JP3761887B2 - 既知信号区間検出回路 - Google Patents

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Description

本発明は、受信信号中に含まれるプリアンブル等の既知信号区間を検出する回路に関する。
受信信号にシンボル再生等のための装置基準タイミングを同期させるべく、DFT(Discrete Fourier Transform:離散フーリエ変換)を用いて既知信号区間を検出する手法が提案されている(例えば非特許文献1)。この手法では、受信信号を検波した検波信号に対してDFTが施され、そのDFTの結果から、特定の周波数成分(既知信号区間のシンボル値の変化に対応した周波数成分)の強度が大きい期間としてプリアンブルが検出され、さらにそのプリアンブルから、受信信号に対するシンボル再生タイミングの誤差等が検出される。
Yung-Liang Huang,Kong-Dar Fan,Chia-Chi Huang、A Fully Digital Noncoherent and Coherent GMSK Receiver Archetecture with Joint Symbol Timing Error and Frequency Offset Estimation、IEEE Transactions on vehicular technology、2000年5月、Vol. 49、pp.863-874。
しかしながら、上記手法では、プリアンブル以外のノイズやデータの受信中に、偶々、設定された周波数成分の強度が大きくなった場合には、その期間がプリアンブルとして誤検出されてしまい、タイミング等の誤差の補正を精度良く行うのが難しくなってしまうという問題があった。その場合には、シンボルを正しく再生するのも難しくなってしまう。
本発明にかかる既知信号区間検出回路は、受信信号を検波して得られた検波信号の平均値を取得する平均値取得部と、前記平均値取得部で取得された平均値と所定数のタイミング分だけ前に取得された平均値との差分値を取得する差分取得部と、前記検波信号に対し、各タイミングで、受信信号中の既知信号区間より短い所定の期間を対象として離散フーリエ変換を実行する離散フーリエ変換部と、各タイミングで、前記離散フーリエ変換部からの出力のうち記既知信号区間におけるシンボル値の変化の周波数に対応する成分の強度を取得する第一の強度取得部と、複数のタイミングで得られた記強度に基づいて受信信号の既知信号区間を取得する既知信号区間取得部と、を備える。
上記本発明にかかる既知信号区間検出回路では、さらに、前記各タイミングで、前記離散フーリエ変換部からの出力のうち前記既知信号区間におけるシンボル値の変化の周波数に対応する成分とは異なる周波数の成分の強度を取得する第二の強度取得部を備え、既知信号区間取得部は、所定回数連続したタイミングで上記強度が所定の閾値と同じであるかまたは超えたときに、既知信号区間を検出する第一の検出手段と、所定の期間内で所定回数以上のタイミングで前記強度が所定の閾値と同じであるかまたは超えたときに、そのタイミングに対応する期間を既知信号区間として検出する第二の検出手段と、第二の強度取得部において複数のタイミングで得られた前記強度に基づいて受信信号の既知信号区間を検出する第三の検出手段と、前記差分取得部によって取得された差分値の大きさに基づいて受信信号の既知信号区間を検出する第四の検出手段と、の少なくとも一つにより検出することが好適である。
上記本発明にかかる既知信号区間検出回路では、上記既知信号区間取得部の検出結果に基づいて、既知信号区間の受信期間以外のタイミングで、上記既知信号区間検出回路のうち少なくとも一部の動作が停止されるのが好適である。
上記本発明にかかる既知信号区間検出回路では、受信信号中のデータ区間のタイミングで、上記既知信号区間検出回路のうち少なくとも一部の動作が停止されるのが好適である。
上記本発明にかかる既知信号区間検出回路では、上記強度取得部は、離散フーリエ変換の同相成分の絶対値と直交成分の絶対値との和として強度を取得するのが好適である。
上記本発明にかかる既知信号区間検出回路では、前記差分取得部によって取得された差分値の大きさに基づいて受信信号の既知信号区間を検出するのが好適である。


また、本発明にかかる誤差検出回路は、上記本発明にかかる既知信号区間検出回路と、上記離散フーリエ変換部からの出力信号に基づいて受信信号に対する装置基準タイミングの誤差を検出するタイミング誤差検出部と、を備える。
上記本発明にかかる誤差検出回路では、上記タイミング誤差検出部は、検出された既知信号区間内の所定のタイミングで取得された装置基準タイミングの受信信号に対する誤差を検出結果として出力するのが好適である。
