JP3764772B2 - Method for producing cosmetic lotion - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化粧用水性ローションの製造方法に関する。更に詳しくは、本発明は、動植物性オイル、石油系基材、表示指定成分を含まない化粧用水性ローションの製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
一般に、糖類を中心とした化粧用水性ローションは、保水及び保湿力が優れていることが知られている。しかしながら、このような化粧用水性ローションは、栄養価が高いので雑菌の繁殖にも好適である。雑菌の繁殖を抑制するため、殆どの化粧用水性ローションにはパラベン、エデト酸塩等の防腐・抗酸化剤が添加されている。
【０００３】
しかしながら、これら防腐・抗酸化剤は、皮膚に対して刺激性があり、何らかの形で皮膚にトラブルを起こす可能性がある。そのため、できるだけ使用しないことが望まれている。
また、糖類を中心とした化粧用水性ローションは、気温、湿度等の急激な変化に対応しきれず、製品的に不安定であるため、グリセリン等の石油系基材が通常添加される。石油系基材の内、主に使用されているグリセリンは、表示指定成分ではないので表示する必要はないが、皮膚に対して若干の刺激性を有することが知られている。更に、消防法で指定されている物質であるので、その保管及び取扱が不便である。従って、できるだけ使用しないことが望まれている。
【０００４】
このような課題を鑑み、本発明の発明者は、上記従来の防腐・抗酸化剤に代えて、甘草エキス、グリチルレチン酸ジカリウム、シソエキス等の天然生薬を使用することにより、皮膚に対する刺激を極力抑えることができることを見いだした。
ところが、糖類と天然生薬は、溶解の際の相性が悪く、溶解時に“よれ”が生じるという欠点があった。また、化粧用水性ローションに使用される糖類は、一般に単糖類から多糖類と多岐にわたるため、その性質は異なり、単に混合するだけでは濁りが生じ、製品として使用することができなかった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明の発明者は、上記課題を鑑み、鋭意検討の結果、特定の温度、順序で化粧用水性ローションを構成する原料を混合することにより、“よれ”、濁り等がなく、石油系基材等を含むことなく安定な化粧用水性ローションの製造方法を見いだし本発明に至った。
【０００６】
かくして本発明によれば、（ｉ）グルコース、マルトースから選択される糖類の所要量中の一部を予め溶解し４０〜６５℃に保持した水溶液に、残部の糖類と甘草エキスあるいはグリチルレチン酸またはシソエキスから選択される防腐・抗酸化剤を溶解して水溶液（Ａ)とし、
（ｉｉ）さらに、この水溶液（Ａ)に卵カク膜プロティン、ベタイン、ヒアルロン酸塩から選択される他の成分からなる１以上の水溶液を添加して水溶液（Ｂ)とし、
（ｉｉｉ）この水溶液（Ｂ)に４５〜６０℃に保持されたカルボキシメチルデキストラン水溶液の所要量を複数回に分けて添加して水溶液（Ｃ)とし、
（ｉｖ）最後に、水溶液（Ｃ)に天然多糖類プルランを６０〜６５℃に保持しながら徐々に添加して水性ローションを得ることからなる化粧用水性ローションの製造方法が提供される。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の化粧用水性ローションの製造方法を説明する。
まず、糖類の所要量中の一部を予め水に溶解する。ここで一定量とは、厳密な量を規定するものではなく、ほぼ半量であればよい。次いで、糖類を含む水溶液を若干高められた温度に保持する。この若干高められた温度は、約６０〜６５℃あることが好ましい。場合により約４０〜６０℃でもよい。
【０００８】
次に、上記温度に保持された水溶液に、糖類の残部と防腐・抗酸化剤の混合物を溶解し、水溶液（Ａ）を得る。ここで、糖類と防腐・抗酸化剤を混合したのは、防腐・抗酸化剤は非常に比重が軽いため、そのまま溶解すると“よれ”が生じるので、この“よれ”を防ぐためである。
なお、本発明に使用できる糖類としては、化粧料に通常添加されるものをいずれも使用することができる。例えば、グルコース、マルトース、ソルビトール、キシリトール等が挙げられる。ここで、糖類は化粧用水性ローション全量に対して４〜２５重量％添加することが好ましい。なお、本発明において糖類は、保湿剤としての機能を有する。
【０００９】
次に、防腐・抗酸化剤としては、甘草エキス、グリチルレチン酸、シソエキスを単独あるいは組み合わせて使用することができる。ここで、防腐・抗酸化剤は化粧用水性ローション全量に対して０．０５〜０．２重量％添加することが好ましい。
さらに、上記水溶液（Ａ）に卵カク膜プロティン、ベタイン、ヒアルロン酸塩のような他の成分からなる１以上の水溶液を添加し水溶液（Ｂ）を得る。
【００１０】
ここで、卵カク膜プロティンは、予め水に溶解しておき（通常１０〜３０重量％水溶液として使用される）、４８〜５５℃で複数回に分けて添加することが好ましい。ここで、複数回に分けるのは、一度に添加すると気泡等の濁りが生じるからである。また、ヒアルロン酸ナトリウムは、予め水に溶解しておくことが好ましい（通常２０〜４０重量％水溶液として使用される）。
【００１１】
次いで、この水溶液（Ｂ）に若干高められた温度に保持されたカルボキシメチルデキストラン水溶液の所要量を複数回に分けて添加して水溶液（Ｃ）を得る。ここで、若干高められた温度は、約６０〜４５℃が好ましい。約６０℃より高い場合カルボキシメチルデキストランが熱により変性するので好ましくなく、約４５℃より低い場合結晶が生じるために好ましくない。
【００１２】
更に、カルボキシメチルデキストランは、下記一般式
【００１３】
【化１】

【００１４】
