JP3756772B2 - 車両の監視方法およびその監視システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信機能を有する車両の監視方法およびその監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
特開2000−73411号公報に示されるように、建設機械車両に割当てられている識別情報と、入力された識別情報とを、建設機械車両内の照合手段で照合し、例えば、エンジン始動キー側のメモリに記憶された識別情報と、建設機械車両側のメモリに記憶された識別情報とを、建設機械車両内に設置された盗難防止ユニットの照合部で照合し、照合結果が一致する場合は、スタータモータを始動させ、また、照合結果が一致しない場合は、スタータモータへの通電回路を遮断するとともに、リモコン弁に圧油を供給する回路またはエンジンへ燃料を供給する回路を遮断する盗難防止システムがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この公報に示された建設機械車両の盗難防止システムは、建設機械車両に割当てられた識別情報と、入力された識別情報とを、建設機械車両内の照合手段で照合するから、遠隔地での監視が容易でなく、問題発生時に素早く対応できない。
【0004】
例えば、エンジン始動キーを取得した者は、盗難届が出されている建設機械車両であっても、自由に動かすことができる問題がある。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、車両の監視を容易にすることで、問題発生時に素早く対応できるようにすることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載された発明は、通信機能を有する車両を始動するに当って車両に車両所有者の識別情報を入力し、車両に割当てられた識別情報、車両所有者の識別情報および時間の経過とともに書換え変更されるワンタイムパスワードを車両から管理局に送信し、車両に割当てられた識別情報、車両所有者の識別情報およびワンタイムパスワードと、管理局が保有する識別情報とを管理局にて照合して車両を監視する車両の監視方法であり、車両、車両所有者、管理局の3者の関係を作ることにより、管理局による監視が容易かつ確実になり、特に、初期段階で管理局にて識別情報を照合できるから、例えば、管理局に盗難届が出されている車両に対して不正使用者から照合があった場合などの問題発生時に素早く確実な対応ができる。さらに、時間の経過とともに書換え変更されるワンタイムパスワードを用いることで、機密保持性に優れている。
【0007】
請求項2に記載された発明は、請求項1記載の車両の監視方法における車両が、自己の位置情報を取得して管理局に送信する機能を有する監視方法であり、管理局で識別情報を照合する際に、車両の位置情報を付加して監視することができ、例えば、管理局に盗難届が出されている車両の位置情報を取得し通報して、盗難車両の捜索ができる。
【0008】
請求項3に記載された発明は、車両と、車両を始動するに当って入力される車両所有者の個人識別情報およびパスワード識別情報とともに車両に割当てられた車両識別情報を送信可能の通信手段と、車両から送信された個人識別情報、パスワード識別情報および車両識別情報を受信して自己が保有する識別情報と照合することで車両を監視する管理局とを具備し、パスワード識別情報は、時間の経過とともに新たな識別情報を生成し表示するワンタイムパスワード媒体より取得し、管理局は、ワンタイムパスワード媒体と連動して識別情報を書換え変更するサーバを備えた車両の監視システムであり、個人識別情報、パスワード識別情報および車両識別情報と、管理局側の識別情報とを管理局で照合することにより、管理局での監視が容易かつ確実になり、特に、初期段階で管理局にて識別情報を照合できるから、例えば、管理局に盗難届が出されている車両に対して不正使用者から照合があった場合などの問題発生時に素早く確実な対応ができる。さらに、ワンタイムパスワード媒体の識別情報とサーバの識別情報を連動して無作為に書換え変更することで、機密保持性に優れている。また、サーバでワンタイムパスワード媒体を管理できるので、媒体の紛失にも対応できる。
【0009】