上記本発明にかかる誤差検出回路では、上記タイミング誤差検出部は、シフトレジスタを備え、強度が閾値を超えた各タイミングで取得されたタイミング誤差を当該シフトレジスタに順次格納しておき、既知信号区間が検出されたときに、当該シフトレジスタの所定の段に格納されたタイミング誤差を、検出結果として出力するのが好適である。
上記本発明にかかる誤差検出回路では、上記タイミング誤差検出部は、上記離散フーリエ変換部において取得された離散フーリエ変換結果における同相成分Reおよび直交成分Imから求まる位相誤差θ(=tan−1(Im/Re))に対応したタイミング誤差を検出結果として出力するのが好適である。
また、本発明にかかる受信装置は、上記本発明にかかる誤差検出回路によって検出されたタイミング誤差に基づいて装置基準タイミングを補正する受信装置であって、上記既知信号区間取得部によって既知信号区間が検出されたときに装置基準タイミングの補正を行う。
また、本発明にかかる受信装置は、受信信号を検波して検波信号を生成する受信装置であって、上記既知信号区間検出回路によって検出された既知信号区間に基づいて、受信信号の非受信期間を予測する非受信期間予測部を備え、上記非受信期間において上記受信装置のうち少なくとも一部の動作を停止する。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態にかかる受信装置10の一例を示すブロック図、図2は、受信装置10に含まれる統合ブロック24(既知信号区間検出部26および誤差検出部28を含む)の一例を示すブロック図、図8は、受信装置10(10a)の別の一例を示すブロック図、また図9は、統合ブロック24(24a)の別の一例を示すブロック図である。
図1の例では、アンテナ12で受信されたRF信号は、RF処理回路14によって増幅、フィルタリング、周波数変換等の処理が施され、IF信号となる。
IF信号は、IFフィルタ16によってフィルタリングされた後、検波部18に入力される。そして、検波部18から出力された検波信号は、シンボル取得部22に送られ、ここで各シンボルが取得される。
検波部18では、信号の復調方式に応じた検波が行われる。一例として、信号がGMSKやGFSKによってディジタル変調されている場合、検波部18は、ディスクリミネータ検波部として構成することができる。また別の例として、信号がPSKやQAMによってディジタル変調されている場合、検波部は、直交検波部として構成することができる。
また、シンボル取得部22では、装置基準のシンボル再生タイミングで検波信号が取得され(サンプリングされ)、その値と所定の閾値との比較結果に基づいて各シンボルのビット(H/Lまたは1/0)が取得される。なお、検波信号から直接シンボルを取得するのではなく、何らかの前処理(例えば間引き処理等)を行った後にシンボルを取得するようにしてもよい。
なお、シンボル取得部22における装置基準タイミングや所定の閾値は、補正部20において補正される。そして、これらの補正は、既知信号および誤差の検出用の統合ブロック24で取得された各種誤差を解消するように行われる。なお、統合ブロック24には、既知信号区間検出部26および誤差検出部28が含まれるが、これらの構成例については後に詳しく述べる。
さらに、図1の受信装置10は、電源制御部30,32および非受信期間予測部34を備え、これらにより、装置各部の電源供給が制御されるように構成されている。これらの動作についても後に詳しく述べる。
さて、図2に一例として示す既知信号区間検出部26は、離散フーリエ変換部(以下、単にDFT部と記す)36、強度取得部38、および既知信号区間取得部40を含む。なお、以下では、本実施形態にかかる受信装置10を船舶用の自動識別システム(AIS:Automatic Identification System)に適用した場合を例にあげつつ説明を行う。
図3は、AIS用のパケット50の1スロットの構成例を示す図である。図3の例では、1スロットは合計256シンボル(256ビット)で構成されており、その内訳は、ランプアップ:8シンボル、トレーニングシーケンス:24シンボル、スタートフラグ:8シンボル、データ:168シンボル、CRC:16シンボル、エンドフラグ:8シンボル、バッファリング:24シンボルである。このうち、トレーニングシーケンス(24シンボル)がプリアンブルと呼ばれ、既知信号区間に相当する部分である。
DFT部36は、検波部18からの検波信号に対して離散フーリエ変換処理(以下、単にDFT処理と記す)を施す。ここでのDFT処理は、各タイミングで、既知信号区間より短い所定期間で離散化したデータに対して実行される。
