JP3754753B2

JP3754753B2 - Resin cap

Info

Publication number: JP3754753B2
Application number: JP14387796A
Authority: JP
Inventors: 英彦近江
Original assignee: Nippon Closures Co Ltd
Current assignee: Nippon Closures Co Ltd
Priority date: 1996-06-06
Filing date: 1996-06-06
Publication date: 2006-03-15
Anticipated expiration: 2016-06-06
Also published as: JPH09328155A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器口部から道具を用いずに手で容易に取り外すことが可能であり、且つタンパーエビデント性（ＴＥ性）も良好な樹脂製キャップに関する。
【０００２】
【従来の技術】
樹脂製キャップは、一体成形が可能で成形性に優れていると共に、可撓性にも優れているため、打栓操作により容器口部に固定することもでき、従来種々の形態の容器蓋として広く使用されている。
【０００３】
密封性に優れていると共に、容器口部から道具を使わずに容易に取り外すことの可能な樹脂製キャップも知られており、例えば特公昭４６−３０３５２号公報には、王冠形状のプラスチック製の栓３に、封緘用スカート４、引掛け環１及び止め輪１１が設けられている樹脂製キャップが開示されている。この樹脂製キャップにおいて、封緘用スカート４は栓３の頂板部の中央部分から下方に延びており、この封緘用スカート４が瓶口内に嵌め込まれる。また引掛け環１は、栓３のスカート部下端の一部に固定されており、且つ該スカート部の外周面を取り囲むように形成されていると共に、引掛け環１とスカート部の外周面とは、破断容易なブリッジ１５によって部分的に連結されている。この引掛け環１は、栓３の補強と栓抜きの機能を有している。更に止め輪１１は、栓３のスカート部下端の内面に設けられ、この止め輪１１には、切り込み部１３が複数箇所に形成されている。即ち、このキャップでは、引掛け環１を指で引張り上げ、更に引掛け環１が栓３に固定されている部分を引き上げると、栓３は、止め輪１１に形成されている切り込み部１３で破断が生じて折れ曲がり、瓶口から栓３を取り外すことができるというものである。
【０００４】
また特公昭５３−１７１２号公報には、環状の外壁（スカート）２を有するキャップ部材１０と、環状の外壁２を取り囲むようにして設けられたアーチ形状の帯状体５とから成るキャップが開示されている。該帯状体５は、その両端部６，６で環状の外壁２に固定されていると共に、破断可能なウエッブ（ブリッジ）８によって環状の外壁２に連結されている。即ち、このキャップは、帯状体５を指で引張り上げてウエッブ８を破断し、さらに帯状体５を引張り上げることによって、前記固定部（帯状体５の両端部）６からキャップ部材１０を持ち上げて開封を行うというものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
上述した先行技術のキャップは、栓抜き等の道具を用いることなく手で開封を行うことができ、従来の王冠等と比較すれば開封性が顕著に優れており、特に前者のキャップは、ＴＥ性にも優れている。
然しながら、前者のキャップは、開封に際してキャップ自体を折り曲げたり或いは一部を破断したりするため、開封に際して大きな力を要し、未だ開封性において十分満足し得るものではなかった。
【０００６】
後者のキャップは、瓶等の容器の口部にしっかりと嵌合固定されたキャップ部材を、帯状体を持って引張り上げることにより、容器口部から破壊することなく取り外すため、やはり開封に際して大きな力を要し、開封性が十分でない。しかも、開封に際して、帯状体が引き千切れてしまうおそれもある。また帯状体が引き千切れなかったとしても、一度開封したキャップを再び容器口部に装着した場合、そのキャップの外観からは、開封された事実を一目で認識することができず、ＴＥ性の点でも未だ改善の余地がある。
【０００７】
従って本発明の課題は、開封の際に大きな力を必要とせず、格別の道具を用いることなく手で容易に開封を行うことができると共に、ＴＥ性も改善された樹脂製キャップを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、頂板部及びスカート部から成り且つスカート部内面には容器口部と係合する突起が設けられているキャップ本体、及び該スカート部外面の周囲を覆う様に設けられたリング状部材から成る樹脂製キャップにおいて、
前記キャップ本体のスカート部には、軸線方向に延びる複数個の切欠きが周方向に間隔をおいて設けられており、
前記リング状部材は、その一部分がキャップ本体のスカート部外面に一体的に連結固定され且つ他の部分において、複数個の破断可能な橋絡部を介して前記キャップ本体に連結されていると共に、該キャップ本体と該リング状部材とは、キャップ本体とリング状部材とを一体に成形した後のカッティング加工により形成された周状切断面を介して分離しているが該切断面の部分で密着しており、
