JP3787229B2 - 集魚具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、魚釣りに用いられる集魚具に関する。
【0002】
【従来の技術】
光により魚を集めることは従来から知られており、その方法としては、例えば、漁船の上より集魚灯によって海面を照らして魚を集める方法や、魚釣具の道糸の途中に化学発光体を取り付けることによって海中で発光させ、魚を集める方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、集魚灯を用いる方法は、漁船に集魚灯を備える必要があり、装備が大がかりとなる。また、海面上より照らすので、深度が深いと、海底付近の魚を集めにくくなる。
【0004】
また、化学発光体を取り付ける場合、ある程度魚を集めることができるが、この発光体は海中で発光状態のままであるので、変化が少なく、魚の好奇心を煽りにくいため、より多くの魚を集めにくい。
【0005】
そこで、この発明の課題は、大がかりな装備を用いることなく、より多くの魚を集めることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この集魚具にかかる発明は、発光体及びケーシングからなり、このケーシングの所定の位置及びこれと相対する位置に連結部をそれぞれ設け、上記各連結部に道糸又は釣針を連結し、上記両連結部を結ぶ方向に長い収納部を上記ケーシングの内部に設け、上記収納部を形成するケーシングの周壁を上記収納部の長さ方向に2つの区域に分け、その一方の区域の周壁又はその周壁と接する端壁、及び他方の区域の周壁又はその周壁と接する端壁に、それぞれ少なくとも1つ外部と通じる開口部を設け、上記一方の区域の周壁は透光性を有し、上記他方の区域の周壁は遮光性を有し、上記収納部に上記いずれかの区域の長さと実質的に等しい長さの発光体をその長さ方向に移動可能に収納してなる。
【0007】
さらに、上記の2つの区域に分けられた収納部について、その一方の区域の周壁を透光性とし、かつ、他方の区域の周壁を遮光性とするかわりに、これら2つの区域の周壁をいずれも透光性とすると共に、これら2つの区域の周壁の色相を互いに異ならせることができる。
【0008】
また、発光体及びケーシングからなり、このケーシングの所定の位置及びこれと相対する位置に連結部をそれぞれ設け、上記各連結部に道糸又は釣針を連結し、上記ケーシングに切欠部を設け、上記切欠部を形成する1つの壁面から上記両連結部を結ぶ方向に円柱状の穴を設け、この穴の周面と連続する内周面を有する円筒体を上記切欠部に設け、上記穴及び円筒体により収納部を形成し、上記穴の周壁又はその周壁と接する端壁、及び上記円筒体又はその円筒体と接する上記ケーシングの壁に、それぞれ少なくとも1つ外部と通じる開口部を設け、上記円筒体は透光性であり、上記収納部に上記の穴の長さ又は円筒体の長さと実質的に等しい長さの発光体をその長さ方向に移動可能に収納してなる。
【0009】
この集魚具は、一方の連結部に道糸が連結され、他方の連結部に道糸又は釣針が連結されて、水中に投じられる。ケーシングには少なくとも2つの開口部が設けられているので、水中に投じられると収納部に水が入り、水中で沈みやすくなる。さらに、この集魚具の他方の連結部に連結される道糸等におもりが取り付けられるので、他方の連結部側が水中で下方に向いて水中を降下する。
【0010】
また、このおもりを取り付ける代わりに、上記のケーシングの部分のうち、他方の連結部を有する側の部分を金属等の水より重い材料で構成すると、上記のおもりを取り付けた場合と同様に、他方の連結部側が下方に向いて水中を降下する。さらに、上記のケーシングの部分のうち、他方の連結部を有する側の部分を金属等の水より重い材料で構成することに加えて、他方の連結部側に連結した道糸等におもりをつければ、より早く集魚具を水中を降下させることができる。
【0011】
これらいずれの場合も、ケーシングは水中で垂直の状態となり、その内部の収納部に収納された発光体は、上下方向に移動可能となる。この発光体は、一般に水より軽いため、水中においては浮力によって上昇し、収納部の上端面に接する状態で存在する。
【0012】
上記の集魚具を水底近くに沈めた状態で道糸を急に引き上げると、ケーシングは道糸と一緒に上方に引き上げられるが、発光体はこの急な動きについていけず、遅れて浮力によって上昇する。このため、発光体は一時的に収納部の下方に移動することとなる。収納部を形成するケーシングの周壁は、2つの区域を有しており、その両方の区域が透光性を有する周壁と遮光性を有する周壁に分けられる場合と、両方の区域とも透光性を有するが色相が異なる周壁に分けられる場合とがある。