DFT部36に入力される信号をf()とすると、DFT処理出力F(k)、およびその実数成分Re(k)および虚数成分Im(k)は、
Figure 0003761887
となる。ここに、Nは、DFT処理を行う期間で離散化したポイント数である。
そして、DFT部36が、24シンボルのトレーニングシーケンスより短い16シンボル分の期間をシンボル再生タイミングで離散化したデータに対してDFT処理を実行する場合、DFT処理出力F2400(t)は、式(1)から
Figure 0003761887
となる。また、実数成分Re2400(t)は、式(2)から
Figure 0003761887
となり、また、虚数成分Im2400(t)は、式(3)から
Figure 0003761887
となる。
このDFT部36は、特定の周波数成分についてのDFT処理結果を出力することができる。本実施形態では、既知信号区間内のシンボルの値の変化する周波数を含む周波数帯域の成分を出力する。これは、後段の回路において、当該周波数成分の強度から、既知信号区間が含まれているか否かを検出するためである。具体的には、例えば、AISのシンボルの周波数が9600[Hz]であり、そのトレーニングシーケンス中で、シンボルの値が11001100・・・と2シンボルおきに変化する場合、検波信号の1周期は4シンボル分の期間となり、シンボルの値の変化する周波数は9600/4=2400[Hz]となる。すなわち、検波信号のうち既知信号区間に相当する部分には2400[Hz]の成分が含まれていることになる。そこで、DFT部36は、2400[Hz](帯)の周波数成分について上記式(5)、(6)の値を演算し、これを出力する。
強度取得部38は、DFT部36の出力信号に基づいて、各タイミングで、既知信号区間内のシンボル値の変化する周波数の成分の強度(振幅)を取得する。一例として、この強度は、DFT部36からの出力信号の実数成分の絶対値と虚数成分の絶対値との和として取得することができる。すなわち、2400[Hz]の成分の強度A2400(t)は、A2400(t)=|Re2400(t)|+|Im2400(t)|となる。ここに、Re2400(t)は2400[Hz]帯の実数成分、Im2400(t)は同じく虚数成分である。なお、この強度は、実数成分の2乗と虚数成分の2乗との和、あるいはその平方根として取得することもできるが、各絶対値の和として取得する場合が、演算を実行する回路は最も簡素になる。
そして、既知信号区間取得部40は、強度取得部38によって得られた強度から既知信号区間を検出する。図3の下段(拡大図)に、各タイミングにおけるDFT処理の元となる期間(Td;それぞれ16T、T:タイミングtの間隔)の一例を示している(ただし、トレーニングシーケンスの前後のみ)。強度取得部38によって得られた強度は、DFT処理結果のうち、既知信号区間内でシンボル値の変化する周波数帯域の成分を元に得られたものである。したがって、DFT処理の元となる期間Tdが既知信号区間と重なる場合に、その強度が大きくなるはずである。
本実施形態にかかる既知信号区間取得部40は、まず、強度取得部38によって得られた強度を所定の閾値と比較する。このとき、所定の閾値と同じであるかまたは超えた場合には、その強度に対応する期間は既知信号区間である可能性が高いということができる。なお、閾値としては、実際に得られる強度あるいは得られると見込まれる強度を元に適切な値(例えば最大強度の90%の大きさ)を予め設定しておく。
さらに、本実施形態にかかる既知信号区間取得部40は、所定回数連続したタイミングでその強度が所定の閾値と同じであるかまたは超えたときに、そのタイミングに対応する期間を既知信号区間とする。ここで、それより長い期間を元にしたDFT処理結果の強度を、それより少ない回数(例えば1回)調べることで、既知信号区間を検出することも可能である。しかし、そうすると、既知信号区間でない時点でノイズ等によって偶々強度が大きくなってしまった場合には、それを排除することができない。すなわち誤検出の可能性が比較的高くなってしまう。逆に、それより長い期間について演算を行うと、その分、DFT部36の回路規模も大きくなってしまう。そこで、本実施形態では既知信号区間より短い期間を対象としてデータサイズを小さくすることで回路の小規模化を図りつつ、強度取得部38から出力された強度を複数回調べることで検出精度の向上を図っている。
図4は、図3に例示したAIS用のパケット50を受信した場合の、既知信号区間検出部26の各部の波形の一例を示す図である。図4において、(a)は、検波部18から出力された検波信号、(b)は、タイミングtで取得された2400[Hz]帯の強度A2400(t)である。この図から明らかなように、複数回連続したタイミングで強度A2400(t)が閾値Athより高い期間が出現していることがわかる。
