JP3756263B2 - コンクリートブロックの製造装置および製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はコンクリートブロックの製造装置および製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンクリートブロックを成形する方法としては、種々の方法が知られている。
コンクリートブロックの効率の良い製造方法としては、下抜き方式による製造方法が好適であるとされている。下抜き方式による製造方法では、先ず、上下に開口する筒状の枠体の底面を昇降可能な閉塞板で閉塞し、この枠体内にコンクリート材を投入し、押し板で枠体内のコンクリート材を押し固める。そして、閉塞板を降下させて成形されたコンクリートブロックを取り出す。
このような下抜き方式のコンクリートブロックの製造方法は、単なる直方形状等の単純な形状のコンクリートブロックを成形するには好適に適用できた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、複雑な形状のコンクリートブロックの成形には、コンクリート材を枠体内に均一に投入したり、コンクリート材を均一に押圧して押し固めることが難しいため、前記下抜き方式による製造方法は適用されなかった。
これに対して、本願出願人は、上縁が一定高さではないコンクリートブロックを成形する製造装置および製造方法(特開平4−358803号)を既に提案している。しかし、その製造装置および製造方法によっても、枠体内にコンクリート材を好適に保持させることが十分でなく、複雑な形状のコンクリートブロックを十分に好適且つ安定的に製造できなかった。
【0004】
そこで、本発明は、複雑な形状のコンクリートブロックを好適かつ安定的に成形できるコンクリートブロックの製造装置および製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は次の構成を備える。
すなわち、本発明は、上下面が開口した筒枠状に形成され、少なくとも対向する一対の側板が、上縁が一定高さでなく異なる高さであり、かつ対向状態で重ねると同一形状であると共に、前記一対の側板間に投入されて満たされるコンクリート材が該側板の形状に倣って内部に保持されるように、該一対の側板間に仕切り板が設けられた枠体と、該枠体の下面側を閉塞する閉塞板と、上下面が開口した筒枠状に形成され、前記枠体外でコンクリート材が補給されると共に補給されたコンクリート材が落下しないように受面で受けられる待機位置と、前記枠体の直上で該枠体内にコンクリート材を供給する供給位置との間を移動可能に設けられ、少なくとも前記枠体上を移動する下端縁が、前記枠体の同一形状の側板の上端縁形状に倣った形状に形成された給材枠と、前記枠体の同一形状の側板間に満たされたコンクリート材の上面を覆う形状の押圧板とを具備する。
【0006】
また、本発明は、上下面が開口した筒枠状に形成され、少なくとも対向する一対の側板が、上縁が一定高さでなく異なる高さであり、かつ対向状態で重ねると同一形状である枠体と、該枠体の下面側を閉塞する閉塞板と、上下面が開口した筒枠状に形成され、前記枠体外でコンクリート材が補給されると共に補給されたコンクリート材が落下しないように受面で受けられる待機位置と、前記枠体の直上で該枠体内にコンクリート材を供給する供給位置との間を移動可能に設けられ、少なくとも前記枠体上を移動する下端縁が、前記枠体の同一形状の側板の上端縁形状に倣った形状に形成された給材枠と、前記枠体の同一形状の側板間の上面を覆い、枠体内に供給された各部のコンクリート材の堆積密度に対応して各部の押圧ストロークが調整されるよう、前記枠体の上縁の形状に倣った形状ではない押圧板とを具備することを特徴とするコンクリートブロックの製造装置にもある。
【0007】
また、本発明は、前述したコンクリートブロックの製造装置を用い、前記枠体の下面側を閉塞板で閉塞し、待機位置でコンクリート材が供給された給材枠を枠体直上の供給位置に移動して枠体内にコンクリート材を供給し、給材枠が供給位置から待機位置に給材枠を移動する際に、枠体内に余分に供給されたコンクリート材を、給材枠の下端縁で排除する一方、枠体内に供給されたコンクリート材を押圧板で押圧して押し固めた後、枠体と閉塞板とを相対的に離反させて閉塞板上に成形品を取り出すことを特徴とするコンクリートブロックの製造方法にもある。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施例について添付図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施例)
コンクリートブロックの製造装置の第1実施例について、各構成をその作用と合わせて、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明にかかるコンクリートブロックの製造装置の一実施例を説明する模式図である。この製造装置によれば、図2に示すような、直方体形状のブロックの上面の高さが階段状に異なるコンクリートブロック10を製造できる。コンクリートブロック10は、例えば、花壇等の回りを囲む花壇用のコンクリートブロックとして利用される。また、図3は図1の正面図であり、図4は図1の製造装置の動作を説明する側面図である。なお、図1は模式図であるため、枠体12と給材枠20(ガイド板22)とを離した状態に記載してあるが、実際には図3に示すように両者は隣接して配設されている。
