JP3780803B2

JP3780803B2 - Chair

Info

Publication number: JP3780803B2
Application number: JP2000051484A
Authority: JP
Inventors: 智一村上
Original assignee: Kokuyo Co Ltd
Current assignee: Kokuyo Co Ltd
Priority date: 2000-02-28
Filing date: 2000-02-28
Publication date: 2006-05-31
Anticipated expiration: 2020-02-28
Also published as: JP2001238762A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、肘掛けを有する椅子に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、椅子本体と、この椅子本体に設けられた肘掛けとを具備する椅子において、前記肘掛けを構成する肘当てを、上端部が下端部より前方に位置するように、鉛直方向に対して傾斜した一本の肘桿によって、該肘桿の傾斜方向に沿って上下にスライド動作可能に支持させたものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述したような肘掛けであると、肘当ての重量や肘等の荷重を、斜めに傾斜した一本の肘桿が受けることとなるので、肘掛けの安定性が悪かったり、該肘桿の強度を上げる必要があったりした。このため、肘桿の素材によっては、大幅に重量が増加することとなり、これに伴って肘掛けと椅子本体とを複雑な結合手段により結合する必要があったり、椅子全体の重量増加を招いたりしていた。
【０００４】
また、一本の肘桿によって、前記肘当てをスライド動作させているので、肘当てのスライド中にこぜることがあり、該肘当ての動作の確実性に欠けるきらいがあった。
【０００５】
さらに言えば、前記肘当ては、上下のスライド動作と同時に前後に移動するものの、左右幅方向に移動させることができるものではないので、着座者の体格に違いによって、左右幅方向に位置が変化する肘を好適に支えることができなかった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、上述した不具合に鑑みて、肘当てを、鉛直方向に対して傾斜した互いに平行な複数の肘桿により、該肘桿の傾斜方向に沿って上下動可能に支持させることにより、肘当ての安定性や動作円滑性を向上させるとともに、該肘当てを、使用者の着座姿勢や体格に合わせて使いやすい位置に設定することができるようにしたものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】
すなわち、本発明の椅子は椅子本体と、この椅子本体に設けられた肘掛けとを具備するものにおいて、前記肘掛けが、肘を載せることができる肘当てと、鉛直方向に対して傾斜した互いに平行な複数の肘桿と、上端を肘当てに固定し且つ肘桿に案内される筒状の案内部材とを具備し、これら肘桿が前記肘当てをその傾斜方向に沿って上下動可能に支持するものであり、前記案内部材が、肘桿と同数の筒状体を備え、これら筒状体の上端部同士及び下端部同士を結合したものであり、
前記各肘桿の下端部同士を連結していることを特徴とする。
【０００８】
このようなものであれば、肘当ての重量や肘等の荷重を、複数の肘桿に分散させて支持させることができるようになる。この結果、使用時における肘当ての安定性を向上させることができるので、使用者に好適な使用感を与えることができるようになる。
【０００９】
また、個々の肘桿に、比較的軽い素材を用いることができるようになるので、椅子全体の軽量化を図れるようになる。逆に、椅子全体の重量増加を招かずに肘掛けの強度を上げることもできるようになる。
【００１０】
さらに、肘当てを、複数の肘桿によって、これら肘桿の傾斜方向に沿って上下動可能にしているので、こぜにくくなる等、動作円滑性に対する信頼性が向上するだけでなく、高さ調整と同時に使用者の着座姿勢や体格に合わせて、使いやすい位置に該肘当てを設定することができるようになる。
【００１１】
オフィス等で増加しているＯＡ機器の操作において、特に机上にあるキーボード等を操作する場合には、椅子に座った着座者は腕を前方に延ばして作業することとなるが、その際、肩を中心に上方に回転しながら前方に移動することとなる肘を、肘当てが好適に支えて腕の負担を軽減できるようにするには、肘桿が、その上端部が下端部より前方に位置するように、鉛直方向に対して傾斜しているものが望ましい。
【００１２】
