JP3788565B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動送風機からの排気風を循環風路を介して吸込口の近傍から吹き出して再び吸込口から吸い込む循環式の電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電気掃除機としては、例えば、実公昭39−36553号公報に記載の構成が知られている。
【0003】
そして、実公昭39−36553号公報に記載の電気掃除機は、床面から塵埃を吸い込む吸込口体の吸込口から二重管構造の二重ホースの内管および集塵室を介して電動送風機の負圧側に連通する吸込風路を設けるとともに、電動送風機の正圧側から二重ホースの外管を介して吸込口近傍に開口する吹出口を連通する循環風路を設けている。そして、循環風路を流れる電動送風機からの排気風を吹出口から吹き出して床面上の塵埃を吹き上げ、この吹き上げた塵埃とともに吹き出した吹出風を吸込口から吸い込んで集塵室にて塵埃を捕捉し、電動送風機からの吹出風を排気風として排気することによる不快感や騒音の発生、吸込口を開口する下面の負圧が増大して吸込口体が床面に吸い付いて操作性が低下するなどを防止して、掃除環境や掃除作業性の向上を図る循環式の構成が採られている。
【0004】
ところで、この実公昭39−36553号公報に記載のような循環式の電気掃除機において、家具の間などを掃除するために吸込口体の代わりに鶴口や家具ブラシなど、吸込口の近傍に循環風路の一部を構成する吐出口を有しない吸込口のみ有した吸込口体を用いる場合、この吸込口体を二重ホースに接続して掃除すると、電動送風機からの排気風が流通する二重ホースの外管の端部が開口し、この開口する外管の端部から排気風が吹き出し、逆に塵埃を吹き飛ばして吸塵できなくなる。
【0005】
このため、例えば図9に示すように、鶴口などの吸込口体160に、二重ホース161の把持部162に接続した際に外管163の端部を閉塞可能なフランジ部164を突設し、このフランジ部164に外管163の縁に気密に閉塞するシール部材165を設けるなどの特殊な構成を設けることにより、塵埃の吹き飛ばしを防止する構成も考えられるが、循環する排気風の出口がなく、排気風が排気されなくなるので、フランジ部164を設けて循環風路を閉塞すると、吸込口から空気を吸い込めなくなるおそれがある。したがって、循環風路が閉塞されても排気可能な排気口を設ける必要があるが、排気口を設けると、常時排気風の一部が排出されることから、排気風の循環時に吸気量より循環量が少なくなって、別途吸込口から吸気することとなり、吸込口体が床面に吸い付き、走行性の向上が得られなくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、実公昭39−36553号公報に記載の従来の電気掃除機において、他の吸込口体などを取り付けて掃除することにより循環風路が構成されなくなるような場合に単に循環風路を閉塞する特別な構成を設けても排気風が排気されないので、吸気できなくなる。さらに、常時開口する排気口を設けたのでは、排気風の循環時に吸込口体が床面に吸い付いて走行性が低減し、掃除性の向上が図れないおそれがある。
【0007】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、電動送風機からの排気風を循環させる構成においても、循環風路を持たない吸込口体の適切な使用を可能とする電気掃除機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の電気掃除機は、電動送風機を収容しこの電動送風機の負圧側に集塵室を設け前記電動送風機の正圧側に連通して排気口を開口するケース体と、被掃除面と対向する面に吸込口を開口する吸込口体と、この吸込口体の吸込口を前記集塵室を介して前記電動送風機の負圧側に連通する吸込風路と、前記電動送風機の正圧側を前記吸込口に連通させる循環風路と、この循環風路による前記電動送風機の正圧側および前記吸込口間の連通状況を検知する圧力センサと、前記ケース体に設けられ前記電動送風機の正圧側および前記排気口間を開閉可能な弁体を有し前記循環風路にて前記電動送風機の正圧側が前記吸込口に連通されないことを前記圧力センサが検出した場合には前記弁体により前記電動送風機の正圧側および前記排気口間を開口させる排気口開閉手段とを具備したものである。
【0009】
