JP3771094B2 - 衛星放送受信用コンバータ - Google Patents

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    • HELECTRICITY
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    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、垂直偏波と水平偏波からなる円偏波を受信するための衛星放送、衛星通信受信用に使用される衛星放送受信用コンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の衛星放送受信用コンバータを図10から図13に基づいて説明すると、図10は、従来の衛星放送受信用コンバータの斜視図であり、図11は、図10の11−11線における断面図であり、図12は、プローブの取り付け状態を説明する要部拡大図であり、図13は、回路基板の取り付け状態を示す、要部拡大図である。
【0003】
筐体31と導波管部32は、アルミダイキャスト、又は亜鉛ダイキャスト等の金属材により一体に形成されており、筐体31は、略矩形状の箱形からなり、底壁部31aと、この底壁部31aの周囲を囲むように直立して形成された側壁部31bと、側壁部31bの上方が開放され、側壁部31bによって囲まれた収納部31cと、底壁部31aの一端部近傍に形成された上下に貫通する貫通孔31dと、側壁部31bの上端周縁部に切り欠き形成された段差31eを有している。また、導波管部32は、比較的細い円筒状を有し、貫通孔31dの位置で、底壁部31aから突出して設けられており、偏波を導入する開口部32aを有する略円筒状からなる筒状部32bと、中心部の長手方向に形成された中空部32cと、図12に示すように、筐体31の貫通孔31dの周縁部から開口部32a方向に延びて筒状部32b内に形成された半円柱状の凹部からなる保持部32dを有している。
【0004】
水平偏波をキャッチするプローブ33は、フッ素樹脂、ポリエチレン、テフロン等からなる筒状の絶縁部33aと、絶縁部33aの中心部を突き抜け、主として真鍮、ニッケル等の金属からなる線状の中心導体33bとから構成されると共に、中心導体33bは、略直角に折り曲げられてその先端部33c形成され、また、他端部33dは直線状で形成されている。
そして、このプローブ33は、図12に示すように、絶縁部33aが導波管部32の保持部32dに圧入されることにより、導波管部32に取り付けられている。そして、プローブ33が取り付けられると、中心導体33bの他端部33dが、筐体31の収納部31c側に突出し、折り曲げられた先端部33cは、導波管部32の中空部32cの中心部まで突出した状態となる。
【0005】
絶縁板からなる一枚の矩形状の回路基板34は、図13に示すように、薄板状の平板部34aと、平板部34aの側縁の近傍に形成された上下に貫通する3つの貫通孔34bと、貫通孔34bによって、T字状に形成された橋部34d、34eと、と貫通孔34bの近傍に形成された小さな孔34cを有している。そして、橋部34eの下面以外の回路基板34の下面には銅張りからなる接地導体35が施され、橋部34dの下面がプローブ33の短絡棒として機能している。
また、橋部34eの上面には、橋部34d,34eの交点から回路基板34の平板部34aにかけて、垂直偏波をキャッチするプローブ36が、導電パターンで形成され、平板部34aの上面に形成された回路パターン(図示せず)に接続されている。そして、このような構成の回路基板34は、貫通孔31dと平板部34aの貫通孔34bが対向すると共に、プローブ33の中心導体33bの他端部33dを平板部34aの孔34cに挿通させて、筐体31の底壁部31aに載置され、適宜手段によって固定される。そして、回路基板34上に突出した中心導体33bの他端部33dは、回路パターンに半田37により半田付けされている。
【0006】
箱状の金属からなる短絡壁38は、アルミ、又は亜鉛等のダイキャストで形成され、この短絡壁38は、回路基板34の貫通孔34bを覆うようにカシメ等の所望の手段により、回路基板34に取り付けられる。そして、その底部38aが、プローブ36の短絡部として機能している。
