JP3774295B2 - 情報収集システム - Google Patents

情報収集システム Download PDF

Info

Publication number
JP3774295B2
JP3774295B2 JP13120397A JP13120397A JP3774295B2 JP 3774295 B2 JP3774295 B2 JP 3774295B2 JP 13120397 A JP13120397 A JP 13120397A JP 13120397 A JP13120397 A JP 13120397A JP 3774295 B2 JP3774295 B2 JP 3774295B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
combination
function
input
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13120397A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10322688A (ja
Inventor
康伸 鈴木
良博 斉藤
道雄 杉浦
正宣 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electric Power Co Inc
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Power Co Inc, Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Tokyo Electric Power Co Inc
Priority to JP13120397A priority Critical patent/JP3774295B2/ja
Publication of JPH10322688A publication Critical patent/JPH10322688A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3774295B2 publication Critical patent/JP3774295B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の入力端末と、複数の出力端末を備え、これらの組合せを任意に選択し、複数の入力端末から供給された映像音声情報を複数の出力端末から出力させるようにしたシステムに係り、特に、このときの入力端末と出力端末の組合せをパターン化して選択できるようにした情報収集システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
異なったところの様々な状況を、それらのところの映像と音声を取り込むことにより効率良く把握するため、特定の場所に複数の画像モニタやスピーカなどの映像音声出力端末を集約して設置し、これらに、テレビカメラやマイクロホンなどの映像音声入力端末から供給されてくる様々な映像音声情報を任意に選別し、表示させるようした、いわゆる情報収集システムが従来から用いられており、異常時などでの的確な情報分析に役立っている。
【0003】
そして、従来技術では、上記した入力端末(入力ソースとも言う)からの情報の選択と、その情報を供給すべき出力端末(出力ソースとも言う)の選択を、例えばマトリクス状に配置した複数の切換スイッチを用い、これらの切換スイッチを個々に操作し、選択した入力端末と出力端末を接続するという、ハードウエア方式で得るようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は、入力端末と出力端末の選択に際して、複数の切換スイッチの操作を要する点について配慮がされておらず、入力端末と出力端末の選択変更が困難であるという問題があった。
すなわち、この場合、数多くの切換スイッチを操作する必要があるので、そのスイッチの的確な選別と切換操作が煩雑になり、迅速、且つ正確な操作が難かしく、このため、選択変更が困難になってしまうのである。
【0005】
また、このようなシステムでは、複数ある入力端末の選別、つまり入力情報の選別と、これら選別した入力端末と出力端末の組合せ、つまりどの情報をどの出力端末で表示させるかの組合せの適否によって、そのときの状況で望まれている情報把握の迅速性と的確性に大きな違いが表われる。
【0006】
そこで、いくつかの状況を想定し、夫々の状況に応じて、予め入力端末の選別と、これら選別した入力端末と出力端末の組合せを幾種類かの組合せとしてパターン化しておき、状況に応じてそれら組合せパターンを選択するだけで、そのときの状況把握に最も適した情報の選別と表示の組合せが簡単に得られるようにした、いわゆるパターン選別方式の情報収集システムが望まれるが、この場合、上記従来技術では、各組合せパターン毎に迅速に切換スイッチの操作が必要になるため、ほとんど対応不可能であるという問題があった。
【0007】
本発明の目的は、入力端末と出力端末の組合せパターンを複数有しながら、該機能パターンの設定変更が容易で、常に的確な状況分析が得られるようにした情報収集システムを提供することにある。
さらにまた、本発明の他の目的は、用意すべき組合せパターンの種別を少なくするため、複数の組合せパターンの重ね合わせを可能にした場合での、組合せの変更に伴う制約が少なくて済む情報収集システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、複数の入力端末と、複数の出力端末を備え、これらの組合せを任意に選択し、複数の入力端末から供給された映像音声情報を複数の出力端末から出力させるようにした情報収集システムにおいて、
上記入力端末と上記出力端末とを接続する複数の電子スイッチからなるマトリクススイッチ回路と、