ここで、図4は、トレーニングシーケンスを24シンボル、タイミングtを1シンボルあたり1回とした場合の例であるが、この場合、強度A2400(t)は、トレーニングシーケンスに対応する期間(=24シンボル分の期間、すなわち24T)より短い16Tの期間に亘って大きくなっていることがわかる。これは、DFT処理の元となる期間Tdがトレーニングシーケンスに対して前または後にずれている場合(図3のAまたはC)の強度A2400(t)が、期間Tdがトレーニングシーケンス内に完全に含まれる場合(図3のB)の強度A2400(t)に比べて、小さくなるからである。また、図4の(b)を見ると、トレーニングシーケンスに対応する期間以外では、連続して閾値を超える期間は出現していないこともわかる。既知信号区間を判定するための連続回数は、こうした現象を考慮し、少なくとも既知信号区間全体に対応したタイミングの回数(1シンボルあたり1回の場合は既知信号区間のシンボル数)より少なくし、かつ、既知信号区間以外で偶然生じる可能性がある連続回数(例えば2や3)より多くするのが好適である。具体的には、図4の例の場合、既知信号区間(トレーニングシーケンス)が16Tの期間として出現しているのに対して、既知信号区間を判定するための連続回数を、例えば8回とする。すなわち、既知信号区間取得部40は、強度A2400(t)が、連続8回に亘って閾値Athと同じであるかまたは超えた場合に、そのタイミングに対応する期間が少なくとも既知信号区間(トレーニングシーケンス)であると判定する。この場合、既知信号区間取得部40は、閾値Athを超えたときにのみHレベル信号が入力されるカウンタ(図示せず)を備え、そのカウント数が連続回数に到達したときに既知信号区間であると判定するようにすればよい。さらに、閾値Athを超えなかったときに入力されたLレベル信号によってカウント数がリセットされるようにすれば、連続した回数によって既知信号区間の検出を行うことができる。なお、閾値Athや連続回数は、上記例には限られず、通信環境や装置構成等に応じて異なる値を設定することができる。
また、ごく希に、既知信号区間に何らかのノイズが混入し、既知信号区間に対応する強度A2400(t)が、一時的に落ち込む場合があるかもしれない。そこで、既知信号区間取得部40は、所定の期間内で所定回数以上のタイミングで強度が所定の閾値と同じであるかまたは超えたことにより、既知信号区間であると判定してもよい。一例として、図4の例の場合には、連続10回のタイミングtのうち8回以上強度A2400(t)が閾値Athを超えた場合に、そのタイミングtに対応する期間が少なくとも既知信号区間(トレーニングシーケンス)であると判定すればよい。
また、既知信号区間のシンボル値の変化の周波数以外の周波数についてのDFT処理結果の強度に基づいて、より確実に既知信号区間を検出するようにしてもよい。上述したように、所望の受信信号の既知信号区間内では、シンボル値は所定の周波数(上記例では2400[Hz])で変動するので、それ以外の周波数では比較的強度が小さくなる。これに対し、ノイズの場合には、シンボル値の変化する周波数以外の周波数でも強度が大きくなっている可能性がある。そこで、図9に例示するように、既知信号区間検出部26に第二の強度取得部38aを設け、DFT部36の出力信号から、各タイミングで、既知信号区間内のシンボル値の変化する周波数以外の周波数(例えば1200[Hz])の成分の強度(振幅)を取得する。そして、既知信号区間取得部40aは、第二の強度取得部38aで得られた強度が所定の閾値より大きい場合には、強度取得部38の出力結果によらず、既知信号区間の検出を行わない。これにより、既知信号区間の検出精度を向上することができる。
なお、DFT部36に入力される前に、検波信号に所定の処理(例えば、間引き処理、2シンボル期間の積分処理等)を施しても構わない。間引き処理は、データサイズを低減して回路の小規模化に寄与する。
さて、図2に例示する誤差検出部28は、さらに、位相誤差取得部42、タイミング誤差取得部44、およびオフセット誤差取得部46を含む。
位相誤差取得部42は、各タイミングtにおいてDFT部36で取得された実数成分Reおよび虚数成分Imに基づいて、位相誤差を取得する。例えば、周波数2400[Hz]の実数成分をRe2400、虚数成分をIm2400とすると、位相誤差Δθは、Δθ=tan−1(Im2400/Re2400)として取得することができる。
