JP3760346B2 - 板状物陳列用保持具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品を陳列する陳列什器において、その支柱などに取り付けた横方向の支持ビームに、係止して使用され、テーブル天板のような比較的大形の板状物或いは商品情報を記した板状物を、その平面を見せながら、水平面に対する角度を変えて陳列することができる板状物陳列用保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、商品陳列什器にテーブル天板のような比較的大形の板状物を陳列する場合、通常、収納枠内等に立てて並設した状態で陳列しているが、この陳列方法では、板状物を横に重ねて配置することになるために、顧客からはテーブル天板の平面が見にくいという課題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、陳列什器の支柱間に、支持ビームを横方向に取り付け、その支持ビームに枠状棚を取り付け、或いはその支持ビームに複数のフックバーの元部を固定し、その枠状棚上にまたはフックバーの上に、テーブル天板を載置して陳列することが行われている。しかし、この枠状棚やフックバーは、支持ビームに対し、所定の角度で固定されるため、水平面に対する板状物の載置する角度が一定の角度に固定され、顧客に対して見やすい角度で板状物を陳列することができにくいという課題がった。
【0004】
本発明は、上述の課題を解決するものであり、水平面に対する角度を変えて板状物を見やすく陳列することができる板状物陳列用保持具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1の板状物陳列用保持具は、陳列什器の支柱間に矩形断面を有する支持ビームが水平に固定され、支持ビームの任意の位置に前方に突き出すように複数の板状物保持棒が装着され、複数の板状物保持棒の上に板状物を載置して保持する板状物陳列用保持具であって、板状物保持棒の先端に先端支持部が設けられると共に、板状物保持棒の末端に係止基部が設けられ、係止基部の側板には略フック形状で下向きに開口した嵌合部が設けられ、嵌合部には、板状物保持棒が水平面に対する複数の傾斜角度で前記矩形断面の支持ビームの角部に係止されるよう、複数の矩形凹部が複数の相違した角度で形成され、係止基部の下面板には係止基部を支持ビームの任意の位置に固定するための固定ねじ用のねじ孔が形成されていることを特徴とする。
【0006】
また、請求項2の板状物陳列用保持具は、陳列什器の支柱間に矩形断面を有する支持ビームが水平に固定され、支持ビームの任意の位置に前方に突き出すように板状物保持枠が装着され、板状物保持枠に板状物を保持させる板状物陳列用保持具であって、板状物保持枠の上部と下部には水平枠部が上下に向かい合うように固定されると共に、板状物保持枠の末端に係止基部が設けられ、係止基部の側板には略フック形状で下向きに開口した嵌合部が設けられ、嵌合部には、板状物保持枠が複数の傾斜角度で前記矩形断面の支持ビームの角部に係止されるよう、複数の矩形凹部が複数の相違した角度で形成され、係止基部の下面板には係止基部を支持ビームの任意の位置に固定するための固定ねじ用のねじ孔が形成されていることを特徴とする。
【0007】
ここで、上記板状物保持枠は、コ字形に形成された上枠と下枠を摺動可能に嵌合させて形成し、板状物保持枠の高さ方向の幅を調整可能に形成することができる。
【0008】
【作用】
上記構成の板状物陳列用保持具は、陳列什器の支柱間に水平に取り付けられた支持ビームに対し、前方に突き出すように、複数の板状物保持棒を取り付けて使用される。1個の板状物に対し、例えば一対の板状物保持棒を、適当な間隔をあけて支持ビームに、その係止基部を係止して取り付ける。そして、その一対の板状物保持棒の上に、テーブル天板などの板状物を載置して使用する。
【0009】
