JP3789039B2 - 電話装置及び送受信ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、他の電話装置との通信を行う本体部と、前記本体部に対して音声信号の送受を行う通話器とを備える電話装置及び通話器と無線通信する送受信ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
かかる電話装置は、他の電話装置との通信を行う本体部に、マイク及びスピーカを備えた通話器と無線通信するための本体部側無線通信装置が備えられ、それに対応して、通話器には本体部側無線通信装置と通信するための通話器側無線通信装置が備えられる。すなわち、本体部はいわゆるコードレス電話の親機に対応し、通話器は子機に対応するものであり、電話装置をこのような構成とすることで、電話装置の使用者は、この通話器の使用により、使用する位置の制限をそれほど受けないものとなり、便利なものとなっている。
ところで、従来では、通話器に備えられるマイクは、使用者の口から発せられて空気中を伝播する音声をピックアップする、いわゆる気導型マイクロホンを使用するのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、上記従来構成では、スピーカ及び気導型マイクロホンを、CCITTやEIA等で定められた人間工学的位置、すなわちスピーカは使用者の耳の近くに、且つ、気導型マイクロホンは使用者の口の近くに配置する必要があり、通話器の形状が大型化してしまう不都合があった。
又、気導型マイクロホンでは、使用者の発する音声のみならず周囲の騒音等をも検出してしまい、これが雑音となって送信音声の品質を劣化させ、通話の相手方にとって通話が聞き取りにくいものとなる不都合もあった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、通話品質を可及的に向上させると共に、通話器の小型化を図る点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記請求項1の構成を備えることにより、通話器に備えられるマイクは、人の耳部の耳甲介腔部内にそれと接触する状態に装着されて、声帯からの音声振動を検出する音声振動検出装置が備えられて構成され、声帯からの音声振動を検出する音声振動検出装置が備えられて構成され、声帯から耳部へ骨伝導により伝播されるいわゆる骨伝導音声を検出する。従って、マイクを使用者の口の近くに配置する必要がなく、マイクとスピーカとを接近させて配置することが可能となって、通話機の小型化が可能となる。しかも、通話機のマイクは骨伝導音声を検出するので、周囲の騒音の検出が十分に抑制されるものとなる。もって、通話品質を可及的に向上させると共に、通話機の小型化を図れる電話装置を提供できるに至った。
又、本体部に通話器との無線通信ための送受信回路が備えられていない場合でも、本体部に一般的に備えられる通信制御部と接続された第1のコネクタである音声入出力端子に、通話器と無線通信するための本体部側無線通信装置を備える送受信ユニットを接続することによって、本体部と通話器との間の無線通信が可能となる。このため、通話器との無線通信機能のない旧来の電話装置も、そのまま、あるいは、わずかな改造で、有効利用することができる。
さらに、送受信ユニットは、フック釦と、ハンドセットと接続された第2のコネクタと、フック釦、第1のコネクタ、第2のコネクタ、本体部側無線通信装置と接続された切換スイッチを有している。そして、切換スイッチは、フック釦が押下された場合には、本体部側無線通信装置を、第1のコネクタを介して本体部の通信制御部と接続する。又、フック釦が押下されていない場合には、ハンドセットと接続された第2のコネクタを、第1のコネクタを介して本体部の通信制御装置と接続する。このように、切換スイッチにより、通信制御回路とハンドセット又は通話器との接続状態を切り換えることができるため、必要に応じてハンドセットにてそのまま通話する形式と通話器にて通話する形式とを選択することが可能となる。
【0006】
又、上記請求項記載の構成を備えることにより、本体部が通話の相手方からの呼び出し信号を受信したときに、使用者が通話器の通話指令スイッチを操作すると、本体部側無線通信装置と通話器側無線通信装置との間で、相手方との通話のための音声信号の送受が開始される。