特に体格の大きい人が椅子に着座した場合に、体格が小さい人より比較的外側かつ上方に位置することとなる肘を好適に支持し、体格に合わせた肘当ての位置調整を実現させるには、椅子本体と、この椅子本体に設けられた肘掛けとを具備するものにおいて、前記肘掛けが、肘を載せることができる肘当てと、上端部が下端部より左右幅方向において外側に位置するように、鉛直方向に対して傾斜した互いに平行な複数の肘桿と、上端を肘当てに固定し且つ肘桿に案内される筒状の案内部材とを具備し、前記肘桿が肘当てをその傾斜方向に沿って上下動可能に支持するものであり、前記案内部材が、肘桿と同数の筒状体を備え、これら筒状体の上端部同士及び下端部同士を結合したものであり、前記各肘桿の下端部同士を連結しているものが望ましい。
【００１３】
具体的な実施の形態としては、肘桿を、椅子本体に取り付けるとともに、これら肘桿に、前記肘当てに設けられた案内部材を、上下動可能に支持させているものが挙げられる。
【００１４】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を、図面を参照して説明する。
【００１５】
図１に示す椅子１０は、椅子本体２と、この椅子本体２の両側部に取り付けた一対の肘掛け３とからなるものである。
【００１６】
椅子本体２は、脚羽根２１の中央から起立する支柱２２の上端部に座２３を支持させ、この座２３の後方に背凭れ２４を取り付けたもので、適宜の機構により、背凭れ２４がロッキング動作し得るようにしているものである。
【００１７】
肘掛け３は、肘を載せることができる肘当て３１と、座に下端部を固定されて、前記肘当て３１を支持する支持体４とを具備するものである。
【００１８】
肘当て３１は、平面視形状が、前後に長い概略矩形状をなす台座３２と、この台座３２の上面を覆い隠すように取り付けられたクッション素材からなるパッド３３とからなるものである。
【００１９】
支持体４は、上端部が下端部より前方に位置するように鉛直方向に対して傾斜した互いに平行な二本の肘桿４１と、肘当て３１と肘桿４１の間に介在する筒状の案内部材４２とを具備するものである。
【００２０】
肘桿４１は、円柱形状のものであり、前後に並ぶように離間させて配置してある。しかして、各肘桿４１の下端部同士を連結するように、これら肘桿４１に一体に板状の取付部材５を設けており、この取付部材５を、座２３を構成する座受け２５の側部裏面に固定している。
【００２１】
案内部材４２は、肘当て３１の下面中央部に上端を固定した、前後に対をなす筒状体４３と、これら筒状体４３の上端部同士及び下端部同士を結合する結合板４４とからなり、その中央部には左右に貫通する貫通孔４５が形成されている。筒状体４３は、内周面が案内孔４６を形成している丸パイプであり、その内周形状は、前記肘桿４１の外周形状に略一致している。そして、前記案内部材４２が、これら案内孔４６に肘桿４１をそれぞれ下方から挿入させて、図３に断面図で示すように、肘桿４１に上下にスライド可能に嵌め合わされている。なお、このように、案内部材４６が肘桿４１に外側からかぶさるものではなく、逆に、肘桿４１が、案内部材４６に外側からかぶさるように構成してもよい。
【００２２】
しかして、これら肘桿４１及び案内部材４２によって肘当て３１は、図２に示すように、上下動するのと同時に前後動する。この肘掛け３の作用を以下に具体的に説明する。
【００２３】
まず、肘当て３１を上方または下方に引き上げまたは押し下げると、この肘当て３１に上端部が固定され、肘桿４１と同一傾斜角度を有する案内部材４２は、肘桿４１に案内されて、円滑に上下にスライド移動する。この時、案内部材４２とともに肘当て３１は同一姿勢を保ったまま、上下にスライド移動することとなる。この結果、肘当て３１は、上下動するのと同時に前後動することとなる。
【００２４】
したがって、本実施例によれば、肘当て３１の重量や肘等の荷重を、二本の肘桿４１に分散させて支持させることができるようになる。この結果、使用時における肘当て３１の安定性を向上させることができるので、使用者に好適な使用感を与えることができるようになる。
【００２５】
また、肘桿４１に、比較的軽い素材を用いることができるようになるので、椅子１０全体の軽量化を図れるようになる。逆に、椅子１０全体の重量増加を招かずに肘掛け３の強度を上げることもできるようになる。
【００２６】
さらに、肘桿４１を傾斜させている方向と、筒状体４３を並べている方向とを一致させて、案内部材４２を肘桿４１に沿って上下にスライド移動可能にしているので、構造的な強度と動作円滑性とを向上させることが容易にできる。また、肘当て４１を、上昇させると同時に前方に位置させるようにしているので、机上にあるキーボードの操作等において、着座者が腕を前方に位置させた際に、上昇すると同時に前方に位置することとなる肘を、肘当て３１を好適な位置に設定させて、支えることができるようになる。
