JP3760943B2 - 撮像装置および動画のノイズ処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、被写体を撮像し、動画を構成するフレームを順次に生成する撮像装置の技術に関する。
デジタルカメラ(撮像装置)による動画撮影では、高画素化に伴って感度不足の傾向にあり、低照度時のノイズ増加は避けられない状況となっている。
そこで、低照度時の動画撮影を改善するための技術として、フレームレートを減少させてノイズ除去を図る技術が、例えば特許文献1に開示されている。
また、循環フィルタ(帰還フィルタ)を用いフレーム間の相関に基づいてノイズ除去を図る技術が、例えば特許文献2に開示されている。この帰還フィルタ処理を概念的に表した図12を参照しつつ簡単に説明する。
図12は、従来技術に係る循環フィルタ処理を説明するためのブロック図である。
撮像素子で生成された画像データ(ベイヤーデータ)は、画素補間部81で画素補間され、画素補間された画像データは、色差マトリクス部82で色空間が変換された後に2つの循環フィルタ部83に入力される。そして、これらの循環フィルタ部83における帰還フィルタ処理により、動画撮影でのノイズ除去が行われる。
特開2003−87633号公報 特開平6−38098号公報
上記の特許文献1の技術では、低照度時の動画撮影においてフレームレートを低減させるため、1フレームの画像のブレが大きくなるとともに画像の追従性が悪くなり、被写体の動きが速いと滑らかな動画の取得が困難となる。
また、上記の特許文献2の技術では、低照度時の動画撮影において循環フィルタ処理を行うため、少ない帰還量でも一定のノイズ軽減が図れるものの、特許文献1の技術に比べて撮影された動画の品質が低下する。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、低照度時の動画撮影において適切なノイズ除去の処理を行える撮像装置の技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、撮像装置であって、(a)被写体を撮像し、動画を構成するフレームを順次に生成する動画撮影手段と、(b)前記動画撮影手段で順次生成されたフレームの画像に帰還係数を乗じて第1ノイズ処理を行う循環フィルタ手段と、(c)前記動画撮影手段におけるフレームレートを低減させる第2ノイズ処理を行うフレームレート低減手段と、(d)所定の低照度撮影条件を満たす場合には、前記第1ノイズ処理および前記第2ノイズ処理のうち一方を選択可能にする選択手段と、(e)被写体の動きを検出する動体検出手段とを備え、前記選択手段は、前記被写体の動きに応じて、前記第1ノイズ処理および前記第2ノイズ処理のうち一方を選択する手段を有する。
また、請求項2の発明は、撮像装置であって、(a)被写体を撮像し、動画を構成するフレームを順次に生成する動画撮影手段と、(b)前記動画撮影手段で順次生成されたフレームの画像に帰還係数を乗じて第1ノイズ処理を行う循環フィルタ手段と、(c)前記動画撮影手段におけるフレームレートを低減させる第2ノイズ処理を行うフレームレート低減手段と、(d)所定の低照度撮影条件を満たす場合には、前記第1ノイズ処理および前記第2ノイズ処理のうち一方を選択可能にする選択手段と、(e)撮影レンズに係る焦点距離を変更する焦点距離変更手段を備え、前記選択手段は前記焦点距離に応じて、前記第1ノイズ処理および前記第2ノイズ処理のうち一方を選択する手段を有する。
また、請求項3の発明は、撮像装置であって、(a)被写体を撮像し、動画を構成するフレームを順次に生成する動画撮影手段と、(b)前記動画撮影手段で順次生成されたフレームの画像に帰還係数を乗じて第1ノイズ処理を行う循環フィルタ手段と、(c)前記動画撮影手段におけるフレームレートを低減させる第2ノイズ処理を行うフレームレート低減手段と、(d)所定の低照度撮影条件を満たす場合には、前記第1ノイズ処理および前記第2ノイズ処理のうち一方を選択可能にする選択手段と、(e)三脚が接続される接続部と、(f)前記接続部に対する三脚の接続の有無を検出する三脚検出手段とを備え、前記選択手段は前記三脚の接続の有無に応じて、前記第1ノイズ処理および前記第2ノイズ処理のうち一方を選択する手段を有する。
また、請求項4の発明は、動画のノイズ処理方法であって被写体を撮像し、動画を構成するフレームを順次に生成する動画撮影工程と所定の低照度撮影条件を満たす場合には、前記動画撮影工程において順次生成されたフレームの画像に帰還係数を乗じる第1ノイズ処理、および前記動画撮影工程におけるフレームレートを低減させる第2ノイズ処理のうち一方を選択可能にする選択工程と、被写体の動きを検出する動体検出工程とを備え、前記選択工程は、前記被写体の動きに応じて、前記第1ノイズ処理および前記第2ノイズ処理のうち一方を選択する工程を有する。
また、請求項5の発明は、動画のノイズ処理方法であって、被写体を撮像し、動画を構成するフレームを順次に生成する動画撮影工程と、所定の低照度撮影条件を満たす場合には、前記動画撮影工程において順次生成されたフレームの画像に帰還係数を乗じる第1ノイズ処理、および前記動画撮影工程におけるフレームレートを低減させる第2ノイズ処理のうち一方を選択可能にする選択工程と、撮影レンズに係る焦点距離を変更する焦点距離変更工程とを備え、前記選択工程は、前記焦点距離に応じて、前記第1ノイズ処理および前記第2ノイズ処理のうち一方を選択する工程を有する。
また、請求項6の発明は、動画のノイズ処理方法であって、三脚が接続される接続部を有する撮像装置で被写体を撮像し、動画を構成するフレームを順次に生成する動画撮影工程と、所定の低照度撮影条件を満たす場合には、前記動画撮影工程において順次生成されたフレームの画像に帰還係数を乗じる第1ノイズ処理、および前記動画撮影工程におけるフレームレートを低減させる第2ノイズ処理のうち一方を選択可能にする選択工程と、前記接続部に対する三脚の接続の有無を検出する三脚検出工程とを備え、前記選択工程は、前記三脚の接続の有無に応じて、前記第1ノイズ処理および前記第2ノイズ処理のうち一方を選択する工程を有する。
請求項1ないし請求項6の発明によれば、所定の低照度撮影条件を満たす場合には、順次生成されたフレームの画像に帰還係数を乗じる第1ノイズ処理、およびフレームレートを低減させる第2ノイズ処理のうち一方を選択可能にする。その結果、低照度時の動画撮影において適切なノイズ除去の処理を行える。