従って、上述のように通話器が小型であることを生かして、使用者が通話器を所持しておくと、通話の相手方から電話がかかってきたときには、使用者が本体部と離れた位置に位置しても、通話器の通話指令スイッチを操作して直ちに通話を開始するというような使用形態が可能となり、電話装置を一層便利なものとできる。
【0011】
又、上記請求項の構成を備えることにより、本体部は、据え置き型の電話装置にて構成される。
このような電話装置の本体部は一般に事務机等に配置される場合も多いが、このような場合、上述のように通話器が小型でしかも使用者の位置の自由度が大であることから、電話がかかってきたときでも作業を継続し易く、又、資料等を参照し易い姿勢をとりながら通話を行うことも可能となり、上述のように通話器を小型化するのが極めて有効である。
又、上記請求項4の構成を備えることにより、本体部に通話器との無線通信ための送受信回路が備えられていない場合でも、本体部に一般的に備えられる通信制御部と接続された音声入出力端子であるコネクタに、通話器と無線通信するための無線通信装置を備える送受信ユニットを接続することによって、本体部と通話器との間の無線通信が可能となる。このため、通話器との無線通信機能のない旧来の電話装置も、そのまま、あるいは、わずかな改造で、有効利用することができる。
又、送受信ユニットは、フック釦と、ハンドセットと接続されたコネクタと、フック釦及びコネクタと接続された切換スイッチを有している。そして、切換スイッチは、フック釦が押下された場合には、無線通信装置を本体部と接続する。又、フック釦が押下されていない場合には、ハンドセットと接続されたコネクタを本体部と接続する。このように、切換スイッチにより、本体部と無線通信装置又はハンドセットとの接続状態を切り換えることができるため、必要に応じてハンドセットにてそのまま通話する形式と通話器にて通話する形式とを選択することが可能となる。
さらに、通話器に備えられるマイクは、人の耳部の耳甲介腔部内にそれと接触する状態に装着されて、声帯からの音声振動を検出する音声振動検出装置が備えられて構成され、声帯からの音声振動を検出する音声振動検出装置が備えられて構成され、声帯から耳部へ骨伝導により伝播されるいわゆる骨伝導音声を検出する。従って、マイクを使用者の口の近くに配置する必要がなく、マイクとスピーカとを接近させて配置することが可能となって、通話機の小型化が可能となる。しかも、通話機のマイクは骨伝導音声を検出するので、周囲の騒音の検出が十分に抑制されるものとなる。もって、通話品質を可及的に向上させると共に、通話機の小型化を図れる電話装置を提供できるに至った。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
第1実施形態の電話装置PSは、図1及び図2に示すように、据え置き型の電話装置にて構成されて、公衆電話回線又は構内電話回線(以下、単に「電話回線」という)を通じて他の電話装置と通信を行う本体部MUと、その本体部MUに対して無線通信により音声信号の送受を行う通話器SUとを備えて構成されている。
本体部MUには、図1及び図2に示すように、通話器SUと無線通信するための本体側アンテナ1及び送受信回路2、送受信回路2等を介して通話器SUとの間で音声信号の送受を行うと共に、電話回線に接続するためのコネクタ3を介して通話の相手方の電話装置と音声信号の送受を行う制御・駆動回路4、並びに、通話スイッチ5a,切断スイッチ5b及び電話番号入力用キーボード5cを備えたキー操作部5が備えられている。従って、本体側アンテナ1及び送受信回路2を備えて、通話器SUと無線通信するための本体部側無線通信装置MRが構成され、制御・駆動回路4も本体部側無線通信装置MRの一部として機能する。
【0013】
通話器SUには、図1及び図2に示すように、本体部MUと無線通信するための通話器側アンテナ6及び送受信回路7、送受信回路7等を介して本体部MUとの間で音声信号の送受を行う制御・駆動回路8、通話スイッチ9、通話の相手方から電話がかかってきたことを報知するための着信表示ランプ10、通話の相手方の音声を放音するスピーカ11、電話装置PSの使用者の音声を検出するマイク12、並びに、図示しない電池等が備えられている。従って、通話器側アンテナ6及び送受信回路7を備えて、本体部側無線通信装置MRと無線通信するための通話器側無線通信装置SRが構成され、制御・駆動回路8も通話器側無線通信装置SRの一部として機能する。
