JP3789967B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
第1の従来例(たとえば特開平6-251611号公報) は、器具本体の丸穴部に支承体を差込み、引掛シーリングの引掛金具に支承体のフランジ部を係止して引掛シーリングに器具本体を取付けるものであった。
第2の従来例(たとえば実開平6-58514 号公報) は、引掛シーリングに引っ掛ける引掛爪を有する引掛シーリングキャップに通電メス金具を設け、通電メス金具に接触する通電オス金具を有して引掛シーリングキャップに嵌着するシーリング受け部材を器具本体に取付けているものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
第1の従来例は、照明器具を天井に取付ける場合、支承体と器具本体とを持って移動しなければならず、高所で取付作業をするとき片手では両者を持ちにくく、また両方の手に持つと不安定で危険であった。また器具本体の丸穴部に支承体を差し込むための位置合わせ等の作業が必要で高所作業では危険であった。さらに器具本体と支承体が別部品のため、器具の清掃等による取外しおよび取付けにおいて紛失のおそれがあった。
【0004】
第2の従来例は、シーリング受け部材が器具本体に取付けられているが、受電オス金具が組み込まれているために構造が複雑で形状が大きくなって器具が大型化した。
したがって、この発明の目的は、器具本体の着脱作業が安全かつ容易にでき、部品の紛失がなく、しかも小型化を図ることができる照明器具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の照明器具は、天井の引掛シーリングに引っ掛ける引掛爪を有しこの引掛爪に接続された給電装置を有し回転係合部を下面に有する取付基体と、前記回転係合部に回転により係止する回転係止部を設けた本体支持体を有し前記給電装置を接続する接続部を有する器具本体とを備え
前記器具本体は回転により着脱自在なグローブを有し、前記本体支持体は前記グローブの回転中心に対して偏心した位置で前記器具本体に設けられているものである。
【0006】
請求項1記載の照明器具によれば、本体支持体を器具本体に取付けたため、天井取付時に器具本体をもって取付作業をすればよいので片手で作業ができ、器具本体の着脱作業が安全かつ容易になる。また片手取付けが可能になるため省施工となり、器具本体に本体支持体が固定されているため本体支持体が紛失するおそれがない。また取付基体に本体支持体を回転により取付けるため、本体支持体および取付基体がコンパクトにできるので器具本体を小型化することができる。
また本体支持部がグローブの回転中心にある場合と比較して、ランプ交換や保守のためグローブを回転し着脱する際に、グローブの回転により器具本体が回転しようとする回転力が軽減し、本体支持体に加わるグローブの回転力が軽減されるので、器具本体の回転抑止を行うために器具本体と器具本体が取付けられるたとえば天井との間に摩擦係数の大きなパッキン等の部材を必要とせず、低コスト化でき、また外観上の制約もなくなる。
【0007】
請求項2記載の照明器具は、天井の引掛シーリングに引っ掛ける引掛爪を有しこの引掛爪に接続された給電装置を有し回転係合部を下面に有する取付基体と、前記回転係合部に回転により係止する回転係止部を設けた本体支持体を有し前記給電装置を接続する接続部を有する器具本体とを備え
前記本体支持体は前記器具本体に対して回転可能に取付けられ、前記器具本体は回転により着脱自在なグローブを有し、前記本体支持体は前記グローブの回転中心に対して偏心した位置で前記器具本体に設けられているものである。
請求項2記載の照明器具によれば、本体支持体を器具本体に取付けたため、天井取付時に器具本体をもって取付作業をすればよいので片手で作業ができ、器具本体の着脱作業が安全かつ容易になる。また片手取付けが可能になるため省施工となり、器具本体に本体支持体が固定されているため本体支持体が紛失するおそれがない。また取付基体に本体支持体を回転により取付けるため、本体支持体および取付基体がコンパクトにできるので器具本体を小型化することができる。
器具本体は天井に固定したまま本体支持体を回転することで取付基体に固定でき、天井面を傷付けたりすることがなく、また器具本体を回転して本体支持体を取付基体に取付ける場合と比較して取付基体に過大な力が加わらず破損等のおそれがない。
また本体支持部がグローブの回転中心にある場合と比較して、ランプ交換や保守のためグローブを回転し着脱する際に、グローブの回転により器具本体が回転しようとする回転力が軽減し、本体支持体に加わるグローブの回転力が軽減されるので、器具本体の回転抑止を行うために器具本体と器具本体が取付けられるたとえば天井との間に摩擦係数の大きなパッキン等の部材を必要とせず、低コスト化でき、また外観上の制約もなくなる。
【0008】
請求項3記載の照明器具は、天井の引掛シーリングに引っ掛ける引掛爪を有しこの引掛爪に接続された給電装置を有し回転係合部を下面に有する取付基体と、前記回転係合部に回転により係止する回転係止部を設けた本体支持体を有し前記給電装置を接続する接続部を有する器具本体とを備え
前記本体支持体は前記器具本体に対して回転可能に取付けられるものであって、前記器具本体は楕円形の取付孔を有し、前記本体支持体は前記取付孔に嵌合可能であって前記取付孔の短軸よりも長い長軸をもった楕円柱形の嵌合部を有し、前記取付孔の短軸方向の縁部に摺動自在に係合する係合溝を前記本体支持体の長軸方向の周面の周方向に形成したものである。
