JP3776972B2 - 健康具 - Google Patents

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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61H39/00Devices for locating or stimulating specific reflex points of the body for physical therapy, e.g. acupuncture
    • A61H39/04Devices for pressing such points, e.g. Shiatsu or Acupressure

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は健康具、特に、腕や脚の関節や筋肉の疼痛を緩和させたり又当該関節部等の健康状態を維持増進させる目的で使用する健康具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
疼痛を伴う関節や筋肉の疾患部を治療する為に当該疾患部やこれに対応するツボ等に粘着テープを貼着する所謂テーピングの技術が知られており、整骨院等で施術されている。
図15は上記テーピングの技術を手首に施した状態を示しており、同図の場合では幅3mm程度の複数の粘着テープ(9a)(9b)を手首の疼痛部やツボ等に格子状に貼着している。又、これと同様に、脚や腕等の疼痛部等に粘着テープを格子状又はスパイラル状に貼着すると、前記粘着テープの貼着部たる疼痛部やこれに対応するツボが刺激され、これによる指圧効果で前記疼痛が緩和される(例えば、1991年11月1日発行,田中信孝著作のスパイラルテーピング参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記テーピングの技術では、粘着テープがその粘着性故に取扱い困難であると共に、患者の体質によっては粘着剤による皮膚のかぶれが生じる心配がある。又、身体から剥離された粘着テープは再利用できないことから廃棄処分され、施術の度に予め準備してある新たな粘着テープを使用しなければならない。
【0004】
請求項1及び請求項2の発明は、かかる点に鑑みて成されたもので、粘着性を有する故に取扱いが困難な粘着テープを身体に貼着しなければならない煩雑さを回避すると共に、皮膚のかぶれの心配を排除し、更に、身体に対して着脱可能とすることによって繰り返して使用できる健康具を提供することをその課題とする。
請求項3及び請求項4の発明は、請求項1及び請求項2の発明の課題に加えて、更に指圧すべき部位を的確に押圧し得るようにすることをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する為に採用した請求項1の発明の技術的手段は、
『身体の一部を包囲する態様で当該身体に着脱自在に装着されるバンド体と、前記バンド体表面であって身体に面する側に設けられた凸部とを有する健康具に於いて、
前記凸部は、互いに交差する二本以上の線状のリブ』である。
また、請求項2の発明の技術的手段は、
身体の一部を包囲する態様で当該身体に着脱自在に装着されるバンド体と、前記バンド体表面であって身体に面する側に設けられた凸部とを有する健康具に於いて、
前記凸部は、身体に対して略螺旋状に巻き付く方向に伸びる線状のリブ』である。
上記発明によれば、バンド体の表面に設けられた凸部が疼痛部又はこれに対応するツボに当接するように、前記バンド体を腕等に装着すると、前記凸部が前記ツボ等を押圧刺激して指圧効果を発揮する。
【0008】
請求項3の発明は、『身体の一部を包囲する態様で当該身体に着脱自在に装着されるバンド体と、前記バンド体表面であって身体に面する側に設けられた凸部と、更に身体に対する前記凸部の当接位置を位置決めする為の位置決め手段を備える健康具に於いて、
前記位置決め手段は曲げた肘の屈曲部や膝頭等の突出部に外嵌係合する前記バンド体に形成された透孔であり、
前記凸部は、前記透孔と対向する領域のバンド体内面に設けられた』ことを特徴する。
また、請求項4の発明では、『前記凸部は、前記透孔を包囲する領域のバンド体内面に設けられた』ことを特徴とする。
これによれば、身体に対する凸部の当接位置が位置決め手段である透孔によって決定される結果、バンド体を腕等に装着すると、指圧すべき部位に凸部が自然に対応することとなる。
上記請求項1〜請求項4の発明に於けるバンド体としては、請求項5の発明のように『伸縮性を有する生地で形成された筒体』や、請求項6の発明のように『柔軟な帯体からなり、前記帯体の両端部にはこれらを互いに重ね合わせた状態で連結できる平面ファスナーの雄具と雌具が設けられた』ものを採用することができる。