【0007】
金属からなる一枚の矩形状の板で構成されるカバー39は、筐体31の側壁部31bの段差31eに載置されて、適宜手段によって固定される。そして、筐体31の収納部31cが密閉され、収納部31c内が電気的にシールドされた状態となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の衛星放送受信用コンバータは、筐体31,導波管部32が、アルミ等のダイキャストにより一体に製造されるものであるため、材料が多くなって材料費が高く、且つ、製造に時間がかかるため、高価で、生産性が悪いという問題があった。
また、筐体31,導波管部32は、それぞれ大きさ、形状が異なるため、ダイキャスト用の金型が複雑で高価なものとなり、これに伴ってコンバータが高価になるという問題があった。
本発明は、生産性が良好で、安価な衛星放送受信用コンバータを提供することをその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の手段として、金属板からなる箱形の筐体と、筒状の導波管部と、該導波管部の中空部と対向する箱状の短絡壁と、電気回路が形成された回路基板とを備え、前記筐体と前記導波管部と前記短絡壁とが繋がって、一枚の金属板を折り曲げて形成され、前記回路基板は、前記一枚の金属板で形成された前記短絡壁と前記導波管部の端部とで挟持された状態で保持されている構成とした。
【0010】
また、第二の解決手段として、前記導波管部の前記端部の自由端側には、前記回路基板に掛け止めする係止片を設けた構成とした。
【0011】
また、第三の解決手段として、前記筐体と前記導波管部とを繋ぐ繋ぎ部に、切り込み等からなる折り曲げ容易手段を設けた構成とした。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の衛星放送受信用コンバータを図1から図9に基づいて説明すると、図1は、本発明の衛星放送受信用コンバータの分解斜視図であり、図2は、同じく分解断面図であり、図3は、同じく、導波管部の回路基板への取り付け状態を示す説明図であり、図4は、同じく、その組立方法を示す、半製品部材の展開図であり、図5は、同じく、回路基板の拡大図であり、図6,図7は、同じく、プローブの取り付け状態を示す説明図であり、図8は、同じく、保持部の変形例を示す斜視図であり、図9は、同じく保持部の変形例を示す上面図である。
【0014】
本発明の衛星放送受信用コンバータは、図1から図9に示すように、筐体1と、導波管部2と、短絡壁7とが繋がって薄型の一枚の金属板を折り曲げて一体で形成されている。
【0015】
筐体1は、箱状の薄い金属板からなり、中央部に矩形状の孔1gを設けて、その外周部に縁部を形成するコ字状の上壁部1eと、この上壁部1eの四方からから折り曲げられて、直立して形成された側壁部1a,1b,1c,1dを有し、この側壁部1aから1dのそれぞれは上壁部1eと繋がった一体のものである。そして、側壁部1cと対向する側壁部1dの上部は、孔1gと連設され、大きく切り欠かれた切り込み部1hを有する。また、図4に示すように、側壁部1a,1b,1cの下端部には、複数の略く字状の係合片1fが形成されている。
【0016】
導波管部2は、矩形の筒状の薄い金属板からなり、筐体1の側壁部1dと繋ぎ部1iによって下方に延びて形成された側板部2aと、側板部2aの両側からそれぞれ直角に折り曲げられて形成された側板部2b,2dと、側板部2bから直角に折り曲がって側板部2dに連結し、側板部2aと対向して形成された側板部2cと、各側板部2a〜2dに囲まれて形成された中空部2eと、繋ぎ部1iを除いた各側板部2b〜2dの端に自由端側となる端部2fを有している。そして、図2,図3に示すように、筐体1と連結された側板部2aと対向する側板部2cの端部2fには、2個の略く字状の係止片2gが形成されている。そして、図4に示すように、側板部2aと側板部2dの境目には、略矩形状の係合穴3が設けらると共に、側板部2dには、係合穴3の近傍において丸孔4a、と角孔4bとからなる挿入孔4が設けられている。また、側板部2aと、筐体1の側壁部1dを繋ぐ繋ぎ部1iには、切り込み等からなる折り曲げ容易手段5が形成されている。そして、導波管部2は、折り曲げ形成された際、図1のように、筐体1から垂直状態で下方に突出した状態になっており、図2において点線で示すように、折り曲げ容易手段5を基準として筐体1に対して傾倒可能となっている。