そして、電動送風機の正圧側を吸込口体の吸込口に連通させる循環風路が電動送風機の正圧側を吸込口に連通しないことを排気口開閉手段の圧力センサが検出した場合には、排気口開閉手段の弁体がケース体の電動送風機の正圧側とこの正圧側に連通して開口する排気口との間を開口させるため、例えば循環風路を構成しない他の吸込口体を用いても、排気口を開口して排気風を排気させるのみで、被掃除面に向けて排気風が吹き出されることを防止し、排気風にて塵埃が吹き飛ばされて吸塵できなくなることなどを防止するとともに、上記他の吸込口体にそれぞれ排気風が吹き出す部分を閉塞する構成を設けて閉塞しても排気風が弁体にて開口する排気口から排気されることにより吸気風が確保され、循環風路が構成されない吸込口体の適切な使用も可能となり、かつ、循環風路による電動送風機の正圧側および吸込口間の連通状況を圧力センサにて検知するため、掃除形態すなわち排気風を循環させる掃除か循環させない掃除かに対応して異なる風路抵抗により変動する圧力を検知することにより簡単な構成で容易に上記掃除形態が認識可能となり、排気口の開閉制御が簡単な構成で容易となる。
【0010】
請求項記載の電気掃除機は、請求項記載の電気掃除機において、排気口開閉手段は、弁体を移動させる電動機と、この電動機に流れる電流値を検知してこの検知した電流値が所定の値を越えたことを認識することにより電動機を停止させる電動機制御手段とを備えたものである。
【0011】
そして、電動機に電流を流して弁体を移動させて排気口を開閉し、この電動機に流れる電流値が所定の値を越えたことを電動機制御手段にて認識することにより、電動機制御手段は弁体の移動による排気口の開閉動作が終了したと判断して電動機を停止させるので、簡単な構成で容易に排気口が開閉される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態における電気掃除機の構成について図面を参照して説明する。
【0013】
図1において、1は掃除機本体で、この掃除機本体1は、上面を開口した例えばアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)などにて形成された下部ケース2aと、この下部ケース2aの後部上面を閉塞する同材質の上部ケース2bとが、前面を含む周縁に図示しないバンパを挟持して接合されて前側上面部を開口したケース体としての本体ケース2を有し、この本体ケース2に前側上面部の開口を開閉自在に閉塞する蓋体4を回動自在に軸支して形成されている。
【0014】
そして、本体ケース2は、進行方向の前側下面に旋回自在の旋回輪5が取り付けられ、本体ケース2の後側側面に大径の従動後輪6,6が回転自在に設けられ、掃除機本体1は旋回輪5と従動後輪6,6とにて図示しない床面上を走行可能となっている。また、本体ケース2の上部には、上下方向に回動自在のハンドル7が設けられている。
【0015】
一方、掃除機本体1内には、格子状に連通孔10を有した隔壁11が設けられ、この隔壁11の前側である掃除機本体1の進行方向の前側には上方が開放された集塵室13が区画形成されている。また、この隔壁11の後方には、この集塵室13の後方に位置する電動送風機14を収納した電動送風機室15が区画形成されている。そして、集塵室13内には、この集塵室13内に枢着されたホルダ16により集塵袋17が着脱自在に装着されている。
【0016】
また、隔壁11の前面には、格子状の連通孔10を覆う第1の補助集塵フィルタ18が着脱自在に装着されている。この第1の補助集塵フィルタ18は、格子状の枠体18aと、この枠体18aに着脱可能に装着される通気性を有する補助フィルタとしてのフィルタ体18bとから構成されている。なお、集塵袋17および第1の補助集塵フィルタ18は、集塵室13の上面開口を介して着脱される。そして、蓋体4は、上部ケース2bに後端部が枢着されており、集塵室13を上方から開閉自在に覆うように形成されている。
【0017】
さらに、隔壁11の後面側には、インデューサ部20が取り付けられている。このインデューサ部20は、略中央より一側に偏位した位置に略円形の流通孔21を開口し一面側である集塵室13に向けてにラッパ状に拡開する壁状部22を有している。そして、この壁状部22の周縁には、壁状部22が拡開する側に向けて凹溝状に開口し隔壁11の周縁に密着する図示しないシール部材が取り付けられるシール装着部23が設けられている。また、壁状部22の拡開する側と反対側の面には、流通孔21の中心を中心として略円筒状に突出する支持リブ部24が設けられている。
【0018】
そして、インデューサ部20の上部には、図示しない圧力センサなどのセンサが装着されるセンサ保持部と、放熱板26がシール材を介して気密に装着される放熱板装着部とが、壁状部22の拡開する側に連通して設けられている。
【0019】
そして、インデューサ部20が本体ケース2内に組み付けられることにより、隔壁11およびインデューサ部20間に整流室28が区画形成され、インデューサ部20の支持リブ部24が突出する側に電動送風機室15および図示しないドラム室が本体ケース2の幅方向に区画形成される。
【0020】
