JP3760842B2 - 動力車両の油圧装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、小型トラクタや乗用芝刈機等の動力車両の油圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に小型のトラクタや乗用型芝刈機においては、機体前部にエンジンとギヤポンプを設置し、機体後部には作業機を昇降させる油圧シリンダやコントロールバルブを設けるようにしているものが多い。
【0003】
コントロールバルブとギヤポンプとは鋼管からなる油圧配管を介して接続され、コントロールバルブ内に組み込まれたスプールと油圧操作レバーとは複雑なリンク機構を介して連係されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、小型のトラクタ等においては、構成が簡潔で廉価であると共に分解組立等も簡単に行えるものであることが必須要件であるが、前記したトラクタの場合、ギヤポンプからコントロールバルブまでは長い配管を必要とする他、油圧操作レバーとコントロールバルブとは複雑なリンク類を必要としていたために、ガタ付きが生じる分だけ作動が円滑でなく、また分解組立も面倒で、製造コストも高くなるなどの問題点を有していた。
しかも、配管が長くなればなるほど圧力損失が生じるという問題に加え、振動による所謂ビビリ音が発生し、騒音が生じる原因にもなっていた。
【0005】
本発明の課題は、油圧操作レバーを用いるコントロールバルブの切替操作が円滑に行え、しかもコントロールバルブとギヤポンプとを圧損なく連結し、分解組立を容易にした動力車両の油圧装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記した問題点に鑑みて提案するものであって、このため次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1の発明は、作業機昇降用のメインスプール52と、作動油の一部を作業機昇降用油圧シリンダ34に、残りを他の油圧機器44にそれぞれ送る分流弁50と、メインリリーフバルブ49とを一体に組み込んだコントロールバルブ33を備え、前記コントロールバルブ33を、ミッションケース3の前部に取り付けられ、該ミッションケース3側からの動力によって駆動されるギヤポンプ31の上部に取り付け、コントロールバルブ33から水平横向きに突出した軸70を設け、該軸70には前記メインスプール52を操作する油圧操作レバー41を取り付けた動力車両の油圧装置である。
【0007】
また、請求項2記載の発明では、動力車両の油圧装置の構成の前記コントロールバルブ33の側面に外部油圧取出口60を形成する。
【0008】
また、請求項3記載の発明では、動力車両の油圧装置の構成の前記コントロールバルブ33に嵌合されたメインスプール52を長手方向にスライドさせることによって上げ位置、中立位置、下げ位置の3位置が設定されると共に、前記メインスプール52の下げ側端部とコントロールバルブボディ33A側との間にダンパー室99を設け、下げ開始時の微小下げ領域にダンパー効果を付与させた構成からなるものである。
【0009】
前記構成による作用は次の通りである。
ギヤポンプ31によって送られた作動油は分流弁50を介して一部はコントロールバルブ33のメインスプール52に、残りはパワステ等の他の油圧機器44に送られ、この状態で油圧操作レバー41を上げ側に操作するとメインスプール52が作業機上げ位置に切り換えられて作動油は作業機昇降用の油圧シリンダ34内に流入し、作業機を持ち上げる。
【0010】
反対に油圧操作レバー41を下げ方向側に倒すと油圧シリンダ34内の作動油は油圧タンクであるミッションケース3内に排出されるが、このとき、下げ開始時の微小下げ領域だけダンパー効果が作用し、オペレータはレバー操作時の荷重変化を手に感じることができて、作業機の下降操作を精度良く行なうことができる。
【0011】
【発明の効果】
請求項1の発明は、作業機昇降用のメインスプール52と、作動油の一部を作業機昇降用油圧シリンダ34に残りを他の油圧機器44に送る分流弁50と、メインリリーフバルブ49とを一体に組み込んでコントロールバルブ33を構成し、このコントロールバルブ33を、ミッションケース3からの動力によって駆動されるギヤポンプ31の上部に取り付け、コントロールバルブ33から水平横向きに突出した軸70には前記メインスプール52を操作する油圧操作レバー41を取り付けたものであるから、バルブ33の切替が円滑に行われると共に、コントロールバルブ33とギヤポンプ31とを配管を用いることなく連結できるため、圧損も少なく確実な作動が期待できる。そしてコントロールバルブ33やギヤポンプ31がミッションケース3の上部に集中的に設けられているので分解組立も容易に行える。