また、請求項1および請求項4の発明においては、被写体の動きに応じて第1ノイズ処理および第2ノイズ処理のうち一方を選択するため、ノイズ除去処理の切替えを適切に行える。
また、請求項2および請求項5の発明においては、焦点距離に応じて第1ノイズ処理および第2ノイズ処理のうち一方を選択するため、ノイズ除去処理の切替えを適切に行える。
また、請求項3および請求項6の発明においては、三脚の接続の有無に応じて第1ノイズ処理および第2ノイズ処理のうち一方を選択するため、ノイズ除去処理の切替えを適切に行える。
<第1実施形態>
<撮像装置の要部構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る撮像装置1Aの要部構成を示す図である。ここで、図1(a)〜(c)は、それぞれ撮像装置1Aの正面図、背面図および上面図に相当している。
撮像装置1Aは、デジタルカメラとして構成されており、撮影レンズ10を備えている。また、撮像装置1Aの前面には、被写体に関する測光を行って、輝度信号を生成する測光センサ11が設けられている。
撮像装置1Aは、その上面にモード切替スイッチ12とシャッターボタン13とNRモード選択スイッチ17とが設けられている。
モード切替スイッチ12は、被写体を撮像してその静止画を記録する静止画撮影モード(RECモード)と、動画撮影を行う動画モード(MOVEモード)と、メモリカード9(図2参照)に記録された画像を再生する再生モード(PLAYモード)とを切替えるためのスイッチである。
シャッターボタン13は、半押し状態(S1オン)と、さらに押し込まれた全押し状態(S2オン)とを検出可能な2段階スイッチになっている。上記の静止画撮影モードにおいてシャッターボタン13が半押しされると、ズーム・フォーカスモータドライバ47(図2参照)が駆動されて、合焦位置に撮影レンズ10を移動させる動作が行われる。一方、静止画撮影モードにおいてシャッターボタン13が全押しされると、本撮影動作、つまり記録用の撮影動作が行われる。
NR(ノイズリダクション)モード選択スイッチ17は、低照度時の動画撮影において循環フィルタ処理(後述)を利用したノイズ除去処理「NR1」と、マルチフレーム露光(後述)によるノイズ除去処理「NR2」と、2種類のノイズ処理NR1、NR2を状況に応じて自動的に選択する「Auto」とを切替えるためのスイッチであり、操作入力を受付ける入力手段として機能する。
撮像装置1Aの背面には、撮影された画像などを表示するLCD(Liquid Crystal Display)モニタ42と、電子ビューファインダー(EVF)43と、手ブレ補正スイッチ14と、コマ送り・ズームスイッチ15とが設けられている。
手ブレ補正スイッチ14は、手ブレセンサ49(図2)で検出される手ブレが撮影に悪影響を及ぼさないように手ブレ補正アクチュエータドライバ48(図2)を駆動させて手ブレ補正を行う手ブレ補正モードに設定するためのスイッチである。ここで、撮像センサ16は、例えばリニア駆動を行う2つのアクチュエータによって、撮影レンズ10の光軸に直交する方向に2次元の移動が可能となっている。
コマ送り・ズームスイッチ15は、4つのボタンで構成され、再生モードにおける記録画像のコマ送りや、撮影時のズーミングを指示するためのスイッチである。このコマ送り・ズームスイッチ15の操作により、ズーム・フォーカスモータドライバ47が駆動されて、撮影レンズ10に関する焦点距離を変更できる。
図2は、撮像装置1Aの機能ブロックを示す図である。
撮像装置1Aは、撮像センサ16と、撮像センサ16にデータ伝送可能に接続する信号処理部2と、信号処理部2に接続する画像処理部3と、画像処理部3に接続するカメラ制御部40Aとを備えている。
撮像センサ16は、R(赤)、G(緑)、B(青)の原色透過フィルターがピクセル単位に市松状に配列(ベイヤー配列)されたエリアセンサ(撮像素子)として構成されており、全画素読み出しタイプである。この撮像センサ16は、被写体を撮像し、動画を構成するフレームをRAW画像データ(ベイヤーデータ)として順次に生成する動画撮影手段として機能する。
信号処理部2は、CDS21とAGC22とA/D変換部23とを有している。
撮像センサ16で取得され出力されるアナログ画像信号は、CDS21でサンプリングされノイズが除去された後、AGC22により撮影感度に相当するアナログゲインが乗算されて感度補正が行われる。
A/D変換部23は、14ビットの変換器として構成されており、AGC22で正規化されたアナログ信号をデジタル化する。デジタル変換された画像信号は、画像処理部3で所定の画像処理が施されて画像ファイルが生成される。
画像処理部3は、RAW加算部30およびデジタル処理部3pと画像圧縮部35とを備えている。また、画像処理部3は、測距演算・動き検出部36とOSD部37とビデオエンコーダー38とメモリカードドライバ39とを備えている。
デジタル処理部3pは、画素補間部31と解像度変換部32とホワイトバランス制御部33とガンマ補正部34とを有している。
画像処理部3に入力された画像データは、撮像センサ16の読出しに同期し画像メモリ41に書込みまれる。以後は、この画像メモリ41に格納された画像データにアクセスし、画像処理部3で各種の処理が行われる。
画像メモリ41内の画像データは、まずホワイトバランス制御部33によりRGB各画素が独立にゲイン補正され、RGBのホワイトバランス補正が行われる。このホワイトバランス補正では、撮影被写体から本来白色となる部分を輝度や彩度データ等から推測し、その部分のR、G、Bそれぞれの平均値とG/R比およびG/B比とを求め、これらの情報に基づいてRおよびBの補正ゲインとして制御される。
ホワイトバランス補正された画像データは、画素補間部31でRGB各画素をそれぞれのフィルターパターンでマスキングした後、高帯域まで画素値を有するG画素については、メディアン(中間値)フィルタで周辺4画素の中間2値の平均値に置換する。また、R画素およびB画素に関しては、周囲の9画素で同色に対して平均補間する。
画素補間された画像データは、ガンマ補正部34で各出力機器に合った非線形変換、具体的にはガンマ補正およびオフセット調整が行われ、画像メモリ41に格納される。
