JP3782612B2 - 情報再生システム及び情報再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、音楽及び動画等のような音声(オーディオ)及び映像(ビデオ)情報にデータ圧縮及び暗号化等のエンコードを施して、例えば半導体メモリを用いたメモリ媒体に格納し、該メモリ媒体を装着して音声及び映像情報をデコード再生するための情報再生システム及び情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ディジタル化された音声及び映像情報の圧縮技術が各種研究され、提案されており、例えば音声情報の圧縮技術としては、DTS(Digital Theater System)、AC−3(Audio Code number 3〜米国のドルビー研究所で開発されたデジタルサラウンドシステムであり、映画、DVD(Digital VideoDisc)、CATV(Community Antenna Television)、及び米国の次世代TV規格(ATV)等で採用されている)、及びAAC(MPEG 2 AAC: MPEG 2 Advanced Audio Coding〜MPEG(Moving Picture Experts Group)におけるMPEG 2の音声部分として開発が開始され1997年4月にISO 13818-7として標準化された音声コーディング)等が知られている。
【0003】
上述のような、ディジタル化された音声及び映像情報の圧縮技術の発展に伴い、音楽又は動画を、圧縮等のエンコードを施し、データのサイズを縮小して、記録及び伝送に供することが行われている。
例えば圧縮エンコードした音楽又は動画を、半導体メモリ等を用いたメモリ媒体に記録して、再生に供するようにしたり、通信系を介して伝送し、再生に供するようにしたりする。
そして、メモリ媒体を用いる場合にはその再生装置に、通信系を用いる場合にはその受信装置に、それぞれ復元(圧縮されたデータの復元は、伸長又は解凍などと称されることもある)等のためのデコーダを内蔵し、エンコードされた情報を復元して再生に供するようにしている。
【0004】
従来、音楽又は動画を記録するためのメモリ媒体としては、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)規格に準拠する在来のPCカード、あるいはスマートメディア(商標)及びコンパクトフラッシュ(商標)等のようなスモールカードを用いている。これらのような、従来より用いているメモリ媒体は、半導体メモリ等からなるROM(Read Only Memory)、あるいはRAM(Random Access Memory)のみで構成され、例えば音声データ等の情報と共にIDコード(識別コード)が記録されている。このIDコードは、その種のメモリ媒体がPC(Personal Computer〜いわゆる「パソコン」)の通常のデータ記憶などにも使われるため、記憶情報が通常のPCデータであるか、音声データであるかなどを識別するために用いられる識別情報である。
【0005】
従来のこの種の再生装置には、対象とする特定の単一の圧縮エンコード方式に対応するデコーダが組み込まれていて、単にメモリ媒体から読み出したデータをデコードする構成となっている。再生装置のマイクロコンピュータ等からなる制御部は、メモリに書き込まれているIDコードを読み出し、その再生装置で再生可能なデータであるか否かを判別する。再生可能なデータであることを示すIDコードであれば、その再生装置に内蔵したデコーダを用いて再生し、再生可能でないデータであることを示すIDコードであれば、そのデータを無視する。
【0006】
すなわち、図5に示すように、従来の再生装置100は、CPU(Central Processing Unit)101、デコーダ102、バッファ103、DAC(Digital/Analog Converter)104、操作キー105、表示部106、受光部107及びコネクタC101を備えている。この再生装置100に使用するメモリ媒体200は、図示するように、ROM201及びコネクタC201のみを有して構成される。
【0007】
再生装置100のデコーダ102はコネクタC101に接続され、メモリ媒体200のROM201はコネクタC201に接続されている。コネクタC201とコネクタC101を用いてメモリ媒体200を再生装置100に接続することにより、メモリ媒体200のROM201は、再生装置100のデコーダ102に接続される。メモリ媒体200が接続されると、再生装置100のCPU101は、デコーダ102を介して、メモリ媒体200のROM201からIDコードを読み取り、その再生装置100において再生可能な音声データであるか否かを判別する。
【0008】