【0014】
図1に示すように、通話器SUは、スピーカ11及びマイク12が一体に形成されると共に、上記送受信回路7及び制御駆動回路8等が通話器用筐体13内に収納され、通話器用筐体13の下部から通話器側アンテナ6が下方に延出している。又、通話器用筐体13の表面に通話スイッチ9及び着信表示ランプ10が備えられている。
通話器SUに備えられるマイク12は、声帯から耳部への音声振動すなわち骨伝導音声を検出する音声振動検出装置AP及び音声振動検出装置APの検出信号を信号処理等する信号処理回路SPが備えられて構成されている。
【0015】
この音声振動検出装置APは、図3及び図5に示すように、それのハウジング14内に、夫々略棒状に形成され且つ一端を半田付けにて接続した2つの圧電素子15と、その圧電素子15の周囲を覆うと共にその一端を強固に保持する電磁シールドケース16とが備えられて構成されている。
ハウジング14は、骨伝導音声を的確に伝えるために硬質であり、且つ、湿度を保持し易い材料にて形成されると共に、その表面は鏡面状に磨き上げられて形成されて、皮膚との密着性を向上させている。尚、この湿度を保持し易い材料としては、ポリアミド系樹脂、ABS樹脂等があり、特にABS樹脂は良好な成形性を有し、低価格であるので好適である。
電磁シールドケース16は、S/N比向上のためのものであり、又、骨伝導音声を的確に圧電素子15に伝えるために、電磁シールドケース16等を保護するハウジング14に強固に支持されている。
各圧電素子15は、図6に示すように、分極加工した2枚の圧電セラミック材15aにてシム材15bを挟持する状態となるように導電性接着材にて貼り合わせたものであり、いわゆるバイモルフ型の圧電素子を構成している。
【0016】
信号処理回路SPは、図7に示すように、圧電素子15の検出信号が入力されて主にインピーダンス変換を行うFET17及び図示しないコンデンサ等の回路部品から構成され、これらの回路部品は、図3に示すように、回路基板18上に実装されている。FET17の出力信号(ドレーン−ソース間の信号)は、上記制御駆動回路8に入力される。尚、この回路基板18も上記電磁シールドケース16内に収納されている。
【0017】
通話器SUに備えられるスピーカ11は、図3に示すように、イヤホン型に構成され、ダイナミックスピーカ型の小型スピーカユニット19と、その小型スピーカユニット19の前面を覆うように配置されて小型スピーカユニット19を保護するプロテクタ20と、小型スピーカユニット19の後部側を保持してスピーカ11のハウジングとしても機能する制振部材21とが備えられて構成される。この制振部材21は、小型スピーカユニット19にて発生する機械的微振動を可及的に吸収し減衰させるために、黄銅や鉄等の比較的比重が大きく、又、安価な金属にて構成してあり、支持部材22に支持される。
【0018】
支持部材22は、スピーカ11の制振部材21とマイク12を構成する音声振動検出装置APのハウジング14とが二股状となるように支持するものであり、スピーカ11からマイク12への機械的振動の伝達を抑制する構造となっており、又、支持部材22の内部にスピーカ11及びマイク12と制御・駆動回路8との結ぶ信号線を通し、これらを保護する機能をも有する。
支持部材22には、スピーカ11及びマイク12の耳部への装着状態を安定させるための挟持部材23が取り付けられている。この挟持部材23は、粘弾性特性を有する材料、具体的には、硬度30度から110度程度のゴム材や塩化ビニル等の材料にて構成されている。
【0019】
上記構成の通話器SUは、図8及び図9に示すように、スピーカ11及びマイク12を耳部に装着されて使用され、装着状態においては、上記通話器用筐体13は、支持部材22を経由してハウジング14から下方に垂下する信号線14aにて吊下げ支持される。従って、使用者は、通話器SUを手等で支える必要がなく、両手を自由に使用できる。