上記複数の電子スイッチを個別に切換制御する複数のデータの組合せからなる少なくとも2種の組合せパターンを格納するメモリ手段とを設け、
該メモリ手段に格納されている組合せパターンを選択し、上記マトリクススイッチ回路に供給することにより、上記複数の入力出力端末と上記複数の出力端末の接続状態が、少なくとも2種の組合せパターンデータの重ね合わせによりパターン化制御されるようにして達成される。
【0009】
このとき、上記少なくとも2種の組合せパターンデータが、基本パターンと機能パターンの重ね合わせによりパターン化制御されるようにしても上記目的が達成され、さらに、上記組合せパターンデータが、コンピュータのソフトウェアにより設定されるようにしても上記目的が達成される。
【0010】
この結果、本発明によれば、複数の入力出力端末と上記複数の出力端末の接続状態が、マトリクススイッチ回路に、メモリ手段から読み出した組合せパターンデータを供給するだけのソフトウェアで得ることができるので、そのときの状況に応じて、必要とするパターン化された接続状態が短時間で容易に、しかも正確に得られることになる。
【0011】
また、このとき、複数ある組合せパターンデータは、夫々単独で使用するだけではなく、重ね合わせて使用できるので、用意すべきパターンの種類が少なくて済む。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による情報収集システムについて、図示の実施形態により詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態で、図において、1は操作パネル、2は操作パネル状態表示用CPU、3はシステム制御用パソコン、4はシリアルI/Oポート、5はディジタル出力ポート、6はインターフェース、7は映像音声切り換え用マトリクススイッチ回路、8は映像音声入力装置、9は映像音声出力装置、10はシステム制御器である。
【0013】
操作パネル1は、各映像音声入力装置8のうち、どの装置よりの信号を映像音声出力装置9のうち、どの装置へ出力するかを選定するための組合せパターンを作成し、設定するときに使用される入力操作用で、また、予め選定された機能パターン(組合せパターン)の重ね合わせ及び解除操作にも使用されるものである。
【0014】
操作パネル状態表示用CPU2は、操作パネル1の操作による現在の選定状態を表示するための制御器である。
このとき、操作パネル1がスイッチユニットで構成されている場合には、この現状選定状態の表示としては、例えばタリーランプ(表示灯)でも良いが、映像音声入出力装置及び入出力の組合せパターンの種別数が多い場合には、例えば操作パネル1をタッチパネル付CRT表示器とし、操作パネル状態表示用CPU2はパソコンとした方が良い。
【0015】
システム制御用パソコン3は、このシステム全体を制御するもので、操作パネル1の操作による入出力の組合せパターン設定用ソフトウェアを内包したシステム制御ソフトウェアと、操作パネル状態表示用CPU2の制御用ソフトウェアとが常駐させてある。
【0016】
また、このシステム制御用パソコン3には、操作パネル1の操作により生成された組合せパターンを格納するメモリを備えており、これにより、必要に応じてこれら組合せパターンを出力するように構成されている。
【0017】
さらに、このシステム制御用パソコン3には、次の機能が設けられている。すなわち、これら組合せパターン(機能パターン)には、後述するように、優先順位が付与してあり、これにより、システム制御用パソコン3には、組合せパターンが重ね合わされたとき、その中で一番優先順位が高いパターンを有効化する働きをすると共に、パターンが追加されたときには、そのことを所定のメモリバッファに格納し、常に重ね合わされている全ての組合せパターンを記憶しておく働きをするように構成されている。
【0018】
シリアルI/Oポート4は、操作パネル状態表示用CPU2とシステム制御用パソコン3間の通信用で、ディジタル出力ポート5は、システム制御用パソコン3とマトリクススイッチ回路7間の通信用であり、これらにシステム制御用パソコン3を含めてシステム制御器10が構成されて、そして、インターフェース6はディジタル出力ポート5から出力される信号をマトリクススイッチ回路7に印加するためのインターフェースである。
【0019】
マトリクススイッチ回路7は、映像音声入力装置8と、映像音声出力装置9の組合せ制御を行なうもので、例えばマトリクス配置されたm個×n個の電子スイッチを備え、システム制御用パソコン3から与えられる制御信号により、m個の入力とn個の出力との間での接続を任意に行えるように構成されている。
【0020】
映像音声入力装置8は、例えばテレビカメラ、テレビ放送チューナ、パソコン画面データ、VTR(ビデオテープレコーダ)、LD(レーザディスク装置)、マイクロホン、カセットデッキなど、映像信号と音声信号を外部に供給する各種の機器のことで、入力端末を構成しているものである。
【0021】
映像音声出力装置9は、例えば映像モニタ、映像プロジェクタ、スピーカ装置など、映像と音声を再生する各種の機器のことで、出力端末を構成しているものである。
【0022】
次に、この実施形態の動作について説明する。
まず、図2は、この実施形態において、システム制御用パソコン3上で動作するシステム制御ソフトウェアの構造概念を示したもので、図において、P0〜Pkは組合せパターンであリ、ここで、kは1以上の整数である。
【0023】
ここで、これらの組合せパターンP0〜Pkとは、各映像音声入力装置8の各入力端末のうち、何れの入力端末からの信号を選択し、映像音声出力装置9のうち、何れの出力端末に出力するかを予めパターン化して設定したもので、これにより、マトリクススイッチ回路7内の各電子スイッチのオンオフ状態が全体として制御され、入力と出力の間の組合せがパターン化されることになる。
【0024】