【0009】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1から請求項2の発明によれば、腕や脚等の身体に装着するだけでツボや疼痛部等が指圧できる健康具が提供でき、既述テーピングに於いて必要でとされた取扱困難な粘着テープを身体に貼着する煩雑な作業が不要となる。
【0010】
又、既述従来のように粘着テープを用いるものではないから、その粘着剤に因る皮膚のかぶれの問題がなくなる。
更に、本発明の健康具は身体に着脱自在となっているから、身体から剥離した粘着テープを廃棄しなければならなかった既述テーピングの技術と相違し、繰り返して使用することができる。
【0011】
請求項3及び請求項4の発明によれば、上記の効果に加えて健康具を身体に装着すると、指圧すべき部位に凸部が自然に対応するから、ツボ等の指圧対象部位を的確に指圧することができる。
尚、身体に疾患がない場合でも、本発明の健康具を使用すれば既述凸部による指圧効果によって装着部たる関節部等の健康状態を維持増進させることができ、かかる場合も上記した各効果を享受することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、上記した発明の実施の形態を図面に従って詳述する。
図1,図2は、手首に装着して使用するリストバンドに上記発明を実施した場合を示している。
バンド体(1) は伸縮性に優れた生地を用いて円筒状に形成されており、その内面には***高さが約1mmに設定された凸部(2) が形成されている。
【0013】
前記凸部(2) は、この実施の形態では直線状に延びる第1リブ(21a) (21b) (21c) 群と第2リブ(22a) (22b) (22c) (22d) 群を格子状に交差させた形状を有する。
上記凸部(2) は、図3に示す装置でバンド体(1) の内面に形成される。
上記装置は、バンド体(1) を保持する為の平板状アーム(41)と、格子状に設定された領域に穿設された微細孔群(510) を具備するプレート(51)と、更に、前記プレート(51)の上面を摺動するへら(54)を具備する。
【0014】
そして、上記装置を用いて凸部(2) をバンド体(1) に形成する場合は、裏返した状態にあるバンド体(1) を平板状アーム(41)に外挿すると共に、ペースト状に調整されたシリコン(6) をへら(54)の前方に於けるプレート(51)上に供給する。次に、平板状アーム(41)をプレート(51)の下方に移動させてその微細孔群(510) の裏面部分にバンド体(1) を接触させ、この状態でへら(54)を移動させることにより、ペースト状のシリコン(6) を微細孔群(510) からバンド体(1) 側に押し出して該バンド体(1) の表面に付着させる。その後、上記シリコン(6) を加熱乾燥させると適度な弾性を有する凸部(2) がバンド体(1) に形成され、この状態にあるバンド体(1) を再度、表・裏反転させると、図1に示すリストバンドが完成する。
【0015】
尚、上記格子状の凸部(2) は、リストバンドを装着した際に腕と掌の境界の手関節周囲を押圧するのに適した位置に形成されている。
上記リストバンドを手首に装着すると共にその内面に形成された格子状の凸部(2) が手関節部に当接する状態にすると、バンド体(1) が手首全体を包囲する一方、該バンド体(1) の伸縮力によって前記凸部(2) が手関節の周囲に押し付けられる。即ち、前記凸部(2) が手関節部に押し付けられることによる指圧効果が得られるのである。従って、手関節の疾患によって該部分に疼痛がある場合は前記指圧効果で該疼痛が緩和される。又、前記指圧効果によって前記手関節部のツボ等が刺激されて当該部分の健康状態が維持増進される。
【0016】
図4は、バンド体(1) を伸縮性を有しない帯布で形成したリストバンドを示している。このものでは、バンド体(1) の片面の一端には平面ファスナーの雄具(12)が縫着されていると共に、これと反対側の面の他端には平面ファスナーの雌具(13)が縫着されている。又、前記バンド体(1) の片面には既述した図1のリストバンドと同様に、第1リブ(21a) (21b) (21c) と第2リブ(22a) (22b) (22c) (22d) (22e) を格子状に交差させて形成した凸部(2) が設けられている。
【0017】
このものでは、バンド体(1) を手首に捲回した後にその両端に設けられた平面ファスナー用の雄・雌具(12)(13)を重ね合わせると、これが手首に装着されて既述と同様にバンド体(1) 内面の凸部(2) による指圧効果が得られる。
図5は、既述した発明を膝用サポータに実施した例を示す一部切欠の斜視図である。又、図6は、図5に於けるVI−VIラインの要部断面図である。
【0018】