CPU101は、IDコードが、再生可能な例えば音声データであることを示すものでない場合には、それを無視し、必要に応じて再生可能でないことを示すエラーメッセージ等を表示部106に画面表示させる。CPU101は、IDコードが、再生可能な音声データであることを示すものである場合には、デコーダ102により、圧縮エンコードされた音声データをデコードし復元して、バッファ103を介して出力端子T11からディジタル出力として出力し、且つDAC104によりアナログ信号に変換して、出力端子T12からアナログ出力として出力して再生に供する。すなわち、出力端子T12には、イヤレシーバ、ヘッドフォンあるいは(必要に応じて増幅器を内蔵する)スピーカ装置等を接続する。ディジタル出力処理機能を有する再生系を使用することができる場合には、出力端子T11に接続する。
【0009】
操作キー105は、再生動作に関するユーザによる所要の操作入力をCPU101に与える。表示部106は、再生動作、操作キー105による操作情報等に応じたCPU101における操作入力あるいは再生動作状況等をユーザに認識させるべく画面表示する。受光部107は、リモートコントロール用の赤外光を受光処理して、リモートコントロール操作情報に応じてCPU101を制御する。
【0010】
なお、図5に示したものとほぼ同様に特定のエンコード方式に対応する単一のデコーダのみを備えた再生装置の一例が、特開平10−210409号公報に開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のメモリ再生装置においては、メモリ媒体に音声又は映像情報等のデータ及び情報の種類を示すIDコードのみが記憶されるため、圧縮等のエンコード方式が異なるメモリ媒体の再生を行うことができない。すなわち、そのメモリ再生装置において使用することが可能なメモリ媒体のエンコード方式が限定されてしまう。言い換えれば、メモリ媒体のエンコード方式により、再生可能なメモリ再生装置が制限されてしまい、メモリ媒体においてもメモリ再生装置においても多種類のエンコード方式を利用することができない。このため、多種類のエンコード方式をサポート可能としようとするとメモリ再生装置が複雑化し、製造コストも上昇する。
【0012】
しかも、この場合、メモリ媒体に音声又は映像情報を記憶させて販売し、ソフトウェア商品として販売するような用途も期待されるが、メモリ媒体の記憶情報が単純なデータ及びIDコードであり、再生時の読出し情報と共通であるため、記憶情報のデッドコピーを容易に作成することができ、不正コピーを防止することが容易ではない。
【0013】
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、種々の圧縮等のエンコード方式に柔軟に対応することができ、不正使用を容易に防止することができる情報再生システム及び情報再生装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明の第1の観点にかかる情報再生システムは、
着脱可能なメモリ媒体と、前記メモリ媒体と通信して該メモリ媒体に記録された情報データをデコード再生する再生装置とから構成されるものであって、
前記メモリ媒体は、
第1の識別情報、所定のエンコード方式によりエンコードされた情報データ、及び、そのエンコード方式に対応するデコード機能を定義するプログラム、を格納する格納手段と、
前記再生装置からのコマンドに応答して、前記格納手段に格納されている前記第1の識別情報、前記情報データ、前記プログラムを送信して前記再生装置と通信する通信手段と、
を備え、
前記再生装置は、
前記プログラムを前記通信手段を介して記憶するための揮発性記憶手段と、
前記揮発性記憶手段に記憶されたプログラムに従って、該プログラムに対応するエンコード方式によりエンコードされた情報データをデコード再生する信号処理手段と、
前記メモリ媒体にコマンドを送付して、前記メモリ媒体から前記通信手段を介して供給される前記プログラムを前記揮発性記憶手段に格納し、前記信号処理手段に実行させるとともに、前記メモリ媒体から前記通信手段を介して供給される情報データを前記信号処理手段に供給して、デコード再生に供する再生制御手段と
所定の識別情報を入力する入力手段と、
不揮発性の書き換え可能記憶手段と、
各情報再生装置に対応付けられた第2の識別情報を予め保持する保持手段と、
を備え
前記再生制御手段は、
前記メモリ媒体が初めて装着されると、前記入力手段から入力された識別情報を前記メモリ媒体から供給された第1の識別情報と照合して一致するか否かを判別し、一致すると判別すると、該第1の識別情報を、前記書き換え可能記憶手段に書き込み且つ前記保持手段が保持する第2の識別情報を前記通信手段を介して前記メモリ媒体に書き込んでから、前記エンコードされた情報データを前記通信手段を介して前記信号処理手段に供給して、デコード再生を可能とするとともに、前記入力手段により予め入力されし前記書き換え可能記憶手段に記憶されているパスワード情報を前記通信手段を介して前記メモリ媒体に書き込み、
