JP3786270B2 - ディジタルカメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はディジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタルカメラには、例えば合成画像の素材としてのデータを記録するという用途がある。合成画像は、写真付挨拶状、枠付き写真シールなどを印刷するために広く用いられている。
特許文献1には、予め不揮発性メモリ等に格納された合成用の静止画像(既定画像)と被写体を表す画像とを撮影モードにおいてシャッタスイッチが押されるまで合成表示するディジタルカメラが開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−45352号公報(段落0030、図7c)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1に開示されたディジタルカメラによると、ユーザによって選択された既定画像に、被写体を表す静止画像の上に重畳合成される画素が無い場合、撮影モードにおいて既定画像が選択されていない状態と既定画像が選択されている状態とを判別できないという問題がある。尚、被写体を表す静止画像の上に重畳合成される画素が無い既定画像とは、例えば被写体を表す静止画像の全体がその前面の一部にレイアウトされる画像である。
【0005】
本発明は、撮影モードにおいて既定画像が選択されていない状態と既定画像が選択されている状態とを容易に判別できるディジタルカメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係るディジタルカメラは、被写体の光学像を結像させる光学系と、結像された被写体の光学像をディジタル画像に変換する変換手段と、前記変換手段が出力するディジタル画像に合成される既定画像を選択するための選択手段と、ディスプレイと、選択された既定画像について、前記変換手段が出力するディジタル画像の上に重畳合成される画素の有無を判別する判別手段と、前記変換手段が出力するディジタル画像の上に重畳合成される画素を有する既定画像が選択された場合、静止画記録指示を入力可能な状態において、選択された既定画像のサムネイル画像と前記変換手段に出力させるディジタル動画像とを前記ディスプレイに合成表示し、前記変換手段が出力するディジタル画像の上に重畳合成される画素が無い既定画像が選択された場合、静止画記録指示を入力可能な状態において、所定のオブジェクトと前記変換手段に出力させるディジタル動画像とを前記ディスプレイに合成表示する表示制御手段と、静止画記録指示が入力されたとき、前記変換手段に出力させたディジタル静止画像を選択された既定画像に関連付けて不揮発性メモリに格納する画像記録手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
本発明に係るディジタルカメラによると、変換手段が出力するディジタル画像の上に重畳合成される画素を有する既定画像がユーザによって選択された場合、選択された既定画像のサムネイル画像と前記変換手段に出力させたディジタル動画像とがディスプレイに合成表示される。また、変換手段が出力するディジタル画像の上に重畳合成される画素が無い既定画像がユーザによって選択された場合、所定のオブジェクトと変換手段に出力させたディジタル動画像とがディスプレイに合成表示される。したがって、撮影モードにおいて既定画像が選択されている状態では、選択された既定画像のサムネイル画像又は予め決められた所定のオブジェクトがディスプレイに表示されることから、ユーザは既定画像が選択されている状態であることを容易に知ることができる。すなわち、本発明に係るディジタルカメラによると、撮影モードにおいて既定画像が選択されていない状態と既定画像が選択されている状態とを容易に判別することができる。
【0008】
さらに、本発明に係るディジタルカメラでは、前記オブジェクトは、前記ディスプレイの端部に表示される帯状図形であることを特徴とする。このため、ユーザは被写体のディジタル動画像を注視していても撮影モードにおいて既定画像が選択されていない状態と既定画像が選択されている状態とを容易に判別することができる。
【0009】
尚、本発明に備わる複数の手段の各機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、又はそれらの組み合わせにより実現される。また、これら複数の手段の各機能は、各々が物理的に互いに独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されない。また、本発明は装置の発明として特定できるだけでなく、プログラムの発明としても、そのプログラムを記録した記録媒体の発明としても、方法の発明としても特定することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、複数の実施例に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