該リング状部材の下端には、径内方向に突出している可撓性のフラップ片が形成されていることを特徴とする樹脂製キャップが提供される。
【０００９】
本発明のキャップでは、キャップ本体スカート部の外面を覆う様に形成されているリング状部材を有しているが、このスカート部には、軸線方向に延びる複数個の切欠きが周方向に間隔をおいて設けられている。これにより、リング状部材を持ち上げると、スカート部が径外方向に広がり、この結果としてキャップ本体を容器口部から容易に取り外すことが可能となり、開栓性が極めて良好となっている。
【００１０】
また本発明では、スカート部外面の周囲を覆う様に設けられているリング状部材は、その一部分がキャップ本体のスカート部外面に一体的に連結固定されており、他の部分では複数個の破断可能な橋絡部を介して連結されているが、キャップ本体のスカート部とリング状部材とは、周状切断面を介して分離されており且つ該切断面の部分で密着している。即ち、両者は切断面の部分で密着していることから、このキャップが容器口部に設けられている状態では、キャップ本体スカート部がリング状部材によりタガ締めされ、該スカート部が外方に広がるのが防止され、この結果として、容器口部に対する確実な密封性を確保することができる。特に、軸方向に延びている切欠きがスカート部に形成されている本発明のキャップでは、この切欠きが容器口部とスカート部の突起との係合状態を弱める様に作用する。従って、このようなリング状部材のタガ締め作用は、上記係合状態を強固で且つ確実なものとして良好な密封状態を確保する上で極めて重要な作用である。
【００１１】
また、キャップ本体スカート部外面とリング状部材内面とが、周状の切断面を介して密着しているため、打栓時において、破断し易い橋絡部に外力が集中することが有効に防止でき、打栓時における橋絡部の破断が有効に防止されるという利点もある。
【００１２】
更に本発明においては、リング状部材の下端に径内方向に突出している可撓性のフラップ片が形成されているが、このフラップ片により、優れたＴＥ性を確保することができる。
本発明のキャップの容器口部からの取り外し、即ち開封は、以下の要領で行われる。先ず、リング状部材を指で引張り上げて橋絡部を破断し、連結固定部を支点としてリング状部材を捲り上げる。この状態で、リング状部材は、連結固定部を残してキャップ本体スカート部から外れ、スカート部に作用していたタガ締め力が開放され、該スカート部は外方に広がった状態となる。従って、リング状部材を更に引張り上げることにより、キャップ本体は容易に容器口部から離脱する。そして、一度、容器口部から取り外したキャップ本体は、スカート部が外方に広がった状態となっているため、再び、容器口部に装着することができる。しかるに本発明のキャップにおいては、リング状部材の下端にフラップ片が設けられているため、一度連結固定部を支点として捲り上げられたリング状部材は、該フラップ片が邪魔をするため、再びスカート部の外周を覆うように元に戻すことが不可能となっている。即ち、一度容器口部から外されたキャップ本体を再び容器口部に戻したとしても、リング状部材は捲り上げられたままの状態となっており、一般の需要者は、一目で開封された事実を認識できるのである。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。
図１は、本発明の樹脂製キャップの要部を容器口部と共に拡大して示す部分拡大側断面図であり、図２は、図１のキャップの底面図であり、図３は、図１のキャップの側面を容器口部と共に示す図、図４は、本発明のキャップの開封操作を説明するための説明図であり、図５及び図６は、本発明のキャップにおけるフラップ片の機能を説明するための説明図である。
【００１４】
図１乃至図３において、本発明の樹脂製キャップは、大まかにいって、キャップ本体１と、リング状部材２とから成っている。またキャップ本体１は、頂板部（天面部）３とその外周から垂下しているスカート部４とから成っている。
【００１５】
特に図１によく示されているように、スカート部４の内面には、容器口部５の外周側の凹部６と係合する突起７が形成されており、キャップ本体１が容器口部５に確実に保持されるようになっている。また、この具体例においては、天面部３には、容器口部５の内周側と係合するインナーリング８が形成されており、容器口部５の内周側で密封が行われ、密封が行われるようになっている。
【００１６】
リング状部材２は、スカート部４の外面を覆うように設けられており、図４に明瞭に表されているように、このリング状部材２で覆われているキャップ本体１のスカート部４には、軸線方向に延びている複数個の切欠き９が周方向に間隔をおいて形成されており、スカート部４は、この切欠き９によって、多数のスカート片４ａに分割されている。キャップ本体１のスカート部４とリング状部材２とは、周状の切断面１０を介して分離していると共に、上記切断面１０よりも下側の複数個の破断可能な橋絡部１１と、破断不能な連結部（ヒンジ）１２を介して一体に形成されている。またキャップ本体スカート部４の外面とリング状部材２の内面とは、キャップ本体１が容器口部５に打栓されている状態（図１）において、前記切断面１０の部分で相互に密着している。即ち、スカート部４には、リング状部材２によるタガ締め力が作用しており、この状態でスカート部４が外方に広がるのが防止され、容器口部５の密封が確実に行われている。
