JP3765441B2 - 車両用ステアリング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、走行と作業を行う作業車両等、走行以外の操作を必要とする車両用ステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両のステアリング装置として図6に示す「特開平8−207807」が知られている。
油圧ポンプ51と操舵アクチュエータ57,58のヘッド側とロッド側の各作動室間には、油圧ポンプ51の作動流体を各作動室のいずれか一方に選択的に導く手動操舵制御弁52と、電気操舵制御弁56とが並列に設置されている。
前記手動操舵制御弁52は操舵ホイール67により操作されるが、電気操舵制御弁56は遮断弁61と比例弁62とからなり、導線63,64,65の信号により操作され、遠隔操作も可能である。手動操舵制御弁52と電気操舵制御弁56のいずれか一方が操舵を行っている場合は、他方は中立位置にロックされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来技術には次のような問題がある。
(1)作業車両においては、一定の操舵角に対する操舵ホイール67の操作角は、走行時は大きい方が走行安定性が良く、作業時は小さい方が作業効率が良いため走行時と作業時で変化させる方がよい。ステアリングハンドルの操作角に応じた車両の操舵角の適性値は図5に示すようになる。
しかし、電気操舵制御弁56は操舵ホイール67により操作されないため、手動操舵制御弁52操作時と電気操舵制御弁56操作時とで操作感覚にずれが生じステアリング操作性を損ねる。
【0004】
(2)また、ステアリングハンドルの操作角を検出する角度センサを使用する従来例はあるが、圧油の洩れや、角度センサの電気信号から油圧信号への変換時における誤差により、ステアリングハンドルより手を離してステアリングハンドルが中立位置に戻ったとき車両の操舵角が直進状態からずれる、いわゆるノブずれが生じる。
【0005】
本発明は、ステアリングハンドルの操作角に応じた車両の操舵角を変更可能とすると共に、ステアリングハンドルより手を離すとステアリングハンドルが中立位置に戻り車両が直進状態になる機能を有した車両用ステアリング制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び効果】
上記目的を達成するために、本発明に係る第1の発明は、油圧源1から吐出される圧油を、ステアリングハンドル4の操作角に応じた所定油量だけ操舵アクチュエータ3に供給するステアリングバルブ2を有する車両用ステアリング装置において、前記ステアリングバルブ2と並列に油圧源1 に接続されたステアリング比例電磁弁6と、前記ステアリングバルブ2と操舵アクチュエータ3間に介設され、ステアリングバルブ2の出力油とステアリング比例電磁弁6の出力油とを、選択的に操舵アクチュエータ3に供給する切換弁5と、前記ステアリングバルブ2の出力油を操舵アクチュエータ3に供給する第1操舵モードと、ステアリング比例電磁弁6の出力油を操舵アクチュエータ3に供給する第2操舵モードとを選択する操舵モード選択手段25と、第2操舵モードが選択されたとき、前記ステアリングハンドル4の操作角を検出する操作角センサ16、又は操作角速度を検出する角速度センサと、この操作角センサ16、又は角速度センサの検出値を入力して、ステアリングハンドル操作角が第1操舵モードのときと同一でも大きい車体操舵角になるように、前記ステアリング比例電磁弁6の開度を制御するコントローラ8とを備えることを特徴とする。
【0007】
第1の発明によれば、操舵モード選択手段25により第1操舵モードにすると、ステアリングバルブ2の出力油を操舵アクチュエータ3に供給するように切換弁5が切り換えられる。従って、従来と同様にステアリングハンドル4の操作角に応じて操作されるステアリングバルブ2の出力油により、車両をステアリング操作できる。
操舵モード選択手段25により第2操舵モードにすると、ステアリングハンドル操作角が第1操舵モードと同一でも第1操舵モードより大きい車体操舵角になるように、ステアリングハンドル4の操作角センサ16、又は角速度センサの検出信号に応じて制御されるステアリング比例電磁弁6の出力油により、車両をステアリング操作することができる。