【0013】
透光性と遮光性の周壁に分けられる場合は、道糸の急な引き上げによって、発光体は、収納部の中において、透光性を有する周壁から遮光性を有する周壁への移動、又はその逆に、遮光性を有する周壁から透光性を有する周壁への移動することになる。また、色相の異なる周壁に分けられた場合は、2つの色相の異なる周壁間で移動することになる。このため、いずれの場合も、道糸の急な引き上げを繰り返すことにより、発光体から発する光の点滅や光の色相の変化が生じる。これらの点滅や色相の変化によって魚の好奇心を誘うことが可能となる。
【0014】
また、釣竿の急な引き上げの繰り返しによって、ケーシングの収納部の両端面と発光体との衝突が繰り返されるので、衝突音が発生する。この衝突音によっても、魚の好奇心を誘うことが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面を参照して説明する。
【0016】
この発明にかかる集魚具1は、図1又は図2に示すように、発光体2及びケーシング3からなる。
【0017】
上記発光体2は、光を発するものであり、化学発光体やダイオード発光体等があげられる。化学発光体の具体例としては、ケミホタル(登録商標)があげられる。また、ダイオード発光体は電池によって発光するが、これを使用するときは、使用場所が水中であることから、防水加工が施された電池が使用される。
【0018】
上記ケーシング3の所定の位置に連結部11が設けられ、また、この連結部11と相対する位置に連結部12が設けられる。例えば、図1又は図2に示すように、円筒状の場合は、その両端部に連結部11、12が設けられる。この各連結部11、12には道糸21、22が連結される。また、連結部12には、道糸22のかわりに釣針23を設けることができる(図6参照)。
【0019】
図2に示すように、上記両連結部11、12を結ぶ方向に長い収納部13が、ケーシング3の内部に設けられる。
【0020】
収納部13を形成するケーシング3の周壁は、収納部13の長さ方向に2つの区域に分けられる。図1又は2に示すように、一方の区域の周壁と接する端壁に外部と通じる開口部14が設けられ、及び、他方の区域の周壁と接する端壁に外部と通じる開口部15が設けられる。この開口部14、15は、収納部13を形成するケーシング3の両端部に設けられる場合だけでなく、収納部13を形成するケーシング3の周壁に設けてもよい。すなわち、図3(a)に示すように、一方の区域の周壁に外部と通じる開口部14’を設け、及び、他方の区域の周壁に外部と通じる開口部15’を設けてもよい。また、これらの組み合わせであってもよい。すなわち、一方の区域の周壁又はその周壁と接する端壁に開口部14又は14’の少なくとも1つを設け、他方の区域の周壁又はその周壁と接する端壁に開口部15又は15’の少なくとも1つを設けることができる。このようにすれば、ケーシング3を急激に引き上げたとき、ケーシング3外部から上端側の開口部14、14’、ケーシング3内部、下端側の開口部15、15’、及びケーシング3外部へと水の流れが生じるので、ケーシング3内の収納部13の上端側にある発光体2がその流れにのって、ケーシング3内の収納部13の下端側に移動しやすくなる。
【0021】
上記の周壁に開口部14’、15’を設ける場合、それら形状は、図3(b)に示すような円形のものに限られず、図3(c)に示すようなスリット形状のものでもよい。また、上記の周壁に開口部14’、15’を設ける場合、それらの位置は、各区域内であれば特に限定されないが、収納部13の両端面から開口部14’又は15’までの距離が、発光体2の長さより短いのが好ましい。このようにすれば、ケーシング3を急激に引き上げてケーシング内部に水流を生じさせたとき、発光体2がその流れにのって、ケーシング3のの収納部13の下端側に移動しやすくなるからである。
【0022】
上記の周壁は各区域毎に異なる特徴を有する。すなわち、上記の一方の区域の周壁17は透光性を有し、上記の他方の区域の周壁16は遮光性を有する。このため、周壁17を有する区域の収納部13に発光体が存在すると、発光体の発する光が周壁17を通じて外部に放射される。また、周壁16を有する区域の収納部13に発光体が存在すると、発光体の発する光が周壁16によって遮蔽される。
【0023】
収納部13には、上記のいずれかの区域の長さ、すなわち、周壁17の長さ又は周壁16の長さと実質的に等しい長さの発光体2がその長さ方向に移動可能に収納される。図1又は2の集魚具1には、収納部13の両端部に突部18、19が設けられており、発光体2が直接、連結部11、12と衝突するのを防止する。