請求項4に記載された発明は、請求項3記載の車両の監視システムにおいて、車両は、自己の位置情報を取得するグローバル・ポジショニング・システム装置を有する監視システムであり、管理局で識別情報を照合する際に、グローバル・ポジショニング・システム装置で取得した車両の位置情報を付加して監視することができ、例えば、管理局に盗難届が出されている車両から不正な照合があった場合などに、盗難車両として盗難防止または盗難車両の捜索ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0011】
図1に示されるように、通信機能を有する建設機械車両(例えば油圧ショベル、ブルドーザ)などの車両11から送信された車両11側の情報は、通信衛星12などの通信回線を経由して、遠隔地の通信基地局13で受信され、さらに管理部門14に送られ、通信基地局13および管理部門14で管理される。
【0012】
一方、管理部門14から通信基地局13を経て送信された情報は、通信衛星12を経由して、車両11により受信される。通信基地局13および管理部門14をまとめて管理局15とする。
【0013】
図2に示されるように、車両11には、車両11のエンジン回転数、油圧ポンプの吐出圧・吐出流量、機体動作などを電子制御するための機体コントローラなどの制御器21が搭載されている。
【0014】
この制御器21は、中央処理装置(CPU)、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、不揮発性メモリ(EEPROMなど)などを備えたコンピュータである。
【0015】
また、この車両11の制御器21は、外部情報および機体情報を収集または発信する機能を有し、この制御器21には、これらの情報を送受信するための通信手段としての送受信器22が接続され、また自己の位置情報を取得するための車両位置測定手段としてのグローバル・ポジショニング・システム装置(以下、「GPS23」という)が接続されている。
【0016】
さらに、車両11の制御器21には、この制御器21用の電源24が接続され、制御器21の入力部には、機体各部のセンサ25、識別番号などを入力するためのキーボードまたはキーパッドなどの入力装置26などが接続され、また、制御器21の出力部には、表示用のモニタ27、油圧系および燃料系の回路中に設けられた電磁弁28のソレノイドなどに加えて、油圧機器制御系のコントロール弁31をパイロット操作するための操作弁すなわちリモコン弁32を中立位置にロックするソレノイド33、セーフティレバー34をセーフティ位置にロックするソレノイド35などが接続されている。
【0017】
リモコン弁32を中立位置にロックするソレノイド33や、セーフティレバー34をセーフティ位置にロックするソレノイド35は、車両11の盗難を防止するための盗難防止手段であり、さらに、この盗難防止手段として、制御器21やモニタ27の電源24を遮断するためのスイッチ36が設けられている。
【0018】
これらの盗難防止手段により、例えば、リモコン弁32をソレノイド33で中立位置にロックすることで、油圧ショベルなどの走行系油圧モータや作業機系油圧モータおよび油圧シリンダを作動できなくし、車両盗難行為を阻止または制限する。
【0019】
車両11の通信手段としての送受信器22は、車両11を始動するに当って前記入力装置26より入力される車両所有者の個人識別情報およびパスワード識別情報とともに、車両に割当てられた車両識別情報を送信可能である。個人識別情報およびパスワード識別情報は、入力装置26より入力されるが、車両識別情報は、車両11に内蔵された車両固有の識別情報であり、入力装置26より入力する必要はない。
【0020】
パスワード識別情報は、時間の経過とともに新たな識別情報を生成し表示するワンタイムパスワードカードなどのワンタイムパスワード媒体37に表示されるワンタイムパスワードを用いる。
【0021】
このワンタイムパスワード媒体37は、通信基地局13のサーバ38と共通のシステムクロックにより同期して、時間の経過とともに自動的に新たなパスワードを生成し、カード表示画面にその時々のパスワードを表示する機能を有し、時間の経過とともにパスワードが無作為に書換え変更されるので、そのワンタイムパスワードが万一盗難にあっても、一度使用したパスワードは使えないことから、機密保持性に優れている。
【0022】