このように、従来の車両用ステアリング装置を改造するだけで、第2操舵モードでは、第1操舵モードとステアリングハンドル操作角が同一でも、車両の操舵角を大きくすることができる。従って、走行だけのときには第1操舵モードを選択して通常のステアリング操作ができ、作業しながら走行するときには第2操舵モードを選択すれば、ステアリングハンドル操作角が第1操舵モードと同一でも車両の操舵角が大きくなるため、車両の運転条件に適したステアリング操作が可能となり、車両の操作性を大幅に向上することができると共に、製造コストも低減できる。
【0008】
第2の発明は、第1の発明において、前記操舵モード選択手段20が第1操舵モードを選択すると、コントローラ8からステアリング比例電磁弁6へ出力する制御信号を遮断すると共に、ステアリング比例電磁弁6のポンプポートを遮断し、前記操舵モード選択手段25が第2操舵モードを選択すると、前記ステアリングバルブ2はステアリングハンドル4で操作されないことを特徴とする。
【0009】
第2の発明によれば、第1の発明において、第1操舵モードを選択すると、ステアリング比例電磁弁6への制御信号が遮断されると共に、ステアリング比例電磁弁6のポンプポートを遮断するため、従来と同様にステアリングハンドル4の操作角に応じて操作されるステアリングバルブ2の出力油により、車両をステアリング操作できる。
また、第2操舵モードを選択すると、ステアリングバルブ2はステアリングハンドル4で操作されなくなると共に、ステアリングハンドル4の操作角に応じて操作されるステアリング比例電磁弁6の出力油により、第1操舵モードより小さい車体操舵角となるように車両をステアリング操作できる。
【0010】
第3の発明は、第1の発明において、前記操作角センサ16、又は角速度センサは、ステアリングハンドル4に固定されたステアリングバルブ2の回転軸4aに設置されることを特徴とする。
【0011】
第3の発明によれば、操作角センサ16、又は角速度センサをステアリングハンドル4に固定されたステアリングバルブ2の回転軸に設置したので、操作角センサ16、又は角速度センサを容易に設置でき、車両用ステアリング装置のコンパクト化と、低コスト化を図ることができる。
【0012】
第4の発明は、第3の発明において、前記作業モード選択手段25から第2作業モード信号が出力されるときには、前記ステアリングバルブ2 の出力油はアンロードされることを特徴とする。
【0013】
第4の発明によれば、第3の発明において、第2の作業モード時にステアリングハンドル4を回転すると、ステアリングバルブ2から圧油が吐出されるので、この圧油をアンロードすることにより、ステアリングバルブ2の作動に関係なくステアリング比例電磁弁6により、第2の作業モードで車両をステアリング操作できる。
【0014】
第5の発明は、第1〜4の発明において、前記ステアリングハンドル4はステアリングハンドル4より手を離すと自動的に中立位置に戻る中立復帰機構18を備えると共に、前記車両用ステアリング装置は車両の操舵角検出センサ20を備え、前記ステアリングハンドルの中立復帰時に、操舵角検出センサ20が検出する操舵角信号と操作角センサ16が検出する操作角信号とを比較して、車両が直進状態に戻るまで操舵アクチュエータ3に圧油を供給するように、ステアリング比例電磁弁6を制御するコントローラ8を備えることを特徴とする。
【0015】
第5の発明によれば、ステアリングハンドル4より手を離すとステアリングハンドル4は自動的に中立位置に戻ると同時に、車両が直進状態に戻るまで操舵アクチュエータ3に圧油を供給するように、コントローラ8によりステアリング比例電磁弁6が制御される。従って、車両も直進状態になるためステアリングハンドル4のノブずれを確実に防止できる。
【0016】
以上のように本発明によれば、例えば図5に示すような、走行時と作業時で異なったステアリングハンドルの操作角に応じた車両の操舵角の適性値を得ることができると共に、作業時にステアリングハンドルより手を離すと車両を直進状態に戻すことができるため作業効率の改善が図れる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の第1実施例について、図1〜図4により説明する。
