JP3784462B2 - ドアクローザ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は作動油を用いない形式の新規なドアクローザに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のドアクローザでよく利用されているものとしては、例えば、実開平2−85780号公報に記載されている形式のものを挙げることができる。
【0003】
このクローザは、扉閉鎖時の戻しばね及び慣性による過大な閉鎖力を作動油で減衰させるようにしたもので、作動油が封入されたシリンダと、シリンダを前方の第1室と後方の第2室とに仕切るピストンと、オリフィスを介して第1室と第2室とを連通させた導油路と、ピストンを第1室に向け付勢させる戻しばねと、ピストンに設けられたラックと、ラックに噛み合うピニオンと、シリンダに支承されると共に、ピニオン及びアームが固定される回転軸とから成る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のクローザは、作動油がオリフィスを通過する際の粘性抵抗を利用してクローザの閉鎖運動を緩衝するようにしているため、その製作時、シリンダ回りにおけるシーリング処理(密封処理)が面倒でコスト高になり、長期の使用において油漏れを生じるなどの問題があった。
【0005】
また、作動油の粘性抵抗は温度により変化するため、季節によって緩衝具合を調整しなければならず、保守管理上面倒でもある。
【0006】
更にまた、作動油の粘性抵抗は、扉閉鎖の開始から完全閉鎖に到るまでクローザの閉鎖運動を緩衝するので、扉閉鎖に要する時間が長く、従って、速やかな扉閉鎖を望むものにとっては、扉閉鎖が如何にも冗長であるという不満が残る。
【0007】
そこで、この発明のドアクローザは、上記した問題点を解決するために作動油を用いないノンオイル型とすること、また、扉閉鎖の初期の段階においては戻しばねの閉鎖作用力を減衰させず、扉閉鎖の後期の段階においてのみ戻しばねの閉鎖作用力を減衰させるようにすることを目的として提案されたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、扉又は扉枠に取り付けられる中空の枠体と、枠体内において長さ方向に移動可能に案内されたスライダと、スライダを平常位置に向かう方向に付勢する戻しばねと、スライダ側面に形成されたラックと噛み合う第1ピニオンと、枠体に回動自在に支承され、第1ピニオンと同軸に結合されると共に、枠体外に突出した部分に連係アームが取り付けられる主回転軸と、扉が開放状態のときはラックから離間しており、扉が閉鎖状態に到る途中においてラックと噛み合う位置に配設された第2ピニオンと、この第2ピニオンに同軸に結合されると共に枠体に回動自在に支承され、一方向クラッチを介して歯車増速機構に連結された副回転軸と、歯車増速機構の出力側に連結され、少なくとも渦電流式ブレーキ機構、摩擦ブレーキ機構及び慣性調速式ブレーキ機構を含み、オイルダンパーを含まないブレーキ機構とを有することを特徴とする。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、ブレーキ機構として、歯車増速機構の出力側のブレーキ軸に装着された非磁性材質の導電体からなるブレーキカップと、このブレーキカップのスカート部を挟んで、その内外面に近接して配設された磁石とを有する渦電流式ブレーキ機構であることを特徴とする。
【0010】
更にまた、請求項3に記載の発明は、ブレーキ機構として、歯車増速機構の出力側のブレーキ軸に装着されたブレーキカップと、このブレーキカップの外周面に巻き掛けられたブレーキバンドとを有し、このブレーキバンドの一端を枠体に固定し、他端をばねを介して枠体に捩じ込まれた調整ねじに取り付けたことを特徴とする。
【0011】
請求項4に記載の発明は、ブレーキ機構として、歯車増速機構の出力側のブレーキ軸にこれと直角なるように結合された案内棒と、この案内棒に摺動可能に案内された重錘と、この重錘を案内棒の基端側に向け付勢する復帰ばねとを有し、副回転軸以降の回転モーメントの運動量の増加という態様で運動エネルギーを吸収する慣性調速式ブレーキ機構であることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施例に基いてこの発明について説明する。
図1及び図2は請求項2に記載の発明の一実施例によるドアクローザを示し、これらの図において符号1は扉10又は扉枠にねじ等で取り付けられる断面形状が細長いロ字形をなす枠体、11は枠体1の開口を覆うように装着されたカバー板である。
【0013】