そして、画像メモリ41に格納された画像データは、解像度変換部32で設定された画素数に水平垂直の縮小または間引きが行われ、画像圧縮部35で圧縮処理を行った後、メモリーカードドライバ39にセットされるメモリーカード9に記録される。この画像記録時には、指定された解像度の撮影画像が記録されるとともに、再生表示用のスクリーンネイル画像(VGA)が作成され、上記の撮影画像にリンクさせて記録される。そして、画像再生時には、スクリーンネイル画像をLCDモニタ42に表示することで高速な画像表示が可能となる。
また、解像度変換部32では、画像表示時についても画素間引きを行って、LCDモニタ42やEVF43に表示するための低解像度画像を作成する。プレビュー時には、画像メモリ41から読出された640×240画素の低解像度画像がビデオエンコーダ38でNTSC/PALにエンコードされ、これをフィールド画像としてLCDモニタ42やEVF43で画像再生が行われる。
測距演算・動き検出部36では、画像を複数のブロックに分割してブロックごとにBPF処理を行うことにより合焦域の周波数成分を抽出し、これを各フレーム単位で比較することでフォーカスレンズの駆動が行われる。そして、このようなビデオ(映像)AFが行われて合焦が完了した後には、各ブロックにおける評価値の変移量によって被写体の移動を検出し、再びAFの制御が行われることとなる。
このAF評価値については、AF動作時において測距ターゲットが移動した場合には、低い値となり、一定の合焦状態に移行した場合には、高い値が出力される。このような特性のAF評価値を利用することによって、被写体の動きが検出できることとなる。
OSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)部37は、各種の文字、記号およびフレーム等を生成し、表示画像の任意位置に重ねることが可能である。このOSD部37により、LCDモニタ42には各種の文字、記号およびフレーム等が必要に応じて表示できる。
カメラ制御部40Aは、CPUおよびメモリを備え、撮像装置1Aの各部を統括的に制御する部位である。具体的には、上記のモード切替スイッチ12やシャッターボタン13などを有するカメラ操作スイッチ50に対して撮影者が行う操作入力を処理する。また、カメラ制御部40Aは、撮影者によるモード設定スイッチ12の操作により、被写体を撮像してその画像データを記録する静止画撮影モードや動画モード、再生モードへの切替えを行う。
三脚検出部51は、撮像装置1Aの下面に設けられている三脚穴52(図1(a)(b)に破線で図示)に三脚が取り付けられたことを検出する部位である。すなわち、三脚検出部51は、三脚が接続される三脚穴(接続部)52に対する三脚の接続の有無を検知する三脚検出手段として機能する。
撮像装置1Aは、本撮影前の撮影準備状態において被写体を動画的態様でLCDモニタ42に表示するプレビュー表示(ライブビュー表示)時には、絞り44の光学絞りが絞りドライバー45によって開放固定となる。また、シャッタースピード(SS)に相当する撮像センサ16の電荷蓄積時間(露光時間)に関しては、撮像センサ16で取得したライブビュー画像に基づき、カメラ制御部40Aが露出制御データを演算する。そして、算出された露出制御データに基づいて予め設定されたプログラム線図により、撮像センサ16の露光時間が適正となるようにタイミングジェネレーターセンサドライバー46に対するフィードバック制御が行われる。
そして、撮像センサ16において電荷蓄積が完了すると、光電変換された信号は遮光された撮像センサ16内の転送路にシフトされ、転送路からバッファを介して読出しが行われる。
以上のような構成を有する撮像装置1Aにおいては、低照度時の動画撮影において2種類のノイズ除去処理を行えるようになっているが、これらのノイズ処理について以下で詳しく説明する。
<循環フィルタ処理(NR1)について>
図3は、撮像装置1Aにおける循環フィルタ処理を説明するための図である。
撮像装置1Aでは、画像処理部3に黒補正部24と傷補正部25と循環フィルタ部26とシェーディング補正部27とホワイトバランス(WB)アンプ部28とが設けられている。これらの各部においては、撮像センサ16で生成され信号処理部2から出力されたデジタル信号のRAW画像データに対する画像処理が行われる。このRAW画像データとは、撮像センサ16から出力された画像データであって画素補間前の画像データのことをいう。
また、画像処理部3には、図2に示す画素補間部31およびガンマ補正部34の他に、例えば3×3行列(マトリクス)を用いて色補正などを行うマトリクス部61および色差マトリクス部62と、輪郭補正部63とが設けられている。
黒補正部24は、撮像センサ16で生成されたフレームのRAW画像データに対して黒レベル補正を行う部位である。
傷補正部25は、撮像センサ16で生成されたフレームのRAW画像データにおいて傷、すなわち画素欠陥が存在する場合に、この画素欠陥の補正を行う部位である。
循環フィルタ部26は、相関検出部261とアンプ部262と加算部263と帰還アンプ部264とフレーム遅延部265とを有している。
この循環フィルタ部26では、フレームメモリを有して画像データを保持するフレーム遅延部265から出力された1フレーム前の画像に帰還アンプ部264でゲイン係数(帰還係数)を乗算した信号と、現在のフレーム画像にアンプ部262で設定されるゲイン係数を乗算した信号とを加算部263で加算する。すなわち、循環フィルタ部26では、撮像センサ16で生成された現フレームのRAW画像と1フレーム前のRAW画像との差分に、帰還係数を乗じて現フレームのRAW画像から減じるノイズ処理(第1ノイズ処理)が行われることとなる。
上記の帰還アンプ部264の帰還係数は、現在のフレーム画像と前フレームの画像との相関に応じて決定される。具体的には、フレーム間の相関が大きい場合、帰還アンプ部264の帰還係数を大きくとって帰還量を多くし相関のないノイズを抑制する。一方、フレーム間の相関が小さい場合に帰還係数を大きくすると画像のブレが生じるため、フレーム相関が小さい場合には、帰還係数を小さくして帰還量を少なくし、画像の劣化を最小限に抑える。
この帰還係数の制御については、相関検出部261においてAF評価値に基づくフレーム間の相関が求められ、この相関に応じた帰還係数が設定される。
シェーディング補正部27は、循環フィルタ部26でフィルタ処理が行われたフレームのRAW画像データに対して、撮影レンズ10などによって画像の中央部と周辺部とで光量が異なること、具体的には周辺部が暗くなることを補正する部位である。このシェーディング補正部27では、画像の各部において異なる増幅率で増幅する処理が行われる。
