JP3766912B2 - 火災感知器 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は火災感知器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10はシステム天井の天井板に取り付けられた従来の露出型の火災感知器を示す説明図である。図において、121は天井板122に穿設した天井孔、123は電源兼信号線等の配線、124は内部に円筒形の検煙部125を備えた円筒状の火災感知器の本体、126は検煙部125の外周に設けられた防虫用の金網である。127は本体124を天井板122側に取付けるための露出型ベースで、天井板122にねじあるいはボルト・ナット等の図示しない固定手段により固定されている。
【0003】
上記のように構成された従来の火災感知器においては、天井面に沿って水平方向に流れる煙を本体124の煙導入口から金網126を介して検煙部125に導入して検知するのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近来、天井面をできるだけすっきりさせるために、火災感知器の小型化が要請されているが、上述した従来例のように、水平方向に流れる煙を直接検煙部125に導入する方式では、検煙部自体一定の幅を必要とするため天井面への露出部を小形化するのが困難であり、Tバーの隙間のような幅の狭い箇所に取り付けることができなかった。
【0005】
本発明は、上記の課題を解決すべくなされたもので、火災感知器内を煙が下から上へ流すことができ、Tバーの隙間のような幅の狭い箇所にも取り付けることができる火災感知器を得ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係る火災感知器は、周面に複数の煙導入口を有し、上部が開口された箱体からなる煙導入部と、該煙導入部の上方に設けられて前記煙導入部から導入された煙を検知する検煙部を収容する本体部とを備え、前記本体部内でかつ前記検煙部の真上に前記検煙部に導入された煙が直ぐに流出するのを防止する隔壁を備えたものである。
【0010】
また、第2の発明に係る火災感知器は、上記第1の発明の隔壁に小孔を設けたものである。
【0012】
さらに、第3の発明に係る火災感知器は、周面に複数の煙導入口を有し、上部が開口された箱体からなる煙導入部と、該煙導入部の上方に設けられて前記煙導入部から導入された煙を検知する検煙部と、該検煙部で煙が検知されたときに点灯する表示灯とを備え、前記煙導入部内を前記煙導入口に対応する部屋と前記表示灯が収容される部屋とに区画する隔壁を設けたものである。
【0017】
【作用】
上記のように構成した第1の発明においては、本体部内でかつ検煙部の上方に設けた隔壁が、検煙部に導入された煙が直ぐに上方に流出するのを防止する。
【0018】
また、上記のように構成した第2の発明においては、隔壁に小孔を設けたので、煙が検煙部内に一定時間滞留すると共にスムーズに通過することができる。
【0020】
さらに、上記のように構成した第3の発明においては、煙導入部内を煙導入口に対応する部屋と表示灯が収容される部屋とに区画する隔壁を設けたので、表示灯が煙の影響を受けずその点灯を確認しやすい。
【0022】
【実施例】
図1は本発明に係る火災感知器の外観を示す斜視図である。図に示すように、本実施例の火災感知器1は、ケース本体3と、カバー5と、煙導入部7とによりほぼ直方体状に形成されており、実施例では、高さHを約110mm、幅Wを約60mm、厚さTを約24mmとした。
【0023】
図2、図3は火災感知器1の分解図であり、図2(a)はケース本体3及び検煙部、図2(b)は図2(a)の一部を断面で示す側面をそれぞれ示し、図3(a)はカバー5、図3(b)は煙導入部7をそれぞれ示している。
ケース本体3は図2(a),(b)に示すように、下部を除く三方に側壁を有する断面コ字状に形成され、上面にはコネクタ33の嵌入部11が設けられ、下部両側には係止部13a,13bが設けられており、下端中央部には先端部外面に係止爪を有する係止片15aが突設されている。17a,17bは両側壁の内側に設けられたカバー5の嵌合溝である。