図1は本発明の第1実施例を示す油圧回路図、図2は第1実施例におけるステアリングボックスの説明図、第3図は第2実施例を示す油圧回路図、第4図は第3実施例を示す油圧回路図である。
【0018】
第1実施例を示す図1において、油圧源を構成する油圧ポンプ1から操舵アクチュエータ3までの油圧回路の中で、ステアリングバルブ2とステアリング比例電磁弁6が、切換弁5を介して並列に、操舵アクチュエータ3に接続すると共に、油圧ポンプ1に連通している。
【0019】
ステアリングバルブ2は6ポート3位置回転型サーボ弁(商品名オービットロール)で、ステアリングハンドル4の回転軸4aの基端に接続している。ステアリング比例電磁弁6は4ポート3位置比例電磁弁で、電線6aと6bでコントーラ8に接続している。切換弁5は6ポート2位置手動弁である。切換弁5には位置に応じて信号を出すスイッチ7が装着されており、スイッチ7は電線7aでコントーラ8に接続している。ステアリングハンドル4の回転軸4aには、後に説明するステアリングボックス10が装着されており、電線10aと10bでコントーラ8に接続している。車両には、ポテンショメータ20が装着されており電線20aでコントーラ8に接続している。
【0020】
第1実施例におけるステアリングボックス10を図2を参照して説明する。
ハウジング11には、電磁クラッチ14で係合された同芯の軸12と軸13が装着されている。軸12には平歯車15が固着され、ステアリングハンドル4の回転軸4aに固着された平歯車4bと咬合している。軸13は、軸13に固着されたレバー17とハウジング11間に架設されたバネ18により、中立位置に保持されていると共に、レバー17とハウジング11に固定したストッパー11aと11bで規制される範囲を回動する。軸13の先端にはポテンショメータ16が装着されており、電線10aでコントローラ8に接続している。電磁クラッチ14は電線10bでコントローラ8に接続している。
【0021】
図1と図2において、ポンプ1より吐出された圧油はステアリングバルブ2とステアリング比例電磁弁6とに至り、ステアリングハンドル4が中立の場合はリリーフ弁26によりドレンする。
【0022】
操舵モード選択手段25により切換弁5のソレノイド5aをOFFにすると、切換弁5はS1 の位置に操作されて、ステアリングバルブ2の圧油を操舵アクチュエータ3に供給する第1操舵モードとなる。この状態からステアリングホイール4を右に切ると、ステアリングバルブ2のスプールはSRの位置となりポンプ1からの圧油はメータリングポンプ2aを経由して、スプールがS1の位置の切換弁5を通り、操舵アクチュエータ3のボトム側に入るので、車両は右に旋回する。スアテアリングハンドル4を左に切ると、ステアリングバルブ2のスプールはSLの位置となりポンプ1からの圧油はメータリングポンプ2aを経由して、スプールがS1の位置の切換弁5を通り、操舵アクチュエータ3のロッド側に入るので、車両は左に旋回する。操舵アクチュエータ3に、メータリングポンプ2aで計量されたスアテアリングホイール4の操作角に応じた所定油量が送られると、車両の旋回は止まる。
【0023】
一方、右あるいは左に切られたステアリングハンドル4により、スプールの位置がSRあるいはSLとなっているステアリングバルブ2まで来ているポンプ1からの圧油は、スプールがS2の位置の切換弁5を通ってドレンする。
【0024】
操舵モード選択手段25により切換弁5のソレノイド5aをONにすると、切換弁5はS2 の位置に操作されてステアリング比例電磁弁6の圧油を操舵アクチュエータ3に供給する第2操舵モードとなる。スイッチ7が電線7aを通してコントローラ8に信号を伝え、コントローラ8は、電磁クラッチ14を接続しスアテアリングハンドル4の回転が軸13に伝達される状態にする。また、コントローラ8は、電線10bを通して送られて来るポテンショメータ16からのステアリングハンドル操作角信号と電線20aを通して送られて来るポテンショメータ20からの車両の操舵角信号と比較演算して、前記操舵角を操作角に近づけるように電線6a及び6bを通して、ステアリング比例電磁弁6を制御する状態となる。即ち、コントローラ8は、車両がスアテアリングハンドルの操作角に対応した操舵角になるために必要な油量だけを操舵アクチュエータ3へ流すようステアリング比例電磁弁6のスプールを動かすことができる。