【0024】
次に、この集魚具1の作用を図1及び図2に示す集魚具1を用いて説明する。
連結部11に道糸21を連結して水中に投じると、ケーシング3に設けられた2つの開口部14、15から収納部13に水が入り、水中で沈みやすくなる。さらに、この集魚具1の連結部12に連結される道糸22におもり(図示せず)が取り付けられるので、連結部12側が水中で下方に向いて水中を降下する。
【0025】
また、このおもりを取り付ける代わりに、図1に示すように、ケーシング3の部分のうち水中で下方に向く端部、すなわち、連結部12を有する側の部分を金属等の水より重い材料から構成されるおもり部20を形成すると、図4(a)に示すように、上記のおもりを取り付けた場合と同様に、ケーシング3の連結部12側が下方に向いて水中を降下する。さらに、上記のようにおもり部20をケーシング3に形成すると共に、連結部12側に連結した道糸22におもりをつければ、より早く集魚具を水中を降下させることができる。
【0026】
このとき、ケーシング3は水中で垂直の状態となり、その内部の収納部に収納される発光体2は、上下方向に移動可能となる。したがって、周壁17及び連結部11が上方に配置され、周壁16及び連結部12が下方に配置される。また、発光体2は、一般に水より少し軽いため浮力によって上昇し、収納部の上端面に接する状態で存在する。周壁17は透光性を有するので、発光体2の光は周壁17を透過してそのまま水中に放射される。
【0027】
道糸21を急に引き上げると、ケーシング3は道糸21と一緒に上方に引き上げられる。このとき、ケーシング3外部の水が上端側に配置される開口部14から収納部13に入り、下端側に配置される開口部15からケーシング3の外部にでる水流が生じる。このため、発光体2は、図4(b)に示すように、一時的に収納部13の下端側に移動することとなる。ケーシング3の下端側の周壁16は遮光性を有するので、発光体2の光は周壁16を透過せず遮蔽される。その後、発光体2は浮力で収納部13の上端側に戻る。ケーシング3の上端側の周壁17は透光性を有するので、1回の集魚具1の急な引き上げの操作により点滅を生じさせることができる。
【0028】
したがって、道糸21を急に引き上げるたびに発光体2の光を遮蔽でき、この操作を繰り返すことにより発光体2を点滅を繰り返すことができる。この点滅によって魚の好奇心を誘うことが可能となる。
【0029】
また、道糸21の急な引き上げの繰り返しによって、発光体2は、図2に示すように、ケーシング13の突部18、19との衝突が繰り返される。このため、衝突音が発生する。この衝突音によっても、魚の好奇心を誘うことが可能となる。
【0030】
発光体2の長さは、ケーシング3を水中に入れたときに上方に配置される周壁17の長さと実質的に等しい長さ、すなわち、周壁17の長さの0.5〜1.5倍が好ましい。このようにすれば、ケーシング3の動きに対して生じる発光体2の点滅に支障をきたさない。
【0031】
上記の周壁16と周壁17の位置は図1又は図2に記載の位置関係に限られるものではなく、周壁16と周壁17との位置を逆に設けてもよい。これにより、通常、発光体2の光は遮蔽され、道糸21を急に引き上げた時にのみ、光を発するという点滅を生じさせることができる。
【0032】
また、これら2つの区域の周壁16、17のいずれをも透光性とすると共に、これら2つの区域の周壁16、17の色相を互いに異なるものとしてもよい。これにより、通常は、上方側の周壁17に発光体が位置するので、この周壁17の色相の色を発することとなり、道糸21を急に引き上げた時にのみ、下方側の周壁16の色相の色を発することとなる。いずれの場合も、上記と同様に魚の好奇心を煽り、魚が釣れやすくなる。
【0033】
ところで、上記図1〜図3に記載の集魚具1以外に、図5に示す集魚具1aを用いることができる。この集魚具1aは、道糸に通された弾力性のあるリングからなる連結部25、25’を用いてケーシング3と道糸24を一体化させる以外は図1に示す集魚具1と同様である。集魚具1aは、その両端部付近を連結部25、25’によって道糸24に一体的に連結されるので、道糸24を途中で切断することなく、この集魚具1aを取り付けることが可能となる。この連結部25、25’は、道糸24を途中で切断することなく、集魚具1a及び道糸24を一体的に連結させるものであれば、特にリングに限定させるものではない。
【0034】
また、図6に示すように、水中で下方に位置する連結部12に直接釣針23を設けた集魚具1bを用いることができる。この場合、集魚具1bをルアーとして使用することができる。