（式中、Ｒは−ＣＨ₂ ＣＯＯＭ（Ｍはアルカリ金属を示す）または−Ｈである）からなる化合物を使用することができる。なお、上記一般式において、アルカリ金属としては、ナトリウム、カリウム等が挙げられる。カルボキシメチルデキストランは化粧用水性ローション全量に対して０．１〜５重量％添加することが好ましい。なお、本発明においてカルボキシメチルデキストランは、保湿剤としての機能の他に、“よれ”を抑制する機能を有する。
【００１５】
最後に、水溶液（Ｃ）に天然多糖類プルランを若干高められた温度に保持しながら徐々に添加して水性ローションが得られる。若干高められた温度は、約６０〜６５℃であり、更に湯センで溶融した後、徐々に添加することが好ましい。ここで、徐々に添加するのは、化粧用水性ローション全体の分子構造を安定化させ、それにより製品自体を安定させることができるからである。
【００１６】
なお、本発明の化粧用水性ローションには、公知の香料、色素等を添加してもよい。
更に、本発明の化粧用水性ローションには、上記以外にも通常化粧用水性ローションに使用される原料を、いずれも使用することができる。但し、本発明の製造方法により製造された化粧用水性ローションは、上記でも記載したように、動植物性オイル、石油系基材、表示指定成分を含まなくても十分安定であり、保水及び保湿力も優れているため、これら原料は含まないことが好ましい。
【００１７】
上記化粧用水性ローションに含まれる特に好ましい原料及びその添加割合を以下に示す。
グルコース ３〜２０重量％
マルトース １〜１０重量％
ベタイン １〜１０重量％
卵カク膜プロティン ０．５〜５重量％
ヒアルロン酸ナトリウム １〜１０重量％
カルボキシメチルデキストラン ０．１〜５重量％
塩化ナトリウム ０．１〜３重量％
グリチルレチン酸ジカリウム ０．０５〜０．２重量％
シソエキス ０．０５〜２重量％
プルラン １〜５重量％
水を加えて １００重量％
【００１８】
【実施例】
以下に本実施例で製造した化粧用水性ローションの配合を示す。
グルコース １０重量％
マルトース ５重量％
ベタイン（アミノコート，旭フーズ社製） ５重量％
卵カク膜プロティン（キューピー社製） ２重量％
ヒアルロン酸ナトリウム ３重量％
グリチルレチン酸ジカリウム ０．２重量％
カルボキシメチルデキストラン（名糖産業社製） ５重量％
塩化ナトリウム １重量％
プルラン（林原社製） ３重量％
精製水 ６５．８重量％
上記配合の化粧用水性ローションを以下のようにして製造した。
【００１９】
まず、約６０℃でグルコース（但し半量）、マルトース及び塩化ナトリウムを水に溶解した。次いで、残りのグルコースにグリチルレチン酸ジカリウムを混ぜ、この混合物を、約５０℃に冷却した前記溶液に溶解した。
次に、予め水に溶解しておいた卵カク膜プロティン水溶液（２０重量％溶液）を添加した。更に、ベタインを添加し、続いて予め水に溶解しておいたヒアルロン酸水溶液（３０重量％）を添加した。
【００２０】
次に、約６０〜４５℃に維持されたカルボキシメチルデキストラン水溶液（５０重量％）に添加した。
この後、約６０〜６５℃の湯せん下で液状化したプルランを添加することにより、化粧用水性ローションを製造した。
上記製造方法により得られた化粧用水性ローションは、無色透明であり、“よれ”もなく、一定時間経過後も腐敗等が生じなかった。
【００２１】
【発明の効果】
本発明の化粧用水性ローションの製造方法によれば、動植物性オイル、石油系基材、表示指定成分を含まなくても、“よれ”、濁り等がなく、安定な化粧用水性ローションを提供することができる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for producing an aqueous cosmetic lotion. More particularly, the present invention relates to a method for producing an aqueous lotion for cosmetics that does not contain animal and vegetable oils, petroleum-based base materials, and display designation components.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
In general, it is known that a cosmetic lotion based on sugars is excellent in water retention and moisture retention. However, such a cosmetic aqueous lotion has a high nutritional value and is therefore suitable for the propagation of germs. In order to suppress the growth of various germs, preservatives and antioxidants such as parabens and edetates are added to most cosmetic aqueous lotions.
[0003]
However, these antiseptic / antioxidants are irritating to the skin and may cause trouble in the skin in some way. Therefore, it is desired not to use as much as possible.
