JP3789054B2 - 給油タンク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体燃料燃焼器へ給油するための給油タンク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の給油タンク装置を、図2を用いて説明することにする。
【0003】
その図2は、ファンヒーター用の給油タンクすなわちカートリッジタンクを、ファンヒーター本体内の油受け皿に正常にセットした状態を示す要部断面図である。
【0004】
さてこの図2において、1はファンヒーターの本体内に固定的に設けられている油受け皿で、2はこの油受け皿1の上面部に取り付けられたボスホルダーである。
【0005】
3はこのボスホルダー2の底部中央に上向きに設けられた突きピンであり、4はボスホルダー2内に吐き出された灯油が油受け皿1に流出する流出口である。
【0006】
5はカートリッジタンク本体であり、6はこのカートリッジタンク本体の給油口、7はこの給油口6に取り付けられたねじ式の給油口キャップで、その先端にボスホルダー2側の突きピン3に突かれて開成する吐出弁の設けられた周知の構造のものである。
【0007】
カートリッジタンク本体5が油受け皿1のボスホルダー2に図2のように設置されている状態において、給油口キャップ7の灯油吐出口が突きピン3によって突き上げられて灯油が流出し、吐出口が油中に没したところで灯油の流出が止まる。以後、灯油が消費されて油面が低下すると、吐出口が油面上に現れるために吐出口からの灯油の流出が再開され、さらに再び油面が上昇して吐出口が油中に没すると、流出が止まる。この吐出口が油没して灯油の流出が止まっているときの油面高さが油受け皿1の一定油面高さである。
【0008】
そして8は油受け皿1に取り付けられた油切れセンサーで、油面高さが所定値以下になって給油の必要性が生じたときにそれを検知してその情報を出力するものである。
【0009】
このように構成されたものにおいて、空になったカートリッジタンク本体5に給油をするときには、カートリッジタンク本体5をボスホルダー2から抜き出して天地を入れ替えて上向きに置き、給油口キャップ7を回転させて、カートリッジタンク本体5の給油口6から取り外さなければならない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
この従来例において、灯油の付着した給油口キャップ7の脱着作業を素手で行なわなければならい場合に、手指が灯油で汚れてしまうという問題があった。
【0011】
この問題を解決するために、我々は、従来から使用されてきた油受け皿やカートリッジタンク本体の寸法構造をできるだけ変えることなく、所期の目的が達成される実用的な給油タンク装置を実現しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するためになされたものであり、カートリッジタンク本体と、このカートリッジタンク本体に設けられた給油口と、この給油口の上端部に突き当たる段部を形成して油漏れ防止用の給油口パッキンを保持するとともにその段部の形成に伴って上端側に細径筒部が形成されてこの給油口にねじ込まれて取り付けられる給油口キャップと、この給油口キャップのカートリッジタンク本体側の一端につば状に張り出して形成されたスプリング受座と、給油口キャップの他端側の細径筒部の先端部に開設された吐出口と、この吐出口を開閉するために細径筒部の内側に設けられた可動中子弁と、給油口キャップの外周囲のスプリング受座部分からこの吐出口部分にかけて取り付けられた円筒状の昇降ガイド筒と、この昇降ガイド筒の吐出口側に対応する端部が外側に向けて張り出して形成されたフランジと、昇降ガイド筒の壁面の一部の外側に昇降ガイド筒の軸方向に沿って直線状に連続膨出して形成されたガイドリブと、昇降ガイド筒のスプリング受座とフランジとの間に嵌め込まれた摘みハンドルと、この摘みハンドルの昇降ガイド筒との嵌合部においてガイドリブに係合してこの摘みハンドルの昇降ガイド筒の軸方向の移動を許す反面昇降ガイド筒に対するすべり回転を許さないために形成された切欠きと、摘みハンドルとスプリング受座との間に設置されて摘みハンドルを常時昇降ガイド筒のフランジ側へ押し付けるコイルスプリングとで給油タンク装置を構成した。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明は上述の構成であり、灯油で手指を汚すことなく、給油口から給油口キャップを簡単に取り外すことができるようにしたものである。