WBアンプ部28は、上述したホワイトバランス制御部33に対応する部位で、循環フィルタ部26でフィルタ処理が行われたフレームのRAW画像データに対してRGBのホワイトバランス補正が行われる。
WBアンプ部28でホワイトバランス補正が行われたフレームのRAW画像データは、画素補間部31で画素補間され、マトリクス部61でマトリクス演算が行われる。そして、ガンマ補正部34においてガンマ補正が施され、色差マトリクス部62で輝度信号(Y)と色差信号(C)とに変換された後に、輪郭補正部63で輪郭補正が行われる。
撮像装置1Aでは、上述した循環フィルタ部26により、低照度時の動画撮影においてノイズ除去処理NR1が行えることとなる。
図4は、撮像装置1Aにおける循環フィルタ処理の動作を示すフローチャートである。本動作は、カメラ制御部40Aによって実行される。
ステップS1では、帰還係数をデフォルト値(例えば0.2)にセットする。すなわち、循環フィルタ部26の帰還アンプ部264におけるゲイン係数を初期値に設定する。
ステップS2では、VGA画像を動画像として読み出す。すなわち、撮像センサ16からフレーム画像の読出しが行われる。
ステップS3では、ステップS2で読み出された画像データに基づき、露光量の演算を行い、最適なシャッター速度、絞り値(Fno)およびAGC部22のAGCゲインを算出する。
ステップS4では、ステップS3で算出された絞り値に基づき、絞り44の光学絞りが絞りドライバー45によって駆動される。
ステップS5では、ステップS3で算出されたAGCゲインに基づき、AGC22のゲイン係数がセットされる。
ステップS6では、AGC22における設定ゲインが所定値Ref1より大きいかを判定する。ここで、撮影感度に相当するAGCゲインが所定値Ref1より大きい場合には、低照度時と判断してステップS7に進み、所定値Ref1以下である場合には、ステップS13に進む。
ステップS7では、測距演算・動き検出部36で算出されたAF評価値が所定値Ref2より大きいかを判定する。これは、AF評価値が一定以上である場合には、上述したように、ある程度被写体が静止していると判断できるため、この場合に循環フィルタ部26におけるフィルタ処理を積極的に行わせるようにするための判定動作となる。ここで、AF評価値が所定値Ref2より大きい場合には、ステップS8に進み、所定値Ref2以下である場合には、ステップS13に進む。
ステップS8では、AF評価値に基づくフレーム間の相関度が高いか否かを判定する。ここで、相関度が高い場合には、ステップS9に進み、相関度が低い場合には、ステップS10に進む。
ステップS9では、帰還アンプ部264の帰還係数を増加させる。この場合、例えば帰還係数が0.1加算される。
ステップS10では、帰還アンプ部264の帰還係数を減少させる。この場合、例えば帰還係数が0.1減算される。
ステップS11では、帰還係数のリミッタ処理を行う。すなわち、帰還係数が上限値(例えば0.8)より大きい場合には、この上限値に制限され、帰還係数が下限値(例えば0)より小さい場合には、この下限値に制限される。これにより、過剰なフィードバックが抑制され、適切なノイズ除去を行えることとなる。
ステップS12では、循環フィルタ部26により循環フィルタ処理を行う。
ステップS13では、帰還アンプ部264の帰還係数をデフォルト値(例えば0.2)にセットする。
ステップS14では、フレームの画像データに対して画像処理部3で撮像処理を行う。
ステップS15では、ビデオ画像(動画)が出力される。
ステップS16では、ステップS15で出力されたビデオ画像が、LCDモニタ42などの表示部に表示される。
ステップS17では、動画撮影を終了したかを判定する。具体的には、動画撮影を終了させるためのシャッターボタン13への操作が撮影者によって行われたかを判断する。ここで、動画撮影を終了しない場合には、ステップS2に戻って動画撮影を継続する。
<マルチフレーム露光(NR2)について>
撮像装置1Aでは、低照度時の動画撮影におけるノイズ処理NR2として、マルチフレーム露光を行えるようになっている。
このマルチフレーム露光においては、タイミングジェネレータセンサードライバー46の制御により動画撮影のフレームレートを低減させて、撮像センサ16の露光時間を長くするノイズ処理(第2ノイズ処理)が行われる。そして、この際には、撮影時の感度を一定に抑える、つまり信号処理部2のAGC22のアンプゲインを低くできるため、ノイズ低減を図れることとなる。マルチフレーム露光では、低照度時において撮像センサ16の露光量を多く確保して適正露光とする必要があるため、例えば絞り44を開放の状態で、かつ撮像センサ16の電荷蓄積時間が複数のフレームに渡る時間(マルチフレーム露光)に設定されることとなる。
以上のような2種類のノイズ処理NR1、NR2を行える撮像装置1Aの動作を以下で説明する。
<撮像装置1Aの動作>
図5は、撮像装置1Aの基本的な動作を示すフローチャートである。本動作は、カメラ制御部40Aによって実行される。
ステップS21〜S24では、図4のフローチャートに示すステップS2〜S5と同様の動作を行う。
ステップS25では、動画撮影に設定されているかを判定する。具体的には、モード切替スイッチ12が動画モードに選択されているかを判断する。ここで、動画撮影に設定されている場合には、ステップS26に進み、動画撮影に設定されていない場合には、ステップS32に進む。
ステップS26では、動画NRが自動設定となっているかを判定する。すなわち、NRモード選択スイッチ17が、「Auto」に設定されているか否かを判断する。ここで、動画NRが自動設定となっている場合には、ステップS27aに進み、自動設定となっていない場合には、ステップS27bに進む。
ステップS27aでは、AGC22における設定ゲインが所定の閾値Ref1より大きいかを判定する。ここで、撮影感度に相当するAGCゲインが所定値Ref1より大きい場合には、低照度と判断してステップS28に進み、所定値Ref1以下である場合には、ステップS32に進む。
ステップS27bでは、ステップS27aと同様にAGC22における設定ゲインが所定の閾値Ref1より大きいかを判定する。ここで、AGCゲインが所定値Ref1より大きい場合には、S29に進み、所定値Ref1以下である場合には、ステップS32に進む。