【0009】
請求項3記載の照明器具によれば、本体支持体を器具本体に取付けたため、天井取付時に器具本体をもって取付作業をすればよいので片手で作業ができ、器具本体の着脱作業が安全かつ容易になる。また片手取付けが可能になるため省施工となり、器具本体に本体支持体が固定されているため本体支持体が紛失するおそれがない。また取付基体に本体支持体を回転により取付けるため、本体支持体および取付基体がコンパクトにできるので器具本体を小型化することができる。
器具本体は天井に固定したまま本体支持体を回転することで取付基体に固定でき、天井面を傷付けたりすることがなく、また器具本体を回転して本体支持体を取付基体に取付ける場合と比較して取付基体に過大な力が加わらず破損等のおそれがない。
また取付孔が楕円形であり本体支持体が楕円柱形の嵌合部を有するので本体支持体は90度以上の範囲で取付孔に係合したまま本体支持体を回転することができる。このため、角形の照明器具を室内に取付けた場合、照明器具の角と部屋の角とがほぼ合致するように天井に照明器具取付け後器具本体をさらに回転させて調整することができ、角形の照明器具の位置合わせができる。また本体支持体を回転させて器具本体に固定できるので組立が容易であり、本体支持体の嵌合部が楕円形であるので回転操作時に手が滑りにくく操作しやすく、しかも固定部品が不要で組立も容易である。
【0010】
請求項4記載の照明器具は、天井の引掛シーリングに引っ掛ける引掛爪を有しこの引掛爪に接続された給電装置を有し回転係合部を下面に有する取付基体と、前記回転係合部に回転により係止する回転係止部を設けた本体支持体を有し前記給電装置を接続する接続部を有する器具本体とを備え
前記器具本体は角形の取付孔を有し、前記本体支持体は前記取付孔に嵌合可能な角柱形の嵌合部を有し、前記取付孔の辺部に摺動自在に係合する係合溝を前記嵌合部の角部の周方向に形成したものである。
請求項4記載の照明器具によれば、本体支持体を器具本体に取付けたため、天井取付時に器具本体をもって取付作業をすればよいので片手で作業ができ、器具本体の着脱作業が安全かつ容易になる。また片手取付けが可能になるため省施工となり、器具本体に本体支持体が固定されているため本体支持体が紛失するおそれがない。また取付基体に本体支持体を回転により取付けるため、本体支持体および取付基体がコンパクトにできるので器具本体を小型化することができる。
また本体支持体は取付孔に係合したまま本体支持体を回転することができる。このため、角形の照明器具を室内に取付けた場合、照明器具の角と部屋の角とがほぼ合致するように天井に照明器具取付け後器具本体をさらに回転させて調整することができ、角形の照明器具の位置合わせができる。また本体支持体を回転させて器具本体に固定できるので組立が容易であり、本体支持体の嵌合部が角形であるので回転操作時に手が滑りにくく操作しやすく、しかも固定部品が不要で組立も容易である。
【0011】
請求項5記載の照明器具は、請求項3または請求項4において、前記器具本体が回転により着脱自在なグローブを有し、前記本体支持体は前記グローブの回転中心に対して偏心した位置で前記器具本体に設けられているものである。
請求項5記載の照明器具によれば、請求項3または請求項4の効果のほか、本体支持部がグローブの回転中心にある場合と比較して、ランプ交換や保守のためグローブを回転し着脱する際に、グローブの回転により器具本体が回転しようとする回転力が軽減し、本体支持体に加わるグローブの回転力が軽減されるので、器具本体の回転抑止を行うために器具本体と器具本体が取付けられるたとえば天井との間に摩擦係数の大きなパッキン等の部材を必要とせず、低コスト化でき、また外観上の制約もなくなる。
【0012】
請求項6記載の照明器具は、請求項1において、前記回転係合部が筒状をなし、前記回転係止部は前記回転係合部を嵌合する穴部を有し、前記給電装置はリード線とその先端に設けたコネクタを有し、前記リード線は前記回転係合部を通して引き出されて前記穴部に通されているものである。
請求項6記載の照明器具によれば、請求項1の効果のほか、比較的小さなコネクタおよびリード線を回転係合部から引出して穴部に通して、回転係合部と回転係止部のガイドを兼ねることにより、穴部が小さくても取付操作を容易に行えるとともに、穴部を小さくすることによって部品の小型化すなわち器具の小型化を実現することができる。
【0013】
請求項7記載の照明器具は、請求項1において、前記本体支持体は前記取付基体の回転係合部に外嵌する略円筒状であり、前記取付基体の先端は前記本体支持体の内方に位置し、前記給電装置は前記取付基体の先端から前記本体支持体の外方に引き出したリード線と、このリード線の先端に接続したコネクタを有するものである。
【0014】
請求項7記載の照明器具によれば、請求項1の効果のほか、本体支持体からのリード線の出代を少なくできるため、リード線がグローブ等に影として現れにくくなり器具を薄型化できる。
請求項8記載の照明器具は、天井の引掛シーリングに引っ掛ける引掛爪を有しこの引掛爪に接続された給電装置を有し回転係合部を下面に有する取付基体と、前記回転係合部に回転により係止する回転係止部を設けた本体支持体を有し前記給電装置を接続する接続部を有する器具本体とを備え、