そして、これらの各パターンは、上記したように、操作パネル1を入力操作することにより予め任意に設定され、パソコン3内に装備されているメモリに格納してあるものであるが、さらに、ROMなどに書き込んでおいても良い。
【0025】
まず、P1は基本パターンで、システムを立ち上げたとき、自動的にマトリクススイッチ回路7に設定される組合せパターンのことで、システム立ち上げ時、最初の状況把握に最適と考えられる入力端末と出力端末の組合せを、マトリクススイッチ回路7の各電子スイッチのオンオフの組合せとしてパターン化したものである。
【0026】
そして、この実施形態では、緊急時での情報収集に適用した場合を想定したものとして構成してあり、このため、基本パターンP0としては、緊急時でのシステム立ち上げ時、最初の状況把握に最適と考えられる入力端末と出力端末の組合せをパターン化したものとなっている。
【0027】
次に、残りのP1、P2、P3、……、Pkのパターンは、種々の状況に応じて夫々設定してある機能パターン1〜kで、この実施形態では、基本パターンP0に重ね合わせたときに所定のパターンとしての機能が得られるように構成されている。
【0028】
そして、この所定の機能としては、予め各種の状況に応じて、その状況の把握に最適な情報の取り込みが得られると考えられる入力端末と出力端末の組合せを想定し、それが得られるようなパターンとなっている。
なお、この場合でも、基本パターンP0と同様、緊急時に想定される他の各種の状況に応じたパターンが採用されているのは、いうまでもない。
【0029】
次に、これらのパターンについて、具体例により更に詳細に説明する。
この実施形態は、以下の具体例に示すように、入力端末数が40で、出力端末数が16の場合のものであるが、他に出力をオフにする入力が設けてあり、従って、組合せパターンは、入力数=m=41、出力数=n=16、すなわち、41×16のマトリクス構成になっている。
【0030】
また、以下の具体例は、上記したように、基本パターンに、必要に応じて機能パターンを重ね合わせることにより、夫々の機能に応じた組合せパターンが得られるようにしたものであり、且つ、このときの機能パターンの数は3(k=3)になっており、従って、基本パターンも含めて4種類の組合せパターンが選択できるようになっている。
【0031】
すなわち、この実施形態での選択可能な組合せパターンは、
▲1▼ 基本パターン
▲2▼ 基本パターン+機能パターン1
▲3▼ 基本パターン+機能パターン2
▲4▼ 基本パターン+機能パターン3
の4種類である。
【0032】
まず、図3は、“立ち上げ時”と名付けられた優先順位が4の基本パターンP0の詳細で、従って、緊急時、システムを立ち上げると、この組合せが自動的にマトリクススイッチ回路7に設定され、以後、これが入力端末と出力端末の組合せの基本のパターンになる。なお、優先順位については、後述する。
【0033】
次に、図4は、“店内TV”と名付けられた機能パターンの詳細で、優先順位は3である。
また、図5は、“映像連絡”と名付けられた機能パターンの詳細で、優先順位は2である。
そして、図6は、“テレビ打合せ”と名付けられた機能パターンの詳細で、優先順位は一番高い1となっている。
【0034】
これら図3〜図6において、左側に縦に並んで配置されているのがテレビチューナなどの入力端末で、上記したように、接続をオフするスイッチの入力も含めて41種類にわたっているものである。
次に、上に横に並んで配置されているのが画像モニタなどの出力端末で、上記したように、16種類あり、ここで、9画面モニタとは、画像表示面が9面あるモニタのことである。
【0035】
そして、縦と横の線により区画され、入力端末と出力端末の交点にある升目が電子スイッチに相当し、ここに黒丸が付してあることにより、対応する入力端末と出力端末が接続されていることを表わし、白丸が付してあれば、この交点にある電子スイッチは、任意にオンオフ操作できるように構成されていることを表わす。
【0036】
さらに、この実施形態では、基本パターンとの重ね合わせにより、選択状態に矛盾が生じるのを防止するためと、同時に複数の機能パターンの重ね合わせができるようにするため、具体例に示されているように、各機能パターンには優先順位が付与してあり、パターンを重ね合わせたときはその優先順位をメモリに記憶し、基本パターンと矛盾する電子スイッチのオンオフ状態が生じたときには、常に機能パターンによるオンオフが優先され、さらに2以上の機能パターンが重ね合わされたときには、常に優先順位の高い機能パターンだけが有効にされるように構成してある。
【0037】
従って、この実施形態では、例えば、基本パターンと或る機能パターンkとの重ね合わせで動作中、その機能パターンkよりも優先順位の高い機能パターンk+1が更に重ね合わせられたとすると、機能パターンkの機能は無効化され、基本パターンと、後で重ね合わされた機能パターンk+1の重ね合わせによる機能が有効にされることになる。
【0038】
反対に、基本パターンに或る機能パターンkが重ね合わせられて動作中、この機能パターンkよりも優先順位の低い機能パターンk−1が更に重ね合わせられたとしても、このときには、この機能パターンk−1の機能は発動されずに、そのまま基本パターンと機能パターンkの重ね合わせによる機能が有効にされていることになる。
【0039】
そして、このときでも、上記したように、優先順位の低い機能パターンk−1が重ね合わせられていることがメモリバッファに記憶されているので、先に重ね合わされていた優先順位の高い機能パターンkが除去されたときには、この優先順位の低い機能パターンk−1と基本パターンとの重ね合わせによる機能が自動的に有効化されることになる。
【0040】
従って、この実施形態によれば、基本パターンに対する機能パターンの重ね合わせについての制約は一切なく、任意に、所望のタイミングで機能パターンの追加、除去を行うことができる。
【0041】
次に、各パターンでの選択内容について、説明する。
まず、図3の“立ち上げ時”と名付けられた基本パターンでは、外部送信の店内TV回線には社内通信本店テレビが出力されている。