【0025】
この状態で、スアテアリングハンドル4を右に切ると、ポテンショメータ16は電線10bを通してコントローラ8に右旋回信号を出し、ステアリング比例電磁弁6はスプールがSR2の位置となるようコントローラ8にて制御される。するとポンプ1からステアリング比例電磁弁6まで来ている圧油は、スプールがS2の位置の切換弁5を通り操舵アクチュエータ3のボトム側に入るので、車両は右に旋回する。ステアリングハンドル4を左に切ると、ポテンショメータ16は電線10bを通してコントローラ8に左旋回信号を出し、ステアリング比例電磁弁6はスプールがSL2の位置となるようコントローラ8にて制御される。するとポンプ1からステアリング比例電磁弁6まで来ている圧油は、スプールがS2の位置の切換弁5を通り操舵アクチュエータ3のロッド側に入るので、車両は左に旋回する。
【0026】
車両がステアリングハンドル操作角に応じた操舵角まで旋回すると、ポテンショメータ20の検出した信号を電線2aを介して入力したコントローラ8は、ステアリング比例電磁弁6のスプールをS02の位置に戻し、操舵アクチュエータ3への油の流れを止めるので、車両の旋回は止まる。
【0027】
このように、操舵モード選択手段25により第2操舵モードを選択すれば、ステアリングハンドル4 操作角が第1操舵モードと同一でも、車両の操舵角を大きくすることができる。従って、ホイールローダのような作業車両において、走行だけのときには第1操舵モードにより通常のステアリング操作を行い、掘削、積荷作業しながら走行するときには第2操舵モードにより、ステアリングハンドル4 操作角が第1操舵モードと同一でも車両の操舵角を大きくすることにより、掘削、積荷作業しながらでも容易にステアリング操作できる。
【0028】
ステアリングボックス10ではクラッチ14の接合状態で、ステアリングハンドル4の回転が軸13に伝達される状態となっており、ステアリングハンドル4は軸13の動きに規制される。即ち、ステアリングハンドル4より手を離すとステアリングハンドル4は図2(B)に示す構成により中立位置に戻る。そのため、車両の操舵角もステアリングハンドル4の操作角に追従するので、車両は中立位置に戻る。
【0029】
図3に示される第2実施例では、第1実施例の切換弁5の代わりに6ポート2位置電磁弁である切換弁5’としたものである。切換弁5’には下流の操舵アクチュエータ3が接続していると共に、下流のステアリングバルブ2とステアリング比例電磁弁6が並列に接続している。一方、切換弁5’は電線5’aで、また第1実施例の操舵モード選択手段25に相当するスイッチ9が電線9aでコントローラ8に接続している。
【0030】
図3の作用について説明する。
スイッチ9で電線9a、コントローラ8及び電線5’aを介して切換弁5’のソレノイド5’aを励磁して、スプールの位置をS’1からS’2に切り換えて第2操舵モードにすると、スイッチ7が電線7aを通してコントローラ8に信号を伝え、以下第1実施例と同じになる。
また、スイッチ9により切換弁5’のソレノイド5’aを消磁して、スプールの位置をS’2からS’1に切り換えれば第1実施例と同様に第1操舵モードとなる。
【0031】
図4に示される第3実施例では、第1実施例のステアリングボックス10を使用せず、代わりにポテンショメータ30をステアリングハンドル4に装着し、電線30aでコントローラ8と接続したものである。
第3実施例では、ステアリングハンドル4から手を離すとステアリングハンドル4が中立に戻り、車両も中立に戻る機能以外、第1実施例と同じ機能が得られが、第1実施例と同じ部分については説明を省略する。
【0032】