【0035】
上記図5に記載の集魚具1a、図6に記載の集魚具1bは、いずれも、図3に記載の集魚具1の場合と同様に、両端壁に設けた開口部14、15の代わりに、周壁に開口部14’、15’を設けてもよい。
【0036】
さらにまた、図7(a)(b)に示すように、ルアーからなる集魚具1cを用いることができる。この集魚具1cは、発光体2及びケーシング31からなる。このケーシング31は、ルアーとして用いられる任意の形状をとることができる。このケーシング31の所定の位置に連結部32及びこれと相対する位置に連結部33がそれぞれ設けられる。この連結部32には道糸が連結され、連結部33には釣針23が連結される。ケーシング31には切欠部34が設けられ、切欠部34を形成する1つの壁面35から両連結部32、33を結ぶ方向に円柱状の穴36が設けられる。また、この穴36の周面と連続する内周面を有する円筒体37を切欠部34に設ける。上記の穴36及び円筒体37により収納部38が形成される。この収納部38のうち、穴36の周壁と接する端壁、及び円筒体37の端部と接するケーシング31の壁に、それぞれ外部と通じる開口された通路からなる開口部39、40がそれぞれ設けられる。
【0037】
この開口部39、40の代わりに、図8に示すように、穴36の周壁及び円筒体37に、それぞれ外部と通じる開口された通路からなる開口部39’、40’をそれぞれ設けてもよい。また、これらの組み合わせであってもよい。すなわち、穴の周壁又はその周壁と接する端壁に外部と通じる開口部39、39’の少なくとも1つを設け、円筒体37又はその円筒体37の端部に位置するケーシング31の壁に外部と通じる開口部40、40’の少なくとも1つを設けてもよい。これらの開口部を設けることにより、図1〜3に記載の集魚具1の場合と同様に、ケーシング31を急に引き上げた場合、ケーシング31の外部から、上端側の開口部39、39’、ケーシング31内部、及び下端側の開口部40、40’を経由してケーシング31の外部にでる水流が形成され、発光体2をケーシング31の下端側に押すことが可能となる。
【0038】
円筒体37は透光性を有し、収納部38に穴36の長さ又は円筒体37の長さと実質的に等しい長さの発光体をその長さ方向に移動可能に収納する。
【0039】
この集魚具1cを水中に投入した場合、ケーシング31自体がルアーとしての自重を有し、水中に入れると道糸が連結された連結部32側が上方に配される。このとき、穴36は、切欠部34の上方側の壁面35に設けられているので、通常では、発光体2は、穴36内に入って、発光体2の光は遮蔽される。連結部32に連結した道糸を急に引き上げた場合、上記の場合と同様に、発光体2が下方に一時的に移動するので、発光体2の光が円筒体37を透過して光を放射する。
【0040】
したがって、上記の場合と同様に、連結部32に連結した道糸を急に引き上げる操作を繰り返すことにより、発光体2の光を点滅させることができる。
【0041】
また、連結部32側を上方としたとき、切欠部34の下方側の壁面41から穴を設ければ、通常は光を放射し、連結部32に連結された道糸を急に引き上げることにより遮光するという光の点滅を生じさせることができる。
【0042】
なお、このときの発光体2の長さは、図1に示す集魚具1の場合と同様にすることができる。
【0043】
また、図9に示すように、からみ防止用のL型の天秤の垂直側部分に上記集魚具1を用いてもよい。すなわち、集魚具1を垂直部分に用い、集魚具1の下端側端部に集魚具1の長さ方向と直角方向に横棒42を設け、その先端に道糸22を取り付け、集魚具1の下端部におもり43を設けることにより、天秤を集魚具として使用することができる。このおもり43の取り付け方は、特に限定されないが、ケーシング3の下端部に開口部15を設け、横棒42がケーシング3の開口部15を横断する場合、この開口部15を通る横棒42の部分でおもり43と連結させることができる。このようにすれば、おもりを容易に取り付けることができ、かつ、開口部15が閉塞されないので、収納部13内を通る水流が抑制されず、集魚具1としての役割を果たすことができる。
【0044】
このケーシング3の下端部の構造は、横棒42のかわりに開口部15を横断し、ケーシング3に固定するピンを設けると、このピンにおもりや道糸を連結することにより、図1〜図3や図6に示す集魚具1、1bの下端部の構造として使用することができる。
【0045】
この天秤は、釣糸等のもつれ防止や魚がかかったときの緩衝以外に、集魚の役割も果たすことができる。
【0046】
【発明の効果】