枠体1内にはスライダ7が配設されている。このスライダ7は、枠体1内に固設された筒状のスライダ受け12と嵌合しており、枠体1の長さ方向、すなわち図1で左右に移動可能に案内されている。
【0014】
スライダ7は、例えば有底円筒状で、その外周面にはその母線に沿うラック9が装着されており、このラック9はスライダ受け12にその母線に沿って形成されたスリットを通してスライダ受け12の外方に突出している。
【0015】
また、スライダ7の内筒部底面と、スライダ受け12の開口を覆うばね受け13との間には、戻しばね8が弾装されており、スライダ7を図の左方向へ付勢している。
【0016】
一方、枠体1の中央部分には、両端又は一端を外方に突出させた垂直な主回転軸2が回動自在に支承されており、その主回転軸2には前述のラック9に噛み合う第1ピニオン3が固定されている。
【0017】
また、主回転軸2の一方の外端には図示しない連係アームの1つが固設してあり、その図示しない連係アームの他端は従来のドアクローザ同様、他の連係アームを介して扉枠等の固定部分に接続させてある。
【0018】
更に、枠体1には、スライダ7の付勢方向において主回転軸2から離間した位置に、主回転軸と平行な副回転軸4が回動自在に支承されている。
【0019】
この副回転軸4には一方向クラッチ6が配設されており、副回転軸4の駆動側軸4aと従動側軸4bとを前者の回動方向により係脱させる構造となっている。
【0020】
駆動側軸4aには前述したラック9と噛み合う第2ピニオン5が装着され、また、従動側軸4bには第1傘歯車21が固定されている。
【0021】
一方向クラッチ6は、扉10が開くとき(例えば主回転軸2が図1で反時計方向に回動するとき)、ラック9及び第2ピニオン5を介して駆動される駆動側軸4aの回動が従動側軸4bに伝達されないように作動する。
【0022】
逆に閉扉時は、一方向クラッチ6は駆動側軸4aの回動を従動側軸4bに伝達する。このような一方向クラッチは、例えばラチェット爪とラチェットホイールよりなるもの、或いは傾斜孔にころを嵌め込んだもの等種々のものを採用することができる。
【0023】
しかして、主回転軸2に装着された第1ピニオン3、副回転軸4の駆動側軸4aに装着された第2ピニオン5及びラック9との長手方向の相対関係位置は次のように設定する。
【0024】
すなわち、扉10が閉鎖状態にあるときは、図1でラック9が実線で示された状態にあり、このときには、図3に示すように、第1ピニオン3及び第2ピニオン5がラック9と噛み合っている。
【0025】
一方、扉が開放状態にあるときは、図1でラックが鎖線で示された状態にあり、このときには、図4で示すように、第1ピニオン3のみがラック9と噛み合い、第2ピニオン5はラック9と噛み合わないようにする。
【0026】
従って、扉が開放状態から、戻しばね8の弾力による閉鎖状態に到る途中過程において、図5に示すように、第2ピニオン5もラック9と噛み合うこととなる。
【0027】
上記した構造により、戻しばね8の弾力により閉鎖される扉は、第2ピニオン5がラック9と噛み合うまでの間は何の抵抗力も受けず、急速に閉鎖方向に動き、第2ピニオン5が噛み合って始めて後述するブレーキ力を受けてゆっくりと閉鎖状態に至る。
【0028】
次に、ブレーキ機構について説明する。
前述したように、一方向クラッチ6の従動側にある従動側軸4bには第1傘歯車21が装着されている。
【0029】
又、ブラケット14(図2参照)に支承された第1支軸31の一端には第2傘歯車22が装着され、第1傘歯車21と噛み合っている。
【0030】
第1支軸31の他端には第1大歯車23が装着され、ブラケット14に支承された第2支軸32の一端に装着された第1小歯車24と噛み合っている。
【0031】
第2支軸32の他端に装着された第2大歯車25は、ブラケット14に支承された第3支軸33の一端に装着された第2小歯車26と噛み合っている。
【0032】
また、第3支軸33の他端に装着された第3大歯車27は、ブラケット14及び枠体の一端に支承されたブレーキ軸34の第3小歯車28と噛み合っている。
【0033】
上記構造は増速機構を形成し、従動側軸4bの回動は3段の歯車増速機構をへて、ブレーキ軸34を高速回転させる。
【0034】
ブレーキ軸34にはブレーキカップ41が固設されており、ブレーキカップの少くともスカート部41aは非磁性の導電体から作られている。
【0035】
一方、ブレーキカップ41のスカート部41a(図1及び図6参照)の内外面に近接するようにして、その外側には、円筒状の第1磁石ホルダー42が、内側には、同じく円筒状の第2磁石ホルダー44が配設されている。
【0036】