また、サーバ38でワンタイムパスワード媒体37を管理できるので、この媒体37の紛失にも対応できる。例えば、カード紛失の連絡を受けて、カードを無効にしてワンタイムパスワードの悪用を避けることができることから、機密保持性に優れている。
【0023】
このワンタイムパスワード媒体37としては、ワンタイムパスワードカードのほかにもキーホルダ型のものもあり、これを用いても良い。
【0024】
一方、通信基地局13には、車両11から送信されたワンタイムパスワード、車両11に割当てられた識別情報(すなわち車両識別情報)および車両所有者の識別情報(すなわち個人識別情報)などの、パスワードを含む識別情報を受信して、自己が保有する識別情報と照合することで車両11を監視するサーバ38が設置されている。
【0025】
このサーバ38は、ワンタイムパスワード媒体37と連動して自動的に識別情報を書換え変更する機能を有する。
【0026】
すなわち、このサーバ38は、ワンタイムパスワード媒体37に内蔵された時計と同期するシステムクロックを有し、車両所有者の許可を受けた正規の車両使用者より送られてきたパスワードから個人識別情報、カード固有情報、ずれ情報を検索して、これらの情報と、現在時刻およびトークンコード生成アルゴリズムとにより、現在時刻と前後一定時間における複数のトークンコードを生成し、これらのサーバ38で生成した複数のトークンコードと、認証時にワンタイムパスワード媒体37で生成されて車両11の送受信器22および通信衛星12を通じてサーバ38に送られてきたトークンコードとを照合して、一致するか否かの認証処理をする時間同期方式の認証サーバ38である。
【0027】
この時間同期方式の認証は、正規の車両使用者にとって操作性が非常に容易であるなどの利点を持つ。
【0028】
この認証方式は、ワンタイムパスワード媒体37の識別情報とサーバ38の識別情報を連動して無作為に書換えることで、機密保持性に優れている。また、ワンタイムパスワード媒体37の管理情報をサーバ38で管理することで、この媒体37の紛失にも対応できることからも、機密保持性に優れている。
【0029】
前記サーバ38による照合は、通信基地局13と有線で接続された管理部門14でするようにしても良い。以下、通信基地局13または管理部門14を管理局15という。
【0030】
そして、車両11に割当てられた車両識別情報、車両所有者の個人識別情報、管理局15でも保有するとともに生成されるワンタイムパスワード媒体37上の識別情報(ワンタイムパスワード)の3種類の識別情報を使っており、車両11、車両所有者から許可された正規の車両使用者および管理局15の3者の関係を確立した後、管理局15のサーバ38で照合することにより、遠隔地での監視が容易かつ確実になり、特に、初期段階の照合時に管理局15を介することで、問題発生時に素早く確実な対応ができる。
【0031】
例えば、管理局15の管理部門14に盗難届が出されている車両11に対して不正使用者から照合があった場合は、管理局15から通信衛星12を経て車両11に送信した遠隔操作信号により、車両11のリモコン弁32のロックすなわち操作レバーのロック、セーフティレバー34のロック、モニタ27の表示画面への警告、車両搭載プログラムの停止(例えば、モニタ27の表示画面への無表示など)、車両搭載プログラムの終了(例えば、シャットダウンによる制御器21やモニタ27の電源遮断など)などの盗難防止手段を機能させて、または3種類の識別情報の何れか、または全てをサーバ38で無効にして、機体の作動を制限または停止できる。
【0032】
また、識別情報とともに送られてきたGPS23で取得した車両11の位置情報を利用して、管理局15のサーバ38で識別情報を照合する際に、車両11の位置情報を付加して監視することができ、例えば、管理局15に盗難届が出されている車両から不正な照合があった場合などは、その車両11を盗難車両として認定し、車両識別情報とGPS23の位置情報から盗難車両の場所を素早く特定して通報し、捜し出すことができる。
【0033】
次に、図1および図2に示された実施の形態の制御手順を、図3に示されたフローチャートを参照しながら説明する。なお、図中の丸数字はステップ番号を示す。
【0034】