図5に示すように、伸縮性に優れた生地で形成された筒状のバンド体(1) には膝頭に外嵌して位置決め機能を発揮する透孔(14)が形成されていると共に、前記バンド体(1) の内面であって前記透孔(14)と対向する位置には互いに平行で且弾性を有するシリコン樹脂で形成されたリブ(23a) (23b) (23c) (23d) が設けられている。又、上記リブ(23a) (23b) (23c) (23d) の走行方向は、円筒状に形成されたバンド体(1) の長さ方向に対して傾斜しており、膝に装着した状態では前記リブ(23a) (23b) (23c) (23d) が螺旋状となって肌に接触するようになっている。尚、前記リブ(23a) (23b) (23c) (23d) の幅,配設間隔及び配設数は、膝裏面に位置するツボの分布範囲等を考慮すると、幅が約5mmで長さが約13cmのものを約1.5cm間隔で4本配設するのが好ましい。
【0019】
更に、透孔(14)が正面中央に位置するようにバンド体(1) を扁平化させた状態に於いては、バンド体(1) の幅方向に対するリブ(23a) (23b) (23c) (23d) の斜角度θは約30度〜45度の範囲になるように設定するのが好ましい(図10参照)。
更に、バンド体(1) の内面には、透孔(14)の周縁部にもシリコン樹脂製の環状リブ(140) が形成されており、この実施の形態では、前記リブ(23a) (23b) (23c) (23d) や環状リブ(140) が既述した発明特定事項たる凸部(2) に対応している。上記環状リブ(140) を設けたのは、前記膝用サポータを装着して透孔(14)が膝頭に外嵌したときに、弾性を有するシリコンで形成された前記環状リブ(140) が膝頭外周に当接するようにして該膝頭の周囲に過剰な刺激が作用しないようにする為である。膝頭を構成する膝蓋骨の周囲に存在する痛みに敏感な関節包が過剰な刺激を受けると疼痛が激しくなるからである。又、上記環状リブ(140) を設けることにより、透孔(14)の周縁の繊維のほつれが防止できる利点がある。
【0020】
図7に示すように、上記膝用サポータを膝部に装着すると、膝頭(8)に透孔(14)が外嵌した状態になり、これにより、凸部(2)たるリブ(23a)(23b)(23c)(23d)が膝の裏側に位置する「委中」,「曲泉」,「陰谷」と称されるツボを指圧する。従って、膝関節に疾患がある場合はこれによる疼痛が前記指圧効果によって緩和される。又、前記膝関節に疾患がない場合でも、前記指圧効果によって当該関節部の健康状態を維持増進させることができる。
【0021】
図8も既述発明を膝用サポータに実施したものであり、同図は、膝部裏側となる方向から膝用サポータを見た状態の一部切欠の斜視図である。尚、バンド体(1) は上記と同様に伸縮性を有する生地で筒状に形成されている。このものでは、周縁部に環状リブ(140) が形成された透孔(14)の周囲から直線状に延びるリブ(24a) (24b) (24c) (24d) が設けられており、これら環状リブ(140) やリブ(24a) (24b) (24c) (24d) は既述と同様に柔軟なシリコン樹脂を盛り上げて形成されている。このものでは、上記リブ(24a) (24b) (24c) (24d) が膝蓋骨近傍に位置する「梁丘」,「三里」と称されるツボ等を指圧する機能を発揮する。
【0022】
更に、透孔(14)が正面中央に位置するようにバンド体(1) を扁平化させた状態に於いては、バンド体(1) の幅方向に対する前記リブ(24a) (24b) (24c) (24d) の傾斜角度は既述したリブ(23a) (23b) (23c) (23d) の傾斜角度θと同様に約30度〜45度となる範囲になるように設定するのが好ましい。又、前記リブ(24a) (24b) (24c) (24d) の幅や間隔も既述したリブ(23a) (23b) (23c) (23d) のそれらと同様に設定するのが好ましい。
【0023】
尚、上記した図5及び図8に示す二種類の膝用サポータは、夫々独立しても、又、左右の膝に各別に装着する一対のものとしても使用することができる。一方の膝に疼痛がある場合に於いて上記二種類の膝用サポータを一対として使用するときは、疼痛の緩和に顕著な効果を発揮する一方のサポータを当該疼痛のある膝部に装着し、残余の膝用サポータを他方の膝部に装着する。
【0024】
尚、上記各膝用サポータでは直線状に***するリブ(23a) (23b) (23c) (23d) やリブ(24a) (24b) (24c) (24d) を設け、これを発明特定事項たる凸部(2) として採用したが、図9に示すように***する小半球状の凸部(2) (2) を所定間隔を置いて直線状に配列しても良い。
図11は、伸縮性を有するバンド体(1) の全体形状が側面視に於いて「く」字状に屈曲する形式のものである。