内側の第2磁石ホルダー44には、図6に示すように、図6における頂点部をN極として、円周方向に交互に異極が隣接するようにして、永久磁石からなる6個の内側磁石45、45が配設されており、この第2磁石ホルダー44は枠体1に対して固定されている。
【0037】
一方、外側の第1磁石ホルダー42には、同じく図6で示すように、図6における頂点部をS極として、円周方向に交互に異極が隣接するようにして、夫々永久磁石からなる6個の外側磁石43、43が配設されている。
【0038】
なお、図6において、各磁石43、45はブレーキカップ41の半径方向に着磁されているものとし、そのS、Nの磁極はスカート部41aに対向している磁極を表わすものとする。
【0039】
第1磁石ホルダー42は、その外周の一部にセクターギヤ42aが形成されており、このセクターギア42aは、枠体1の一端に回動自在に支承された第4支軸46に固定されている第3ピニオン47と噛み合っている。
【0040】
その為、第4支軸46の枠体1から突出した一端をドライバー等の工具により、回動させて第3ピニオン47を回すことにより、第1磁石ホルダー42と第2磁石ホルダー44との円周方向の相対位置を変化させることができる。
【0041】
図6に示す磁極の配置においては、外側磁石43と内側磁石45との間に磁力線が流れ、この磁力線は、スカート部41aの走行方向と直交する。従って、スカート部には誘導電流が流れ、いわゆる渦電流が発生する。
【0042】
このうず電流は、磁束を切るスカート部41aの移動を阻止するように作用するので、ブレーキカップ41はブレーキ力を受ける。
【0043】
この結果、扉が開放状態から閉鎖状態に動いて、図5に示すように第2ピニオン5がラック9に噛み合うことにより、扉はブレーキ力を受けてゆっくりと閉鎖状態となり、緩衝作用が行われる。
【0044】
図6に示す磁極配置は、外側磁石43のN極或はS極が内側磁石45のS極或はN極と完全に向かい合っているので、流れる磁力線は最大となっている。換言すれば、スカート部41aを通る磁束密度は最大となっている。
【0045】
第4支軸46を回動させて、図7に示すように第1磁石ホルダー42を時計方向に回動させると、外側磁石43及び内側磁石45はその一部が同極どうし向かい合い、この部分には磁力線が流れなくなり、全体としての磁力線の数は減少する。
【0046】
この結果、スカート部41aの走行によって発生する誘導電流も、図6で示す状態に比較して減少し、ブレーキ力が小さくなる。すなわち、軸46の回動はブレーキ力の調整として作用する。
【0047】
図8は、請求項3に記載した発明におけるブレーキ機構を示し、ブレーキ軸34の回転に至るまでの機構は、前述した請求項1に記載の発明と同様であるから、更に詳細な説明は省略する。
【0048】
ブレーキ軸34にはブレーキカップ41が固定されている。この場合、ブレーキカップのスカート部41aは導電体である必要はなく、耐摩耗性の材質であればよい。例えば、バンドブレーキ用ドラムの材料として広く使用されている鋳鉄等が好適である。
【0049】
スカート部の外側には、これに接触するようにブレーキバンド51が巻き掛けられ、ブレーキバンド51の一端は枠体1の一端に固定され、他端はばね52を介して枠体の一端の調整ねじ53に取り付けられる。
【0050】
この実施例においては、調整ねじ53の締め具合により、ブレーキバンド51にかかるテンションを調節することができ、スカート部41aとブレーキバンド51との間の摩擦力により、ブレーキ軸34に制動がかかる。
【0051】
図9は、請求項4に記載した発明におけるブレーキ機構を示し、スライダ7からブレーキ軸34の回転に到るまでの機構も前述した請求項1に記載の発明と同様であるから、更に詳細な説明は省略する。
【0052】
図9において、ブレーキ軸34の一端にはこれと直角になるように案内棒61が結合されている。この案内棒61には、円筒状の重錘63が案内棒61に沿って摺動可能に取り付けられている。
【0053】
更に、重錘63と案内棒の頭部62との間には復帰ばね64が弾装されており、この復帰ばね64の弾力により、重錘63は案内棒61の基端に向かう方向に付勢されている。
【0054】
この場合、ブレーキ軸34が高速で回転すると、重錘63は遠心力により、復帰ばね64の弾力に抗して、案内棒に沿って頭部62側へ移動する。
【0055】
この結果、慣性モーメントが増大し、この慣性モーメントの増大は、主回転軸2とブレーキ軸34との速度比の自乗倍となって主回転軸に印加されるので、この回転系の慣性モーメントの増大により主回転軸2の回転が減衰される。
【0056】
換言すれば、戻しばね8が伸長するときに放出する弾性エネルギーが、重錘63の運動エネルギーに変換されるという形態で吸収され、主回転軸2の回動速度が減少する。