人の耳部はおよそ図10に示すような構造をしており、スピーカ11及びマイク12は、図8及び図9に示すように、耳甲介腔部24内にそれと接触する状態に装着され、耳甲介腔部24に連なる対珠25と耳珠26とに抱えこまれること、及び、ハウジング14と挟持部材23とによって耳甲介腔部24の縁部24aを挟持することによって安定的に支持される。
この装着状態において、音声振動検出装置APのハウジング14は、図9に示すように、耳甲介腔部24内の各位置のうち最も声帯に近く効率良く骨伝導音声を検出できる位置である底部24bに接当しており、その底部24bから骨伝導音声を検出するのであるが、この検出を効率良く行えるようにするために、図5に示すように、ハウジング14における耳甲介腔部24の底部24bとの接当面(下側の面)は、下側に凸形状として耳甲介腔部24の底部24bの形状と適合させて接触面積を可及的に広くしている。
【0020】
又、上記装着状態においては、スピーカ11及びマイク12の重心位置は、ハウジング14と挟持部材23とによる耳甲介腔部24の縁部24aの保持位置よりも耳甲介腔部24内方側に位置しており、マイク11及びスピーカ12による荷重、及び、挟持部材23等による挟持力にて、ハウジング14が耳甲介腔部24の底部24bに的確に接触維持される。尚、スピーカ11等により耳甲介腔部24の底部24bにかかる荷重としては、皮膚の凹凸や皮膚の体毛の影響を除去し得るのに十分は大きさであり、且つ、荷重が過大となって使用者に不快感を与えないものとするため、数グラムから20グラム程度となるように設定してある。
一方、スピーカ11は、上記装着状態において、小型スピーカユニット19の放音面側が耳部の外耳道27に対面しており、通話の相手方の音声等を外耳道27に向けて放音する。
【0021】
次に、電話装置PSの動作を、使用者の操作と関係付けて説明する。
先ず、通話の相手方から電話がかかってきた場合を説明する。
コネクタ3を介して電話回線から呼び出し信号を受信すると、制御・駆動回路4は、本体側アンテナ1及び送受信回路2から、この呼び出し信号を送信させる。
通話器SU側では、通話器側アンテナ6及び送受信回路7がこの呼び出し信号を受信すると、制御・駆動回路8は、呼び出し信号を着信表示ランプ10及びスピーカ11に送り、呼び出し音を鳴らせると共に着信表示ランプ10を点滅させる。
【0022】
使用者は、呼び出し音あるいは着信表示ランプ10の点滅によって電話がかかてきたことを認識すると、適宜通話器SUを耳部に装着すると共に、通話器用筐体13を手にもって、通話スイッチ9を押し操作する。
この操作によって、通話器SUの制御・駆動回路8は、通話スイッチ9が押し操作された旨の信号を通話器側アンテナ6及び送受信回路7から送信させる。
本体部MUは、この信号を受信すると、制御・駆動回路4が、電話回線側との所定の通信により通話可能な状態に移行させ、本体部MUと通話器SUとの間で、送受信回路2,7、本体側アンテナ1及び通話器側アンテナ6を介して、通話の相手方の音声信号と使用者の音声信号が送受される状態とする。
従って、通話器SUの通話スイッチ9は、通話の開始を指示するための通話指令スイッチCSとして機能する。
尚、本体部MUの通話スイッチ5aが押し操作されたときも、上記と同様にして相手方との通話が可能となる。
【0023】
上述のような使用形態での通話が終了すると、使用者は、通話器SUの通話スイッチ9を再度押し操作する。
通話器SUの制御・駆動回路8は、通話スイッチ9が再度押し操作されると、その旨の信号を通話器側アンテナ6及び送受信回路7から送信させる。
本体部MUは、この信号を受信して、制御・駆動回路4が、電話回線側との通信を切断する。尚、本体部MUの切断スイッチ5bが押し操作されたときも上記と同様にして通信が切断される。
【0024】
次に、電話装置PSの使用者から通話の相手方へ電話をかける場合について説明する。
この場合は、使用者は、本体部MUの通話スイッチ5aを押し操作した後、通話の相手方に対応する電話番号を電話番号入力用キーボード5cにて押し操作するか、あるいは、通話の相手方に対応する電話番号を電話番号入力用キーボード5cにて押し操作した後、通話スイッチ5aを押し操作する。
制御・駆動回路4は、通話スイッチ5aが押し操作されるに伴って、電話番号入力用キーボード5cにて押し操作された電話番号を電話回線側に対して入力可能な状態としている。尚、電話番号入力用キーボード5c又は制御・駆動回路4には、電話番号入力用キーボード5cにて押し操作された電話番号を一時的に記憶するバッファメモリが備えられている。