【0014】
また、スプリング受け座、昇降ガイド筒、摘みハンドル、コイルスプリング等からなる脱着具を油受け皿とカートリッジタンク本体の間に介在物として設けなければならないことから、カートリッジタンク本体の上方への押し上げが不可避であるところ、給油口キャップの、給油口の先端部に対応する部分に、段部を形成してそこで油漏れ防止用の給油口パッキンを保持するようにするとともに、その段部の先の吐出口側に、上述したところのカートリッジタンク本体の押し上げ分に当たる長さの細径筒部を形成し、カートリッジタンク本体が油受け皿に装填されたときの給油口キャップ側吐出口とボスホルダー側突きピンとの接触関係が、従来の場合と何ら変わらないようにした。
【0015】
そしてそれにより、油受け皿内の油面高さにも変化が生じないようにし、油切れセンサーほかの部品配置にも対しても格別の改造を加えることなくそのまま利用することができるようにした。
【0016】
【実施例】
以下、図1を用いて本発明の一実施例を説明する。
【0017】
この図1は、ファンヒーター用の給油タンクすなわちカートリッジタンク本体を、給油のために給油口を上にして立てかけたものの要部断面図である。そしてこの図1において、カートリッジタンク本体とそれに取り付けられている給油口は、従来例の説明に登場したものと全く同一のものである。
【0018】
さてこの図1において、9がそのカートリッジタンク本体5の給油口6に着脱自在にねじ込まれる給油口キャップである。
【0019】
この給油口キャップ9は、図示のように給油口6にねじ込んで取り付けられるものである。10は給油口6の上端に対応する部位に形成された段部で、給油口6の上端との突き当たり部をなし、後述する給油口パッキンの保持部をなすものである。11は段部10の形成を経て設けられた細径筒部で、12はその上端に開口した吐出口である。
【0020】
13は給油口キャップ9の内側に取り付けられた中子ハウスで、14はこの中子ハウス13内に設けられて吐出口12を開閉する可動中子弁、15はこの可動中子弁14と吐出口12との間に設けられて吐出口12の密閉を確実にするためのオーリングパッキン、16は可動中子弁14を吐出口12側へ圧着する中子コイルスプリングである。
【0021】
17、17は中子ハウス13の吐出口12側に開設されている中子ハウス流出口で、カートリッジタンク本体5内の灯油が流出する開口であり、18はカートリッジタンク本体5の給油口6と給油口キャップ9との間に設置されて両者間の密閉を確実にして油漏れを防止するための給油口パッキンである。
【0022】
19は給油口キャップ9の脱着補助具であり、給油口キャップ9の給油口6への脱着が、手指を直接給油口キャップ9に触れることなく行なえるように設けられたものである。
【0023】
この脱着補助具19について詳しく説明すると、20は手指を掛けるためのつば状の摘みハンドルであり、21はこの摘みハンドル20を給油口キャップ9の外側に取り付けるために設けられた円筒状の昇降ガイド筒、22はこの昇降ガイド筒21の上端部に形成されて摘みハンドル12の抜け落ちを防止するフランジである。23はこの昇降ガイド筒21の壁面の一部の外側に上下方向にしかも直線状に連続膨出し形成されたガイドリブで、給油口キャップ9に対して摘みハンドル20を、上下方向に移動可能としながら、すべり回転が生じないようにするためのものである。24は摘みハンドル20に設けられてガイドリブ23と係合する切欠きである。なお、図1には詳細図示されていないが、ガイドリブ23とこの切欠き24はそれぞれ等間隔で四個所に形成されている。
【0024】
そして25は給油口キャップ9の裾部につば状に張り出して形成されたスプリング受座であり、26はこのスプリング受座25と前述摘みハンドル20間に設けられて摘みハンドル20を給油口キャップ9の吐出口12側へ押し付けるコイルスプリングである。
【0025】
