JP3779216B2 - 液体容器の還流構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電動ポット等の液体容器における還流構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電動ポット等の液体容器においては、使用者が吐出ボタンの操作を停止してスイッチをオフにして湯の吐出を停止させた際に、吐出口から液体通路を通じて吸気作用が行なわれると共に、液体通路内部の湯が内容器の水位まで戻される。このとき、液体通路の吐出口側に湯が残留するのを防止するとともに、湯切れをよくするために還流構造を設けることが従来から行われている。
【0003】
この還流構造は、液体通路の途中に存在する最も高い部分、即ち分水点となる部分と吐出口との間において、吐出口近辺の通路を吐出口側が高くなる逆勾配に形成すると共に、その通路の最も低い部分において分水点側通路をバイパスする形で還流通路を設けることにより構成される。また、湯の吐出時にその還流通路を通って湯が吐出されるのを防止するために逆止弁が設けられる。
【0004】
上記のごとき還流構造を備えた電動ポットおいて、湯の吐出作用が停止された際、逆止弁は上の湯の重量によって押し開かれ、残留した湯が逆止弁を通り揚水管側に還流される。
【0005】
上記の逆止弁は合成ゴム製の薄板状のもので形成されるとともに、還流穴下面の弁座に装着され、通常の湯の吐出時においてはこれを閉塞し、残湯の還流時においては弾性変形して還流穴を開放する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、残湯の還流時において、還流通路よりも分水点側通路が大きく開放されている場合は、その分水点側通路を通じて吸気作用が行なわれるため、還流通路の逆止弁を開放する負圧が作用し難くなる。このため、逆止弁と弁座の間に水の表面張力が作用しているなどの状況下では、逆止弁上に作用する湯の重量だけでは力が不足し開放されないことがある。また、前傾時止水部のように、通常の状態では大きく開放された装置が設けられている場合は、その大きく開放された通路から吸気が行なわれるため、還流通路の逆止弁が開放されず、吐出口と分水点の間においてこれらの位置より低い部分に湯が残留する不都合がある。
【0007】
そこで、この発明は、分水点側通路が大きく開放された構造であっても、還流作用が確実に生じるようにすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明は、内容器と吐出口との間に設けられた液体通路の途中における分水点を含む分水点側通路をバイパスして還流通路を設け、上記分水点側通路に前傾時止水部を設け、上記還流通路に吐出時閉鎖され還流時開放される還流通路逆止弁を通じて吐出口側の残湯を上記内容器に還流させるようにした液体容器の還流構造において、上記分水点側通路にその通路の断面積を狭小ならしめる抵抗部を設けた構成を採用した。
【0009】
上記の構成によると、湯の吐出が停止された後吸気作用が生じる際に、分水点側通路を通じた吸気作用が抵抗部において妨げられるため、還流通路側に負圧が作用する。これにより逆止弁が開放され、残湯が還流される。
【0010】
前記の課題を解決する他の手段として、還流通路に設けた逆止弁と弁座のいずれかに弁孔を囲む環状リブを設けた構成を採用してもよい。このように構成すると、逆止弁と弁座との間の接触面積が少なくなるので、その接触面に生じる表面張力が小さくなり、たとえ逆止弁に作用する負圧が小さくても、その上に載った湯の重量で逆止弁が開放され、還流が行なわれる。
【0011】
また、前記の課題を解決するその他の手段として、分水点側通路に吐出時開放され、還流時閉鎖される分水点側通路逆止弁を設けた構成を採用してもよい。この構成によると、吸気時においてその分水点側通路逆止弁が閉塞され、吸気はすべて還流通路を通じて行なわれる。このため、前記の還流通路逆止弁に大きな負圧が作用するので、確実に開放され、還流作用が確実に行なわれる。
【0012】
なお、上記の前傾時止水部の止水弁孔を、止水弁の収納部の上流側においてその中心線が前後方向を向くように設けた構成を採ることもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1から図3は、電気ポットの吐出部分を示している。この電気ポットは電動ポンプ又は手動のエアポンプなどにより内部の湯を吐出するようになっている。容器本体1の内部に収納された内容器2の底部に水位管を兼ねた揚水管3の下端部が接続され、その下端部から吐出口4に至るまでに液体通路5が形成される。その液体通路5の途中、即ち、揚水管3の上端と吐出口4との間に、弁装置6が設けられ、その弁装置6の内部に後述のように還流構造が設けられる。