(第一実施例)
図2は、本発明の第一実施例によるディジタルカメラ1の構成を示すブロック図である。図3(A)、図3(B)は、それぞれディジタルカメラ1の外観を示す背面図、正面図である。
光学系30は、筐体64に収容されたレンズ68、絞り等で構成されている。光学系30はイメージセンサ32の受光面に被写体の光学像を結像させる。
【0011】
変換手段としてのイメージセンサ32は、2次元空間に離散的に配置された光電変換素子とCCD(Charge Coupled Device)等の電荷転送素子とを備えたエリアイメージセンサである。イメージセンサ32は、センサコントローラ40によって駆動される。イメージセンサ32は、光電変換して得られる電荷を光電変換素子毎に一定時間蓄積し、光電変換素子毎の受光量に応じた電気信号を出力する。受光面にC(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yellow)及びG(Green)の4色の補色フィルタ、又はR(Red)、G(Green)及びB(Blue)の原色フィルタを設けることによりカラー画像を形成することが可能になる。
【0012】
変換手段としてのA/D変換部(ADC)34は、イメージセンサ32から出力されるアナログ信号を量子化しディジタル信号に変換する。具体的には例えば、ADC34は、アナログ信号に含まれる雑音の低減処理、ゲインの調整によるアナログ信号のレベル調整処理、量子化処理等を行う。
【0013】
変換手段としての画像形成部36は、ADC34から出力されたディジタル信号に対し、画像形成処理、ホワイトバランス補正、γ補正、色空間変換等を施し、各画素についてR、G、Bの階調値や、Y、Cb、Crの階調値などを表す画像データを出力する。尚、ここでいう画像形成処理とは、一色分の濃度情報からなる画素を近傍画素の異なる色の濃度情報で補間することにより画素毎にRGB又はYCbCrの3つの階調値を持つディジタル画像データを出力する処理である。
【0014】
画像記録手段としての圧縮・伸張部38は、ディジタル画像データを圧縮又は伸張する。具体的には、ディジタル画像データの系列変換及びエントロピー符号化を行うことによりディジタル画像データを圧縮し、それらの逆変換を施すことによりディジタル画像データを伸張する。具体的には例えば離散コサイン変換、ウェーブレット変換、ランレングス符号化、ハフマン符号化等を用いてディジタル画像データを圧縮する。圧縮・伸張部38で圧縮されたディジタル画像データはメモリコントローラ50によって不揮発性メモリとしてのリムーバブルメモリ56に格納される。
【0015】
選択手段としての操作部44は、ダイヤルスイッチ60、押しボタンスイッチ14、16、20、十字キー18、シャッタスイッチ62等を備える。ダイヤルスイッチ60は回転角度に応じて撮影モード、再生モード等のモードを設定するためのダイヤルスイッチである。押しボタンスイッチ20は、LCD(Liquid Crystal Display)54にメニューを呼び出すためのスイッチである。押しボタンスイッチ14、16、十字キー18は、LCD54に表示されるメニューを操作するためのスイッチである。シャッタスイッチ62は、静止画像記録指示を入力するためのスイッチである。撮影モードでは、シャッタスイッチ62を押すことにより静止画記録指示を入力することができる。
【0016】
ディスプレイとしてのLCD54は、撮影モードで電子ビューファインダとして機能する。ディスプレイコントローラ52は、LCD54の一画面分のディジタル画像データを格納するためのフレームバッファと、フレームバッファに格納されたディジタル画像データに基づいてLCD54を駆動するための表示回路とを備える。撮影モードでは、被写体を表すディジタル動画像、被写体を表す静止画像に合成される画像の全体又は一部を表すディジタル静止画像、これら2つの画像を合成するためのαチャンネル、被写体を表すディジタル画像に合成される画像が選択されていることを示すオブジェクト、及びメニューを構成するオブジェクトがフレームバッファに格納される。表示回路はフレームバッファに格納されたこれらのオブジェクトをLCD54に合成表示する。
【0017】
CPU42は、ROM46に記憶されているコンピュータプログラムを実行することにより、ディジタルカメラ1の全体を制御する。ワークメモリ48は、プログラムやデータを一時的に記憶するためのメモリである。ROM46に格納されるプログラムや各種のデータは、所定のサーバからネットワークを介してダウンロードしてROM46に格納してもよいし、リムーバブルメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から読み出してROM46に格納してもよい。
【0018】