【0009】
12は枠体であり、上下面が開口した筒枠状に形成され、対向する一対の側板12a、12b(手前側が側板12aとし、奥側が側板12bとする)が、上縁が一定高さでなく異なる高さであり、かつ対向状態で重ねると同一形状に形成されている。すなわち、一対の側板12a、12bが、コンクリートブロック10の正面形状および背面形状と同一形状の枠板として対向して配設されており、この一対の側板12a、12bについて側面に相当する部位には、一対の側板12a、12bの両端部のそれぞれの高さに相当する側板12c、12dにより覆われている。
【0010】
そして、この枠体12では、一対の側板12a、12b間に投入されて満たされるコンクリート材が側板12a、12bの形状に倣って内部に保持されるように、一対の側板12a、12b間に仕切り板14が設けられている。すなわち、仕切り板14によって、堆積したコンクリート材の上部の段差となった角部周辺が崩落することなく、その堆積した状態を好適に保持できる。
【0011】
枠体12の具体的な形態は、例えば、図3に示すように設けられている。図3に示すように、16は内枠であり、矩形、かつ筒状に形成されている。その内枠16の周囲は外枠17により補強されており、これによって前記枠体12が形成されている。また、その枠体12は成形装置の基板15に支持されている。
枠体12の下面側(底面)は、閉塞板18により閉塞されている。
閉塞板18は昇降可能であり、内枠16(枠体12)内にコンクリート材を投入する際に枠体12の底面を閉塞しており、成型後に降下する。また、閉塞板18の上面にはパレット19が載置されている。閉塞板18を昇降させる駆動装置30としては、例えばシリンダ装置を利用できる。
【0012】
20は給材枠であり、上下面が開口した筒枠状に形成され、枠体12外でコンクリート材が補給されると共に補給されたコンクリート材が落下しないようにガイド板22の受面22aで受けられる待機位置Bと、枠体12の直上で枠体12内にコンクリート材を供給する供給位置Aとの間を移動可能に設けられている。その移動方向は、一対の側板12a、12bの対向方向となっている。給材枠20を待機位置Bと供給位置Aとの間で移動させる駆動装置32としては、例えばシリンダ装置を利用できる。
【0013】
そして、この給材枠20は、枠体12上を移動する下端縁21a(正面板20aの下端縁)が、枠体12の同一形状の側板の上端縁形状に倣った形状に形成されている。なお、給材枠20の背面板20bの下端縁21bは、ガイド板22の受面22aに接するように形成されており、給材枠20に投入されたコンクリート材を枠体12内に好適に押し出せるようになっている。また、枠体12の外幅Lより給材枠20の内幅Mの方が長く、給材枠20の方が前後幅も広く形成されている。また、ガイド板22は、コンクリート材の給材枠20から枠体12への移し替えがスムースになされるように、枠体12の後方に連接して設けられている。(図3参照)。
【0014】
給材枠20の動作を図4等を参照して説明すると、先ず、給材枠20内には、待機位置Bで、硬めのコンクリート材が所定量投入されて補給される。このコンクリート材の固さは、スランプ0のものが用いられる。
そして、ガイド板22の上面である受面22a上をスライドして供給位置Aへ移動することで、コンクリート材を自動的に枠体12内へ投入することができる。コンクリート材が投入される際には、枠体12の底面を閉塞板18(およびパレット19)で閉塞している。
ところで、待機位置Bで給材枠20にコンクリート材が補給されるが(図5参照)、コンクリート材は給材枠20の正面板20aの下端縁21aとガイド板22の受面22aとの隙間から漏れ出ようとする。この漏れ出ようとしたコンクリート材は、枠体12の奥側の側板12bによって給材枠20内に押し戻されるような状態になる。そして、給材枠20が供給位置Aに移動する際には、その給材枠20内に戻されたコンクリート材も、主に給材枠20の背面板20bの押圧作用によって枠体12内に供給されることとなる。
【0015】
そして、給材枠20が待機位置Bに移動する際に、枠体12内の開口から上方に突出する余分なコンクリート材は、給材枠20の正面板20aが手前側の側板12aから背面の側板12b方向に移動するため、給材枠20内に収容された状態で待機位置Bに移動させられる。これにより、コンクリート材は、仕切り板14によって段差の部分でも崩れることなく、枠体12内に側板12a、12b、12c、12d形状に倣った満杯の状態で好適に満たされるのである。
【0016】
24は押圧板であり、枠体12の同一形状の側板12a、12b間の上面を覆う形状に形成されている。この押圧板24の下面は、コンクリートブロック12の上面形状に倣った形状に形成されている。また、24aはスリットであり、押圧板24が下降した際に仕切り板14に干渉しないように形成されている。