このように電話回線側に対して電話番号が入力された後、通話の相手方が受話器をとると、両者の間で会話が可能な状態となる。
この通話時における通話器SUの使用形態は、上述の電話がかかってきた場合と同様である。
【0025】
又、通話の相手方に電話をかける操作としては、通話器SUの通話スイッチ9を押し操作しても良い。通話スイッチ9が押し操作されると、制御・駆動回路8が、通話スイッチ9が押し操作された旨の信号を、通話器側アンテナ6及び送受信回路7から送信させる。
本体部MUの制御・駆動回路4が、本体側アンテナ1及び送受信回路2を介して、この信号を受け取ると、制御・駆動回路4は、上述の通話スイッチ5aが押し操作されたときと全く同様の処理を行い、電話回線側に対して電話番号を入力可能とする。
使用者と通話の相手方との会話が終了し、本体部MUの切断スイッチ5b又は通話器SUの通話スイッチ9が押し操作された場合には、上述の使用者側から電話をかける場合と同様にして電話回線側との通信が切断される。
【0026】
〔第2実施形態〕
本第2実施形態は、本体部MUを据え置き型の電話装置として構成している点で上記第1実施形態と共通するが、本第2実施形態では、本体部側無線通信装置MRを構成する本体側アンテナ1及び送受信回路2を、送受信ユニットRUとして、本体部MUの本体部用筐体30と別体に構成している点で、本体部MUの筐体内に本体部側無線通信装置MRを収納する構成とする上記第1実施形態と異なる。
【0027】
すなわち、第2実施形態の電話装置PSは、電話用送受話器HS(以下、「ハンドセットHS」と称する)と上記送受信ユニットRUとが、ハンドセットHSに備えられるコードL1によって接続され、送受信ユニットRUと本体部用筐体30とがコードL2によって接続されている。送受信ユニットRUの通信線CLであるコードL2は、本体部用筐体30に備えられる音声信号入出力端子IOであるコネクタ30aに接続されるのであるが、このコネクタ30aは、本来、ハンドセットHSのコードL1が接続されるものを利用している。
【0028】
電話装置PSのブロック構成図を図12に示すが、図12においては、上記第1実施形態におけるものと同様の機能を有するものは、同一の符号を付している。
送受信ユニットRUには、上記の本体側アンテナ1及び送受信回路2の他に、図11にも示すフック釦31及びフック釦31と連動する切換スイッチ32が備えられている。
この切換スイッチ32は、コードL2をハンドセットHS側に接続するか、あるいは、送受信回路2側に接続するかを切換えるためのスイッチであり、ハンドセットHSを送受信ユニットRUのフック釦31に乗せたときには、コードL2を送受信回路2側に接続し、ハンドセットHSをフック釦31に乗せていないときは、コードL2をハンドセットHS側に接続する。
第2実施形態の通話器SUは、基本的には、上記第1実施形態における通話器SUをそのまま利用する場合を例示しているが、後述のように制御・駆動回路8の作動が若干異なり、又、通話スイッチ9及び着信表示ランプ10は必ずしも必要ない。
【0029】
次に、電話装置PSの動作を簡単に説明する。
先ず、通話の相手方から電話がかかってきた場合を説明する。
待機状態では、ハンドセットHSは本体部用筐体30に備えられているフック釦30b上に乗せられた状態としてあり、コネクタ3を介して電話回線から呼び出し信号を受信すると、制御・駆動回路4は、図示しないスピーカに呼び出し音を鳴らせる。
使用者は、この呼び出し音によって電話がかかってきたことを認識すると、本体部用筐体30からハンドセットHSを持ち上げる。
制御・駆動回路4は、フック釦30bがこの操作を検出すると、電話回線側との所定の通信により通話可能な状態に移行させ、使用者は、ハンドセットHSによって相手方との通話を行える。
【0030】
一方、使用者が本体部用筐体30から持ち上げたハンドセットHSを送受信ユニットRUのフック釦31に乗せた場合は、上述のようにコードL2は送受信回路2に接続され、送受信アンテナANである本体側アンテナ1,送受信回路2及びこれらに対する通信制御部CCとして機能する制御・駆動回路4にて構成される本体部側無線通信装置MRと、通話器側アンテナ6,送受信回路7及び制御・駆動回路8にて構成される通話器側無線通信装置SRとの間で、使用者と相手方との通話が送受信される状態となる。従って、使用者は、通話器SUを耳部に装着して、相手方と通話を行える。