図3に示されるように、キーイン操作により車両11の電源24を投入し(ステップ1)、車両11に割当てられた識別情報(車両識別情報すなわち機体コード)、入力装置26から入力された車両所有者の識別情報(個人識別情報)および正規の車両使用者が持っているワンタイムパスワード媒体37により生成表示された識別情報(ワンタイムパスワード)を車両11の制御器21に入力し(ステップ2)、GPS23で車両11の位置情報を取得し(ステップ3)、これらの識別情報および位置情報を車両11の送受信器22より通信衛星12を介して通信基地局13へ送信する(ステップ4)。
【0035】
これらの情報を受信した通信基地局13では、識別情報をサーバ38により照合する(ステップ5)。
【0036】
そして、サーバ38は、車両11側から送信された識別情報と、サーバ38の識別情報とが一致するか否かを判断して(ステップ6)、一致する場合は(ステップ6でYES)、さらに、照合中の車両11に対する盗難届などを検索して、盗難届が出されているか否かを判断し(ステップ7)、盗難届が出されていない場合は(ステップ7でNО)、通信基地局13より通信衛星12を介して車両11へ許可信号を送信し(ステップ8)、前記の盗難防止手段を機能させないから(ステップ9)、エンジンを始動させて機体を動かすことができる。
【0037】
一方、ステップ6で識別情報が一致しない場合(NО)、またはステップ7で盗難届が出されている場合は(YES)、通信基地局13より通信衛星12を介して車両11へ不許可信号を送信するとともに(ステップ10)、盗難車両の発見をその車両識別情報および位置情報とともに管理部門14などヘ通報する(ステップ11)。
【0038】
車両11は、通信基地局13からの不許可信号を受けて、前記の盗難防止手段を機能させる(ステップ12)。よって、車両11の盗難を未然に防止したり、盗難車両の使用を阻止できる。また、正規の車両使用者が識別情報を誤って入力した場合は、キーイン操作からやり直せば良い。
【0039】
以上のように、通信機能を有する車両11を始動するに当って車両11に車両所有者の識別情報を入力し、車両11から車両11に割当てられた識別情報および車両所有者の識別情報を管理局15に送信し、管理局15にて車両11に割当てられた識別情報と車両所有者の識別情報と管理局15が保有する識別情報とを照合して車両11を監視する車両11の監視方法であり、車両11、車両所有者、管理局15の3者の関係を作ることにより、管理局15による監視が容易かつ確実になり、特に、初期段階で管理局15にて識別情報を照合できるから、例えば、管理局15に盗難届が出されている車両11に対して不正使用者から照合があった場合などの問題発生時に素早く確実な対応ができる。
【0040】
また、車両11は、自己の位置情報を取得して管理局15に送信する機能を有する監視方法であり、管理局15で識別情報を照合する際に、車両11の位置情報を付加して監視することができ、例えば、管理局15に盗難届が出されている車両から照合があった際には、盗難車両として盗難防止手段を働かせるとともに、盗難車両の場所を特定して容易に見つけ出すことができる。
【0041】
さらに、照合に用いる識別情報に、時間の経過とともに識別情報を書換え変更するワンタイムパスワードを含む監視方法は、時間の経過とともに識別情報を書換え変更するから、通信衛星12などの公衆回線を利用しても、機密保持性に優れている。
【0042】
なお、車両11を始動するに当って車両11に正規の車両使用者または車両の識別情報を入力する識別情報入力手段としては、例えば、建設機械車両のレバーによるレバーパターン入力方式、または建設機械車両に搭載されているソフトウェアのライセンスキーコード入力方式で識別情報を入力して照合しても良い。
【0043】
レバーパターン入力方式とは、標準的な機体には、左右2本の操作レバーと左右2本の走行レバーを備えているので、エンジンキーのオン操作後かつエンジン始動前に、予め決められたレバー操作をすることで、レバーパターンを入力する。例えば、右操作レバーを前に1回、後に1回、左操作レバーを右に2回、左に3回倒すことで、パターン入力をする。この操作が、予め決められた操作に合致しているか否かを照合する。
【0044】
ライセンスキーコード入力方式とは、標準的な機体には、制御器に機体制御用のソフトウェアを搭載しているので、このソフトウェアに予め決められた個別のライセンスキーコードを書込んでおき、エンジンキーのオン操作後かつエンジン始動前に、予め決められたコードを入力する。例えば、ライセンスキーコードが「ABCD」と決められている場合は、キーボードなどの入力装置26を使って「ABCD」と入力する。このコードが合致しているか否かを照合する。