【００１７】
またリング状部材２は、特に図３の側面図等に明瞭に示されているように、丁度連結部１２とは反対側に位置する部分１３の背が高くなっている。これは、後述する開栓操作を行う場合に、一般の使用者がリング状部材２を指で持ち上げる位置を明示するためである。勿論、このような部分２ａを設ける代わりに、鍔状の開封用タブを同じ部分に形成しておくこともできる。
【００１８】
かかる本発明の樹脂製キャップにおいて、開栓、即ち容器口部５からのキャップの取り外しは、次の要領で行われる。
即ち、リング状部材２の前記部分１３を指で引張り上げると、橋絡部１１が破断するため、該リング状部材２は、図４に示されている如く、連結部１２を支点として上方に捲り上げられ、スカート部４の大部分がリング状部材２の覆いから解放される。従って、このスカート部４に作用していたタガ締め力が解放されるので、リング状部材２を把持具としてキャップ本体１を上方に持ち上げることにより、或いは解放されたスカート部４を直接指で押し上げることにより、格別の道具を用いることなく、キャップ本体１を容器口部５から容易に取り除くことが可能となる。
【００１９】
本発明において、キャップ本体１のスカート部４に設けた軸線方向に延びる複数個の切欠き９は、開栓操作によりリング状部材２が取り外された時に（図４の状態）、スカート部４が径外方向に広がり、これにより、容器口部５の外周凹部６とスカート部４の内面突起７との係合が解除され、キャップ本体１の容器口部５からの取り外しを容易に行うようにするためのものであり、その設置個数や周方向間隔は、その機能が有効に発揮されるように決定される。この切欠き９の個数は、キャップの口径等によっても相違するが、一般的には、２乃至２０個、特に８乃至１２個の範囲程度が実用的であり好ましい。
【００２０】
このように、本発明のキャップにおいては、スカート部４の切欠き９は、容器口部５の外周凹部６とスカート部の突起７との係合状態を弱めるように作用するものであるが、打栓状態において、これにリング状部材２によるタガ締め力が作用することにより、係合状態を強固で且つ確実のものとすることができるのである。従って、周状切断面１０の部分でスカート部４とリング状部材２とが密着していることは、タガ締め力の作用、即ち、密封性の維持の点で極めて重要な意義を有しているものである。
【００２１】
またキャップ本体スカート部４と、リング状部材２との間に設ける橋絡部１１の数は、隣り合った切欠き９，９間のスカート片４ａとリング状部材２とが少なくとも１個の橋絡部１１を介して連結されるようにすることが好ましい。また橋絡部１１の位置も種々変化させることができ、例えばスカート片４ａの中央部に１個設けたり、或いはスカート片４ａの周方向両端部に１個ずつ（スカート片４ａ当り計２個）設けたりすることができる。要するに、打栓時において、橋絡部の破損が防止され且つ開栓時にその破断が容易に行われるものであればよく、その位置及び個数は特に制限されない。通常、橋絡部１１の切断面方向（キャップ軸方向）の断面積は、１個当り0.１乃至0.８ｍｍ²、特に0.２乃至0.４ｍｍ²の範囲にあることが好適である。
【００２２】
また図１の部分拡大側断面図に特に明瞭に示されている様に、本発明においては、リング状部材２の下端部に、先端が径内方向に突出している可撓性のフラップ片２０を設けることが重要である。このようなフラップ片２０を設けることにより、優れたＴＥ性を付与することができる。
【００２３】
即ち、図４にも示されている様に、本発明のキャップを容器口部５から取り外した時には、リング状部材２が連結部１２を支点として捲り上げられた状態となっており、スカート部４の大部分が剥き出しの状態になっている。従って、図４の状態のキャップを、再び容器口部５に装着し、且つ捲り上げられているリング状部材２を元の状態に復帰させたとすると、一般の使用者には、その外観からは、そのキャップが一度開封されたものであることが一目で判断しずらい場合がある。
【００２４】
しかるに本発明によれば、上述したフラップ片２０を設けることにより、捲り上げられたリング状部材２を元の状態に復帰させることができなくなっているため、優れたＴＥ性を有しているのである。
即ち、フラップ片２０の機能を示す図５及び６において、捲り上げられたリング状部材２を元の状態に復帰させようとすると、リング状部材２に設けられているフラップ片２０が、キャップ本体１の肩部３０に当接し（図５）、或いはキャップ本体１のスカート部４に引っ掛かり（図６）、該リング状部材２をそれ以上押し下げることが不可能となっている。従って、一度取り外されたキャップを再び容器口部５に装着した場合には、リング状部材２が捲り上げられた状態となっているため、一般の使用者は、一目で開封の事実を知ることができる。
【００２５】