【００２７】
加えて、案内部材が、肘桿４１に外側からかぶさるとともに、肘桿４１に対して上方に位置するものであるので、肘桿４１の露出をできるだけ抑えて、外観の向上を図ることができる。
【００２８】
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施例に限られるものではない。例えば、変形例としては、図４、図５及び図６に示すように、肘掛け３を構成する肘当て３１を、上端部が下端部より左右幅方向において外側に位置するように、鉛直方向に対して傾斜した互いに平行な二本の肘桿４１により、該肘桿４１の傾斜方向に沿って、上下にスライド移動可能に支持させたものを挙げることができる。この場合、これら肘桿４１によって肘当て３１は、上下動するのと同時に左右幅方向に移動するので、特に体格の大きい人が椅子１０に着座した場合に、体格が小さい人より比較的外側かつ上方に位置することとなる肘を好適に支持することができるようになり、体格に合わせた肘当て３１の位置調整を簡単な構成で無理なく実現できるようになる。
【００２９】
また、肘当てを、上端部が下端部より前方にかつ左右幅方向において外側に位置するように、鉛直方向に対し傾斜した互いに平行な二本の肘桿により、該肘桿の傾斜方向に沿って、上下にスライド移動可能に支持させたものを挙げることができる。この場合、これら肘桿によって肘当ては、上下動するのと同時に前後かつ左右幅方向に移動するので、体格に合わせた肘当ての位置調整を簡単な構成で実現できるとともに、腕を伸ばして作業するキーボード操作等に対応させて、肘当ての位置を設定できるようになる。
【００３０】
さらに言えば、肘当てを、上端部が下端部より後方に位置するように、鉛直方向に対して傾斜した互いに平行な二本の肘桿により、該肘桿の傾斜方向に沿って、上下にスライド移動可能に支持させたものを挙げることができる。この場合、これら肘桿によって肘当ては、上昇すると同時に後方に移動するので、椅子の背凭れに凭れて後傾姿勢で安楽な姿勢の場合に、執務姿勢の時より比較的後方に位置することとなる肘を好適に支持することができるようになり、着座着により安楽な休息姿勢を提供することができるようになる。
【００３１】
また、肘当てを、上端部が下端部より左右幅方向において外側に位置するように、鉛直方向に対して傾斜した一本の肘桿により、該肘桿の傾斜方向に沿って上下動可能に支持させたものも挙げることができる。この場合においても、前記肘当ては、上下動するのと同時に左右幅方向に移動するので、体格に合わせた肘当ての位置調整を簡単な構成で無理なく実現できるようになる。
【００３２】
その他には、案内部材を椅子本体の各側部から起立したものとするとともに、肘桿を肘当ての下面に直接に設け、前記肘桿を固定された前記案内部材に上下にスライド移動可能に嵌め合わせたものを挙げることができる。このように、これら案内部材と肘桿の上下位置を上記実施例とは逆にさせたものも、肘桿が肘当てをその傾斜方向に沿って上下動可能に支持するものであり、上述した効果を同等に奏させることができる。
【００３３】
さらに言えば、案内孔が、二本の肘桿をまとめて嵌め合わせることができるように、その内周形状が長円状をなすものでもよい。
【００３４】
さらに、肘桿を角柱とする等、その断面形状は限定されるものではなく、この場合、案内孔を、該肘桿を嵌め合わせることができるような内周形状をなすものとすれば、上述した効果を奏させることができる。
【００３５】
また、本実施例のように、肘当てを案内部材に案内させて上下動させずに、別段の構成を用いて該肘当てを上下動させてもよい。さらに、肘桿の数や、肘当ての形状等も上述した実施例に限定されるものではない。
【００３６】
その他の構成も、本発明を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【００３７】
【発明の効果】
以上に詳述したように、本発明にかかる椅子は、椅子本体と、この椅子本体に設けられた肘掛けとを具備するものにおいて、前記肘掛けを、肘を載せることができる肘当てと、鉛直方向に対して傾斜した互いに平行な複数の肘桿とを具備するものとし、これら肘桿が前記肘当てをその傾斜方向に沿って上下動可能に支持することを特徴とする。
【００３８】
したがって、肘当ての重量や肘等の荷重を、複数の肘桿に分散させて支持させることができるようになる。この結果、使用時における肘当ての安定性を向上させることができるので、使用者に好適な使用感を与えることができるようになる。
【００３９】