タイミング誤差取得部44は、位相誤差に対応するタイミング誤差を取得する。図5は、上記AISの例における位相誤差Δθとタイミング誤差Δtとの相対関係の一例を示す図である。2400[Hz]の信号は、4シンボルで1周期(=360(°;deg))であるから、タイミング誤差Δtは、1シンボルの周期をTとすると、Δθ=0のときはΔt=0、Δθ=45(deg)のときはΔt=0.5T、Δθ=90(deg)のときはΔt=T、Δt=−45(deg)のときはΔt=−0.5T、Δθ=−90(deg)のときはΔt=−Tとなる。かかる相対関係を示す情報は、例えば、記憶部(例えばメモリ等;図示せず)に記憶され、タイミング誤差取得部44は、位相誤差取得部42より受け取った位相誤差Δθに対応するタイミング誤差Δtを取得する。
ただし、こうして取得した位相誤差およびタイミング誤差は、既知信号区間の検波信号に基づいて取得したもののみが有効である。そこで、本実施形態にかかるタイミング誤差取得部44は、既知信号区間検出部26において既知信号区間が検出されたときにのみ、タイミング誤差を示す情報を出力する。例えば、上述したように、強度が、連続8回に亘って閾値Athと同じであるかまたは超えた場合に、そのタイミングに対応する期間が既知信号区間であると判定する場合、タイミング誤差取得部44は、その8回目のタイミングでのみ、タイミング誤差Δtを出力すればよい。
また、強度A(t)が閾値Athを超えた各タイミングtで取得されたタイミング誤差Δtを、例えばシフトレジスタに順次格納しておき、既知信号区間が検出されたときに、シフトレジスタの所定の段に格納されたタイミング誤差Δtが出力されるようにしてもよい。図6は、かかる処理を行うタイミング誤差取得部44の要部の一例を示す図である。この場合には、既知信号区間内の所定のタイミング(好適にはその略中央となるタイミング)におけるタイミング誤差Δtが出力されるように、シフトレジスタ44aの出力タップの位置(すなわち段の位置)を決定する。例えば、既知信号区間取得部40において、既知信号区間が、強度が閾値Athを連続M回超えた区間(ただし、M≧Mmin、Mminは予め設定された値、図4の場合には例えばMmin=14)として取得された場合、当該区間の開始あるいは終了のタイミング誤差(図6ではΔtまたはΔt15)からM/2もしくはM/2+1番目(ただし、Mが偶数の場合)またはM/2+0.5もしくはM/2−0.5番目(以上、Mが奇数の場合)のタイミング誤差(図6では開始(Δt)から8番目となるΔt、すなわち既知信号区間のほぼ中央となるタイミングでのタイミング誤差Δt)が出力されるよう、タイミング誤差取得部44は、既知信号区間検出部26から取得した当該連続回数Mに応じて、シフトレジスタの出力タップ位置を切り替える。なお、既知信号区間の終了したタイミングを基準としてタップ位置を決定する場合には、シフトレジスタ44aの段数は、M/2+1段とすることができ、回路規模を小型化できるというメリットがある。また、タイミング誤差Δtを取得するタイミングは、既知信号区間の中央以外のタイミングとしてもよいし、適宜変更したり動的に切り替えるようにしてもよい。さらに、シフトレジスタに格納された既知信号区間内の全てのタイミングにおけるタイミング誤差Δtの平均値を用いてもよい。
オフセット誤差取得部46は、既知信号区間におけるDFT部36の出力のオフセット誤差ΔAを取得する。このオフセット誤差ΔAも、上記タイミング誤差Δtと同様、既知信号区間が検出されたときに取得するのが好適である。既知信号区間の検波信号が周期的に変化する場合には、既知信号区間において検波信号の積分値あるいは平均値を取得することで、検波信号のオフセット量を取得することができる。変調方式がGMSKあるいはGFSKの場合には、検波信号のオフセット量は、周波数誤差に相当する。なお、オフセット誤差ΔAを取得する区間は必ずしも2400[Hz]のDFTの区間(上記例では16T)とする必要はなく、別の区間(例えば8T)としてもよい。また、離散化点数がより多いあるいはより少ないデータからオフセット誤差ΔAを算出してもよい。また、タイミング誤差Δtの場合と同様に、オフセット誤差ΔAをシフトレジスタを用いて取得することができる。ここで、オフセット誤差ΔAの取得にのみシフトレジスタを用い、当該オフセット誤差ΔAを取得するのに、既知信号区間が検出されたタイミングより前のタイミングのデータを用いても構わない。
こうして誤差検出部28において取得されたタイミング誤差Δtおよびオフセット誤差は補正部20に送られ、シンボル取得部22におけるシンボル再生タイミングの補正や、ビット判定の閾値の補正等に用いられる。ここでは、いずれの補正も、取得された誤差が解消するように行えばよい。このような補正を行うことで、シンボル取得部22におけるシンボル再生の精度をより一層向上させることができる。また、図8に例示するように補正部20aを設け、検波信号に対して、タイミングの補正(進み補正/遅れ補正)や振幅オフセットの補正を行うようにしてもよい。なお、取得された誤差を用いて、受信装置の他の部分(例えば検波部等)で補正を行ってもよい。