本発明においては、上述したフラップ片２０の機能を有効に発現させるためには、例えば図５に示す様に、キャップ本体１の肩部３０（スカート部４と天面３との連結部分）に水平段差部３１を設けることが好ましい。これにより、フラップ片２０の先端が水平段差部３１に引っ掛かるようになり、リング状部材２の復帰を有効に防止できる。
また、フラップ片２０は、特に打栓状態において（図１参照）周状切断面１０よりも少なくとも内方に突出しているべきである。このようにすれば、図６に示されているように、フラップ片２０が必ずスカート部４の外面で引っ掛かり、それ以上の押し込みが不可能となる。
【００２６】
また図２の底面図によく表されている様に、図１乃至３に示す態様のキャップでは、複数個のフラップ片２０が間隔をおいて対称な位置に形成されているが、この数や隣合うフラップ片２０の間隔等は、捲り上げられたリング状部材２の復帰を有効に防止することができる限り任意に設定できる。例えば、図２の断面でみて、個々のフラップ片２０の長さを大きくしたり、或いは長さの小さなフラップ片２０を多数設けたり、連結部１２以外の部分の全体にわたって連なるアーチ状のフラップ片２０を形成しておくこともできる。一般的には、フラップ片２０の周方向長さの合計が、リング状部材２の内周に対して５０％以上となるように設定しておくことが好ましい。
【００２７】
本発明において、上述したキャップの成形に用いる樹脂としては、各種プラスチック、例えば、低−，中−又は高−密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、熱可塑性ポリエステル、ポリアミド、スチレン系樹脂、ＡＢＳ樹脂等が一般に使用される。またキャップ本体とは別個にライナーを施すこともでき、このようなライナーとしては、低密度ポリエチレン、エチレン系重合体、各種ゴム乃至熱可塑性エラストマー、アクリル樹脂プラスチゾル、塩化ビニル樹脂プラスチゾル等を用いることができる。
【００２８】
本発明の樹脂製キャップは、上記の樹脂を使用し、射出成形、圧縮成形等の一体成形により、キャップ本体１及びリング状部材２を一体化した状態で成形し、次いで後加工を行うことにより製造することができる。この後加工は、例えばカッティング加工であり、一体成形後、キャップ本体１のスカート部４とリング状部材２との間にカッター等で切り込みを入れ、橋絡部１１及び連結部１２を除く部分を分離させることにより、周状切断面１０が形成され、この部分でスカート部４の外面とリング状部材２の内面とを密着させることができる。
【００２９】
このように、本発明の樹脂製キャップは、通常のコアとキャビティとから成る金型を用いて、能率よく短時間で製造でき、またキャップ各部の精度も高く、不良品の発生も少ないという利点を有している。
【００３０】
【発明の効果】
本発明の樹脂製キャップは、キャップ本体スカート部の外面を覆う様に設けられているリング状部材の下端にフラップ片を形成したことにより、一旦開封されキャップ本体上に捲り上げられたリング状部材を、元の位置に復帰させることができない構造となっている。従って、一度開封されたキャップ本体を容器口部に再度装着した場合には、リング状部材が捲り上げられた状態となっており、一目で開封の事実を認識することができ、ＴＥ性に極めて優れている。
また打栓に際しては、リング状部材がキャップ本体スカート部を保護し、閉栓状態では、リング状部材がスカート部外面を密着して密封性を保持し、更にスカート部に軸線方向に延びる切欠きを形成したことにより、リング状部材を捲り上げると、キャップ本体のスカート部を格別の道具を用いることなく、容器口部から容易に取り外すことができ、密封性や開栓性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の樹脂製キャップの要部を容器口部と共に拡大して示す部分拡大側断面図である。
【図２】図１のキャップの底面図である。
【図３】図１のキャップの側面図である。
【図４】本発明のキャップの開封操作を説明するための説明図である。
【図５】本発明のキャップにおけるフラップ片の機能を説明するための説明図である。
【図６】本発明のキャップにおけるフラップ片の機能の他の例を説明するための説明図である。
【符号の説明】
１：キャップ本体２：リング状部材３：天面
４：スカート部４ａ：スカート片５：容器口部
９：切欠き１０：周状切断面１１：橋絡部
１２：連結部（ヒンジ）２０：フラップ片３１：水平段差部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a resin cap that can be easily removed from a container mouth without using a tool and has good tamper evidence (TE) properties.
[0002]
[Prior art]
Resin caps can be integrally molded, have excellent moldability, and have excellent flexibility, so they can be fixed to the container mouth by a stoppering operation. Widely used.