前記メモリ媒体が2回目以降に装着されると、前記通信手段を介して前記メモリ媒体から供給された第1の識別情報と前記書き換え可能記憶手段に書き込まれた第1の識別情報、前記保持手段が保持する第2の識別情報と前記メモリ媒体に前記通信手段を介して書き込まれた第2の識別情報、及び、前記書き換え可能記憶手段に記憶されているパスワード情報と前記メモリ媒体に前記通信手段を介して書き込まれたパスワード情報をそれぞれ照合し、これらが全て一致した場合にのみ、前記処理手段に前記エンコードされた情報データをデコード再生させる、
ことを特徴とする。
【0015】
また、前記再生制御手段は、前記メモリ媒体から前記通信手段を介して供給された第1の識別情報が前記書き換え可能記憶手段に書き込まれているか否かを判別することにより、前記メモリ媒体が初めて装着されたか2回目以降に装着されたかを判別するようにしてもよい。
【0016】
さらに、前記格納手段は、前記再生装置に対応する第2の識別情報を所定の個数だけ書き込むことができるように形成され、
前記再生制御手段は、前記格納手段に、前記再生装置に対応する第2の識別情報を書き込むことができるか否かを判別し、書き込めないと判別すると、前記エンコードされた情報データの前記再生装置におけるデコード再生を拒絶するようにしてもよい。
【0017】
また、この発明の第2の観点に係る情報再生装置は、
第1の識別情報、所定のエンコード方式によりエンコードされた情報データ、及び、そのエンコーダ方式に対応するデコード機能を定義するプログラム、を格納する格納手段と、
外部装置からのコマンドに応答して、前記格納手段に格納されている前記第1の識別情報、前記情報データ、前記プログラムを送信して外部装置と通信する通信手段と、
を備える着脱可能なメモリ媒体と通信する情報再生装置において、
前記プログラムを前記通信手段を介して記憶するための揮発性記憶手段と、
前記揮発性記憶手段に記憶されたプログラムに従って、該プログラムに対応するエンコード方式によりエンコードされた情報データをデコードする信号処理手段と、
前記メモリ媒体にコマンドを送付して、前記メモリ媒体から前記通信手段を介して供給される前記プログラムを前記揮発性記憶手段に格納し、前記信号処理手段に実行させるとともに、前記メモリ媒体から前記通信手段を介して供給される情報データを前記信号処理手段に供給して、デコード再生に供する再生制御手段と、
所定の識別情報を入力する入力手段と、
不揮発性の書き換え可能記憶手段と、
各情報再生装置に対応付けられた第2の識別情報を予め保持する保持手段と、
を備え、
前記再生制御手段は、
前記メモリ媒体が初めて装着されると、前記入力手段から入力された識別情報を前記メモリ媒体から供給された第1の識別情報と照合して一致するか否かを判別し、一致すると判別すると、該第1の識別情報を、前記書き換え可能記憶手段に書き込み且つ前記保持手段が保持する第2の識別情報を前記通信手段を介して前記メモリ媒体に書き込んでから、前記エンコードされた情報データを前記通信手段を介して前記信号処理手段に供給して、デコード再生を可能とするとともに、前記入力手段により予め入力されし前記書き換え可能記憶手段に記憶されているパスワード情報を前記通信手段を介して前記メモリ媒体に書き込み、
前記メモリ媒体が2回目以降に装着されると、前記通信手段を介して前記メモリ媒体から供給された第1の識別情報と前記書き換え可能記憶手段に書き込まれた第1の識別情報、前記保持手段が保持する第2の識別情報と前記メモリ媒体に前記通信手段を介して書き込まれた第2の識別情報、及び、前記書き換え可能記憶手段に記憶されているパスワード情報と前記メモリ媒体に前記通信手段を介して書き込まれたパスワード情報をそれぞれ照合し、これらが全て一致した場合にのみ、前記処理手段に前記エンコードされた情報データをデコード再生させる、
ことを特徴とする。
【0018】
また、前記再生制御手段は、前記メモリ媒体から前記通信手段を介して供給された第1の識別情報が前記書き換え可能記憶手段に書き込まれているか否かを判別することにより、前記メモリ媒体が初めて装着されたか2回目以降に装着されたかを判別するようにしてもよい。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0027】
図1を参照して、この発明の実施の形態に係る情報再生装置を適用した情報再生システムを説明する。図1は、情報再生システムの構成を模式的に示している。
【0028】
図示するように、この情報再生システムは、再生装置1及びこれに着脱可能なメモリ媒体2で構成される。
【0029】
再生装置1は、CPU(Central Processing unit)11と、DSP(Digital Signal Processor)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バッファ14と、DAC(Digital/Analog Converter)15と、フラッシュRAM16と、操作キー17と、表示部18と、受光部19と、コネクタC11及びC12とを備えている。
【0030】
CPU11は、マイクロプロセッサ等から構成され、コネクタC11を介して、メモリ媒体2との間でIDコード、パスワード及び制御情報の授受を行うと共に再生装置1内の各部の動作を制御するためものである。
【0031】