【0017】
また、保持部6は、図3,図4に示すように、繋ぎ部2hにより側壁部2cに繋がれて、導波管部2の外側に位置するように形成され、この保持部6は、平板状の基部6aと、基部6aの中央部に形成された半円筒状の抱持部6bと、自由端部側であるその端部から折り曲げ形成された略く字状の係止片6cを有している。
そして、保持部6は、側板部2cから折り曲げ可能になっており、側板部2dに対向するように折り曲げられた際、係止片6cは、係止穴3に係止可能となっている。
【0018】
短絡壁7は、箱状の薄い金属板からなり、筐体1の側壁部1dに繋がれ、この側壁部1dから直角に折り曲がって形成された蓋部7aと、側壁部1dとの繋ぎ部を除く蓋部7aの3辺から、側壁部1dと対向する側の下方に折り曲げられて形成された側部7b,7c,7dと、蓋部7a、各側部7b〜7d、及び側壁部1dによって囲まれて形成された空洞部7eを有している。
そして、短絡壁7は、筐体1内に位置してその空洞部7eが導波管部2の中空部2eと対向する状態になっている。
【0019】
水平偏波をキャッチするプローブ8は、図6に示すように、フッ素樹脂、ポリエチレン、テフロン等からなる筒状のL型の絶縁部8aと、絶縁部8aの中心部を突き抜け、主として真鍮、ニッケル等の金属からなる線状の中心導体8bとから構成されると共に、中心導体8bは、絶縁部8aと共に直角状に折り曲げられた先端部8cと、この先端部8cと直角状に位置する他端部8dを有している。
そして、このプローブ8は、特に図3、図7に示すように、L型の絶縁部8aの一端部が、導波管部2の側板部2dに形成された挿入孔4の丸孔4aに嵌入されると共に、導波管部2から露出した絶縁部8aの他端部が導波管部2の側板部2dの外表面と、保持部6の抱持部6bとで挟持された状態で、保持されている。そして、この時、導波管部2から露出した絶縁部8aの他端部が、その長手方向の全体が保持部6の抱持部6bに覆われて保持されると共に、導波管部2から露出した中心導体8bがその長手方向の全体にわたって、抱持部6bに覆われた状態になっている。
そして、プローブ8が取り付けられると、中心導体8bの他端部8dが筐体1側に突出し、折り曲げられた先端部8cは、導波管部2の中空部2eの中心部まで突出した状態となる。
【0020】
絶縁板からなる一枚の矩形状の回路基板9は、図5に示すように、薄板状の平板部9aと、平板部9aの一側縁に形成された切り欠き部9bと、切り欠き部9bの近傍に形成された上下に貫通する略矩形の3つの貫通孔9cと、貫通孔9cによってT字状に形成された橋部9g,9hと、貫通孔9cの近傍に形成された小さな孔9dと、貫通孔9cの近傍で、切り欠き部9bと対向する位置に設けられた2個の第一の係合孔9eと、周縁部に複数個設けられた第二の係合孔9fを有している。そして、平板部9aの下面において、橋部9hを除いた全体には銅張りからなる接地導体10が施されている。
また、橋部9hの上面には、橋部9g,9hの交点から回路基板9の平板部9aにかけて、垂直偏波をキャッチするプローブ11が導電パターンで形成されると共に、平板部9aの上面に形成された配線パターン(図示せず)に接続されている。また、平板部9aの上面において、回路基板9を貫通する複数個のスルーホール12aによって、接地導体10と繋がった状態で、貫通孔9cを囲うように帯状のアースパターン12が銅張りによって形成されている。
【0021】
そして、このような構成の回路基板9は、その平板部9aの上面が筐体1の側壁部1a〜1dの下端部に当接すると共に、平板部9aの下面が当接した導波管部2の端部2fとで挟持された状態で保持されている。この時、導波管部2の係止片2gと第一の係合孔9eが掛け止めされ、且つ、筐体1の係合片1fが第二の係合孔9fに掛け止めされることによって保持が成されている。
また、この時、回路基板9の平板部9aの上面が、短絡壁7の側部7b〜7dの下端部に当接すると共に、平板部9aの切り欠き部9bに、導波管部2の側板部2aが嵌め合わされた状態となっている。