一方、電動送風機室15内には、電動送風機14が配設されている。この電動送風機14は、例えば図示しないファンをロータ軸にて回転駆動する電動機としての電動部31と、ファンを覆う傘型である円錐台形状すなわちラッパ状のファンカバー32とを具備している。このファンカバー32の前面中央部には、図示しない略円形の吸気口が開口形成され、電動部31のフレーム33にはモータ排気孔34が開口形成されている。さらに、ファンカバー32には、吸気口の外側縁を囲む環状に形成されインデューサ部20の流通孔21の縁に当接する軟質部材35が取り付けられている。また、電動部31の後端面の略中央には、ファンを回転駆動させる図示しないロータ軸を支持する軸受が内設されたモータヘッド36が、後方に円柱状に突出形成されている。
【0021】
そして、電動送風機14の前端部には、前端の外周縁であるファンカバー32の周縁部分に、先端外周縁がインデューサ部20の支持リブ部24に係合する例えば環状のゴム製の支持体37が嵌合されている。また、電動送風機14の後端部のモータヘッド36には、ゴム製の緩衝体38がモータヘッド36を覆うように取り付けられている。そして、電動送風機14は、上部ケース2bの下面に突設された図示しない上リブ前部と下部ケース2aの下面に突設された下リブ前部40とにて支持体37を介してファンカバー32が径方向で挟持固定され、上部ケース2bの下面に突設された上リブ後部41と下部ケース2aの下面に突設された下リブ後部42とにて緩衝体38を介してモータヘッド36が径方向で挟持固定され、電動送風機室15内に収容固定される。なお、電動送風機14の吸気口は、支持体37により、流通孔21、整流室28および連通孔10を介して集塵室13に気密に連通している。
【0022】
また、電動送風機室15の上部には回路室45が区画形成され、この回路室45内には電動送風機14の駆動状態を制御する制御手段を搭載した回路基板46が配設されている。そして、回路基板46には実装された各種回路部品47を放熱させる略L字状に折曲形成された放熱板26が取り付けられ、この放熱板26の下端部はインデューサ部20の放熱板装着部に図示しないシール材にて気密に装着されて整流室28側に露出して配設される。また、回路基板46には、インデューサ部20に取り付けられた図示しない圧力センサが接続され、電動送風機室15の負圧側である整流室28内の負圧を検知するようになっている。
【0023】
さらに、掃除機本体1内には、電動送風機室15の後方に位置して、電動送風機室15に連通する排気室50が区画壁部51にて区画形成されている。そして、掃除機本体1の上部ケース2bの後側上部には、排気室50を介して電動送風機14のモータ排気孔34に連通する排気口52が、上部ケース2bの後側に開口形成されている。また、この排気室50内には、第1の補助集塵フィルタ18と同様の高性能フィルタを備えた図示しない第2の補助集塵フィルタが着脱自在に配設されている。
【0024】
そして、区画壁部51には、略円筒状の排気ダクト部53が設けられている。さらに、排気ダクト部53には、電動送風機室15に開口する排気連通孔54が形成され、電動送風機室15と排気室50とが連通して区画形成される。また、区画壁部51には、排気ダクト部53の排気室50側に開口する端部を開閉する弁体56と、この弁体56を回動移動させて排気ダクト部53を開閉する電動機である開閉モータ57とを備えた排気口開閉手段58が設けられている。
【0025】
一方、本体ケース2の前側略中央には、ホース60を着脱自在に接続する吸込部61が設けられ、この吸込部61は、内側開口61aと外側開口61bとが相対向されて形成されている。また、内側開口61aおよび外側開口61bに対向する中間には、円筒形状の本体吸込口61cが形成されている。この本体吸込口61cは、前部が掃除機本体1の前方へ開口しているとともに、後部が集塵室13へ開口している。さらに、吸込部61には、本体吸込口61cを開閉自在に閉塞する図示しないシャッタが摺動自在に支持されている。
【0026】
そして、本体ケース2の底部には、一端に電動送風機室15に向けて開口する循環上流孔65を有し他端に吸込部61の本体吸込口61cの略中央に開口する循環下流孔66を有した本体循環風路67が設けられている。
【0027】
また、ホース60は、可撓性を有するホース内管71およびこのホース内管71を間隙を介して同軸上に内包するホース外管72を備えたホース部73と、このホース部73の一端に設けられ掃除機本体1の吸込部61に嵌合接続される接続管74と、ホース部73の他端に設けられた把持部75とを備えている。
【0028】
そして、接続管74は、ホース外管72が外周面に嵌着固定され、吸込部61に嵌合する側である一端側の内周面にホース内管71を同軸上に気密に嵌合固定する取付リブ77を設けている。また、接続管74には、取付リブ77より他端側に位置して接続循環孔78が開口形成されている。この接続循環孔78は、接続管74を吸込部61に接続した際に、接続循環孔78が吸込部61の循環下流孔66に対向して連続する位置に設けられている。そして、取付リブ77にホース内管71が取り付けられることにより、接続管74の先端にホース内管71が開口する状態となる。