【0025】
このものでは、透孔(14)が形成された正面側の内周面(装着時に膝頭周囲に接触する面)に形成された線状のリブ(25a) 〜(25h) (弾性シリコン樹脂で形成されている)は、バンド体(1) の内周方向に走行するように形成されている。従って、バンド体(1) を膝部に装着した状態では、上記リブ(25a) 〜(25h) が脚の外面に対してその円周方向(脚の中心軸に直交する面で該脚を切断した場合の切断面周縁に沿った方向)に走行する態様で接触する。
【0026】
図12は、図11に於けるXII−XIIラインの断面図であり、図11の状態に於いて、バンド体(1) の中心線を含む面で該バンド体(1) を前後に2分割して正面側を見た状態を示している。
バンド体(1) の内面に於ける透孔(14)の周縁部には既述と同様に環状リブ(141) が形成されていると共に、前記透孔(14)の上下外周縁に接触する態様でリブ(25c) (25f) が延びており、これらリブ(25c) (25f) の間には、前記透孔(14)の直径を三等分し且つ前記環状リブ(141) かから横に延びる態様のリブ(25d) (25e) が形成されている。又、前記リブ(25c) の上側及びリブ(25f) の下側には、これらと平行な態様で、リブ(25a) (25b) 及びリブ(25g) (25h) が形成されている。上記リブ(25a) 〜(25h) 及び環状リブ(141) の幅dは5mm〜7mmの範囲に設定するのが好ましく、この実施の形態では7mmに設定されている。又、上記リブ(25a) 〜(25c) 及びリブ(25f) 〜(25h) の相互の間隔Sは10mm〜15mmの範囲に設定するのが望ましく、この実施の形態では15mmに設定されている。又、リブ(25a) 〜(25h) の両端間Xは10cm〜15cmの範囲に設定するのが好ましく、この実施の形態では10cmに設定されている。更に、透孔(14)の半径は3cm〜4cmの範囲に設定するのが好ましい。
【0027】
図11〜図12の膝用サポータでは、リブ(25a) 〜(25h) 等によって膝蓋骨近傍が指圧されると共に、上記リブ(25a) 〜(25h) が脚の外面に対してその円周方向に走行する態様で接触するから、バンド体(1) の長さ方向に対して傾斜したリブを具備する図8のものと症状の異なる疾患に適用できる。
図13も、既述のものと同様に伸縮性を有するバンド体(1) の全体形状が「く」字状に屈曲する形式のものである。
【0028】
このものでは、透孔(14)と対向する内面(装着時に膝の裏側に接触する面)に形成された線状のリブ(26a) 〜(26e) は、バンド体(1) の内周方向に走行するように形成されており、バンド体(1) を膝部に装着した状態では、上記弾性シリコン樹脂で形成されたリブ(26a) 〜(26e) が膝の裏側に対してその円周方向に走行する態様で接触する。
【0029】
図14は、図13に於けるXIV−XIVラインの断面図であり、図13の状態において、バンド体(1) の中心線を含む面で該バンド体(1) を前後に分割して背面側を見た状態を示している。
バンド体(1) の正面に形成された透孔(14)の内周下端に対向する高さ位置にリブ(26c) が設けられている。そして、該リブ(26c) の上下にはこれと平行なリブ(26a) (26b) (26d) (26e) が設けられており、これら各リブ(26a) 〜(26e) の幅d及び相互の間隔S並びに両端間距離Xは前記バンド体(1) の正面側に設けられたリブ(25a) 〜(25h) のそれらと同一寸法に設定されている。
【0030】
図13〜図14の膝用サポータでは、リブ(26a) 〜(26e) 等によって膝の裏側が指圧されると共に、膝部に装着した状態では、上記リブ(26a) 〜(26e) が脚の外面に対してその円周方向に走行する態様で接触するから、バンド体(1) の長さ方向に対して傾斜したリブを具備する図5〜図7のものと症状の異なる疾患に適用できる。
【0031】
尚、上記した図11及び図13に示す二種類の膝用サポータは、既述図5及び図8のものと同様に、夫々独立しても、又、左右の膝に各別に装着する一対のものとしても使用することができる。又、リブ(25a) 〜(25h) やリブ(26a) 〜(26e) に代えて既述した図9の如き小半球状の凸部(2) (2) を採用し得ることは言うまでもない。
【0032】
尚、上記図5,図8,図11,図13に示される何れの膝用のサポータに於いても、凸部(2) としての各リブの***高さは、既述した図1のものと同様に約1mmに設定されている。又、これらの膝用のサポータに於いては、バンド体(1) の両端周縁部や透孔(14)の内周縁部を縫製することによって繊維のほつれ防止を図り得ることは良いことは言うまでもない。
【0033】