また、個々の肘桿に、比較的軽い素材を用いることができるようになるので、椅子全体の軽量化を図れるようになる。逆に、椅子全体の重量増加を招かずに肘掛けの強度を上げることもできるようになる。
【００４０】
さらに、肘当てを、複数の肘桿によって、これら肘桿の傾斜方向に沿って上下動可能にしているので、こぜにくくなる等動作円滑性に対する信頼性が向上するだけでなく、高さ調整と同時に使用者の着座姿勢や体格に合わせて、使いやすい位置に該肘当てを設定することができるようになる。
【００４１】
肘桿が、その上端部が下端部より前方に位置するように、鉛直方向に対して傾斜しているものであれば、机上にあるキーボードの操作等において、着座者が腕を前方に位置させた際に、上昇すると同時に前方に位置することとなる肘の動きに略追随して肘当てが動くので、使用に際して好ましいものとなる。
【００４２】
肘桿が、その上端部が下端部より左右幅方向において外側に位置するように、鉛直方向に対して傾斜しているものであれば、特に体格の大きい人が椅子に着座した場合に、体格が小さい人より比較的外側かつ上方に位置することとなる肘を好適に支持し、体格に合わせた肘当ての位置調整を実現することができる。
【００４３】
肘桿を、椅子本体に取り付けるとともに、これら肘桿に、前記肘当てに設けられた案内部材を、上下動可能に支持させたものであれば、肘当ての肘桿の傾斜角度に沿った上下のスライド動作を簡単な構成で実現できるようになる。
【００４４】
また、本発明にかかる椅子が、椅子本体と、この椅子本体に設けられた肘掛けとを具備するものにおいて、前記肘掛けを、肘を載せることができる肘当てと、鉛直方向に対して傾斜した肘桿とを具備するものとし、前記肘桿が、前記肘当てをその傾斜方向に沿って上下動可能に支持するとともに、これら肘桿を椅子本体に取り付けているものであれば、特に体格の大きい人が椅子に着座した場合に、体格が小さい人より比較的外側かつ上方に位置することとなる肘を好適に支持し、体格に合わせた肘当ての位置調整を顕著に実現させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明における一実施例の椅子を示す正面図。
【図２】同実施例の椅子を示す側面図。
【図３】同実施例の肘桿を示すＡ−Ａ線断面図。
【図４】本発明における変形例の椅子を示す正面図。
【図５】同変形例の椅子を示す側面図。
【図６】同変形例の肘桿を示すＡ−Ａ線断面図
【符号の説明】
２・・・椅子本体
３・・・肘掛け
１０・・・椅子
３１・・・肘当て
４１・・・肘桿
４２・・・案内部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a chair having an armrest.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in a chair comprising a chair body and an armrest provided on the chair body, the armrest constituting the armrest is inclined with respect to the vertical direction so that the upper end portion is positioned forward of the lower end portion. It is known that a single arm is supported so as to be slidable up and down along the inclination direction of the arm.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of the armrests as described above, the armrest is not stable because the weight of the armrest or the load of the elbows is received by a slanted armrest, It was necessary to increase the strength. For this reason, depending on the material of the armrests, the weight will increase significantly, and it is necessary to connect the armrest and the chair body by complicated connecting means, or increase the weight of the entire chair. It was.