前記回転係合部と前記回転係止部とをねじにより構成し、その一方のねじ山は前記回転係止部を前記回転係合部に軸方向に差し込む際に径方向に後退可能であって、
前記回転係合部は雄ねじを形成し、前記回転係止部は前記回転係合部を挿通する穴部のある筒体であり、前記穴部の内周面に複数の溝を形成し、
前記溝に出没自在に収納され先端に前記回転係止部を前記回転係合部に差し込む方向に向いた傾斜面を有して前記雄ねじに螺合するねじ山と、前記ねじ山を前記穴部内に突出付勢するばねとを有するものである。
【0015】
請求項8記載の照明器具によれば、本体支持体を器具本体に取付けたため、天井取付時に器具本体をもって取付作業をすればよいので片手で作業ができ、器具本体の着脱作業が安全かつ容易になる。また片手取付けが可能になるため省施工となり、器具本体に本体支持体が固定されているため本体支持体が紛失するおそれがない。また取付基体に本体支持体を回転により取付けるため、本体支持体および取付基体がコンパクトにできるので器具本体を小型化することができる。
本体支持体の回転係止部を取付基体の回転係合部に軸方向に差込むことにより結合することができるので、取付操作時間が短縮し、取付け操作性が向上する。
請求項9記載の照明器具は、天井の引掛シーリングに引っ掛ける引掛爪を有しこの引掛爪に接続された給電装置を有し回転係合部を下面に有する取付基体と、前記回転係合部に回転により係止する回転係止部を設けた本体支持体を有し前記給電装置を接続する接続部を有する器具本体とを備え、
前記本体支持体は前記器具本体に対して回転可能に取付けられるもので、前記器具本体の取付孔の縁部に略U字形の係合リブと、前記係合リブの両端に連結された外れ防止具を有し、前記本体支持体はその上端部に前記係合リブの内縁に摺動自在に係合する周溝を形成し、
前記回転係合部および前記回転係止部は凹凸嵌合する構成であり、凸側および凹側の一方の側面に係止突起を突出し、他方に略7字状の溝部を形成して、前記回転係止部を前記回転係合部に差込み回転により係合するものである。
【0016】
請求項9記載の照明器具によれば、本体支持体を器具本体に取付けたため、天井取付時に器具本体をもって取付作業をすればよいので片手で作業ができ、器具本体の着脱作業が安全かつ容易になる。また片手取付けが可能になるため省施工となり、器具本体に本体支持体が固定されているため本体支持体が紛失するおそれがない。また取付基体に本体支持体を回転により取付けるため、本体支持体および取付基体がコンパクトにできるので器具本体を小型化することができる。
器具本体は天井に固定したまま本体支持体を回転することで取付基体に固定でき、天井面を傷付けたりすることがなく、また器具本体を回転して本体支持体を取付基体に取付ける場合と比較して取付基体に過大な力が加わらず破損等のおそれがない。
本体支持体の回転係止部を取付基体の回転係合部に軸方向に差込みかつ回転することにより結合することができるので、取付操作時間が短縮し、取付け操作性が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】
この発明の第1の実施の形態を図1ないし図3により説明する。すなわち、この照明器具は、器具本体1と、取付基体12とを有する。
取付基体12は、天井15の引掛シーリング(シーリングローゼット)42に引っ掛ける引掛爪24を有し、この引掛爪24に接続された給電装置41を有し、回転係合部22を下面に有する。引掛シーリング20の引掛孔40は下面に形成され、引掛爪24はこの引掛孔40に電気的かつ機械的に係止する。実施の形態において、取付基体12は引掛爪24を引掛孔40に差込み回転する際に把持しやすくなるように長方体形に形成されている。回転係合部22は取付基体12の下面より垂下した筒状の挿通部12aと、その先端の両側面に突設した係止突起22aにより形成している。給電装置41は引掛爪24に接続され挿通部12aを通して引き出されたリード線25と、リード線25の先端に接続されたコネクタ26とを有する。
【0018】
器具本体1は、回転係合部22に回転して係止する回転係止部19を設けた本体支持体2を有し、給電装置41を接続する接続部20を有する。実施の形態の器具本体1は上面に天井15との間に介在されるスペーサ16を設け、下面にランプソケット17、ランプ支持ばね18およびグローブ固定部43を設け、グローブ21の金具を用いたグローブ止め具44をグローブ21を水平回転することによりグローブ固定部43に固定している。またランプソケット17およびランプ支持ばね18に環形蛍光ランプを用いたランプ23が装着される。接続部20に接続された点灯装置(図示せず)は内蔵されており、ランプソケット17に給電している。
【0019】
また実施の形態の本体支持体2は中空の略円筒形をなし、鍔部2aをねじ45により器具本体1に取付けている。また本体支持体2の回転係止部19は本体支持体2の中空の穴部2bと、その内周面に図3に破線で示すように軸方向の縦溝と横溝部19aとで略Z字形に形成された複数の溝19′により形成しており、取付基体12の挿通部12aに本体支持体2を外嵌し、回転係止部19に回転係合部22を摺動自在に挿通し、かつ回転して回転係止部19の横溝部19aで係止している。
【0020】
この照明器具の取付方法は、引掛シーリング42に取付基体12の引掛爪24を引掛けて固定する。器具本体1に固定した本体支持体2の穴部2bにコネクタ26のリード線25を通し、挿通部12aの回転係合部22が回転係止部19に摺動するように挿通部12aを本体支持体2に挿入し、回転係止部19の横溝部19aに回転係合部22が移動するように器具本体1の本体支持体2を回転し係止する。コネクタ26を接続部20に接続する。これにより器具本体1の天井取付けが完了するが、一方器具本体1を外すときは前記と逆の操作をする。