【0012】
また、請求項2の発明は、前記コントロールバルブ33の側面に外部油圧取出口60が形成されているので、フロントローダや他の作業機を油圧駆動することができる。
【0013】
また、請求項3の発明は、前記コントロールバルブ33に嵌合されたメインスプール52を長手方向にスライドさせることによって上げ位置、中立位置、下げ位置の3位置が設定されると共に、前記メインスプール52の下げ側端部とコントロールバルブボディ33A側との間にダンパー室99を設け、下げ開始時の微小下げ領域にダンパー効果を付与させたものであるから、下げ開始時の動きをスムーズに行うことができ、例えば、ロータリ耕耘装置等の微妙な耕深調節を簡単に行なうことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、この発明の動力車両の油圧回路の実施例を説明する。まず、動力車両の構成から説明すると、従来周知のトラクタ1は機体の前部にエンジン2を搭載し、このエンジン2の回転動力をミッションケース3の前部に取り付けられた静油圧式無段変速装置(HST)4のポンプ軸5に自在継手6を介して伝達している。
【0015】
なお、以下の図示例についての説明で前又は後というときは、ミッションケース3を配置した側を後とし、その反対側、即ちエンジン2を配置した側を前という。そして、右又は左というときは、機体後部において機体前部側を前側として立つ作業者から見て右手側を右とし、左手側が左としていう。
【0016】
静油圧式無段変速装置4に入った動力はフロア8の右側に設けられたHSTペダル9の踏込量に応じてその斜板の傾倒角が変更され、モータ軸10の回転数と回転方向を制御する。
【0017】
そして、モータ軸10の回転動力はミッションケース3内の図示しない副変速装置によって変速され、一部はデフ装置を介して後車軸12に伝えられて後輪11を駆動し、デフ装置の手前から分岐した動力は前輪駆動軸13に伝えられ、この前輪駆動軸13とフロントアクスルハウジング14に軸支された入力軸15とは前後方向に長い自在継手17を介して連動連結され、前輪19を駆動するように構成している。
【0018】
ミッションケース3の前下部と後下部の2ヵ所には夫々ミッドPTO軸21とリヤPTO軸22が軸架され、これらはミッションケース3内の変速装置とPTOクラッチ23を介して回転動力が伝達される。
【0019】
リヤPTO軸22はトラクタ1の後部に連結される、例えばロータリ耕耘装置のような作業機を駆動するためのものであり、ミッドPTO軸21は前輪19と後輪11との間にあってトラクタ1の腹下部に装着されるモーア24のような作業機を駆動するために利用される。モーア24は機体との間に平行リンク機構25によって昇降自在に連結され、ギヤボックス26から後向きに軸架された入力軸28と前記ミッドPTO軸21とを自在継手29により連動連結してモーア24内の複数個のブレード30を回転させる。
【0020】
ミッションケース3の前部にはギヤポンプ31が取り付けられ、このギヤポンプ31の上部には作業機を昇降させるコントロールバルブ33が着脱自在に取り付けられている。一方、ミッションケース3の上部には単動式油圧シリンダ34を収容している油圧シリンダケース36が設けられ、その左右両側にはリフトアーム38、38が回動可能に枢着されている。前記ギヤポンプ31はミッションケース3内のギヤを介して図示しないポンプ軸を常時回転させる。ギヤポンプ31とミッションケース3の底部とは吸引パイプ32を介して連結され、ミッションケース3内のミッションオイルを兼ねる作動油が、この吸引パイプ32を介してギヤポンプ31内に吸い込まれるように構成している。
【0021】
なお、図1に示す動力車両には、PTOクラッチ入切用の操作レバー40、作業機昇降用の操作レバー41、座席42、ステアリングハンドル43、全油圧式パワステアリングユニット44、パワステアリング用油圧シリンダ45、トラクタ1のシャーシ46、シャーシ46の後部に取り付けられた安全フレーム47などが設けられている。
【0022】
次に、図3に示す油圧回路図に基づいて油圧系全体の構成について説明する。ギヤポンプ31の上部に載置されるコントロールバルブ33はメインリリーフバルブ49と分流弁50とメインスプール52とが一体的に組み込まれて形成されたもので、分流弁50によって大部分の作動油は油圧昇降系のメインスプール52側に送られ、残りの作動油は配管53を経由してパワステアリングユニット44側に送られる。メインスプール52はコントロールバルブ33にスライド自在に嵌合されており、油圧昇降操作レバー41を前後に回動操作してメインスプール52を長手方向にスライドさせる。メインスプール52には「上げ位置」と「中立位置」と「下げ位置」が設定されており、「上げ位置」にすると作動油はコントロールバルブ33から配管54を介して油圧シリンダ34内に送られ、リフトアーム38を上昇側に回動させる。