Moreover, since the cosmetic aqueous lotion centering on saccharides cannot cope with rapid changes in temperature, humidity and the like and is unstable in product, a petroleum base material such as glycerin is usually added. Of the petroleum-based base materials, glycerin, which is mainly used, is not a display designation component and therefore does not need to be displayed, but is known to have some irritation to the skin. Furthermore, since it is a substance specified by the Fire Service Law, its storage and handling are inconvenient. Therefore, it is desired not to use it as much as possible.
[0004]
In view of such problems, the inventor of the present invention suppresses irritation to the skin as much as possible by using natural herbal medicines such as licorice extract, dipotassium glycyrrhetinate, perilla extract in place of the conventional antiseptic / antioxidant. I found that I could do it.
However, saccharides and natural herbal medicines have a drawback that they are not compatible with each other during dissolution, and “swing” occurs during dissolution. Moreover, since the saccharides used for cosmetic lotions generally range from monosaccharides to polysaccharides, their properties are different, and turbidity is generated simply by mixing them, and cannot be used as a product.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In view of the above problems, the inventors of the present invention, as a result of intensive studies, have mixed the raw materials constituting the cosmetic aqueous lotion at a specific temperature and order, so that there is no “cracking”, turbidity, and the like. The present inventors have found a method for producing a stable cosmetic aqueous lotion without containing a material and the like, and have reached the present invention.
[0006]
Thus, according to the present invention, (i) glucose, an aqueous solution held in the pre-dissolved to 40 to 65 ° C. The part in the required amount of saccharide selected from maltose, the remainder of the sugars and licorice extract or Gurichi Relais Chin An aqueous solution (A) is prepared by dissolving an antiseptic / antioxidant selected from acid or perilla extract,
(Ii) Further, to this aqueous solution (A), one or more aqueous solutions consisting of other components selected from egg shell membrane protein, betaine, and hyaluronate are added to obtain an aqueous solution (B),
(Iii) A required amount of the aqueous carboxymethyl dextran solution maintained at 45 to 60 ° C. is added to the aqueous solution (B) in several portions to obtain an aqueous solution (C).