【0024】
19はケース本体3内に配設されたプリント基板で、一方の面には例えばチップ部品等の多数の電気部品が搭載されて検出回路、増幅回路等が形成されており、他方の面には発光素子21と受光素子23が搭載されると共に広い面積にわたって電気的シールドパターンが設けられ、また外周に防虫用の金網25(図2(b)参照)が装着されたラビリンス27が取り付けられている。29は受光素子23の前方に設置されたレンズ、31は火災が発生しない平常状態において受光素子23が発光素子21の光を直接受光しないようにするための遮光子である。ここで、発光素子21はその光軸が火災感知器1を設置したときにほぼ水平になるように配置され、受光素子23は発光素子21に対して例えば時計方向に約120度回転した位置に配置されている。また、遮光子31は発光素子21に対して例えば時計方向に約60度回転した位置であって、ラビリンス27の中心から若干外方にずれた位置に配置されている。
33はプリント基板19に機械的、電気的に接続されたコネクタ、35はプリント基板19に接続され、ケース本体3から突出した確認灯である。なお、37a,37bはケース本体3とプリント基板19に貫設されたねじ挿通穴である。
【0025】
カバー5は図3(a)に示すように、下部を除く三方に側壁を有する断面コ字状に形成されており、そのほぼ中央部にはラビリンス27へ導入された煙が直ぐに抜けてしまうのを防止するための半円状の隔壁39が設けられており、隔壁39はその中央部に凹陥部39aを有している。また、カバー5の両側壁の下部内側には煙導入部7より導入された煙をラビリンス27へ案内する案内片41a,41bが立設されている。43はコネクタ33の嵌入部であり、その下部には凹陥部43aが設けられている。45a,45bはねじ穴を有するスタッドである。13c,13dは両側壁の下部に設けられた係止部、15bは下端部に突設され外面に係止爪を有する係止片である。
【0026】
煙導入部7は図3(b)に示すように、上部が開口された直方体に形成されており、周壁に設けた複数の煙導入口47(図1参照)には、防塵、防虫用のパンチメタルあるいは金網49が張られている。51a,51bは煙導入部7内において、各煙導入口47に対応して設けられた隔壁であり、煙導入部7内は隔壁51a,51bによって6個の煙導入口47に対応した六部屋と、確認灯35を収容するための一部屋の合計7個の部屋に区画されている。53は確認灯35が収容される部屋の底部の一方の側に偏って設けられた確認灯35の点灯を確認するための確認穴である。55a,55bは周壁内面に突設され、ケース本体3とカバー5の係止片15a,15bの係止爪が係止する係止部である。なお、煙導入部7の開口部の一方の内壁(確認穴53の反対側)には凹部57が設けられており、カバー5の下端部にはこれに対応して凸部(図示せず)が設けられている。
【0027】
上記のような各部からなる火災感知器4を組立てるには、先ず、プリント基板19が配設されたケース本体3の嵌合溝17a,17bにカバー5の側壁を嵌合して両者を結合する。このとき、コネクタ33はケース本体3とカバー5の嵌入部11,43内に収容されて上端部を露出しており、確認灯35は下端部から突出する。ついで、ケース本体3及びプリント基板19のねじ挿通穴37a,37bにねじを挿通してカバー5のスタッド45a,45bに設けたねじ穴に螺入し、両者を一体に固定する。
【0028】
次に、結合されたケース本体3とカバー5の下端部に煙導入部7を嵌合し、その係止部55a,55bにケース本体3とカバー5の係止片15a,15bの係止爪を係止させる。これによりケース本体3、カバー5及び煙導入部7は、図1に示すように一体に結合され、その側壁にはケース本体3とカバー5の係止部13aと13c及び13bと13dによりそれぞれ凹状の係止穴14a,14b(図1参照 なお、係止穴14bは図示していない。)が形成され、また、確認灯35は煙導入部7の確認穴53に近接して位置する。
【0029】