[0004]
In addition, since the elbow rest is slid by a single elbow pad, the elbow rest may be mixed during sliding of the elbow rest, and there is a tendency that the certainty of the operation of the elbow rest is lacking.
[0005]
Furthermore, although the elbow rest moves back and forth at the same time as the vertical sliding motion, it cannot be moved in the left-right width direction, so the position changes in the left-right width direction depending on the physique of the seated person It was not possible to properly support the elbow.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
Accordingly, in view of the above-described problems, the present invention supports the elbow rest by a plurality of parallel armrests inclined with respect to the vertical direction so as to be movable up and down along the inclination direction of the armrests. In addition to improving the stability and smoothness of operation of the elbow pads, the elbow pads can be set at a position that is easy to use according to the user's sitting posture and physique.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
That is, the chair of the present invention is a chair body, in which and a armrests provided on the chair body, wherein the armrest includes a elbow which can place the elbow, parallel to one another which is inclined with respect to the vertical direction A plurality of armrests and a cylindrical guide member fixed at the upper end to the armrest and guided by the armrest , these armrests support the armrest so that the armrest can move up and down along the inclination direction. The guide member is provided with the same number of cylindrical bodies as the armrests, and the upper ends and lower ends of these cylindrical bodies are joined together,
The lower ends of the armrests are connected to each other .
[0008]
If it is such, it will come to be able to disperse | distribute and support the weight of an elbow pad, loads, such as an elbow, to several armrests. As a result, the stability of the elbow rest at the time of use can be improved, and a suitable feeling of use can be given to the user.
[0009]
In addition, since a relatively light material can be used for each armrest, the overall weight of the chair can be reduced. Conversely, the strength of the armrest can be increased without increasing the weight of the entire chair.
[0010]
Furthermore, since the armrests can be moved up and down along the inclination direction of these armrests by means of a plurality of armrests, not only does it become difficult to stir, etc. At the same time as the adjustment, the elbow rest can be set at an easy-to-use position according to the user's sitting posture and physique.
[0011]
When operating office equipment, which is increasing in offices, especially when operating a keyboard on a desk, a seated person sitting in a chair works with his arms extended forward. To support the elbow that will move forward while rotating upward around the center of the arm, the elbow pad should be able to support the arm and reduce the burden on the arm. It is desirable to be inclined with respect to the vertical direction so as to be positioned.
[0012]
In particular, when a person with a large physique sits on a chair, the elbow that is positioned relatively outside and above the person with a small physique is preferably supported, and the position adjustment of the elbow rest that matches the physique is realized. The chair body and an armrest provided on the chair body, wherein the armrest has an armrest on which the elbow can be placed, and the upper end portion is positioned outside in the left-right width direction from the lower end portion. A plurality of parallel armrests inclined with respect to the vertical direction and a cylindrical guide member whose upper end is fixed to the armrest and guided by the armrest, the armrest tilting the armrest The guide member is provided with the same number of cylindrical bodies as the armrests, and the upper ends and the lower ends of the cylindrical bodies are joined together, those connecting the lower ends of the elbow lever Masui.
[0013]
As a specific embodiment, an armrest is attached to a chair body, and a guide member provided on the armrest is supported on the armrest so as to be movable up and down.
[0014]
【Example】
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0015]
A chair 10 shown in FIG. 1 includes a chair body 2 and a pair of armrests 3 attached to both sides of the chair body 2.
[0016]
The chair body 2 is configured such that a seat 23 is supported on the upper end portion of a support column 22 standing from the center of the leg feathers 21 and a backrest 24 is attached to the rear of the seat 23. The backrest 24 is locked by an appropriate mechanism. It is something that can work.
[0017]
The armrest 3 includes an elbow rest 31 on which an elbow can be placed, and a support body 4 having a lower end fixed to a seat and supporting the elbow rest 31.
[0018]
The elbow rest 31 includes a pedestal 32 having a substantially rectangular shape in plan view and a pad 33 made of a cushion material attached so as to cover the upper surface of the pedestal 32.