上記のステップS27aおよびステップS27bの動作により、AGCゲインが所定値Ref1より大きいという低照度撮影条件を満たす場合には、ステップS30で行われる循環フィルタ処理(第1ノイズ処理)と、ステップS31で行われるマルチフレーム露光(第2ノイズ処理)との一方を選択できることとなる。
ステップS28では、撮影レンズ10の焦点距離が望遠に設定されているかを判定する。この望遠の設定とは、例えば135mm換算で85mm以上、好ましくは100mm以上に設定されていることをいう。
循環フィルタ処理の場合には、帰還係数の大小によって画像のブレ量(流れ量)をコントロールできるため、手ブレが生じやすい望遠でも扱い易い。一方、望遠においてマルチフレーム露光を行う場合には、各フレームの露光時間が長くなるために画像のブレを生じやすく、またフレームレートも低くなるため、ブレによる画像の乱れも目立ち易くなる。
逆に、望遠でないワイドな画角の場合には、被写体のブレが発生しにくいため、実効感度を下げるマルチフレーム露光の方が1フレームごとのクオリティが上がり、画質の向上が図れる。
以上のような理由により、ステップS28では望遠設定の有無を判断している。
そして、ステップS28において、望遠の焦点距離に設定されている場合には、ステップS30に進み、望遠の焦点距離に設定されていない場合には、ステップS31に進む。
これにより、焦点距離に応じて循環フィルタ処理(第1ノイズ処理)およびマルチフレーム露光(第2ノイズ処理)のうち一方が選択されて、ノイズ処理が切替えられることとなる。
ステップS29では、動画撮影時のノイズ処理として、マニュアルで循環フィルタ処理が選択されているかを判定する。すなわち、NRモード選択スイッチ17が、「NR1」に設定されているか否かを判断する。ここで、循環フィルタ処理が選択されている場合には、ステップS30に進み、循環フィルタ処理ではなくマルチフレーム露光が選択されている場合には、ステップS31に進む。
上記のステップS29において、NRモード選択スイッチ17に対する操作入力に応じて循環フィルタ処理(第1ノイズ処理)およびマルチフレーム露光(第2ノイズ処理)のうち一方が選択されることとなる。これにより、撮影者の意図したノイズ処理を行える。
ステップS30では、循環フィルタ処理を行う。
ステップS31では、上述したマルチフレーム露光を行う。
ステップS32〜S35では、図4のフローチャートに示すステップS14〜S17と同様の動作を行う。
以上のように撮像装置1Aでは、望遠設定の有無、つまり撮影レンズ10の焦点距離に応じて循環フィルタ処理またはマルチフレーム露光が選択されるため、画像の乱れなどの発生を防止しつつ最適なノイズ低減処理が可能となる。
なお、上記のステップS28においては、閾値の焦点距離を境にして厳格に循環フィルタ処理(ステップS30)とマルチフレーム露光(ステップS31)との切替えを行うのは必須でなく、ヒステリシスを持たせて切替るようにしても良い。例えば85mm以上を超える焦点距離から徐々に低下して閾値の焦点距離である85mm以下となっても、例えば70mmまでは循環フィルタ処理の状態を維持するノイズ制御を行うようにする。これにより、閾値の焦点距離を中心に焦点距離が変動しても、循環フレーム処理とマルチフレーム露光との切替えが頻繁に発生せず、スムーズなノイズ除去処理が行えることとなる。
また、第1実施形態の撮像装置1Aについては、以下で説明する図6のフローチャートに示す動作を行うようにしても良い。
図6に示すフローチャートは、図5に示すフローチャートに対してステップS36の動作が追加されている。
このステップS36では、三脚の固定が検出されたかを判定する。具体的には、三脚検出部51で、三脚が三脚穴52に取付けられたことが検出されたか否かを判断する。ここで、三脚の固定が検出された場合には、ステップS31に進み、マルチフレーム露光を行う。一方、三脚の固定が検出されない場合には、ステップS30に進んで、循環フィルタ処理を行う。
これにより、三脚の接続の有無に応じて循環フィルタ処理(第1ノイズ処理)およびマルチフレーム露光(第2ノイズ処理)のうち一方が選択されることとなる。
以上のように三脚取付けの有無を判断することにより、望遠に設定される場合であっても三脚の固定が検出された場合には手ブレの要因が解消されるため、マルチフレーム露光によって適切なノイズ除去を行える。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る撮像装置1Bについては、図1および図2に示すように、第1実施形態の撮像装置1Aと類似の構成を有しているが、カメラ制御部が異なっている。
すなわち、撮像装置1Bのカメラ制御部40Bでは、被写体の動きに応じて第1実施形態で説明した循環フィルタ処理とマルチフレーム露光とを切替える動作を行うためのプログラムがメモリに格納されている。この動作について、以下で説明する。
<撮像装置1Bの動作>
図7は、撮像装置1Bの基本的な動作を示すフローチャートである。本動作は、カメラ制御部40Bによって実行される。
ステップS41〜S47aおよびS47bでは、図5のフローチャートに示すステップS21〜S27aおよびS27bと同様の動作を行う。
ステップS48では、動体が検出されたかを判定する。具体的には、測距演算・動き検出部36において、人物などの主被写体の移動が検出されたか否かを判断する。
このように動体の検出を判断するのは、動体の場合には被写体の動きに強い循環フィルタ処理を選択し、動体でない場合つまり静止被写体の場合には、マルチフレーム露光を選択させるためである。これにより、動画撮影時における被写体の移動によるブレに起因するノイズを低減できることとなる。
このステップS48において、動体が検出された場合には、ステップS50に進み、動体が検出されない場合には、ステップS51に進む。これにより、被写体の動きに応じて、循環フィルタ処理(第1ノイズ処理)およびマルチフレーム露光(第2ノイズ処理)のうち一方が選択されることとなる。
ステップS49〜S55では、図5のフローチャートに示すステップS29〜S35と同様の動作を行う。
以上のように撮像装置1Bでは動体の検出に応じて循環フィルタ処理およびマルチフレーム露光のうち一方を選択するため、最適なノイズ低減処理が可能となる。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態に係る撮像装置1Cについては、図1および図2に示すように、第1実施形態の撮像装置1Aと類似の構成を有しているが、カメラ制御部が異なっている。