【0029】
また、把持部75は、図2に示すように、ホース内管71に回転自在に接続される内管80およびホース外管72に回転自在に接続され内管を間隙を介して同軸上に内包する外管81を備えた連通管部82と、この連通管部82から後方に向けて分岐して設けられた握り部83とを備えている。また、握り部83の基端には、掃除機本体1内の電動送風機14および後述する吸込口本体85内に配設された回転清掃体86などを回転させる電動機87の駆動を設定する操作部88が設けられている。この操作部88は、例えばメンブレンスイッチにて形成されたスイッチ基板89を備え、ホース60のホース外管72にスパイラル状に設けられた伝送線90を介して掃除機本体1の回路基板46に接続される。
【0030】
さらに、把持部75の先端には、延長管91を介して吸込口体である吸込口本体85が着脱可能に接続される。なお、把持部75の先端には、延長管91のみならず、吸込口本体85あるいは図示しない鶴口や家具ブラシなどの付属品が取り付け可能となっている。
【0031】
そして、延長管91は、把持部75の連通管部82の内管80に着脱可能に接続される延長管内管92および連通管部82の外管81に着脱可能に接続される延長管外管93を間隙を介して同軸上に備えている。
【0032】
また、吸込口本体85は、図3および図4に示すように、上面を開口する下ケース95に、上面を閉塞して上ケース96がバンパ97を周縁に挟持して取り付けられた左右方向に長手状のノズルケース98を有している。そして、ノズルケース98内には、リブ100にて、左右方向に長手状に区画形成され下面に吸込口101を開口する吸込室102と、この吸込室102の略中央後方にラッパ状に連通して区画形成された吸込風路室103と、この吸込風路室103の両側に区画形成された吹出風路室104と、吸込室102の一側に区画形成され電動機87を収容する電動機室105と、吹出風路室104の一側に区画形成され電動機87が接続される図示しない回路基板を収容する基板室106と、吸込室102の上方に位置し吹出風路室104に連通して区画形成された吹出ダクト室107とが設けられている。この吹出ダクト室107には、吸込室102に連通する吹出孔108を開口形成している。なお、吹出孔108は、吹出ダクト室107から吹き出される排気風を吸込口101に向けて吹き出して被掃除面である床面上の塵埃を吹き上げ、吸込風路室103から吸塵するようになっている。
【0033】
そして、ノズルケース98には、一端が吸込風路室103に位置して吸込室102に向けて開口する略円筒状の回動管110が他端側を上下方向に回動自在に設けられている。この回動管110は、径方向に一対突設され外周面がノズルケース98のリブ100に軸支され内周側がノズルケース98の吹出風路室104に連通する円筒状の回動軸111を有しこの回動軸111の内周に一端が連通する回動外管112と、この回動外管112内に同軸上に設けられ吸込風路室103に対向する一端がラッパ状に拡開する回動内管113とを備えている。
【0034】
また、回動管110の回動外管112の外周面には、先端に向けて開口し延長管91の延長外管93あるいはホース60の把持部75の外管81を嵌合する略円筒状の嵌合管部115が同軸上に設けられている。なお、回動外管112は延長管91の延長内管92あるいはホース60の把持部75の内管80を嵌挿し、回動内管113あるいは把持部75の内管80と延長内管92とが気密に連通するようになっている。
【0035】
そして、回動管110に延長管91を介してホース60が接続されることにより、吸込口本体85の吸込口101は、吸込風路室103、回動管110の回動内管113、延長管91の延長内管92、把持部75の内管80、ホース部73のホース内管71および集塵室13を介して電動送風機14の負圧側となる吸気口に連通し、空気が吸い込まれる吸込風路120を構成する。また、電動送風機14の正圧側である電動送風機14のモータ排気孔34が開口する電動送風機室15は、本体循環風路67、接続管74、ホース部73のホース外管72、把持部75の外管81、延長管91の延長外管93、回動管110の回動外管112、吹出風路室104および吹出ダクト室107を介して吸込室102に開口する吹出孔108に連通し、循環風路121を構成する。
【0036】
また、ノズルケース98には、前部縁の両端側に図示しない従動前輪が回転自在に配設される従動前輪室125,125が設けられ、後部の回動管110の両側に位置して従動後輪126,126が回転自在に軸支され、吸込口本体85が床面上を走行可能となっている。
【0037】
次に、図5を参照して、内部構成について説明する。
【0038】
