JP3783762B2 - ステイン除去用口腔用組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯面に付着・沈着した歯の汚れ(ステイン)を除去するのに使用されるステイン除去用口腔用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、歯面に付着・沈着したステイン、タバコのヤニ等による歯の汚れは、主として歯磨などの口腔用組成物に配合された研磨剤の機械的作用により除去されている。
【0003】
一方、単なる研磨剤の機械的作用によらず、化学的作用により除去するものとしては、ピロリン酸塩を配合した歯磨組成物(特開平10−182389号公報)やスルホコハク酸系界面活性剤を配合した口腔用組成物(特開平10−17443号公報)など多くの提案がなされている。更に、酵素としてタンパク質分解酵素であるパパインを配合した練り歯磨(特許第2628666号公報)も提案されている。
【0004】
しかしながら、研磨剤の機械的作用には無理なブラッシングによる歯牙損傷が懸念されると共に、ブラシの届かない部位での汚れの残存が問題となっていた。一方、化学的な作用では歯牙損傷は生じないものの、口腔内粘膜に対する刺激性から使用感は不満足なものであり、パパインでは汚れを除去する効果が不十分であるという問題点が残されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明は歯面に付着したステインを除去する効果の高いステイン除去用口腔用組成物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意研究を行った結果、アクロモペプチダーゼ、及びリパーゼとデキストラナーゼ、β−グルコシダーゼ、β−1,3−グルカナーゼ又はムタナーゼとの混合物が、歯面に付着した汚れ(ステイン)を除去する効果が非常に高く、ステイン除去有効成分として優れた効果を発揮することを知見し、本発明をなすに至った。
【0007】
従って、本発明は、(A)アクロモペプチダーゼ、及び/又は、(B)リパーゼとデキストラナーゼ、β−グルコシダーゼ、β−1,3−グルカナーゼ、ムタナーゼの1種又は2種以上との混合物をステイン除去有効成分として含有することを特徴とするステイン除去用口腔用組成物を提供する。
【0008】
以下、本発明を詳しく説明すると、本発明の口腔用組成物は、例えば歯磨類、洗口剤、マウスウォッシュ、タブレット、ガムなどとして調製されるもので、アクロモペプチダーゼ、及び/又は、リパーゼとデキストラナーゼ、β−グルコシダーゼ、β−1,3−グルカナーゼ、ムタナーゼの1種又は2種以上との混合物をステイン除去有効成分として配合してなるものであり、歯面に付着・沈着したステイン、タバコのヤニ等による歯の汚れを除去するのに有用なものである。
【0009】
本発明の口腔用組成物は、アクロモペプチダーゼ、及び/又は、リパーゼとデキストラナーゼ、β−グルコシダーゼ、β−1,3−グルカナーゼ、ムタナーゼの1種又は2種以上を使用する。ここで、本発明において用いられるアクロモペプチダーゼ、リパーゼ、デキストラナーゼ、β−グルコシダーゼ、β−1,3−グルカナーゼ、ムタナーゼは、いずれも加水分解酵素であり、細胞壁、脂質、糖を分解する酵素である。これら多くの酵素で歯垢分解、歯垢抑制効果あるいは細菌抑制効果が開示されている。また、デキストラナーゼのように歯垢分解酵素として既に製品として応用されている酵素もある。
【0010】
上記歯垢とは、口腔内細菌及び口腔内細菌が代謝により生成するグルカンと総称される多糖を主体としていることが知られており、その細菌を抑制する目的で溶菌酵素が提案されている。また、糖代謝酵素であるグルコシルトランスフェラーゼ(GTF)を阻害して、グルカン合成を抑制する目的で、植物抽出物などのGTF阻害剤が多く提案されている。また、生成した多糖であるデキストラン、ムタンなどを分解するためにデキストラナーゼやムタナーゼの応用特許が提案されている。
【0011】
一方、本発明の除去対象であるステインは、一部には上記歯垢の関与も指摘されるが、主に唾液タンパク質によって歯面に形成されたペリクルと呼ばれる薄膜が口腔内環境である唾液あるいは食物、飲料、タバコヤニなど外来性の物質により修飾を受けて歯面に固く付着した着色性の汚れであり、歯垢が丁寧なブラッシングで除去されるのに対して、ステインは強固であり、ブラッシングのみでは除去することができない。よって、歯垢とは異なるものであることが指摘される。
【0012】