図4は、リムーバブルメモリ56に格納されるファイルのディレクトリを示す模式図である。被写体を表すディジタル静止画像(被写体画像)と、被写体画像の再生時のレイアウトを定義する情報(レイアウト定義ファイル)とは、別々のファイルとして格納される。また、それらのファイルを関連付ける情報を記述したファイル(関連付けファイル)がさらに別のファイルとして格納される。尚、被写体画像とレイアウト定義ファイルとは、例えばそれらを関連付ける情報を被写体画像のファイル内部に格納して互いに関連付けてもよいし、また例えばそれらのファイル名を一部重複させて互いに関連付けてもよいし、また例えば同一のフォルダに格納することによって互いに関連付けてもよい。また、レイアウト定義ファイルは予めROM46に格納されていてもよいし、予めリムーバブルメモリ56に格納されていてもよい。
【0019】
拡張子が「.usd」のファイルはレイアウト定義ファイルであって、用紙サイズ毎に保存されている。レイアウト定義ファイルについては後に詳述する。拡張子が「.usm」のファイルはインデックスファイルである。インデックスファイルには、用紙サイズが互いに異なり互いに相似の関係にある複数のレイアウト定義ファイルのインデックス情報が記述されている。具体的には例えば、インデックスファイルには、互いに相似の関係にあるレイアウト定義ファイルの数や、レイアウト定義ファイルのファイル名等が記述されている。拡張子が「.eff」のファイルはレイアウト定義ファイルに基づいて被写体画像と合成されるディジタル静止画像(既定画像)である。拡張子が「.usf」のファイルは再生装置用サムネイルである。再生装置用サムネイルは、レイアウト定義ファイルで定義しているレイアウトをプリンタやパーソナルコンピュータなどの再生装置で表示するためのサムネイル画像ファイルである。拡張子が「.ctf」のファイルはカメラ用サムネイルである。カメラ用サムネイルは、レイアウト定義ファイルで定義しているレイアウトをディジタルカメラ1のLCD54に画像として表示するためのサムネイル画像ファイルである。カメラ用サムネイルについては後に詳述する。既定画像、再生装置用サムネイル、及びカメラ用サムネイルは、再生装置用サムネイル及びカメラ用サムネイルによって表示されるレイアウトを定義したレイアウト定義ファイルのパスが記述されたインデックスファイルのファイル名と同名のフォルダに格納されている。すなわち、カメラ用サムネイルとインデックスファイルとはカメラ用サムネイルが格納されているフォルダの名前によって互いに関連付けられている。
【0020】
拡張子が「.jpg」のファイルは被写体画像である。拡張子が「.ust」のファイルは、上述した関連付けファイルである。関連付けファイルにはインデックスファイルのパスが記述され、インデックスファイルに記述されたレイアウト定義ファイルと関連付けようとする被写体画像のファイル名と同一のファイル名を付ける。すなわち、被写体画像と関連付けファイルとはそれらのファイル名によって互いに関連付けられる。関連付けファイルとインデックスファイルとは、関連付けファイルに記述されたパスによって関連付けられる。インデックスファイルとレイアウト定義ファイルとは、レイアウト定義ファイルに記述されたインデックスファイルのパスによって関連付けられる。これら複数のファイルによる関連づけによって、用紙サイズが異なり互いに相似の関係にある複数のレイアウト定義ファイルが1つの被写体画像に関連付けられる。
【0021】
図5はレイアウト定義ファイル70の内容を示す模式図である。図6(A)は、レイアウト定義ファイル70を用いて再生される画像を説明するための模式図である。図6(B)はレイアウト定義ファイル70を用いて印刷したはがき74を示す平面図である。レイアウト定義ファイル70には、被写体画像のレイアウトがスクリプトによって定義されている。スクリプトは、被写体画像を印刷用紙に配置するための位置情報、被写体画像を回転して印刷用紙に配置するための情報、被写体画像を拡大又は縮小するための情報等をプリンタ等で一義的に解釈可能に定義する。具体的には例えば、印刷サイズ(例えば「はがき」)、印刷用紙の向きを規定する情報(例えば「縦長」)、被写体画像を配置する枠(被写体画像枠)を規定する情報(例えば枠の右上座標「(x1,y1)」と枠の左下座標「(x2,y2)」)、その枠に被写体画像を配置するときの回転を規定する情報(例えば「反時計回りに90度回転」)、被写体画像に合成する画像(既定画像)を特定するための情報(例えば既定画像のパスとしての「birthday.eff」)、既定画像を配置する枠を規定する情報(例えば枠の右上座標「(x1,y1)」と枠の左下座標「(x2,y2)」)等がスクリプトによって定義される。また、レイアウト定義ファイル70にはαチャンネル72を格納してもよい。αチャンネルとは、2つの画像を重畳合成するときにどちらの画像の画素を合成画像に反映させるかを画素毎に定義した情報である。
【0022】