DSP12は、コネクタC12を介して、メモリ媒体2からソフトウェアとしてのプログラムデータをロードして、種々の信号処理を行うLSI(大規模集積回路)である。この場合、DSP12は、デコーダ機能として動作させるためのプログラムデータを与えることにより、メモリ媒体2から読み出した情報データのデコーダとして機能する。すなわち、DSP12は、種々のエンコード方式に対応するプログラムデータをロードすれば、種々のエンコード方式に対応するデコーダとして機能させることができる。
【0032】
RAM13は、揮発性の書き換え可能メモリであり、CPU11の制御によって、メモリ媒体2から読み込んだプログラムデータを書き込んで、DSP12にロードさせる。
【0033】
バッファ14は、DSP12でデコードされたディジタル情報を安定化して出力端子T1に出力するためのものである。
【0034】
DAC15は、DSP12でデコードされたディジタル情報をアナログ信号に変換して出力端子T2に出力するためのものである。
【0035】
出力端子T1は、ディジタル出力処理機能を有する再生系を接続するための端子である。また、出力端子T2は、イヤレシーバ、ヘッドフォンあるいは必要に応じて増幅器を内蔵するスピーカ装置等を接続するための端子である。
【0036】
フラッシュRAM16は、不揮発性の書き換え可能メモリであり、第1の識別情報であるメモリ媒体2側の第1のIDコード及びパスワードを記憶する。
ここで、第1のIDコードは、メモリ媒体2のCPU21内のROMに記録されるとともに、メモ(印刷物)等の形でメモリ媒体2に添付して配布される。そして、ユーザが操作キー17を操作して、メモ(印刷物)に記載された第1のIDコードを再生装置1に入力すると、CPU11及びCPU21は、操作キー17を介して入力されたIDコードとメモリ媒体2に記録されたものとが照合された後、一致していればフラッシュRAM16に書き込む。
【0037】
また、パスワードは、予め操作キー17を介してのユーザによる登録操作により、フラッシュRAM16に書き込まれ、メモリ媒体2を接続した際にメモリ媒体2のフラッシュRAM22に転送される。パスワードは、操作キー17の操作により、変更することができる。
【0038】
操作キー17は、キーパッド等から構成され、ユーザがこの再生装置1に、再生動作に関する命令やIDコードを入力するためのキー入力部である。
【0039】
表示部18は、LCD(Liquid Crystal Display)等から構成され、再生動作、操作キー17による操作情報等に応じたCPU11における操作入力あるいは再生動作状況等をユーザに認識させるべく画面表示するためのものである。
【0040】
受光部19は、リモートコントロール用の赤外光信号等を受光処理して、リモートコントロール操作情報に応じてCPU11を制御する。
【0041】
また、この再生装置1に着脱可能なメモリ媒体2は、CPU21と、フラッシュRAM22と、ROM(Read Only Memory)23と、コネクタC21及びC22とから構成される。
【0042】
CPU21は、マイクロプロセッサ等を用いて構成され、メモリ媒体2内の動作を制御すると共に、コネクタC21を介して再生装置1のCPU11との間のデータの転送及び制御情報の通信を制御する。
【0043】
フラッシュRAM22は、不揮発性の書き換え可能メモリであり、第2の識別情報である再生装置1側の第2のIDコード及びパスワードを記憶する。ここで、第2のIDコードは、再生装置1のCPU11内のROMに記録されており、CPU11,21の制御により、フラッシュRAM22に書き込まれる。
また、パスワードは、ユーザによる登録操作により、予め再生装置1のフラッシュRAM16に書き込まれており、メモリ媒体2を再生装置1に接続した際にフラッシュRAM16からフラッシュRAM22に転送される。
【0044】
ROM23は、書き換え不可能な不揮発性メモリであり、音声及び映像情報等の情報データが所定のエンコード方式により圧縮されて書き込まれており、且つDSP12にそのエンコード方式に対応するデコード機能を与えるためのプログラムデータが格納されている。そして、ROM23は、コネクタC22を介して、DSP12に情報データやプログラムデータを送る。
【0045】
メモリ媒体2を再生装置1に接続する際には、コネクタC21をコネクタC11に接続し、コネクタC22をコネクタC12に接続する。これにより、CPU11とCPU21が接続され、DSP12とROM23が接続される。
【0046】
次に、上述した情報再生システムの動作について説明する。
この情報再生システムは、音楽や映像等の情報データの再生に用いられ、メモリ媒体2が音楽や映像等の情報データの他、情報データをデコードするためのプログラムデータを記録し、エンコード方式に応じた柔軟な読み出しを可能とすると共に、不正使用を容易に防止することができるシステムである。
【0047】
ここで、メモリ媒体2は、再生装置1に着脱可能なパッケージであり、ROM23には音楽又は映像の圧縮された情報データと、DSP12が情報データをデコードするためのプログラムデータが記録されている。