本発明者は、このように強固な汚れであるステインを穏和な条件で除去可能であるならば、その意義は大きいと考え、鋭意研究を行ったところ、アクロモペプチダーゼ、及び/又は、リパーゼとデキストラナーゼ、β−グルコシダーゼ、β−1,3−グルカナーゼ、ムタナーゼの1種又は2種以上との混合物を配合することによって、ステイン除去に有用であることを見出したものである。そのメカニズムの全容は明らかではないが、ステインは唾液タンパクに含まれるタンパク質及び粘弾性を示す巨大糖タンパク質であるムチンなどに、紅茶やコーヒーに含まれるタンニンをはじめとするタンパク結合性の物質が作用して、疎水的な結合を生じさせ、更に酸化重合を伴う着色によって、強固な汚れと変化していることが推定される。そのために、タンパク質、糖、あるいは脂質を加水分解する作用によってステインが部分的に分解されて、除去されやすくなると考えられる。よって、溶菌酵素のような複数の酵素機能を有する酵素が極めて効果が高く、またリパーゼに糖分解酵素であるデキストラナーゼ、β−グルコシダーゼ、β−1,3−グルカナーゼ、ムタナーゼを組み合わせることによって高い効果が得られるものと考えられる。
【0013】
溶菌酵素は、虫歯菌溶解を目的として古くから開示されている(特開昭48−5992号公報)。また、同じく溶菌活性を有するリゾチームが主に歯肉炎や歯槽膿漏などの歯周疾患の予防を目的に検討されている(特開昭52−54037号公報)。一方、リパーゼは洗剤用酵素として油汚れの除去を目的に応用化されているが、口腔用ではカプセル化酵素の内容物(特開昭62−220191号公報)、あるいは洗口剤中での酵素の一例として提示されている(特開平1−221310号公報)ものの、有効成分としての具体的な役割は提示されていない。糖分解酵素では、β−グルコシダーゼを含有する口腔用組成物は提示されていないが、デキストラナーゼ、ムタナーゼは、上述したように、歯垢分解に関して数多くの提案があり、β−1,3−グルカナーゼは真菌溶解活性(特開昭59−71688号公報)、あるいは原因菌を除去することによる義歯洗浄用として口腔用組成物(特開平4−316511号公報)が開示されている。
【0014】
しかし、上記酵素類あるいはその組み合わせがステイン除去に顕著な効果を発揮するとの知見は、従来ないものである。
【0015】
本発明において使用される溶菌酵素はアクロモバクター属来の溶菌酵素、例えば、製品名アクロモペプチダーゼ(アクロモバクター属)挙げられ
【0016】
リパーゼは、豚等の臓器由来あるいは微生物由来のものとしてはシュードモナス属、バシルス属由来のものが挙げられる。好ましい酵素としては、豚膵臓由来のリパーゼが挙げられる。デキストラナーゼは、ケトミウム属、ペニシリウム属、ストレプトマイセス属、バチルス属由来のものなどが挙げられ、ケトミウム属のデキストラナーゼが好適に使用される。β−グルコシダーゼは、アーモンド、アスペルギルス属由来の酵素などが挙げられ、アスペルギルス属由来の酵素が好適である。β−1,3−グルカナーゼは、トリコデルマ属、ペニシリウム属由来のものなどが知られており、トリコデルマ属由来の酵素が好適に使用される。ムタナーゼは、幅広い微生物に存在し、特にバチルス属由来のものが好適である。
【0017】
但し、これら酵素類の起源は、上記のものに制限されるものではなく、いずれの起源のものも使用することができる。
【0018】
本発明において用いられる酵素の組成物中への配合量としては、組成物の形態、処理時間、酵素剤の力価にもよるが、通常は0.0005質量%(以下、%と略す)以上、好ましくは0.005%以上配合するのがよい。0.0005%未満では十分な効果が得られない場合がある。また、1%を超えて配合すると呈味において使用感に劣るため、1%以下、特に0.5%以下とすることが好ましい。なお、リパーゼとデキストラナーゼ、β−グルコシダーゼ、β−1,3−グルカナーゼ、ムタナーゼとを組み合わせて用いる場合、その割合は、質量比として前者/後者=0.01〜100、特に0.1〜10とすることが好ましい。
【0019】
本発明の口腔用組成物は、上記必須成分以外に、通常口腔用組成物に配合される各種成分、例えば界面活性剤、研磨剤、粘稠剤、粘結剤、甘味剤、防腐剤、香料、各種有効成分などを混和し、常法に従って製造することができる。
【0020】
中でも、界面活性剤であるラウリル硫酸ナトリウムを合わせて用いることが更にステイン除去に有用である。その場合の配合量は、組成物全体の0.01〜7%が好適に配合される。0.01%未満では十分な効果が期待できず、7%を超えると使用感、製剤に悪影響を及ぼす懸念がある。
【0021】