図7はカメラ用サムネイル78の内容を示す模式図である。カメラ用サムネイル78には、レイアウト定義ファイル70に定義されたレイアウトの全体を表すディジタル静止画像(全体サムネイル)17と、既定画像のうち被写体画像の上に重畳合成される部分を表すディジタル静止画像(部分サムネイル)24とが格納されている。また、カメラ用サムネイル78には、全体サムネイル17と被写体画像とを合成表示するためのαチャンネル76と、部分サムネイル24と被写体画像とを合成表示するためのαチャンネル77とが格納されている。全体サムネイル17、部分サムネイル24、αチャンネル76、77は、JPEG等のデータ形式で圧縮されていることが好ましい。さらにカメラ用サムネイル78には、付属情報として、部分サムネイル24のアドレスをオフセット値によって示す部分サムネイルポインタ、全体サムネイル17の向きを規定する情報(例えば「縦長」)、被写体画像を配置する枠を規定する情報(例えば枠の右上座標「(x1,y1)」と枠の左下座標「(x2,y2)」)、被写体画像を配置する枠の向きを規定する情報(例えば「縦長」)等が付属情報として格納されている。尚、部分サムネイルポインタには、部分サムネイル24の画像情報がないときヌル値が格納される。
【0023】
図1は、本発明の第一実施例によるディジタルカメラの撮影モードにおいてLCD54を制御する処理の流れを示すフローチャートである。図8、図9、及び図10はLCD54の画面の遷移を示す模式図である。図1に示す処理は、撮影モードで押しボタンスイッチ20及び押しボタンスイッチ16が続けて押されると開始され、CPU42がROM46に格納された所定のプログラムを実行することにより進行する。すなわち、CPU42はROM46に格納された所定のプログラムを実行することにより選択手段、判別手段、表示制御手段、及び画像記録手段として機能する。
【0024】
ステップS100では、現在選択されているレイアウトに対応する全体サムネイル17を図8の画面3のように表示する。いずれか1つのインデックスファイルを選択することにより、用紙サイズを特定せずに既定画像を選択することができる。具体的には、カメラ用サムネイルが格納されたフォルダの名前とインデックスファイルとは共通の名前(例えば「daen_0」)が付けられているため、カメラ用サムネイルが格納されたフォルダの名前又はカメラ用サムネイルのファイル名を選択することによって、互いに相似の関係にある複数のレイアウト定義ファイル及びカメラ用サムネイルの両方を選択することができる。カメラ用サムネイルが格納されたフォルダの名前又はカメラ用サムネイルが格納されたフォルダの名前に基づいて、選択されているレイアウトに対応する全体サムネイル17を検索し、ディスプレイコントローラ52のフレームバッファに全体サムネイル17を格納してLCD54に表示する。
【0025】
ステップS105では、十字キー18が押されたか否かを判別することより、次のレイアウトが選択されたか否かを判別する。十字キー18が押された場合は次のレイアウトを選択した後に(ステップS110)ステップS100に戻り、押されていない場合はステップS115に進む。図10の画面6は、次のレイアウトを選択した後にステップS100で表示される画面の一例である。
【0026】
ステップS115では、押しボタンスイッチ16が押されたか否かを判別することにより、現在選択中のレイアウトが確定したか否かを判別する。押しボタンスイッチ16が押された場合はステップS125に進み、押されていない場合は所定時間待った後に(ステップS120)、ステップS105に戻る。ステップS115で既定画像を定義したレイアウト定義ファイルが選択されると、既定画像が選択される。
【0027】
ステップS125では、現在選択されている既定画像に対応するカメラ用サムネイルの付属情報の部分サムネイルポインタの値から、選択された既定画像における、被写体画像と重畳合成される画素の有無を判別する。具体的には例えば、部分サムネイルポインタの値が、ヌル値である場合には、被写体画像と重畳合成される画素が無いと判別する。
【0028】
既定画像に被写体画像と重畳合成される画素が無い場合、被写体動画像26とメニュー27と被写体画像と重畳合成される画素無しを示す帯22を図9の画面4に合成表示する(ステップS130)。このとき、被写体画像と重畳合成される画素無しを示す帯22は画面の端部にユーザが被写体動画像を見るのに妨げとならない幅で表示する。
【0029】
また、ステップS125で、部分サムネイルポインタの値がヌル値以外のオフセット値の場合は、被写体画像と重畳合成される画素があると判断し、そのオフセット値が示す部分サムネイル24と被写体動画像26とメニュー27を図10の画面7に合成表示する(ステップS140)。
【0030】