このような板状物陳列用保持具は、1種類の板状物保持棒を製造するのみで良いため、低コストで製造することができる。また、板状物保持棒を支持ビームに係止する係止基部には、略フック形状で下向きに開口した嵌合部が設けられ、嵌合部は、板状物保持棒が水平面に対する複数の傾斜角度で支持ビームに係止可能に形成されているから、板状物保持棒を支持ビームに装着する際、1種類の板状物保持棒であっても、使用者はその保持棒を装着する高さ位置に応じて、例えば、高さが高い位置では板状物保持棒の水平面に対する傾斜角度を大きくして装着し、高さが低い位置では保持棒の傾斜角度を小さくして装着するようにして、顧客が見やすい角度で板状物を陳列することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は板状物陳列用保持具1に使用される板状物保持棒10の左側面図を示し、図2はその正面図を示している。この板状物陳列用保持具1は、1対の板状物保持棒10、10から構成され、板状物保持棒10は、金属パイプで形成された保持棒11の先端に、先端支持部12を固定し、保持棒11の末端に、係止基部13を固定して構成される。
【0011】
係止基部13は、金属板を所定の形状に裁断し、曲折して形成される。つまり、係止基部13は、取付板13aとなる矩形部を中心に、左右両側の側板13b、13bを背面側に直角に曲げ、さらに、上面板と下面板13cを背面側に曲げて形成され、矩形の取付板13aの上部が、保持棒11の末端部に溶接により固定される。両側の側板13b、13bは、下向きに開口した開口凹部を持って形成され、後述する矩形断面を持つ角パイプの支持ビーム3と嵌合する3個の第一嵌合部K1、第二嵌合部K2、第三嵌合部K3が形成される。
【0012】
すなわち、両側の側板13b、13bは、下方に開口したフック形状に形成され、その側板13b、13bの内側に3個の第一嵌合部K1、第二嵌合部K2、第三嵌合部K3が、各々その角度を変えて、矩形断面の支持ビーム3を保持する部分を持つように形成される。
【0013】
つまり、第一嵌合部K1は、図6に示すように、支持ビーム3を保持棒11の軸方向に対し、例えば角度15度の傾斜角度で嵌合保持するように、矩形凹部をその角度に形成して構成される。この第一嵌合部K1に支持ビーム3を挿入した場合、図6のように、支持ビーム3の上面と正面及び背面の一部が当接する部分がその第一嵌合部K1に形成される。
【0014】
さらに、両側の側板13b、13b内には、第二嵌合部K2が、図7に示すように、支持ビーム3を保持棒11の軸方向に対し、例えば角度30度の傾斜角度で嵌合保持するように、矩形凹部をその角度に形成して構成される。この第二嵌合部K2は、上記の第一嵌合部K1と一部で重なり合って形成され、第二嵌合部K2に支持ビーム3を挿入した場合、図7のように、支持ビーム3の上面の一部と正面の一部及び背面の一部が当接する部分がその第二嵌合部K2に形成される。つまり、支持ビーム3の上後角部が係合する角部係合部が第二嵌合部K2に形成され、さらに、支持ビーム3の正面の一部が当接する部分が形成されることにより、支持ビーム3に対しこの板状物保持棒10が30度の傾斜角で保持されるようにしている。
【0015】
同様に、両側の側板13b、13b内には、第三嵌合部K3が、図8に示すように、支持ビーム3を保持棒11の軸方向に対し、例えば角度45度の傾斜角度で嵌合保持するように、矩形凹部をその角度に形成して構成される。この第三嵌合部K3は、上記の第一、第二嵌合部と一部で重なり合って形成され、第三嵌合部K3に支持ビーム3を挿入した場合、図8のように、支持ビーム3の上面の一部と正面の一部及び背面の一部が当接する部分が、その第三嵌合部K3に形成される。つまり、支持ビーム3の上後角部が係合される角部係合部が第三嵌合部K3に形成され、さらに、支持ビーム3の正面の一部が当接する部分が形成されることにより、支持ビーム3に対しこの板状物保持棒10が45度の傾斜角で保持されるようにしている。
【0016】
係止基部13の下面の下面板13cには、ねじ孔が穿設され、そのねじ孔に固定ねじ6がねじ込まれる。固定ねじ6は係止基部13の下側開口部から相対的に挿入された支持ビーム3の底面をねじの先端で押えて、支持ビーム3を相対的に固定する。
【0017】
このように構成された板状物保持棒10は、図5に示すように、2本一対で一つの板状物陳列用保持具1として使用され、陳列什器の支持ビーム3に取り付けて、テーブル天板などの板状物Bを陳列用に保持するために使用される。
【0018】