【0048】
そこで、ROM23に記録された情報データを読み出して、音楽又は映像を再生するためには、ユーザは、まず、メモリ媒体2を再生装置1に接続する。
この際、コネクタC21はコネクタC11に接続し、コネクタC22はコネクタC12に接続する。これにより、CPU11とCPU21が接続されて通信を開始する。
【0049】
CPU11は、CPU21との通信を開始すると、図2のフローチャートに示す装置側照合処理を開始する。
【0050】
装置側照合処理を開始すると、CPU11は、CPU21との通信により、CPU21内部のROMに記録された第1のIDコードを取得する(ステップS1)。
【0051】
CPU11は、フラッシュRAM16を読み取り、CPU21から取得した第1のIDコードが書き込まれているか否かを判別する(ステップS2)。ここで、後述するように、メモリ媒体2が既に再生装置1に接続されたことがあると、第1のIDコードがフラッシュRAM16に書き込まれている。すなわち、CPU11は、フラッシュRAM16を読み取って、メモリ媒体2が過去に再生装置1に接続されたことがあるか否かを判別する。
【0052】
CPU11は、フラッシュRAM16に第1のIDコードが書き込まれていないと判別すると(ステップS2にてNO)、メモリ媒体2が初めて再生装置1に接続されたものであるとして(ステップS3)、表示部18に「IDコードを入力して下さい」等の画面表示をさせて、ユーザに第1のIDコードの入力を促す(ステップS4)。
【0053】
ここで、第1のIDコードは、ユーザがメモリ媒体2を入手する際に添付されるメモ、印刷物等に記載される。そして、ユーザは、メモリ媒体2を初めて再生装置1に接続する際には、操作キー17より第1のIDコードを入力する(ステップS5)。
【0054】
CPU11は、操作キー17から受けたIDコードを、上記ステップS1にてCPU21から取得した第1のIDコードと比較し、正しいIDコードが入力されたか否かを判別する(ステップS6)。
【0055】
CPU11は、正しいIDコードが入力されないと判別すると(ステップS6にてNO)、「IDコードが違います」等の警告を表示部18に表示させ(ステップS7)、処理をステップS4にリターンして、再びユーザにIDコードの入力を促す。
【0056】
一方、CPU11は、正しいIDコードが入力されたと判別すると(ステップS6にてYES)、第1のIDコードをフラッシュRAM16に書き込む(ステップS8)。
これにより、フラッシュRAM16は、メモリ媒体2が再生装置1に接続されたことを記録する。従って、2回目以降にメモリ媒体2を再生装置1に接続する際には、CPU11は、CPU21から取得したIDコードと、フラッシュRAM16に書き込まれたIDコードとを比較して照合することができる。
【0057】
この後、CPU11は、メモリ媒体2が初めて再生装置1に接続されたものであることから、フラッシュRAM16に記録されているパスワードをCPU21に転送してフラッシュRAM22に書き込ませる(ステップS9)。
ここで、パスワードは、ユーザにより操作キー17を介して再生装置1に予め登録しておくことができる。登録されたパスワードは、フラッシュRAM16に書き込まれ、2回目以降の接続に際しては、再生装置1のフラッシュRAM16及びメモリ媒体2のフラッシュRAM22にそれぞれ格納されたパスワードが一致しないと使用することができない。なお、このパスワードは、後からでも書き換えることが可能である。
このようにして、メモリ媒体2が初めて再生装置1に接続された際の設定が終了すると、CPU11は、再生装置1による情報データの再生が可能であるとして装置側照合処理を終了する(ステップS13)。
【0058】
一方、CPU11は、上記ステップS2にてフラッシュRAM16に第1のIDコードが書き込まれていると判別すると(ステップS2にてYES)、2回目以降の接続であるとして(ステップS10)、パスワードの照合を行う(ステップS11)。この際、CPU11は、CPU21に対してパスワードの読み出しを指示してフラッシュRAM22に書き込まれたパスワードを取得し、フラッシュRAM16に記録されたパスワードと照合する。
【0059】
CPU11は、フラッシュRAM22のパスワードとフラッシュRAM16のパスワードとが一致するか否かを判別し(ステップS12)、一致すると判別すると(ステップS12にてYES)、再生装置1による情報データの再生が可能であるとして装置側照合処理を終了する(ステップS13)。
【0060】
一方、CPU11は、フラッシュRAM22のパスワードとフラッシュRAM16のパスワードとが一致しないと判別すると(ステップS12にてNO)、再生装置1による情報データの再生ができないとして(ステップS14)、「この機器では再生できません」等の警告を表示部18に表示させてユーザに警告し、装置側照合処理を終了する(ステップS15)。
これにより、メモリ媒体2が記録する情報データの不正な読み出しを容易に防止することができる。