[0003]
There is also known a resin cap that has excellent sealing properties and can be easily removed from the container mouth without using a tool. For example, Japanese Patent Publication No. 46-30352 discloses a crown-shaped plastic cap. A resin cap in which a plug 3 is provided with a sealing skirt 4, a hook ring 1 and a retaining ring 11 is disclosed. In this resin cap, the sealing skirt 4 extends downward from the central portion of the top plate portion of the stopper 3, and the sealing skirt 4 is fitted into the bottle mouth. The hook ring 1 is fixed to a part of the lower end of the skirt portion of the stopper 3 and is formed so as to surround the outer peripheral surface of the skirt portion. Are partially connected by an easily breakable bridge 15. The hook ring 1 has functions of reinforcing the stopper 3 and opening the stopper. Further, the retaining ring 11 is provided on the inner surface of the lower end of the skirt portion of the stopper 3, and the retaining ring 11 has a plurality of cut portions 13 formed therein. That is, in this cap, when the hook ring 1 is pulled up with a finger and the part where the hook ring 1 is fixed to the stopper 3 is pulled up, the stopper 3 is formed by a notch 13 formed in the retaining ring 11. It breaks and bends, and the stopper 3 can be removed from the bottle mouth.
[0004]
Japanese Examined Patent Publication No. 53-1712 discloses a cap comprising a cap member 10 having an annular outer wall (skirt) 2 and an arch-shaped band 5 provided so as to surround the annular outer wall 2. ing. The belt-like body 5 is fixed to the annular outer wall 2 at both ends 6 and 6, and is connected to the annular outer wall 2 by a breakable web (bridge) 8. That is, the cap lifts the cap member 10 from the fixed portion (both ends of the band-like body 5) by pulling up the band-like body 5 with a finger to break the web 8, and further pulling up the band-like body 5. Opening.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The above-mentioned prior art cap can be opened by hand without using a tool such as a bottle opener, and the opening performance is remarkably superior as compared with a conventional crown or the like. Also excellent in properties.
However, since the former cap bends the cap itself or breaks part of the cap at the time of opening, a large force is required at the time of opening, and the openability has not been sufficiently satisfied.
[0006]
The latter cap removes the cap member firmly fitted and fixed to the mouth of the container such as a bottle from the container mouth by pulling it up with the belt-like body, so it also has a great force when opening. Openability is not sufficient. Moreover, there is a possibility that the band-like body is torn off at the time of opening. Even if the strip does not tear, if the cap once opened is attached to the container mouth again, the fact that the cap has been opened cannot be recognized at a glance from the appearance of the cap. There is still room for improvement.
[0007]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a resin cap that does not require a large force at the time of opening, can be easily opened by hand without using a special tool, and has improved TE properties. It is in.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, a cap body that includes a top plate portion and a skirt portion, and has a protrusion provided on the inner surface of the skirt portion that engages with the container mouth portion, and a ring provided so as to cover the periphery of the outer surface of the skirt portion. In a resin cap made of a member,
The skirt portion of the cap body is provided with a plurality of notches extending in the axial direction at intervals in the circumferential direction,
A part of the ring-shaped member is integrally connected and fixed to the outer surface of the skirt portion of the cap body, and the other part is connected to the cap body via a plurality of breakable bridge portions, The cap main body and the ring-shaped member are separated through a circumferential cut surface formed by cutting after the cap main body and the ring-shaped member are integrally formed. And
A resin cap is provided in which a flexible flap piece protruding in the radial direction is formed at the lower end of the ring-shaped member.
[0009]
The cap of the present invention has a ring-shaped member formed so as to cover the outer surface of the cap main body skirt portion, and the skirt portion has a plurality of notches extending in the axial direction spaced in the circumferential direction. Is provided. As a result, when the ring-shaped member is lifted, the skirt portion expands in the radially outward direction. As a result, the cap body can be easily removed from the container mouth portion, and the opening performance is extremely good.
[0010]
In the present invention, the ring-shaped member provided so as to cover the periphery of the outer surface of the skirt part is integrally connected and fixed to the outer surface of the skirt part of the cap body, and a plurality of fractures are made in the other part. Although connected via a possible bridging portion, the skirt portion of the cap body and the ring-shaped member are separated via a circumferential cut surface and are in close contact with each other at the cut surface. That is, since both of them are in close contact with each other at the cut surface, the cap body skirt is hooked by the ring-shaped member in a state where the cap is provided at the container mouth, and the skirt is outward. Spreading is prevented, and as a result, it is possible to ensure a reliable sealing performance with respect to the container mouth. In particular, in the cap of the present invention in which a notch extending in the axial direction is formed in the skirt portion, the notch acts so as to weaken the engagement state between the container mouth portion and the protrusion of the skirt portion. Therefore, such a tagging action of the ring-shaped member is an extremely important action for securing a good sealing state by making the engagement state strong and reliable.
[0011]
In addition, since the outer surface of the cap body skirt and the inner surface of the ring-shaped member are in close contact with each other via a circumferential cutting surface, it is possible to effectively prevent external force from concentrating on the brittle part that is easily broken during the stoppering process. There is also an advantage that breakage of the bridging portion at the time of stoppering is effectively prevented.
[0012]
Furthermore, in the present invention, a flexible flap piece projecting in the radially inward direction is formed at the lower end of the ring-shaped member. With this flap piece, excellent TE properties can be ensured.