(Iv) Finally, there is provided a method for producing an aqueous cosmetic lotion comprising adding an aqueous lotion by gradually adding the natural polysaccharide pullulan to the aqueous solution (C) while maintaining at 60 to 65 ° C.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereafter, the manufacturing method of the cosmetics aqueous lotion of this invention is demonstrated.
First, a part of the required amount of saccharide is dissolved in water in advance. Here, the fixed amount does not define a strict amount, and may be almost half. Subsequently, the aqueous solution containing saccharides is kept at a slightly elevated temperature. This slightly elevated temperature is preferably about 60-65 ° C. In some cases, it may be about 40-60 ° C.
[0008]
Next, the mixture of the remainder of saccharides and antiseptic / antioxidant is melt | dissolved in the aqueous solution hold | maintained at the said temperature, and aqueous solution (A) is obtained. Here, the reason why the saccharide and the antiseptic / antioxidant are mixed is that the antiseptic / antioxidant has a very low specific gravity, and therefore, when dissolved as it is, “skin” is generated.
In addition, as sugars that can be used in the present invention, any sugar that is usually added to cosmetics can be used. For example, glucose, maltose, sorbitol, xylitol and the like can be mentioned. Here, the saccharide is preferably added in an amount of 4 to 25% by weight based on the total amount of the cosmetic lotion. In the present invention, the saccharide has a function as a humectant.
[0009]
Next, as a preservative / antioxidant, licorice extract, glycyrrhetinic acid and perilla extract can be used alone or in combination. Here, the preservative / antioxidant is preferably added in an amount of 0.05 to 0.2% by weight based on the total amount of the cosmetic lotion.
Furthermore, an aqueous solution (B) is obtained by adding one or more aqueous solutions composed of other components such as egg shell membrane protein, betaine, and hyaluronate to the aqueous solution (A).
[0010]
Here, it is preferable that the egg shell membrane protein is previously dissolved in water (usually used as a 10 to 30% by weight aqueous solution) and added in portions at 48 to 55 ° C. Here, the reason why it is divided into a plurality of times is that turbidity such as bubbles occurs when added at once. Moreover, it is preferable that sodium hyaluronate is previously dissolved in water (usually used as a 20 to 40% by weight aqueous solution).
[0011]
Next, a required amount of the aqueous carboxymethyldextran solution maintained at a slightly elevated temperature is added to the aqueous solution (B) in several portions to obtain an aqueous solution (C). Here, the slightly elevated temperature is preferably about 60 to 45 ° C. When it is higher than about 60 ° C., carboxymethyl dextran is not preferable because it is denatured by heat, and when it is lower than about 45 ° C., crystals are generated, which is not preferable.
[0012]
Furthermore, carboxymethyl dextran has the following general formula:
[Chemical 1]

[0014]
A compound consisting of (wherein R is —CH ₂ COOM (M represents an alkali metal) or —H) can be used. In the above general formula, examples of the alkali metal include sodium and potassium. Carboxymethyldextran is preferably added in an amount of 0.1 to 5% by weight based on the total amount of the cosmetic aqueous lotion. In the present invention, carboxymethyldextran has a function of suppressing “swing” in addition to the function as a moisturizing agent.
[0015]
Finally, an aqueous lotion is obtained by gradually adding the natural polysaccharide pullulan to the aqueous solution (C) while maintaining a slightly elevated temperature. The slightly elevated temperature is about 60 to 65 ° C., and it is preferable to add gradually after melting with hot water. Here, the reason why it is gradually added is that the molecular structure of the entire cosmetic aqueous lotion can be stabilized, thereby stabilizing the product itself.
[0016]
In addition, you may add well-known fragrance | flavor, a pigment | dye, etc. to the cosmetics aqueous lotion of this invention.
Furthermore, in the cosmetic aqueous lotion of the present invention, in addition to the above, any of the raw materials usually used for cosmetic aqueous lotions can be used. However, as described above, the cosmetic aqueous lotion produced by the production method of the present invention is sufficiently stable even if it does not contain animal and vegetable oils, petroleum-based base materials, and designated ingredients, and also has water retention and moisture retention. Since it is excellent, it is preferable not to contain these raw materials.
[0017]
The especially preferable raw material contained in the said cosmetic water lotion and its addition ratio are shown below.