【0014】
弁装置6は、図4に示すように、弁ケース下部材7、弁ケース中部材8、弁ケース上部材9、及び、転倒時止水弁用の重錘弁11、前傾時止水用のボール形の止水弁12、還流用の逆止弁13により構成される。これらの弁ケース下部材7、同中部材8及び同上部材9はこの順に上下に嵌合され、一つの弁ケースを構成する。なお、逆止弁13は特許請求の範囲では「還流通路逆止弁」と称し、後述の「分水点側通路逆止弁」(図10の逆止弁43参照)と区別している。
【0015】
弁ケース下部材7は、前記の揚水管3との接続部14、上記重錘弁11の収納部15、及び還流部16を有し、これらの各部は収納部15の周壁に設けたスリット17により相互に連通している。弁ケース中部材8はこれら接続部14、収納部15及び還流部16の上面壁を構成する。収納部15の上面部分には円筒形の弁孔18が設けられる。この弁孔18は収納部15内に収納された重錘弁11に一定距離をおいて対向し、転倒時止水部19を構成する(図3、図5参照)。
【0016】
弁ケース中部材8は、平面視L 字形の隔壁21を有し(図6(a)参照)、その隔壁21に弁ケース上部材9の溝22が嵌合されることにより通路が区画され、その上流側に前記の弁孔18が開口される。また、上記隔壁21に容器本体1の前後方向の中心線を有する止水弁孔23が設けられる(図4、図5及び図6参照)。この止水弁孔23により連通された下流側に止水弁収納部24が設けられ、その止水弁収納部24の下流側に平面視L 形の吐出通路25が設けられる。その吐出通路25の終端部に前述の吐出口4が設けられる。
【0017】
上記の止水弁収納部24の底面には、止水弁孔23に対向して前後方向に2本の案内リブ26、26が設けられ、その案内リブ26、26上に前記のボール形の止水弁12が転動自在に載せられる。その止水弁12が最も前進した際に止水弁孔23を閉塞する(図5、図6の二点鎖線参照)。止水弁12が案内リブ26、26上から逸脱するのを防止するために、弁ケース上部材9の内面に左規制リブ27、27及び右規制リブ28、28が設けられる。
【0018】
上記の止水弁収納部24の底面に設けられた案内リブ26、26は、図5(b)に示すように、止水弁孔23に近い部分は水平であるが、途中から後端までは後方に傾斜し、その傾斜部分と弁ケース上部材9の内壁面との間に浅い凹部29が形成される。止水弁12は、通常状態においてこの凹部29に位置し上流側(入口側)の止水弁孔23に対し一定の間隔をおいて対向する。上記の止水弁12、止水弁孔23及び止水弁収納部24によって前傾時止水部30が構成される。
【0019】
上記の止水弁収納部24の下流側は、段差部31(図5(a)参照)により一段落ち込んで、前述の吐出通路25に通じている(図7参照)。その段差部31に接近して吐出通路25の底面に還流穴32が設けられ、その還流穴32の下面に前記の逆止弁13が取付けられる。この還流穴32は、内部液体の吐出完了後に吐出通路25に残留した液体を揚水管3に還流させるものであり、逆止弁13は、内部液体が吐出される際に還流穴32を経てショートカットすることを防止する。なお、同様の還流穴と逆止弁を前記の凹部29の底面に設ける場合がある。
【0020】
図8(a)(b)は上記の逆止弁13と、還流穴32下面においてその周りに形成された環状リブからなる弁座33を示している。逆止弁13は合成ゴム製であり、厚肉の取付部34と弾性変形可能な薄肉の弁部35とからなり、弁座33の外側に設けられた突起36に差し込んで取付けられる。上記のような環状リブからなる弁座33により、弁部35との接触面積を小さくし、その接触面に存在する水の表面張力を減少させている。この環状リブの形状としては、弁部35の変形を防止するために、図8(c)(d)に示すように、四角形、円形の外周に複数の放射方向の突起44を設けたものなどがある。なお、より具体的に、上記の弁座33を形成する環状リブの高さを1mm程度、弁部35と接触する端面の幅を0.5mm程度に形成することができる。また、環状リブを弁部35に設け、弁座33側を平坦面とした構成であってもよい。
【0021】
その他、図4及び図7において、吐出通路25の内底面に、吐出口4に臨んで2本の整流リブ45を設けた構造を示している。また、その整流リブ45の後方において、先端がそれぞれ両側壁に一体となった斜めリブ46を左右に設けているが、これは、この電気ポットを前傾させた際に前方に流れ出すことがある吐出通路25内のしずくを受け、吐出口4から流れ出すことを防止するためである。
【0022】