Removal of the cap of the present invention from the container mouth, that is, opening is performed as follows. First, the ring-shaped member is pulled up with a finger to break the bridging portion, and the ring-shaped member is lifted up with the connection fixing portion as a fulcrum. In this state, the ring-shaped member is detached from the cap main body skirt portion while leaving the coupling fixing portion, the tagging force acting on the skirt portion is released, and the skirt portion is spread outward. Therefore, by further pulling up the ring-shaped member, the cap body is easily detached from the container mouth. And once the cap main body removed from the container mouth part has the skirt part spread outward, it can be attached to the container mouth part again. However, in the cap of the present invention, since the flap piece is provided at the lower end of the ring-shaped member, the ring-shaped member once lifted up with the connecting and fixing portion as a fulcrum once again prevents the flap piece from interfering with the skirt. It is impossible to return it to cover the outer periphery of the part. That is, even if the cap body once removed from the container mouth portion is returned to the container mouth portion again, the ring-shaped member remains in a state of being lifted up, and general consumers have opened it at a glance. You can recognize the facts.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail based on specific examples shown in the accompanying drawings.
FIG. 1 is a partially enlarged side sectional view showing an essential part of a resin cap of the present invention together with a container mouth part, FIG. 2 is a bottom view of the cap of FIG. 1, and FIG. FIG. 4 is an explanatory view for explaining the opening operation of the cap of the present invention, and FIGS. 5 and 6 show the function of the flap piece in the cap of the present invention. It is explanatory drawing for demonstrating.
[0014]
1 to 3, the resin cap of the present invention is roughly composed of a cap body 1 and a ring-shaped member 2. The cap body 1 includes a top plate portion (top surface portion) 3 and a skirt portion 4 depending from the outer periphery thereof.
[0015]
As shown particularly well in FIG. 1, a protrusion 7 is formed on the inner surface of the skirt portion 4 to engage with the recess 6 on the outer peripheral side of the container mouth portion 5. It is designed to be held securely. Further, in this specific example, the top surface portion 3 is formed with an inner ring 8 that engages with the inner peripheral side of the container mouth portion 5, and sealing is performed on the inner peripheral side of the container mouth portion 5. Is to be done.
[0016]
The ring-shaped member 2 is provided so as to cover the outer surface of the skirt portion 4, and as clearly shown in FIG. 4, the ring-shaped member 2 is formed on the skirt portion 4 of the cap body 1 covered with the ring-shaped member 2. A plurality of notches 9 extending in the axial direction are formed at intervals in the circumferential direction, and the skirt portion 4 is divided into a plurality of skirt pieces 4 a by the notches 9. The skirt portion 4 and the ring-shaped member 2 of the cap body 1 are separated via a circumferential cut surface 10 and a plurality of breakable bridge portions 11 below the cut surface 10. These are integrally formed via a non-breakable connecting portion (hinge) 12. Further, the outer surface of the cap main body skirt portion 4 and the inner surface of the ring-shaped member 2 are in close contact with each other at the cut surface 10 in a state where the cap main body 1 is plugged into the container mouth portion 5 (FIG. 1). ing. That is, the skirt portion 4 is subjected to a tagging force by the ring-shaped member 2, and in this state, the skirt portion 4 is prevented from spreading outward, and the container mouth portion 5 is securely sealed. Yes.
[0017]
Further, in the ring-shaped member 2, as clearly shown particularly in the side view of FIG. 3, the portion 13 located just on the side opposite to the connecting portion 12 is tall. This is to clearly indicate a position where a general user lifts the ring-shaped member 2 with his / her finger when performing an opening operation described later. Of course, instead of providing such a portion 2a, a bowl-shaped opening tab can be formed in the same portion.
[0018]
In the resin cap of the present invention, the opening, that is, the removal of the cap from the container opening 5 is performed as follows.
That is, when the portion 13 of the ring-shaped member 2 is pulled up with a finger, the bridging portion 11 is broken, so that the ring-shaped member 2 is moved upward with the connecting portion 12 as a fulcrum as shown in FIG. As a result, the most part of the skirt portion 4 is released from the covering of the ring-shaped member 2. Accordingly, since the tagging force acting on the skirt portion 4 is released, the cap body 1 is lifted upward using the ring-shaped member 2 as a gripping tool, or the released skirt portion 4 is directly pushed up with a finger. Thus, the cap body 1 can be easily removed from the container mouth portion 5 without using a special tool.
[0019]
In the present invention, the plurality of cutouts 9 extending in the axial direction provided in the skirt portion 4 of the cap body 1 are formed so that the skirt portion 4 is not removed when the ring-shaped member 2 is removed by the opening operation (state of FIG. 4). It spreads outward in the radial direction, whereby the engagement between the outer peripheral recess 6 of the container mouth 5 and the inner protrusion 7 of the skirt 4 is released, so that the cap body 1 can be easily detached from the container mouth 5. The installation number and the circumferential interval are determined so that the function is effectively exhibited. The number of the notches 9 differs depending on the cap diameter and the like, but in general, a range of 2 to 20, especially 8 to 12 is practical and preferable.