又、上記図5,図8,図11,図13のものは膝に適用するサポータとして説明したが、これを肘用のサポータとして使用しても良い。この場合バンド体(1) に形成された透孔(14)が肘の外側屈曲部に位置する態様でこれを肘部に装着する。
更に、上記各実施の形態ではリストバンド及び関節用のサポータに本願の発明を実施した場合を例示的に説明したが、単純な円筒状のサポータの内面に上記と同様な凸部(2) を設け、これを大腿部や上腕部や更に腰部等の関節部以外の部位に適用するようにしても良い。
【0034】
又、図1,図4に示すリストバンドでは、一本のリブと他の1本のリブが互いに交差して単一の交差部を有する凸部(2) としても良く、図5,図8,図11,図13のサポータでは、直線状のリブを一本だけ形成するようにしてもよい。
又、図5,図8,図11,図13に示す膝用サポータの凸部(2) を、図1,図4のものと同様に格子状に形成しても良く、逆に、図1,図4に示すリストバンドの凸部(2) を図5,図8,図11,図13のものと同様に平行な直線状のリブとしても良い。
【0035】
更に、リストバンドや膝用サポータを構成するバンド体(1) の内面に伸縮性を有する厚肉の布テープを縫着し、この布テープを上記した各リブとして採用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の発明をリストバンドに実施した場合の第1の実施の形態を説明する一部切欠の斜視図
【図2】図1のリストバンドの要部断面図
【図3】図1のリストバンドに凸部(2) を形成する作業説明図
【図4】本願の発明をリストバンドに実施した場合の第2の実施の形態を説明する展開斜視図
【図5】本願の発明を膝用サポータに実施した第3の実施の形態を説明する一部切欠の斜視図
【図6】図5のVI−VIラインの要部断面図
【図7】図5の膝用サポータを装着した状態の斜視図
【図8】本願の発明を膝用サポータに実施した第4の実施の形態を説明する一部切欠の斜視図
【図9】図5,図8の膝用サポータに形成する凸部(2) の変形例の説明図
【図10】図5の膝用サポータに形成されたリブ(23a) (23b) (23c) の傾斜角度の説明図
【図11】本願の発明を膝用のサポータに実施した第5の実施の形態を説明する一部切欠の斜視図
【図12】図11に於けるXII−XIIラインの断面図
【図13】本願の発明を膝用のサポータに実施した第6の実施の形態を説明する一部切欠の斜視図
【図14】図13に於けるXIV−XIVラインの断面図
【図15】テーピングの技術を手首に施した状態を示す従来例の説明図
【符号の説明】
(1) ・・・バンド体
(2) ・・・凸部
(21a) (21b) (21c) ・・・第1リブ
(22a) (22b) (22c) ・・・第2リブ

Claims (6)

  1. 身体の一部を包囲する態様で当該身体に着脱自在に装着されるバンド体と、前記バンド体表面であって身体に面する側に設けられた凸部とを有する健康具に於いて、
    前記凸部は、互いに交差する二本以上の線状のリブであることを特徴とする健康具。
  2. 身体の一部を包囲する態様で当該身体に着脱自在に装着されるバンド体と、前記バンド体表面であって身体に面する側に設けられた凸部とを有する健康具に於いて、
    前記凸部は、身体に対して略螺旋状に巻き付く方向に伸びる線状のリブであることを特徴とする健康具。
  3. 身体の一部を包囲する態様で当該身体に着脱自在に装着されるバンド体と、前記バンド体表面であって身体に面する側に設けられた凸部と、更に身体に対する前記凸部の当接位置を位置決めする為の位置決め手段を備える健康具に於いて、
    前記位置決め手段は曲げた肘の屈曲部や膝頭等の突出部に外嵌係合する前記バンド体に形成された透孔であり、
    前記凸部は、前記透孔と対向する領域のバンド体内面に設けられた健康具。
  4. 身体の一部を包囲する態様で当該身体に着脱自在に装着されるバンド体と、前記バンド体表面であって身体に面する側に設けられた凸部と、更に身体に対する前記凸部の当接位置を位置決めする為の位置決め手段を備える健康具に於いて、
    前記位置決め手段は曲げた肘の屈曲部や膝頭等の突出部に外嵌係合する前記バンド体に形成された透孔であり、
    前記凸部は、前記透孔を包囲する領域のバンド体内面に設けられた健康具。
  5. 前記バンド体は、
    伸縮性を有する生地で形成された筒体である請求項1から請求項4の何れかに記載の健康具。
  6. 前記バンド体は、
    柔軟な帯体からなり、前記帯体の両端部にはこれらを互いに重ね合わせた状態で連結できる平面ファスナーの雄具と雌具が設けられた請求項1から請求項4の何れかに記載の健康具。
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