightness, and Comparative Example 2 in which both the base material and the cover material are stretched is deep-drawable with a deep drawing of 60 mm. In Comparative Example 3 in which the shrinkage rate of the lid material was less than 15%, the shrinkage and tightness of the flange were insufficient.
[0055]
【The invention's effect】
According to the present invention, a non-stretched film is used as a bottom material, so that it can be used for molding with a deeply drawn type, and the cover material is heated at 95 ° C. with warm water of 15-60% both vertically and horizontally. By using the shrinkable composite film, it is possible to obtain a tight package with a small number of flange portions.

Claims

無延伸複合フィルムを底材として用い、蓋材として、最外層が直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、及びポリアミド樹脂のいずれかで形成されている、９５℃での熱収縮率が縦方向、横方向ともに１５〜６０％の範囲の熱収縮性複合フィルムを前記底材の上縁にヒートシールしてなることを特徴とする深絞り包装体。Non-stretched composite film is used as the bottom material , and the outermost layer is made of linear low-density polyethylene, ethylene vinyl acetate copolymer, or polyamide resin as the cover material. A heat-shrinkable composite film in a range of 15 to 60% in both the vertical direction and the horizontal direction is heat-sealed on the upper edge of the bottom material.

前記ヒートシールを１〜１５ｍｍ幅の枠シールとした請求項１記載の深絞り包装体。 The deep drawn package according to claim 1, wherein the heat seal is a frame seal having a width of 1 to 15 mm.

前記底材にポリアミド樹脂層を一層以上含む請求項１記載の深絞り包装体。 The deep drawn package according to claim 1, wherein the bottom material includes one or more polyamide resin layers.

前記蓋材の９５℃での熱収縮率が、縦方向、横方向ともに１５〜３５％の範囲であることを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の深絞り包装体。The deep-drawn packaged body according to any one of claims 1 to 3, wherein the thermal shrinkage rate of the lid member at 95 ° C is in the range of 15 to 35% in both the vertical direction and the horizontal direction.