また、同じく外部送信の映像連絡システムにはPC端末のオフィス端末が、外部送信のTV打合せ回線にはOFFが出力されている。
【0042】
一方、会議室では、9画面モニタにテレビ放送と支店テレビが表示され、さらに操作卓モニタと本部モニタ、それにメインモニタ1にはPC端末のオフィス端末が供給される。
そして、その他の入力端末は、適宜、選択してオンすることができるようにされる。
【0043】
ここで、図4の“店内TV”と名付けられた機能パターン1が重ね合わされると、外部送信の店内TV回線には会議室の固定カメラ1が出力され、さらに全入力ソースが選択できるようになる。
一方、外部送信の映像連絡システムとTV打合せ回線、及び会議室の各出力は基本パターンのときと同じで、変化は無い。
【0044】
次に、図5の“映像連絡”と名付けられた機能パターン2が重ね合わされたとすると、外部送信の店内TV回線とTV打合せ回線は、基本パターンのときと同じ入力端末に設定されたままであるが、外部送信の映像連絡システムには会議室固定カメラ1が出力され、さらに全入力ソースが選択できるようになる。
そして、会議室の各出力端末には、基本パターンのときとは異なる入力端末が設定される。
【0045】
さらに、図6の“テレビ打合せ”と名付けられた機能パターン3が追加されたとすると、今度は、外部送信のTV打合せ回線には会議室固定カメラ1が出力され、その他のテレビ打合せ送受信入力以外の全入力端末が選択できるようになると共に、会議室の各出力端末は、基本パターンのときとは異なった入力端末が設定されるようになる。そして、残りは基本パターンのときと同じに設定されることになる。
【0046】
こうして、機能パターン1〜3の全てが基本パターンに重ね合わされている以上の状況では、基本モードの上に3種の機能パターンが追加されていることになるが、上記したように、この実施形態での動作では、機能重ね合わせ優先順位の一番高い“テレビ打合せ”機能パターン3だけが有効化され、基本パターンに追加された状態での動作になっている。
【0047】
次に、ここで、“店内TV”機能パターン1と“映像連絡”機能パターン2を除去しても、機能重ね合わせ優先順位の一番高い“テレビ打合せ”機能パターン3が有効化されているため、動作には変化ない。
さらに、この後、“店内TV”機能パターン1、“映像連絡”機能パターン2を再度追加しても、やはり動作には変化がない。
【0048】
ところで、以上の手順の後、“テレビ打合せ”機能パターン3を除去したとする。
この場合、通常なら、“店内TV”機能パターン1と“映像連絡”機能パターン2が再度追加されていたことは無視され、“立ち上げ時”基本パターンが有効化されてしまう筈である。
【0049】
何故なら、パターンの優先順位をみて、高い優先順位のパターンを有効化するようにしただけでは、高い優先順位の機能パターンが有効化されているとき、これより優先順位の低い機能パターンを追加しても無視されてしまうからである。
【0050】
しかして、この場合には、優先順位の高い機能パターンが有効化されているとき、これより優先順位の低い機能パターンを追加する場合には、まず優先順位の高い機能パターンを除去し、その後、優先順位の低い機能パターンを追加しなければならなくなって、操作上に制約を生じてしまう。
【0051】
しかしながら、この実施形態では、上記したように、優先順位の低い機能パターンが重ね合わせられていることがメモリバッファに記憶されているので、先に重ね合わされていた優先順位の高い機能パターンが除去されたときには、この優先順位の低い機能パターンと基本パターンとの重ね合わせによる機能が自動的に有効化されることになり、従って、この実施形態によれば、基本パターンに対する機能パターンの重ね合わせについての制約は一切なく、所望のタイミングで任意に機能パターンの追加、除去を行うことができる。
【0052】
なお、このようなソフトウェアの具体的プログラミング手法は、例えば周知のグラフィックソフトウェアで描画パターンの板面重ね合わせを行なう場合などに用いられているので、容易に実施することができる。。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、複数の入力出力端末と上記複数の出力端末の接続状態が、マトリクススイッチ回路に、メモリ手段から読み出した組合せパターンデータを供給するだけのソフトウェアで得ることができるので、そのときの状況に応じて、必要とするパターン化された接続状態が短時間で容易に、しかも正確に得ることができる。
【0054】
また、このとき、複数ある組合せパターンデータは、夫々単独で使用するだけではなく、重ね合わせて使用できるので、用意すべきパターンの種類が少なくて済み、構成の簡略化を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報収集システムの一実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態でのソフトウェア構造を概念的に示した説明図である。
【図3】本発明の一実施形態における組合せパターンの一例である基本パターンの説明図である。
【図4】本発明の一実施形態における組合せパターンの一例である機能パターン1の説明図である。
【図5】本発明の一実施形態における組合せパターンの一例である機能パターン2の説明図である。
【図6】本発明の一実施形態における組合せパターンの一例である機能パターン3の説明図である。
【符号の説明】
1 操作パネル
2 操作パネル状態表示用CPU
3 システム制御用パソコン
4 シリアルI/Oポート
5 ディジタル出力ポート
6 インターフェース
7 マトリクススイッチ回路
8 映像音声入力装置(入力端末)
9 映像音声出力装置(出力端末)
10 システム制御器
P0 基本パターン
P1 機能パターン1
P2 機能パターン2
P3 機能パターン3
Pk 機能パターンk