すなわち、撮像装置1Cのカメラ制御部40Cでは、撮影モードによって2種類のノイズ低減処理を適切に選択するためのプログラムがメモリに格納されている。
2種類のノイズ低減処理については、第1実施形態で説明した循環フィルタ処理と、マルチフレーム露光によるノイズ低減処理とが選択可能となっている。そして、撮像装置1Cでは、撮影モード(スポーツモード、夜景モード、マクロモード)の設定状態に応じて上記の2種類のノイズ処理の切替えが可能となっている。
上記の撮影モードについては、例えばLCDモニタ42に表示されるメニュー画面において、コマ送り・ズームスイッチ15に対する撮影者の操作により、「スポーツモード」、「夜景モード」および「マクロモード」の各撮影モードが設定可能となっている。すなわち、撮影者は、コマ送り・ズームスイッチ15の操作によって複数の撮影モードを選択的に指定できることとなる。
<撮像装置1Cの動作>
図8は、撮像装置1Cの基本的な動作を示すフローチャートである。本動作は、カメラ制御部40Cによって実行される。
ステップS61〜S67aおよびS67bでは、図5のフローチャートに示すステップS21〜S27aおよびS27bと同様の動作を行う。
ステップS68では、スポーツモードに設定されているかを判定する。具体的には、LCDモニタ42に表示されるメニュー画面において、「スポーツモード」が選択されたかを判断する。
ここで、スポーツモードの設定を判断するのは、スポーツモードが選択された場合には高速シャッターが優先されるため、露光時間が複数のフレームに渡るマルチフレーム露光を行わずに、循環フィルタ処理によるノイズ除去を行うためである。
ステップS68において、スポーツモードに設定されている場合には、ステップS72に進み、スポーツモードに設定されていない場合には、ステップS69に進む。
ステップS69では、夜景モードに設定されているかを判定する。具体的には、LCDモニタ42に表示されるメニュー画面において、「夜景モード」が選択されたかを判断する。
ここで、夜景モードの設定を判断するのは、一般に手ブレが生じやすい夜景モードが選択された場合には三脚の使用が想定されるので、循環フィルタ処理でなくマルチフレーム露光によってノイズ除去を行うのが好ましいためである。
ステップS69において、夜景モードに設定されている場合には、ステップS73に進み、夜景モードに設定されていない場合には、ステップS70に進む。
ステップS70では、マクロモードに設定されているかを判定する。具体的には、LCDモニタ42に表示されるメニュー画面において、「マクロモード」が選択されたかを判断する。
ここで、マクロモードの設定を判断するのは、一般に手ブレが生じやすいマクロモードが選択された場合には三脚の使用が想定されるので、循環フィルタ処理でなくマルチフレーム露光によってノイズ除去を行うのが好ましいためである。
ステップS70において、マクロモードに設定されている場合には、ステップS73に進み、マクロモードに設定されていない場合には、ステップS72に進む。
以上のステップS68〜S70の動作により、指定される撮影モードに応じて、循環フィルタ処理(第1ノイズ処理)およびマルチフレーム露光(第2ノイズ処理)のうち一方が選択されることとなる。
ステップS71〜S77では、図5のフローチャートに示すステップS29〜S35と同様の動作を行う。
以上のように撮像装置1Cでは、設定される撮影モードに応じて循環フィルタ処理およびマルチフレーム露光のうち一方を選択するため、最適なノイズ低減処理が可能となる。
<第4実施形態>
本発明の第4実施形態に係る撮像装置1Dについては、図1および図2に示すように、第1実施形態の撮像装置1Aと類似の構成を有しているが、循環フィルタ部の構成が異なっている。
すなわち、撮像装置1Dの循環フィルタ部26では、図3に示す相関検出部261において、第1実施形態のようにAF評価値だけではなく手ブレセンサ49の計測値(検出値)に基づき帰還係数が設定される。
このような循環フィルタ部26を有する撮像装置1Dの循環フィルタ処理(NR1)の動作を以下で説明する。
<循環フィルタ処理(NR1)について>
図9は、撮像装置1Dにおける循環フィルタ処理の動作を示すフローチャートである。本動作は、カメラ制御部40Dによって実行される。
ステップS81〜S87では、図4のフローチャートに示すステップS1〜S7と同様の動作を行う。
ステップS88では、手ブレ補正がオンであるかを判定する。具体的には、手ブレ補正スイッチ14が押下され、手ブレ補正モードに設定されているかを判断する。ここで、手ブレ補正がオンである場合には、ステップS89に進み、オンでない場合には、ステップS90に進んで帰還係数を0にセットする。
ステップS89では、手ブレセンサ49で検出される手ブレの検出値が所定の閾値Ref3より小さいかを判定する。この際には、ステップS87においてAF評価値が所定値Ref2を超えているため、被写体はある程度静止しているものと推測できる。よって、手ブレの検出値が所定値Ref3より小さい場合には、フレーム相関が高いと判断できるため、ステップS91にて帰還係数を増加させる。一方、手ブレ検出値が所定値Ref3以上である場合には、手ブレによる帰還処理のエラーが生じるため、ステップS92にて帰還係数を減少させることとする。
ステップS91〜S99では、図4のフローチャートに示すステップS9〜S17と同様の動作を行う。
そして、低照度時の動画撮影において、上述した循環フィルタ処理とマルチフレーム露光とを選択可能とすることで、第1実施形態ないし第3実施形態と同様の効果を発揮することとなる。
<第5実施形態>
本発明の第5実施形態に係る撮像装置1Eについては、図1および図2に示すように、第1実施形態の撮像装置1Aと類似の構成を有しているが、循環フィルタ部の構成が異なっている。
すなわち、撮像装置1Eの循環フィルタ部26では、図3に示す相関検出部261において、撮影レンズ10の焦点距離に応じた帰還係数が設定される。