陳列什器の支柱2と支柱2間に、支持ビーム3が水平方向に固定される。この支持ビーム3に対し一対の板状物保持棒10を任意の間隔で取り付けるが、この場合、板状物保持棒10の係止基部13の固定ねじ6を緩めた状態として、係止基部13の凹状の嵌合部内に支持ビーム3を挿入するように、係止基部13を支持ビーム3にその上から嵌め合わせれば、簡単に取り付けることができる。
【0019】
この場合、板状物保持棒10の取付角度は、例えば15度、30度、45度の中から選択して決めることができ、例えば図4に示すように、陳列什器の最下段に板状物保持棒10を取り付けるために、水平に対し15度の傾斜角度で取り付ける場合、図6のように、板状物保持棒10の係止基部13内の第一嵌合部K1に支持ビーム3を挿入するように、フック状の係止基部13の凹部を支持ビーム3に係止する。そして、固定ねじ6を締め付けて支持ビーム3の底面をねじの先端で押して固定する。これにより、図6に示すごとく、板状物保持棒10はその末端の係止基部13によって支持ビーム3に対し確実に係止され、取り付けられる。板状物保持棒10にかかる下方への荷重は、図6のように、第一嵌合部K1に嵌め込まれた支持ビーム3の上面と正面及び背面の一部が当接する部分で確実に保持される。
【0020】
一方、図4に示すように、陳列什器の中段に板状物保持棒10を取り付けるために、水平に対し例えば30度の傾斜角度で取り付ける場合、図7のように、板状物保持棒10の係止基部13内の第二嵌合部K2に支持ビーム3を挿入するように、フック状の係止基部13の凹部を支持ビーム3に係止する。そして、固定ねじ6を締め付けて支持ビーム3の底面をねじの先端で押して固定する。これにより、図7に示すごとく、板状物保持棒10はその末端の係止基部13によって支持ビーム3に対し確実に係止され取り付けられる。板状物保持棒10にかかる下方への荷重は、図7のように、第二嵌合部K2に嵌め込まれた支持ビーム3の上面と正面及び背面の一部が当接する部分で確実に保持される。
【0021】
また、図4に示すように、陳列什器の上段に板状物保持棒10を取り付けるために、水平に対し例えば45度の傾斜角度で取り付ける場合、図8のように、板状物保持棒10の係止基部13内の第三嵌合部K3に支持ビーム3を挿入するように、フック状の係止基部13の凹部を支持ビーム3に係止する。つまり、支持ビーム3の上後角部を第三嵌合部K3の係合角部で係合し、支持ビーム3の正面側の一部を係合保持するようにする。そして、固定ねじ6を締め付けて支持ビーム3の底面をねじの先端で押して固定する。これにより、図8に示すごとく、板状物保持棒10はその末端の係止基部13によって支持ビーム3に対し確実に係止され取り付けられる。板状物保持棒10にかかる下方への荷重は、図8のように、第三嵌合部K3に嵌め込まれた支持ビーム3の上面と正面及び背面の一部が当接する部分で確実に保持される。
【0022】
このような板状物保持棒10の陳列什器の支持ビーム3に対する取り付けは、板状物Bの幅に合わせて、一対または複数対の保持棒10を適当な間隔をあけて係止することにより行われる。テーブル天板などの板状物Bは、図5のように、一対の板状物保持棒10の上に載置される。保持棒10はその先端が前方下方に傾斜しているが、先端支持部12によって板状物Bが前部で支持されるから、落下する虞はなく安定して安全に載置することができる。
【0023】
このように、陳列什器に取り付ける板状物保持棒10の高さ位置に応じて、板状物保持棒10の取付角度を、複数の角度から選択して簡単にその角度に取り付けることができ、図4に示すように、陳列什器の低い位置に板状物陳列用保持具1を取り付ける場合は、水平に対する角度を小さくし、高い位置に板状物陳列用保持具1を取り付ける場合は、水平に対する角度を大きくして、顧客に見やすくテーブル天板などの板状物を陳列することができる。
【0024】
図9〜図12は他の実施形態の板状物陳列用保持具を示している。この例の板状物陳列用保持具は、陳列什器の棚に載置された商品の情報、例えばその商品の使い方、扱い方、組み立て方などの情報を記載した商品情報パネルPを、その陳列什器の上部に前方の斜め下方に向けて表示するものである。商品情報パネルPは板状物保持枠20内に保持され、その表示角度は変更可能とされる。
【0025】