Claims (3)

  1. 複数の入力端末と、複数の出力端末を備え、これらの組合せを任意に選択し、複数の入力端末から供給された映像音声情報を複数の出力端末から出力させるようにした情報収集システムにおいて、
    上記入力端末と上記出力端末とを接続する複数の電子スイッチからなるマトリクススイッチ回路と、
    上記複数の電子スイッチを個別に切換制御する複数のデータの組合せからなる少なくとも2種の組合せパターンを格納するメモリ手段とを設け、
    該メモリ手段に格納されている組合せパターンを選択し、上記マトリクススイッチ回路に供給することにより、上記複数の入力出力端末と上記複数の出力端末の接続状態が、少なくとも2種の組合せパターンデータの重ね合わせによりパターン化制御されるように構成したことを特徴とする情報収集システム。
  2. 請求項1の発明において、
    記少なくとも2種の組合せパターンデータが、基本パターンと機能パターンの重ね合わせによりパターン化制御されるように構成されていることを特徴とする情報収集システム。
  3. 請求項1又は2の発明において、
    上記組合せパターンデータが、コンピュータのソフトウェアにより設定されるように構成されていることを特徴とする情報収集システム。
JP13120397A 1997-05-21 1997-05-21 情報収集システム Expired - Fee Related JP3774295B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13120397A JP3774295B2 (ja) 1997-05-21 1997-05-21 情報収集システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13120397A JP3774295B2 (ja) 1997-05-21 1997-05-21 情報収集システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10322688A JPH10322688A (ja) 1998-12-04
JP3774295B2 true JP3774295B2 (ja) 2006-05-10