それ以外の界面活性剤としては、ミリスチル硫酸ナトリウム等のアルキル基の炭素数が8〜18である高級アルキル硫酸エステルの水溶性塩、ラウリルモノグリセライドスルフォン酸ナトリウム、ココナッツモノグリセライドスルフォン酸ナトリウム等の脂肪酸基の炭素数が10〜18である高級脂肪酸モノグリセライドスルフォン酸の水溶性塩、オレフィンスルフォン酸塩、パラフィンスルフォン酸塩、その他のアニオン活性剤、ステアリルモノグリセライド、ショ糖モノ及びジラウレート等の脂肪酸基の炭素数が12〜18であるショ糖脂肪酸エステル、ラクトース脂肪酸エステル、ラクチトール脂肪酸エステル、マルチトール脂肪酸エステル、ステアリン酸モノグリセライド、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、エチレングリコール約60モルが付加したソルビタンモノステアレート縮合物のエチレンオキサイドとプロピレンオキサイドの重合物及びポリオキシエチレンポリオキシプロピレンモノラウリルエステル等の誘導体といったノニオン活性剤、ベタイン型、アミノ酸型等の両性活性剤などの界面活性剤が用いられる(配合量通常0.01〜7%)。
【0022】
また、研磨剤としては、例えば結晶質シリカ、非晶質シリカ、その他のシリカ系研磨剤、アルミノシリケート、ジルコノシリケート、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム、不溶性メタリン酸ナトリウム、不溶性メタリン酸、酸化チタン、合成樹脂などが好適に使用される。これら研磨剤は1種又は2種以上を配合し得る(配合量通常3〜90%)。
【0023】
粘結剤としては、アルギン酸ナトリウム等のアルカリ金属アルギネート、アルギン酸プロピレングリコールエステル、キサンタンガム、トラガカントガム、カラヤガム、アラビヤガムなどのガム類、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルピロリドンなどの合成粘結剤、ゲル化性シリカ、ゲル化性アルミニウムシリカ、ビーガム、ラポナイトなどの無機粘結剤等の1種又は2種以上を配合し得る(配合量通常0.5〜10%)。
【0024】
粘稠剤としては、ソルビット、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、キシリット、マルチット、ラクチット等の1種又は2種以上を配合し得る(配合量通常1〜50%)。
【0025】
更に、甘味料として、サッカリンナトリウム、ステビオサイド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、ペリラルチン、タウマチン、アスパラテーム、フェニルアラニンメチルエステル、p−メトキシシンナミックアルデヒド、ショ糖、サイクラミン酸ナトリウム等、防腐剤として、p−ヒドロキシメチルベンゼン酸、p−ヒドロキシエチルベンゼン酸、p−ヒドロキシプロピルベンゼン酸、p−ヒドロキシブチルベンゼン酸、安息香酸ナトリウム、低級脂肪酸モノグリセライド等、香料として、ウインターグリーン油、スペアミント油、ペパーミント油、サッサフラス油、丁字油、ユーカリ油等を配合し得る。また、ゼラチン、ペプトン、アルギニン塩酸塩、アルブミン、増白剤、シリコーン、色素、その他の成分を配合し得る。更にまた、イプシロンアミノカプロン酸、トラネキサム酸、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化ナトリウム、フッ化アンモニウム等のフッ化剤、クロルヘキシジン塩類、ジヒドロコレステロール、グリチルリチン塩類、グリチルレチン酸、クロロフィル、カロペプタイド、ビタミン類、歯石防止剤、抗菌剤、あるいは歯垢防止剤等の有効成分を1種又は2種以上配合し得る。なお、これら任意成分の配合量は、本発明の効果を妨げない範囲で通常量とすることができる。
【0026】
本発明の口腔用組成物のpHは、特に限定されないが、酵素の安定性や口腔粘膜刺激性の点から5.5〜8.5が好ましく、特に6〜7が好ましい。
【0027】
【実施例】
以下、実験例及び実施例と比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。なお、以下の例において%は質量%である。
【0028】
[実験例]
本発明品のステインモデルに対する有効性を検討した。ステインモデルは以下のように調製した。即ち、唾液タンパク質の代替としてリゾチーム、ムチン、アルブミン、ラクトフェリンの各1%人工唾液溶液(pH7)、変性剤としてタンニン酸の1%人工唾液溶液(pH7)を調製し、各溶液の等量混合液を細胞培養用24穴ウエルに各0.625ml加え、50℃で完全に固化するまで加温した。これをステインモデルとして酵素の評価を行った。即ち、ステインモデルを人工唾液1mlで2回洗浄後、酵素溶液(10mg/ml)を0.6ml加え、37℃で保温した。組み合わせの場合は、各0.3mlを加えて計0.6mlとした。20時間後、人工唾液で2回洗浄し、残存ステイン量を目視判定した。
【0029】
なお、人口唾液は、50mM 塩化カリウム、1mM 塩化カルシウム、0.1mM 塩化マグネシウム及び1mM リン酸2水素カリウムからなり、水酸化カリウムによりpH7に調整した。
【0030】
表1に示す酵素につき評価を行った。結果を表1に示す。対照は人工唾液とした。なお、残存ステイン量を以下の基準で判定した。
(判定基準)
◎:ほぼ全部を除去
○:ウエル面積の5割以上を除去
△:ウエル面積の3〜5割を除去
×:わずかに除去(〜3割)
−:変化なし
【0031】
【表1】
Figure 0003783762
【0032】
表1の通り、溶菌酵素アクロモペプチダーゼ強いステイン除去効果が認められ、リパーゼとデキストラナーゼ、β−グルコシダーゼ、β−1,3−グルカナーゼ、ムタナーゼを組み合わせた場合も明らかな有効性が認められた。
【0033】
[実施例1〜,比較例1〜4]
本発明品のステイン付着歯に対する有効性を検討した。歯牙は、う蝕や歯周病が原因で歯科医によって抜去されたものを使用した。まず、歯牙をステイン付着度合いによって3段階に層別した(軽度:着色の弱い薄いステイン、中等度:着色の明らかなステイン、重度:厚みのある激しいステイン)。このうち軽度から中等度のステインを使用した。予めブラッシングを加えて除去される汚れを落した後に、マイクロスコープ((株)キーエンス製)で撮影したものを初期値とした。評価薬剤は、下記処方に表2記載の薬剤を加えた歯磨を2.5倍に希釈した溶液を用いて、この溶液3mlに抜去歯を浸し、37℃で10分間保温した後にブラッシングを10回行い、撮影を行った。以上の操作を30回繰り返した。対照は人工唾液(pH7)とした。なお、人工唾液は、50mM 塩化カリウム、1mM 塩化カルシウム、0.1mM 塩化マグネシウム及び1mM リン酸2水素カリウムからなり、水酸化カリウムによりpH7に調整した。判定は、反応後撮影した写真と初期値の写真を比較して行った。
(判定基準)
◎:ステインが明らかに除去された
○:ステインが少し除去された
△:ステインがわずかに除去された
×:変化なし
対照による変化はなかった。
【0034】
歯磨組成
表2記載の薬剤 表2に示す量
沈降性シリカ 30.0 %
プロピレングリコール 3.0
ソルビトール 20.0
アルギン酸ナトリウム 1.5
サッカリンナトリウム 0.1
ステビオサイド 0.1
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 1.5
α−アルミナ無水物 3.0
コロイド状シリカ 3.0
メチルパラベン 0.05
香料 1.0
水 残
計 100.0 %
【0035】
【表2】
Figure 0003783762
【0036】
[実施例] 練歯磨
水酸化アルミニウム 45 %
ソルビット 30
ラウリル硫酸ナトリウム 0.8
アルギン酸ナトリウム 0.6
サッカリンナトリウム 0.1
ゼラチン 0.2
ラウリン酸ジエタノールアミド 1.6
プロピレングリコール 5
香料 0.3
ラウロイルザルコシンナトリウム 0.4
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.75
アクロモペプチダーゼ 0.1
水 残
計 100.0 %
【0038】
[実施例] 練歯磨
第2リン酸カルシウム・2水和物 50 %
ラウリル硫酸ナトリウム 1
アルギン酸ナトリウム 1
サッカリンナトリウム 0.1
ゼラチン 0.2
ラウリン酸ジエタノールアミド 1
ポリエチレングリコール 4
香料 1
ラウロイルザルコシンナトリウム 0.4
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.5
グリセリン 0.5
アクロモペプチダーゼ 0.1
キタラーゼ 0.1
水 残
計 100.0 %
【0039】
[実施例] 練歯磨
シリカ 20 %
ソルビット 60
ラウリル硫酸ナトリウム 0.9
サッカリンナトリウム 0.15
ゼラチン 0.3
ラウリン酸ジエタノールアミド 1.5
プロピレングリコール 3
ポリエチレングリコール 2
香料 1
ラウロイルザルコシンナトリウム 0.4
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.5
グリセリン 0.5
パラオキシ安息香酸エチル 0.1
塩化ベンザルコニウム 0.5
リパーゼ 0.2
ムタナーゼ 0.1
水 残
計 100.0 %
【0040】
[実施例10] 練歯磨
改質水酸化アルミニウム 50 %
ラウリル硫酸ナトリウム 1.5
アルギン酸ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.14
プロピレングリコール 5
香料 1.3