【0023】
内部に油路が形成された蓋体55をコントロールバルブ33に取り付けると分流弁50側とメインスプール52側とが油路80で連通し、この蓋体55を外すと外部油圧取出用の油路60が形成されて、ここに外部油圧機器、例えばフロントローダ等のバルブ48を接続すれば、外部機器が操作できるようになっている。
【0024】
全油圧式パワステアリングユニット44はステアリングハンドル43によってバルブ44aが切り換えられ、パワステアリング用油圧シリンダ45内に作動油が送り込まれて、そのピストンロッド45aが左右方向に移動して前輪19の操舵を行う。
【0025】
パワステアリングユニット44の戻り側は配管61を介してPTOバルブ63に接続され、このPTOバルブ63がPTO操作レバー40によってONの状態に切り換わるとPTOクラッチ23が接続されて、ミッドPTO軸21とリヤPTO軸22が回転する。なお、この実施例では、ミッションケース3内のシフタを操作することによってミッドPTO軸21とリヤPTO軸22を単独で回転させることも、あるいは同時に回転させることもできる。
【0026】
配管61の途中を分岐させた油路はPTOリリーフバルブ65、チャージフィルタ66を順次介して静油圧式無段変速装置(HST)4に接続される。
【0027】
静油圧式無段変速装置(HST)4には低圧リリーフ67、高圧リリーフ68が配置されている。前述したが、エンジン2等の駆動源MがHSTのポンプ軸5を自在継手6(図1)を介して駆動している。HSTポンプ7の駆動により、HSTモータ18が駆動され走行する。
【0028】
次に図4乃至図6の構成について簡単に説明する。
図4は静油圧式無段変速装置4を正面から見たときの図で、座席42左側下方に位置するコントロールバルブ33の左右方向内端にはメインスプール52(図3)をスライドさせる回動軸70が水平内向きに突設されており、この回動軸70に延長軸71が取り付けられ、該延長軸71の突出端に、前記座席42の右側に位置する油圧昇降操作レバー41の下端部が取り付けられる。
【0029】
このように、メインスプール52をスライドさせる回動軸70に延長軸71を取り付け、これに直接油圧昇降操作レバー41を取り付けているので、従来のようにリンクを介装する方式に比べ作動が円滑となると共に、余分な部品が不要となるため製造コストも抑えることができる。
【0030】
図5は静油圧式無段変速装置4とミッションケース3を横からみたときの側面図であり、図6はその平面図であり、静油圧式無段変速装置4のポンプ軸5前部には冷却用ファン72を取り付け、エンジン駆動中はこの冷却用ファン72で静油圧式無段変速装置4本体部を冷却するようにしている。全油圧式パワステアリングユニット44からの戻り側の作動油は配管61を経由してPTOバルブ63に至り、PTO操作レバー40を回動させることによってバルブ回動軸74を切り換えて作動油をPTOクラッチ23(図3)に導く。
【0031】
次に図7乃至図10に基づいてコントロールバルブ33の構成について説明する。図7はコントロールバルブ33の平断面図であり、バルブボディ33Aの左側には前後に適当間隔をおいてメインリリーフバルブ49と分流弁50を設けている。ギヤポンプ31から送られてくる高圧作動油はバルブボディ33Aに形成した通孔98を通って分流弁50の弁室50aに入り、一部は出口ポート76から配管53を介して全油圧式パワステアリングユニット44に向かう。
【0032】
分流弁50側の通孔78とメインスプール52側の通孔79とは蓋体55に形成した油路80で連通しており、メインスプール52室に入った作動油はこのメインスプール52のスライドにより油路が適宜切り換えられて出口ポート82から配管54を介して油圧シリンダケース36(図1)内の油圧シリンダ34(図4)内に流入する。
【0033】
更に詳述すると油圧昇降操作レバー41を後方に倒してメインスプール52を前側(図7では左側)にスライドさせるとメインスプール52に形成した半月状の小さな開口84が上げ側の室85と連通し、作動油がこの開口84を介して室85に入り、出口ポート82を通って油圧シリンダ34内に流入する。
【0034】
一方、油圧操作レバー41を前側に倒してメインスプール52を後側(図7では右側)に移動させると油圧シリンダ34内に流入していた作動油は同じ配管54を通って室85に入り、小さな開口84aを通過して油圧タンクであるミッションケース3に戻る。メインスプール52の孔86と孔89とは常時連通しており、孔89はアンロード用ポート87と連通し、ポート87には配管94を介してミッションケース3と連通している。
【0035】