【0061】
例えば、ユーザは、他人に使用されたくないメモリ媒体2には、通常使用するパスワードとは異なるパスワードを書き込んでおき、フラッシュRAM16に書き込むパスワードを通常使用するものに変更する。そして、そのメモリ媒体2から情報を再生する際にのみ、フラッシュRAM16のパスワードを書き換えてメモリ媒体2の情報を再生可能とすることができ、メモリ媒体2の不正使用を防止することができる。
【0062】
また、CPU21は、CPU11との通信を開始すると、CPU11が上記装置側照合処理を実行するのと並行して、図3のフローチャートに示すメモリ側照合処理を開始する。
【0063】
メモリ側照合処理を開始すると、CPU21は、CPU11との通信により、CPU11内部のROMに記録された第2のIDコードを取得する(ステップS20)。
【0064】
この後、CPU21は、フラッシュRAM22を読み取り、CPU11から取得した第2のIDコードが書き込まれているか否かを判別する(ステップS21)。
【0065】
ここで、フラッシュRAM22は、第2のIDコードを書き込むための書き込み領域を所定の個数だけ有しており、同一ユーザが所有する数台分の再生装置1に対応できるようになっている。例えば、フラッシュRAM22が5個の書き込み領域を有していると、メモリ媒体2から音声や映像等の情報データを再生可能な再生装置1の数は5台までということになる。
CPU21は、第2のIDコードが書き込まれていないと判別すると(ステップS21にてNO)、メモリ媒体2が初めて再生装置1に接続されたとして(ステップS22)、フラッシュRAM22に第2のIDコードを書き込めるか否かを判別する(ステップS23)。
【0066】
CPU21は、第2のIDコードを書き込めないと判別すると(ステップS23にてNO)、CPU11を介して、「この機器では再生できません」等の警告を表示部18に表示させてユーザに警告し、メモリ側照合処理を終了する(ステップS24)。
【0067】
一方、CPU21は、第2のIDコードを書き込めると判別すると(ステップS23にてYES)、第2のIDコードをフラッシュRAM22に書き込んでメモリ側照合処理を終了する(ステップS25)。
これにより、メモリ媒体2は、音声や映像等の情報を再生可能な再生装置1の数を制限して、不正使用を防止することができる。
【0068】
また一方、CPU21は、ステップS21にて、フラッシュRAM22に第2のIDコードが書き込まれていると判別すると(ステップS21にてYES)、2回目以降の接続であるとして、メモリ側照合処理を終了する(ステップS26)。
【0069】
このようにして、再生装置1及びメモリ媒体2における照合処理が終了し、メモリ媒体2に記録された音声や映像が再生可能となると、CPU11は、表示部18に「OK」などのメッセージを表示させて、ユーザに対して使用可能となったことを通知する。
【0070】
この後、ユーザが操作キー17の再生キー(図示せず)を押下する等して、メモリ媒体2に記録された音声や映像等の情報の再生を指示すると、この情報再生システムは、図4のフローチャートに示すデータ読出処理を開始する。
【0071】
データ読出処理を開始すると、CPU11は、CPU21に情報データの読み出しを要求する読出要求信号を送信する(ステップS30)。
【0072】
CPU21は、読出要求信号を受けると、ROM23にアクセスし、圧縮等のエンコードが施された音楽情報データ又は映像情報データをデコードするためのプログラムデータを、DSP12を介してRAM13に転送させる(ステップS31)。
これにより、DSP12は、RAM13に格納されたプログラムデータを順次読み出し、プログラムデータに応じたデコード処理を実行して、メモリ媒体2に記録された音楽情報データ又は映像情報データをデコードすることができる。
【0073】
この後、CPU21は、ROM23から音楽情報データや映像情報データ等の情報データをDSP12に転送させる(ステップS32)。
【0074】
DSP12は、ROM23から受けた音楽情報データ又は映像情報データをデコードする処理を実行して、得られたデータをバッファ14及びDAC15に供給し、出力端子T1,T2から音声信号又は映像信号を出力することで情報の再生を開始する(ステップS33)。
【0075】
このように、デコード用のソフトウェアとしてのプログラムデータと、エンコードされた音声又は映像データとが一組として、メモリ媒体2のROM23に書き込まれている。このため、ROM23の記録内容は、直接他の機器にコピーすることができず、エンコードされた音声又は映像情報データだけをコピーすることができても、この情報をデコードすることができない。すなわち、ROM23からRAM13に転送されるデコード用のプログラムデータは、再生装置1の外部には取り出すことができない。これは、このプログラムデータは、CPU11及び21によって制御されていて、RAM13にしか転送できないようになっているためである。
【0076】