前記各実施例では、ポテンショメータ16からのステアリングハンドル操作角信号により、ステアリング比例電磁弁6を制御したが、コントローラ8に入力するステアリングハンドル操作角信号を時間で微分して角速度を求めて、この角速度信号によりステアリング比例電磁弁6を制御してもよい。
このように、ステアリングハンドル4の角速度信号により、ステアリング比例電磁弁6を制御すれば、ステアリングハンドル4を早く回転するとステアリング比例電磁弁6の出力油量も多くなり、車体の操舵角も大きくなるため、オペレータの操作感覚に合ったステアリング操作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の油圧回路図である。
【図2】第1実施例におけるステアリングボックスの説明図で、(A)は全体図、(B)は(A)のA・A断面図である。
【図3】第2実施例の油圧回路図である。
【図4】第3実施例の油圧回路図である。
【図5】ステアリングハンドルの操作角に対応する車体操舵角の特性図である。
【図6】従来技術の油圧回路図である。
【符号の説明】
1…油圧ポンプ、2…ステアリングバルブ、2a…メータリングポンプ、3…操舵アクチュエータ、4…ステアリングハンドル、4a…回転軸、4b、15…平歯車、5、5’…切換弁、5’a、6a、6b、7a、9a、10a、10b、20a、30a…電線、6…ステアリング比例電磁弁、7、9…スイッチ、8…コントローラ、10…ステアリングボックス、11…ハウジング、11a、11b…ストッパー、12、13…軸、14…電磁クラッチ、16、20、30…ポテンショメータ、17…レバー、18…バネ、25…操舵モード選択手段、26…リリーフ弁。

Claims (5)

  1. 油圧源から吐出される圧油を、ステアリングハンドルの操作角に応じた所定油量だけ操舵アクチュエータに供給するステアリングバルブを有する車両用ステアリング装置において、前記ステアリングバルブと並列に油圧源に接続されたステアリング比例電磁弁と、前記ステアリングバルブと操舵アクチュエータ間に介設され、ステアリングバルブの出力油とステアリング比例電磁弁の出力油とを、選択的に操舵アクチュエータに供給する切換弁と、前記ステアリングバルブの出力油を操舵アクチュエータに供給する第1操舵モードと、ステアリング比例電磁弁の出力油を操舵アクチュエータに供給する第2操舵モードとを選択する操舵モード選択手段と、第2操舵モードが選択されたとき、前記ステアリングハンドルの操作角を検出する操作角センサ、又は操作角速度を検出する角速度センサと、この操作角センサ、又は角速度センサの検出値を入力して、ステアリングハンドル操作角が第1操舵モードのときと同一でも大きい車体操舵角になるように、前記ステアリング比例電磁弁の開度を制御するコントローラとを備えることを特徴とする車両用ステアリング装置。
  2. 請求項1において、前記操舵モード選択手段が第1操舵モードを選択すると、コントローラからステアリング比例電磁弁へ出力する制御信号を遮断すると共に、ステアリング比例電磁弁のポンプポートを遮断し、前記操舵モード選択手段が第2操舵モードを選択すると、前記ステアリングバルブはステアリングハンドルで操作されないことを特徴とする車両用ステアリング装置。
  3. 請求項1において、前記操作角、又は角速度センサは、ステアリングハンドルに固定されたステアリングバルブの操作軸に設置することを特徴とする車両用ステアリング装置。
  4. 請求項3において、前記作業モード選択手段から第2作業モード信号が出力されるときには、前記ステアリングバルブの出力油はアンロードされることを特徴とする車両用ステアリング装置。
  5. 請求項1〜4において、前記ステアリングハンドルはステアリングハンドルより手を離すと自動的に中立位置に戻る中立復帰機構を備えると共に、前記車両用ステアリング装置は車両の操舵角検出センサを備え、前記ステアリングハンドルの中立復帰時に、操舵角検出センサが検出する操舵角信号と操作角センサが検出する操作角信号とを比較して、車両が直進状態に戻るまで操舵アクチュエータに圧油を供給するように、ステアリング比例電磁弁を制御するコントローラを備えることを特徴とする車両用ステアリング装置。
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