JP3775227B2 - 計器装置の放熱構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、計器装置の放熱構造に関し、特に光源を有する照明室を備えた表示部を有する計器装置の放熱構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の計器装置は、例えば、図5から図7に示すものがある。この計器装置1は、速度計2,エンジン回転数計3,エンジン冷却水温計4,燃料残量計5などの指針を用いた指示計器と、ターンシグナルやシートベルト警報などの光源の点灯により車両の状態を表示する表示部6を備えている。特に、表示部6は複数個設けられている。
【0003】
この計器装置1は、合成樹脂製の底面を備えた箱形状のフレーム7に形成された収納空間S内に、速度計2,エンジン回転数計3,エンジン冷却水温計4,燃料残量計5を構成する指針駆動ムーブメントと呼ばれる交差コイル式計器本体8を備えている。9は速度計2,エンジン回転数計3,エンジン冷却水温計4,燃料残量計5の文字板や指針などを照明するために設けられた白熱ランプからなる光源である。10は表示部6を構成する区画された照明室であり、この照明室10は貫通し、その背面には、ガラスエポキシ樹脂からなる硬質の回路基板11が設けられ、その内部には、表示部6を構成する光源12が設けられている。この光源12は光源保持部材13により回路基板11に固定されている。なお、照明室10には光源12が必ず設けられているわけではなく、この計器装置1が取り付けられる車両のグレードやオプション部品などによって、光源12が設けられていない照明室10も存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の計器装置では、表示部6が計器装置1の上側(図6中の上側)に設けられているため、収納空間Sに収納されている発熱部品である光源9の点灯などにより収納空間S内の温度が上昇した場合に、効率的に収納空間S内の熱を逃がすのに効率のよい部分である計器装置1の上側を表示部6によって塞がれているため、放熱構造としては、フレーム7の両脇や下側に放熱用貫通した長孔を形成していたが、効果的な放熱作用を得ることができず、熱対策のために、耐熱性の部材を用いたり、ひいては、表示部6を計器装置1の上側に配置するレイアウトをやめ、下側や両脇に配置するなどの方策を採らなければならず、計器装置1のレイアウトにも影響を与え、設計の自由度を下げていた。
【0005】
そこで、本発明は、効率的な放熱を行うことが可能であり、また、計器装置の設計の自由度を上げることが可能な計器装置の放熱構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、発熱部品を収納する収納空間を備えたフレームと、このフレームに区画形成された照明室を有する表示部と、前記照明室に対応する光源と、光源を保持する光源保持部材と、光源保持部材を支持する支持部材とを備えた計器装置において、前記照明室と前記支持部材との間に、前記収納空間と前記フレーム外部とを連通する連通部を設け、前記照明室が貫通孔を備えた底面を備え、前記貫通孔を前記光源保持部材が貫通し、前記光源が前記照明室内に位置したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の計器装置の放熱構造は、発熱部品である光源9を収納する収納空間Sを備えたフレーム7と、このフレーム7に区画形成された照明室10を有する表示部6と、照明室10に対応する光源12と、この光源12を保持する光源保持部材13と、光源保持部材13を支持する支持部材である回路基板11とを備えた計器装置1において、照明室10と回路基板11との間に、収納空間Sとフレーム7外部とを連通する連通部15を設け、照明室10が貫通孔16を備えた底面17を備え、貫通孔16を光源保持部材13が貫通し、光源12が照明室10内に位置したものである。このように構成したことにより、効率的な放熱を行うことが可能な計器装置の放熱構造を提供することができる。また、表示部6が上側に配置されるレイアウトであっても、効率的な放熱を行うことができるので、計器装置1の設計の自由度を上げることが可能な計器装置の放熱構造を提供することができる。また、照明室10内から光源12の光の洩れを防止することができ、表示部6の疑似点灯を防止することが可能な計器装置の放熱構造を提供することができる。
【0012】
【実施例】
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。なお、前記従来例と同一及び相当箇所には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0013】