[0020]
Thus, in the cap of the present invention, the notch 9 of the skirt portion 4 acts to weaken the engagement state between the outer peripheral recessed portion 6 of the container mouth portion 5 and the protrusion 7 of the skirt portion. In the stoppered state, the engagement state can be made strong and reliable by applying a tagging force by the ring-shaped member 2 to the stopper. Therefore, the close contact between the skirt portion 4 and the ring-shaped member 2 at the circumferential cutting surface 10 is extremely important in terms of the action of the tagging force, that is, the maintenance of the sealing performance. It is what.
[0021]
Further, the number of bridging portions 11 provided between the cap main body skirt portion 4 and the ring-shaped member 2 is such that the skirt piece 4 a between the adjacent notches 9 and 9 and the ring-shaped member 2 are at least one bridge. It is preferable to be connected via the tangle 11. The position of the bridging portion 11 can also be changed variously. For example, one piece is provided at the center of the skirt piece 4a, or one piece at each circumferential end of the skirt piece 4a (two pieces in total per skirt piece 4a). Can be provided. In short, it is only necessary that the bridging portion is prevented from being damaged at the time of plugging and can be easily broken at the time of opening, and the position and the number thereof are not particularly limited. In general, the cross-sectional area of the bridging portion 11 in the cut surface direction (cap axis direction) is preferably in the range of 0.1 to 0.8 mm ² , particularly 0.2 to 0.4 mm ^2. .
[0022]
Further, as clearly shown in the partially enlarged side sectional view of FIG. 1, in the present invention, a flexible flap piece 20 having a tip projecting radially inward at the lower end portion of the ring-shaped member 2. It is important to provide By providing such a flap piece 20, excellent TE properties can be imparted.
[0023]
That is, as shown in FIG. 4, when the cap of the present invention is removed from the container mouth portion 5, the ring-shaped member 2 is lifted up with the connecting portion 12 as a fulcrum, and the skirt portion Most of 4 is bare. Therefore, assuming that the cap in the state shown in FIG. 4 is attached to the container opening 5 again and the ring-shaped member 2 that has been raised is returned to its original state, the general user is not able to , It may be difficult to determine at a glance that the cap has been opened once.
[0024]
However, according to the present invention, by providing the flap piece 20 described above, the ring-shaped member 2 that has been raised cannot be returned to its original state, and therefore has excellent TE properties. is there.
That is, in FIGS. 5 and 6 showing the function of the flap piece 20, when the ring-shaped member 2 that has been rolled up is to be returned to its original state, the flap piece 20 provided on the ring-shaped member 2 becomes the cap body. 1 is in contact with the shoulder 30 (FIG. 5), or is caught on the skirt 4 of the cap body 1 (FIG. 6), and the ring-shaped member 2 cannot be pushed down any more. Therefore, when the cap once removed is attached to the container mouth portion 5 again, the ring-shaped member 2 is in a state of being lifted, so that a general user can know the fact of opening at a glance. Can do.
[0025]
In the present invention, in order to effectively express the function of the flap piece 20 described above, for example, as shown in FIG. 5, the shoulder portion 30 (the connecting portion between the skirt portion 4 and the top surface 3) of the cap body 1. It is preferable to provide a horizontal step portion 31. Thereby, the front-end | tip of the flap piece 20 comes to be caught in the horizontal level | step-difference part 31, and the return | restoration of the ring-shaped member 2 can be prevented effectively.
Further, the flap piece 20 should protrude at least inward from the circumferential cut surface 10 particularly in the stoppered state (see FIG. 1). If it does in this way, as FIG. 6 shows, the flap piece 20 will always be hooked on the outer surface of the skirt part 4, and the further pushing will become impossible.
[0026]
2, the cap of the embodiment shown in FIGS. 1 to 3 has a plurality of flap pieces 20 formed at symmetrical positions at intervals. The interval between the adjacent flap pieces 20 can be arbitrarily set as long as the return of the raised ring-shaped member 2 can be effectively prevented. For example, as seen from the cross section of FIG. 2, the length of each flap piece 20 is increased, or a large number of flap pieces 20 having a small length are provided, or an arch-shaped flap piece continuous over the entire portion other than the connecting portion 12. 20 can also be formed. In general, it is preferable to set the total length of the flap pieces 20 in the circumferential direction to be 50% or more with respect to the inner circumference of the ring-shaped member 2.
[0027]
In the present invention, as the resin used for molding the cap described above, various plastics such as low-, medium- or high-density polyethylene, linear low density polyethylene, polypropylene, thermoplastic polyester, polyamide, styrene resin, ABS Resins and the like are generally used. In addition, a liner can be provided separately from the cap body, and as such a liner, low density polyethylene, ethylene polymer, various rubbers or thermoplastic elastomers, acrylic resin plastisol, vinyl chloride resin plastisol, or the like can be used. it can.