上記の火災感知器1には、図1に示すように、ケース本体3及びカバー5の縦方向の隅部にそれぞれ直角に切除された案内部59a,59b、61a,61bが設けられている。
【0030】
次に、上記のような火災感知器1をTバーの隙間又は天井面に取り付ける取付装置について説明する。
図4は本実施例の取付装置の正面図、図5はその側面図で、直方体状の火災感知器1を取付装置によりTバーの間に取付けた状態を示す。図において、65はベース66と弾性金具67とからなる取付装置、68は端子台、69a,69bはTバーである。
【0031】
取付装置65のベース66を構成する門型部70は、図6に示すように、頂板71と左右の縦壁72a,72bとにより門型に形成されている。そして、頂板71の一方の縁部には、後述のコネクタ33が嵌入される切欠き部73と、その両側において上方に折曲げられた端子台68の取付片74a,74bとが設けられており、他方の縁部には端子台68が装着されるL字状の嵌合穴75a,75bが設けられている。76a,76bは頂板71の両端部近傍に設けられたねじ挿通穴である。
【0032】
77a,77b及び78a,78bは両縦壁72a,72bの両縁部の下端部よりやや上方まで内側にほぼ90°折曲げて形成された案内片であり、79a,79bは縦壁72a,72bの下端部に設けた切欠き部である。
【0033】
ベース66を構成する枠部80は、上下が開口された長方形の周壁81と、その下端部が外方にほぼ水平に折曲げられて形成されたフランジ部82とからなり、周壁81には門型部70の縦壁72a,72bの切欠き部79a,79bに対応して切欠き部83a,83bが設けられている。なお、フランジ部82は周壁81の長手方向の両側のみに設けてもよい。85はフランジ部82に設けた指標である。なお、この枠部80は、その切欠き部83a,83bを門型部70の切欠き部79a,79bと整合させ、門型部70の下端部にスポット溶接等により一体に接合されている。
【0034】
86a,86bはぼぼ逆J字状の板ばねで、その下端部が枠部80の切欠き部83a,83bの下方にスポット溶接等によって接合されており、上端部は門型部70の切欠き部79a,79bから内側に突出して係止部87a,87bを構成している。
なお、ベース66の高さ、縦壁72a,72bの幅、及び枠部80の周壁81で形成された火災感知器1の挿入口88は、前述の直方体状の火災感知器1を嵌入しうる大きさに形成されている。この場合、挿入口88の長さ方向は、火災感知器1の幅より若干大きく形成してもよい。
【0035】
弾性金具67は、図7に示すように、例えばステンレスの如き弾性材からなり、上端部が平坦に形成されたほぼ逆V字状の一対の弾性部91a,91bと、両弾性部91a,91bの下端部を連結する連結部92a,92bとからなり、連結部92a,92bの下端部は互いに内側に折曲げられて固定片93a,93bが形成されている。94a,94bは連結部92a,92bのほぼ中央部を折曲げずに延出して形成された係止片で、その下端部は固定片93a,93bと下面とほぼ同一平面上に位置している。95a,95bは上部の平坦部に設けたねじ穴である。
【0036】
次に、上述のような取付装置65を用いて火災感知器1をシステム天井のTバーの間に取付ける手順の一例について説明する。
(1)先ず、頂板71に端子台68が取付けられたベース66を、図8に示すように、下から弾性金具67の弾性部91a,91bの間に挿入し、ベース66のねじ挿通穴76a,76bに下からねじ111a,111bを挿通して弾性部91a,91bのねじ穴95a,95bに軽く螺入する。
【0037】
(2)弾性金具67をその下端部がベース66の枠部80の上端部に達するまで引上げ、弾性部91a,91bがほぼ垂直になるように2本の指で押圧する。そして、弾性金具67を下降させてその係止片94a,94bをベース66の枠部80の周壁81内に挿入し、係止させる。これにより、弾性金具67の幅は枠部80の周壁81の幅より狭くなる。
【0038】