【0021】
この実施の形態によれば、本体支持体2を器具本体1に取付けたため、天井取付時に器具本体1をもって取付作業をすればよいので片手で作業ができ、器具本体1の着脱作業が安全かつ容易になる。また片手取付けが可能になるため省施工となり、器具本体1に本体支持体2が固定されているため本体支持体2が紛失するおそれがない。また取付基体12に本体支持体2を回転により取付けるため、本体支持体2および取付基体12がコンパクトにできるので器具本体1を小型化することができる。
【0022】
また、回転係合部22が筒状をなし、回転係止部19は回転係合部22を嵌合する穴部2bを有し、給電装置41はリード線25とその先端に設けたコネクタ26を有し、リード線25は回転係合部22を通して引き出されて穴部2bに通されているため、比較的小さなコネクタ26およびリード線25を回転係合部22から引出して穴部2bに通して、回転係合部22と回転係止部19のガイドを兼ねることにより、穴部2bが小さくても取付操作を容易に行えるとともに、穴部2bを小さくすることによって部品の小型化すなわち器具の小型化を実現することができる。この点、従来例では器具本体に設けられたホルダの貫通孔が大きく、アダプタとの嵌合の際にアダプタに突出したガイドの有無は取付け作業性に大きな影響を与えるものではなかった。これに対して、この実施の形態のように簡易取付け方式の照明器具を小型化する際に電気的な接続とリード線25を突出させることにより、器具の取付け操作性を向上させることができるのである。
【0023】
この発明の第2の実施の形態を図4および図5に示す。すなわち、この照明器具は、第1の実施の形態において、本体支持体2を器具本体1に対して回転可能に取付けたものである。この第2の実施の形態では、器具本体1の取付孔3を略半長円形に形成し、長円をなす周縁を下方に切曲げて略L字形で略U字形の係合リブ4を形成し、その両端にねじ孔9を形成している。本体支持体2は上端部に係合リブ4の内縁に摺動自在に係合する周溝5を形成し、この周溝5を係合リブ4の開放部に合わせ横にスライドして係合している。金具で形成した板状の外れ防止具6の両端に孔7を形成し、孔7を通して固定ねじ8をねじ孔9に締付けて外れ防止具6を開放部に取付け、本体支持体2を抜止めする。外れ防止具6は周溝5に係合してもよいし本体支持体2の外周面に摺接してもよい。
【0024】
この実施の形態によれば、本体支持体2は外れ防止具6により係合リブ4から外れ防止され、係合リブ4に支持されて回転可能となる。したがって、器具本体1は天井15に固定したまま本体支持体2を回転することで取付基体12に固定でき、天井面15の表面を傷付けたりすることがなく、また器具本体1を回転して本体支持体2を取付基体12に取付ける場合と比較して取付基体12に過大な力が加わらず破損等のおそれがない。その他は第1の実施の形態と同様である。
【0025】
この発明の第3の実施の形態を図6および図7に示す。すなわち、この照明器具は、第1の実施の形態において、器具本体1が楕円形の取付孔3を有し、本体支持体2は取付孔3に嵌合可能であって取付孔3の短軸よりも長い長軸をもった楕円柱形の嵌合部2aを有し、取付孔3の短軸方向の縁部に摺動自在に係合する係合溝30を本体支持体2の長軸方向の周面の周方向に形成している。実施の形態において、器具本体1の中心に凸部32を形成し、凸部32の中心に取付孔3を形成している。本体支持体2は全体を中空の楕円柱形に形成し、その上端部を嵌合部2aとしている。なお本体支持体2の中空部分は第1の実施の形態と同様に断面円形であり、その内面に回転係止部19が形成されている。
【0026】
この実施の形態によれば、取付孔3が楕円形であり本体支持体2が楕円柱形の嵌合部2aを有するので本体支持体2は90度以上の範囲Lで取付孔3に係合したまま本体支持体2を回転することができる。このため、角形の照明器具を室内に取付けた場合、照明器具の角と部屋の角とがほぼ合致するように天井15に照明器具取付け後器具本体1をさらに回転させて調整することができ、角形の照明器具の位置合わせができる。また本体支持体2を回転させて器具本体1に固定できるので組立が容易であり、本体支持体2が楕円形であるので回転操作時に手が滑りにくく操作しやすく、しかも固定部品が不要で組立も容易である。その他は第1の実施の形態と同様である。なお、楕円は長円を含み、楕円柱は長円柱を含む。
【0027】
この発明の第4の実施の形態を図8および図9に示す。すなわち、この照明器具は、第1の実施の形態において、器具本体1は角形の取付孔3を有し、本体支持体2は取付孔3に嵌合可能な角柱形の嵌合部2aを有し、取付孔3の辺部3aに摺動自在に係合する係合溝30を嵌合部2aの角部の周方向に形成している。実施の形態では、取付孔3が三角形をなし、本体支持体2が三角柱形をなしてその上端部を嵌合部2aとしている。また器具本体1の中心に凸部32を形成し、凸部32の中心に取付孔3を形成している。なお本体支持体2の中空部分は第1の実施の形態と同様に断面円形であり、その内面に回転係止部19を形成している。
【0028】