このように構成されたものにおいて、図1の、従来構造のままのカートリッジタンク本体5に本発明に係る図1の脱着補助具19が取り付けられた給油口キャップ9を、従来構造のままの油受け皿およびボスホルダーに装填すると、スプリング受座25、コイルスプリング26および摘みハンドル20の介在によってカートリッジタンク本体5が上方へ押し上げられるが、給油口キャップ9には、その押し上げ寸法分の長さの細径筒部11が設けられていて、その先の吐出口12とボスホルダー2側突きピン3との接触関係が従来と何ら変わることなく実現され、従来と同じ一定油面高さが実現される。
【0026】
それ故、油切れセンサー等の付属品には何らの改造も加えることなく、そのまま利用することができる。
【0027】
そしてそれにより、キャップ9の吐出口12付近に灯油が付着していても、摘みハンドル20を掴んで操作することにより、手指に灯油が直接触れることはなく、安心して給油口キャップ9の取り付け、取り外しが行なえる。
【0028】
【発明の効果】
以上本発明によれば、灯油で手指を汚すことなく、カートリッジタンク本体の給油口から給油口キャップを簡単に取り外すことができるようになった。
【0029】
また、スプリング受け座、昇降ガイド筒、摘みハンドル、コイルスプリング等からなる脱着具を油受け皿とカートリッジタンク本体の間に介在物として設けたことから、カートリッジタンク本体の上方へ押し上げが不可避となったものの、給油口キャップの、給油口の先端部に対応する部分に、段部を形成してそこで油漏れ防止用の給油口パッキンを保持するようにするとともに、その段部の先の吐出口側に、上述のカートリッジタンク本体の押し上げ分に当たる長さの細径筒部を形成し、カートリッジタンク本体が装填されたときの給油口キャップ側吐出口とボスホルダー側突きピンとの接触関係が、従来と何ら変わらないようにしたので、油受け皿内の油面高さにも変化が生じないようにすることができ、それ故に、油切れセンサーほかの部品に対しても格別の改造を加えることなくそのまま利用することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の要部断面図である。
【図2】従来例の要部断面図である。
【符号の説明】
5:カートリッジタンク本体、6:給油口、9:給油口キャップ、10:段部、11:細径筒部、12:吐出口、20:摘みハンドル、21:昇降ガイド筒、22:フランジ、23:ガイドリブ、24:切欠き、25:スプリング受座、26:コイルスプリング。

Claims (1)

  1. カートリッジタンク本体(5)と、このカートリッジタンク本体に設けられた給油口(6)と、この給油口の上端部に突き当たる段部(10)を形成して油漏れ防止用の給油口パッキン(18)を保持するとともにその段部の形成に伴って上端側に細径筒部(11)が形成されてこの給油口にねじ込まれて取り付けられる給油口キャップ(9)と、この給油口キャップの前記カートリッジタンク本体側の一端につば状に張り出して形成されたスプリング受座(25)と、前記給油口キャップの他端側の細径筒部の先端部に開設された吐出口(12)と、この吐出口を開閉するために前記細径筒部の内側に設けられた可動中子弁(14)と、前記給油口キャップの外周囲の前記スプリング受座部分からこの吐出口部分にかけて取り付けられた円筒状の昇降ガイド筒(21)と、この昇降ガイド筒の前記吐出口側に対応する端部が外側に向けて張り出して形成されたフランジ(22)と、前記昇降ガイド筒の壁面の一部の外側に前記昇降ガイド筒の軸方向に沿って直線状に連続膨出して形成されたガイドリブ(23)と、前記昇降ガイド筒の前記スプリング受座と前記フランジとの間に嵌め込まれた摘みハンドル(20)と、この摘みハンドルの前記昇降ガイド筒との嵌合部において前記ガイドリブに係合してこの摘みハンドルの前記昇降ガイド筒の軸方向の移動を許す反面前記昇降ガイド筒に対するすべり回転を許さないために形成された切欠き(24)と、前記摘みハンドルと前記スプリング受座との間に設置されて前記摘みハンドルを常時前記昇降ガイド筒の前記フランジ側へ押し付けるコイルスプリング(26)とで構成されていることを特徴とする給油タンク装置。
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