既知信号区間検出部26および誤差検出部28を含む統合ブロック24は、入力された検波信号に既知信号区間が含まれていない期間では、処理を停止しても構わない。そこで、本実施形態では、電源制御部32を設け、所定の期間においては、統合ブロック24に電源を供給しないようにしている。一例として、図3のパケット50を受信した場合には、電源制御部32は、スタートフラグが検出された時点から所定期間(例えばエンドフラグが検出されるまでの期間、データ区間に相当する期間、パケット終了までの期間等)、統合ブロック24に対する電源の供給を停止することができる。また別の例として、電源制御部32は、既知信号区間取得部40で検出された既知信号区間を基準として、既知信号区間以外の期間において統合ブロック24に対する電源の供給を停止することができる。その場合、既知信号区間の前後に、電源を供給するマージン期間を設定してもよい。なお、一定の時間間隔で連続してパケットが受信されている状況では、一旦電源の供給/停止のタイミングを決定し、それ以降は、パケットが受信される周期で電源を供給/停止するようにしてもよい。ここで、パケットの受信周期は、既知信号区間の検出された周期として検出することができる。したがって、パケットの受信開始当初(例えば2〜3回目まで等)は、電源を停止することなく各パケットに含まれる既知信号区間の出現周期を取得し、その後、取得された周期で電源を供給/停止するようにしてもよい。さらに、所定期間経過した後に、再度既知信号区間の検出結果から電源を供給/停止するタイミングおよび周期を再決定(修正)するようにしてもよい。
また、既知信号区間取得部40の検出結果、シンボル取得部22によって取得されたシンボルの値、あるいは抽出されたフラグ等から、非受信期間予測部34によってパケットの受信期間および/または非受信期間を予測することができる。そして、予測されたパケットの非受信期間において、電源制御部30は、検波部18はもちろんのこと、RF信号の処理、IF信号の処理、ベースバンド信号の処理を実行する各部(すなわち、電源制御部等の一部を除く復調処理部全体)に対する電源の供給を停止することができる。なお、この場合も、一定の時間間隔で連続してパケットが受信されている状況では、一旦電源の供給/停止のタイミングを決定し、それ以降は、パケットが受信される周期で電源を供給/停止するようにしてもよい。さらに、この場合も、所定期間経過した後に、再度既知信号区間の検出結果から電源を供給/停止するタイミングおよび周期を再決定(修正)するようにしてもよい。また、パケット受信期間の前後に、電源を供給するマージン期間を設定してもよい。
図7は、既知信号区間の検出結果に基づいて、統合ブロック24(既知信号区間検出部26および誤差検出部28)および検波部18の電源のON/OFFが制御される場合のタイミングチャートの一例を示す図である。図7の例では、第1回目および第2回目のパケット50a,50bが受信された後に、それらパケット50a,50b中の既知信号区間(TS)について取得された結果(誤差)に基づいて誤差補正が実行されるとともに、第2回目のパケット50b以降、統合ブロック24および検波部18の電源のON/OFFが制御される。
ところで、既知信号(トレーニングシーケンス信号)は周期信号であるから、既知信号区間内では、検波信号のIシンボル区間(AISではI=4の倍数)における平均値はほぼ一定となる。そこで、検波信号のIシンボル区間における平均値の所定期間(既知信号区間の長さに対応する期間)内での変動を観測し、その変動が極めて小さい場合に、既知信号区間を検出したものとすることができる。
図10は、上記平均値の変動に基いて既知信号区間を検出する既知信号区間検出部26aの一例を示すブロック図である。この既知信号区間検出部26aは、DFT部36および強度取得部38の他に、平均値取得部52、差分取得部54、平均値変動判定部56、および既知信号区間取得部40bを含む。この既知信号区間検出部26aは、既出の既知信号区間検出部26に替えて用いることができる。
平均値取得部52は、各タイミングtで、検波信号のIシンボル区間における平均値を取得する。なお、DFT部36で取得される直流成分を平均値として用いてもよい。
差分取得部54は、この例では、Lサンプル分だけ遅延させる遅延回路58と減算回路60とを含み、Lサンプル前の平均値と現タイミングでの平均値との差分値を取得する。