なお、メインスプール52とコントロールバルブ33との関係については、図8、図9、図10に基づいて更に詳しく説明する。これらの図はいずれもコントロールバルブ33を右側から見た断面であり、図8はメインスプール52が中立位置にあるときの断面図、図9はメインスプール52が下げ位置にあるときの断面図、図10はメインスプール52が上げ位置にあるときの断面図である。
【0036】
メインスプール52を前後方向にスライドさせる回動軸70の前端外周部には位置決め用の切欠部91が形成されており、スプリング92で付勢された鋼製のディテントボール93が、この切欠部91に入り込むことによってメインスプール52の中立状態を保持するようにしている。
【0037】
回動軸70の内端にはメインスプール52をスライドさせるべくシフター95が下向に固着され、シフター95の下端はメインスプール52上部に形成した凹部96に嵌合される。
【0038】
メインスプール52は3つの大径部52A,52B,52Cと2つの小径部52d、52eとをその長手方向に備え、メインスプール52の中立時には、ギヤポンプ31からの高圧作動油が流入してくる室97とその隣の室90とが連通して作動油は室97から室90側へと流れ込み、作動油はすべてミッションケース3内に流出する、いわゆるアンロード状態となる。室90の後側には、この室90と連通し、その内径がメインスプール52の大径部52Cより僅かに大きいダンパー室99が形成されている。
【0039】
このダンパー室99は油圧操作レバー41を押し下げてメインスプール52を後方(図9では左側)にスライドさせた際にメインスプール52の大径部52Cがダンパー室99内に入り込む瞬間に抵抗を与えるものであり、油圧昇降操作レバー41を下げ側に操作するオペレータには荷重変化が伝えられ下げ操作が有効に働いていることを認識させることができる。
【0040】
油圧操作レバー41を下げ側に操作すると、油圧シリンダ34内の作動油は配管54、室85、開口84a、孔86,89、ポート87、配管94を順次介してミションケース3内に戻る。
【0041】
一方、図10に示すように油圧操作レバー41を上げ側に操作すると、メインスプール52は前側(図10では右側)に移動し、メインスプール52後端の大径部52Cが室90と室97の連通を遮断する。すると、ギヤポンプ31からの高圧作動油は室97から開口84を通過して室85内に入り、出口ポート82、配管54を介して油圧シリンダ34内に流入してリフトアーム38を上昇させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態のトラクタの側面図である。
【図2】 図1のトラクタの平面図である。
【図3】 図1のトラクタの油圧回路図である。
【図4】 図1のトラクタの要部の拡大正面図である。
【図5】 図1のトラクタの要部の拡大側面図である。
【図6】 図1のトラクタの要部の拡大平面図である。
【図7】 図1のトラクタのコントロールバルブの平断面図である。
【図8】 図1のトラクタのコントロールバルブの側断面図である。
【図9】 図1のトラクタのコントロールバルブの側断面図である。
【図10】 図1のトラクタのコントロールバルブの側断面図である。
【符号の説明】
1 トラクタ 2 エンジン
3 ミッションケース 4 静油圧式無段変速装置
5 ポンプ軸 10 モータ軸
11 後輪 15 入力軸
19 前輪 31 ギヤポンプ
33 コントロールバルブ 34 油圧シリンダ
38 リフトアーム 40 PTO操作レバー
41 油圧操作レバー 49 メインリリーフバルブ
50 分流弁 52 メインスプール

Claims (3)

  1. 作業機昇降用のメインスプール52と、作動油の一部を作業機昇降用油圧シリンダ34に、残りを他の油圧機器44にそれぞれ送る分流弁50と、メインリリーフバルブ49とを一体に組み込んだコントロールバルブ33を備え、
    前記コントロールバルブ33を、ミッションケース3の前部に取り付けられ、該ミッションケース3側からの動力によって駆動されるギヤポンプ31の上部に取り付け、コントロールバルブ33から水平横向きに突出した軸70を設け、該軸70には前記メインスプール52を操作する油圧操作レバー41を取り付けたことを特徴とする動力車両の油圧装置。
  2. 前記コントロールバルブ33の側面に外部油圧取出口60が形成されていることを特徴とする請求項1記載の動力車両の油圧装置。
  3. 前記コントロールバルブ33に嵌合されたメインスプール52を長手方向にスライドさせることによって上げ位置、中立位置、下げ位置の3位置が設定されると共に、前記メインスプール52の下げ側端部とコントロールバルブボディ33A側との間にダンパー室99を設け、下げ開始時の微小下げ領域にダンパー効果を付与させた構成からなる請求項1記載の動力車両の油圧装置。
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