図9は、止水弁収納部24の他の例を示す。即ち、同図(a)は、案内リブ26がその全長に渡り傾斜している例である。その傾斜により止水弁12に対し止水弁孔23を開放する方向(離れる方向)に付勢し、誤って止水弁孔23を閉塞する恐れを小さくしている。また、同図(b)は、全長に渡り水平であり、止水弁12の位置が定まり難いが、止水弁孔23が上流側にあるため、たとえ止水弁孔23が止水弁12により閉塞されても、ポンプにより加圧された吐出液体の圧力により強制的に後退され、開放される。従って、内部液体の吐出に支障を来たすことがない。なお、いずれの場合にも最後部に浅い凹部29を設けてもよい(二点鎖線参照)。
【0023】
上述の電気ポットにおいては、図3で示すように、液体通路5の途中に存在する弁孔18の上端面が最高位置にある。この位置は内容器2の最高許容水位Lより一定高さHだけ高くなるように形成される。このような高さHを確保することにより、最高許容水位Lにある水が沸騰して激しく波立ったとしても、弁孔18の上端面を越えて外部に漏出することが防止される。
【0024】
また、弁孔18の上端面は、吐出ポンプが停止した際に、液体通路5中にある湯が重力により流れ落ちる際に、この位置を基準として揚水管3側と吐出通路25側に分かれる点、即ち、分水点37となる。
【0025】
吐出時において湯は、図3、図5(a)において矢印aで示すように、揚水管3から弁装置6内に入り、前記の転倒時止水部19、弁孔18、分水点37を経て前傾時止水部30を通過し、吐出通路25を経て吐出口4から外部に吐出される。このようにして分水点37を経由する通路を分水点側通路38と称する。また、図3、図5(a)において矢印bで示すように、吐出ポンプの停止後において、吐出通路25側に残留した湯は、還流穴32から、逆止弁13を押し開いて転倒時止水部19に入り、揚水管3に戻る。この通路は、残湯が前記の分水点37をバイパスして還流するものであり、還流通路39と称する。
【0026】
上記の分水点側通路38は、その途中に前傾時止水部30が存在するが、その弁孔23は通常の状態では大きく開放されているので、この分水点側通路38はこのままでは抵抗の少ない通路であり、吐出ポンプ停止後、揚水管3側の水位が下がることに伴なって発生する負圧は、ほとんどこの分水点側通路38に作用し、この通路38を通じて外部の空気を吸引する。このため、還流通路39の逆止弁13が開放されず、湯が吐出通路25の底部に残留する不都合が生じる。
【0027】
この不都合を解消するために、上記の弁孔18の周りを囲む抵抗板41を弁ケース上部材9の下面に設け、その弁ケース上部材9を弁ケース中部材8に嵌合することにより、弁孔18の周りと抵抗板41との間に狭小な抵抗部42を形成するようにしている(図3、図5(a)参照)
抵抗部42は、図5(c)に示すように、弁孔18と抵抗板41の間隙a、両者のオーバラップ代b、抵抗板41の下端と弁ケース中部材8との間隙cの大きさにより形成される。これらa、b、cの具体的な数値は、いずれも1〜3mm程度である。
【0028】
実施形態の電気ポットは以上のようなものであり、吐出ポンプを駆動させると、内容器2内の湯は、揚水管3から前記の分水点側通路38を経て吐出口4に達し外部に吐出される。弁装置6の内部においては、転倒時止水部19の重錘弁11はその自重で収納部15に静止し、弁孔18を開放している。また、前傾時止水部30においては、止水弁12が止水弁孔23を開放している場合はそのまま通過する。また、何らかの理由で閉塞していることがあっても、これを内部液体の吐出圧力で強制的に押し退けて開放し吐出通路25に至る。前傾時止水部30においては吐出圧力が上流側から止水弁12に作用するため、吐出途中で止水弁孔23が閉塞されることがなく、不意に吐出が中断する不都合はない。
【0029】
また、水を内容器2に注ぎ足した場合に、揚水管3内の液面の上昇に伴い液体通路5の内部圧力が上昇するが、この場合もその圧力で止水弁12を強制的に開放させるので、揚水管3内の液位が上昇しないという不都合は発生しない。
【0030】
ポンプによる湯の吐出を停止させると、吐出通路25内の湯は、揚水管3側で発生する負圧の作用により、分水点側通路38と還流通路39に分かれて還流する。前述のように、分水点側通路38には抵抗部42が存在するため、還流通路39側にもその負圧が作用する。その負圧と、逆止弁13上の湯の重量により逆止弁13が開放され、吐出通路25の低位にある湯が還流される。但し、図8に示したように、弁座33を環状リブにより形成するか又は環状リブを弁部35側に設け弁座33を平坦面とすることにより、弁部35と弁座33の接触面積を小さくした場合は、両者の間に作用する表面張力も小さくなるので、積極的に負圧を作用させなくても、逆止弁13の作動は確実となる。従って、その場合は抵抗部42を省略することができる。
【0031】