【0045】
最後に、本監視システムは、建設機械車両だけに限定されるものではなく、例えば、乗用車、ダンプトラックなどの運搬車などの車両にも適用できる。
【0046】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、車両、車両所有者、管理局の3者の関係を作ることにより、管理局による監視が容易かつ確実になり、特に、初期段階で管理局にて識別情報を照合できるから、例えば、管理局に盗難届が出されている車両に対して不正使用者から照合があった場合などの問題発生時に素早く確実な対応ができる。さらに、照合に用いる識別情報として、時間の経過とともに書換え変更されるワンタイムパスワードを用いることで、機密保持性に優れている。
【0047】
請求項2記載の発明によれば、管理局で識別情報を照合する際に、車両の位置情報を付加して監視することができ、例えば、管理局に盗難届が出されている車両からの不正な照合があった場合などに、その車両の位置情報を取得して、盗難車両の捜索ができる。
【0048】
請求項3記載の発明によれば、個人識別情報、パスワード識別情報および車両識別情報と、管理局側の識別情報とを管理局で照合することにより、管理局での監視が容易かつ確実になり、特に、初期段階で管理局にて識別情報を照合できるから、例えば、管理局に盗難届が出されている車両に対して不正使用者から照合があった場合などの問題発生時に素早く確実な対応ができる。さらに、ワンタイムパスワード媒体の識別情報とサーバの識別情報を連動して無作為に書換え変更することで、機密保持性に優れている。また、サーバでワンタイムパスワード媒体を管理できるので、このワンタイムパスワード媒体の紛失にも対応できる。
【0049】
請求項4記載の発明によれば、管理局で識別情報を照合する際に、グローバル・ポジショニング・システム装置で取得した車両の位置情報を付加して監視することができ、例えば、管理局に盗難届が出されている車両から不正な照合があった場合などは、盗難車両として盗難防止または盗難車両の捜索ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両の監視システムの一実施の形態を示す概要図である。
【図2】 同上監視システムのブロック図である。
【図3】 同上監視システムの制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 車両
15 管理局
22 通信手段としての送受信器
23 グローバル・ポジショニング・システム装置(GPS装置)
37 ワンタイムパスワード媒体
38 サーバ
Claims (4)
- 通信機能を有する車両を始動するに当って車両に車両所有者の識別情報を入力し、
車両に割当てられた識別情報、車両所有者の識別情報および時間の経過とともに書換え変更されるワンタイムパスワードを車両から管理局に送信し、
車両に割当てられた識別情報、車両所有者の識別情報およびワンタイムパスワードと、管理局が保有する識別情報とを管理局にて照合して車両を監視する
ことを特徴とする車両の監視方法。 - 車両は、自己の位置情報を取得して管理局に送信する機能を有する
ことを特徴とする請求項1記載の車両の監視方法。 - 車両と、
車両を始動するに当って入力される車両所有者の個人識別情報およびパスワード識別情報とともに車両に割当てられた車両識別情報を送信可能の通信手段と、
車両から送信された個人識別情報、パスワード識別情報および車両識別情報を受信して自己が保有する識別情報と照合することで車両を監視する管理局とを具備し、
パスワード識別情報は、時間の経過とともに新たな識別情報を生成し表示するワンタイムパスワード媒体より取得し、
管理局は、ワンタイムパスワード媒体と連動して識別情報を書換え変更するサーバを備えた
ことを特徴とする車両の監視システム。 - 車両は、自己の位置情報を取得するグローバル・ポジショニング・システム装置を有する
ことを特徴とする請求項3記載の車両の監視システム。
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