この実施の形態によれば、本体支持体2は取付孔3に係合したまま本体支持体2を回転することができる。とくに取付孔3を三角形にし、本体支持体2が三角柱形の嵌合部2aを有しているため、本体支持体2の回動範囲L1 は90度以上にすることができる。このため、角形の照明器具を室内に取付けた場合、照明器具の角と部屋の角とがほぼ合致するように天井15に照明器具取付け後器具本体1をさらに回転させて調整することができ、角形の照明器具の位置合わせができる。また本体支持体2を回転させて器具本体1に固定できるので組立が容易であり、本体支持体2が角形であるので回転操作時に手が滑りにくく操作しやすく、しかも固定部品が不要で組立も容易である。
【0029】
この発明の第5の実施の形態を図10および図12に示す。すなわち、この照明器具は、第1の実施の形態ないし第4の実施の形態において、器具本体1が回転により着脱自在なグローブ21を有しており、本体支持体2は器具本体1の中心に一致するグローブ21の回転中心P1 に対して偏心した位置P2 で器具本体1に設けられている。実施の形態では本体支持体2がランプソケット17とランプ支持ばね18との間でランプ支持ばね18寄りに偏位して配置されている。本体支持体2は器具本体1に回転自在に取付けられており、具体的には第2の実施の形態ないし第4の実施の形態を適用しているが、第1の実施の形態のように固定的に取付けられてもよい。29は点灯装置である。
【0030】
この実施の形態によれば、本体支持部2がグローブ21の回転中心にある場合と比較して、ランプ交換や保守のためグローブ21を回転し着脱する際に、グローブ21の回転により器具本体1が回転しようとする回転力が軽減し、本体支持体2に加わるグローブ21の回転力が軽減されるので、器具本体1の回転抑止を行うために器具本体1と天井15との間に摩擦係数の大きなパッキン等の部材をとくに必要とせず、低コスト化できまた外観上の制約もなくなる。
【0031】
その他は、第1の実施の形態ないし第4の実施の形態と同様である。
この発明の第6の実施の形態を図13および図14に示す。すなわち、この照明器具は、第1の実施の形態において、本体支持体2は取付基体12の回転係合部22に外嵌する略円筒状であり、取付基体12の先端は本体支持体2の内方に位置し、給電装置41のリード線25は取付基体12の先端から穴部2bを通して本体支持体2の外方に引き出して、その先端にコネクタ26を接続している。取付基体12の先端から出たリード線25は、本体支持体2の先端で略U字形に曲がってコネクタ26が接続部20に接続されている。この場合、図14に示すようにリード線25は許容しうる最小の曲率半径Rで曲がるとき、本体支持体2の内径の直径Dとし、取付基体12と本体支持体2との高さ方向の差Hとしたとき、D/2>R,H>Rの関係を保つように取付基体12および本体支持体2の寸法を設定している。
【0032】
この実施の形態によれば、本体支持体2からのリード線25の出代を少なくできるため、リード線25がグローブ21等に影として現れにくくなり器具を薄型化できる。この点、たとえば取付本体12の挿通部12aの先端が本体支持体2の下面と同一または本体支持体2よりも突出しているとき、リード線25が下方に垂れ易くなり、リード線25の影がグローブ21に写るのを避けるため、器具本体1の高さが大きくなり易かった。これに対してこの実施の形態の簡易施工方式であって電源接続をリード線25を介したコネクタ26により接続する照明器具において、リード線25の出代を極力少なくして器具高さを低くすることができる。
【0033】
その他は第1の実施の形態ないし第5の実施の形態と同様である。
この発明の第7の実施の形態を図15ないし図17に示す。すなわち、この照明器具は、第1の実施の形態において、回転係合部22と回転係止部19とをねじにより構成し、回転係止部19のねじ山50は回転係止部19を回転係合部22に軸方向に差し込む際に径方向に後退可能としている。実施の形態において、回転係合部22は雄ねじであり、回転係止部19は雌ねじのあるスピードナットとしている。本体支持体2の回転係止部19は穴部2bと、穴部2bの内周面に径方向に形成した複数溝52と、これらの溝52に出没自在に収納されたねじ山50と、ねじ山50を穴部2b内に突出するように付勢するばね51とを有する。ねじ山の最大突出量はストッパ(図示せず)により規制されている。そして、ねじ山50の先端は軸方向の一方に向いた傾斜面50aを有する。
【0034】
回転係止部19を回転係合部22に軸方向に外挿して押し上げるとき、ねじ山50の傾斜面50aが回転係合部22の雄ねじのねじ山に当たり、傾斜面50aが摺動してばね51を圧縮するようにねじ山50が後退する。このため、回転係止部19を回転係合部22に回転することなく軸方向に挿入することができる。回転係止部19を回転係合部22から外す方向にはねじ山50に傾斜面がないので係止したままとなるが、ねじ戻し方向に回転することにより外すことができる。また回転係止部19を回転係合部22に挿入後に締めつける方向に回転することにより、回転係止部19を強固に固定できる。
【0035】
この実施の形態によれば、本体支持体2の回転係止部19を取付基体12の回転係合部22に軸方向に差込みかつ回転することにより結合することができるので、取付操作時間が短縮し、取付け操作性が向上する。
なお、この実施の形態では、本体支持体2が器具本体1と分離されているが、図17の状態に器具本体1に取付けられていてもよい。また回転係合部22を雌ねじにし、回転係止部19を雄ねじに構成してもよく、さらに雄ねじおよび雌ねじの一方のねじ山が後退可能な構成であればよい。