上述したように、メモリ媒体2のROM23に圧縮等のエンコードが施されたデータとこれをDSP12によりデコードするためのプログラムデータが記録されているので、種々のエンコード方式に従ったエンコードフォーマットであっても再生装置1で再生することができる。
また、上述した情報再生システムでは第1のIDコード、第2のIDコード及びパスワードの照合が必要であるので、他人に貸し出すなどの不正使用を効果的に制限することができる。
さらに、再生装置1及びメモリ媒体2の両方にそれぞれCPU11とCPU21が介在しているので、第1のIDコード、第2のIDコード、パスワード等が書き込まれるフラッシュRAM16,22の内容は書き換えにくい。しかも、このため、再生装置1によりデコードされた信号はコピーすることができるが、メモリ媒体2のコピーを作ることはできない。
【0077】
この発明は、上記実施の形態に限定されず、様々な変形及び応用が可能である。例えば、上記実施の形態では、メモリ媒体2のROM23は、音楽情報データ又は映像情報データを記録するものとして説明したが、これに限定されず、家庭用テレビゲーム機により実行されるゲームソフトや個人情報データ等の任意のデータを記録することができる。
【0078】
また、上記実施の形態では、コネクタC11とコネクタC21とを接続し、コネクタC12とコネクタC22とを接続して情報データ等の授受を行うものとして説明したが、これに限定されず、例えば電磁波信号を送受信することにより、非接触で情報データ等の授受を行うようにしてもよい。
この場合には、コネクタC11,C12,C21,C22を、それぞれ発光素子と受光素子とを備えて電磁波信号の送受信を可能とする素子に置き換え、再生装置1が、メモリ媒体2との間で電磁波信号による通信を可能とするようにメモリ媒体2を保持するようにすればよい。
【0079】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、簡単な構成で、種々の圧縮等のエンコード方式に柔軟に対応することができ、不正使用を容易に防止することのできる情報再生システム及び情報再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る情報再生装置を適用した情報再生システムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図2】装置側照合処理を説明するためのフローチャートである。
【図3】メモリ側照合処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】データ読出処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】従来の情報再生装置を適用した情報再生システムの構成の一例を模式的に示すブロック図である。
【符号の説明】
1,100 再生装置
2,200 メモリ媒体
11,21,101 CPU
12 DSP
13 RAM
14,103 バッファ
15,104 DAC
16,22 フラッシュRAM
17,105 操作キー
18,106 表示部
19,107 受光部
23,201 ROM
102 デコーダ
C11,C12,C21,C22
C101,C201 コネクタ
T1,T2,T11,T12 出力端子

Claims (5)

  1. 着脱可能なメモリ媒体と、前記メモリ媒体と通信して該メモリ媒体に記録された情報データをデコード再生する再生装置とから構成される情報再生システムであって、
    前記メモリ媒体は、
    第1の識別情報、第2の識別情報、所定のエンコード方式によりエンコードされた情報データ、及び、そのエンコード方式に対応するデコード機能を定義するプログラム、を格納する格納手段と、
    前記再生装置からのコマンドに応答して、前記格納手段に格納されている前記第1の識別情報、前記情報データ、前記プログラムを送信して前記再生装置と通信する通信手段と、
    を備え、
    前記再生装置は、
    前記プログラムを前記通信手段を介して記憶するための揮発性記憶手段と、
    前記揮発性記憶手段に記憶されたプログラムに従って、該プログラムに対応するエンコード方式によりエンコードされた情報データをデコード再生する信号処理手段と、
    前記メモリ媒体にコマンドを送付して、前記メモリ媒体から前記通信手段を介して供給される前記プログラムを前記揮発性記憶手段に格納し、前記信号処理手段に実行させるとともに、前記メモリ媒体から前記通信手段を介して供給される情報データを前記信号処理手段に供給して、デコード再生に供する再生制御手段と
    所定の識別情報を入力する入力手段と、
    不揮発性の書き換え可能記憶手段と、
    各情報再生装置に対応付けられた第2の識別情報を予め保持する保持手段と、
    を備え
    前記再生制御手段は、