Family

ID=15052461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13120397A Expired - Fee Related JP3774295B2 (ja) 1997-05-21 1997-05-21 情報収集システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3774295B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080066119A1 (en) * 2006-08-15 2008-03-13 Sensormatic Electronics Corporation Controller for a video matrix switching system

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10322688A (ja) 1998-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6840625B2 (en) Projection display system, projector and menu image display method for same
US5767897A (en) Video conferencing system
JPH02296472A (ja) テレビジョン受信機
EP2172001B1 (en) Dual use video mixer crosspoint matrix
US7623753B2 (en) Method for viewing and controlling multiple DVR's
JP3774295B2 (ja) 情報収集システム
JP2002366343A (ja) 電子ホワイトボード用スイッチャ及び電子ホワイトボードシステム
KR100924776B1 (ko) 우선순위 조정이 가능한 하이브리드 기기 및 그 사용자인터페이스방법
KR960002506B1 (ko) 텔레비전화면을 이용한 동작모드선택장치
JP2861039B2 (ja) ソース名称設定表示機能付映像機器
JP3270882B2 (ja) Avシステム制御方法
JP4421857B2 (ja) 監視装置および監視システム
JPH0879803A (ja) テレビジョン受像機
JPH09186984A (ja) 選択装置および選択方法
KR100250912B1 (ko) 음성 및 영상신호 절환장치 및 그 제어방법
JPH0454779A (ja) モニタ付プロジェクタ
JPH11146273A (ja) 映像切替装置
JP3182767B2 (ja) 映像信号切換装置
JP2000224479A (ja) 表示装置
JPH11194979A (ja) マルチメディア情報処理システム、マルチメディア情報処理装置
JPH011026A (ja) 入出力組合せパタ−ンのプリセット、記憶及び切換機能を備えたマトリクススイッチャ−
JPH07170477A (ja) ビデオ編集装置
JPH05303360A (ja) 多画面表示装置
JPH06169431A (ja) Av装置及びavシステム
JPS63153908A (ja) 電子選局装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051115

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100224

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100224

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110224

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120224

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees