JP3764987B2 - 文書処理装置 - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、複数ページから成る一連の文書データを記憶管理するワードプロセッサやパーソナルコンピュータ等の文書処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ワードプロセッサ等の文書処理装置においては、複数ページから成る一連の文書データを1つの文書として文書単位毎に記憶管理しており、文書印刷時には文書単位毎に呼び出して出力したり、自動ページ機能によってページ付けを行っていた。
ところで、自動ページ付け機能は文書印刷を開始する際にページ番号を初期化しておき、文書データが1ページ印刷される毎に、ページ番号を順次更新することによって一連のページ番号(シークェンシャル番号)を各ページに割り当てるようにしたものであるが、ページ番号を付加して一連の文書データを一旦印刷した後、その文書データの再編集が行われ、この再編集によって新たなページが追加されたような場合、それ以降のページ番号が追加ページ数分ずれるため、追加ページを含む一連の文書データを再度印刷し直すようにしていた。
このことはページ追加を伴わない文書編集、つまり、元のページの部分修正が行われたような場合にも一連の文書データを再度印刷し直す必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、1000ページ分の文書データを印刷した後に、その10枚目と11枚目の間に1ページ分の新たなページが追加されたような場合、少なくとも追加ページ以降の991ページ分の印刷をやり直さなければならず、また、同様にページ追加を伴わない文書修正が例えば10枚、30枚目、50枚目で行われた場合、少なくても修正ページ以降の991ページ分の印刷をやり直さなければならず、極めて面倒であると共に、時間的にも経済的にも不合理な結果を招く。
そこで、ページ追加を伴う文書編集を行った場合、追加ページを別文書として入力作成すると共に、ユーザが任意のページ番号を直接入力して追加ページに付加するようにしていた。例えば、印刷済文書の10枚目と11枚目の間に2ページ分の新たなページを追加した場合には、追加ページ番号として「10−1」、「10−2」を対応する追加ページに付加し、そして、自動ページ付け機能をオフさせた状態において、追加ページの印刷を行ったのち、印刷済文書の10枚目と11枚目の間に追加ページを差し込むようにしていた。
また、ページ追加を伴わない文書編集を行った場合でも修正ページを別文書として入力作成し、ユーザがページ番号を直接入力して修正ページに付加し、自動ページ付け機能をオフさせた状態において、修正ページの印刷を行ったのち、元の印刷済文書の該当ページと差し替えるようにしていた。
しかしながら、このような方法では、追加ページや修正ページの管理をユーザ自身が行わなければならず、文書印刷後、その再編集が頻繁に行われる仕様書等にあっては、追加ページや修正ページの管理が繁雑化するという問題があった。
この発明の課題は、複数ページから成る一連の文書データにページ情報を付加して印刷した後に新たなページが追加されたとしても、印刷済のページ情報に影響を与えず、しかも追加ページがどのページ位置に追加されたかを示す固有のページ情報を追加ページに付加できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、複数ページから成る一連の文書データをページ単位毎に印刷する際に、各ページに所定のページ情報を付加する文書処理装置において、前記一連の文書データを記憶する文書記憶手段と、この文書記憶手段内の文書データを再編集する編集手段と、この編集手段によって前記文書記憶手段内の文書データが再編集されて新たなページが追加された際に、そのページが追加ページであることを示すと共に、編集開始が指示される毎に更新される編集回数に応じた階層レベルのページであることを示す識別情報をページ管理用の制御情報として追加ページに対応付けて設定する設定手段と、この設定手段によって識別情報が設定された追加ページにページ情報を付加する際に、当該識別情報に基づいて、この追加ページがその前のどのページ位置に追加されたものかを表現すると共に、どの階層レベルかを表現する追加ページ情報を生成するページ情報生成手段と、このページ情報生成手段によって生成された追加ページ情報を対応する追加ページに付加する付加手段と、を具備したことを特徴とする。
【0006】
【実施例】
以下、図1〜図7を参照して一実施例を説明する。
図1は文書処理装置の全体構成を示したブロック図である。
CPU1は各種プログラムにしたがってこの文書処理装置の全体動作を制御する中央演算処理装置であり、ディスク2に格納されているプログラムデータや文書データをドライバ3を介して取り込み、メモリ4に格納する。
このメモリ4内の文書データはキー入力部5からの印刷指令に応答して読み出され、ページ単位毎に印字部6から印刷されるが、その際、CPU1は各ページに予め決められている一連のページ番号を割り当てて付加する。また、メモリ4内の文書データに対してキー入力部5から再編集が指示されると、CPU1はメモリ4内の文書データを表示部7に表示出力させると共に、キー入力部5からのキー入力にしたがって文書編集を行う。また、文書編集後、キー入力部5から保存指令が入力されると、CPU1はメモリ4内の文書データをディスク2にセーブする。
【0007】
図2は1ページ分の文書データを示したもので、複数ページから成る一連の文書データの各ページには、ページ管理用の制御情報としてリリース番号およびページ階層番号が付加されている。このページ管理用の制御情報は各ページのヘッダー部分に付加されており、各ページの出力時にはその本文に影響を与えることがない、制御コードである。
ここで、リリース番号は同一文書を何回も再編集した場合に、その編集開始が指示される毎に更新される編集回数を示すもので、文書の新規作成時には1回目の編集であることを示すために、各ページにはリリース番号としてそれぞれ「1」が付加されるが、2回目以降の文書再編集時には、リリース番号の更新が行われ、編集ページのみに更新後のリリース番号が付加される。
また、ページ階層番号は再編集時に新たなページが追加された際に、その追加された状態を階層的に示す階層レベルで、文書の新規作成時には各ページにページ階層番号としてそれぞれ「1」が付加されるが、その再編集時において新たなページが追加された場合には、追加ページのページ階層番号は「2」以上の値となる。
【0008】
ここで、本実施例においては、各ページに付加されたリリース番号、ページ階層番号とに基づいて一連の文書データをページ単位毎に管理して処理するようにしたもので、その処理は次の2つの処理に大別される。
先ず、複数ページから成る一連の文書データをページ単位毎に印刷出力する際に、自動ページ付け機能により、各ページに所定のページ番号(シークェンシャル番号)を割り当てて付加するが、その文書が何回も再編集されて新たなページが追加されている場合、CPU1はその追加ページに付加されているリリース番号、ページ階層番号とに基づいて追加ページがその前のどのページ位置に追加されたものかを階層的に表現する本実施例固有の追加ページ番号を生成して追加ページに付加する処理を行う。
他の処理は、メモリ4内の文書データが再編集されて何回も改版された場合、キー入力部5から任意のリリース番号を入力指定すると、CPU1はこの指定リリース番号に対応するページをメモリ4から抽出して改版別に編集ページを印刷する処理である。
【0009】
次に、本実施例の動作を図3〜図5に示すフローチャートにしたがって説明する。
図3は文書を新規作成する場合の編集動作を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は文書の新規作成が指示されると、CPU1内のレジスタにリリース番号とページ階層番号の初期値として「1」をセットする(ステップA1)。この状態において、文書編集処理によって新規文書が作成されてゆくが(ステップA2)、その際、改ページが検出されるまで(ステップA3)、1ページ分の文書作成が行われる(ステップA2)。ここで、改ページを検出すると、CPU1は上記CPU1内のレジスタにセットされているリリース番号とページ階層番号とを読み出し、新規作成されたページのヘッダー部分に付加する(ステップA4)。
以下、キー入力部5から文書編集の終了が指示されるまで(ステップA5)、文書編集処理に戻り(ステップA2)、新たなページが作成される毎に、そのページのヘッダー部分にリリース番号とページ階層番号とが付加される。したがって、文書の新規作成時には各ページのリリース番号、ページ階層番号はそれぞれ「1」となる。
ここで、キー入力部5から文書編集の終了が指示され(ステップA5)、かつ文書保存が指示されると(ステップA6)、CPU1はメモリ4内の文書データを読み出してディスク2にセーブする(ステップA7)。この場合、各ページに付加されたリリース番号、ページ階層番号も文書データと共にディスク2に格納される。
【0010】
図4は文書再編集時の動作を示したフローチャートである。
先ず、ディスク2から編集対象の文書データがメモリ4にロードされている状態において、キー入力部5からその編集を指示すると、文書中の各ページをアクセスして最大リリース番号を検索し(ステップB1)、この最大リリース番号をプラス「1」することにより現在の編集回数、つまり、現在のリリース番号を決定する(ステップB2)。なお、文書の新規作成後、最初の再編集が指示された場合には最大リリース番号として「1」が検索されるので、現在のリリース番号は「2」に更新される。
このようにして現在のリリース番号を決定した後、キー入力部5からのキー入力にしたがって文書編集処理が行われる(ステップB3)。この文書編集中において、次のステップB4ではページ追加を伴う修正が行われたか否かをチェックされるが、いま、原ページの部分修正のようにページ追加を伴わない修正が行われた場合には、1ページ分の修正が終了するまで(ステップB5)、文書編集処理に戻る(ステップB3)。
【0011】
いま、ステップB5で1ページ分の修正終了が検出されると、現在のリリース番号を修正ページのヘッダー部分に付加する(ステップB6)。そして、キー入力部5から文書編集の終了が指示されたか否かをチェックし(ステップB7)、その終了指示があるまでステップB3に戻る。したがって、ページ追加を伴わない修正が何ページ分か繰り返されたような場合には、各修正ページのヘッダー部分にはそれぞれ現在のリリース番号が付加される。ここで、文書編集の終了後、キー入力部5から文書保存指令が入力された場合には(ステップB8)、再編集後の文書データがメモリ4から読み出されてディスク2にセーブされる(ステップB9)。この場合、文書中の各ページに付加されているリリース番号やページ階層番号も本文ページと共にディスク2にセーブされる。
【0012】
一方、文書編集中において(ステップB3)、ページ追加を伴う修正が行われた場合には、現在のリリース番号を追加ページのヘッダー部分に付加する(ステップB10)。そして、追加ページの直前のページに付加されているリリース番号およびページ階層番号をそれぞれリードし(ステップB11)、現在のリリース番号と直前ページのリリース番号とを比較する(ステップB12)。この結果、現在のリリース番号の方が大きい場合には、直前ページのページ階層番号に「1」を加算してページ階層番号を更新し、これを追加ページのページ階層番号としてそのヘッダー部分に付加する(ステップB13)。また、現在のリリース番号と直前ページのリリース番号とが等しい場合には、直前ページのページ階層番号をそのまま追加ページのページ階層番号としてそのヘッダー部分に付加する(ステップB14)。
例えば、直前ページのリリース番号が「1」で、ページ階層番号が「1」の場合に、現在のリリース番号が「2」であれば、ページ階層番号が更新されて追加ページのページ階層番号は「2」となるが、直前ページのリリース番号、ページ階層番号が共に「2」で、現在のリリース番号も「2」の場合、つまり、直前のページも今回の再編集処理によって新たに追加されたページである場合にはページ階層番号の更新は行われず、直前ページのページ階層番号と同じ値となる。そして、ステップB7に進み、文書編集の終了が指示されるまで、ステップB3に戻る。
このような動作は文書の再編集が指示される毎に繰り返される結果、各ページ内のリリース番号やページ階層番号はその編集内容に応じて更新される。
【0013】
図5は文書印刷時の動作を示したフローチャートである。
先ず、ステップC1において、文書印刷を行う場合、ユーザはキー入力部5から出力対象を指定するためにその文書名を入力すると共に、全文印刷か部分印刷かを指定する。ここで、全文印刷を行う場合には、更に通常のページ更新かどうかを指定しておく。ここで、通常のページ更新が指定された場合には文書中の各ページが原ページか追加ページかにかかわらず、通常の自動ページ付け機能によって各ページに一連のページ番号が付加されるが、通常のページ更新でないことが指定された場合には、本実施例特有のページ更新、つまり、追加ページを階層的に表現する固有の追加ページ番号を生成して追加ページに付加する自動ページ付けが行われる。また、部分印刷を行う場合には、更にどの編集時のものを出力対象とするかを指定するために所望するリリース番号を入力しておく。これによって入力指定されたリリース番号は変数Rとして記憶保持される。
【0014】
そして、次のステップC2では、ページ番号Pを構成する各P1、P2、P3、……の値をそれぞれクリアし、オールゼロに初期化しておく。この場合、ページ番号Pは例えば、P1=10で、P2、P3……=0のときにはページ番号「10」となり、P1=10、P2=1、P3……=0のときにはページ番号「10−1」となり、更に、P1=10、P2=1、P3=4のときにはページ番号「10−1−4」となるもので、P1は新規作成された原ページに付加されるページ番号、P2以降は再編集によって新たに追加された追加ページに付加されるページ番号を示している。また、後述するページ番号更新時において使用される直前ページのページ階層番号(以下、前ページ階層番号Kpと称する)に「1」をセットしてその値を初期化しておく。
【0015】
このようなイニシャライズ処理を行ったのち、ステップC3に進み、出力対象として指定された文書の先頭から1ページ分の文書データをリードする。ここで、ファイル終了が検出されると(ステップC3)、この時点で文書印刷の終了となるが、いま、先頭ページが読み出された場合であるからステップC5に進み、全文印刷時において通常のページ更新が指定されたかのチェックが行われる。
【0016】
いま、追加ページに対して本実施例固有のページ番号を付加して印刷すべきことが指定されている場合には、ステップC5からステップC7に進み、現在読み出したページ(現ページ)に付加されているリリース番号およびページ階層番号を抽出し、これらを現リリース番号r、現ページ階層番号Kcとして取り込む。そして、前ページ階層番号Kpと現ページ階層番号Kcとの比較を行い(ステップC8)、その比較結果に応じてページ番号Pを生成する処理(ステップC9〜C11)が選択的に行われる。
ここで、前ページ階層番号Kpと現ページ階層番号Kcとが等しい場合には、現ページ階層番号Kcに対応するページ番号Pの値がプラス「1」されてページ番号Pの更新が行われる(ステップC9)。例えば、前ページ階層番号Kp、現ページ階層番号Kcが共に「1」のとき直前のページ番号Pが「10」であれば現ページのページ番号Pとして「11」が生成される。また、前ページ階層番号Kp、現ページ階層番号Kcが共に「2」のとき直前のページ番号Pが「10−1」であれば、ページ番号P「10−2」が生成され、更に、前ページ階層番号Kpと現ページ階層番号Kcが共に「3」のとき直前のページ番号Pが「10−1−1」であればページ番号P「10−1−2」が生成される。
また、現ページ階層番号Kcより前ページ階層番号Kpの方が大きい場合にも現ページ階層番号Kcの値に対するページ番号Pの値がプラス「1」されてページ番号Pの更新が行われる(ステップC9)。例えば、Kc「1」<Kp「2」のとき、直前のページ番号Pが「10−1」であっても現ページのページ番号Pとして「11」が生成される。同様に、Kc「1」<Kp「3」のとき、直前のページ番号Pが「10−1−1」であってもページ番号Pとして「11」が生成され、更にKc「2」<Kp「3」のとき、直前のページ番号Pが「10−1−1」であってもページ番号Pとして「10−2」が生成される。
【0017】
一方、Kc=Kp+1の場合、つまり、現ページ階層番号Kcの値が前ページ階層番号Kpよりも1つ大きい場合には、現ページ階層番号Kcに対応するページ番号Pの値に「1」がセットされてページ番号Pの更新が行われる(ステップC10)。例えば、Kc「2」>Kp「1」のとき直前のページ番号Pが「10」であれば現ページのページ番号Pとして「10−1」が生成される。同様に、Kp「3」<Kc「2」のとき、直前のページ番号Pが「10−1」であればページ番号P「10−1−1」が生成され、また直前のページ番号Pが「10−2」であればページ番号P「10−2−1」が生成される。