まず、掃除機本体1内に配設された電動送風機14は、電力制御用のトライアックTrを介してドラム室内に回転自在に軸支された巻回ドラム128に巻き取られる電源コード129から商用交流電源に接続されている。そして、トライアックTrのゲートには、掃除機本体1内に収容された回路基板46上に搭載される制御手段である本体制御手段131に接続され、この本体制御手段131は商用交流電源が例えば5Vの直流の電源である基準電源となる本体制御手段電源132に接続されている。
【0039】
また、本体制御手段131には、電動送風機14に直列に接続され電動送風機14に流れる電流値を検出する電流検出手段133が接続されている。さらに、本体制御手段131には、圧力検知手段である圧力センサ134が接続されている。
【0040】
そしてさらに、本体制御手段131には、この本体制御手段131からの信号により排気口開閉手段58の開閉モータ57に電力を供給する弁駆動用電源136が接続されている。そして、この弁駆動用電源136には、開閉モータ57に流れる電流値を検知する電流検知手段137を介して開閉モータ57が接続されている。
【0041】
また、本体制御手段131は、ホース60の伝送線90を介してホース60の把持部75に配設されたスイッチ基板89を有した操作部88を備えスイッチ基板89の設定操作により所定の電流値を出力する操作手段としての手動操作手段138が接続される。
【0042】
さらに、本体制御手段131には、この本体制御手段131からの信号により吸込口本体85内の電動機87に電力を供給する、例えば所定の電圧値である電動機87の定格電圧の12Vを印加する電動機駆動電源140が接続されている。そして、この電動機駆動電源140には、ホース60の電源線141および延長管91の延長外管93にスパイラル状に設けられた電源線141を介して吸込口本体85内に配設された電動機87が接続され、本体制御手段131が電動機87の駆動を電動機制御手段となる。
【0043】
次に、上記実施の形態の掃除動作を説明する。
【0044】
まず、蓋体4を閉じておき、図示しない電源コード129を引き出して商用交流電源を供給し、シャッタを摺動して本体吸込口61cを開口させ、この本体吸込口61cにホース60、延長管91および吸込口本体85を順次接続し、掃除待機状態とする。なお、この掃除待機状態では、排気口開閉手段58の弁体56が排気ダクト部53を閉塞し、電動送風機室15と排気室50とが非連通状態となっている。
【0045】
そして、ホース60の把持部75の手動操作手段138を構成するスイッチ基板89にて電動送風機14あるいは電動機87を駆動状態を設定し、供給された電力で電動送風機14あるいは電動機87を所定の駆動状態で駆動させ、把持部75を前後方向に押し引きして吸込口本体85を床面上で走行させて掃除する。
【0046】
この電動送風機14の駆動により、吸込口101から空気とともに塵埃が吸込室102内に吸い込まれ、吸込口本体85の吸込風路室103、回動管110の回動内管113、延長管91の延長内管92、ホース60の把持部75の内管80、ホース60のホース部73のホース内管71および吸込部61を介して集塵室13内に装着された集塵袋17内に捕捉される。また、この集塵袋17により濾過された空気は、第1の補助集塵フィルタ18を介して電動送風機14の吸気口から吸い込まれ、電動送風機14内を通って電動送風機14のモータ排気孔34から電動送風機室15内に排気風として排出される。
【0047】
また、圧力センサにて電動送風機14の負圧側に位置する整流室28内の負圧を検知する。そして、本体制御手段131は、圧力センサから出力される信号に基づいて整流室28内の負圧を認識する。なお、この負圧は、電動送風機14の駆動状態に対応して、ホース60が接続された状態、ホース60に延長管91が接続された状態、ホース60に延長管90を介して吸込口本体85が接続された状態、あるいはホース60に吸込口本体85が接続された状態で、風路抵抗によりそれぞれ異なる圧力状態となる。このため、本体制御手段131は、圧力センサにて検出した負圧と、電動送風機14の駆動状態すなわち電流検出手段133にて検出した電動送風機14に流れる電流値とに基づいて、掃除機本体1にホース60、延長管91および吸込口本体85のいずれかが接続された掃除形態かを判断する。
【0048】
そして、本体制御手段131が、ホース60に延長管91を介して吸込口本体85が接続された状態あるいはホース60に吸込口本体85が接続された状態である吸込口本体85が接続された掃除形態、すなわち、電動送風機14のモータ排気孔34が吸込口本体85の吹出孔108に連通する循環風路121を構成する掃除形態であると判断した場合には、弁体56にて排気ダクト部53が閉塞された状態を維持する制御、すなわち弁駆動用電源136から開閉モータ57に電圧を印加させずに開閉モータ57を駆動させない制御をする。