図11は、既知信号の繰り返し周波数と同じ周波数の検波信号、その平均値、および差分値を示す図、図12は、既知信号の繰り返し周波数と異なる周波数の検波信号、その平均値、および差分値を示す図である。これらの図からわかるように、検波信号の周波数が既知信号の繰り返し周波数と同じであるときは、平均値および差分値は変動せず、検波信号の周波数が既知信号の繰り返し周波数と異なるときは、平均値および差分値ともに変動することがわかる。
こうした変動を捉えるべく、まず、平均値変動判定部56の第1の判定部62は、各タイミングtで取得された差分値の大きさ(絶対値)を所定の閾値(例えば検波信号の振幅の約15%となる値)と比較し、差分値がその閾値と同じであるかまたはより小さい場合には各タイミングtでの判定値として「0」を、そうでない場合には「1」を取得する。なお、絶対値によって判定するのではなく、差分値が所定範囲内にあるいか否かで判定するようにしてもよい。
次に、平均値変動判定部56の第2の判定部64は、各タイミングtでの判定値の所定回数分(例えば既知信号区間が16Tの場合には現タイミングより前の12回分)の合計値を所定の閾値(例えば前記所定回数が12の場合には0)と比較し、合計値がその閾値と同じであるかまたはより小さい場合には最終判定値として「0」を、そうでない場合には「1」を取得する。
既知信号区間取得部40bは、強度取得部38で取得された強度が所定回数以上にわたって所定の閾値と同じであるかまたは超え(この場合の出力を「0」とする)、かつ、平均値変動判定部56によって平均値変動の大きさが所定範囲内であると判定されたときに、既知信号区間が検出されたものとする。このような動作を行う既知信号区間取得部40bは、例えば図10に示すように、ANDゲート66、計数回路68、および判定回路70によって構成することができる。
以上のような平均値の変動の大きさに基づく判定を行うことにより、既知信号区間の誤検出をさらに抑制することができる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、等価な種々の形態で実施することが可能である。
本発明の実施形態にかかる受信装置の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態にかかる受信装置に含まれる既知信号区間検出部および誤差検出部を含む統合ブロックの一例を示すブロック図である。 AISシステムにおけるパケットの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態にかかる検波部から出力される信号(a)と強度取得部から出力される信号(b)の波形の一例を示す図である。 位相誤差とタイミング誤差との相対関係の一例を示す図である。 本発明の実施形態にかかる受信装置に含まれるタイミング誤差補正部の一例を示す図である。 本発明の実施形態にかかる受信装置における各部の電源のON/OFFの一例を示すタイミングチャートである。 本発明の実施形態にかかる受信装置の別の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態にかかる受信装置に含まれる既知信号区間検出部および誤差検出部を含む統合ブロックの別の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態にかかる受信装置に含まれる既知信号区間検出部の別の一例を示す図である。 既知信号の繰り返し周波数と同じ周波数の検波信号、その検波信号に対して本発明の実施形態にかかる受信装置で取得された平均値、および差分値の一例を示す図である。 既知信号の繰り返し周波数と異なる周波数の検波信号、その検波信号に対して本発明の実施形態にかかる受信装置で取得された平均値、および差分値の一例を示す図である。
符号の説明
10,10a 受信装置、12 アンテナ、14 RF処理回路、16 IFフィルタ、18 検波部、20,20a 補正部、22 シンボル取得部、24 統合ブロック、26,26a 既知信号区間検出部、28 誤差検出部、30,32 電源制御部、34 非受信期間予測部、36 離散フーリエ変換部(DFT部)、38,38a 強度取得部、40,40a,40b 既知信号区間取得部、42 位相誤差取得部、44 タイミング誤差取得部、44a シフトレジスタ、46 オフセット誤差取得部、50,50a,50b,50c,50d パケット、52 平均値取得部、54 差分取得部、56 平均値変動判定部、58 遅延回路、60 減算回路、62 第1の判定部、64 第2の判定部、66 ANDゲート、68 計数回路、70 判定回路。