本発明の実施例における計器装置の放熱構造は、本実施例において発熱部品である光源9を収納する収納空間Sを備えたフレーム7と、このフレーム7に区画形成された、照明室10を備えた表示部6と、照明室10に対応する光源12と、光源12を保持する光源保持部材13と、光源保持部材13を支持する支持部材である回路基板11とを備え、照明室10と回路基板11との間に、収納空間Sとフレーム7外部とを連通する連通部15を設けたものである。
【0014】
照明室10は白色の合成樹脂製のフレーム7に区画形成されたものであり、計器装置1の上側に一列に沿って複数形成されている。この照明室10には貫通孔16を備えた底面17が形成されている。なお、本実施例では、底面17から回路基板11方向に延長形成されたスカート部18が形成されている。
【0015】
光源12は本実施例では、フィラメントが光る白熱ランプであるが、発光ダイオードを使用してもよい。光源保持部材13は合成樹脂から成り、円筒形の延長部13aの先端に光源12を保持し、回路基板11に固定されるものであり、回路基板11の図示しない配線パターンと光源12とを電気的に接続する配線をその内部に収納している。
【0016】
光源12は、貫通孔16を光源保持部材13の延長部13aの一部が貫通し、光源12が照明室10内に位置している。
【0017】
以上の構成により、フレーム7の収納空間Sに収納される光源9などの発熱部品からの熱を効率的にフレーム7外部に放熱することが可能となり、耐熱性の部品等を用いる必要がない。また、表示部6を計器装置1の上側にレイアウトしても、放熱が確実に行えるため、放熱対策のために、計器装置のレイアウトを変更する必要性がないため、計器装置1のレイアウトに制限を与えない計器装置の放熱構造を提供することができる。
【0018】
また、照明室10に貫通孔16を備えた底面17を形成し、光源12が貫通孔16を光源保持部材13の延長部13aの一部が貫通し、光源12が照明室10内に位置していることにより、光源12の光が貫通孔16から漏れにくく、光源12の点灯による他の表示部6の疑似点灯を防止することができる。また、底面17から回路基板11方向にスカート部18を延長形成したことにより、より光源12の疑似点灯を防止することができる。
【0019】
本実施例では、支持部材11を回路基板で形成したが、前記実施例に限定されるものではなく、フレーム7で一体に形成してもよい。なお、本実施例のように、支持部材11を硬質の回路基板11とした場合に、フレーム7を成形により形成する場合に、フレーム7の構造を簡単にでき、ひいては、フレーム7を形成する金型の形状を簡単にでき、よって製造コストを引き下げることができる。
【0020】
なお、前記実施例では、表示部6は計器装置1の上側に2列で形成されていたが、前記実施例に限定されるものではなく、1列でもよいし、また、3列以上でも、なんら問題はない。
【0021】
さらに、前記実施例では、表示部6は計器装置1の上側に形成されるとともに、連通部15も計器装置1の上側に形成されることにより、効率的に放熱を行っていたが、例えば、連通部15は計器装置1の上側にのみ限定されるものではなく、放熱の効率は低下するが、計器装置1の下側に形成してもよいし、また、計器装置1の左右両脇に形成し、放熱を行うようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】
以上、本発明により、初期の目的である、効率的な放熱を行うが可能であり、また、計器装置の設計の自由度を上げることが可能な計器装置の放熱構造を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における計器装置の正面図である。
【図2】図1中A−A線の断面図である。
【図3】図1中B−B線の断面図である。
【図4】同実施例の要部拡大断面図である。
【図5】従来例の計器装置の正面図である。
【図6】同従来例の正面図である。
【図7】図6中C−C線の断面図である。
【符号の説明】
1 計器装置
6 表示部
7 フレーム
9 光源
10 照明室
11 回路基板(支持部材)
12 光源
13 光源保持部材
15 連通部
16 貫通孔
17 底面
S 収納空間

Claims (1)

  1. 発熱部品を収納する収納空間を備えたフレームと、このフレームに区画形成された照明室を有する表示部と、前記照明室に対応する光源と、光源を保持する光源保持部材と、光源保持部材を支持する支持部材とを備えた計器装置において、前記照明室と前記支持部材との間に、前記収納空間と前記フレーム外部とを連通する連通部を設け、前記照明室が貫通孔を備えた底面を備え、前記貫通孔を前記光源保持部材が貫通し、前記光源が前記照明室内に位置したことを特徴とする計器装置の放熱構造。
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