Glucose 3-20% by weight
Maltose 1-10% by weight
Betaine 1-10% by weight
Egg cake membrane protein 0.5-5% by weight
Sodium hyaluronate 1-10% by weight
Carboxymethyldextran 0.1-5% by weight
Sodium chloride 0.1 to 3% by weight
Dipotassium glycyrrhetinate 0.05-0.2% by weight
Perilla extract 0.05-2% by weight
Pullulan 1-5% by weight
100% by weight with water
[0018]
【Example】
The formulation of the cosmetic aqueous lotion produced in this example is shown below.
Glucose 10% by weight
Maltose 5% by weight
Betaine (Aminocoat, manufactured by Asahi Foods) 5% by weight
Egg cake protein (made by Kewpie) 2% by weight
Sodium hyaluronate 3%
Dipotassium glycyrrhetinate 0.2% by weight
Carboxymethyl dextran (manufactured by Meito Sangyo Co., Ltd.) 5% by weight
Sodium chloride 1% by weight
Pullulan (made by Hayashibara) 3% by weight
Purified water 65.8% by weight
An aqueous cosmetic lotion having the above formulation was produced as follows.
[0019]
First, glucose (but half amount), maltose and sodium chloride were dissolved in water at about 60 ° C. The remaining glucose was then mixed with dipotassium glycyrrhetinate and the mixture was dissolved in the solution cooled to about 50 ° C.
Next, an egg shell membrane protein aqueous solution (20 wt% solution) previously dissolved in water was added. Further, betaine was added, and subsequently an aqueous hyaluronic acid solution (30% by weight) previously dissolved in water was added.
[0020]
Next, it was added to an aqueous carboxymethyldextran solution (50% by weight) maintained at about 60-45 ° C.
This was followed by the addition of pullulan liquefied under a hot water bath at about 60-65 ° C. to produce an aqueous cosmetic lotion.
The cosmetic aqueous lotion obtained by the above production method was colorless and transparent, was not “wrinkled”, and did not rot after a certain period of time.
[0021]
【The invention's effect】
According to the method for producing an aqueous cosmetic lotion of the present invention, even if it does not contain animal or vegetable oils, petroleum-based base materials, or designated display ingredients, it provides a stable cosmetic aqueous lotion that is free from “cracking” and turbidity. be able to.

Claims (1)

（ｉ）グルコース、マルトースから選択される糖類の所要量中の一部を予め溶解し４０〜６５℃に保持した水溶液に、残部の糖類と甘草エキスあるいはグリチルレチン酸またはシソエキスから選択される防腐・抗酸化剤を溶解して水溶液（Ａ)とし、
（ｉｉ）さらに、この水溶液（Ａ)に卵カク膜プロティン、ベタイン、ヒアルロン酸塩から選択される他の成分からなる１以上の水溶液を添加して水溶液（Ｂ)とし、
（ｉｉｉ）この水溶液（Ｂ)に４５〜６０℃に保持されたカルボキシメチルデキストラン水溶液の所要量を複数回に分けて添加して水溶液（Ｃ)とし、
（ｉｖ）最後に、水溶液（Ｃ)に天然多糖類プルランを６０〜６５℃に保持しながら徐々に添加して水性ローションを得ることからなる化粧用水性ローションの製造方法。(I) glucose, an aqueous solution held in the pre-dissolved to 40 to 65 ° C. The part in the required amount of saccharide selected from maltose, are selected from the remainder of the sugars and licorice extract or Gurichi Relais Chin acid or mint extract Dissolve antiseptic / antioxidant to make aqueous solution (A),
(Ii) Further, to this aqueous solution (A), one or more aqueous solutions consisting of other components selected from egg shell membrane protein, betaine, and hyaluronate are added to obtain an aqueous solution (B),
(Iii) A required amount of the aqueous carboxymethyl dextran solution maintained at 45 to 60 ° C. is added to the aqueous solution (B) in several portions to obtain an aqueous solution (C).
(Iv) Finally, a method for producing an aqueous lotion for cosmetics, comprising gradually adding the natural polysaccharide pullulan to the aqueous solution (C) while maintaining the temperature at 60 to 65 ° C. to obtain an aqueous lotion.