(3)この状態で、システム天井のTバー69a,69bの間から引出したコモン線などを端子台68に接続し、図9に示すように、取付装置65をTバー69a,69bの間から挿入し、ベース66の下端部に設けたフランジ部82をTバー69a,69bの下面に当接させる。そして、下から弾性金具67の固定片93a,93bを押上げると、係止片94a,94bの係止が外れて弾性金具67はその弾性により図8に示すような元の状態に戻る。
【0039】
(4)ついで、ベース66の挿入口88からドライバを差込んでねじ111a,111bを螺入すれば、弾性金具67が下降してその固定片93a,93bがTバー69a,69bの上面に当接し、ベース66のフランジ部82とによりTバー69a,69bを挟持する。さらにねじ111a,111bを螺入すると、フランジ部82と固定片93a,93bはTバー69a,69bに圧接され、取付装置65はTバー69a,69b間に強固に固定される。
【0040】
(5)この状態で、ベース66の挿入口88に下から火災感知器1を挿入して押込めば、そのコネクタ33は端子台68に接続され、また、側壁に設けた係止穴14a,14bにはベース66に設けた板ばね86a,86bが係止し、図4、図5に示すように、火災感知器1は取付装置65に確実に保持される。
このとき、Tバー69a,69bの下面には、ベース66のフランジ部82が露出し、フランジ部82の間からは火災感知器1の煙導入部7のみが突出する。
【0041】
なお、火災感知器1の取付装置65への挿入にあたっては、取付装置65のベース66に設けた案内片77a,77b,78a,78bによって、また、火災感知器1の案内部59a,59b,61a,61bが案内されるので、スムーズに挿入して取付けることができる。
【0042】
保守点検等のため火災感知器1を取付装置65から取出すときは、取付装置65の板ばね86a,86bを外方に弾性変形させて係止部14a,14bとの係止を解除して火災感知器1を引出せば、容易に取出すことができる。
【0043】
上記の説明では、門型部70の縦壁72a,72bの下方に係止部87a,87bを設けた場合を示したが、火災感知器1の係止部14a,14bの位置に応じて適宜変更することができる。
また、弾性金具67の弾性部91a,91bの下端部を連結部材92a,92bで連結した場合を示したが、連結部材92a,92bを省略し、独立した2つの弾性部91a,91bで弾性金具67を構成してもよい。
さらに、上記の実施例では、火災感知器1をTバー69a,69bの間に取付ける場合を示したが、天井等に設けた穴にも同様にして火災感知器1を取付けることができる。
【0044】
次に、上記のようにしてTバー69a,69bの間に取付けられた火災感知器1の動作を図1,図2に基づいて説明する。屋内に火災が発生すると、火災によって発生した煙が火災時の熱による上昇気流に乗って上昇し、火災感知器1の煙導入部7に設けられた金網49を介して複数の煙導入口47から煙導入部7内部に流入する。このとき、煙導入部7内は隔壁51a,51bによって7個の部屋に区画されているので、ある煙導入口47から流入した煙が他の煙導入口47から流入した煙に押し出されることがなく、煙導入口47に流入した煙は全て上方に設置されたラビリンス27側へスムーズに流れる。
【0045】
煙導入部7を通過した煙はカバー5の両側壁の下部内側に設けられた案内片41a,41bに案内されて金網25を介してラビリンス27へと導入される。このラビリンス27へ導入される煙は煙導入部7及びラビリンス27の外周に装着された2つの金網49及び金網25とを通過するため、煙に含まれる塵埃はこれらの金網49及び金網25で捕獲され、ラビリンス27内へ入ることがなく、塵埃に起因する誤作動を防止することができる。
【0046】
また、ラビリンス27内では発光素子21が周期的(例えば3.5 秒毎)に発光し、この光が流入した煙によって散乱反射され、これが受光素子23に到達することによって煙の検知が行われる。このように、発光素子21は周期的に発光するものであるためラビリンス27内に導入された煙を一定時間以上ラビリンス27内に滞留させる必要があるが、この点、本実施例ではカバー5のほぼ中央部に隔壁39を設けているので、この隔壁39が抵抗となってラビリンス27内に導入された煙は直ぐに流出することなく一定時間ラビリンス27内に滞留することになる。その後、この煙は隔壁39の中央部に設けられた凹陥部39aを通過して、さらにコネクタの嵌入部43に設けられた凹陥部43aを通り、外部へ排出される。