[0019]
The support body 4 includes two parallel armrests 41 inclined with respect to the vertical direction so that the upper end portion is positioned in front of the lower end portion, and a cylindrical shape interposed between the armrest 31 and the armrest 41. The guide member 42 is provided.
[0020]
The armrest 41 has a columnar shape and is arranged so as to be separated from each other in the front-rear direction. Thus, a plate-like attachment member 5 is provided integrally with the armrest 41 so as to connect the lower ends of the armrests 41, and the attachment member 5 is attached to the seat receiver 25 constituting the seat 23. It is fixed to the back of the side.
[0021]
The guide member 42 is composed of a cylindrical body 43 that forms a pair in the front and rear, with the upper end fixed to the center of the lower surface of the elbow pad 31, and a coupling plate 44 that couples the upper end parts and lower end parts of the cylindrical body 43. A through hole 45 penetrating left and right is formed at the center. The cylindrical body 43 is a round pipe having an inner peripheral surface forming a guide hole 46, and the inner peripheral shape thereof substantially coincides with the outer peripheral shape of the armrest 41. The guide members 42 are fitted into the guide holes 46 so as to be slidable up and down as shown in a cross-sectional view in FIG. In this way, the guide member 46 does not cover the armrest 41 from the outside, and conversely, the armrest 41 may be configured to cover the guide member 46 from the outside.
[0022]
Thus, the elbow rest 31 moves back and forth simultaneously with the up and down movement as shown in FIG. 2 by the armrest 41 and the guide member 42. The action of the armrest 3 will be specifically described below.
[0023]
First, when the elbow pad 31 is pulled up or down, the upper end is fixed to the elbow pad 31 and the guide member 42 having the same inclination angle as the elbow pad 41 is guided by the arm pad 41 and smoothly. Slide up and down. At this time, the elbow rest 31 together with the guide member 42 slides up and down while maintaining the same posture. As a result, the elbow rest 31 moves back and forth simultaneously with moving up and down.
[0024]
Therefore, according to the present embodiment, the weight of the elbow pads 31 and the load such as the elbows can be dispersed and supported by the two armrests 41. As a result, it is possible to improve the stability of the elbow rest 31 during use, so that it is possible to give a suitable feeling to the user.
[0025]
In addition, since a relatively light material can be used for the armrest 41, the overall weight of the chair 10 can be reduced. On the contrary, the strength of the armrest 3 can be increased without increasing the weight of the chair 10 as a whole.
[0026]
Further, since the direction in which the armrest 41 is inclined and the direction in which the cylindrical bodies 43 are arranged are aligned with each other, the guide member 42 can be slid up and down along the armrest 41. Strength and smoothness of operation can be easily improved. Further, since the elbow rest 41 is moved forward and positioned forward, when the seated person moves his arm forward in the operation of the keyboard on the desk, the arm rest 41 is lifted and positioned forward. The elbow pad 31 can be supported by setting the elbow rest 31 to a suitable position.
[0027]
In addition, since the guide member covers the armrest 41 from the outside and is positioned above the armrest 41, the exposure of the armrest 41 can be suppressed as much as possible to improve the appearance.
[0028]
The specific configuration of each unit is not limited to the above-described embodiment. For example, as a modification, as shown in FIGS. 4, 5, and 6, the armrest 31 that constitutes the armrest 3 is arranged in the vertical direction so that the upper end portion is positioned outside in the left-right width direction from the lower end portion. The two armrests 41 that are inclined with respect to each other and that are parallel to each other can be supported so as to be slidable up and down along the inclination direction of the armrests 41. In this case, since the elbow pads 31 are moved in the left-right width direction simultaneously with the vertical movement by the armrests 41, particularly when a person with a large physique sits on the chair 10, it is relatively outside of a person with a small physique and The elbow that will be positioned above can be suitably supported, and the position adjustment of the elbow rest 31 according to the physique can be easily realized with a simple configuration.