上述のような使用形態での通話が終了すると、使用者は、ハンドセットHSを送受信ユニットRUのフック釦31から本体部用筐体30のフック釦30bに乗せ換え、制御・駆動回路4が、フック釦30bの状態からこの操作を検出すると、電話回線側との通信を切断する。
【0031】
又、電話装置PSの使用者から通話の相手方へ電話をかける場合においては、ハンドセットHSを本体部用筐体30のフック釦30bから持ち上げた後、通話の相手方に対応する電話番号を電話番号入力用キーボード5cにて押し操作すると、制御・駆動回路4は、この操作に伴って、電話回線側に対して電話番号を入力し、通話の相手方が受話器をとると、両者の間で会話が可能な状態となる。
この通話の際の形態は、上述の電話がかかってきた場合と同様であり、上述のようにハンドセットHSにてそのまま通話を行う形式と、ハンドセットHSを送受信ユニットRUのフック釦31に乗せ換えて、通話器RUを使用して通話を行う形式とを選択できる。
【0032】
〔第3実施形態〕
本第3実施形態は、本体部MUを携帯式の無線電話装置として構成している点で、本体部MUを据え置き型の電話装置にて構成する第1実施形態と異なる。
【0033】
本体部MUを携帯式の無線電話装置とすることで、図13及び図14に示すように、本第3実施形態における本体部MUは、上記第1実施形態におけるコネクタ3の代わりに基地局との通信を行うための主アンテナ40及び主送受信回路41が備えられている。
その他の構成部分で、上記第1実施形態と同一の機能を有するものは、上記第1実施形態と同一の符号を付している。
通話器SUは、上記第1実施形態における通話器SUと同一である。
【0034】
次に、電話装置PSの動作を使用者の操作と関係付けて概略的に説明する。
先ず、通話の相手方から電話がかかってきた場合を説明する。
基地局等からの無線通信による呼び出し信号を主アンテナ40及び主送受信回路41にて受信すると、制御・駆動回路4は、本体側アンテナ1及び送受信回路2から、この呼び出し信号を送信させる。これに伴って、上記第1実施形態と同様に、通話器SU側で呼び出し音が鳴り、着信表示ランプ11が点滅する。
使用者は、呼び出し音あるいは着信表示ランプ11の点滅によって電話がかかてきたことを認識すると、通話器SUを耳部の装着すると共に、通話スイッチ9を押し操作する。
【0035】
この操作によって、上記第1実施形態と同様にして、基地局等との所定の通信により通話可能な状態に移行され、本体側アンテナ1,送受信回路2及び制御・駆動回路4にて構成される本体部側無線通信装置MRと、通話器側アンテナ6,送受信回路7及び制御・駆動回路8にて構成される通話器側無線通信装置SRとの間で、通話の相手方の音声信号と使用者の音声信号が送受される状態となる。従って、電話装置PSの使用者は、例えば、本体部MUを鞄の中に入れた状態であっても、小型の通話器SUを服のポケット等に入れておけば、通話の相手方から電話がかかってきたときに、その都度本体部MUを鞄から取り出すというような作業が不要となり、取扱いが便利なものとなる。
尚、本体部MUが使用者の手もとにある等により、本体部MUの通話スイッチ5aが押し操作されたときも、上記と同様にして相手方との通話が可能となる。
【0036】
通話時における通話器SUの使用形態、及び、通話を終了した場合の処理、更には、電話装置PSの使用者側から通話の相手方に電話をかける場合の動作等は上記第1実施形態と同様であり説明を省略する。
尚、本第3実施形態では、電話装置PSの使用者は、通話器SUを使用して相手方と会話するものとしているが、本体部MUにスピーカ及びマイクロホンを備えて、本体部MU単体で通話を行えるようにしても良い。
【0037】
〔第4実施形態〕
本第4実施形態は、上記第3実施形態と同様に本体部MUが携帯式の無線電話装置にて構成される点で共通するが、本第4実施形態では、本体部側無線通信装置MRを構成する本体側アンテナ1及び送受信回路2を、送受信ユニットRUとして、本体部MUの本体部用筐体30と別体に構成している点で、本体部MUの筐体内に本体部側無線通信装置MRを収納する構成とする上記第3実施形態と異なる。