ミリストイルザルコシンナトリウム 0.3
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.5
グリセリン 20
無水ケイ酸 5
酸化チタン 0.5
リパーゼ 0.2
β−グルコシダーゼ 0.1
水 残
計 100.0 %
【0041】
[実施例11] 練歯磨
無水ケイ酸 20 %
ポリアクリル酸ナトリウム 0.5
アルギン酸ナトリウム 0.5
キサンタンガム 0.5
プロピレングリコール 5
70%ソルビット 20
サッカリンナトリウム 0.1
安息香酸ナトリウム 0.3
ラウリル硫酸ナトリウム 1.5
香料 1
リパーゼ 0.1
デキストラナーゼ 0.1
ムタナーゼ 0.1
水 残
計 100.0 %
【0042】
[実施例12] 液状歯磨
沈降性シリカ 20 %
パラオキシ安息香酸ブチル 0.01
キサンタンガム 0.2
ポリアクリル酸ナトリウム 0.15
プロピレングリコール 2
ソルビット 35
グリセリン 25
サッカリンナトリウム 0.1
香料 1
色素(ブリリアントブルー) 0.001
ラウリル硫酸ナトリウム 1.5
モノラウリン酸デカグリセリル 4
リパーゼ 0.3
β−1,3−グルカナーゼ 0.2
水 残
計 100.0 %
【0043】
[実施例13] 泡状歯磨
ラウリル硫酸ナトリウム 0.2 %
POE(60)硬化ヒマシ油 1
2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−
ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン 0.06
グリセリン(85%) 10
プロピレングリコール 1
アルギン酸ナトリウム 1.5
キシリトール 1
クエン酸 0.08
クエン酸ナトリウム 0.2
安息香酸ナトリウム 0.3
メチルパラベン 0.5
香料 0.5
リパーゼ 0.1
ムタナーゼ 0.2
水 残
計 100.0 %
【0044】
[実施例14] 洗口剤
変性エタノール 1.6 %
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 2
クエン酸 0.3
クエン酸3ナトリウム 0.5
香料 0.5
ラウロイルザルコシンナトリウム 0.1
フッ化ナトリウム 0.08
グリセリン 10
DL−アラニン 1
アクロモペプチダーゼ 0.1
水 残
計 100.0 %
【0045】
[実施例15] マウスウォッシュ
90%エタノール 20 %
ポリオキシエチレン(80)ソルビタンモノラウレート 0.5
香料 1.5
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.15
ラウロイルザルコシンナトリウム 0.1
リパーゼ 0.1
デキストラナーゼ 0.2
水 残
計 100.0 %
【0047】
[実施例16] トローチ
アラビヤガム 6 %
香料 1
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.05
ラウロイルザルコシンナトリウム 0.01
ブドウ糖 36
パラチノース 36
リパーゼ 0.05
デキストラナーゼ 0.1
水 残
計 100.0 %
【0048】
[実施例17] チューイングガム
ガムベース 20 %
香料 1
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.1
ラウロイルザルコシンナトリウム 0.01
炭酸カルシウム 2
水飴 15
粉糖 58
アクロモペプチダーゼ 0.1
水 残
計 100.0 %
【0049】
[実施例18] 口腔用パスタ
セタノール 10 %
スクワレン 20
沈降性シリカ 5
POE(40)硬化ヒマシ油 0.1
ソルビタンモノオレイン酸エステル 1
ラウリル硫酸ナトリウム 0.2
グリチルレチン酸 0.1
サッカリンナトリウム 0.6
ε−アミノカプロン酸 0.5
サリチル酸エチル 0.2
イソオイゲノール 0.1
メントン 0.05
香料 0.6
リパーゼ 0.1
β−グルコシダーゼ 0.1
水 残
計 100.0 %
【0050】
【発明の効果】
本発明の口腔用組成物は、歯面に付着したステイン、タバコのヤニ等による歯の汚れを効果的に除去するものである。

Claims (1)

  1. (A)アクロモペプチダーゼ、及び/又は、(B)リパーゼとデキストラナーゼ、β−グルコシダーゼ、β−1,3−グルカナーゼ、ムタナーゼの1種又は2種以上との混合物をステイン除去有効成分として含有することを特徴とするステイン除去用口腔用組成物。
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