Claims (11)

  1. 受信信号を検波して得られた検波信号の平均値を取得する平均値取得部と、
    前記平均値取得部で取得された平均値と所定数のタイミング分だけ前に取得された平均値との差分値を取得する差分取得部と、
    前記検波信号に対し、各タイミングで、受信信号中の既知信号区間より短い所定の期間を対象として離散フーリエ変換を実行する離散フーリエ変換部と、
    各タイミングで、前記離散フーリエ変換部からの出力のうち前記既知信号区間におけるシンボル値の変化の周波数に対応する成分の強度を取得する第一の強度取得部と、
    複数のタイミングで得られた前記強度に基づいて受信信号の既知信号区間を取得する既知信号区間取得部と、
    を備える既知信号区間検出回路。
  2. 請求項1に記載の既知信号区間検出回路であって、
    さらに、前記各タイミングで、前記離散フーリエ変換部からの出力のうち前記既知信号区間におけるシンボル値の変化の周波数に対応する成分とは異なる周波数の成分の強度を取得する第二の強度取得部を備え、
    前記既知信号区間取得部は、
    所定回数連続したタイミングで前記強度が所定の閾値と同じであるかまたは超えたときに、そのタイミングに対応する期間を既知信号区間として検出する第一の検出手段と、
    所定の期間内で所定回数以上のタイミングで前記強度が所定の閾値と同じであるかまたは超えたときに、そのタイミングに対応する期間を既知信号区間として検出する第二の検出手段と、
    第二の強度取得部において複数のタイミングで得られた前記強度に基づいて受信信号の既知信号区間を検出する第三の検出手段と、
    前記差分取得部によって取得された差分値の大きさに基づいて受信信号の既知信号区間を検出する第四の検出手段と、
    の少なくとも一つにより検出することを特徴とする既知信号区間検出回路。
  3. 請求項1又は2に記載の既知信号区間検出回路であって、
    前記既知信号区間取得部の検出結果に基づいて、既知信号区間の受信期間以外のタイミングで、前記既知信号区間検出回路のうち少なくとも一部の動作が停止されることを特徴とする既知信号区間検出回路。
  4. 請求項1〜のうちいずれか一つに記載の既知信号区間検出回路であって、
    受信信号中のデータ区間のタイミングで、前記既知信号区間検出回路のうち少なくとも一部の動作が停止されることを特徴とする既知信号区間検出回路。
  5. 前記強度取得部は、離散フーリエ変換の同相成分の絶対値と直交成分の絶対値との和として強度を取得することを特徴とする請求項1〜のうちいずれか一つに記載の既知信号区間検出回路。
  6. 請求項1〜のうちいずれか一つに記載の既知信号区間検出回路と、
    前記離散フーリエ変換部からの出力信号に基づいて受信信号に対する装置基準タイミングの誤差を検出するタイミング誤差検出部と、
    を備える誤差検出回路。
  7. 前記タイミング誤差検出部は、検出された既知信号区間内の所定のタイミングで取得された装置基準タイミングの受信信号に対する誤差を検出結果として出力することを特徴とする請求項に記載の誤差検出回路。
  8. 前記タイミング誤差検出部は、シフトレジスタを備え、強度が閾値を超えた各タイミングで取得されたタイミング誤差を当該シフトレジスタに順次格納しておき、既知信号区間が検出されたときに、当該シフトレジスタの所定の段に格納されたタイミング誤差を、検出結果として出力することを特徴とする請求項に記載の誤差検出回路。
  9. 前記タイミング誤差検出部は、前記離散フーリエ変換部において取得された離散フーリエ変換結果における同相成分Reおよび直交成分Imから求まる位相誤差θ(=tan−1(Im/Re))に対応したタイミング誤差を検出結果として出力することを特徴とする請求項6〜8のうちいずれか一つに記載の誤差検出回路。
  10. 請求項6〜9のうちいずれか一つに記載の誤差検出回路によって検出されたタイミング誤差に基づいて装置基準タイミングを補正する受信装置であって、前記既知信号区間取得部によって既知信号区間が検出されたときに装置基準タイミングの補正を行うことを特徴とする受信装置。
  11. 受信信号を検波して検波信号を生成する受信装置であって、
    請求項1〜のうちいずれか一つに記載の既知信号区間検出回路によって検出された既知信号区間に基づいて、受信信号の非受信期間を予測する非受信期間予測部を備え、
    前記非受信期間において前記受信装置のうち少なくとも一部の動作を停止することを特徴とする受信装置。
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