[0028]
The resin cap of the present invention is formed by integrally molding the cap body 1 and the ring-shaped member 2 by integral molding such as injection molding and compression molding using the above resin, and then performing post-processing. Can be manufactured. This post-processing is, for example, cutting processing, and after integral molding, a cut is made between the skirt portion 4 of the cap body 1 and the ring-shaped member 2 with a cutter or the like, and the portions excluding the bridging portion 11 and the connecting portion 12 are removed. By separating, the circumferential cut surface 10 is formed, and the outer surface of the skirt portion 4 and the inner surface of the ring-shaped member 2 can be brought into close contact with each other at this portion.
[0029]
As described above, the resin cap of the present invention can be manufactured efficiently and in a short time using a normal mold having a core and a cavity, and the cap parts have high accuracy and the occurrence of defective products is small. have.
[0030]
【The invention's effect】
The resin cap of the present invention is a ring-shaped member that is once opened and rolled up on the cap body by forming a flap piece at the lower end of the ring-shaped member that is provided so as to cover the outer surface of the cap body skirt. Cannot be returned to the original position. Therefore, when the cap body that has been opened once is reattached to the container mouth, the ring-shaped member is in a state of being lifted up, and the fact of opening can be recognized at a glance, which is extremely effective in TE performance. Are better.
Also, when plugging, the ring-shaped member protects the cap main body skirt portion, and in the closed state, the ring-shaped member closely adheres to the outer surface of the skirt portion to maintain the sealing performance, and further, the skirt portion has a notch extending in the axial direction. By forming the ring-shaped member, the skirt portion of the cap body can be easily removed from the container mouth portion without using a special tool, and the sealing performance and the opening performance are excellent.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially enlarged side sectional view showing an essential part of a resin cap of the present invention together with a container opening.
FIG. 2 is a bottom view of the cap of FIG.
FIG. 3 is a side view of the cap of FIG. 1;
FIG. 4 is an explanatory diagram for explaining an opening operation of a cap according to the present invention.
FIG. 5 is an explanatory diagram for explaining the function of a flap piece in the cap of the present invention.
FIG. 6 is an explanatory diagram for explaining another example of the function of the flap piece in the cap of the present invention.
[Explanation of symbols]
1: cap body 2: ring-shaped member 3: top surface 4: skirt portion 4a: skirt piece 5: container mouth portion 9: notch 10: circumferential cut surface 11: bridging portion 12: connecting portion (hinge) 20: Flap piece 31: Horizontal step

Claims

頂板部及びスカート部から成り且つスカート部内面には容器口部と係合する突起が設けられているキャップ本体、及び該スカート部外面の周囲を覆う様に設けられたリング状部材から成る樹脂製キャップにおいて、
前記キャップ本体のスカート部には、軸線方向に延びる複数個の切欠きが周方向に間隔をおいて設けられており、
前記リング状部材は、その一部分がキャップ本体のスカート部外面に一体的に連結固定され且つ他の部分において、複数個の破断可能な橋絡部を介して前記キャップ本体に連結されていると共に、該キャップ本体と該リング状部材とは、キャップ本体とリング状部材とを一体に成形した後のカッティング加工により形成された周状切断面を介して分離しているが該切断面の部分で密着しており、
該リング状部材の下端には、径内方向に突出している可撓性のフラップ片が形成されていることを特徴とする樹脂製キャップ。A cap body comprising a top plate portion and a skirt portion, and a cap body provided with a protrusion engaging with the container mouth portion on the inner surface of the skirt portion, and a resin made of a ring-shaped member provided so as to cover the periphery of the outer surface of the skirt portion In the cap,
In the skirt portion of the cap body, a plurality of notches extending in the axial direction are provided at intervals in the circumferential direction,
A part of the ring-shaped member is integrally connected and fixed to the outer surface of the skirt portion of the cap body, and the other part is connected to the cap body via a plurality of breakable bridging portions. The cap main body and the ring-shaped member are separated through a circumferential cut surface formed by cutting after the cap main body and the ring-shaped member are integrally formed, but are closely adhered to each other at the cut surface portion. And
A resin cap, characterized in that a flexible flap piece projecting radially inward is formed at the lower end of the ring-shaped member.

前記フラップ片の先端部は、前記周状切断面よりも径内方向に突出している請求項１に記載の樹脂製キャップ。 The resin cap according to claim 1, wherein a tip end portion of the flap piece protrudes in a radially inward direction from the circumferential cut surface.

前記フラップ片は、複数個形成されている請求項１又は２に記載の樹脂製キャップ。 The resin cap according to claim 1, wherein a plurality of the flap pieces are formed.