JP3788464B2 - マンホール連結体 - Google Patents
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マンホール連結体は、ボルト貫通孔を穿設した下側腕部を下部に設けた上側筒状体と、筒状ナットを埋め込んだ上側腕部を上部に設けた下側筒状体と、上側筒状体の下側平坦面と下側筒状体の上側平坦面との間に介装され、連結部分の液密性を保つためのシール部材と、筒状ナットの雌ネジ部に先端部が捩じ込まれるボルトと、筒状体連結時に、ボルト貫通孔から突出するボルト後端部に嵌め込まれる弾性ワッシャー、金属製ワッシャー、および締付ナットとを具備し、ボルト貫通孔は、上方から下方に向かって孔径が大きくなっていく円錐孔である。
マンホール連結体は、ボルト貫通孔を穿設した下側腕部を下部に設けた上側円筒体と、筒状ナットを埋め込んだ上側腕部を上部に設けた下側円筒体と、上側円筒体の下側平坦面と下側円筒体の上側平坦面との間に介装され、連結部分の液密性を保つためのシール部材と、筒状ナットの雌ネジ部に先端部が捩じ込まれるボルトと、円筒体連結時に、ボルト貫通孔から突出するボルト後端部に嵌め込まれる弾性ワッシャー、金属製ワッシャー、および締付ナットとを具備し、ボルト貫通孔は、上方から下方に向かって孔径が大きくなっていく円錐孔である。
マンホール連結体は、請求項1または請求項2の構成に加え、シール部材はゴムで形成され、下側平坦面と接する内周側上面部、上側平坦面と接する内周側下面部、または内周側上、下面部をブチルゴムにしたことを特徴とする。
マンホール連結体は、請求項3の構成に加え、上側平坦面と接するシール部材の外周側下面部、および下側平坦面と接するシール部材の外周側上面部に、複数のリブを形成したことを特徴とする。
マンホール連結体は、上側に位置する上側筒状体の下部に下側腕部を設け、下側に位置する下側筒状体の上部に上側腕部を設け、筒状体間にシール部材を介装し、ボルト貫通孔から突出するボルト後端部に、弾性ワッシャー、金属製ワッシャー、および締付ナットを嵌め込み、締付ナットを締付けることにより、筒状体どうしを連結している。
連結する際に、L字状の取付プレート、短尺・長尺ボルト、ナット部が不要であり、下記に示す利点が生じる。
◎連結用部品数を低減できる。
◎取付プレートを各筒状体に取付ける手間が省ける。
◎鋭利な突起物が露出しないので安全性に優れる。
◎筒状体にナット部を取付ける必要がないので、筒状体の機械的強度が向上する。
◎筒状体は、締付ナットの締付けによる荷重を受け難いので、クラックの発生を防止でき、筒状体が破損し難い。
また、下記の連結作業時に、ボルトが容易に、円錐状のボルト貫通孔内を貫通することができ、作業を円滑に行える。
下側円筒体の上側平坦面にシール部材を配し、上側腕部に埋め込まれた筒状ナットの雌ネジ部にボルトの先端部を捩じ込んでおく。
そして、下側円筒体の上方から、ボルト貫通孔を穿設した下側腕部を下部に設けた上側円筒体を降ろしていき、ボルト貫通孔にボルトを貫通させる。
マンホール連結体は、上側に位置する上側円筒体の下部に下側腕部を設け、下側に位置する下側円筒体の上部に上側腕部を設け、円筒体間にシール部材を介装し、ボルト貫通孔から突出するボルト後端部に、弾性ワッシャー、金属製ワッシャー、および締付ナットを嵌め込み、締付ナットを締付けることにより、円筒体どうしを連結している。
連結する際に、L字状の取付プレート、短尺・長尺ボルト、ナット部が不要であり、下記に示す利点が生じる。
◎連結用部品数を低減できる。
◎取付プレートを各円筒体に取付ける手間が省ける。
◎鋭利な突起物が露出しないので安全性に優れる。
◎円筒体にナット部を取付ける必要がないので、円筒体の機械的強度が向上する。
◎円筒体は、締付ナットの締付けによる荷重を受け難いので、クラックの発生を防止でき、円筒体が破損し難い。
また、下記の連結作業時に、ボルトが容易に、円錐状のボルト貫通孔内を貫通することができ、作業を円滑に行える。
下側円筒体の上側平坦面にシール部材を配し、上側腕部に埋め込まれた筒状ナットの雌ネジ部にボルトの先端部を捩じ込んでおく。
そして、下側円筒体の上方から、ボルト貫通孔を穿設した下側腕部を下部に設けた上側円筒体を降ろしていき、ボルト貫通孔にボルトを貫通させる。
連結部の液密性の確保と、各筒状体(または各円筒体)に加わる振動を吸収して、筒状体(または円筒体)の破損を防止するため、シール部材をゴムで形成している。
上側筒状体(または上側円筒体)の下側平坦面と接するシール部材の内周側上面部、または、下側筒状体(または下側円筒体)の上側平坦面と接するシール部材の内周側下面部をブチルゴムにすれば、連結部分の液密性を十分、確保することができる。更に、シール部材の内周側上、下面部をブチルゴムにすれば、連結部分の液密性をより一層、確保することができる。
マンホール連結体は、筒状体(または円筒体)の上側平坦面と接するシール部材の外周側下面部、および下側平坦面と接するシール部材の外周側上面部に複数のリブを形成しているので、シール性をより一層、確保することができる。
[参考例1]