すなわち、第4実施形態の電話装置PSは、図15及び図16に示すように、受信ユニットRUと本体部用筐体30とがコードL3によって接続されている。送受信ユニットRUの通信線CLであるコードL3は、本体部用筐体30に備えられる音声信号入出力端子IOであるジャック50に接続される。このジャック50は、一般的に備えられるマイク/イヤホン端子を利用している。尚、第4実施形態における通話器SUは、第3実施形態における通話器SUの構成と基本的に共通であるので、図16に示すブロック構成図では、本体部MUの構成のみを示しており、又、上記第3実施形態におけるものと同様の機能を有するものは、同一の符号を付している。
【0038】
次に、電話装置PSの動作を簡単に説明する。
基地局等からの無線通信による呼び出し信号を主アンテナ40及び主送受信回路41にて受信すると、制御・駆動回路4は、本体側アンテナ1及び送受信回路2から、この呼び出し信号を送信させる。これに伴って、上記第1実施形態と同様に、通話器SU側で呼び出し音が鳴り、着信表示ランプ11が点滅する。
使用者は、呼び出し音あるいは着信表示ランプ11の点滅によって電話がかかてきたことを認識すると、通話器SUを耳部に装着すると共に、通話スイッチ9を押し操作する。
【0039】
制御・駆動回路4は、送受信回路2から入力される音声信号に上記通話スイッチ9が押し操作された旨の信号が含まれていると、上記第3実施形態と同様に、基地局等との所定の通信により通話可能な状態に移行され、送受信アンテナANである本体側アンテナ1,送受信回路2及びこれらに対する通信制御部CCとして機能する制御・駆動回路4にて構成される本体部側無線通信装置MRと、通話器側アンテナ6,送受信回路7及び制御・駆動回路8にて構成される通話器側無線通信装置SRとの間で、通話の相手方の音声信号と使用者の音声信号が送受される状態となる。
尚、本体部MUが使用者の手もとにある等により、本体部MUの通話スイッチ5aが押し操作されたときも、上記と同様にして相手方との通話が可能となる。
【0040】
通話時における通話器SUの使用形態、及び、通話を終了した場合の処理、更には、電話装置PSの使用者側から通話の相手方に電話をかける場合の動作等は上記第3実施形態と同様であり説明を省略する。
尚、送受信ユニットRUのコードL3をジャック50から離脱させると、本体部MUは、通常の携帯式の電話装置として利用でき、スピーカ51及びマイクロホン52にて通話を行える。
【0041】
本第4実施形態では、本体部MUは、本体部用筐体30と送受信ユニットRUとが別体に構成されているが、この本体部MUの携帯のために、図17に示すように、本体部用筐体30と送受信ユニットRUと収納する収納ケース61が備えられている。
収納ケース61は、図17に示すように、ベルト60に装着可能としてある。又、図18に示すように、収納ケース61に、通話器SUを収納する通話器収納部62を備えて、通話器SUをも収納できるようにしても良い。
【0042】
〔その他の実施形態〕
以下、その他の実施形態を列記する。
▲1▼ 上記各実施形態では、音声振動検出装置APは、圧電素子15にて骨伝導音声を検出する構成としているが、例えば、容量変化型の振動計等により構成しても良い。
▲2▼ 上記各実施形態では、通話器側無線通信装置SRを収納する通話器用筐体13を信号線14aにて吊下げ支持させる構成としているが、信号線14aの長さを十分長くして、スピーカ11及びマイク12を耳部に装着した状態でも、通話器用筐体13を使用者の衣服のポケット等に収納できるように構成しても良い。
▲3▼ 上記第2実施形態では、ハンドセットHSを送受信ユニットRUのフック釦31に乗せるか否かで、ハンドセットHSにより通話を行うか、あるいは、通話器SUにより通話を行うかの切換えを行う構成としている、ハンドセットHS及び通話器SUの両方で通話を行えるように構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる電話装置の全体構成図
【図2】本発明の第1実施形態にかかる電話装置のブロック構成図
【図3】本発明の第1実施形態にかかる要部部分断面図