ステップS125において、被写体画像と重畳合成される画素の有無を判別するために、ここでは、カメラ用サムネイルの付属情報の部分サムネイルポインタの値を用いたが、レイアウト定義ファイルに予め部分サムネイルまたはαチャンネルを格納しておきそのデータの有無で判別してもよいし、被写体画像と重畳合成される画素の有無を表す1ビットデータを格納しておき、そのビットによって判別してもよい。
尚、既定画像が選択されている状態を示すオブジェクトは、どのような図形であってもよいし、文字(例えば、「既定画像選択中です」)であってもよい。
【0031】
ステップS145では、押しボタンスイッチ20が押されたか否かを判別することにより、メニューを非表示にするか否かを判別する。押しボタンスイッチ20が押された場合はステップ10に進み、押されていない場合は所定時間待った後にステップS145を繰り返す。
【0032】
ステップS160では、最前面のレイヤに表示されたメニュー27を非表示にし、撮影可能な状態にする。その結果、現在選択されているレイアウトに対応する部分サムネイル24もしくは被写体画像と重畳合成される画素無しを示す帯22と被写体画像26が図9の画面5や図10の画面8のように合成表示される。この状態でシャッタスイッチ62が押されれば画像形成部36から出力され圧縮・伸張部38で圧縮された被写体画像がメモリコントローラ50によってリムーバブルメモリ56に格納される。また、現在選択されているレイアウトに対応するインデックスファイルのパス名を記述した関連付けファイルが被写体画像と同一のフォルダに格納される。この結果、現在選択されている既定画像に関連付けて被写体画像がリムーバブルメモリ56に格納される。
【0033】
本発明の実施例のディジタルカメラによると、撮影モードにおいて選択された既定画面が、被写体画像と重畳合成される画素がない場合でも、既定画面が選択されている状態であることを容易に判別することができる。
尚、実施例のプログラムや各種のデータは、所定のサーバからネットワークを介してダウンロードして入力してもよいし、図示しないリムーバブルメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から読み出して入力してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 LCDを制御する処理の流れを示すフローチャートである。
【図2】 第一実施例のディジタルカメラを示すブロック図である。
【図3】 (A)はディジタルカメラの背面図である。(B)はディジタルカメラの正面図である。
【図4】 ファイルのディレクトリを示す模式図である。
【図5】 レイアウト定義ファイルの内容を示す模式図である。
【図6】 (A)はレイアウト定義ファイルを用いて再生される画像を説明するための模式図である。(B)は(B)はレイアウト定義ファイルを用いて印刷したはがきを示す平面図である。
【図7】 カメラ用サムネイルの内容を示す模式図である。
【図8】 LCDの画面の遷移を示す模式図である。
【図9】 LCDの画面の遷移を示す模式図である。
【図10】 LCDの画面の遷移を示す模式図である。
【符号の説明】
1 ディジタルカメラ、22既定画面有りを示す帯、26 被写体動画像(変換手段に出力させるディジタル動画像)、30 光学系、32 イメージセンサ(変換手段)、36 画像形成部(変換手段)、42 CPU(判別手段、表示制御手段、画像記録手段、記録手段)、43 姿勢センサ(姿勢検出手段)、44操作部(選択手段)、56 リムーバブルメモリ(不揮発性メモリ)、64 筐体、70 レイアウト定義ファイル

Claims (2)

  1. 被写体の光学像を結像させる光学系と、
    結像された被写体の光学像をディジタル画像に変換する変換手段と、
    前記変換手段が出力するディジタル画像に合成される既定画像を選択するための選択手段と、
    ディスプレイと、
    選択された既定画像について、前記変換手段が出力するディジタル画像の上に重畳合成される画素の有無を判別する判別手段と、
    前記変換手段が出力するディジタル画像の上に重畳合成される画素を有する既定画像が選択された場合、静止画記録指示を入力可能な状態において、選択された既定画像のサムネイル画像と前記変換手段に出力させるディジタル動画像とを前記ディスプレイに合成表示し、前記変換手段が出力するディジタル画像の上に重畳合成される画素が無い既定画像が選択された場合、静止画記録指示を入力可能な状態において、所定のオブジェクトと前記変換手段に出力させるディジタル動画像とを前記ディスプレイに合成表示する表示制御手段と、
    静止画記録指示が入力されたとき、前記変換手段に出力させたディジタル静止画像を選択された既定画像に関連付けて不揮発性メモリに格納する画像記録手段と、
    を備えることを特徴とするディジタルカメラ。
  2. 前記オブジェクトは、前記ディスプレイの端部に表示される帯状図形であることを特徴とする請求項1に記載のディジタルカメラ。
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