この発明によれば、発光体から発する光を点滅させたり、光の色相を変化させることができる。これにより魚の好奇心を誘うことが可能となる。
【0047】
さらに、道糸の急な引き上げの繰り返しによって、ケーシングの収納部の両端面と発光体との衝突が繰り返されるので、衝突音が発生する。この衝突音によっても、魚の好奇心を誘うことが可能となる。
【0048】
また、集魚具のおもり部の重量を増加させると、集魚具自体をおもりとして使用することができる。このとき、集魚具とおもりが一体となるので、仕掛けが絡みにくくなり好ましい。
【0049】
さらに、集魚具の下方側の連結部に釣針を直接連結することにより、集魚具自体をルアーとして使用することができる。
【0050】
さらにまた、ルアーの一部に発光体を装着させることができ、ルアーを集魚具として使用することができる。
【0051】
また、L型の天秤として集魚具を使用することができ、釣糸等のもつれ防止や魚がかかったときの緩衝の役目を果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる集魚具の例を示す斜視図
【図2】図1の断面図
【図3】(a)この発明にかかる集魚具の他の例を示す断面図
(b)(a)の開口部の一部拡大正面図
(c)(b)の開口部の形状を変更した正面図
【図4】(a)図1の集魚具を水中に沈めたときの状態を示す正面図
(b)図1の集魚具を水中で急に引き上げた状態を示す正面図
【図5】この発明にかかる集魚具の他の例を示す斜視図
【図6】この発明にかかる集魚具の他の例を示す斜視図
【図7】(a)この発明にかかる集魚具の他の例を示す斜視図
(b)(a)のA−A断面図
【図8】図7(a)集魚具の他の例を示す斜視図
【図9】この発明にかかる集魚具の他の例を示す断面図
【符号の説明】
1、1a、1b、1c 集魚具
2 発光体
3 ケーシング
11 連結部
12 連結部
13 収納部
14 開口部
15 開口部
16 周壁
17 周壁
18 突部
19 突部
20 おもり部
21 道糸
22 道糸
23 釣針
24 水
25、25’ 連結部
31 ケーシング
32 連結部
33 連結部
34 切欠部
35 壁面
36 穴
37 円筒体
38 収納部
39 開口部
40 開口部
41 壁面
42 横棒
43 おもり

Claims (3)

  1. 発光体及びケーシングからなり、このケーシングの所定の位置及びこれと相対する位置に連結部をそれぞれ設け、上記各連結部に道糸又は釣針を連結し、上記両連結部を結ぶ方向に長い収納部を上記ケーシングの内部に設け、上記収納部を形成するケーシングの周壁を上記収納部の長さ方向に2つの区域に分け、その一方の区域の周壁又はその周壁と接する端壁、及び他方の区域の周壁又はその周壁と接する端壁に、それぞれ少なくとも1つ外部と通じる開口部を設け、上記一方の区域の周壁は透光性を有し、上記他方の区域の周壁は遮光性を有し、上記収納部に上記いずれかの区域の長さと実質的に等しい長さの発光体をその長さ方向に移動可能に収納してなる集魚具。
  2. 発光体及びケーシングからなり、このケーシングの所定の位置及びこれと相対する位置に連結部をそれぞれ設け、上記各連結部に道糸又は釣針を連結し、上記両連結部を結ぶ方向に長い収納部を上記ケーシングの内部に設け、上記収納部を形成するケーシングの周壁を上記収納部の長さ方向に2つの区域に分け、その一方の区域の周壁又はその周壁と接する端壁、及び他方の区域の周壁又はその周壁と接する端壁に、それぞれ少なくとも1つ外部と通じる開口部を設け、上記2つの区域の周壁はいずれも透光性であると共に、これら2つの区域の周壁は互いに色相が異なり、上記収納部に上記いずれかの区域の長さと実質的に等しい長さの発光体をその長さ方向に移動可能に収納してなる集魚具。
  3. 発光体及びケーシングからなり、このケーシングの所定の位置及びこれと相対する位置に連結部をそれぞれ設け、上記各連結部に道糸又は釣針を連結し、上記ケーシングに切欠部を設け、上記切欠部を形成する1つの壁面から上記両連結部を結ぶ方向に円柱状の穴を設け、この穴の周面と連続する内周面を有する円筒体を上記切欠部に設け、上記穴及び円筒体により収納部を形成し、上記穴の周壁又はその周壁と接する端壁、及び上記円筒体又はその円筒体と接する上記ケーシングの壁に、それぞれ少なくとも1つ外部と通じる開口部を設け、上記円筒体は透光性であり、上記収納部に上記の穴の長さ又は円筒体の長さと実質的に等しい長さの発光体をその長さ方向に移動可能に収納してなる集魚具。
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