【0036】
その他は第1の実施の形態ないし第6の実施の形態と同様である。
この発明の第8の実施の形態を図18および図19に示す。すなわち、この照明器具は、第1の実施の形態において、回転係合部22および回転係止部19は凹凸嵌合する構成であり、凸側となる回転係合部22の側面にピン状の係止突起22aを突出し、凹側となる回転係止部19に略7字状の溝部19′を形成して、回転係止部19を回転係合部22に差込み回転により係合するものである。この実施の形態では、回転係合部22の構成は第1の実施の形態と同様に挿通部12aと係止突起22aにより構成され、回転係止部19は図19に示すように器具本体1の取付孔3に回転自在に係合した溝57を外周面に有し、穴部2bの内周面に逆姿勢の状態に略7字状の溝部19′を有し、先端につば58を形成し、かつ外端面にリング状凹部64を形成した筒状の内体56と、この内体56に被冠してつば58に回転自在に係合する内周溝59を形成した把持用の外体60と、内体56のリング状凹部64に収納され、内体56および外体60の間に介在されて両端がそれぞれ内体56および外体60にストッパ62、63により回動方向に移動するのを防止したねじりコイルばね61とを有する。
【0037】
器具本体1および外体60を把持して、取付基体12に対して押し上げ、挿通部12aに穴部2bを外挿すると、取付基体12の係止突起22aと溝部19′が嵌合する。さらに押し上げていくと、係止突起22aに規制された内体56の溝部19′に沿って内体56のみがコイルばね61のコイルばねのコイル中心を広げる方向に回転し始め、略7字状の溝部19′の水平部までくると、コイルばね61の復元力で内体56は元の位置に戻り、係止突起22aが溝部19′の端部に係止する。この間、人の操作は押し上げる操作だけで済み、回転操作が不要になる。
【0038】
この実施の形態によれば、本体支持体2の回転係止部19を取付基体12の回転係合部22に軸方向に差込みかつ回転することにより結合することができるので、取付操作時間が短縮し、取付け操作性が向上する。その他は第1の実施の形態ないし第7の実施の形態と同様である。
なお、回転係合部22および回転係止部19が凹凸嵌合する構成であり、凸側および凹側の一方の側面に係止突起22aを突出し、他方に略7字状の溝部19′を形成して、回転係止部19を回転係合部22に差込み回転により係合するものであれば、前記と同作用効果がある。
【0039】
また、この発明において、本体支持体2は回転できる構造であれば、前記した実施の形態に限定されない。
【0040】
【発明の効果】
請求項1記載の照明器具によれば、本体支持体を器具本体に取付けたため、天井取付時に器具本体をもって取付作業をすればよいので片手で作業ができ、器具本体の着脱作業が安全かつ容易になる。また片手取付けが可能になるため省施工となり、器具本体に本体支持体が固定されているため本体支持体が紛失するおそれがない。また取付基体に本体支持体を回転により取付けるため、本体支持体および取付基体がコンパクトにできるので器具本体を小型化することができる。
また本体支持部がグローブの回転中心にある場合と比較して、ランプ交換や保守のためグローブを回転し着脱する際に、グローブの回転により器具本体が回転しようとする回転力が軽減し、本体支持体に加わるグローブの回転力が軽減されるので、器具本体の回転抑止を行うために器具本体と器具本体が取付けられるたとえば天井との間に摩擦係数の大きなパッキン等の部材を必要とせず、低コスト化でき、また外観上の制約もなくなる。
【0041】
請求項2記載の照明器具によれば、本体支持体を器具本体に取付けたため、天井取付時に器具本体をもって取付作業をすればよいので片手で作業ができ、器具本体の着脱作業が安全かつ容易になる。また片手取付けが可能になるため省施工となり、器具本体に本体支持体が固定されているため本体支持体が紛失するおそれがない。また取付基体に本体支持体を回転により取付けるため、本体支持体および取付基体がコンパクトにできるので器具本体を小型化することができる。
器具本体は天井に固定したまま本体支持体を回転することで取付基体に固定でき、天井面を傷付けたりすることがなく、また器具本体を回転して本体支持体を取付基体に取付ける場合と比較して取付基体に過大な力が加わらず破損等のおそれがない。
また本体支持部がグローブの回転中心にある場合と比較して、ランプ交換や保守のためグローブを回転し着脱する際に、グローブの回転により器具本体が回転しようとする回転力が軽減し、本体支持体に加わるグローブの回転力が軽減されるので、器具本体の回転抑止を行うために器具本体と器具本体が取付けられるたとえば天井との間に摩擦係数の大きなパッキン等の部材を必要とせず、低コスト化でき、また外観上の制約もなくなる。
請求項3記載の照明器具によれば、本体支持体を器具本体に取付けたため、天井取付時に器具本体をもって取付作業をすればよいので片手で作業ができ、器具本体の着脱作業が安全かつ容易になる。また片手取付けが可能になるため省施工となり、器具本体に本体支持体が固定されているため本体支持体が紛失するおそれがない。また取付基体に本体支持体を回転により取付けるため、本体支持体および取付基体がコンパクトにできるので器具本体を小型化することができる。