[参考例2]
[参考例3]
[参考例4]
[参考例5]
[参考例6]
[参考例7]
[参考例8]
(参考例1〜8の変形例)
上記参考例におけるマンホール筒体部2、3、4は三段に限らず、地中の埋設深さに応じて四段あるいは五段など所望に段積みすることができる。
〔1〕図14に示す如く、マンホール筒体部4の上側平坦面48にシール部材60を配し、上側腕部41に埋め込まれた筒状ナット42の雌ネジ部44にボルト43の先端部を捩じ込んでおく。
〔2〕下側腕部31のボルト貫通孔32の下方にボルト43が来る位置関係を維持して、マンホール筒体部4の上方から、マンホール筒体部3を降ろしていき、ボルト貫通孔32にボルト43を貫通させる。この際、ボルト貫通孔32は、上方から下方に向かって孔径が大きくなっていく円錐孔であるので、ボルト貫通孔32内をボルト43が容易に貫通する。
〔3〕ボルト貫通穴32から突出するボルト43の後端部に、ゴムワッシャー45、ワッシャー46、および締付ナット47を嵌め込む。
◎連結用部品の点数を低減できる。
◎取付プレート13を、マンホール筒体部2、3、4に取付ける必要がないので手間がかからない。
◎L字状の取付プレート13等、鋭利な突起物が露出しないので安全性に優れる。
◎マンホール筒体部2、3、4にナット部11を取付ける必要がないので、マンホール筒体部2、3、4の機械的強度が向上する。
◎マンホール筒体部2、3、4は、締付ナット47の締付けによる荷重を受け難いので、クラックの発生を防止でき、マンホール筒体部2、3、4が破損し難い。なお、参考例1〜参考例8の連結方式の場合には、取付ネジに点負荷がかかるため、マンホール筒体部2、3、4の連結部分にクラックが入らない様にするクラック防止策を施す必要がある。
◎ボルト貫通孔32は、上方から下方に向かって孔径が大きくなっていく円錐孔である。
◎マンホール筒体部3の下側平坦面35と、マンホール筒体部4の上側平坦面48との間に介装されるシール部材60は、内周側上面部および内周側下面部を共にブチルゴム61で形成し、外周側上面部および外周側下面部に、複数のリブ62を形成している。
(実施例1の変形例)
図16に示すマンホール連結体に用いるシール部材60は、下側平坦面35と接する内周側上面部および上側平坦面48と接する内周側下面部を共にブチルゴム61で形成している。
3 マンホール筒体部(上側筒状体、上側円筒体、下側筒状体、下側円筒体)
4 マンホール筒体部(下側筒状体、下側円筒体)
31 下側腕部
32 ボルト貫通孔
35 下側平坦面
41 上側腕部
42 筒状ナット
43 ボルト
44 雌ネジ部
45 ゴムワッシャー(弾性ワッシャー)
46 ワッシャー(金属製ワッシャー)
47 締付ナット
48 上側平坦面
60 シール部材
61 ブチルゴム
62 リブ
Claims (4)
- ボルト貫通孔を穿設した下側腕部を下部に設けた上側筒状体と、
筒状ナットを埋め込んだ上側腕部を上部に設けた下側筒状体と、
前記上側筒状体の下側平坦面と前記下側筒状体の上側平坦面との間に介装され、連結部分の液密性を保つためのシール部材と、
前記筒状ナットの雌ネジ部に先端部が捩じ込まれるボルトと、
筒状体連結時に、前記ボルト貫通孔から突出するボルト後端部に嵌め込まれる弾性ワッシャー、金属製ワッシャー、および締付ナットとを具備するマンホール連結体であって、 前記ボルト貫通孔は、上方から下方に向かって孔径が大きくなっていく円錐孔であることを特徴とするマンホール連結体。 - ボルト貫通孔を穿設した下側腕部を下部に設けた上側円筒体と、
筒状ナットを埋め込んだ上側腕部を上部に設けた下側円筒体と、
前記上側円筒体の下側平坦面と前記下側円筒体の上側平坦面との間に介装され、連結部分の液密性を保つためのシール部材と、
前記筒状ナットの雌ネジ部に先端部が捩じ込まれるボルトと、
円筒体連結時に、前記ボルト貫通孔から突出するボルト後端部に嵌め込まれる弾性ワッシャー、金属製ワッシャー、および締付ナットとを具備するマンホール連結体であって、 前記ボルト貫通孔は、上方から下方に向かって孔径が大きくなっていく円錐孔であることを特徴とするマンホール連結体。 - 前記シール部材はゴムで形成され、前記下側平坦面と接する内周側上面部、前記上側平坦面と接する内周側下面部、または内周側上、下面部をブチルゴムにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマンホール連結体。
- 前記上側平坦面と接する前記シール部材の外周側下面部、および前記下側平坦面と接する前記シール部材の外周側上面部に、複数のリブを形成したことを特徴とする請求項3に記載のマンホール連結体。
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KR102603946B1 (ko) * | 2023-01-25 | 2023-11-21 | 주식회사 한결가치 | 내진기능이 향상된 하수관거의 우수 유입 제어시스템 |
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