[0029]
Further, the elbow rest is arranged along the inclination direction of the armrests by two parallel armrests inclined with respect to the vertical direction so that the upper end portion is located in front of the lower end portion and outside in the left-right width direction. In this case, it is possible to use a material that is slidably supported up and down. In this case, the elbow rest moves back and forth and in the lateral width direction at the same time as it moves up and down with these armrests. The position of the elbow rest can be set according to the keyboard operation.
[0030]
Furthermore, the elbow rest is moved up and down along the inclination direction of the armrest by two parallel armrests inclined with respect to the vertical direction so that the upper end portion is located behind the lower end portion. The thing supported so that a slide movement is possible can be mentioned. In this case, the armrests move upward as soon as they are lifted by these armrests, so if they are leaning back and leaning comfortably in a leaning position, they should be positioned relatively backward compared to the office posture. The elbow can be suitably supported, and a comfortable resting posture can be provided by sitting and sitting.
[0031]
In addition, the armrest can be moved up and down along the inclination direction of the armrest by a single armrest inclined with respect to the vertical direction so that the upper end portion is positioned outside in the lateral width direction from the lower end portion. The thing supported can also be mentioned. Even in this case, the elbow rest moves in the lateral width direction at the same time as it moves up and down, so that the position adjustment of the elbow rest according to the physique can be easily realized with a simple configuration.
[0032]
In addition, the guide member is erected from each side of the chair body, and the armrest is directly provided on the lower surface of the armrest, so that the armrest can be slid up and down on the fixed guide member. Examples of fittings can be given. In this way, the one in which the upper and lower positions of the guide members and the armrests are opposite to those in the above embodiment also supports the armrest so that the armrests can move up and down along the inclination direction. The effect can be achieved equally.
[0033]
Furthermore, the inner peripheral shape of the guide hole may be an ellipse so that two guide rods can be fitted together.
[0034]
Furthermore, the cross-sectional shape is not limited, for example, the armrest is a prism, and in this case, if the guide hole has an inner peripheral shape that can fit the armrest, Effect can be produced.
[0035]
In addition, as in the present embodiment, the elbow rest may be moved up and down using another configuration without causing the guide member to guide the elbow rest to move up and down. Furthermore, the number of elbows, the shape of the elbow pads, etc. are not limited to the above-described embodiments.
[0036]
Other configurations can be variously modified without departing from the scope of the present invention.
[0037]
【The invention's effect】
As described in detail above, the chair according to the present invention includes a chair body and an armrest provided on the chair body, and the armrest includes an armrest on which the elbow can be placed, and a vertical direction. It is characterized by comprising a plurality of parallel armrests inclined relative to each other, and these armrests support the armrests so that they can move up and down along the inclination direction.
[0038]
Accordingly, the weight of the elbow pads and the load such as the elbows can be dispersed and supported by the plurality of armrests. As a result, the stability of the elbow rest at the time of use can be improved, and a suitable feeling of use can be given to the user.
[0039]
In addition, since a relatively light material can be used for each armrest, the overall weight of the chair can be reduced. Conversely, the strength of the armrest can be increased without increasing the weight of the entire chair.
[0040]
Furthermore, since the armrests can be moved up and down along the inclination direction of these armrests by using a plurality of armrests, it not only improves the reliability of the smoothness of operation, but also improves the height. At the same time, the elbow rest can be set at an easy-to-use position according to the user's sitting posture and physique.
[0041]
If the arm is tilted with respect to the vertical direction so that the upper end of the arm is positioned forward of the lower end, the seat occupant positions the arm forward when operating the keyboard on the desk. In this case, the elbow rest moves substantially following the movement of the elbow that is positioned forward at the same time as it rises.
[0042]
If the arm is tilted with respect to the vertical direction so that its upper end is positioned outside in the left-right width direction with respect to the lower end, the physique is particularly large when a large physique is seated in a chair. It is possible to favorably support an elbow that is positioned relatively outside and above a small person and to adjust the position of the elbow rest in accordance with the physique.
[0043]
As long as the armrests are attached to the chair body and the guide members provided on the armrests are supported so as to be able to move up and down, these armrests will move up and down along the inclination angle of the armrests. Can be realized with a simple configuration.