【0049】
この状態で電動送風機14の駆動により電動送風機室15内に排出された排気風は、循環上流孔65から本体循環風路67、吸込部61、接続管74、ホース部73のホース外管72、把持部75の外管81、延長管91の延長外管93、吸込口本体85の回動管110の回動外管112、回動軸111、吹出風路室104、吹出ダクト室107を介して吹出孔108から吸込室102内に向けて吹き出され、吸込口101に望む床面から塵埃を吹き上げる。なお、手動操作手段138の設定操作により電動機87が駆動して回転清掃体86が回転する場合には、この回転清掃体86により床面から塵埃が掻き出される。そして、この吹き上げられあるいは掻き出された塵埃は、排気風とともに再び吸込風路室103から吸い込まれて集塵室13内の集塵袋17に捕捉され、排気風は循環する。この排気風の循環により、吸込口本体85が床面に吸い付くような状態となって走行性が低下するなどなく、容易に掃除できる。
【0050】
一方、本体制御手段131が、圧力検出手段の圧力センサ134にて検出した負圧と、電流検出手段133にて検出した電動送風機14に流れる電流値とに基づいて、ホース60のみが接続された状態あるいはホース60に延長管91が接続された状態である吸込口本体85が接続されていない掃除形態であると認識した場合、弁体56にて排気ダクト部53を開放させて電動送風機室15と排気室50とを連通させる制御、すなわち弁駆動用電源136から開閉モータ57に電圧を印加して開閉モータ57を駆動させ、排気ダクト部53を開放させる制御をする。この弁体56の移動させて排気ダクト部53を開放させる動作の際、本体制御手段131は、電流検知手段137にて開閉モータ57に流れる電流値を検知し、所定の電流値を越えたことを認識すると、弁体56は排気ダクト部53を全開してさらに移動することができなくなった状態と判断し、弁駆動用電源136からの出力を停止させ、弁体56の開動作を終了する。
【0051】
この状態では、風路抵抗により、電動送風機14の駆動にて電動送風機室15内に排出された排気風は、本体循環風路67に流入することなく排気連通孔54から排気ダクト部53を介して排気室50に流れ、排気口52から外気中に排気され循環しない。
【0052】
このため、例えば図6に示すように、ホース60に鶴口145などの他の吸込口体が接続された状態では、塵埃を吸い込む吸込口101の近傍に循環風路121が開口する状態となる。この状態では、循環風路121から吹き出される排気風は鶴口145の吸込口146から再び吸い込まれて循環する割合が大きく低減し、逆に床面の塵埃を巻き上げるのみとなって、効率よく吸塵できなくなるが、排気風は排気口52から大気中に排気されて循環しないので、塵埃を巻き上げるなどを防止でき、循環風路121を構成しない一般的な電気掃除機と同様に鶴口145などの吸込口体の吸込口146から空気とともに確実に吸塵できる。
【0053】
上述したように、上記実施の形態によれば、電動送風機14の正圧側に吸込口本体85の吸込口101を開口する吸込室102が連通しない循環風路121が構成されない場合には、排気口開閉手段58の弁体56が電動送風機室15および排気口52を開口する排気室50間を連通して排気風を排気口52から排気させるので、例えば風路抵抗により鶴口145や家具ブラシなどの吹出孔108を有しない他の吸込口体が接続される位置に排気風が吹き出されることを防止でき、排気風にて塵埃が吹き飛ばされて吸塵できなくなるなどを防止できるとともに、他の吸込口体に設けた排気風が吹き出す部分を閉塞する構成にて閉塞しても排気風が弁体56にて開口する排気口52から排気されて吸込口101からの吸込風を確保でき、循環風路121が構成されない掃除形態でも効率よく吸塵でき、掃除形態に対応して適切な掃除ができ、掃除性を向上できる。
【0054】
また、循環風路121による電動送風機14の正圧側および吸込口101間の連通状況、すなわち掃除形態を圧力検知手段の圧力センサ134にて検知するため、掃除形態に対応して異なる風路抵抗により変動する圧力を検知することにより、掃除形態を認識するための構成を別途設ける必要がなく、ゴミ詰まりなどを判断する従来から利用されている圧力検知手段の圧力センサ134を用いる簡単な構成で容易に掃除形態を認識でき、排気口52の開閉制御が簡単な構成で容易にできる。
【0055】
さらに、開閉モータ57に流れる電流値が所定の値を越えたことを本体制御手段131にて認識することにより、弁体56の移動による排気口52の開閉動作が終了したと判断して開閉モータ57を停止させるので、別途スイッチなどを用いることなく簡単な構成で容易に排気口52の開閉ができる。
【0056】