さらに、図3に示すように、回路基板9の貫通孔9cと、導波管部2の中空部2e及び短絡壁7の空洞部7eが対向し、短絡壁7の各側部7b〜7dがアースパターン12に当接すると共に、プローブ8の中心導体8bの他端部8dが平板部9aの孔9dに挿通する状態になっている。そして、回路基板9上に突出した中心導体8bの他端部8dは、半田13により半田付けされ、回路基板9上に形成された配線パターンに接続されている。
即ち、回路基板9の貫通孔9cは、導波管部2内と短絡壁7内に位置して、それ以外の回路基板9の下面は、接地導体10でシールドされた状態となっている。
【0022】
金属からなる一枚の矩形状の板で構成されるL字型のカバー14は、筐体1の側壁部1dと上壁部1eとで構成された嵌合部にはめ合わされ、適宜手段によって固定され、筐体1の内部が密閉され、電気的にシールドされた状態となっている。
【0023】
本発明の衛星放送受信用コンバータは、以上のように構成され、次にその組立方法について説明すると、まず、図4に示すように、中央部に孔1gと切り込み部1hが設けられた上壁部1eと、上壁部1eから四方に延びる側壁部1a〜1dからなる筐体1及び、側壁部1dから延びる側板部2aと、側板部2aの一方側から連続して延びる側板部2b,2cと、他方側から延びる側板部2dと、側板部2cから繋ぎ部2hを介して外方に延びる保持部6とからなり、筐体1の外方に形成された導波管部2、さらに、側壁部1dから側板部2aと対向して延びる蓋部7aと、蓋部7aから三方向に延びる側部7b〜7dとからなり、筐体1の孔1gと切り込み部1hとに跨って形成された短絡壁7とが、薄い金属板を打ち抜いて半製品部材15を作る。
そして、半製品部材15の状態から、点線Aの位置で、各側壁部1a〜1dを直角に折り曲げることによって、筐体1を形成し、また、点線Bの位置で、側板部2b〜2dを直角に折り曲げ、側板部2cと2dを連結することによって、導波管部2を形成し、そして、点線Cの位置で、蓋部7aを直角に折り曲げると共に、点線Dの位置で、側部7b〜7dを直角に折り曲げることによって、短絡壁7を形成することによって、図1に示すような形状で全体が形成される。
【0024】
次に、回路基板9の取り付けを説明すると、図2に示すように、筐体1から垂直に設けられた導波管部2を、折り曲げ容易手段5から点線で示すように外方に傾倒させ、その間に回路基板9を位置させた後、導波管部2を垂直の状態に戻すことによって回路基板9を挟み込む。この挟み込みは、まず筐体1の係合片1fに回路基板9の第二の係合孔9fが掛け止めされた状態で、回路基板9を筐体1の下方に取り付け、その後、導波管部2における端部2fの自由端側に形成された係止片2gを、図3に示すように、回路基板9の第一の係合孔9eに掛け止めすることにより行われる。そして、この掛け止めにより、回路基板9は確実に挟持、保持される。
【0025】
次に、挿入孔4へのプローブ8の取り付けは、図6に示すような状態からプローブ8を矢印の方向に回転させて、中心導体8bの先端部8cを中空部2e内に位置させ、丸孔4aに絶縁部8aを係止することによって成される。次に、保持部6を繋ぎ部2hから折り曲げて、保持部6の自由端部側にある係止片6cを、係合穴3に掛け止めして、抱持部6bと側板部2dとの間で絶縁部8aを挟持して、プローブ8を保持する。
【0026】
このようにして形成、組み立てられた本発明の衛星放送受信用コンバータの動作を説明すると、相互に直交する2つの偏波は、導波管部2から中空部2e内に導入され、水平偏波は、橋部9gの裏面に設けられた接地導体10の一部で反射して、中空部2eに突出したプローブ8の先端部8cでキャッチされ、また、垂直偏波は、短絡壁7の蓋部7aに反射して、橋部9hの上面に形成されたプローブ11でキャッチされる。そして、プローブ8でキャッチされた水平偏波は、中心導体8bを介して、水平偏波信号として回路基板9の電気回路に伝達される。また、プローブ11によってキャッチされた垂直偏波は、垂直偏波信号として回路基板9の電気回路に伝達される。そして、回路基板9は、各プローブから伝達された偏波信号を合成する。
【0027】
本発明の衛星放送受信用コンバータは、上記実施の形態に限られないことは言うまでもなく、保持部6は、図8に示すように、係止片を有さないもので、繋ぎ部2hから曲がったままの状態で、絶縁部8aが保持されるものでも良く、図9に示すように、絶縁部8aの円周のほぼ全面にわたって抱持し、保持部6のみで保持するようにしたものでも良い。