器具本体は天井に固定したまま本体支持体を回転することで取付基体に固定でき、天井面を傷付けたりすることがなく、また器具本体を回転して本体支持体を取付基体に取付ける場合と比較して取付基体に過大な力が加わらず破損等のおそれがない。
また取付孔が楕円形であり本体支持体が楕円柱形であるので本体支持体は90度以上の範囲で取付孔に係合したまま本体支持体を回転することができる。このため、角形の照明器具を室内に取付けた場合、照明器具の角と部屋の角とがほぼ合致するように天井に照明器具取付け後器具本体をさらに回転させて調整することができ、角形の照明器具の位置合わせができる。また本体支持体を回転させて器具本体に固定できるので組立が容易であり、本体支持体が楕円形であるので回転操作時に手が滑りにくく操作しやすく、しかも固定部品が不要で組立も容易である。
【0042】
請求項4記載の照明器具によれば、本体支持体を器具本体に取付けたため、天井取付時に器具本体をもって取付作業をすればよいので片手で作業ができ、器具本体の着脱作業が安全かつ容易になる。また片手取付けが可能になるため省施工となり、器具本体に本体支持体が固定されているため本体支持体が紛失するおそれがない。また取付基体に本体支持体を回転により取付けるため、本体支持体および取付基体がコンパクトにできるので器具本体を小型化することができる。
また本体支持体は取付孔に係合したまま本体支持体を回転することができる。このため、角形の照明器具を室内に取付けた場合、照明器具の角と部屋の角とがほぼ合致するように天井に照明器具取付け後器具本体をさらに回転させて調整することができ、角形の照明器具の位置合わせができる。また本体支持体を回転させて器具本体に固定できるので組立が容易であり、本体支持体の嵌合部が角形であるので回転操作時に手が滑りにくく操作しやすく、しかも固定部品が不要で組立も容易である。
【0043】
請求項5記載の照明器具によれば、請求項3または請求項4の効果のほか、本体支持部がグローブの回転中心にある場合と比較して、ランプ交換や保守のためグローブを回転し着脱する際に、グローブの回転により器具本体が回転しようとする回転力が軽減し、本体支持体に加わるグローブの回転力が軽減されるので、器具本体の回転抑止を行うために器具本体と器具本体が取付けられるたとえば天井との間に摩擦係数の大きなパッキン等の部材を必要とせず、低コスト化でき、また外観上の制約もなくなる。
【0044】
請求項6記載の照明器具によれば、請求項1の効果のほか、比較的小さなコネクタおよびリード線を回転係合部から引出して穴部に通して、回転係合部と回転係止部のガイドを兼ねることにより、穴部が小さくても取付操作を容易に行えるとともに、穴部を小さくすることによって部品の小型化すなわち器具の小型化を実現することができる。
【0045】
請求項7記載の照明器具によれば、請求項1の効果のほか、本体支持体からのリード線の出代を少なくできるため、リード線がグローブ等に影として現れにくくなり器具を薄型化できる。
請求項8記載の照明器具によれば、本体支持体を器具本体に取付けたため、天井取付時に器具本体をもって取付作業をすればよいので片手で作業ができ、器具本体の着脱作業が安全かつ容易になる。また片手取付けが可能になるため省施工となり、器具本体に本体支持体が固定されているため本体支持体が紛失するおそれがない。また取付基体に本体支持体を回転により取付けるため、本体支持体および取付基体がコンパクトにできるので器具本体を小型化することができる。
本体支持体の回転係止部を取付基体の回転係合部に軸方向に差込むことにより結合することができるので、取付操作時間が短縮し、取付け操作性が向上する。
【0046】
請求項9記載の照明器具によれば、本体支持体を器具本体に取付けたため、天井取付時に器具本体をもって取付作業をすればよいので片手で作業ができ、器具本体の着脱作業が安全かつ容易になる。また片手取付けが可能になるため省施工となり、器具本体に本体支持体が固定されているため本体支持体が紛失するおそれがない。また取付基体に本体支持体を回転により取付けるため、本体支持体および取付基体がコンパクトにできるので器具本体を小型化することができる。
器具本体は天井に固定したまま本体支持体を回転することで取付基体に固定でき、天井面を傷付けたりすることがなく、また器具本体を回転して本体支持体を取付基体に取付ける場合と比較して取付基体に過大な力が加わらず破損等のおそれがない。
また本体支持体の回転係止部を取付基体の回転係合部に軸方向に差込みかつ回転することにより結合することができるので、取付操作時間が短縮し、取付け操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の分解斜視図である。
【図2】取付基体に器具本体を取付ける前の概略断面図である。
【図3】取付基体に本体支持体を取付けた状態の部分断面図である。
【図4】第2の実施の形態の要部分解斜視図である。
【図5】本体支持体を取付けた器具本体の斜視図である。
【図6】第3の実施の形態の要部分解斜視図である。
【図7】本体支持体を取付けた状態の下から見上げた正面図である。
【図8】第4の実施の形態の要部分解斜視図である。
【図9】本体支持体を取付けた状態の下から見上げた正面図である。
【図10】第5の実施の形態の分解斜視図である。
【図11】グローブを外した状態で器具本体を見上げた状態の正面図である。
【図12】その断面図である。
【図13】第6の実施の形態の概略断面図である。
【図14】その要部断面図である。
【図15】第7の実施の形態の取付け前の斜視図である。