【0047】
なお、ラビリンス27内に滞留している煙が上方に排出されずにラビリンス27内で落下する場合には、その煙の粒子が発光素子21、受光素子23(レンズ29)又は遮光子31に付着し、火災感知器の感度に悪影響を及ぼすという問題がある。すなわち、煙の粒子が発光素子21に付着した場合にはラビリンス27内に発光される光量が減少して検出感度が悪くなる。また、遮光子31に付着した場合には発光素子21から発光された光が付着した煙の粒子で散乱されたり、逆に遮光されたりすることがあり、前者では検知感度が過敏になり後者では悪くなる。さらに、受光素子23(レンズ29)に付着した場合には付着した煙の粒子によって受光素子23に入力される受光量が減少するため検出感度が悪くなる。
しかし、本実施例においては、発光素子21はその光軸がほぼ水平になるように配置され、また受光素子23は図2(a)から明らかなように光の導入部が下方を向くように配置されているので、煙の粒子が付着しにくくなり、上述のような問題が発生しにくい。なお、受光素子23の光軸がほぼ水平になるように配置してもよく、また発光素子21と受光素子23の双方の光軸が下方向を向くように配置してもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、次のような効果を得ることができる。
【0052】
第1の発明においては、本体部内でかつ検煙部の上方に設けた隔壁によって検煙部に導入された煙が直ぐに上方に流出しないようにしたので、検煙部に導入された煙は発光素子が発光するサイクルタイムの間検煙部内に滞留することになり、確実に火炎の検知ができる。
【0053】
また、第2の発明においては、上記の隔壁に小孔を設けたので、煙が検煙部内に一定時間滞留すると共にスムーズに通過することができ、このため煙の導入がスムーズになり、火災を素早く感知できる。
【0055】
さらに、第3の発明においては、煙導入部内を煙導入口に対応する部屋と表示灯が収容される部屋とに区画する隔壁を設けたので、表示灯が煙の影響を受けずその点灯を確認しやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】図1に示した実施例の分解図である。
【図3】図1に示した実施例の分解図である。
【図4】本実施例の取付装置の正面図である。
【図5】本実施例の取付装置の側面図である。
【図6】本実施例の取付装置を構成する門型部の斜視図である。
【図7】本実施例の取付装置を構成する弾性金具の斜視図である。
【図8】本発明の作用説明図である。
【図9】本発明の作用説明図である。
【図10】従来の火災感知器の断面図である。
【符号の説明】
1 火災感知器
7 煙導入部
21 発光素子
23 受光素子
27 ラビリンス
25,49 金網
47 煙導入口
51a,51b 隔壁
53 確認穴

Claims (3)

  1. 周面に複数の煙導入口を有し、上部が開口された箱体からなる煙導入部と、該煙導入部の上方に設けられて前記煙導入部から導入された煙を検知する検煙部を収容する本体部とを備え、
    前記本体部内でかつ前記検煙部の真上に前記検煙部に導入された煙が直ぐに流出するのを防止する隔壁を備えたことを特徴とする火災感知器。
  2. 前記隔壁に小孔を設けたことを特徴とする火災感知器。
  3. 周面に複数の煙導入口を有し、上部が開口された箱体からなる煙導入部と、該煙導入部の上方に設けられて前記煙導入部から導入された煙を検知する検煙部と、該検煙部で煙が検知されたときに点灯する表示灯とを備え、
    前記煙導入部内を前記煙導入口に対応する部屋と前記表示灯が収容される部屋とに区画する隔壁を設けたことを特徴とする火災感知器。
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