板状物保持枠20は、平面視でコ字形の上枠21と下枠22とを組み合わせ、下枠22の背面側の末端(下部)両側に係止基部23を固定して構成される。コ字形の上枠21と下枠22は、相互に摺動可能に嵌合される角パイプから構成され、角パイプを相互に摺動させることにより高さを調整する。そして、高さを調整した状態で、固定ねじにより両側の角パイプを締め付け、保持枠20の高さ方向の幅が固定される。上枠21と下枠22の水平部分には、チャンネル材からなる水平枠部21a,22aが上下に向かい合うように固定され、この水平枠部21a,22aの間に、商品情報パネルPが着脱可能に挿入され保持される。
【0026】
係止基部23は、上記と同様に、金属板を所定の形状に裁断し、曲折して形成される。つまり、係止基部23は、取付板23aとなる矩形部を中心に、左右両側の側板23b、23bを背面側に直角に曲げ、さらに、上面板と下面板23cを背面側に曲げて形成され、矩形の取付板23aの上部が、保持枠20の末端部に溶接により固定される。両側の側板23b、23bは、下向きに開口した開口凹部を持って形成され、矩形断面を持つ角パイプの支持ビーム3と嵌合する3個の第一嵌合部K1、第二嵌合部K2、第三嵌合部K3が形成される。
【0027】
両側の側板23b、23bは、下方に開口したフック形状に形成され、その側板23b、23bの内側に3個の第一嵌合部K1、第二嵌合部K2、第三嵌合部K3が、各々その角度を変えて、矩形断面の支持ビーム3を保持する部分を持つように形成される。第一嵌合部K1は、保持枠20を支柱2の軸方向(鉛直方向)に対し例えば角度15度の傾斜角度で嵌合保持するように、矩形凹部をその角度に形成して構成される。
【0028】
さらに、両側の側板23b、23b内には、第二嵌合部K2が、保持枠20を支柱2の軸方向に対し、例えば角度30度の傾斜角度で嵌合保持するように、矩形凹部をその角度に形成して構成される。さらに、両側の側板23b、23b内には、第三嵌合部K3が、保持枠20を支柱2の軸方向に対し、例えば角度45度の傾斜角度で嵌合保持するように、矩形凹部をその角度に形成して構成される。
【0029】
この第三嵌合部K3は、上記の第一、第二嵌合部と一部で重なり合って形成される。係止基部23の下面の下面板23cには、ねじ孔が穿設され、そのねじ孔に固定ねじ26がねじ込まれる。固定ねじ26は係止基部23の下側開口部から相対的に挿入された支持ビーム3の底面をねじの先端で押えて、支持ビーム3を相対的に固定する。
【0030】
このように構成された板状物保持枠20は、図11、図12に示すように、陳列什器の上端部の支持ビーム3に嵌め込み、商品情報を記載した商品情報パネルPを陳列什器の上部で陳列保持するために使用される。陳列什器の支柱2と支柱2間に水平に固定された最上部の支持ビーム3に対し、板状物保持枠20を角度を変更可能に取り付けるが、この場合、板状物保持枠20の係止基部23の固定ねじ26を緩めた状態として、係止基部23の凹状の嵌合部内に支持ビーム3を挿入するように、係止基部23を支持ビーム3にその上から嵌め合わせ、取り付ける。この場合、板状物保持枠20の鉛直方向に対する前方に傾斜した角度は、例えば15度、30度、45度の中から選択して決めることができる。
【0031】
例えば、支柱2の軸方向に対し30度の前方傾斜角度で取り付ける場合、係止基部23内の第二嵌合部K2に支持ビーム3を挿入するように、フック状の係止基部23の凹部を支持ビーム3に嵌め込む。そして、固定ねじ26を締め付けて支持ビーム3の底面をねじの先端で押して固定する。これにより、板状物保持枠20はその末端の係止基部23によって支持ビーム3に対し確実に係止され、取り付けられる。
【0032】