【0057】
なお、図示の実施例では、ブレーキ機構として渦電流による緩衝作用を利用したもの、摩擦ブレーキ機構及び所謂慣性調速機を例示したが、この発明によるドアクローザは他の型式のブレーキ機構を採用できることは勿論である。
【0058】
【発明の効果】
以上に説明したこの発明のドアクローザは、例えば回転運動減衰用として導電体が磁力線を切るときに発生する誘導電流を利用してブレーキ力を発生させ、扉の閉鎖運動を緩衝するものであるから、その製作においてオイルのシーリング処理を不要とし、コストダウンが計れるばかりでなく、使用中の油漏れの心配が皆無であるという効果を奏する。
【0059】
また、この発明のドアクローザによれば、扉の閉鎖運動の初期の段階においては、扉の緩衝は行われず、扉の緩衝を最も必要とする、扉の閉鎖運動の後期の段階においてのみ扉の緩衝が行われるので、扉の閉鎖時間を短縮できるという効果を奏する。
【0060】
また、請求項3に記載の発明によれば、ブレーキ機構にバンドブレーキを採用しているので、構造が非常に簡単である。
【0061】
更に又、請求項4に記載の発明によれば、重錘の慣性モーメントを利用して扉の閉鎖運動を緩衝するものであるから、部品の摩耗がなく、長期間の使用に耐えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のドアクローザの実施例を示す縦断平面図。
【図2】カバー板を取外して示したその側面図。
【図3】ピニオンとラックとの関係位置の説明図で、扉の閉鎖時を示す。
【図4】ピニオンとラックとの関係位置の説明図で、扉の開放時を示す。
【図5】ピニオンとラックとの関係位置の説明図で、扉が閉鎖途中を示す。
【図6】請求項2に記載の発明におけるブレーキ機構の正面図。
【図7】請求項2に記載の発明におけるブレーキ機構のブレーキ調整時の正面図。
【図8】請求項3に記載の発明におけるブレーキ機構の正面図。
【図9】請求項4に記載の発明におけるブレーキ機構の正面図。
【符号の説明】
1 枠体
2 主回転軸
3 第1ピニオン
4 副回転軸
4a 駆動側軸
4b 従動側軸
5 第2ピニオン
6 一方向クラッチ
7 スライダ
8 戻しばね
9 ラック
10 扉
11 カバー板
12 スライダ受け
34 ブレーキ軸
41 ブレーキカップ
41a スカート部
42 第1磁石ホルダー
42a セクターギヤ
43 外側磁石
44 第2磁石ホルダー
45 内側磁石
46 第4軸
47 第3ピニオン
51 ブレーキバンド
53 調整ねじ
61 案内棒
62 頭部
63 重錘
64 復帰ばね

Claims (4)

  1. 扉又は扉枠に取り付けられる中空の枠体と、枠体内において長さ方向に移動可能に案内されたスライダと、スライダを平常位置に向かう方向に付勢する戻しばねと、スライダ側面に形成されたラックと噛み合う第1ピニオンと、枠体に回動自在に支承され、第1ピニオンと同軸に結合されると共に、枠体外に突出した部分に連係アームが取り付けられる主回転軸と、扉が開放状態のときはラックから離間しており、扉が閉鎖状態に到る途中においてラックと噛み合う位置に配設された第2ピニオンと、この第2ピニオンに同軸に結合されると共に枠体に回動自在に支承され、一方向クラッチを介して歯車増速機構に連結された副回転軸と、歯車増速機構の出力側に連結され、少なくとも渦電流式ブレーキ機構、摩擦ブレーキ機構及び慣性調速式ブレーキ機構を含み、オイルダンパーを含まないブレーキ機構とを有することを特徴とするドアクローザ。
  2. 上記ブレーキ機構が、歯車増速機構の出力側のブレーキ軸に装着された非磁性材質の導電体からなるブレーキカップと、このブレーキカップのスカート部を挟んで、その内外面に近接して配設された磁石とを有する渦電流式ブレーキ機構であることを特徴とする請求項1記載のドアクローザ。
  3. 上記ブレーキ機構が、歯車増速機構の出力側のブレーキ軸に装着されたブレーキカップと、このブレーキカップの外周面に巻き掛けられたブレーキバンドとを有し、このブレーキバンドの一端を枠体に固定し、他端をばねを介して枠体に捩じ込まれた調整ねじに取り付けたことを特徴とする請求項1記載のドアクローザ。
  4. 上記ブレーキ機構が、歯車増速機構の出力側のブレーキ軸にこれと直角なるように結合された案内棒と、この案内棒に摺動可能に案内された重錘と、この重錘を案内棒の基端側に向け付勢する復帰ばねとを有し、副回転軸以降の回転モーメントの運動量の増加という態様で運動エネルギーを吸収する慣性調速式ブレーキ機構であることを特徴とする請求項1記載のドアクローザ。
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