なお、上記実施の形態において、掃除機本体1にホース60や延長管91、吸込口本体85を接続して掃除するキャニスタ型の電気掃除機について説明したが、掃除機本体1に延長管91を介して吸込口本体85が接続された構成や吸込部61に直接吸込口本体85が接続されたアップライト型やハンディ型などいずれの形態の電気掃除機でも同様の効果が得られる。
【0057】
また、掃除形態を圧力検知手段の圧力センサ134により認識して排気口開閉手段58を動作して排気口52を有した排気室50に連通する排気ダクト部53を開閉して説明したが、例えばホース60と延長管91あるいは吸込口本体85との間、および、延長管91と吸込口本体85との間に、それぞれの接続を検知するスイッチなどを設け、接続状態により電流値が異なるようにして本体制御手段131にて電流値を検出して接続状態を判断して掃除形態を認識するようにしてもよい。この構成によれば、確実に掃除形態を認識でき、弁体56により誤作動なく確実に排気口52を開閉できる。
【0058】
また、開閉モータ57に流れる電流値を検知する電流検知手段137を設け、この電流検知手段137にて検知した電流値に基づいて弁体56による開閉動作を認識して開閉モータ57の駆動を制御して説明したが、例えば図7および図8に示すように、スイッチなどにより弁体56の開閉動作を認識してもよい。
【0059】
すなわち、図7に示すように、本体ケース2内に、弁体56が排気ダクト部53を気密に閉塞した状態で閉成する第1のスイッチ151を設けるとともに、弁体56が排気ダクト部53を開放、すなわち本体循環風路67に排気風が流れずにほぼ全量が排気ダクト部53を流通可能な風路抵抗まで低減する開口状態以上に開口する時点で閉成する第2のスイッチ152を設ける。
【0060】
そして、図8の回路図に示すように、弁駆動用電源136に開閉モータ57を接続するとともに、本体制御手段131に第1のスイッチ151および第2のスイッチ152にて構成される弁位置手段153を接続する。
【0061】
この図7および図8に示す実施の形態では、本体制御手段131が、ホース60に延長管91を介して吸込口本体85が接続された状態あるいはホース60に吸込口本体85が接続された状態である吸込口本体85が接続された掃除形態、すなわち、電動送風機14のモータ排気孔34が吸込口本体85の吹出孔108に連通する循環風路121を構成する掃除形態であると判断した場合には、弁位置手段153の第1のスイッチ151および第2のスイッチ152の開閉状態により弁体56による開閉状態を判断し、第1のスイッチ151が閉成して第2のスイッチ152が開放して弁体にて排気ダクト部53が閉成されていると判断した場合には、弁体56にて排気ダクト部53が閉塞された状態を維持する制御、すなわち弁駆動用電源136から開閉モータ57に電圧を印加させずに開閉モータ57を駆動させない制御をする。
【0062】
なお、本体制御手段131が弁体56にて排気ダクト部53が閉成されている状態ではないと判断した場合には、弁駆動用電源136から開閉モータ57に電圧を印加印加して弁体56を移動させ、第1のスイッチ151が閉成して第2のスイッチ152が開放して弁体56にて排気ダクト部53が閉成されている状態にする。
【0063】
また、本体制御手段131が、圧力検知手段の圧力センサ134にて検出した負圧と、電流検出手段133にて検出した電動送風機14に流れる電流値とに基づいて、ホース60のみが接続された状態あるいはホース60に延長管91が接続された状態の掃除形態であると認識した場合には、弁位置手段153の第1のスイッチ151および第2のスイッチ152の開閉状態により弁体56による開閉状態を判断し、第1のスイッチ151が開放して第2のスイッチ152が閉成して弁体56が排気ダクト部53を開放していると判断した場合、弁体56にて排気ダクト部53が開放された状態を維持する制御、すなわち弁駆動用電源136から開閉モータ57に電圧を印加させずに開閉モータ57を駆動させない制御をする。
【0064】
なお、本体制御手段131が弁体56にて排気ダクト部53が開放されている状態ではないと判断した場合には、弁駆動用電源136から開閉モータ57に電圧を印加印加して弁体56を移動させ、第1のスイッチ151が開放して第2のスイッチ152が閉成して弁体56にて排気ダクト部53が閉成されている状態にする。
【0065】
さらに、図7および図8に示すような第1のスイッチ151および第2のスイッチ152などにより弁体56の開閉動作の認識の他、いずれの方法でもよい。
【0066】
また、弁体56にて排気ダクト部53の端部を閉塞する他に、排気ダクト部53の排気連通孔54を開閉したり、排気ダクト部53や区画壁部51を設けず、直接排気口52を開閉してもよい。
【0067】
さらに、弁体56による開閉は、回動の他、摺動移動など、いずれの開閉方法でもよい。
【0068】
一方、吸込口本体85に回転清掃体86を電動機87にて回転駆動して説明したが、排気風の流通により回転するエアタービンにて回転駆動させてもよく、回転清掃体86を設けなくてもよい。