【図4】本発明の第1実施形態にかかる要部正面図
【図5】本発明の第1実施形態にかかる音声振動検出装置の拡大断面図
【図6】本発明の第1実施形態にかかる圧電素子の拡大断面図
【図7】本発明の第1実施形態にかかる回路構成図
【図8】本発明の第1実施形態にかかる通話器の装着状態を示す図
【図9】本発明の第1実施形態にかかる通話器の装着状態を示す図
【図10】人の耳部における各部位の名称説明図
【図11】本発明の第2実施形態にかかる電話装置の全体構成図
【図12】本発明の第2実施形態にかかる電話装置のブロック構成図
【図13】本発明の第3実施形態にかかる電話装置の全体構成図
【図14】本発明の第3実施形態にかかる電話装置のブロック構成図
【図15】本発明の第4実施形態にかかる電話装置の全体構成図
【図16】本発明の第4実施形態にかかる本体部のブロック構成図
【図17】本発明の第4実施形態にかかる電話装置の収納状態を示す図
【図18】本発明の第4実施形態にかかる電話装置の収納状態を示す図
【符号の説明】
AP 音声振動検出装置
AN 送受信アンテナ
CC 通信制御部
CL 通信線
CS 通話指令スイッチ
MR 本体部側無線通信装置
MU 本体部
IO 音声信号入出力端子
RU 送受信ユニット
SU 通話器
SR 通話器側無線通信装置
11 スピーカ
12 マイク
13 通話器用筐体
14 ハウジング
14a 信号線
21 ハウジング
23 挟持部材
30 本体部用筐体
61 収納ケース
62 通話器収納部

Claims (4)

  1. 他の電話装置との通信を行う本体部と、当該本体部を収納する本体部筐体と別体に構成された送受信ユニットと、前記本体部に対して前記送受信ユニットを介して音声信号の送受を行う通話器とが設けられた電話装置であって、
    前記本体部は、
    他の電話装置と通信を行うための通信制御部と、
    当該通信制御部と接続された第1のコネクタを有し、
    前記送受信ユニットは、
    フック釦と、
    ハンドセットと接続された第2のコネクタと、
    前記通話器と無線通信するための本体部側無線通信装置と、
    前記フック釦と、前記第1のコネクタと、前記第2のコネクタと、前記本体部側無線通信装置と接続された切換スイッチを有し、
    前記通話器は、
    人の耳部の耳甲介腔部内にそれと接触する状態に装着されて声帯からの音声振動を検出するマイクと、
    スピーカと、
    前記本体部側無線通信装置と通信するための通話器側無線通信装置を有し、
    前記切換スイッチは、
    前記フック釦が押下された場合に、前記本体部側無線通信装置を、前記第1のコネクタを介して前記本体部の通信制御部と接続し、
    前記フック釦が押下されていない場合に、前記ハンドセットと接続された第2のコネクタを、第1のコネクタを介して前記本体部の通信制御装置と接続する電話装置。
  2. 前記通話器に、前記本体部に対して通話の開始を支持するための通話指令スイッチが備えられ、
    前記本体部側無線通信装置及び前記通話器側無線通信装置は、前記本体部が通話の相手方からの呼出し信号を受信したときに、前記通話指令スイッチから通話の開始が指示されるに伴って、前記相手からとの通話のための音声信号の送受を開始するように構成されている請求項1記載の電話装置。
  3. 前記本体部が、据え置き型の電話装置にて構成されている請求項1又は2記載の電話装置。
  4. 他の電話装置との通信を行う本体部と、人の耳部の耳甲介腔部内にそれと接触する状態に装着されて声帯からの音声振動を検出するマイク及びスピーカを有する通話器とが接続され、当該本体部を収納する本体部筐体と別体に構成された送受信ユニットであって、
    フック釦と、
    ハンドセットと接続されたコネクタと、
    前記通話器と無線通信するための無線通信装置と、
    前記フック釦及び前記コネクタと接続され、前記フック釦が押下された場合に、前記無線通信装置を前記本体部と接続し、前記フック釦が押下されていない場合に、前記ハンドセットと接続されたコネクタを、前記本体部と接続する切換スイッチを備えた送受信ユニット。
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