なお、ポンプを操作していない状態において、満量又はそれに近い液量である場合に、容器本体1に何らかの原因で外力が作用して、容器本体1が一定角度以上に前傾すると、上記の止水弁12が移動して止水弁孔23を閉塞する。止水弁12には、内容器2内の液体の水頭圧のみが作用する。従って、満量時の水頭圧に対向しうる重量を持つように、止水弁12をステンレス鋼等の金属で形成することにより、内部液体の流出を阻止することができる。この場合、止水弁12の軽量化又は小形化を図るために、案内リブ26の勾配を、ポンプ圧による内部液体の吐出に支障を来たさない範囲で、止水弁孔23側が低くなるように形成してもよい。このような逆勾配を付けた場合は、残留液を還流させるために止水弁収納部24の底面に前述のように還流穴とこれを閉塞する逆止弁を設けることが望ましい。
【0032】
図10に示した他の実施形態は、前述の抵抗部42に代わる手段として、弁孔18の上端面に逆止弁43を設ける構成を採用したものである。この逆止弁43は、湯の吐出時は二点鎖線で示すように解放されるが、吐出が完了して負圧が作用すると実線のように弁孔18を閉塞する。このため、空気の吸引と湯の還流は、前述の逆止弁13及び還流通路39を通じて行なわれる。なお、特許請求の範囲においては、この逆止弁43を分水点側通路逆止弁と称している。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、この発明は、分水点側通路に設けた抵抗部又は分水点側通路逆止弁の作用により、湯の吐出完了後において発生する負圧が還流通路逆止弁に作用するので、その逆止弁を通じて吐出口側に残留している湯を確実に還流させることができる。また、還流通路逆止弁と弁座との間の接触面積を小さくした構成を採用することによっても、同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の一部斜視図
【図2】同上の一部断面図
【図3】図1のIII−III線の一部省略断面図
【図4】同上の弁装置の分解斜視図
【図5】(a)同上の断面図
(b)(a)図のb−b線の断面図
(c)(a)図の一部の拡大図
【図6】(a)同上の弁ケース中部材の一部横断平面図
(b)(a)図のb−b線の断面図
【図7】同上の弁ケース中部材の平面図
【図8】(a)同上の還流通路逆止弁部分の分解斜視図
(b)(a)図の断面図
(c)弁座の変形例の斜視図
(d)弁座の他の変形例の斜視図
【図9】(a)止水弁収納部の変形例の断面図
(b)止水弁収納部の他の変形例の断面図
【図10】還流通路逆止弁の変形例の断面図
【符号の説明】
1 容器本体
2 内容器
3 揚水管
4 吐出口
5 液体通路
6 弁装置
7 弁ケース下部材
8 弁ケース中部材
9 弁ケース上部材
11 重錘弁
12 止水弁
13 逆止弁
14 接続部
15 収納部
16 還流部
17 スリット
18 弁孔
19 転倒時止水部
21 隔壁
22 溝
23 止水弁孔
24 止水弁収納部
25 吐出通路
26 案内リブ
27 左規制リブ
28 右規制リブ
29 凹部
30 前傾時止水部
31 段差部
32 還流穴
33 弁座
34 取付部
35 弁部
36 突起
37 分水点
38 分水点側通路
39 還流通路
41 抵抗板
42 抵抗部
43 逆止弁
44 突起
45 整流リブ
46 斜めリブ

Claims (4)

  1. 内容器と吐出口との間に設けられた液体通路の途中における分水点を含む分水点側通路をバイパスして還流通路を設け、上記分水点側通路に前傾時止水部を設け、上記還流通路に吐出時閉鎖され還流時開放される還流通路逆止弁を通じて吐出口側の残湯を上記内容器に還流させるようにした液体容器の還流構造において、上記分水点側通路にその通路の断面積を狭小ならしめる抵抗部を設けたことを特徴とする液体容器の還流構造。
  2. 内容器と吐出口との間に設けられた液体通路の途中における分水点を含む分水点側通路をバイパスして還流通路を設け、上記還流通路に吐出時閉鎖され還流時開放される還流通路逆止弁を通じて吐出口側の残湯を上記内容器に還流させるようにした液体容器の還流構造において、上記還流通路に設けた逆止弁と弁座のいずれかに弁孔を囲む環状リブを設けたことを特徴とする液体容器の還流構造。
  3. 内容器と吐出口との間に設けられた液体通路の途中における分水点を含む分水点側通路をバイパスして還流通路を設け、上記分水点側通路に前傾時止水部を設け、上記還流通路に吐出時閉鎖され還流時開放される還流通路逆止弁を通じて吐出口側の残湯を上記内容器に還流させるようにした液体容器の還流構造において、上記分水点側通路に吐出時開放され、還流時閉鎖される分水点側通路逆止弁を設けたことを特徴とする液体容器の還流構造。
  4. 上記の前傾時止水部の止水弁孔を、止水弁の収納部の上流側においてその中心線が前後方向を向くように設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の液体容器の還流構造。
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