撮影レンズ10の焦点距離(画角)によって手ブレの発生レベルは異なるため、長焦点距離の場合には、手ブレによる小刻みな被写体のブレが生じると想定される。そして、この手ブレにより前後のフレーム間の相関が小さくなる場合に帰還係数を大きくすると、画像の劣化が生じてしまう。そこで、後述のように、撮像装置1Eでは、撮影時の焦点距離に応じた帰還係数の設定、例えば135mm換算で30mm未満、30〜50mm、および50〜100mmの各焦点距離の条件で、帰還アンプ部264の帰還係数を0.8、0.5、および0.2に設定して、循環フィルタ処理を行うこととする。これにより、適切な帰還係数を簡易に決定できる。
このような循環フィルタ部26を有する撮像装置1Eの循環フィルタ処理(NR1)の動作を以下で説明する。
<循環フィルタ処理(NR1)について>
図10は、撮像装置1Eにおける循環フィルタ処理の動作を示すフローチャートである。本動作は、カメラ制御部40Eによって実行される。
ステップS101〜S105では、図4のフローチャートに示すステップS2〜S6と同様の動作を行う。
ステップS106では、撮影レンズ10の焦点距離が100mmより大きいかを判定する。ここで、焦点距離が100mmより大きい場合には、ステップS113に進み、100mm以下である場合には、ステップS107に進む。
ステップS107では、撮影レンズ10の焦点距離が50mmより大きいかを判定する。ここで、焦点距離が50mmより大きい場合には、ステップS109に進み、50mm以下である場合には、ステップS108に進む。
ステップS108では、撮影レンズ10の焦点距離が30mmより大きいかを判定する。ここで、焦点距離が30mmより大きい場合には、ステップS110に進み、30mm以下である場合には、ステップS111に進む。
ステップS109では、帰還アンプ部264の帰還係数を0.2に設定する。
ステップS110では、帰還アンプ部264の帰還係数を0.5に設定する。
ステップS111では、帰還アンプ部264の帰還係数を0.8に設定する。
ステップS112では、図4のフローチャートに示すステップS12と同様の動作を行う。
ステップS113では、帰還アンプ部264の帰還係数を0に設定する。すなわち、循環フィルタ処理を禁止する。
ステップS114〜S117では、図4のフローチャートに示すステップS14〜S17と同様の動作を行う。
そして、低照度時の動画撮影において、上述した循環フィルタ処理とマルチフレーム露光とを選択可能とすることで、第1実施形態ないし第3実施形態と同様の効果を発揮することとなる。
<第6実施形態>
本発明の第6実施形態に係る撮像装置1Fについては、図1および図2に示すように、第1実施形態の撮像装置1Aと類似の構成を有しているが、循環フィルタ部の構成が異なっている。
すなわち、撮像装置1Fの循環フィルタ部26では、図3に示す相関検出部261において、シャッタースピードに応じた帰還係数が設定される。
ここでは、AF評価値が一定値を超えている場合、被写体がある程度静止しているものと判断できるため、この場合には演算されたSSの演算値(設定値)に連動して帰還係数の制御を行うこととする。例えば、SSが1/250s未満、1/250〜1/100s、および1/100〜1/30sの各SS設定の条件で、帰還アンプ部264の帰還係数を0.2、0.5、および0.8に設定して、適切な循環フィルタ処理を行うこととする。この帰還係数の設定については、SSが短時間、つまり高速シャッター時にはフレーム画像間の相関が小さくなるため、帰還係数を大きくすると残像効果が生じ、循環フィルタ処理による不自然な画像が生成されるので、SSが短いほど帰還係数を小さく設定する。一方、1/30s以上のSS(露光時間)については、マルチフレーム撮影を優先するとともに、手ブレを誘発する可能性が高いため、循環フィルタ処理を禁止する。
このような循環フィルタ部26を有する撮像装置1Fの循環フィルタ処理(NR1)の動作を以下で説明する。
<循環フィルタ処理(NR1)について>
図11は、撮像装置1Fにおける循環フィルタ処理の動作を示すフローチャートである。本動作は、カメラ制御部40Fによって実行される。
ステップS121〜S126では、図4のフローチャートに示すステップS2〜S7と同様の動作を行う。
ステップS127では、SS(シャッタースピード)の演算値が1/30sより小さいかを判定する。ここで、1/30sより小さい場合には、ステップS128に進み、1/30s以上である場合には、ステップS134に進む。
ステップS128では、SSの演算値が1/250sより小さいかを判定する。ここで、1/250sより小さい場合には、ステップS130に進み、1/250s以上である場合には、ステップS129に進む。
ステップS129では、SSの演算値が1/100sより小さいかを判定する。ここで、1/100sより小さい場合には、ステップS131に進み、1/100s以上である場合には、ステップS132に進む。
ステップS130では、帰還アンプ部264の帰還係数を0.2に設定する。
ステップS131では、帰還アンプ部264の帰還係数を0.5に設定する。
ステップS132では、帰還アンプ部264の帰還係数を0.8に設定する。
ステップS133では、図4のフローチャートに示すステップS12と同様の動作を行う。
ステップS134では、帰還アンプ部264の帰還係数を0に設定する。すなわち、SSの設定値が1/30s以上となるとマルチフレーム露光を優先して、循環フィルタ処理を禁止する。
ステップS135〜S138では、図4のフローチャートに示すステップS14〜S17と同様の動作を行う。
そして、低照度時の動画撮影において、上記の循環フィルタ処理とマルチフレーム露光とを選択可能とすることで、第1実施形態ないし第3実施形態と同様の効果を発揮することとなる。
<変形例>
◎上記の各実施形態においては、AGCの設定ゲインが所定値(Ref1)以上となる低照度撮影条件の場合に、循環フィルタ処理とマルチフレーム露光との選択を可能とするのは必須でなく、被写体輝度が所定値以下となる低照度撮影条件の場合に両ノイズ処理を選択可能とするようにしても良い。