また、折り曲げ容易手段5は、上記実施の形態のような切り込みに限らず、ミシン目等であっても良い。
【0028】
【発明の効果】
本発明の衛星放送受信用コンバータでは、筐体と導波管部と短絡壁とが繋がって、一枚の金属板を折り曲げて形成されている構成としたため、一枚の薄い金属板で構成されるので材料が少なく、また、打ち抜いて、折り曲げ形成するだけなので、製造が容易で、短時間で製造可能となり、生産性が良好で安価な衛星放送受信用コンバータを提供できる。
また、ダイキャスト用の高価な金型が必要なくなるので、それに伴い安価な衛星放送受信用コンバータを提供することができる。
【0029】
また、回路基板は、筐体と導波管部の端部とで挟持された状態で保持されている構成としたため、簡単に回路基板を保持することができるので、構成が簡単で、生産性の良好な衛星放送受信用コンバータを提供することができる。
【0030】
また、導波管部の端部の自由端側には、回路基板に掛け止めする係止片を設けた構成としたため、簡単、且つ、確実に導波管部の取り付けができると共に、導波管部の位置決めができ、生産性が良好で、信頼性の高い衛星放送受信用コンバータを提供することができる。
【0031】
また、筐体と導波管部とを繋ぐ繋ぎ部に、切り込み等からなる折り曲げ容易手段を設けた構成としたため、導波管部が所定の位置で簡単に折り曲がるので、回路基板の取り付けが容易となり、生産性の良好な衛星放送受信用コンバータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衛星放送受信用コンバータの分解斜視図。
【図2】本発明の衛星放送受信用コンバータの分解断面図。
【図3】本発明の衛星放送受信用コンバータに係り、導波管部の回路基板への取り付け状態を示す説明図。
【図4】本発明の衛星放送受信用の組立方法を示す、半製品部材の展開図。
【図5】本発明の衛星放送受信用コンバータに係る、回路基板の拡大図。
【図6】本発明の衛星放送受信用コンバータに係り、プローブの取り付け状態を示す説明図。
【図7】本発明の衛星放送受信用コンバータに係り、プローブの取り付け状態を示す説明図。
【図8】本発明の衛星放送受信用コンバータに係る、保持部の変形例を表す斜視図。
【図9】本発明の衛星放送受信用コンバータに係る、保持部の変形例を表す上面図。
【図10】従来の衛星放送受信用コンバータの斜視図。
【図11】図10の11−11線における断面図。
【図12】従来の衛星放送受信用コンバータに係り、プローブの取り付け状態を説明する要部拡大図。
【図13】従来の衛星放送受信用コンバータに係り、回路基板の取り付け状態を示す、要部拡大図。
【符号の説明】
1 筐体
2 導波管部
2e 中空部
2f 端部
2g 係止片
3 係合穴
4 鍵穴
5 折り曲げ容易手段
6 保持部
6c 係止片
7 短絡壁
8 プローブ
8a 絶縁部
8b 中心導体
9 回路基板
10 接地導体
11 プローブ
12 アースパターン
13 半田
14 カバー
15 半製品部材

Claims (3)

  1. 金属板からなる箱形の筐体と、筒状の導波管部と、該導波管部の中空部と対向する箱状の短絡壁と、電気回路が形成された回路基板とを備え、前記筐体と前記導波管部と前記短絡壁とが繋がって、一枚の金属板を折り曲げて形成され、前記回路基板は、前記一枚の金属板で形成された前記短絡壁と前記導波管部の端部とで挟持された状態で保持されていることを特徴とする衛星放送受信用コンバータ。
  2. 前記導波管部の前記端部の自由端側には、前記回路基板に掛け止めする係止片を設けたことを特徴とする請求項1記載の衛星放送受信用コンバータ。
  3. 前記筐体と前記導波管部とを繋ぐ繋ぎ部に、切り込み等からなる折り曲げ容易手段を設けたことを特徴とする請求項1、又は2記載の衛星放送受信用コンバータ。
JP28353499A 1999-10-04 1999-10-04 衛星放送受信用コンバータ Expired - Fee Related JP3771094B2 (ja)

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