    前記メモリ媒体が初めて装着されると、前記入力手段から入力された識別情報を前記メモリ媒体から供給された第1の識別情報と照合して一致するか否かを判別し、一致すると判別すると、該第1の識別情報を、前記書き換え可能記憶手段に書き込み且つ前記保持手段が保持する第2の識別情報を前記通信手段を介して前記メモリ媒体に書き込んでから、前記エンコードされた情報データを前記通信手段を介して前記信号処理手段に供給して、デコード再生を可能とするとともに、前記入力手段により予め入力された前記書き換え可能記憶手段に記憶されているパスワード情報を前記通信手段を介して前記メモリ媒体に書き込み、
    前記メモリ媒体が2回目以降に装着されると、前記通信手段を介して前記メモリ媒体から供給された第1の識別情報と前記書き換え可能記憶手段に書き込まれた第1の識別情報、前記保持手段が保持する第2の識別情報と前記メモリ媒体に前記通信手段を介して書き込まれた第2の識別情報、及び、前記書き換え可能記憶手段に記憶されているパスワード情報と前記メモリ媒体に前記通信手段を介して書き込まれたパスワード情報をそれぞれ照合し、これらが全て一致した場合にのみ、前記処理手段に前記エンコードされた情報データをデコード再生させる、
    ことを特徴とする情報再生システム。
  2. 前記再生制御手段は、前記メモリ媒体から前記通信手段を介して供給された第1の識別情報が前記書き換え可能記憶手段に書き込まれているか否かを判別することにより、前記再生装置に前記メモリ媒体が初めて装着されたか2回目以降に装着されたかを判別する、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報再生システム。
  3. 前記格納手段は、前記再生装置に対応する第2の識別情報を所定の個数だけ書き込むことができるように形成され、
    前記再生制御手段は、前記格納手段に、前記再生装置に対応する第2の識別情報を書き込むことができるか否かを判別し、書き込めないと判別すると、前記エンコードされた情報データの前記再生装置におけるデコード再生を拒絶する、
    ことを特徴とする請求項又はに記載の情報再生システム。
  4. 第1の識別情報、第2の識別情報、所定のエンコード方式によりエンコードされた情報データ、及び、そのエンコーダ方式に対応するデコード機能を定義するプログラム、を格納する格納手段と、
    外部装置からのコマンドに応答して、前記格納手段に格納されている前記第1の識別情報、前記情報データ、前記プログラムを送信して外部装置と通信する通信手段と、
    を備える着脱可能なメモリ媒体と通信する情報再生装置において、
    前記プログラムを前記通信手段を介して記憶するための揮発性記憶手段と、
    前記揮発性記憶手段に記憶されたプログラムに従って、該プログラムに対応するエンコード方式によりエンコードされた情報データをデコードする信号処理手段と、
    前記メモリ媒体にコマンドを送付して、前記メモリ媒体から前記通信手段を介して供給される前記プログラムを前記揮発性記憶手段に格納し、前記信号処理手段に実行させるとともに、前記メモリ媒体から前記通信手段を介して供給される情報データを前記信号処理手段に供給して、デコード再生に供する再生制御手段と、
    所定の識別情報を入力する入力手段と、
    不揮発性の書き換え可能記憶手段と、
    各情報再生装置に対応付けられた第2の識別情報を予め保持する保持手段と、
    を備え、
    前記再生制御手段は、
    前記メモリ媒体が初めて装着されると、前記入力手段から入力された識別情報を前記メモリ媒体から供給された第1の識別情報と照合して一致するか否かを判別し、一致すると判別すると、該第1の識別情報を、前記書き換え可能記憶手段に書き込み且つ前記保持手段が保持する第2の識別情報を前記通信手段を介して前記メモリ媒体に書き込んでから、前記エンコードされた情報データを前記通信手段を介して前記信号処理手段に供給して、デコード再生を可能とするとともに、前記入力手段により予め入力された前記書き換え可能記憶手段に記憶されているパスワード情報を前記通信手段を介して前記メモリ媒体に書き込み、
    前記メモリ媒体が2回目以降に装着されると、前記通信手段を介して前記メモリ媒体から供給された第1の識別情報と前記書き換え可能記憶手段に書き込まれた第1の識別情報、前記保持手段が保持する第2の識別情報と前記メモリ媒体に前記通信手段を介して書き込まれた第2の識別情報、及び、前記書き換え可能記憶手段に記憶されているパスワード情報と前記メモリ媒体に前記通信手段を介して書き込まれたパスワード情報をそれぞれ照合し、これらが全て一致した場合にのみ、前記処理手段に前記エンコードされた情報データをデコード再生させる、
    ことを特徴とする情報再生装置。
  5. 前記再生制御手段は、前記メモリ媒体から前記通信手段を介して供給された第1の識別情報が前記書き換え可能記憶手段に書き込まれているか否かを判別することにより、前記メモリ媒体が初めて装着されたか2回目以降に装着されたかを判別する、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報再生装置。
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