更に、Kc>Kp+2以上の場合、つまり、現ページ階層番号Kcの値が前ページ階層番号Kpよりも2つ以上大きい場合には、現ページ階層番号Kcに対応するページ番号Pの値に「1」がセットされると共に、PKPを除き、PKP-1までの値にそれぞれ「0」がセットされることによりページ番号Pの更新が行われる(ステップC11)。例えば、Kc「3」<Kp「1」のとき、直前のページ番号Pが「10」であれば、現ページのページ番号Pとして「10−0−1」が生成される。また、Kc「4」<Kp「1」のとき、直前のページ番号Pが「10」であればページ番号P「10−0−0−1」が生成される。更に、Kc「4」<Kp「2」のとき、直前のページ番号Pが「10−1」であればページ番号P「10−1−0−1」が生成される。
【0018】
このようなページ番号P生成処理が終ると、次のページ番号Pを生成するために、現ページ階層番号Kcの値を前ページ階層番号Kpに転送する(ステップC12)。そして、全文印刷が指定されている場合か、あるいは部分印刷が指定されている場合には現リリース番号r=入力指定リリース番号Rかをチェックする(ステップC13)。つまり、現ページが出力対象ページかをチェックするここで、全文印刷が指定されている場合には無条件に現ページにページ番号Pを付加してページ印刷が行われるが(ステップC14)、部分印刷が指定されている場合には、現在ページのリリース番号が入力指定されたリリース番号と一致することを条件に現ページにページ番号Pを付加してページ印刷が行われる(ステップC14)。そして、ステップC3に戻り、次のページをリードし、以下、同様の処理が1ページ毎繰り返される。
【0019】
図6は全文印刷時において、追加ページに本実施例固有のページ番号を付加して出力すべきことが指定された際のページ付け状態を説明するための図である。この場合、追加ページのページ階層番号は「2」で、その直前のページ階層番号は「1」、つまり、Kc=Kp+1であるから追加ページのページ階層番号として「10−1」が生成付加される。
図7は部分印刷時において、入力指定されたリリース番号が「2」の場合にどのページが抽出印刷されるかを示した図である。この部分印刷時において、抽出印刷されるページが追加ページであれば、本実施例固有の追加ページ番号が生成付加されて印刷される。また、ページ追加を伴わない原ページの部分修正の場合にも、入力指定されたリリース番号に該当するページであれば、原ページに割り当てられる通常のページ番号が生成付加されて印刷される。
【0020】
他方、全文印刷時において、通常のページ更新が指定された場合には、ステップC5でそのことが検出されてステップC6に進み、現ページ階層番号Kcに「1」をセットして現ページのヘッダー部分にこのページ階層番号「1」を書き込む。そして、ステップC7に進み、以下、上述と同様の動作が行われるため、前ページ階層番号Kpと現ページ階層番号Kcとの比較結果は、必ず、Kc≦Kpとなる。例えば、Kc「1」=Kp「1」、Kc「1」<Kp「2」、Kc「1」<Kp「3」……となり、直前のページ番号Pが「10」、「10−1」、「10−1−1」のとき、現ページのページ番号Pとして「11」が生成される。したがって、文書を構成する各ページに、ページ番号Pを付加する際、その文書に追加ページが含まれているか否かにかかわらず、通常の自動ページ付けと同様に一連のページ番号が各ページに割り当てられて付加される。
【0021】
以上のように本実施例においては、複数ページから成る一連の文書データにページ番号を付加して印刷した後において、その文書の再編集が行われ、新たなページが追加されたような場合でも印刷済のページ番号に影響を与えない固有の追加ページ番号を追加ページに付加して印刷することができる。したがって、例えば、1000ページ分の文書を印刷した後に、その10枚目と11枚目の間に1ページ分の文書が新たに追加されたような場合でも、従来のように追加ページ以降の991ページ分の印刷を最初からやり直す必要はなく、部分印刷された追加ページを印刷済の原文書に差し込むだけでよい。この場合、追加ページに付加されるページ番号はどのページ位置に追加されたかを階層的に示す情報であるため、原文書に追加ページを差し込む際、その差し込み位置を容易に知ることができる。
【0022】
また、追加ページ番号は編集回数を階層的に示す階層構造を成しているため、その階層構造から何回目の編集で追加されたページであるかを容易に確認することができる。例えば、原ページのページ番号Pが「10」の場合、この原ページの後に新たに追加されたページのページ番号Pが「10−1」、「10−2」であれば、2回目の編集時に追加されたページであることを確認でき、また、「10−1−1」、「10−0−1」であれば、3回目の編集時に追加されたページであることを確認することができる。