【0069】
また、図6に示すような鶴口を用い、圧力センサにて検知した負圧の状態により弁体を動作させて説明したが、例えば図9に示すように、鶴口などの吸込口体160に排気風が吹き出る部分である循環風路121を閉塞するフランジ部164などの構成を設けて閉塞し、この閉塞により排気風が排気されてなくなって吸込風が得られなくなることを圧力センサにて検知して弁体56を移動させて排気口52を開口させる用にしてもよい。すなわち、鶴口などの吸込口体160として、ホース60の把持部162の内管80や延長管91の延長内管92に嵌着して接続した際に、外管163や延長外管93の端部を閉塞可能なフランジ部164を突設し、このフランジ部164に外管163や延長外管93の縁に気密に閉塞するシール部材165を設ける。この構成の吸込口体160を用いることにより、排気風が吹き出すことを確実に防止でき、圧力センサにて循環風路121が閉塞されたことを容易に認識できる。
【0070】
【発明の効果】
請求項1記載の電気掃除機によれば、電動送風機の正圧側が循環風路にて吸込口に連通しないことを排気口開閉手段の圧力センサが検出した場合に排気口開閉手段の弁体がケース体の電動送風機の正圧側に連通して開口する排気口を開口させるため、例えば循環風路を構成しない他の吸込口体を用いても排気口から排気風を排気させるのみで、被掃除面に向けて排気風が吹き出されることを防止でき、排気風にて塵埃が吹き飛ばされて吸塵できなくなることなどを防止できるとともに、他の吸込口体にそれぞれ排気風が吹き出す部分を閉塞する構成を設けて閉塞しても排気風が弁体にて開口する排気口から排気されるので吸気風を確保でき、循環風路が構成されない吸込口体の適切な使用もでき、かつ、循環風路による電動送風機の正圧側および吸込口間の連通状況を圧力センサにて検知するため、掃除形態すなわち排気風を循環させる掃除か循環させない掃除かに対応して異なる風路抵抗により変動する圧力を検知することにより簡単な構成で容易に掃除形態を認識でき、排気口の開閉制御が簡単な構成で容易にできる。
【0071】
請求項記載の電気掃除機によれば、請求項記載の電気掃除機の効果に加え、弁体を移動させて排気口を開閉する電動機に流れる電流値が所定の値を越えたことを電動機制御手段にて認識することにより、電動機制御手段は弁体の移動による排気口の開閉動作が終了したと判断して電動機を停止させるので、簡単な構成で容易に排気口を開閉できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態を示す掃除機本体の側面断面図である。
【図2】 同上ホースの把持部近傍を示す側面断面図である。
【図3】 同上吸込口本体を示す側面断面図である。
【図4】 同上平面断面図である。
【図5】 同上回路構成を示すブロック図である。
【図6】 同上鶴口をホースに接続した状況を示す説明図である。
【図7】 本発明の他の実施の形態を示す掃除機本体の側面断面図である。
【図8】 同上回路構成を示すブロック図である。
【図9】 本発明のさらに他の実施の形態を示す鶴口をホースに接続した状況を示す説明図である。
【符号の説明】
2 ケース体である本体ケース
13 集塵室
14 電動送風機
52 排気口
56 弁体
57 電動機である開閉モータ
58 排気口開閉手段
85,145,160 吸込口体である吸込口本体
101 吸込口
120 吸込風路
121 循環風路
131 電動機制御手段としての本体制御手段
134 圧力センサである圧力検知手段

Claims (2)

  1. 電動送風機を収容しこの電動送風機の負圧側に集塵室を設け前記電動送風機の正圧側に連通して排気口を開口するケース体と、
    被掃除面と対向する面に吸込口を開口する吸込口体と、
    この吸込口体の吸込口を前記集塵室を介して前記電動送風機の負圧側に連通する吸込風路と、
    前記電動送風機の正圧側を前記吸込口に連通させる循環風路と、
    この循環風路による前記電動送風機の正圧側および前記吸込口間の連通状況を検知する圧力センサと、前記ケース体に設けられ前記電動送風機の正圧側および前記排気口間を開閉可能な弁体を有し前記循環風路にて前記電動送風機の正圧側が前記吸込口に連通されないことを前記圧力センサが検出した場合には前記弁体により前記電動送風機の正圧側および前記排気口間を開口させる排気口開閉手段と
    を具備したことを特徴とする電気掃除機。
  2. 排気口開閉手段は、弁体を移動させる電動機と、この電動機に流れる電流値を検知してこの検知した電流値が所定の値を越えたことを認識することにより電動機を停止させる電動機制御手段とを備えた
    ことを特徴とした請求項記載の電気掃除機。
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