[0044]
The chair according to the present invention includes a chair main body and an armrest provided on the chair main body. The armrest includes an armrest on which the elbow can be placed and an elbow inclined with respect to the vertical direction. If the elbow pad supports the elbow pad so that it can move up and down along its inclination direction and is attached to the chair body, the physique is particularly large. When a person is seated on a chair, the elbow that is positioned relatively outside and above the person with a small physique is preferably supported, and the position adjustment of the elbow rest that matches the physique can be realized significantly. become.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing a chair according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view showing the chair according to the embodiment.
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line AA showing the armrest of the embodiment.
FIG. 4 is a front view showing a modified chair according to the present invention.
FIG. 5 is a side view showing a chair according to the modification.
FIG. 6 is a cross-sectional view taken along line AA showing the armrest of the same modification.
2 ... chair body 3 ... armrest 10 ... chair 31 ... elbow rest 41 ... armrest 42 ... guide member

Claims

椅子本体と、この椅子本体に設けられた肘掛けとを具備するものにおいて、
前記肘掛けが、肘を載せることができる肘当てと、鉛直方向に対して傾斜した互いに平行な複数の肘桿と、上端を肘当てに固定し且つ肘桿に案内される筒状の案内部材とを具備し、これら肘桿が前記肘当てをその傾斜方向に沿って上下動可能に支持するものであり、
前記案内部材が、肘桿と同数の筒状体を備え、これら筒状体の上端部同士及び下端部同士を結合したものであり、
前記各肘桿の下端部同士を連結していることを特徴とする椅子。In what comprises a chair body and an armrest provided on the chair body,
The armrest includes an armrest on which the elbow can be placed, a plurality of parallel armrests inclined with respect to the vertical direction, and a cylindrical guide member that is fixed to the armrest and guided by the armrest These armrests support the elbow rest so that it can move up and down along the inclination direction ,
The guide member is provided with the same number of cylindrical bodies as the armrests, and the upper ends and the lower ends of these cylindrical bodies are combined,
The chair characterized by connecting the lower end parts of each said armrest.

肘桿が、その上端部が下端部より前方に位置するように、鉛直方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項１記載の椅子。The chair according to claim 1, wherein the armrest is inclined with respect to a vertical direction so that an upper end portion thereof is located in front of a lower end portion.

肘桿が、その上端部が下端部より左右幅方向において外側に位置するように、鉛直方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項１記載の椅子。The chair according to claim 1, wherein the armrest is inclined with respect to the vertical direction so that an upper end portion thereof is positioned on an outer side in a lateral width direction with respect to the lower end portion.

肘桿を、椅子本体に取り付けるとともに、これら肘桿に、前記肘当てに設けられた案内部材を、上下動可能に支持させていることを特徴とする請求項１、２または３記載の椅子。The chair according to claim 1, 2 or 3, wherein the armrest is attached to the chair body, and a guide member provided on the armrest is supported on the armrest so as to be movable up and down.

椅子本体と、この椅子本体に設けられた肘掛けとを具備するものにおいて、
前記肘掛けが、肘を載せることができる肘当てと、上端部が下端部より左右幅方向において外側に位置するように、鉛直方向に対して傾斜した互いに平行な複数の肘桿と、上端を肘当てに固定し且つ肘桿に案内される筒状の案内部材とを具備し、前記肘桿が肘当てをその傾斜方向に沿って上下動可能に支持するものであり、
前記案内部材が、肘桿と同数の筒状体を備え、これら筒状体の上端部同士及び下端部同士を結合したものであり、
前記各肘桿の下端部同士を連結していることを特徴とする椅子。In what comprises a chair body and an armrest provided on the chair body,
The armrest includes an armrest on which the elbow can be placed, a plurality of parallel armrests inclined with respect to the vertical direction so that the upper end portion is located outside the lower end portion in the left-right width direction, and the upper end of the elbow A cylindrical guide member that is fixed to the paddle and guided by the armrest, and the armrest supports the armrest so that the armrest can move up and down along the inclination direction;
The guide member is provided with the same number of cylindrical bodies as the armrests, and the upper ends and the lower ends of these cylindrical bodies are combined,
The chair characterized by connecting the lower end parts of each said armrest.