本発明の第1実施形態に係る撮像装置1Aの要部構成を示す図である。 撮像装置1Aの機能ブロックを示す図である。 撮像装置1Aにおける循環フィルタ処理を説明するための図である。 撮像装置1Aにおける循環フィルタ処理の動作を示すフローチャートである。 撮像装置1Aの基本的な動作を示すフローチャートである。 撮像装置1Aの他の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る撮像装置1Bの基本的な動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る撮像装置1Cの基本的な動作を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る撮像装置1Dにおける循環フィルタ処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の第5実施形態に係る撮像装置1Eにおける循環フィルタ処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の第6実施形態に係る撮像装置1Fにおける循環フィルタ処理の動作を示すフローチャートである。 従来技術に係る循環フィルタ処理を説明するためのブロック図である。
符号の説明
1A〜1F 撮像装置
2 信号処理部
3 画像処理部
10 撮影レンズ
14 手ブレ補正スイッチ
15 コマ送り・ズームスイッチ
17 NR(ノイズリダクション)モード選択スイッチ
26、82 循環フィルタ部
36 測距演算・動き検出部
40 カメラ制御部
42 LCDモニタ
48 手ブレ補正アクチュエータドライバ
49 手ブレセンサ
51 三脚検出部
261 相関検出部

Claims (6)

  1. 撮像装置であって、
    (a)被写体を撮像し、動画を構成するフレームを順次に生成する動画撮影手段と、
    (b)前記動画撮影手段で順次生成されたフレームの画像に帰還係数を乗じて第1ノイズ処理を行う循環フィルタ手段と、
    (c)前記動画撮影手段におけるフレームレートを低減させる第2ノイズ処理を行うフレームレート低減手段と、
    (d)所定の低照度撮影条件を満たす場合には、前記第1ノイズ処理および前記第2ノイズ処理のうち一方を選択可能にする選択手段と、
    (e)被写体の動きを検出する動体検出手段と、
    を備え
    前記選択手段は、
    前記被写体の動きに応じて、前記第1ノイズ処理および前記第2ノイズ処理のうち一方を選択する手段、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 撮像装置であって、
    (a)被写体を撮像し、動画を構成するフレームを順次に生成する動画撮影手段と、
    (b)前記動画撮影手段で順次生成されたフレームの画像に帰還係数を乗じて第1ノイズ処理を行う循環フィルタ手段と、
    (c)前記動画撮影手段におけるフレームレートを低減させる第2ノイズ処理を行うフレームレート低減手段と、
    (d)所定の低照度撮影条件を満たす場合には、前記第1ノイズ処理および前記第2ノイズ処理のうち一方を選択可能にする選択手段と、
    (e)撮影レンズに係る焦点距離を変更する焦点距離変更手段と、
    を備え、
    前記選択手段は、
    前記焦点距離に応じて、前記第1ノイズ処理および前記第2ノイズ処理のうち一方を選択する手段、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  3. 撮像装置であって、
    (a)被写体を撮像し、動画を構成するフレームを順次に生成する動画撮影手段と、
    (b)前記動画撮影手段で順次生成されたフレームの画像に帰還係数を乗じて第1ノイズ処理を行う循環フィルタ手段と、
    (c)前記動画撮影手段におけるフレームレートを低減させる第2ノイズ処理を行うフレームレート低減手段と、
    (d)所定の低照度撮影条件を満たす場合には、前記第1ノイズ処理および前記第2ノイズ処理のうち一方を選択可能にする選択手段と、
    (e)三脚が接続される接続部と、
    (f)前記接続部に対する三脚の接続の有無を検出する三脚検出手段と、
    を備え、
    前記選択手段は、
    前記三脚の接続の有無に応じて、前記第1ノイズ処理および前記第2ノイズ処理のうち一方を選択する手段、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  4. 動画のノイズ処理方法であって、
    被写体を撮像し、動画を構成するフレームを順次に生成する動画撮影工程と、
    所定の低照度撮影条件を満たす場合には、前記動画撮影工程において順次生成されたフレームの画像に帰還係数を乗じる第1ノイズ処理、および前記動画撮影工程におけるフレームレートを低減させる第2ノイズ処理のうち一方を選択可能にする選択工程と、
    被写体の動きを検出する動体検出工程と、
    を備え、
    前記選択工程は、
    前記被写体の動きに応じて、前記第1ノイズ処理および前記第2ノイズ処理のうち一方を選択する工程、
    を有することを特徴とする動画のノイズ処理方法。
  5. 動画のノイズ処理方法であって、
    被写体を撮像し、動画を構成するフレームを順次に生成する動画撮影工程と、
    所定の低照度撮影条件を満たす場合には、前記動画撮影工程において順次生成されたフレームの画像に帰還係数を乗じる第1ノイズ処理、および前記動画撮影工程におけるフレームレートを低減させる第2ノイズ処理のうち一方を選択可能にする選択工程と、
    撮影レンズに係る焦点距離を変更する焦点距離変更工程と、
    を備え、
    前記選択工程は、
    前記焦点距離に応じて、前記第1ノイズ処理および前記第2ノイズ処理のうち一方を選択する工程、
    を有することを特徴とする動画のノイズ処理方法。
  6. 動画のノイズ処理方法であって、
    三脚が接続される接続部を有する撮像装置で被写体を撮像し、動画を構成するフレームを順次に生成する動画撮影工程と、
    所定の低照度撮影条件を満たす場合には、前記動画撮影工程において順次生成されたフレームの画像に帰還係数を乗じる第1ノイズ処理、および前記動画撮影工程におけるフレームレートを低減させる第2ノイズ処理のうち一方を選択可能にする選択工程と、
    前記接続部に対する三脚の接続の有無を検出する三脚検出工程と、
    を備え、
    前記選択工程は、
    前記三脚の接続の有無に応じて、前記第1ノイズ処理および前記第2ノイズ処理のうち一方を選択する工程、
    を有することを特徴とする動画のノイズ処理方法。
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