押圧板24を昇降させる駆動装置36としては、例えばシリンダ装置を利用できる。押圧板24を降下して枠体12内のコンクリート材を押圧して、振動装置(図示せず)により振動を与えて押し固める。
そして、枠体12内のコンクリート材を押し固めた後、押圧板24を上昇させるとともに閉塞板18を降下させ、降下した閉塞板18上のパレット19と共に成形されたコンクリートブロック12を搬送し養生することで、コンクリートブロック12が完成する。
なお、上記閉塞板18上にパレット19を載せた実施例について説明したが、パレット19を用いなくても良い。
【0017】
続いて、以上説明してきたコンクリートブロックの製造装置を用い、コンクリートブロックを成形する製造方法を、工程順に整理して説明する。
先ず、枠体12の下面側を閉塞板18で閉塞し、待機位置Bでコンクリート材が供給された給材枠20を枠体12直上の供給位置Aに移動して枠体12内にコンクリート材を供給する。枠体12内には、通常硬めのコンクリート材(スランプ0)が給材装置20により投入される。
次に、給材枠20が供給位置Aから待機位置Bに給材枠20を移動する際に、枠体12内に余分に供給されたコンクリート材を、給材枠20の下端縁21aで排除する。給材枠20の下端縁21aは、枠体12の上端口縁に倣った形状に形成されているため、給材枠20が待機位置Bに移動する際に、枠体12内の開口から上方に突出する余分なコンクリート材を、給材枠20が持ち帰ることになる。
そして、枠体12内に供給されたコンクリート材を押圧板24で押圧して押し固めた後、枠体12と閉塞板18とを相対的に離反させて閉塞板18上に成形品を取り出す。
以上の成形方法を順次繰り返すことで、図2に示したようなコンクリートブロックを好適に量産できる。
【0018】
(第2実施例)
次に、図6および図7に基づいて、コンクリートブロックの製造装置の第2実施例について説明する。図6では、第2実施例は、第1実施例と基本的な構成が同一であるため、第2実施例の特徴点となる枠体112、給材枠120、および押圧板124の形状のみを示してある。図7には図6のコンクリートブロックの製造装置によって製造される花壇用コンクリートブロックを示す。第1実施例と同一な構成および作用については説明を省略する。
図7に示すように、第2実施例によって成形されるべきコンクリートブロック110は、2本の高さの低い円柱部110aと、2枚の上縁が円弧状に形成された高さがあって幅広で薄い板部110bとが、交互に配設された形状となっている。
【0019】
これに対して、枠体112の一対の側板112a、112bの形状は、上縁も矩形に形成されており、前記板部110bの形状よりも、両脇の面積が広くなっている。この枠体112に対応して、給材枠120の下縁121aの形状も矩形の切り欠きに形成されている。これにより、コンクリート材が枠体112の各部分にとって好適な量となるように供給される。
そして、枠体112の同一形状の側板112a、112b間の上面を覆う押圧板124の下面の形状は、成形されるべきコンクリートブロック110の上面の形状に倣っている。すなわち、この押圧板124の形状は、結果的に、枠体112内に供給された各部のコンクリート材の堆積密度等に対応して各部の押圧ストロークが調整されるべく、枠体112の上縁の形状に倣った形状とはなっていない。
【0020】
以上のような形態とするのは、図7に示したような特殊な形状のコンクリートブロックを好適に形成するためであり、その理由を以下に説明する。
板部110bのような薄い形状に成形する場合、一対の側板112a、112b間隔が狭くなり、その部分は投入されるコンクリート材の堆積密度が小さくなる傾向にある。また、他の部分よりも高く成形される部位は、押圧板124によって押圧されるストロークが長くないと、他の部分と比べて圧縮率が低くなる。そのため、枠体112内に充填されたコンクリート材に押圧板124の押圧力が均一に作用せず、所望の形状のコンクリートブロックが好適に形成されない場合がある。成形されるべきコンクリートブロックの厚さがほとんど均一である場合には、コンクリート材の流動性によって不均一な充填部分があってもカバーされるが、図7のような形状の場合には、コンクリート材の流動性のみではカバーできず、コンクリート材が均一に圧縮されず、コンクリートブロックが好適に形成されないのである。
従って、押圧板124の形状を、枠体112の上縁の形状に倣った形状としないことで、図7のようなコンクリートブロックを好適に成形できるのである。
なお、枠体112に第1実施例のような仕切り板14は設けられていないが、場合によっては仕切り板を設けてもよい。
【0021】
以上の実施例では、花壇用のブロックを成形する場合について説明してきたが、本実施例はこれに限らず、例えば枠体の上縁の形状を種々変化させても良いなど、他のコンクリート製品の成形のために好適に利用することができるのは勿論である。以上本発明の好適な実施例を挙げて種々説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得ることはもちろんである。