商品情報を記載した商品情報パネルPは、図12に示すように、板状物保持枠20の上部と下部の水平枠部21a,22aの間に挿入保持され、顧客に対して陳列・表示される。そして、この商品情報パネルPの表示角度は、板状物保持枠20の支持ビーム3に対する装着角度を、嵌め変えて変更することができ、顧客には陳列什器の高さなどに応じて商品情報パネルPを見やすく表示することができる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1の板状物陳列用保持具によれば、1種類の板状物保持棒を製造するのみで良いため、低コストで製造することができる。また、板状物保持棒を支持ビームに係止する係止基部には、略フック形状で下向きに開口した嵌合部が設けられ、嵌合部は、板状物保持棒が水平に対する複数の傾斜角度で支持ビームに係止可能に形成されているから、板状物保持棒を支持ビームに装着する際、1種類の板状物保持棒であっても、使用者はその保持棒を装着する高さ位置に応じて、例えば、高さが高い位置では板状物保持棒の水平に対する傾斜角度を大きくして装着し、高さが低い位置では保持棒の傾斜角度を小さくして装着するようにして、顧客が見やすい角度で板状物を陳列することができる。
【0034】
また、請求項2の板状物陳列用保持具によれば、板状物保持枠を支持ビームに係止する係止基部には、略フック形状で下向きに開口した嵌合部が設けられ、嵌合部は、板状物保持枠が複数の傾斜角度で支持ビームに係止可能に形成されているから、板状物保持枠を支持ビームに装着する際、1種類の板状物保持枠であっても、使用者はその保持枠に保持させる例えば商品情報パネルなどの表示角度を、陳列什器の高さ位置などに応じて変更することができ、顧客が見やすい角度で商品情報パネルなどの板状物を陳列表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す保持具の板状物保持棒の左側面図である。
【図2】同板状物保持棒の正面図である。
【図3】同保持棒の平面図である。
【図4】板状物陳列用保持具を陳列什器に取り付けた状態の左側面図である。
【図5】板状物陳列用保持具の部分斜視図である。
【図6】板状物保持棒を15度で支持ビームに取り付けた状態の左側面図である。
【図7】板状物保持棒を30度で支持ビームに取り付けた状態の左側面図である。
【図8】板状物保持棒を45度で支持ビームに取り付けた状態の左側面図である。
【図9】他の実施形態の板状物保持枠20の側面図である。
【図10】同板状物保持枠20の背面図である。
【図11】同板状物保持枠20の斜視図である。
【図12】同板状物保持枠20を陳列什器に取り付けた状態の右側面図である。
【符号の説明】
1−板状物陳列用保持具
2−支柱
3−支持ビーム
6−固定ねじ
10−板状物保持棒
11−保持棒
12−先端支持部
13−係止基部
13a−取付板
13b−側板
13c−下面板
K1−第一嵌合部
K2−第二嵌合部
K3−第三嵌合部
Claims (3)
- 陳列什器の支柱間に矩形断面を有する支持ビームが水平に固定され、該支持ビームの任意の位置に前方に突き出すように複数の板状物保持棒が装着され、該複数の板状物保持棒の上に板状物を載置して保持する板状物陳列用保持具であって、
該板状物保持棒の先端に先端支持部が設けられると共に、該板状物保持棒の末端に係止基部が設けられ、該係止基部の側板には略フック形状で下向きに開口した嵌合部が設けられ、該嵌合部には、該板状物保持棒が水平面に対する複数の傾斜角度で前記矩形断面の支持ビームの角部に係止されるよう、複数の矩形凹部が複数の相違した角度で形成され、該係止基部の下面板には該係止基部を該支持ビームの任意の位置に固定するための固定ねじ用のねじ孔が形成されていることを特徴とする板状物陳列用保持具。 - 陳列什器の支柱間に矩形断面を有する支持ビームが水平に固定され、該支持ビームの任意の位置に前方に突き出すように板状物保持枠が装着され、該板状物保持枠に板状物を保持させる板状物陳列用保持具であって、
該板状物保持枠の上部と下部には水平枠部が上下に向かい合うように固定されると共に、該板状物保持枠の末端に係止基部が設けられ、該係止基部の側板には略フック形状で下向きに開口した嵌合部が設けられ、該嵌合部には、該板状物保持枠が複数の傾斜角度で前記矩形断面の支持ビームの角部に係止されるよう、複数の矩形凹部が複数の相違した角度で形成され、該係止基部の下面板には該係止基部を該支持ビームの任意の位置に固定するための固定ねじ用のねじ孔が形成されていることを特徴とする板状物陳列用保持具。 - 前記板状物保持枠はコ字形に形成された上枠と下枠を摺動可能に嵌合させて形成され、該板状物保持枠の高さ方向の幅が調整可能に形成されている請求項2記載の板状物陳列用保持具。
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