【図16】本体支持体を取付基体に取付ける前の状態の断面図である。
【図17】器具本体の取付状態の断面図である。
【図18】第8の実施の形態の取付け前の斜視図である。
【図19】本体支持体を取付基体に取付ける前の状態の断面図である。
【符号の説明】
1 器具本体
2 本体支持体
2b 穴部
3 取付孔
12 取付基体
19 回転係止部
19′ 溝
20 接続部
21 グローブ
22 回転係合部
22a 係止突起
24 引掛爪
25 リード線
26 コネクタ
30 係合溝
41 給電装置
42 引掛シーリング
51 ばね
52 溝

Claims (9)

  1. 天井の引掛シーリングに引っ掛ける引掛爪を有しこの引掛爪に接続された給電装置を有し回転係合部を下面に有する取付基体と、前記回転係合部に回転により係止する回転係止部を設けた本体支持体を有し前記給電装置を接続する接続部を有する器具本体とを備え
    前記器具本体は回転により着脱自在なグローブを有し、前記本体支持体は前記グローブの回転中心に対して偏心した位置で前記器具本体に設けられている照明器具。
  2. 天井の引掛シーリングに引っ掛ける引掛爪を有しこの引掛爪に接続された給電装置を有し回転係合部を下面に有する取付基体と、前記回転係合部に回転により係止する回転係止部を設けた本体支持体を有し前記給電装置を接続する接続部を有する器具本体とを備え
    前記本体支持体は前記器具本体に対して回転可能に取付けられ、前記器具本体は回転により着脱自在なグローブを有し、前記本体支持体は前記グローブの回転中心に対して偏心した位置で前記器具本体に設けられている照明器具。
  3. 天井の引掛シーリングに引っ掛ける引掛爪を有しこの引掛爪に接続された給電装置を有し回転係合部を下面に有する取付基体と、前記回転係合部に回転により係止する回転係止部を設けた本体支持体を有し前記給電装置を接続する接続部を有する器具本体とを備え
    前記本体支持体は前記器具本体に対して回転可能に取付けられるものであって、前記器具本体は楕円形の取付孔を有し、前記本体支持体は前記取付孔に嵌合可能であって前記取付孔の短軸よりも長い長軸をもった楕円柱形の嵌合部を有し、前記取付孔の短軸方向の縁部に摺動自在に係合する係合溝を前記本体支持体の長軸方向の周面の周方向に形成した照明器具。
  4. 天井の引掛シーリングに引っ掛ける引掛爪を有しこの引掛爪に接続された給電装置を有し回転係合部を下面に有する取付基体と、前記回転係合部に回転により係止する回転係止部を設けた本体支持体を有し前記給電装置を接続する接続部を有する器具本体とを備え
    前記器具本体は角形の取付孔を有し、前記本体支持体は前記取付孔に嵌合可能な角柱形の嵌合部を有し、前記取付孔の辺部に摺動自在に係合する係合溝を前記嵌合部の角部の周方向に形成した照明器具。
  5. 前記器具本体は回転により着脱自在なグローブを有し、前記本体支持体は前記グローブの回転中心に対して偏心した位置で前記器具本体に設けられている請求項3または請求項4記載の照明器具。
  6. 前記回転係合部は筒状をなし、前記回転係止部は前記回転係合部を嵌合する穴部を有し、前記給電装置はリード線とその先端に設けたコネクタを有し、前記リード線は前記回転係合部を通して引き出されて前記穴部に通されている請求項1記載の照明器具。
  7. 前記本体支持体は前記取付基体の回転係合部に外嵌する略円筒状であり、前記取付基体の先端は前記本体支持体の内方に位置し、前記給電装置は前記取付基体の先端から前記本体支持体の外方に引き出したリード線と、このリード線の先端に接続したコネクタを有する請求項1記載の照明器具。
  8. 天井の引掛シーリングに引っ掛ける引掛爪を有しこの引掛爪に接続された給電装置を有し回転係合部を下面に有する取付基体と、前記回転係合部に回転により係止する回転係止部を設けた本体支持体を有し前記給電装置を接続する接続部を有する器具本体とを備え、
    前記回転係合部と前記回転係止部とをねじにより構成し、その一方のねじ山は前記回転係止部を前記回転係合部に軸方向に差し込む際に径方向に後退可能であって、
    前記回転係合部は雄ねじを形成し、前記回転係止部は前記回転係合部を挿通する穴部のある筒体であり、前記穴部の内周面に複数の溝を形成し、
    前記溝に出没自在に収納され先端に前記回転係止部を前記回転係合部に差し込む方向に 向いた傾斜面を有して前記雄ねじに螺合するねじ山と、前記ねじ山を前記穴部内に突出付勢するばねとを有する照明器具。
  9. 天井の引掛シーリングに引っ掛ける引掛爪を有しこの引掛爪に接続された給電装置を有し回転係合部を下面に有する取付基体と、前記回転係合部に回転により係止する回転係止部を設けた本体支持体を有し前記給電装置を接続する接続部を有する器具本体とを備え、
    前記本体支持体は前記器具本体に対して回転可能に取付けられるもので、前記器具本体の取付孔の縁部に略U字形の係合リブと、前記係合リブの両端に連結された外れ防止具を有し、前記本体支持体はその上端部に前記係合リブの内縁に摺動自在に係合する周溝を形成し、
    前記回転係合部および前記回転係止部は凹凸嵌合する構成であり、凸側および凹側の一方の側面に係止突起を突出し、他方に略7字状の溝部を形成して、前記回転係止部を前記回転係合部に差込み回転により係合する照明器具。
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