【0023】
更に、部分印刷時において、任意のリリース番号を入力指定すると、そのリリース番号に対応する文書データのみが抽出印刷されるので、一連の文書データが再編集されて何回も改版されたような場合、改版別に編集ページを印刷出力させることができ、改版別の文書管理が可能となる。この場合、部分印刷された各編集ページにはページ番号が付加されるが、編集ページが追加ページであれば、階層構造の追加ページ番号が付加され、原ページを部分修正した編集ページであれば、原ページに割り当てられる通常のページ番号が付加されるので、このページ番号によって印刷済の原文書のどの位置に差し込むか、あるいはどの原ページと差し替えるかを容易に確認することができる。この場合、ページ番号のデータ構造が異なるため、編集ページは追加ページであるか、原ページを部分修正したページであるかの確認も可能となる。
【0024】
なお、上記実施例は追加ページを階層的に表現する場合、「10−1」、「10−1−1」等の階層構造としたが、これを「10A」、「10B」、「10(1)」、「10(2)」等で表現するようにしてもよい。
また、上記実施例では、Kc>Kp+2以上のとき、「10−0−1」のような追加ページ情報を生成するようにしたが、編集回数にかかわらず原ページに対する最初の追加であれば、「10−1」のような追加ページ情報を生成するようにしてもよい。
更に、上記実施例では新規作成された原文書にも各ページにリリース番号やページ階層番号を付加するようにしたが、リリース番号やページ階層番号を編集ページのみに付加するようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】
この発明によれば、複数ページから成る一連の文書データにページ情報を付加して印刷した後に新たなページが追加されたとしても、印刷済のページ情報に影響を与えず、しかも追加ページがどのページ位置に追加され、且つどの階層レベルとして追加されたかを示す固有のページ情報を追加ページに付加することができるので、印刷済文書に追加ページを単に差し込むだけでよく、印刷済文書の再印刷が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る文書処理装置のブロック構成図。
【図2】1ページ分の文書データを示したもので、複数ページから成る一連の文書データの各ページにページ管理用の制御情報としてリリース番号およびページ階層番号が付加されることを示した図。
【図3】文書を新規作成する際の編集動作を示したフローチャート。
【図4】文書を再編集する際の動作を示したフローチャート。
【図5】文書印刷時の動作を示したフローチャート。
【図6】全文印刷時において、追加ページに本実施例固有のページ番号が付加される様子を示した図。
【図7】部分印刷時において、編集ページのみが抽出印刷される様子を示した図。
【符号の説明】
1 CPU
2 ディスク
3 ドライバ
4 メモリ
5 キー入力部
6 印字部
7 表示部
R 入力指定リリース番号
r 現リリース番号
Kp 前ページ階層番号
Kc 現ページ階層番号
P ページ番号

Claims (1)

  1. 複数ページから成る一連の文書データをページ単位毎に印刷する際に、各ページに所定のページ情報を付加する文書処理装置において、
    前記一連の文書データを記憶する文書記憶手段と、
    この文書記憶手段内の文書データを再編集する編集手段と、
    この編集手段によって前記文書記憶手段内の文書データが再編集されて新たなページが追加された際に、そのページが追加ページであることを示すと共に、編集開始が指示される毎に更新される編集回数に応じた階層レベルのページであることを示す識別情報をページ管理用の制御情報として追加ページに対応付けて設定する設定手段と、
    この設定手段によって識別情報が設定された追加ページにページ情報を付加する際に、当該識別情報に基づいて、この追加ページがその前のどのページ位置に追加されたものかを表現すると共に、どの階層レベルかを表現する追加ページ情報を生成するページ情報生成手段と、
    このページ情報生成手段によって生成された追加ページ情報を対応する追加ページに付加する付加手段と、
    を具備したことを特徴とする文書処理装置。
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