【0022】
【発明の効果】
請求項1にかかる本発明のコンクリートブロック製造装置によれば、枠体に一対の側板間に投入されて満たされるコンクリートが該側板の形状に倣って内部に保持されるように、該一対の側板間に仕切り板が設けられている。これにより、コンクリート材は、段差の部分でも崩れることなく、枠体内に好適に充填されるため、複雑な形状のコンクリートブロックを好適かつ安定的に成形できるという著効を奏する。
また、請求項2にかかる本発明のコンクリートブロック製造装置によれば、押圧板が、枠体内に供給された各部のコンクリート材の堆積密度等に対応して各部の押圧ストロークが調整されるよう、前記枠体の上縁の形状に倣った形状ではないように形成されている。これにより、コンクリート材を、前記一対の側板の間隔が狭いためコンクリート材の堆積密度が小さくなる傾向のある部分等に、好適な量を供給することが可能であり、特殊な形状のコンクリートブロックを好適かつ安定的に成形できるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコンクリートブロックの製造装置の第1実施例を示す模式的な斜視図である。
【図2】 第1実施例によって製造される花壇用のコンクリートブロックを示す斜視図である。
【図3】 第1実施例の模式的な正面図である。
【図4】 第1実施例の作動状態を説明する模式的な側面図である。
【図5】 第1実施例の給材枠を破断した背面説明図である。
【図6】 本発明に係るコンクリートブロックの製造装置の第2実施例の要部を示す模式的な斜視図である。
【図7】 第2実施例によって製造される花壇用のコンクリートブロックを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 コンクリートブロック
12 枠体
12a、12b 側板
14 仕切り板
18 閉塞板
20 給材枠
21a 下端縁
22 ガイド板
22a 受面
24 押圧板
Claims (3)
- 上下面が開口した筒枠状に形成され、少なくとも対向する一対の側板が、上縁が一定高さでなく異なる高さであり、かつ対向状態で重ねると同一形状であると共に、前記一対の側板間に投入されて満たされるコンクリート材が該側板の形状に倣って内部に保持されるように、該一対の側板間に仕切り板が設けられた枠体と、
該枠体の下面側を閉塞する閉塞板と、
上下面が開口した筒枠状に形成され、前記枠体外でコンクリート材が補給されると共に補給されたコンクリート材が落下しないように受面で受けられる待機位置と、前記枠体の直上で該枠体内にコンクリート材を供給する供給位置との間を移動可能に設けられ、少なくとも前記枠体上を移動する下端縁が、前記枠体の同一形状の側板の上端縁形状に倣った形状に形成された給材枠と、
前記枠体の同一形状の側板間に満たされたコンクリート材の上面を覆う形状の押圧板とを具備することを特徴とするコンクリートブロックの製造装置。 - 上下面が開口した筒枠状に形成され、少なくとも対向する一対の側板が、上縁が一定高さでなく異なる高さであり、かつ対向状態で重ねると同一形状である枠体と、
該枠体の下面側を閉塞する閉塞板と、
上下面が開口した筒枠状に形成され、前記枠体外でコンクリート材が補給されると共に補給されたコンクリート材が落下しないように受面で受けられる待機位置と、前記枠体の直上で該枠体内にコンクリート材を供給する供給位置との間を移動可能に設けられ、少なくとも前記枠体上を移動する下端縁が、前記枠体の同一形状の側板の上端縁形状に倣った形状に形成された給材枠と、
前記枠体の同一形状の側板間の上面を覆い、枠体内に供給された各部のコンクリート材の堆積密度に対応して各部の押圧ストロークが調整されるよう、前記枠体の上縁の形状に倣った形状ではない押圧板とを具備することを特徴とするコンクリートブロックの製造装置。 - 請求項1または2記載のコンクリートブロックの製造装置を用い、
前記枠体の下面側を閉塞板で閉塞し、待機位置でコンクリート材が供給された給材枠を枠体直上の供給位置に移動して枠体内にコンクリート材を供給し、
給材枠が供給位置から待機位置に給材枠を移動する際に、枠体内に余分に供給されたコンクリート材を、給材枠の下端縁で排除する一方、
枠体内に供給されたコンクリート材を押圧板で押圧して押し固めた後、枠体と閉塞板とを相対的に離反させて閉塞板上に成形品を取り出すことを特徴とするコンクリートブロックの製造方法。
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JP24602396A JP3756263B2 (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | コンクリートブロックの製造装置および製造方法 |
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JPH1086122A JPH1086122A (ja) | 1998-04-07 |
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